
2023年10月12日 更新!
雨漏りを防ぐには?防水工事の重要性 l塗り達
2023年10月12日 公開 住宅において、雨水の侵入を防ぐこと、雨漏りを防ぐことは耐久性やお家の寿命を守るうえでもっとも大切なことかもしれません。 日本の家屋は木造建築が多く、お家を支えている重要な柱や梁など躯体は木材でできていることがほとんどでしょう。 雨漏りを防ぐ方法として、最も有効でぜひ行っておきたいのが「防水工事」です。 雨はちょっとした隙間からも簡単に侵入してきます。 防水工事は雨漏りを防ぐために大変重要な工事です。本記事で防水工事や雨漏りについて詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。 木造住宅に雨漏りが及ぼす影響 木は、水を含むと腐食したり、シロアリが発生したりして、躯体がもろくなりお家の強度にかかわります。 もし柱や梁がボロボロの状態で立っているのがやっとのところに、地震や台風などが起きたら・・・ 自然災害にも強い住宅でいるためには、雨漏りは絶対に避けたいところです。 また、室内にカビが生える、空気質が悪くなるなど、健康被害や快適の損失にもつながります。 木造住宅に雨漏りがよい影響を与えることは1つもありません。 放置していても悪くなるばかりの雨漏りが起こらないように、対策をしておく必要があります。 雨漏りしないための防水工事 防水工事は、読んで字のごとく「水を防ぐ」工事です。 水はほんの少しの隙間からも侵入することが可能です。 そのため雨漏りをしないようにするためには、隙間のない防水層が必要になります。 防水工事にはいろいろな種類がありますが、いずれも防水層を作り隙間を漏れなく埋めます。 ひとたび水が侵入すれば、内側から防水層が破損し、雨漏りにつながってしまうからです。 防水工事を施工する場所 壁にできたひび割れや、痩せてしまったシーリング材など、雨漏りする可能性がある箇所はたくさんあります。 しかし、そのすべてを防水工事で覆ってしまうと、まったく通気性のない密閉された住宅が出来上がってしまいます。 防水工事を行うと、外からも水の侵入もできませんが、中からの水も外に出られなくなり、室内の湿度が上がりっぱなしになったり、壁紙や躯体の腐食などにもつながりかねません。 通気や換気をすることができ、かつ外からの水分の侵入を防ぐことが大切です。 建築物において、防水施工を行う場所には下記のようなものがあります。 バルコニー・ベランダ 水平で屋外にあるバルコニーやベランダは、防水工事を行う場所の筆頭です。 コンクリートがむき出しになっている集合住宅などもありますが、床下に水がどんどん吸収されています。 水はけをよくし、躯体を腐らせないために床面と立ち上がり部分に防水工事を行います。 屋上 ビルやマンションの屋上、また戸建て住宅でも陸屋根や屋上を設けている場合は、防水工事を行います。 屋上の場合、上に紫外線を遮るものがないので、劣化も早くなっています。 防水層が痛み、雨漏りすると躯体の劣化も早くなるので、防水工事は必須です。 外階段 マンションなどの外階段がある場合、金属でできている階段でなければ防水工事を行うことが多いでしょう。 全面を防水層で覆う場合と、長尺シートなどを敷き、側溝やつなぎ目を防水工施工する場合があります。 車庫の屋上や、倉庫の屋上 車庫や倉庫の上に、人が作業できるスペースなどを設けている場合も防水工事を行うことが多いでしょう。 花壇を設置したり洗濯物を干したりするスペースに活用できます。 サッシ廻り(シール工事) 防水層を作っる工事ではありませんが、サッシ廻りのシーリングも防水処理の一種です。 サッシ廻りは外壁材とサッシとの隙間ができやすく、雨漏りも多い場所です。 シーリングは輪ゴムなどと同じで劣化してパチンと切れたり、はがれたりしてきます。 隙間ができると雨漏りするので、外壁塗装などのタイミングでシーリングも新しくします。 防水工事の種類 防水工事にはいろいろな種類や施工方法があります。 施工場所や下地の状態、使い方などによって使い分けています。 主な防水工事は次の通りです。 ウレタン塗膜防水 樹脂ウレタンを塗って防水層を作る方法。 狭い場所や複雑な形状をした場所でも施工可能なため、戸建て住宅のバルコニーなどで用いられる。 シート防水 防水性のあるシートを貼り、貼り合わせた箇所をシーリングで止める。 下地に直接はる「密着工法」と、機械を使ってとめる「機械固定法」がある。 均一な防水層を作ることができ、耐久性が高い。 FRP防水 繊維強化ガラス(FRP)を敷き、防水層とする方法。 比較的どんな下地にでも施工可能。強靭で耐久性の高い防水層を作ることができる。 アスファルト防水 アスファルトを使って防水層を作る歴史の古い方法。耐久性がとても高く、メンテナンスが頻繁に行えないマンションやビルの屋上などで使われる。 戸建て住宅には、重量がありすぎて不向きな方法だが、耐久性は抜群。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 新築の戸建て住宅では、FRP防水がよく採用されています。 比較的安価で、施工がしやすい点がメリットです。 防水層を守るためのトップコートが紫外線に弱いので、10年くらいで塗り替えを行います。 劣化が進行し防水層が損傷すると、防水層の施工からすべてやり直さなければいけないので大掛かりな工事になります。 雨漏りの予兆?防水層が痛んでいるサインとは 防水工事が機能しなくなると、いろいろな劣化のサインが出始めます。 防水工事をしている部分に、次のような症状が見られたら劣化が始まっているサインです。 ひび割れ、膨れ 塗膜防水の場合、防水層が劣化するとひび割れてきます。 またシート防水も含め、防水層が機能していないと水が入り込み、内側から膨れてきます。 水たまりができている 防水工事をした箇所は、表面が滑らかになっており、勾配がついているためきちんと排水されれば水たまりになることはありません。 しかし、防水層が劣化して床がたわんでいたり、膨れている箇所があったりすると、水たまりができてしまいます。 植物が生えている 防水層に隙間がなければ、水が入り込むことはありませんが、少しの隙間に植物の種などが入り込むと隙間がないはずのところから草が生えてくることがあります。 これらの症状が見られたら、防水層が劣化しているサインです。 雨漏りにつながることがあるので、早急に補修を検討しましょう。 まずは現在の状態を確認! 雨漏りが及ぼす影響や防水工事の重要性について解説しました。 とはいっても、わが家の防水工事はいつごろすればいいの? 今そんなに危険な状態?? などわからないことがたくさんあるかと思います。 すぐに工事をする予定はなくても、現在の状態を知っておくと計画が立てやすく、安心できますよね。 防水層の点検なら塗り達にお任せください! 雨漏りが起こる前に劣化を補修し、長く快適に過ごせるようにお手伝いいたします! ▼ご連絡はこちらまでMORE














