雨漏りの応急処置にガムテープは使える? テープを使うときの注意点も解説
2025年11月6日 公開
突然起こる雨漏り、すぐに補修ができればベストですが施工店が来てくれるまで応急処置が必要なこともあります。
そんなとき、お家で常備されている方も多いガムテープは使えるでしょうか?

今回は、雨漏りの応急処置にテープを使うときの注意点や、ガムテープを使った補修が可能か?について解説します。
雨漏りの応急処置にガムテープは使える?
雨漏りの応急処置とは、完全な補修ではなく一時的に雨漏りの困った症状を抑えるための処置です。
雨漏りの応急処置としては、
- バケツで受ける
- タオルを敷く
- ビニールで覆う
といったごく簡単な方法があげられます。
ガムテープを使う場合は、ビニールなどを留める役割か、テープ自体で水が落ちてくるのを防ぐ方法が考えられます。
しかしガムテープは紙にコーティングがしてあるだけで防水機能は期待できません。
そのため、ガムテープ自体で防水することは難しいと考えておきましょう。
室内で水が落ちてきている場合、ビニールや段ボールを貼って一時的にしのぐ方法も考えられます。
この時クロスにガムテープを張り付けてしまうと、剥がれや糊残りなど後処理が大変になってしまうことが考えられるため、直接壁紙に貼ることは避けた方がよさそうです。
外壁に貼る場合も剥がれに注意
ガムテープのほかに、養生テープなどでシートを留める方法もありますが、いずれの場合も下地のはがれやめくれに注意が必要です。
外壁の場合、ガムテープを直接貼り付けてしまうと、テープをはがすときに塗膜がはがれてしまう恐れがあります。
塗装工事などで使う養生テープやマスキングテープは粘着力はあっても塗膜をはがさない特殊なテープです。
もし外側から応急処置を行う場合は、外壁に貼っても大丈夫なタイプのテープを用意しましょう。
雨漏りの応急処置で使えるテープと注意点
雨漏りの応急処置でテープを使うなら、ガムテープより防水テープがおすすめです。防水加工がされていて好きな長さにカットして使えます。ホームセンターなどで売っているので、応急処置をテープで行いたい場合は方法の1つとして知っておくとよいでしょう。
防水テープを使った応急処置を行った場合でも、必ず雨漏り補修は必要です。
完全に補修ができていないと、少しづつですが雨漏りが進行してしまいます。
症状が治まっていたとしても早めに補修ができる施工店へ相談しましょう。
雨漏り点検・補修は塗り達!
テープを使った応急処置は、一時的な方法です。
必ず雨漏り点検や補修ができる施工店へご相談のうえ、早期に補修を行いましょう。
またテープやシーリングでガチガチに固めてしまうと、施工店が補修する際に撤去費用がかかることがあります。
簡単な応急処置のみにとどめておき、お早目にご相談ください。









