様々な効果を持つ外壁塗装用の塗料 選び方や注意点を解説!
2025年12月17日 公開
外壁塗装の塗料には、様々な種類があります。
成分別に分類した、シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料などに加え、
- 遮熱効果があるもの
- さび止め効果のあるもの
- 防音効果のあるもの
- 光できれいになる機能があるもの
など、たくさんの機能的な塗料が発売されています。
今回はそんな様々な機能を持つ塗料をまとめてご紹介するとともに、塗料の選び方や注意点も解説します。
様々な機能を持つ塗料
特徴的な機能をもつ塗料をご紹介します。
遮熱塗料
遮熱塗料とは、太陽光によって外壁や屋根の温度が上昇するのを防ぐ効果(=遮熱効果)のある塗料のことです。

紫外線を高反射させることで、表面の温度上昇を抑制し、屋根や外壁から室内へ熱が伝わる量を軽減、室内の温度を快適に保つ効果があるとされています。
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防錆塗料
さびの発生を抑制する効果のある塗料で、金属の塗装の際に下塗り剤として使われます。

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弾性塗料
弾性塗料は伸縮性のある塗料で、ひび割れに強い塗料です。モルタルのクラックに追従し、割れが広がるのを防ぎます。

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防音塗料
防音効果のある塗料で、遮音・吸音に優れています。耐久性・耐火性にも優れ、高耐久な塗料です。
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光触媒塗料
酸化チタンの性質を利用し、外壁に光や酸素、水が当たると化学反応が起き、有害な物質を二酸化炭素と水分に分解する性能をもつように塗装された塗料のこと。
光が当たって雨が降るだけで、自浄作用があることで外壁の汚れにはピッタリの塗料と注目されています。
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塗料の選び方と注意点
様々な機能を持つ塗料をご紹介しました。
これらの塗料はベースの樹脂としてシリコン塗料やフッ素塗料などに分類され、例えば、遮熱シリコン塗料や遮熱フッ素塗料のような呼び方をされることもあります。
機能性のある塗料を選ぶ際には、塗料の特徴をよく理解し、外壁に合ったものかどうか判断する必要があります。
例えば、弾性塗料はモルタル外壁には最適ですが、金属サイディングであればあまり効果が期待できません。
また、光触媒塗料は、その後の塗り替えが難しくなるなどの注意点があるケースもあります。
機能的な塗料を使いたい場合は、塗料の専門家である塗装工事専門店にご相談ください。














