アスファルトシングル屋根の塗装はできる?塗装の注意点とメンテナンスの選択肢を解説!
2026年3月21日 公開
アスファルトシングルが屋根材に使われているお客様から、
「この屋根は塗装はできるの?」
「メンテナンスってどうしたらいいの?」
とご相談をいただくことがあります。

柔らかく、防水性にも優れたアスファルトシングルは人気の屋根材ですが、スレートや金属屋根とは異なる特性があるため、塗装に関しても注意が必要です。
今回は、アスファルトシングルの屋根に塗装ができるのかどうか、塗装のリスクと注意点、そしてメンテナンスの選び方まで、屋根塗装店の目線で解説します。
目次
アスファルトシングルとはどんな屋根材?
アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトをしみ込ませたシート状の屋根材で、表面に石粒がついているのが特徴です。軽量で加工しやすく、防水性にも優れています。
▶アスファルトシングルの詳しい構造やメリットについては、こちらの記事もご覧ください。
アスファルトシングルに塗装はできる?
結論から言うと、アスファルトシングル屋根でも塗装は可能です。
ただしスレートや金属屋根とは異なる特徴を持つため、塗装を行う際には次の点にも注意が必要です。
石粒が塗料の密着を妨げる
アスファルトシングルの表面はザラザラしていて、塗料がうまく密着しづらい状態になっています。そのため、塗ってもすぐに剥がれてしまうケースもあり、耐久性の面でリスクがあります。
塗装による効果が限定的
塗装をしても、スレートや金属のように防水性が劇的に改善されるわけではありません。
塗装後の見た目が悪くなるリスクも
アスファルトシングルの特徴である表面に吹き付けられた石粒の凹凸を塗料が覆ってしまうことで、独特の質感が失われたり、ムラになったりする場合があります。
アスファルトシングルのメンテナンス方法は?
アスファルトシングルで塗装が難しい場合、どのような方法でアスファルトシングルをメンテナンスすればよいのでしょうか。選択肢は主に以下の2つです。
部分補修(差し替え・コーキング)
破損している部分だけを交換する方法です。台風などで一部がめくれた・剥がれたといったケースに有効です。
屋根カバー工法(重ね葺き)・葺き替え工事
劣化が進んでいる場合は、既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる「カバー工法」や、屋根材ごと取り換える葺き替え工事が有力な選択肢です。断熱性や耐久性もアップします。

アスファルトシングルの塗装工事施工事例
アスファルトシングルでも塗装が可能な状態もあります。
表面の石粒が摩耗して滑らかになっている
密着性の高い特殊な下塗り材を使用する場合
高圧洗浄と専用プライマーによる入念な下処理ができる
などの条件がそろえば、塗装に対応していることもあります。
ただし、こうしたケースでも耐久性や見た目の保証が難しいことが多く、塗装後に再度剥がれるリスクがあるため、あくまで限定的な手法となります。
▶アスファルトシングルの塗装工事施工事例はこちら
アスファルトシングルの屋根塗装は慎重に判断を!
アスファルトシングルは軽量でコスパも良く、優れた屋根材です。
しかしその構造上、スレート屋根や金属屋根のように「塗って長持ちさせる」というメンテナンスにはあまり向いていません。
塗装するかどうか迷った場合は、塗装の実績がある施工店に現地調査を依頼し、塗装の可否と他の選択肢を比較することが大切です。
「うちは塗装できる?」「カバー工法にすべき?」とお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。











