瓦屋根に屋根塗装は必要?種類ごとの特徴と正しいメンテナンス方法
2026年9月13日 公開
屋根のメンテナンス方法としては塗装工事がありますが、どんな屋根でも同じなのでしょうか?
ご自宅が瓦屋根の場合、「屋根塗装って必要なのかな?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
スレート屋根や金属屋根では定期的な塗装が一般的ですが、瓦屋根は少し事情が異なります。
ここでは瓦屋根の種類ごとに塗装の必要性を解説し、長持ちさせるための正しいメンテナンス方法を紹介します。
目次
瓦屋根には2種類ある
瓦屋根と一口に言っても、大きく分けて「粘土瓦」と「セメント瓦(コンクリート瓦)」の2種類があります。
それぞれ性質や耐久性が異なるため、屋根塗装の必要性も変わります。
粘土瓦(いぶし瓦・釉薬瓦など)
粘土を高温で焼き上げた瓦で、日本家屋や和風住宅で多く使われています。お茶碗などと同じ陶磁器の一種なので、表面がガラス質で覆われており塗膜がないため塗装は不要です。
耐久性は50年以上ともいわれ、塗装工事は必要ありません。

粘土瓦の場合は基本的に塗装の必要はありません。釉薬瓦やいぶし瓦は表面が強固に焼き締められており、雨風にさらされても劣化しにくいためです。むしろ無理に塗装すると、密着不良で剥がれやすくなるリスクもあります。
そのため、粘土瓦の家では「漆喰補修」や「瓦のズレ直し」「棟の積み直し」といった工事が中心になります。
セメント瓦(モニエル瓦など)
セメントを型に流して成形した瓦で、表面に塗装が施されています。

塗膜が劣化すると防水性が落ちるため、10〜15年ごとの再塗装が推奨されます。外観の美しさを保つためにも、定期的なメンテナンスが欠かせません。
瓦屋根のメンテナンス方法
日本瓦そのものは塗膜がないため塗装工事は必要ありません。耐久性が高い屋根材ですが、屋根全体の耐用年数を考えると「塗装」以外の部分にも注意が必要です。
漆喰の補修
瓦と瓦の隙間を埋める漆喰は劣化が早く、10〜20年でひび割れや剥がれが発生します。放置すると雨漏りの原因になるため、定期的な補修が必要です。

瓦のズレや割れ
地震や台風で瓦がズレたり割れたりすることがあります。瓦本体が長持ちしても、固定する部分の劣化やズレが雨漏りリスクを高めます。

棟瓦の崩れ
屋根の頂部に積まれている棟瓦は、風雨の影響を受けやすく、崩れると雨水が侵入しやすくなります。定期点検と補修が欠かせません。
屋根塗装が必要な屋根材
瓦屋根で塗装が必要なのは、セメント瓦の場合です。塗膜がはがれて素地が露出すると、吸水して劣化が進行します。そのままにすると表面がボロボロになり、ひび割れや剥離の原因になります。
また、セメント瓦は表面の色あせも目立ちやすいため、塗装は美観の維持にも効果的です。高耐久の遮熱塗料などを選べば、屋根の温度上昇を抑えられるメリットもあります。
そのほか塗装が必要な屋根材
セメント瓦以外にも塗装工事が必要な屋根材には次のようなものがあります。
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スレート屋根 → 10年程度で塗装必須
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金属屋根 → サビ対策のため10〜15年で塗装推奨


同じ「屋根」でも、素材によってメンテナンス方法は大きく変わります。瓦屋根だからといって一概に塗装が不要とは言えないため、自宅の屋根材を正しく把握することが大切です。
瓦屋根の塗装は種類次第で必要性が変わる
「瓦屋根に屋根塗装は必要か?」という疑問の答えは、「瓦の種類によって異なる」となります。
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粘土瓦 → 塗装不要。ただし漆喰や棟の補修は定期的に必要。
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セメント瓦 → 塗装が必要。10〜15年ごとの再塗装で防水性と美観を維持。
屋根のメンテナンスを考えるときは、まずどんな屋根材なのか確認しましょう。
瓦の場合は瓦の種類にょってメンテナンス方法が異なりますので、専門業者に点検を依頼しましょう。
屋根は住まいを守る大切な部分。誤った判断で放置すると雨漏りや修繕費の増加につながるため、正しい知識を持って計画的にメンテナンスを行いましょう!



