防水工事の定期点検って何をするの?どれくらいの頻度が理想かも解説
2026年7月11日 公開
建物の寿命を左右する防水工事。しっかり施工されたとしても、経年劣化や天候によるダメージは避けられません。だからこそ重要なのが「定期点検」です。

この記事では、防水工事後に行うべき定期点検の内容やおすすめの頻度、放置によるリスクについて分かりやすく解説します。
目次
防水工事の定期点検はなぜ必要?
防水工事がしてある床面などは、外壁塗装などよりも見た目では劣化の進行が分かりにくく、気づいたときには雨漏りが発生していることも少なくありません。防水層のひび割れや浮き、ドレン(排水口)の詰まりなど、初期段階で見つけて対処することで、補修費用を最小限に抑えることができます。
防水工事の定期的な点検=大がかりな修繕の予防対策といえるのです。
定期点検でチェックする主な内容
防水工事の定期点検では、以下のようなポイントを確認します。
防水層の劣化状態
ひび割れ、膨れ、浮き、剥がれなどを目視で確認します。特に紫外線や熱にさらされやすい屋上やバルコニーは要注意です。
排水設備の確認
ドレン(排水口)や雨樋にゴミや泥が詰まっていないか確認。詰まりがあると水が溜まり、防水層に大きな負担がかかります。
コーキングの状態
立ち上がり部やサッシ周りのシーリングが劣化していると、そこから水が侵入する可能性があります。ひび割れや痩せがないかを確認します。
塗膜の状態(塗膜防水の場合)
トップコートの色あせや剥がれがあれば、早めの再塗装が必要なサインです。
建物の動きによる影響
地震や揺れでジョイント部が動き、防水層にダメージが入っていないかも重要なチェックポイントです。
点検の頻度はどれくらいが適切?
一般的に、防水工事の定期点検は3年~5年に1回が目安とされています。

ただし、使用している防水材の種類や建物の立地(海沿い・日当たりの良い屋上など)によっては、2~3年に1回程度の点検が望ましい場合もあります。
また、施工後10年以上が経過した場合や、前回の点検から5年以上空いている場合は、なるべく早めに点検を受けると安心です。
防水工事の点検を依頼する際のポイント
防水工事の点検を依頼する場合は、次のポイントを押さえておきましょう。
・施工した業者に継続して依頼するのが理想(施工履歴を把握しているため)
・点検報告書の有無、写真付きで記録してもらえるか確認
・点検のみでも対応可能な業者を選ぶ
現状を正確に把握し、劣化状態に合わせた施工提案をしてもらえるのが1番です。メンテナンス計画を立てるためにも定期的に点検できる施工店に依頼しましょう。
防水工事の定期点検で“建物の健康診断”を
防水工事の定期点検は、建物を長く安全に使うための“予防医療”のようなものです。定期的な点検を行うことで、数十万円〜百万円単位の雨漏り修繕を回避できるケースもあります。「まだ大丈夫」と思わず、築年数や前回の点検時期を振り返って、必要に応じて専門業者に相談してみましょう。
前回の防水工事から年数が経っている、見た目が気になってきた、雨漏りのサインが見える・・・など防水工事の劣化が気になったら塗り達までご相談ください。















