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外壁・屋根の塗装を始める前に知っておきたい7つの準備ポイント

塗装の豆知識 2025.08.28 (Thu) 更新

~後悔しないために!工事前に知っておきたい大事なこと~

家の外壁や屋根の塗装を検討しているけれど

「何から始めればいいのか分からない…」という方は多いのではないでしょうか?

今回のブログでは、塗装工事の前に知っておくべき準備や注意点を、7つのステップに分けてわかりやすくご紹介します。

① まずは「塗装が本当に必要か」をチェックしよう

〜家のSOSを見逃さない!こんな症状が出ていたら要注意〜

外壁や屋根は、日々、雨・風・紫外線・気温の変化など、過酷な環境にさらされています。

そのため、見た目にはキレイに見えても、知らないうちに少しずつ劣化が進んでいることが多いのです。

「まだ大丈夫」と思っていても、以下のような症状が出ていたら、そろそろ塗装のタイミングかもしれません。

✅ チェック①:外壁を手で触ると白い粉がつく(チョーキング現象)

【 現象 】

外壁を軽くなでたときに、手に白っぽい粉がつく状態です。

【 原因 】

塗膜(塗料の膜)が紫外線などで劣化し、表面が粉状になっているサインです。

【 注意点 】

・見た目がきれいでも、防水性が低下している可能性あり

・このまま放置すると、雨水が壁の中に染み込み、内部から傷むリスクも

【 対処目安 】

→ チョーキングが起きていたら、塗装の効果が切れ始めていると判断し、早めのメンテナンスがおすすめです。

✅ チェック②:壁にヒビ(ひび割れ)がある(クラック)

【 現象 】

外壁に細いスジ状のヒビが入っている。場所によっては深く、目立つヒビも。

【 原因 】

乾燥・地震・建物の動きによって起こります。塗膜が硬くなっている場合も原因です。

【 注意点 】

・ヒビから雨水が侵入し、壁の中が腐食するおそれあり

・放置すると、内部の断熱材や木部にカビやシロアリ被害が起きることも

【 対処目安 】

→ 小さなヒビでも、幅0.3mm以上のクラックがある場合は要注意。

塗装前に補修が必要になるケースもあるため、専門業者にチェックしてもらいましょう。

✅ チェック③:外壁や屋根の色あせ・ツヤ消え

【 現象 】

塗装直後のツヤがなくなり、色が全体的にくすんできたように見える。

【 原因 】

紫外線や風雨によって、塗料の顔料が分解されて退色してしまうため。

【 注意点 】

・色あせは劣化の初期サイン。防水性が落ち始めている可能性あり

・塗料の性能(遮熱、防汚など)も低下している可能性があります

【 対処目安 】

→ 外観の美観を保ちたい方や、10年以上塗り替えていない場合は検討のタイミングです。

✅ チェック④:苔・カビ・黒ずみが目立つ

【 現象 】

特に日当たりの悪い北面や、屋根の一部に「緑っぽい苔」「黒いスス汚れ」のようなものが付着している。

【 原因 】

湿気や水分がたまりやすい場所に、空気中の胞子が付着して繁殖。

塗膜の防水・防汚性能が落ちている証拠でもあります。

【 注意点 】

・見た目が悪いだけでなく、素材の劣化を進める要因にも

・放置すると、カビ臭やアレルギーの原因にもなりかねません

【 対処目安 】

→ 洗浄だけでは根本解決にならない場合も。

塗膜の機能が失われているので、塗り替えと防カビ対策塗料の検討がおすすめです。

✅ チェック⑤:雨漏り・室内の天井や壁にシミがある

【 現象 】

屋根裏や天井に「濡れた跡」や「茶色っぽいシミ」がある。

壁のクロスが浮いている、めくれている、などの症状も。

【 原因 】

外壁や屋根の防水層が劣化し、雨水が建物内部に侵入している状態。

【 注意点 】

・ここまで進行している場合、塗装だけでなく補修・改修が必要なケースも

・構造部分の劣化が進行していると、工事費用が高くなる傾向があります

【 対処目安 】

→ 雨漏りが起きている=塗膜が完全に役割を果たしていない状態。

なるべく早めに専門業者の点検・診断を受けましょう。


🔍【セルフチェックまとめ】

お家の外壁・屋根にこんな症状ありませんか?

これらの症状があるなら、塗装によるメンテナンスが必要なタイミングかもしれません。

症状劣化のサイン対応目安
手に白い粉がつくチョーキング(塗膜劣化)塗装の効果が切れてきた
壁にヒビがあるクラック(雨水侵入のリスク)早期補修+塗装が必要
色があせている紫外線による退色見た目+性能低下のサイン
苔・カビがついている防汚性能の低下・湿気の多い環境再塗装+防カビ対策
雨漏り・天井にシミがある防水機能の完全劣化早急に点検・修繕

☑「うちはどうだろう?」と思ったら…

塗装が本当に必要かどうかを判断するには、実際にプロの目での診断が一番確実です。

多くの塗装業者では、無料の外壁・屋根点検サービスを行っていますので、気になる方はまず点検を受けてみるのがおすすめです。

早めの判断が、結果的に家を長持ちさせ、余計な修繕費を防ぐことにもつながります。

② どんな塗装工事をするか目的をはっきりさせよう

塗装工事と一口に言っても、「なぜ塗装をするのか」という目的によって、選ぶ塗料や工事の内容が大きく変わります。

目的を明確にすることで、業者との打ち合わせもスムーズになり、後悔のない工事につながります。

たとえば、以下のようなケースがあります。

家の見た目をきれいにしたい場合

 外壁や屋根の色は、住まいの印象を大きく左右します。色選びでは周囲の景観やご家族の好みも大切ですが、汚れが目立ちにくい色や、明るさによる膨張・収縮の視覚効果なども考慮すると、仕上がりに満足しやすくなります。

雨漏りを防ぎたい場合

 外壁や屋根の劣化が進むと、ひび割れや隙間から雨水が侵入するリスクが高まります。                              この場合は、防水性に優れた塗料を選ぶことが重要です。特に屋上やベランダの防水工事をセットで行うと、建物全体の耐久性を高められます。

長持ちする塗装にしたい場合

 「できるだけ塗り替えの回数を減らしたい」という方には、フッ素塗料や無機塗料といった高耐久の塗料が適しています。初期費用はやや高くなりますが、塗り替え周期を長くできるため、長期的にはコスト削減につながるケースも多いです。

夏の暑さ対策をしたい場合

 近年人気が高まっているのが遮熱塗料です。                                               太陽光を反射して屋根や外壁の表面温度を下げ、室内の温度上昇を抑えてくれる効果があります。                        エアコンの使用を減らせるため、光熱費の節約にもつながります。

このように、「見た目重視」なのか「耐久性重視」なのか、「快適さを求める」のかで、最適な塗料や工事のプランは変わってきます。

まずは「何のために塗装をするのか」を家族で話し合い、目的を明確にすることが、塗装工事を成功させる第一歩です。

③ 信頼できる塗装業者を選ぶコツ

塗装工事は、数十万円から百万円以上かかることもある大きな買い物です。だからこそ、安心して任せられる業者を選ぶことが何より大切です。業者選びに失敗すると「工事後すぐに不具合が出てしまった」「思っていた仕上がりと違った」といった後悔につながりかねません。そうならないためにも、次のポイントをしっかりチェックしましょう。

業者選びのチェックポイント

地元での実績があるか?

 地域で長年実績を積んでいる業者は、その土地の気候や建物の特徴をよく理解しています。たとえば、滋賀なら湿気の多い気候や冬の積雪を考慮した提案ができる業者が安心です。地元に店舗やショールームを構えているかどうかも信頼性の目安になります。

訪問営業ではなく、自分で調べて連絡できるか?

 突然訪問してくる営業は注意が必要です。「今すぐ工事しないと危険です!」など、不安をあおって契約を急がせるケースも少なくありません。信頼できる業者は、こちらから問い合わせをしたときに丁寧に対応してくれます。まずはインターネットや口コミで調べて、自分から連絡を取るのがおすすめです。

見積もりが詳しくてわかりやすいか?

 信頼できる業者は「どの部分に、どの塗料を、何回塗るのか」を明細でしっかり提示してくれます。逆に「外壁塗装一式」など大雑把な見積もりは、後で追加費用が発生するリスクがあります。見積書の内容を細かく説明してくれる業者を選びましょう。

口コミや施工事例はあるか?

 実際に工事を依頼したお客様の声や、写真付きの施工事例は大きな判断材料になります。公式サイトやGoogleマップの口コミ、地元の評判などを参考にしましょう。できれば「施工中の様子」や「工事後のアフターサービス」についても紹介している業者が安心です。

質問に丁寧に答えてくれるか?

 こちらの疑問や不安に対して、専門用語をかみ砕いて説明してくれる業者は信頼できます。逆に「そんなの心配しなくて大丈夫ですよ」と曖昧な返事をする業者は要注意です。納得できるまで質問できる雰囲気かどうかも大事なポイントです。

ワンポイントアドバイス

相見積もりは2〜3社に相談するのがおすすめです。

複数の見積もりを比較することで、工事内容や価格の妥当性が見えてきます。「極端に安い業者」「説明が不十分な業者」は避け、安心できる会社を選びましょう。

④ 塗料の種類と特徴を知っておこう(ざっくりでOK)

塗装工事で使用される塗料には、いくつかの種類があります。

それぞれ「耐久性」「価格」「機能」が異なり、どの塗料を選ぶかによって工事費用や塗り替え周期が変わります。

まずは代表的な塗料の種類と特徴をざっくり知っておきましょう。

塗料の種類耐久年数の目安特徴
シリコン塗料約10〜15年コストと耐久性のバランスが良く、現在もっとも人気。色や種類も豊富で選びやすい。
フッ素塗料約15〜20年高耐久で長持ちするため、塗り替え回数を減らせる。光沢感も長持ちするのが特徴。
無機塗料20年以上紫外線に強く、最高クラスの耐久性を誇る。価格は高めだが、長期的に見るとコスパ◎。
遮熱塗料太陽光を反射して、屋根や外壁の表面温度を下げる。夏の暑さ対策・光熱費削減に効果的。

塗料の選び方のヒント

費用をできるだけ抑えたい

  → シリコン塗料がバランスよくおすすめ。

できるだけ長く持たせたい

  → フッ素や無機塗料を検討。長期的には塗り替え回数が減り、結果的にお得になる場合も。

夏の暑さが厳しい地域に住んでいる

  → 遮熱塗料を選ぶと室内の快適さがアップし、冷房費の節約にもつながる。

どの塗料がベストかは、「お住まいの環境」や「ご希望の予算」によって変わります。

たとえば、沿岸部の家は塩害に強い塗料を選んだ方がよく、交通量の多い道路沿いでは排気ガスによる汚れが目立ちにくい塗料がおすすめです。

事前にこうした基本的な知識を押さえておくと、業者から説明を受けるときも理解しやすく、納得のいく選択ができます。

⑤ 色選びは慎重に!見本だけで決めない工夫

外壁や屋根の塗料の色は、家の印象を大きく左右する大切な要素です。

色選びを失敗すると「イメージと違った」「思ったより汚れが目立つ」など、仕上がりに不満を感じてしまうこともあります。

長く住む家だからこそ、慎重に選びたいポイントです。

色選びの注意点

小さな色見本よりも、A4サイズ以上のサンプルで確認を

 カタログに載っている小さな色見本だけでは、実際の仕上がりをイメージしにくいものです。

 A4サイズ以上の大きなサンプルを取り寄せて、壁に当てながら確認することで、より実際に近い印象をつかめます。

日光の当たり方で色が変わるので、屋外でチェック

 同じ色でも、日中の直射日光・夕方の西日・曇り空などで見え方が変わります。

 室内の照明だけで判断せず、必ず屋外でチェックしてみましょう。

濃い色は熱を吸収しやすく、色あせが早いことも

 黒や濃紺などの色はスタイリッシュで人気ですが、夏は熱を吸収しやすく、表面温度が高くなります。

 また、紫外線による色あせも目立ちやすいため、メンテナンス周期が短くなる場合もあります。

汚れが目立ちにくい色(グレー・ベージュ系)も人気

 ホワイトは清潔感があり人気ですが、汚れやコケが目立ちやすいのが難点。

 その点、グレーやベージュ系の色は汚れが目立ちにくく、落ち着いた印象を与えてくれるため、多くの方に選ばれています。

シュミレーションを活用しよう

最近では、パソコンやタブレットを使って「塗装後の家の完成イメージ」をシミュレーションできる業者も増えています。実際の家の写真に色を合成して確認できるため、完成後のイメージがつかみやすく、色選びの失敗を防げます。

⑥ ご近所へのあいさつと、生活への影響も想定しよう

塗装工事は、外壁や屋根を美しく守るために欠かせないものですが、同時に「生活への影響」や「近隣への配慮」も必要になります。足場の設置や塗料のにおいなど、多少なりとも普段の生活に支障を感じる場面があるため、あらかじめ知っておくことが大切です。

工事中に考えられること

足場や養生で窓が開けづらくなる

 塗装中は、飛散防止ネットやビニールシートで建物全体が覆われます。そのため、窓やベランダが一時的に使いにくくなり、換気もしづらくなることがあります。事前に「換気のタイミング」を業者に確認しておくと安心です。

作業時間中は多少音がする

 足場の設置・解体時や高圧洗浄、道具を使う作業では音が発生します。特に小さなお子様や在宅ワーク中の方は気になることもあるため、スケジュールを把握しておくとストレスを減らせます。

においが気になる場合がある

 塗料によっては独特のにおいが発生します。最近は人体や環境に配慮した水性塗料を使うケースが増えており、比較的安心ですが、それでも敏感な方や小さなお子様・ペットがいるご家庭では注意が必要です。

洗濯物は外に干せない期間がある

 塗料の付着や汚れを防ぐため、塗装期間中は外干しが制限されます。工事のスケジュールを確認し、コインランドリーや室内干しの準備をしておくと安心です。

ご近所への配慮も忘れずに

 多くの業者では、工事前に近隣のお宅へあいさつ回りを行い、「工事の内容」「工期」「想定される影響」などを説明してくれます。

とはいえ、施主様ご自身からも一言あいさつをしておくと、より印象が良くなりトラブル防止につながります。

「工事中はご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」この一言だけでも、ご近所との関係を円滑に保てます。

⑦ 契約前にチェック!見積書と工事内容をしっかり確認

塗装工事の見積書を受け取ったら、つい「金額の安さ」ばかりに目が行きがちです。

しかし、工事の品質や後々の安心感を左右するのは、金額だけではありません。

契約前にしっかり内容を確認し、納得した上で工事を依頼することが大切です。

見積もりで確認すべきポイント

塗料の種類・メーカー名は明記されているか

 「外壁塗装一式」としか書かれていない見積書は要注意です。どのメーカーの、どんなグレードの塗料を使うのか明記されているかを必ず確認しましょう。例えば「日本ペイントのシリコン塗料」なのか「関西ペイントのフッ素塗料」なのかで、耐久性や価格は大きく変わります。

塗る面積や回数(通常は3回塗り)が記載されているか

 塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。見積書に塗布回数や面積がきちんと記載されていない場合、手抜き工事のリスクがあります。「外壁◯㎡、3回塗り」など、具体的な数字をチェックしましょう。

足場代・養生費・清掃費なども含まれているか

 塗装工事では、塗料代以外にもさまざまな費用がかかります。足場の設置・撤去費用、飛散防止ネットや養生シートの費用、工事後の清掃費などが別途請求される場合もあるため、見積書に含まれているかどうかを確認することが大切です。

保証やアフターサービスの内容は?

 工事完了後に「すぐに塗装が剥がれてきた」「雨漏りが発生した」というトラブルも考えられます。その際に備えて、保証期間やアフター点検の有無が明記されているかを必ず確認しましょう。保証書を発行してくれる業者なら安心です。

ワンポイントアドバイス

見積もり内容が「ざっくり」していたり、不明点が多い場合は、そのまま契約してはいけません。

曖昧な見積もりはトラブルの元です。わからないことは必ず質問し、納得してから契約することが大切です。

複数社から見積もりを取り、比較するのも安心につながります。

まとめ|塗装工事は「準備」が成功のカギ!

外壁や屋根の塗装は、見た目を美しくするだけでなく、雨風や紫外線から住まいを守る大切なメンテナンスです。

ただし、よく分からないまま契約をしてしまうと、「思っていた仕上がりと違った」「余計な費用がかかった」といった後悔につながることも少なくありません。

だからこそ、工事を始める前に次のポイントを意識して、しっかり準備しておくことが大切です。

今の家の状態をチェック     … 劣化状況や塗装が必要かを確認

目的や希望をはっきりさせる   … 見た目重視?耐久性重視?暑さ対策?

信頼できる業者を選ぶ      … 実績・口コミ・見積もりの明確さをチェック

塗料や色の特徴を軽く知っておく … 耐久性・機能・費用の違いを理解

工事による生活への影響も把握  … 窓・洗濯・におい・作業音など

見積もりや契約内容はしっかり確認… 塗料の種類・塗布回数・保証の有無までチェック

気になることは遠慮せず相談!  … 小さな疑問も事前に解決しておくことが安心につながる

これらを押さえておけば、塗装工事の不安がぐっと減り、納得のいく工事が実現しやすくなります。

また、ご家族と希望を話し合ったり、ご近所へ事前に声をかけておいたりすることで、工事中も安心して過ごせるはずです。

🔍 塗装工事は「ただ塗る」だけではなく、準備と確認で成功が決まります。

迷ったときは、まずは無料相談や現地調査を利用して、プロの意見を聞いてみましょう。

お住まいの状況に合わせて、最適なプランを提案してもらえるはずです。

アイキャッチ シーリング
2025年11月28日 更新!

シーリング工事とは?必要性と劣化のサイン、工事の流れまで徹底解説!

外壁塗装や屋根リフォームを検討していると、「シーリング工事」や「コーキング工事」という言葉を耳にすることがあると思います。 見た目には地味な工程に見えますが、実は建物の防水性・耐久性を守る非常に重要な工事です。 今回のブログでは、シーリング工事の役割や必要性、劣化のサインについて詳しく解説します。 目次シーリング(コーキング)工事とは?シーリングが使われている主な場所なぜシーリング工事が必要なのか?シーリング劣化を放置すると起こるトラブル劣化のサインを見逃さない!点検・補修のタイミングシーリング工事の種類 打ち替え工法(うちかえこうほう) 打ち増し工法(うちましこうほう)打ち替えと打ち増し、どちらを選ぶべき?ポイントシーリング工事の流れ① 現地調査・見積もり② 既存シーリングの撤去(打ち替え工法の場合)③ 養生・プライマー塗布④ 新しいシーリング材の充填⑤ ヘラで仕上げ整形⑥ 乾燥・養生期間高耐久型シーリング材「オートンイクシード」と「コニシビューシール」の特徴比較 高耐久型シーリング材「オートンイクシード」とは?特徴① 驚異の長寿命特徴② 優れた柔軟性と追従性特徴③ 汚れにくく、美観を維持特徴④ 塗装との相性も抜群高品質シーリング材「コニシ ビューシール」とは?特徴① 幅広い用途に対応特徴② 優れた密着性と防水性特徴③ 豊富なカラーバリエーション特徴④ コストパフォーマンスに優れる比較表:オートンイクシード vs コニシビューシールまとめシーリング工事の費用目安高耐久シーリング材は「将来的に経済的」適切な材料選びで、建物を長持ちさせる外壁塗装と同時施工のメリット1. 足場を共用できるためコスト削減2. 外壁・シーリングの耐用年数を合わせられる3. 塗装の密着性が向上し、仕上がりが美しい4. 長期的なメンテナンスコストを抑えられるまとめ|シーリング工事で建物を長持ちさせるためにシーリング工事のポイントまとめ シーリング(コーキング)工事とは? 外壁やサッシまわりなど、家の外観をよく見ると「ゴムのような素材で埋められたすき間」があります。 このゴム状の部分こそがシーリング(またはコーキング)と呼ばれるもので、建物を雨や風から守る非常に重要な役割を果たしています。 建物は、外壁材(サイディングボードなど)を何枚も貼り合わせて作られています。 その継ぎ目にはどうしても「目地(すき間)」ができてしまうため、そこをシーリング材で埋めることで、 雨水の侵入を防ぎ、防水性と気密性を保っているのです。 さらに、建物は季節ごとの気温差や地震などによって、目に見えないほどの伸び縮みや揺れを起こしています。 もしシーリングがなければ、外壁材がぶつかり合ってひび割れが発生してしまいます。 シーリング材はゴムのように弾力があるため、その動きを吸収して外壁材への負担を軽減してくれます。 いわば、建物全体をやさしく包み込む「クッション」のような存在です。   シーリングが使われている主な場所 シーリングは建物のさまざまな箇所に使用されています。 外壁のデザインや構造によって多少異なりますが、一般的に以下のような部分に施工されています。 外壁材の目地部分(サイディングボードの継ぎ目) → 最も多く見られる箇所で、ボード同士のすき間を埋めることで雨水や汚れの侵入を防ぎます。 サッシまわり(窓枠のまわり) → 雨水が侵入しやすいポイント。シーリングの劣化で雨漏れが起こるケースも多く、定期的なチェックが必要です。 玄関ドアや勝手口まわり → 開口部の防水性を保つためにシーリングが施工されています。 ベランダやバルコニーの取り合い部 → 壁と床の接合部分など、水が溜まりやすい箇所にも使用され、防水層を守る役割を果たしています。 外壁と屋根の取り合い部分・破風板まわり → 建物の構造上、わずかなすき間が生じやすく、そこからの浸水を防ぐためにシーリングが使われています。 なぜシーリング工事が必要なのか? シーリング材は、常に紫外線・雨・熱・寒さなどの厳しい環境にさらされています。 そのため年月とともに硬化・ひび割れ・剥離が進み、やがて防水機能を失ってしまいます。 劣化を放置すると、以下のような被害が起こる可能性があります。 目地やサッシまわりからの雨水侵入 外壁内部の木材や鉄骨の腐食・サビ 断熱材が湿気を含みカビ・シロアリ被害 外壁材の浮き・剥がれ 室内への雨漏れ発生 見た目以上に深刻な影響を与えるため、定期的な点検と打ち替え工事が必要です。 シーリング劣化を放置すると起こるトラブル シーリングのひび割れや剥がれをそのままにしておくと、見た目の問題だけでなく、建物全体の寿命を縮める深刻な被害につながります。 ・目地やサッシまわりから雨水が侵入 → 外壁の内部に水が入り込み、下地材を傷めます。 ・木材や鉄骨の腐食・サビ → 構造部分が弱り、耐久性が低下します。 ・断熱材が湿気を含み、カビ・シロアリ被害を誘発 → 室内環境にも悪影響を及ぼす可能性があります。 ・外壁材の浮き・剥がれ・塗装の膨れ → 外観が悪くなり、再塗装や補修が必要になることも。 ・最終的には室内への雨漏れ発生 → 壁紙や天井のシミ、漏電などの二次被害につながります。 このように、シーリングの劣化は放っておくと建物内部にまでダメージを与え、修繕費用が大きく膨らむ原因となります。 劣化のサインを見逃さない!点検・補修のタイミング シーリング材は、一般的に10年前後が点検・交換の目安といわれています。 外壁塗装と同じように、シーリングも「時間が経てば必ず劣化する消耗品」です。 ちょうど外壁塗装と同じタイミングで劣化するため、塗装工事と一緒にシーリングを打ち替えるのが効率的です。 同時に施工することで、足場を一度で済ませられるため、足場代を節約しながら外壁の防水性能をトータルで回復できます。 以下のような状態が見られたら、シーリングの寿命が近いサインです。 中央部にひび割れがある シーリングが外壁から剥がれている(剥離) 材料が硬くなって弾力がない 黒ずみ・カビ・汚れが目立つ シーリング工事の種類 シーリング工事には主に「打ち替え工法」と「打ち増し工法」の2種類があります。 それぞれの方法には適した場所や特徴があり、劣化の状態や施工箇所によって使い分けられます。  打ち替え工法(うちかえこうほう) 打ち替え工法とは、既存の古いシーリング材をすべて撤去し、新しいシーリング材を打ち直す方法です。 もっとも一般的で、耐久性・防水性ともに最も信頼できる施工方法とされています。 外壁サイディングの目地部分など、シーリングの劣化が進みやすい箇所に使用されます。 施工手順の流れ 劣化した古いシーリング材をカッターなどで丁寧に撤去 接着をよくするために「プライマー(下塗り材)」を塗布 新しいシーリング材を充填 ヘラで表面を整えて完了 古いシーリングを残さず取り除くため、内部までしっかり新しい材が密着し、防水性能が長持ちするのが特徴です。 費用や手間はかかりますが、長期的な耐久性を重視したい場合に最適な方法です。  打ち増し工法(うちましこうほう) 打ち増し工法とは、既存のシーリングを撤去せず、その上から新しいシーリング材を重ねて施工する方法です。 主にサッシまわりや取り外しが難しい箇所に用いられます。 古いシーリングが下地として残るため、撤去作業が不要で短時間・低コストで施工できるのがメリットです。 施工手順の流れ 古いシーリングの表面を清掃し、ホコリや汚れを除去 プライマーを塗布し、上から新しいシーリング材を充填 ヘラで表面を整えて仕上げ ただし、既存のシーリングの内部に劣化やひび割れがある場合、そこから再び不具合が起こるリスクもあります。 そのため、「部分的な補修」や「撤去が難しい箇所限定」で行うのが基本です。 打ち替えと打ち増し、どちらを選ぶべき? 比較項目 打ち替え工法 打ち増し工法 施工内容 古いシーリングを撤去して新しく打ち直す 既存の上から重ねて施工 耐久性 高い(10〜20年程度) やや低い(5〜10年程度) 費用 やや高い 比較的安い 主な施工箇所 外壁目地、ボードの継ぎ目 サッシまわり、ドア枠まわりなど メリット 防水性・密着性に優れる 工期が短く、コストを抑えられる デメリット 撤去作業に時間と手間がかかる 劣化部分を完全には除去できない ポイント 外壁サイディングの目地など、雨風や紫外線の影響を受けやすい箇所は「打ち替え工法」を選ぶのが基本です。 一方で、サッシまわりなど構造上シーリングの撤去が難しい場所は「打ち増し工法」で対応するケースが多いです。 建物全体の防水性能を維持するためには、部位ごとに適切な工法を選ぶことが重要です。 信頼できる業者に現地調査を依頼し、劣化の状態を見極めたうえで最適な施工方法を提案してもらいましょう。 シーリング工事の流れ シーリング工事は、見た目以上に繊細な工程が多く、仕上がりの美しさや耐久性に大きく関わります。 ここでは、一般的な施工の流れをわかりやすくご紹介します。 ① 現地調査・見積もり まずは現地で外壁の状態を丁寧に調査します。 目地の幅・深さ・劣化の進行度合いを確認し、建物に最適なシーリング材(例:高耐久タイプのオートンイクシードなど)と工法を選定します。 サッシまわりやベランダの接合部など、箇所によって「打ち替え」か「打ち増し」かを判断します。 ② 既存シーリングの撤去(打ち替え工法の場合) 劣化した古いシーリングをカッターなどで丁寧に取り除きます。 この作業をしっかり行うことで、新しいシーリング材の密着性と防水性能が長持ちします。 撤去が難しいサッシまわりなどは「打ち増し工法」で対応します。 ③ 養生・プライマー塗布 目地のまわりをマスキングテープでしっかり養生し、外壁を汚さないようにします。 その後、シーリング材をしっかり密着させるためにプライマー(接着剤のような下塗り材)を塗布します。 この工程を省略すると、剥がれや浮きの原因になるため非常に重要なステップです。 ④ 新しいシーリング材の充填 専用のガン(コーキングガン)を使って、目地やすき間に空気が入らないよう均一に充填します。 隙間なくしっかり打ち込むことで、雨水の侵入を防ぐ高い防水性能を発揮します。 ⑤ ヘラで仕上げ整形 充填したシーリング材をヘラでならし、表面を滑らかに整えます。 このとき、ヘラ圧を均等にかけることで見た目も美しく仕上がり、密着力も高まります。 ⑥ 乾燥・養生期間 シーリング材が固まるまで一定期間の乾燥時間を置きます。 この間にしっかりと硬化させることで、ひび割れにくく耐久性のある仕上がりになります。 外壁塗装と同時に施工する場合は、乾燥後に塗装工程へ進みます。 高耐久型シーリング材「オートンイクシード」と「コニシビューシール」の特徴比較 外壁や屋根まわりの防水に欠かせないのが「シーリング材(コーキング材)」です。 近年では、より長寿命でメンテナンス性に優れた製品が続々と登場しています。 今回はその中でも特に人気の高い、「オートンイクシード」と「コニシビューシール」を詳しくご紹介します。  高耐久型シーリング材「オートンイクシード」とは? 従来のシーリング材はおおよそ10年前後で劣化し、ひび割れや剥がれが発生してしまうのが一般的でした。 しかし、「オートンイクシード」はその常識を覆す、超長寿命型シーリング材です。 特徴① 驚異の長寿命 独自の「LSポリマー」という成分を配合し、 なんと約20〜30年の耐候性・柔軟性を実現。 長期間にわたり硬化やひび割れを抑え、外壁の防水性能を保ち続けます。 メンテナンスサイクルを大幅に延ばすことができ、ランニングコスト削減にも貢献します。 特徴② 優れた柔軟性と追従性 夏の猛暑や冬の寒冷、地震や台風による建物の揺れにも柔軟に対応。 外壁材の伸縮や動きにしっかり追従し、ひび割れ・隙間の発生を防止します。 特徴③ 汚れにくく、美観を維持 耐汚染性に優れており、ホコリ・カビ・雨だれなどの付着を抑制。 長期間、美しい外壁のまま保てるため、特にサイディング外壁との相性が抜群です。 特徴④ 塗装との相性も抜群 外壁塗装の密着性を高めるための配合がなされており、 塗装との同時施工に最適。塗膜下での膨れや剥がれのトラブルも起きにくく、 仕上がりの美しさを長く保ちます。 高品質シーリング材「コニシ ビューシール」とは? もう一つ、プロの施工業者から高い信頼を得ているのが、 「コニシ ビューシール」シリーズです。 「ボンド」でおなじみのコニシ株式会社が開発した建築用シーリング材で、 高い防水性・密着性・施工性を兼ね備えています。 特徴① 幅広い用途に対応 サイディングの目地や窓まわり、金属パネルの接合部など、 さまざまな部位に使用できる汎用性の高さが魅力です。 外壁だけでなく、屋根やベランダ、サッシまわりの防水にも対応しています。 特徴② 優れた密着性と防水性 下地との密着力が強く、雨風や紫外線による劣化を防止。 建物の動きにもしっかり追従し、長期間の防水性能を維持します。 特徴③ 豊富なカラーバリエーション 外壁の色に合わせて選べるカラーバリエーションが多く、 意匠性にも優れているのが特徴。 外壁リフォームや塗装時に自然で美しい仕上がりを実現します。 特徴④ コストパフォーマンスに優れる オートンイクシードに比べるとやや耐用年数は短いものの、 その分コストを抑えて施工できるため、 「予算を重視したい」「定期的に塗装と一緒にメンテナンスしたい」という方におすすめです。 比較表:オートンイクシード vs コニシビューシール 項目 オートンイクシード コニシ ビューシール 主成分 変成シリコーン(LSポリマー配合) 変成シリコーン 耐用年数 約20〜30年 約10〜15年 柔軟性・追従性 ◎ 非常に高い ○ 高い 耐汚染性 ◎ 非常に高い ○ 良好 塗装との相性 ◎ 非常に良い ○ 良い カラーバリエーション 標準色中心 豊富 コスト 高め(高耐久仕様) 比較的安価 向いている方 長寿命を重視する方 コスパと仕上がりを重視する方 まとめ 外壁や屋根まわりの防水性を保つには、シーリング材の選定が非常に重要です。 長く安心して住みたい方には「オートンイクシード」、 コストを抑えつつ定期的なメンテナンスを行いたい方には「コニシビューシール」がおすすめです。 いずれも信頼性の高いシーリング材ですが、建物の状態や外壁材によって最適な種類は異なります。 塗装・リフォームをご検討の際は、専門業者による現地診断と適切な材料選定を行うことが大切です。 シーリング工事の費用目安 シーリング工事の費用は、施工箇所の状態・使用する材料・工法の種類によって変わります。 一般的な住宅では、外壁の目地やサッシまわりのシーリング補修が主な施工範囲となり、以下のような相場が目安です。 工事内容 費用目安(m単価) 備考 シーリング打ち替え 約800〜1,200円/m 既存シーリングを撤去して新しく打ち直す工法。劣化が進んだ場合に推奨。 シーリング打ち増し 約500〜800円/m 既存シーリングの上から新たに充填。軽微な劣化時に対応可能。 オートンイクシード使用 約1,200〜1,800円/m 高耐久タイプ。耐候性・防水性が約20〜30年と非常に長寿命。 高耐久シーリング材は「将来的に経済的」 一見すると、オートンイクシードのような高耐久シーリング材は費用が高く感じられるかもしれません。 しかし、耐用年数が20〜30年と長いため、一般的なシーリング材のように10年ごとに打ち替える必要がほとんどありません。 つまり、初期費用は上がっても、 ✅ 再施工の回数を減らせる ✅ 足場を組む費用を節約できる ✅ 外壁塗装のメンテナンスサイクルを延ばせる といったメリットがあり、長期的には非常にコストパフォーマンスが高い選択肢になります。 適切な材料選びで、建物を長持ちさせる シーリング材は見た目には小さな部分ですが、建物全体の防水性を守る“縁の下の力持ち”です。 外壁の素材や環境条件によって最適な材料は異なるため、 「長持ちさせたいのか」「コストを抑えたいのか」といった目的に合わせて選ぶことが大切です。 信頼できる施工業者に相談し、建物の状態に合った最適なシーリング材を選定することで、 住まいの寿命を延ばし、美観と防水性能を長期間維持することができます。 外壁塗装と同時施工のメリット シーリング工事は、外壁塗装と非常に相性の良い工事です。 どちらも外壁の防水性と美観を保つために欠かせないメンテナンスであり、同時に行うことで多くのメリットが得られます。 1. 足場を共用できるためコスト削減 シーリング工事も外壁塗装も、高所作業を安全に行うために足場の設置が必要です。 それぞれ別のタイミングで施工すると、その都度足場費用(一般的に20〜30万円前後)が発生してしまいます。 しかし、同時施工なら1回の足場設置で両方の工事を行えるため、大幅なコスト削減が可能です。 特に2階建て以上の住宅では、足場の共用による節約効果が大きくなります。 2. 外壁・シーリングの耐用年数を合わせられる 外壁塗装とシーリング工事を同時に行うことで、建物全体のメンテナンスサイクルをそろえることができます。 例えば、外壁塗装の耐用年数が10〜15年、シーリングの耐用年数も同程度の場合、同じ時期にメンテナンスを行うことで、 「塗装はまだ大丈夫だけど、シーリングだけ劣化している」という状態を防ぐことができます。 また、高耐久型の「オートンイクシード」を使用すれば、20〜30年クラスの長寿命塗料にも対応可能。 一度の施工で長期間安心できる、メンテナンスフリーに近い住まいづくりが実現します。 3. 塗装の密着性が向上し、仕上がりが美しい 古いシーリングの上から塗装をしても、経年劣化でひび割れや剥離が起きてしまう場合があります。 しかし、塗装前にシーリングを新しく打ち替えることで、塗料との密着性が大幅にアップ。 塗膜の浮きやひび割れを防ぎ、外壁全体が美しく仕上がります。 特にサイディング外壁では、シーリング目地の仕上がりが見た目の印象を大きく左右するため、 塗装と同時に行うことで見た目も機能性も高水準な外観に整えることができます。 4. 長期的なメンテナンスコストを抑えられる 同時施工は単に「今の工事費が安くなる」だけでなく、長期的に見て建物の維持費を削減できるという大きなメリットがあります。 適切なタイミングで防水性能を回復させることで、外壁の膨れ・雨漏れ・木材の腐食などのトラブルを防ぎ、 結果的に修繕コストを大幅に減らすことが可能です。 外壁塗装とシーリング工事は、どちらも「家を守るための防水リフォーム」です。 それぞれを別々に行うよりも、一度の工事でまとめて行う方が、仕上がり・コスト・耐久性のすべてにおいてメリットが大きいといえます。 特に「オートンイクシード」を採用すれば、塗装との相性も良く、長期間にわたって美しく強い外壁を維持できます。 まとめ|シーリング工事で建物を長持ちさせるために シーリング工事は、外壁やサッシまわりなどの「すき間を守るための防水工事」です。 目立たない部分ですが、実は建物の耐久性を左右する重要な役割を担っています。 ひび割れや剥離を放置すると、雨水の侵入によって外壁内部が腐食し、雨漏れやカビ、構造材の劣化を引き起こすこともあります。 シーリング工事のポイントまとめ ✅ 10年前後を目安に点検・打ち替えを実施 紫外線や気温差の影響でシーリングは少しずつ硬化・収縮していきます。定期的なメンテナンスが長持ちの秘訣です。 ✅ 外壁塗装と同時施工がおすすめ 足場代の節約だけでなく、塗装との密着性や美観の向上など、多くのメリットがあります。 ✅ 高耐久型シーリング材を選ぶ 「オートンイクシード」や「コニシビューシール」などの高性能シーリング材を使用すれば、 耐候性・防水性が格段にアップし、再施工の回数を減らせます。 ✅ 信頼できる専門業者に依頼する 施工技術や材料選びで耐久性は大きく変わります。建物の状態を正確に診断し、最適な工法を提案してくれる業者を選びましょう。 シーリングは、「家の健康を守るための第一防衛線」といえる存在です。 適切な材料選びと確実な施工によって、外壁の寿命を延ばし、建物をより長く快適に保つことができます。 特に高耐久の「オートンイクシード」などを使用すれば、 外壁塗装と合わせて20年〜30年先まで安心できる住まいづくりが実現します。 塗り達では、建物の状態に合わせた最適なシーリング工事をご提案しています。 劣化が気になる方、外壁塗装を検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。 経験豊富な専門スタッフが、住まいを長持ちさせるための最善のプランをご案内いたします。

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2025年11月6日 更新!

外壁塗装や屋根工事に欠かせない「足場」とは?安全で丁寧な工事のために知っておきたいこと

外壁塗装や屋根工事を検討して見積もりを取ると、「足場代」という項目を目にすることが多いですよね。 「足場って何のために必要なの?」「けっこう高いけど省けないの?」 そんな疑問を持たれる方も少なくありません。 このブログでは、工事には欠かせない足場の役割や必要性、そして費用の目安や節約のコツまで、わかりやすくご紹介します。 目次1. 足場とは?2. なぜ足場が必要なの?① 安全を確保するため② 作業の精度を上げるため③ 近隣への配慮のため3. 足場の設置から撤去までの流れ① 事前準備② 足場の組み立て③ メッシュシート(飛散防止ネット)の取り付け④ 工事期間中の使用⑤ 工事完了後の解体・撤去4. 足場の費用はどのくらい? 費用の内訳5. 足場費用を抑えるポイント✅ 外壁と屋根を同時に工事する✅ 雨樋・ベランダ防水なども一緒に✅ 複数の業者に見積もりをとる 6. 隣の家が近い場合はどうなる?Q&A Q. 家と家の間が狭くても足場は組めますか? Q. 隣家の敷地に入らないと足場が組めない場合は?Q. 隣の家に塗料が飛ばないか心配です… 7. 同時施工で足場を有効活用する方法🏠 足場を活用できる主な工事例まとめ 1. 足場とは? 足場とは、外壁塗装や屋根工事など、高所での作業を安全かつ効率的に行うために設置される仮設の作業ステージのことです。 主に金属製のパイプや鋼管を組み合わせて建物の外周を囲み、その上に板を渡して職人が立ち作業を行えるようにします。 足場を設置することで、職人が安定した姿勢で作業できるだけでなく、移動や材料の運搬もスムーズに行えるようになります。 また、塗装や補修といった細かい部分まで手が届きやすくなるため、仕上がりの精度が高まり、美しい仕上がりを実現することができます。 さらに、足場には安全ネットや飛散防止シートを取り付けることで、作業中の工具や塗料の飛散を防ぎ、近隣への配慮や安全対策にもつながります。 こうした点からも、足場は単なる作業スペースではなく、職人の安全確保と高品質な施工を支える非常に重要な設備といえます。   2. なぜ足場が必要なの? ① 安全を確保するため 外壁塗装や屋根工事は、2階や屋根の上など高所での作業が中心になります。 足場がない状態では、職人が不安定な姿勢で作業を行うことになり、ちょっとしたバランスの崩れで落下事故が起きる危険性があります。 特に屋根の勾配が急な建物では、命に関わる重大な事故につながる可能性もあります。 しっかりとした足場を設けることで、職人が安定した姿勢で安心して作業できる環境をつくることができます。 また、安全ネットや手すりなどの安全対策も一緒に設置されるため、作業中の事故防止につながります。足場は、職人の安全を第一に考えた、工事に欠かせない設備です。 ② 作業の精度を上げるため 足場を設けることで、職人はしっかりと足元を安定させながら作業を行うことができ、細かい部分まで丁寧に施工できます。 これにより、塗りムラや塗り残しを防ぎ、均一で美しい仕上がりが実現します。 また、外壁の高い部分や軒天・破風板など、普段は手が届かない箇所にも確実にアクセスできるため、見えにくい部分まできちんと仕上げることが可能になります。 足場がしっかりしているほど、職人の集中力も保ちやすく、結果として施工品質の向上につながります。 ③ 近隣への配慮のため 足場には「飛散防止ネット」や「養生シート」を張るのが一般的です。 これらは、作業中に発生する塗料の飛び散りやホコリ、ゴミが周囲に広がるのを防ぐ役割を持っています。 特に住宅が密集している地域では、近隣の家の外壁や車、洗濯物などに塗料が付着してしまうとトラブルの原因になりかねません。 足場とネットをしっかり設置することで、近隣住宅や通行人への被害を防ぎ、安心して工事を進めることができます。 このように足場は、「安全」「品質」「近隣への配慮」という3つの面で非常に重要な役割を果たしており、すべての外壁・屋根工事に欠かせない存在です。 3. 足場の設置から撤去までの流れ ① 事前準備 足場を設置する前に、まずは家の周囲を丁寧に確認します。 作業スペースを確保するために、車や自転車、植木鉢などを移動したり、動かせないものにはビニールシートをかけて養生します。 また、隣家との距離や電線の位置などもチェックし、安全に足場を組めるよう計画を立てます。こうした事前準備をしっかり行うことで、トラブルのないスムーズな設置が可能になります。 ② 足場の組み立て 準備が整ったら、専門の足場職人が金属パイプを使って足場を組み上げていきます。 通常は半日から1日ほどで設置が完了します。 職人が安全に作業できるように、しっかりとした強度とバランスを保ちながら組み立てられます。 組み立ての際は大きな金属音が出るため、事前に近隣の方へ挨拶や説明を行うことも大切です。 ③ メッシュシート(飛散防止ネット)の取り付け 足場が組み上がった後は、家全体を覆うようにメッシュシート(飛散防止ネット)を取り付けます。 このシートには、塗料の飛び散りやホコリの拡散を防ぐ役割があります。 特に外壁塗装の際は、周囲の住宅や車を汚さないようにするために欠かせません。 また、工事中のプライバシー保護にも役立ちます。 ④ 工事期間中の使用 足場は、塗装や補修などの作業中、職人が安全に移動しながら効率よく作業を行うための大切なステージです。 高所での塗装や細部の補修、点検作業など、あらゆる工程で活用されます。 安定した足場があることで、塗りムラや塗り残しを防ぎ、丁寧な仕上がりが実現します。 ⑤ 工事完了後の解体・撤去 すべての工事が完了したら、足場を解体します。 解体作業は組み立てと同じく専門の職人が行い、部材を一本ずつ慎重に取り外していきます。 撤去後は、トラックで資材を搬出し、現場周辺の掃除をして終了です。 足場を外すことでようやく建物の全体が見えるようになり、塗装の仕上がりを確認することができます。 このように、足場の設置から撤去までには安全と品質を守るための多くの工程があり、どれも丁寧な作業が求められます。 4. 足場の費用はどのくらい? 足場の費用は、建物の大きさや形状、周囲の環境などによって異なりますが、一般的な目安は1㎡あたり700〜1,000円程度です。 たとえば、一般的な2階建ての戸建て住宅(延べ床面積30〜40坪ほど)の場合、およそ15〜25万円前後が相場になります。 屋根の形が複雑な建物や、狭い敷地で足場を組む場合は、設置に手間がかかるため費用がやや高くなる傾向があります。  費用の内訳 内容 説明 材料費 パイプや板など、足場本体のレンタル費用。建物の大きさや使用期間によって変動します。 組立・解体費 足場を安全に設置・撤去する職人の人件費。作業の難易度によっても変わります。 運搬費 トラックで足場資材を現場まで運ぶための費用。距離や量によって異なります。 飛散防止ネット費 塗料やホコリが周囲に飛ばないように設置するネットの費用。 安全管理費 作業中の安全対策や保険加入など、安全確保のために必要な費用。 足場費用というと「単なる組立代」と思われがちですが、実際には職人の安全を守り、施工の品質を支えるための重要なコストが含まれています。 しっかりとした足場があることで、作業効率や仕上がりの美しさが大きく変わるため、決して無駄な費用ではありません。 👉 足場は、“安全で丁寧な施工”を支えるための大切な投資と考えるのが良いでしょう。 5. 足場費用を抑えるポイント 足場の設置にはまとまった費用がかかるため、できるだけ無駄のないタイミングで工事を行うことが大切です。 ここでは、足場費用を賢く節約するための3つのポイントをご紹介します。 ✅ 外壁と屋根を同時に工事する 外壁塗装や屋根塗装など、足場を使う工事をまとめて行うことで、足場の設置費用を1回分に抑えることができます。 たとえば、外壁塗装を今年行い、翌年に屋根塗装を行う場合、それぞれに足場費用が発生してしまいますが、同時に行えば1回の設置で済むため、約10〜20万円の節約になることもあります。 また、同時に施工することで全体の色のバランスも整いやすく、住まい全体の見た目も美しく仕上がります。 ✅ 雨樋・ベランダ防水なども一緒に 足場があるタイミングは、普段手が届かない箇所のメンテナンスにも絶好の機会です。 たとえば、雨樋の交換・修理、ベランダやバルコニーの防水工事、破風板や軒天の補修などを同時に行うことで、将来的に再び足場を組む手間や費用を避けられます。 「せっかく足場を組むなら、まとめて直す」という考え方で、長期的なコスト削減が可能です。 ✅ 複数の業者に見積もりをとる 足場の費用は、使用する資材の種類や組み立て方法、現場の条件によっても変わります。 そのため、複数の業者から見積もりをとって比較することが大切です。 ただし、極端に安い業者は安全対策や施工品質に不安がある場合もあります。 費用だけでなく、安全性・対応力・口コミ評価などもあわせてチェックし、信頼できる業者を選びましょう。 足場費用は決して安いものではありませんが、「まとめて工事」「計画的なメンテナンス」「信頼できる業者選び」を意識することで、無駄を省きながら安全で高品質な工事を実現できます。  6. 隣の家が近い場合はどうなる?Q&A 住宅が密集している地域では、「家と家の間が狭いけれど足場は組めるの?」「隣の家に迷惑がかからないか心配…」というご相談をよくいただきます。 ここでは、そんな不安を解消するためのポイントをQ&A形式でご紹介します。  Q. 家と家の間が狭くても足場は組めますか? → はい、可能です。 最近では、狭い場所でも対応できる「狭小用足場(きょうしょうようあしば)」というスリムタイプの足場があります。 30〜40cmほどのわずかなスペースでも設置できるため、都市部の住宅や隣家との間隔が狭い家でも問題ありません。 また、足場職人が現場の状況を確認し、建物に傷をつけないよう丁寧に設置してくれるので安心です。  Q. 隣家の敷地に入らないと足場が組めない場合は? → その場合は「越境許可」をお願いすることがあります。 敷地のスペースが限られていて、隣家の一部をお借りしなければ足場を設置できないケースもあります。 その際は、施工業者が事前に隣家へ丁寧に説明と挨拶を行い、了承を得たうえで作業を進めます。 無断で敷地に入ることはありませんのでご安心ください。多くの業者では、トラブル防止のために書面で許可を取ることもあります。 Q. 隣の家に塗料が飛ばないか心配です… → 「飛散防止ネット」でしっかりガードします。 足場の外側には、塗料やホコリの飛散を防ぐネット(メッシュシート)を全体に張り巡らせます。 これにより、隣家の壁や車、洗濯物などを汚してしまう心配を大幅に減らせます。 また、風が強い日や天候が不安定な日は、安全のために作業を中止・延期するなど慎重に対応します。 🏠 隣家との距離が近い場合でも、経験豊富な職人と配慮のある施工会社であれば、安全に足場を組み、近隣トラブルを防ぎながら安心して工事を進めることができます。  7. 同時施工で足場を有効活用する方法 足場は決して安くないため、「せっかく組むなら最大限に活用する」ことがポイントです。 外壁塗装だけでなく、同じ足場を使ってほかのメンテナンスもまとめて行えば、費用も時間も大幅に節約できます。 🏠 足場を活用できる主な工事例 工事内容 説明 屋根塗装・屋根カバー工法 外壁塗装と同時に行えば、足場を1回で済ませることができ、施工費を抑えられます。屋根の劣化を早期に防げるメリットもあります。 雨樋の交換・修理 高所にある雨樋は足場がないと作業が難しいため、塗装と一緒に行うのが効率的です。詰まりや割れもチェックできます。 軒天・破風板・雨戸などの塗装 建物の見た目を整えるだけでなく、部材を雨や紫外線から守る効果があります。足場を使えば細部まで丁寧に施工できます。 ベランダ・バルコニーの防水工事 足場があるうちに防水層の点検や塗り替えをしておくと、雨漏りの予防になります。 コーキング(シーリング)打ち替え 外壁の目地部分のひび割れを補修し、防水性を高めます。外壁塗装と同時に行うことで長持ちする仕上がりになります。 💡これらの工事を別々の時期に行うと、そのたびに足場費用(15〜25万円前後)が発生します。 一方、1回の足場設置でまとめて工事を行えば、総額を10万円以上節約できるケースも少なくありません。 計画的にメンテナンスをまとめて行うことで、費用を抑えながら建物の寿命を延ばし、見た目も美しく保つことができます。 👉 「足場を組む=家全体を見直すチャンス」と考え、同時施工を上手に活用しましょう まとめ 足場は、外壁塗装や屋根工事を安全かつ丁寧に行うために欠かせない重要な設備です。 職人が安定した姿勢で作業できることで、塗装の精度が高まり、細部まで美しく仕上げることができます。 また、飛散防止ネットを設置することで、近隣への塗料の飛び散りやホコリを防ぎ、トラブルのない安心な工事環境を整えることができます。 足場の費用は一般的な2階建て住宅で15〜25万円前後が目安です。 この費用には、材料費や組立・解体の人件費、安全管理費などが含まれており、「安全で高品質な工事を行うための必要なコスト」といえます。 さらに、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで、足場の設置を1回で済ませられ、費用を大幅に節約することも可能です。 雨樋の交換やベランダ防水、コーキング補修なども同時に行えば、将来的な再設置の手間やコストを抑えられます。 足場は「安全・品質・近隣への配慮」を支える重要な役割を持つとともに、住まい全体のメンテナンスを見直す良い機会でもあります。 外壁塗装や屋根工事を検討する際は、信頼できる専門業者に相談し、計画的に足場を活用することで、安心・快適な住まいを長く維持していきましょう。

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2025年10月29日 更新!

外壁塗装と一緒に!付帯部塗装の基礎知識

外壁塗装を検討している方の中には、「付帯部(ふたいぶ)って何?」「どこを塗るの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。 付帯部は建物の見た目を整えるだけでなく、家を長持ちさせるためにも重要な部分です。 今回のブログでは、外壁塗装と一緒に行う「付帯部塗装」について、ご紹介いたします。 目次付帯部とは?どんな場所を指すの?雨樋(あまどい)破風板(はふいた)・鼻隠し軒天(のきてん)シャッターボックス・雨戸・戸袋水切り庇(ひさし)幕板(まくいた)スリムダクト(配管カバー)換気フード(通気口カバー)まとめなぜ外壁塗装と一緒に付帯部塗装を行うの? ① 見た目がきれいに仕上がる ② 足場代の節約になる ③ 建物をまるごと保護できる ④ メンテナンスサイクルを合わせられる ⑤ トータルでの満足度が高いポイント  付帯部塗装の施工内容と工程 1. 高圧洗浄で汚れを落とす 2. ケレン・下地処理 3. 下塗り(プライマー塗布) 4. 中塗り・上塗り(仕上げ塗装)5. 乾燥・仕上げ確認施工期間の目安 ポイント:部位ごとの塗装の注意点まとめ付帯部塗装の費用相場💡 費用を左右するポイントメンテナンス時期とチェックポイント🔍 こんな症状が見えたら塗り替えサイン⏰ メンテナンスの目安時期💡 早めの点検・補修がコスト削減につながる まとめ まとめ|外壁塗装と一緒に、家全体を美しく守る「付帯部塗装」 付帯部とは?どんな場所を指すの? 「付帯部(ふたいぶ)」とは、外壁そのもの以外の細かな部分を指します。 一見すると外壁塗装とは関係がないように思えますが、これらの付帯部も外壁と同じように紫外線や雨風の影響を強く受ける場所です。 劣化を放置すると、美観が損なわれるだけでなく、家の耐久性にも影響を及ぼすことがあります。 建物の外まわりには、実は多くの“塗るべき場所”があり、主に以下のような箇所が付帯部にあたります。 雨樋(あまどい) 屋根から流れる雨水を集め、地面へ排水するためのパイプです。 塩化ビニール製のものが多く、紫外線による色あせや変形、ひび割れが起こりやすい箇所です。 塗装で保護することで、耐候性が高まり見た目も美しく保てます。 破風板(はふいた)・鼻隠し 屋根の端に取り付けられている板で、風雨から屋根の内部を守る役割があります。 木製の場合は特に劣化が早く、塗膜が剥がれると雨水の浸入による腐食が進むことも。 塗装でしっかりと防水保護することが大切です。 軒天(のきてん) 屋根の裏側にあたる部分で、湿気や熱気がこもりやすい場所です。 カビや汚れの発生、防火性の低下などが起こることがあり、専用の通気性塗料で塗装を行います。 軒天は外観の印象にも影響するため、外壁との色バランスも重要です。 シャッターボックス・雨戸・戸袋   これらは金属製のものが多く、錆びやすい部位です。 塗装前には「ケレン」と呼ばれる下地処理で古い塗膜や錆を除去し、錆止め塗料を塗布した上で仕上げます。 光沢感を残したい場合はシリコン塗料、より耐久性を求めるならフッ素塗料を使用することが多いです。 水切り 外壁と基礎の間にある金属の部材で、雨水の侵入を防ぐ大切な部分です。 地面に近く、泥はねや湿気の影響で劣化が早いため、細部まで丁寧に塗装を行う必要があります。 庇(ひさし) 玄関や窓の上に取り付けられている小さな屋根です。 常に雨や日光を受けるため、塗膜の剥がれやサビ、雨染みが発生しやすい箇所です。 塗装によって防水性を維持し、外観の印象も引き締まります。 幕板(まくいた) 1階と2階の間などに取り付けられている板状の部材で、外観のアクセントにもなっています。 素材は木製や窯業系などがあり、塗膜の割れや浮きを放置すると、内部への水の侵入リスクがあります。 外壁と一緒に塗装することでデザイン性と防水性を両立できます。 スリムダクト(配管カバー) エアコンの配管を覆っているカバーです。 プラスチック製のため、日焼けによる色あせや割れが目立ちやすい部分。 外壁と同じタイミングで塗装することで、見た目をすっきり整えられます。 換気フード(通気口カバー) キッチンや浴室、トイレなどの換気口部分に取り付けられている部材です。 金属製が多く、サビや汚れが付きやすい場所。 塗装によって防錆性を高めるとともに、外壁全体の統一感もアップします。 まとめ これらの付帯部を丁寧に塗装しておくことで、 外観の美しさを長く保つだけでなく、家全体の防水性・耐久性を高める効果があります。 特に、破風板や雨樋、幕板などは外壁と密接に関わる部材のため、外壁塗装と同時にメンテナンスするのが理想的です。 なぜ外壁塗装と一緒に付帯部塗装を行うの? 外壁塗装の際に、付帯部を一緒に塗装することには多くのメリットがあります。 見た目の美しさを整えるだけでなく、建物全体の寿命を延ばすためにも非常に重要です。 ここでは、その主な理由を詳しく見ていきましょう。  ① 見た目がきれいに仕上がる 外壁だけを新しく塗装しても、付帯部(雨樋・破風板・軒天など)が古いままだと、全体の印象がアンバランスになります。 特に、外壁と付帯部は色のコントラストがはっきりする部分が多く、艶や色あせの違いが目立ちやすいです。 外壁と付帯部を同時に塗装することで、 ・建物全体の色調や質感を統一できる ・細部まで整った美しい仕上がりになる ・新築のような見た目を取り戻せる といった効果が得られます。 また、外壁の色に合わせて付帯部の色をコーディネートすることで、デザイン性の高い外観にすることも可能です。 最近では「外壁:マットなグレー × 雨樋・破風板:ブラック」など、付帯部の配色でおしゃれに仕上げるケースも増えています。  ② 足場代の節約になる 外壁塗装を行う際は、安全に作業を行うために必ず足場の設置が必要です。 実はこの足場代が、塗装工事全体の費用の中でも15〜25%ほどを占める大きなコストになります。 外壁だけを塗装し、後から付帯部を別のタイミングで行うと、再び足場を組む必要があり、 そのたびに 10〜20万円前後の足場費用がかかってしまうケースもあります。 つまり、外壁と付帯部を同時に塗装すれば、 ・足場を一度で済ませられる ・職人の移動や準備の手間も削減できる ・全体的な工事期間を短縮できる といったメリットがあり、費用と時間の両方を節約できます。  ③ 建物をまるごと保護できる 付帯部は「目立たない部分」と思われがちですが、実は家の防水性や耐久性に大きく関わる部材が多く含まれています。 たとえば、破風板や鼻隠しが劣化すると、そこから雨水が侵入し、屋根裏や外壁内部の腐食や雨漏れの原因になることも。 また、雨樋の塗膜が劣化すると紫外線で硬化して割れやすくなり、正常に雨水を排水できなくなる恐れもあります。 軒天や幕板も、放置すればカビの発生や木材の腐食が進行してしまいます。 外壁塗装と同時に付帯部も塗装することで、 ・防水・防錆性能を全体的に向上できる ・劣化の早い部分をまとめてメンテナンスできる ・雨漏れなどのトラブルを未然に防げる といった効果があり、建物を「部分的」ではなく「まるごと」守ることができます。  ④ メンテナンスサイクルを合わせられる 外壁と付帯部を別々の時期に塗装してしまうと、メンテナンス時期がずれてしまい、 「外壁はまだ大丈夫だけど付帯部だけ剥がれてきた」というような不便が生じます。 一緒に塗装しておけば、次のメンテナンス時期もそろうため、 定期的な点検や塗り替えを計画的に行いやすいという利点もあります。 結果的に、建物の劣化を最小限に抑えながら、長期的にコストを削減することができます。  ⑤ トータルでの満足度が高い 外壁と付帯部を同時に塗装すると、見た目・耐久性・コストのバランスがとれた“総合的なメンテナンス”が可能です。 職人も同じ現場でまとめて作業できるため、仕上がりの一体感や品質の安定にもつながります。 外壁塗装は家をリフレッシュさせる大きな工事です。 せっかく足場を組むなら、家全体を整えることで「やってよかった!」と思える満足度の高い仕上がりになります。 ポイント   外壁塗装と付帯部塗装は“セットで行う”のが一番効率的。 美観・耐久性・コストの3つをバランスよく整えることができます。 付帯部塗装の施工内容と工程 付帯部塗装は、外壁塗装と同じように「下地処理 → 下塗り → 中塗り → 上塗り」の工程で進められます。 ただし、付帯部は素材の種類(金属・木・樹脂など)が多様なため、それぞれに合った下地処理や塗料選びがとても重要です。 ここでは、一般的な付帯部の施工工程を具体的にご紹介します。  1. 高圧洗浄で汚れを落とす まずは外壁と一緒に、高圧洗浄機を使って建物全体の汚れ・カビ・古い塗膜・ホコリをしっかりと洗い流します。 この下準備を丁寧に行うことで、新しい塗料の密着性が高まり、仕上がりの持ちが良くなります。 特に、軒天や雨樋などは見えにくい場所に汚れが溜まりやすいため、隅々まで洗浄することがポイントです。  2. ケレン・下地処理 塗装前に行う重要な工程です。 サビや古い塗膜を除去したり、表面を研磨して塗料が密着しやすい状態を作ります。 ・金属部(シャッターボックス・水切りなど)  サビ落とし専用のケレン作業を行い、錆止め塗料を下塗りします。  サビを残したまま塗装すると、再発や塗膜の剥がれにつながるため丁寧な処理が欠かせません。 ・木部(破風板・庇など)  傷みやすいため、ヤスリで古い塗膜を落とした後、木部用下地材で吸い込みを防ぎます。  腐食部分があれば補修を行い、塗料がしっかり定着するよう調整します。 ・樹脂部(雨樋・スリムダクトなど)  ツルツルした表面のままだと塗料が剥がれやすいため、細かい紙やすりで軽く研磨して密着を高めます。  この下地処理をきちんと行うことで、仕上がりの耐久性が大きく変わります。  3. 下塗り(プライマー塗布) 下地と上塗り塗料の密着を高めるために、「プライマー(下塗り材)」を塗布します。 素材に合わせて適切なプライマーを選ぶことが大切です。 ・金属部:エポキシ系の錆止め塗料 ・木部:木材保護用プライマー ・樹脂部:密着性の高い樹脂用プライマー 下塗りを省略してしまうと、数年で塗膜が剥がれる原因になるため、職人が特に丁寧に行う工程です。 ※下塗りを行わないケースも… 一部の付帯部では、素材や塗料の密着性が良好な場合、または既存塗膜は健全に保たれている場合などに、下塗りを省略することもあります。 たとえば次のようなケースです。 ・雨どい(樹脂製):劣化が少なく、塗料の食いつきが良い場合 ・既存塗装がしっかり残っている鉄部:密着性を確認したうえで、上塗り2回で仕上げることもあります ただし、劣化が進んでいる場合や素材によっては下塗りが必須です。 現地の状態を確認し、プロが適切に判断して施工を行います。  4. 中塗り・上塗り(仕上げ塗装) 下塗り(または既存塗膜の上)に、上塗り塗料を2回に分けて塗布します。 2回塗りにすることで塗膜に厚みが出て、ツヤ・発色・耐久性が向上します。 使用される塗料には以下のような種類があります。 ・ウレタン塗料:コストを抑えたい方向け。柔軟性があり扱いやすい。 ・シリコン塗料:最も一般的。耐候性とコストのバランスが良い。 ・フッ素塗料:高耐久・高光沢で長持ち。メンテナンス回数を減らしたい方におすすめ。 特に付帯部は細かい形状が多いため、職人が刷毛や小型ローラーを使い分け、細部まで丁寧に塗り上げます。 5. 乾燥・仕上げ確認 すべての塗装が終わったら、しっかりと乾燥させます。 膜に触れたり水がかからないよう注意します。 最後に、塗りムラや塗り残しがないかをチェックし、必要に応じて補修を行って仕上げます。 この最終確認まで丁寧に行うことで、見た目も機能性も高品質な塗装が完成します。 施工期間の目安 付帯部の塗装自体は外壁塗装と並行して進むため、全体の工期に大きな影響はありません。 一般的な住宅では、外壁塗装と合わせておよそ10〜14日程度が目安です。 ただし、天候や建物の劣化状況によっては前後する場合があります。  ポイント:部位ごとの塗装の注意点 ・雨樋:日当たりの強い南側は特に劣化が早い。紫外線対策に耐候性の高い塗料を。 ・軒天:通気性を保つため、防カビ性・透湿性のある塗料を使用。 ・シャッターボックス・水切り:金属製の場合は錆止め塗料を忘れずに。 ・幕板:隙間から雨水が入りやすいため、コーキング補修を行ってから塗装。 外壁塗装の仕上がりは、付帯部の丁寧な施工によって大きく左右されます。 一見小さな部分でも、細部までしっかりと塗装することで、家全体の防水性・美観・耐久性を長く維持することができます。 まとめ 付帯部塗装は「目立たないけれど重要な作業」 下地処理から仕上げまで手を抜かず、素材に合った施工を行うことで長持ちする塗膜に仕上がります。 外壁と一緒に行うことで見た目も統一され、住まい全体の美しさと耐久性を高めることができます。 付帯部塗装の費用相場 付帯部塗装の費用は、部位の面積・劣化の状態・素材の種類・使用する塗料のグレードによって異なります。 部位ごとに施工方法が異なるため、単価にも幅があります。以下は一般的な目安です。 部位 費用の目安 備考 雨樋(あまどい) 約1,000〜2,000円/m プラスチック(塩ビ)製が多く、比較的塗りやすい部位。 紫外線による色あせ・ひび割れが起きやすいため、耐候性の高い塗料を選ぶのがおすすめです。 破風板・鼻隠し 約1,000〜1,500円/m 木製や金属製など素材によって価格差があり、木部は下地補修や防腐処理が必要な場合があります。 家の印象を左右する部分なので、外壁と色を合わせると統一感が出ます。 軒天(のきてん) 約800〜1,200円/㎡ 湿気がこもりやすいため、防カビ性・透湿性のある塗料を使用。 雨漏れの原因になりやすい箇所なので、状態によっては張り替えが必要になることもあります。 シャッターボックス・雨戸・戸袋 約3,000〜6,000円/箇所 金属製が多く、サビ止め処理を行ってから塗装します。 凹凸が多い部分はスプレーガンや刷毛を使い分け、丁寧に仕上げる必要があります。 水切り 約500〜1,000円/m 外壁と基礎の境目にある金属部材。 見落とされがちですが、ここを塗装することで雨水の侵入を防ぎ、防錆効果を長持ちさせられます。 幕板(まくいた) 約1,000〜1,800円/m 外壁の中間部分にある装飾的な板。 雨水が溜まりやすく、劣化や浮きが起きやすい部分なので、塗装前にシーリング補修を行う場合があります。 庇(ひさし) 約3,000〜8,000円/箇所 雨風を直接受けるため、劣化しやすい箇所。 素材が金属の場合は錆止め処理が必須です。 換気フード・スリムダクト 約2,000〜4,000円/箇所 樹脂や金属素材が多く、紫外線や汚れによる退色が起きやすい。 外壁と同系色で塗ると全体の仕上がりが美しくまとまります。 💡 費用を左右するポイント 素材の種類  金属や木材は、樹脂製よりも下地処理・錆止めなどの工程が増えるため、やや高くなる傾向があります。 劣化の進行度  サビ・腐食・ひび割れなどの補修が必要な場合は、その分の手間や材料費が加算されます。 塗料のグレード  一般的なシリコン塗料に比べ、フッ素や無機塗料を使うと耐久性は上がりますが、単価は高くなります。 施工範囲と足場の有無  付帯部のみを単独で塗装する場合は、足場設置費が別途必要になるため、外壁塗装と同時に行う方が総額を抑えられます。   メンテナンス時期とチェックポイント 付帯部は外壁よりも細かい部材が多く、紫外線や雨風の影響を直接受けやすい部分です。 そのため、外壁よりも早く劣化が進むケースも少なくありません。 見た目は小さな劣化でも、放置すると雨漏れや腐食の原因になることがあるため、定期的な点検が大切です。 🔍 こんな症状が見えたら塗り替えサイン 付帯部の劣化は、普段の生活の中でも確認できます。 以下のような症状が出てきたら、早めに塗り替えを検討しましょう。 ・色あせ・艶の低下  太陽光(紫外線)の影響で、表面の塗膜が少しずつ劣化してツヤがなくなったり、白っぽく色あせてきます。  見た目の問題だけでなく、防水性も低下しているサインです。 ・塗膜の剥がれ・ひび割れ  塗膜が浮いてきたり、部分的に剥がれている場合は、塗料の密着が弱まっている状態。  このまま放置すると、下地がむき出しになり、雨水の侵入や腐食につながります。 ・錆び・腐食の発生  シャッターボックスや水切りなどの金属部は、錆びが出始めたら要注意。  錆が進行すると塗装だけでは補修できず、部材交換が必要になる場合もあります。 ・ひび・反り・浮きなどの変形  木部の破風板や庇などに多く見られる症状です。  塗膜の劣化により雨水を吸収して膨張・収縮を繰り返すことで、反りや割れが発生します。 ⏰ メンテナンスの目安時期 付帯部の塗装は、一般的に5〜10年に一度の点検・塗り替えが目安です。 ただし、次のような条件によって劣化スピードは変わります。 ・日当たりの強い南面や西面:紫外線が強く、塗膜の劣化が早い傾向。 ・雨が当たりやすい場所:水切り・庇・軒天などは湿気がこもりやすく、腐食が進みやすい。 ・素材の違い:金属や木材は樹脂製よりもメンテナンス周期が短くなることがあります。 特に、破風板や鼻隠し、雨樋などは家の高所にあるため、自分では状態を確認しにくい場所です。 外壁塗装や屋根点検の際に、同時に付帯部も点検してもらうのがおすすめです。 💡 早めの点検・補修がコスト削減につながる 劣化が軽いうちに塗り替えを行えば、下地補修や交換が不要で済み、結果的に費用を抑えることができます。 逆に、劣化を放置してしまうと、 ・木部の腐食による交換費用 ・金属部の錆び進行による板金工事 ・コーキングの劣化からの雨漏れ修繕 といった追加工事費用がかかることも。 定期的な点検と早めのメンテナンスが、家全体を長持ちさせる一番のポイントです。  まとめ 付帯部は、家の中でも劣化が見落とされやすい場所ですが、外壁・屋根と同じくらい重要な保護機能を担っています。 「色あせ」「剥がれ」「錆び」などの症状を見つけたら、放置せずに専門業者へ点検を依頼しましょう。 外壁と同時に塗装を行うことで、見た目も美しく整い、メンテナンスの手間や費用もまとめて抑えることができます。  まとめ|外壁塗装と一緒に、家全体を美しく守る「付帯部塗装」 外壁塗装を検討する際、「外壁だけ塗れば十分」と思われがちですが、実は付帯部の塗装こそが住まいを長持ちさせる鍵です。 雨樋・破風板・軒天・幕板などは、日々の紫外線や雨風の影響を最も受けやすく、劣化を放置すると外壁や屋根のトラブルにまで発展することがあります。 外壁と付帯部を同時に塗装することで、 ・建物全体のデザインと色調を統一できる ・足場代を一度で済ませられるため、コストを削減できる ・防水性・耐久性を高め、雨漏れや腐食を未然に防げる といった多くのメリットが得られます。 特に、外壁塗装のような大規模工事は頻繁に行うものではありません。 せっかく足場を組むなら、付帯部も含めて建物全体をメンテナンスすることで、見た目も機能も「新築のように」生まれ変わります。 付帯部は細かい部分ですが、仕上がりの美しさと耐久性を左右する重要な存在です。 次回の外壁塗装では、ぜひ付帯部の状態にも目を向けてみてください。 丁寧にメンテナンスを行うことで、住まいをより長く、より美しく守ることができます。

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