アパートの大家さん必見・防水工事の種類と耐用年数について l塗り達
2024年9月14日 公開
アパートなどの集合住宅では、屋上や各戸のベランダの床に防水工事を行っていることが多いでしょう。
大家さんは内装など室内のメンテナンスだけではなく、外壁や防水工事についても気を配っておく必要があります。

本記事では、集合住宅の防水工事について、施工方法や耐用年数について解説します。
アパートの修繕をお考えの大家さんは是非参考になさってください。
目次
アパートの防水工事の種類と耐用年数
アパートで行う防水工事には次のような施工方法があります。
ウレタン塗膜防水

耐用年数:10~12年
液状ウレタンを使って防水層を作る方法です。
シームレスな施工ができ、狭い場所や複雑な形状でも施工可能です。
FRP防水

耐用年数:10~12年
貯水槽などにも使われる繊維強化プラスチックを使って防水層を形成します。
高い防水性が特徴です。
シート防水

耐用年数:10~15年
あらかじめ工場で作られた防水シートを敷いて防水層を作る方法です。
長尺のシートを敷いていくため、四角く広い場所に施工しやすい方法です。
屋上防水などによく採用されます。
アパートの防水工事の施工方法
アパートの防水工事の施工方法を、ウレタン塗膜防水を例に挙げてご説明します。
今回は、ウレタン塗膜防水の密着工法です。
下地処理・ケレン


施工前に清掃を行います。古い防水層が剥離している場合は、丁寧に研磨します。
下塗り

プライマーは下塗り材のことで、防水工事の場合防水層となる液状ウレタンを密着させるための糊のような働きをします。
ウレタン1層目

ウレタン防水は、液状のウレタンを現場で硬化させて防水層を作ります。2回重ねます。
ウレタン2層目

ウレタン2層目です。
トップコート

最後にウレタンの防水層を保護するためのトップコートを塗って完成です。
アパートの防水工事で注意したいこと
アパートの防水工事では施工において次のことに注意しましょう。
施工中はベランダや屋上に出入りできない
防水工事を行っている間、ベランダや屋上は出入りできません。洗濯物を干すこともできないため、住人の方に説明が必要です。
エアコンの室外機は置いておくことができますが、そのほかの私物なども移動する必要があります。
雨漏りしている場合は補修が必要
防水層の劣化で雨漏りが始まっている場合は、雨漏り補修を行ってから防水工事をする必要があります。
また下地が水を吸っている場合は、下地から上がってくる水分を逃がす施工方法をとる必要があります。
アパートの防水工事は塗り達まで!
防水工事の施工方法はいろいろな種類がありますが、下地の状態に合わせて選ぶことがポイントです。
塗り達は、下地の状態や劣化を見極めて最適な施工方法をご提案します。
戸建て住宅のほかにもマンションやアパート、公共施設などの施工実績も多数ございます。お気軽にお問い合わせください。
 








