ヘーベルハウスの外壁塗装はどこでできる?特徴や注意点を解説 l塗り達
2024年1月4日 公開
ヘーベルハウスでお家を建てた方も、経年劣化によって外壁塗装を行う時期が来ます。
この時期になると、建て元のヘーベルハウスやリフォーム会社などから見積をもらうことも増えるでしょう。
しかし、
「工事費用が思ったより高い・・・」
「この工事は本当に必要なの?」
というご相談のお声も。
今回はヘーベルハウスの外壁塗装はどこでできるのか?またヘーベルハウスの外壁の特徴や塗装工事で気を付けたい点をまとめています。ぜひご覧ください。
目次
ヘーベルハウスとは
旭化成グループの住宅事業会社である旭化成ホームズの主力商品がヘーベルハウスです。
「へーベル」と呼ばれる建材を外壁・屋根・床に使用していることが特徴です。
外壁材のALC・へーベルを初めて日本に導入した会社でもあります。躯体が鉄骨のため耐震性に優れていることも特徴の1つですね。

ヘーベルハウスの外壁の特徴
ヘーベルハウスの外壁はALCが採用されています。ALCは軽量気泡コンクリートで、セメントに発泡剤を加えて作ります。
軽くて耐火性に優れており、断熱性能も高いのが特徴です。


(出典:旭化成ホームズ 公式サイト https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/technology/alc-hebel.html/)
またALC外壁の中には鉄骨が入っており高い強度を誇っています。
ヘーベルハウスの外壁の劣化症状
ヘーベルハウスのALC外壁は永年メンテナンス不要の外壁材ではありません。ALCは経年劣化があり、メンテナンスの必要があります。
ALCの劣化症状には次のようなものがあります。
ひび割れ
外壁材は強固ですが、劣化を放置しているとひび割れなどの症状が現れることがあります。
ヘーベルハウスのALCのひび割れが危険なのは、外壁の中に鉄骨が入っているということです。
ひび割れがあると、隙間から雨が侵入し雨漏りにつながります。中に鉄骨があると、雨が鉄骨に触れサビの発生につながります。鉄骨がさびると膨張し内側から爆裂する危険があり、ただの雨漏り以上に危険な状態になってしまう恐れがあります。
コーキングの劣化

ALCはコーキングで隙間を埋めます。サイディングボードよりもシーリングの長さが長く、劣化のメンテナンスは欠かせません。たとえ外壁材にひび割れがなくてもシーリング材が劣化していると雨漏りの危険があるためです。
ヘーベルハウスの外壁塗装工事
ヘーベルハウスの外壁は無料点検60年のうたっている中で30年以上の耐用年数を誇るとされています。
公式サイト:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/technology/durability.html/
そのため、現在外壁のメンテナンス時期に来ている住宅は、1990年代に建てられた住宅ということになるでしょう。
点検の中では塗装工事についてのご説明も当然あります。実際に塗装工事を行うことになった場合は、下請け業者が工事を行うケースがほとんどです。外壁塗装工事は専門的な工事なので、メンテナンスを担当している人が塗装をするわけではないのです。そのため中間マージンがかかって費用が高めになったり、施工管理が不十分だったりすることがあるようです。
劣化症状に気づいたら早めにメンテナンスを
耐用年数の30年よりも前に劣化症状に気づいたら早めのメンテナンスが必要です。大きな損傷になってから補修工事を行うと、大規模な工事が必要になるケースがあるからです。
色褪せやひび割れなどの場合、塗装と補修でメンテナンスが可能ですが、中の鉄筋が爆裂してしまった場合などは塗装ではどうすることもできません。お家の劣化症状は、立地や周りの環境にも左右されるため、劣化症状に気づいたら早めにメンテナンスを心掛けましょう。
ヘーベルハウスの外壁塗装工事も塗り達にお任せください!
ヘーベルハウスの外壁塗装工事について解説しました。
ALCはシーリングのメンテナンスも重要で、塗装工事と一緒に行うことが必須です。
様々なハウスメーカーの新築工事やメンテナンスにも携わっている塗り達は、塗装工事のプロである塗装職人が数多く在籍しています。いろいろな現場を見てきた経験と確かな技術で大切なご自宅の外壁を美しく仕上げます。
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