塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

屋根リフォームの記事一覧

2024年1月22日 更新!

外壁塗装の工事費は確定申告できる?条件や注意点を解説 l塗り達

2024年1月22日 公開 毎年2月~3月は確定申告の季節です。 実は外壁塗装を行った場合に、条件を満たすと確定申告で控除額が増え、所得税が戻ってくる可能性があります。 本日は、外壁塗装で確定申告ができる条件や、確定申告を行うメリットについて解説します。 外壁塗装で確定申告ができる条件 外壁塗装で確定申告をするには、次の条件をすべて満たす必要があります。 ①申告者が実際に住んでいる住居の外壁塗装工事であること ②外壁塗装工事を行った住宅の床面積が50㎡以上であること ③工事金額が100万円以上で、かつリフォームローンを組んでいること ④リフォームローンの借入期間が10年以上であること ⑤申告者の年収が3000万円以下であること もう少し詳しく見ていきましょう。 ①申告者が実際に住んでいる住居の外壁塗装工事であること 申告者とは、確定申告を行っている本人の事です。実際に住んでいてかつ所有している建物であることが条件です。 ご主人名義の家であれば、奥様の確定申告書では外壁塗装について各申告することはできません。 またご自身がオーナーの賃貸物件や、常時住んではいない別荘、両親の家などは対象外です。   また、 工事完了から6ヶ月以内に、申告者が住み始めていること 各年の12月31日まで住んでいること という条件もクリアしなければなりません。   ②外壁塗装工事を行った住宅の床面積が50㎡以上であること 床面積は登記簿に必ず記載されています。適用範囲か確認しておきましょう。 ③工事金額が100万円以上で、かつリフォームローンを組んでいること 工事金額に含まれる工事は、外壁塗装のほか、屋根塗装や付帯部塗装など、対象の建物に付属しているものです。 例えば、離れや物置などは含まれません。 ④リフォームローンの借入期間が10年以上であること ローン期間は10年以上(120回払い以上)が条件です。 ⑤申告者の年収が3000万円以下であること 申告者のみの収入で3000万円以下であることが条件です。ご家族の収入は含みませんが、例えば会社員で不動産収入があるなどの場合は、それらも含んだ金額でみます。 くわしくは国税庁のホームページもご参照ください。 ▶国税庁 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1216.htm   確定申告時の注意 条件に当てはまるみたい!確定申告しよう!となったときの注意点をお伝えします。 確定申告は税理士以外は代行できない 外壁塗装の確定申告は、外壁塗装業者などで代行手続きを行うことはできません。申告はご本人のみ可能です。 どうしても難しい、ややこしいなどの場合は税理士のみ代行できますので、相談してみてもよいでしょう。 必要な書類がたくさんある 確定申告自体はそれほど難しくないかもしれませんが、外壁塗装の費用を申告する場合は提出を求められる書類が非常に多くなります。 下記のような書類が提出必要書類です。 マイナンバーカード 住宅借入金等特別控除額の計算明細書 住宅ローンの年末残高を証明書 増改築等工事証明書 塗装する建物の登記事項証明書(登記簿謄本)   自治体などの補助金を利用した場合は 補助額を証明するもの も合わせて必要です。 外壁塗装は確定申告できるが、費用や手間を考えて検討しましょう 外壁塗装工事で条件や書類がそろえば確定申告し、所得税の還付を受けられます。 実際の手間や、税理士などへ相談した場合の費用を考慮して申告するかどうか検討しましょう。      

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太陽光パネル
2024年1月16日 更新!

太陽光パネルがあったら屋根工事は高い? l塗り達

2024年1月16日 公開 蓄電したり補助金が活用できる太陽光パネルを設置されているお家もよく見かけますよね。 昨今電気代が高騰し、設置を検討されている方も多いのではないでしょうか? 太陽光パネルは屋根の上に設置しているため、屋根のメンテナンス時期が来た時にどうなるのか?というご質問もよくいただきます。また、太陽光パネルがない屋根に比べると工事費用が高い傾向にありますが、その理由についても知っておきたいですよね。 今回の記事では、太陽光パネルがある場合の屋根工事について解説します。 太陽光パネルとは 歴史と普及 太陽光パネルは、太陽光を電気エネルギーに変える太陽電池で、ソーラーパネルとも呼ばれます。 太陽電池は意外にも歴史が古く、1839年にさかのぼります。 その後、1950年代にアメリカで初めて実用化され、日本には1973年に上陸。そのころの日本はオイルショックでエネルギーや資源について人々の関心が高い時代でした。 そして、1993年に住宅用の太陽光発電が発売されました。当時も補助金などの制度はありましたが、価格が高く一般家庭に普及するのは、コストダウンが実現した2000年以降になってからといわれています。 2009年には余剰電力の買い取り制度が始まり急速に普及しました。また2011年の東日本大震災もエネルギーについて考えるきっかけになりさらに普及することになりました。 2022年に発表された環境省の「令和2年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査」によると、戸建て住宅では全体数の12.3%が太陽光パネルを搭載しているとされています。 自家発電や収益などのメリットを感じつつも、初期導入費用が高い、投資がうまくできるかわからないといった理由で採用を見送っている住宅も多いようです。 太陽光パネルがある場合の屋根工事 太陽光パネルが設置されている場合でも、屋根のメンテナンス時期は必ず来ます。 パネルがある部分と、ない部分では劣化の進行状態が異なることが多く、パネルを避けて屋根が見えている部分だけ塗装するといった方法をとることもあります。 しかし、太陽光パネル自体に重量があるため、いずれ屋根が耐えられなくなり全面的なメンテナンスが必要になります。 そこで、塗装や葺き替えを行う際に、いったんパネルを外して工事を行い、またつけなおすといった手順を踏むこともあります。   太陽光パネルがある場合の工事費用が高くなる理由 太陽光パネルがある屋根とない屋根で工事費用に差が出る理由は「脱着費用」です。 前述のように、太陽光パネルをいったん取り外す場合、脱着費用が発生します。 この費用は、通常の屋根塗装などではかからないものですが、メンテナンスに脱着が必要な場合は、お客様の負担となります。 脱着には1枚あたり、およそ3~5万円ほど必要だといわれています。また、パネルをのせている台座が特別なものだった場合、それらの制作費用などや、工事期間中のパネルの保管費用などが掛かることもあります。 仮に8枚設置されている場合、脱着費用だけで20万円~費用が掛かります。 屋根が大きく全面にパネルを設置しているなどの場合は、さらに費用が掛かります。   太陽光パネルの設置を検討するなら屋根のメンテナンスも一度考えてみましょう 太陽光パネルの設置業者は、設置するまではいろいろと費用面でのメリットなどを説明してくれますが、メンテナンスの時にどうするかというのは感知していません。 脱着費用がお客様負担になることはもちろん、設置業者以外の業者が脱着した場合、保証がなくなることもあるため、それらを踏まえて設置するかを検討する必要があるでしょう。 もし新築と同時の設置でない場合は、太陽光パネルの設置前に一度屋根のメンテナンスをおすすめします。 理由は先ほどの脱着費用です。設置前なら全面塗装や葺き替えも工事費用だけで済みますし、次回のメンテナンス計画も立てやすくなります。 太陽光パネルの設置を検討されているなら、まずは屋根の劣化状態を診断してお手入れについてご検討ください! お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ♪    

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塗り達 施工事例
2024年1月8日 更新!

屋根のメンテナンスは塗装と葺き替えどっちがおすすめ? l塗り達

2024年1月8日 公開 屋根のメンテナンス時期が来ているけど、塗装がいいの?それとも葺き替え? と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。 屋根のメンテナンスには塗装工事によるメンテナンスか、屋根工事に分類される葺き替え工事やカバー工法などがあります。 それぞれのメリットやデメリットを知ってメンテナンス方法選びの参考になさってください。 屋根のメンテナンスはなぜ必要か? 屋根は構造部と呼ばれ、基礎や柱、外壁などとともに家が家としての役割を果たすために重要な部分です。建築基準法では「防火や安全、衛生上重要な建物の部位を示す用語」と定義されています。 屋根は経年劣化が起こるため、メンテナンスが必要です。単に美観性が損なわれたという理由だけではなく、防火や安全の維持のために必要だと考えましょう。 具体的な劣化の症状を確認しておきます。 色褪せ 表面の塗膜が劣化すると、屋根材が水を吸い込むようになります。吸い込まれた水分は内側で乾き、それを繰り返すことによって割れや欠けにつながります。 割れ・欠け 上記の塗膜の劣化が原因である割れのほか、物理的な原因で割れることもあります。 例えば強風で何かが飛んできて屋根にぶつかった場合などです。 板金の破損・欠損 屋根材以外に、板金部分のメンテナンスも必要です。 台風などで板金が外れて飛んで行ってしまうケースなどがよくありますが、他の部分も外れやすくなっており、次悪天候になった場合に、自宅の屋根からご近所さんへ飛んでいくかもしれません。 また板金がない部分からの雨漏りも考えられるため、早急に補修が必要です。 漆喰の劣化 日本瓦の場合、瓦自体は塗膜の劣化がありませんが(そもそも塗膜がありません)、瓦を留めている漆喰の劣化が起こります。 漆喰が劣化すると、瓦がずれやすくなったり落ちてきたりすることがあるため、メンテナンスします。 屋根のメンテナンス方法 冒頭でも出てきたように屋根のメンテナンス方法は主に下記の2つです。 それぞれの工事方法とメリット・デメリットを見ていきましょう。 塗装工事 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 塗装によって新しい塗膜を付ける工事です。塗膜で屋根材を保護し、雨の侵入を防ぎます。 塗装工事が可能な屋根材    スレート、金属屋根、洋瓦、アスファルトシングル など    ※日本瓦は陶器のため、塗装はしません。 メリット    工事期間が短い。    比較的安価    カラーバリエーションが豊富    耐久性や価格から塗料が選べる デメリット    葺き替え工事に比べると耐久性は短く、また同じような塗装が必要    工事期間が天候に左右される 塗装のメリットは屋根工事に比べると工期が短く、費用も比較的安価だということでしょう。また耐用年数が異なる様々な塗料が販売されており、メンテナンス計画も立てやすくなっています。塗装で屋根の色を好きな色に変えられる点もメリットととらえる方が多いようです。   屋根工事 メンテナンスとしての屋根工事には、 葺き替え工事 カバー工法 等があります。 葺き替え工事は、いま葺いてある屋根をすべて取り払い下地からすべてやり直す工事です。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ メリット   すべての屋根材を取り払うため、屋根の下の野地板やルーフィングシートなどの傷みを確認できる。   雨漏り補修ができる   耐久性が向上する デメリット 費用が高い 工期が長い カバー工法は、今ある屋根材の上から新しい屋根をのせる方法です。 メリット   葺き替え工事に比べると、比較的安価で工期も短い デメリット 元々の屋根材が重い・平らではない場合は選択不可 塗装工事に比べると、屋根の耐久性がアップすることが多いため、お家全体の寿命も延びることになります。そのため長くこの家に住みたい、子どもに家を譲るといったケースで屋根を葺き替え一新される方が多いようです。ただし工期が長く、費用も塗装に比べると高額になります。 塗装工事と屋根工事 どちらを選ぶべき? 塗装工事と屋根工事、どちらにもメリットがありデメリットがありますよね。 どちらのメンテナンス方法にしようか?と迷われたとき、 ・ご自宅の屋根がどんな素材か ・現在どんな状態か  が重要になってきます。 例えば、日本瓦の場合、重量があるため、たとえカバー工法を選択したくても施工ができません。また塗装工事で色を変えることもできません。そのため漆喰の補修か、葺き替え(または一度瓦をすべておろしてまた戻す葺き戻し)でメンテナンスを行うことになります。 雨漏りしているケースも、塗装では雨漏りは補修できません。屋根材の下のルーフィングシートや野地板などにまで損傷が及んでいるため、葺き替え工事をして雨漏り補修を行うことになるでしょう。 また、一部のスレート屋根では、塗装したくても塗装できない屋根材が存在します。塗装で使う塗料に屋根材が負けてバリバリと割れてきてしまうためです。 調査でそのような屋根材が使われていることが判明したら、塗装ができないためカバー工法または葺き替えをご検討いただくことになります。 詳しくはこちらの記事もご参照ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ【知っておいていただきたいこと】塗装できる屋根材・できない屋根材があります l...https://nuritatsu.com/blog/35087皆様、こんにちは京都に地域密着20年、施工実績3000棟超の外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修専門店【塗り達】です^^京都市、宇治市、八幡市を中心とする、京都府全域に向け外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修の工事をご提供いたします。いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます! 「石綿」という素材をご存知でしょうか?別名:アスベスト というこの素材は、長期間体内へ取り込むことによって健康に悪影響があるということがわかり、2004年には石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止、2006年には同含有率が0.1%と... 屋根のメンテナンスを考え始めたら、まずは無料点検から 屋根のメンテナンス方法は、ご自宅の屋根材や劣化状態などを見極めて検討する必要があります。 そのためには、現在のご自宅の屋根がどうなっているのか? まずは無料の現地調査を依頼してみて下さい。 塗り達では、屋根の点検にドローンを使用し、屋根全体から細かい部分まで徹底的に調査します。また動画や写真などでも記録しているため、お客様にもご確認いただきやすくなっています。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ お客様のお家の屋根材や劣化状態から、最適なメンテナンス方法をご提案します。 屋根のメンテナンスをお考えなら塗り達までお問い合わせ下さい!          

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2024年1月7日 更新!

屋根の雪止めとは?役割や取り付けについて解説

2023年1月7日 公開   毎日寒い日が続きますね。 さて皆様はご自宅の屋根に雪止めがついていますか? 雪止めは、屋根に積もった雪が一気に落ちてこないようにするために設置する金具です。写真のようなL字のものから楕円形のものなどいろいろあります。 今回は、屋根の雪止めについて解説していきます。 雪止めとは 雪止めは、屋根に設置し積もった雪が落ちてこないようにうするための金具です。 落ちてこないようにするといっても、溶けると流れてくるのですが、何センチも積もった雪が一気におちてくるのを防ぐ役割があります。 関西地方でも雪が降る都市もあり、設置している家も少なくないでしょう。しかし、まったく雪が降らない地域では設置する必要がないため、見たことがないという方もおられるかもしれません。 雪止めは絶対に設置しなくてはいけない? 実は、民法や建築基準法では、雪止めの設置は義務付けられていません。 しかし、民法第218条で、 「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない」 とあり、直接雪止めをつけなさいと言及はしていないものの、雨水の中に雪も含まれていると考えられます。 雨水の場合は、樋を設置し直接降り注ぐことがないようにしていますので、雪止めも同じように考えることができるでしょう。 雪は見た目よりも重量があり、一気に落ちると庭木などを破壊してしまうこともあります。落雪防止の対策を行っていなかったとして訴えられるケースも考えれるため、雪が降ることが想定される地域では設置しておいた方がよいでしょう。 雪止めの素材 雪止めは金属製のものが大半です。 亜鉛メッキやステンレス、アルミなどあり、耐久性にも違いがあります。 雪止めの設置方法 雪止めは屋根の表面にボルトで固定します。 このときねじを締めすぎると屋根材が割れてしまうことがあるため注意が必要です。 雪止めの劣化 ステンレスなど金属特有の光沢は、劣化によって失われていきます。雪止めに美観性を求める方は少ないと思いますが、気になる場合は取り換えることもできます。 また雪やボルトの劣化によって外れてしまうこともあります。屋根の上から落ちてくることも考えられるため、屋根のメンテナンスの際に点検してもらいましょう。 #gallery-4 { margin: auto; } #gallery-4 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-4 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-4 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 屋根塗装や屋根工事の際に雪止めはどうする? 屋根塗装の際は、雪止めを塗装しないことが多いでしょう。 なぜなら塗料で雪止めと屋根がくっついてしまい水切れが悪くなることがあるからです。 屋根や雪止めの劣化が激しい場合は、すべて取り払い塗装後に新しいものに取り換えましょう。

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下塗り1回目の画像
2023年12月29日 更新!

屋根塗装の下塗りには種類がある?目的に合わせた塗装でさらに長持ち! l塗り達

2023年12月29日 公開 屋根塗装を検討している方は、どんな色にしようかな?と悩まれている方も多いのではないでしょうか? 色はもちろん、屋根塗装では色がついている塗料の下に塗る「下塗り」が大変重要な意味を持っています! 下塗りに使う下塗り材には種類があり、役割もそれぞれ違います。 用途にあった下塗り剤を使うことで、耐久性がアップし、塗装が長持ちします! 本日は屋根塗装に使う下塗りについて解説していきます。   下塗りとは? 下塗りは、上塗りの前に塗る塗装工程のことで、屋根や外壁などの素地に1番最初にぬる塗装のことを言います。 上塗り塗料とは違う、専用の塗料を使って塗装していきます。   屋根塗装で下塗りを行う理由 下塗りの役割は大きく分けて2つあります。 上塗り材との密着を高める 上塗り塗料はトップコートともいわれ、密着して素材を守る働きをします。塗膜は経年劣化していきますが、それまで素材に密着し雨や紫外線から屋根を守ってくれます。 下塗り剤がないと、下地からはがれてしまったり、すぐに薄くなったりします。そのため、下塗り剤を使って密着力を高め、糊のような働きをしてくれます。 下地を強固にする 上塗り材が劣化して放置していると、塗膜だけではなく屋根自体が傷んできます。中には水分を吸い込んで乾くを繰り返しもろくなっていることも。 下塗り剤を劣化した屋根に塗ると、浸透して内側から屋根材を固めて強固にする働きがあります。屋根を補強した上で塗装を行うことで、屋根材が長持ちします。 さび止め効果を付ける 屋根が金属製の場合は、下塗りにさび止め効果のあるものを使います。 上塗り材が雨や紫外線を防ぎ、下塗り剤であるさび止め塗料で内側からのサビの発生を抑制します。 金属屋根や庇によく使いますが、スレート屋根でも板金部分にはさび止めと入れることがよくあり、登場回数が多い下塗り材です。   屋根塗装で使う下塗り剤の種類 下塗り材にはいくつかのしゅりいがあります。用途や目的に合わせて使い分けます。 シーラー シーラーは「seal(シール 接着する)」からきている言葉で、そのまま「接着する」「覆い隠す」という意味があります。上塗り材と「接着する」効果があるほか、上塗り材の屋根材への吸い込みを防ぎます。 フィラー フィラーは少し粘度がある下塗り材で、下地のひび割れを隠したり、補強したりする効果があります。 微弾性フィラーは下地に追従してひび割れが大きくなるのを防ぐ効果があり、劣化が激しい屋根材にはフィラーを使うことがよくあります。 プライマー 「最初の(prime)」からきている下塗り材で、まさに1番に塗る塗料です。シーラーと効果はほぼ同じです。 さび止め塗料はさび止めプライマーと呼ばれることもあります。   下塗りしないとどうなる? 下塗りを行わずに塗装工程を進めると、完成した直後はきれいに見えます。 しかし、密着力や下地を強固にする効果がないため、すぐにはがれたり屋根の劣化が早く進んだりします。 工事完成後は見えない工程だからこそ、確実に行う必要がありますね。   用途にあった下塗り剤で耐久性アップ! 屋根塗装に使う下塗りについて解説しました。 用途に合わせて使うことで耐久性がアップし、長持ちする塗膜を作ることができます!! ただの色の塗り替えではないメンテナンスとしての屋根塗装は、専門業者の「塗り達」にお任せください!      

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2023年12月26日 更新!

屋根塗装の耐用年数は10年?劣化状態を見極めて効果的なメンテナンスを  l塗り達

2023年12月26日 公開 「屋根塗装は、およそ10年に一度行いましょう!」 と聞いたことはありませんか? 確かに屋根はメンテナンスが必要な部分ですが、耐用年数はなぜ10年なのでしょう? 8年や13年でのメンテナンスではいけない理由があるのでしょうか? 今回は、屋根塗装が10年に一度といわれる理由について解説していきます。 屋根塗装が10年に一度必要といわれる理由 屋根塗装は、10年に一度行いましょう!とよく言われます。 その理由は何でしょうか? 劣化が進行するから 屋根材は、塗膜によって守られています。 この塗膜は紫外線などの影響で劣化し、屋根材を守る力が弱まっていきます。 永久に持つ塗膜はいまのところないので、経年劣化は避けられません。 そのため、劣化した塗膜を新しくつける工事「屋根塗装」が必要になるのです。 耐用年数がおよそ10年だから 耐用年数とは、そのものが使用に耐えうる時間のことです。 屋根の耐用年数は素材や塗料によって決まりますが、およそ10年といわれるのは一般的に使われている屋根材であるスレートの耐用年数がおよそ10年だからです。 中には日本瓦のように塗膜がなく耐用年数がもっと長い素材もあります。 10年は一般的な場合で、劣化の進行具合は個別のケースにより異なります スレートの場合耐用年数がおよそ10年ということが、10年に一度工事しましょうといわれる理由ですが、中にはもっと早く工事が必要になるケースもあります。 例えば、 ・台風や強風で飛来物があり、屋根が割れた ・同じく台風や地震などで屋根の一部が破損した ・雨漏りが起こっている などのケースです。 このような場合は、耐用年数が10年だから!といわず、破損や雨漏りがある時点で補修工事が必要です。 10年はあくまで目安です。紫外線の影響も、家の立地や屋根の向きによって異なります。 お家の劣化具合は一概には言えないため、10年を目安に屋根の無料診断をお試しください。 屋根の無料診断(ドローン)は無料!下記よりお気軽にお問い合わせください!  

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2023年12月25日 更新!

屋根のハゼとは?その役割やメンテナンスの重要性を解説 l塗り達

2023年12月25日 公開 ハゼという言葉を聞いたことがありますか? 屋根におけるハゼとは、金属2枚を重ねて加工した部分のことを言います。 ハゼは金属屋根を施工する際に重要な役割を持ちます。 この記事ではハゼについて特徴や劣化症状などを解説していきます。   ハゼとは ハゼは金属の屋根をつなぎ合わせた部分の名称です。 屋根に限らず破風や庇などでもつなぎ目の部分をハゼと呼びます。   ハゼ葺き 金属の屋根を葺くときに、屋根同士をハゼで結合する施工方法です。 このほか、キャップ型、嵌合型、瓦棒型などの施工方法があります。   ハゼの劣化症状 ハゼの部分はつなぎ目なので、雨漏りしやすくなっています。 また金属の場合は、サビが発生し広がることで、屋根自体に穴が開いたりすることもあります。   ハゼの劣化を放置してはいけない理由 ハゼは屋根のつなぎ目ともいえます。屋根は構造物の1つなので劣化によって強度が落ちたり、雨漏りしてしまったりすると、躯体に影響を及ぼします。 さびが発生してしまった場合、どんどん周囲に広がり最終的には金属に穴が開くことも。 あいてしまった穴は屋根を葺き替えることでしか修繕できないので、劣化を放置していると大規模修繕を行う必要ができてしまいます。 ハゼのメンテナンス ハゼのメンテナンスのポイントは、サビの抑制と、隙間からの雨漏り防止です。 サビ 金属部分は塗膜の劣化によって水と空気が金属に触れてサビが発生します。 また折り曲げている金属は他と比べると劣化しやすい状況にあります。 さびの発生をさび止め塗装で抑制するとともに、発生してしまったさびも早めに除去し塗膜を新しくしましょう。 雨漏り ハゼは一枚ものの金属板ではなく二枚が重なっている部分なので、しっかりととめていても雨漏りはしやすい場所です。 特に折板屋根の場合は野地板やルーフィングシートが下にないので、雨漏りは室内に直結します。 折板屋根は、工期が短く比較的安価なので工場や倉庫などの大型物件でよく採用されます。雨漏りすれば商品などの損害にもなるので、早めのメンテナンスを心掛けましょう。  

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塗り達 施工事例
2023年12月19日 更新!

スレート屋根の葺き替え工事はどんな時に行う?劣化状態に合わせたメンテナンスを l塗り達

2023年12月19日 公開 スレート屋根は劣化状態によっては塗装工事が適さない場合があります。 スレート工事で行われる屋根工事には、カバー工法や葺き替え工事がありますが、葺き替え工事はどんなときに選択すればよいのでしょうか? 今回は、スレート屋根で葺き替え工事を選択するときについて解説します。 スレート屋根とは スレート屋根は、セメントを主成分として厚さ5mmほどの薄い板状に加工した屋根材です。 角が四角ものや、少し丸みのあるデザインなど形も色も様々です。 特に表面のカラーは豊富で、塗膜で保護されているスレートは化粧スレートと呼ばれます。 スレートの表面の塗膜は紫外線や雨で劣化し、徐々に薄くなっていきます。 表面の塗膜がなくなると、水をはじくことができなくなり、雨を吸ったり、常に湿っている状態になったりしカビやコケが発生、水を吸い込んで乾いてを繰り返すうちに、割れたりひびが入ったりします。これらの経年劣化は特に何もしなくても起こるものなので、塗膜が劣化してくる10年くらいを目安に塗装メンテナンスが有効です。   スレート屋根で行う屋根工事 塗装工事でメンテナンスができるスレートですが、塗装せず屋根工事を行う場合があります。 スレート屋根で行う屋根工事には次のようなものがあります。 カバー工法 今葺いているスレートはそのままにして、上から新しい屋根材を葺く工事です。 ただし、屋根の下のルーフィングシートや野地板が劣化し雨漏りが進んでいるような状態であれば、表面の屋根だけきれいにしても意味がないため、葺き替え工事を選択することになります。 スレートが軽量かつ薄く平らなので、上から新しい屋根材を葺くことができます。   葺き替え 今葺いているスレートを撤去し、屋根材の下のルーフィングシートや野地板も貼り換える工事です。カバー工法よりも手間も費用も掛かりますが、劣化している屋根を取り除いてから新しく葺くので、雨漏りしている場合などにも有効な方法です。 スレート屋根で葺き替え工事を選択するとき スレート屋根は経年劣化が起こる10年くらいで塗装工事を行えばメンテナンスを行えます。 しかし、中には葺き替え工事を選択しなくえはいけないとき、するべき時があります。下記で詳しく解説します。 ①劣化が激しい 10年以上塗装していない、また劣化が激しく塗装を行っても何年も持たない状態の場合は、葺き替え工事(またはカバー工法)を検討します。   ②塗装できない屋根材 スレート屋根の中には、塗装によってバリバリに割れてしまい塗装ができないとされる商品があります。 アスベストが使用禁止になった直後に製造されたスレートにその傾向が高く、現在も現役で屋根として使われている住宅があります。 建築当時は塗装ができなくなるとはだれも思っておらず、メンテナンス時期になって初めて塗装ができないことが判明するケースがあります。現地調査の際に塗装できるか否か十分に調査を行いますが、メーカーが塗装できないことを公表していないケースもあり、塗装が始まってから塗れない屋根材とわかる場合もあります。 そのような場合は、それ以上塗装を行うことができないため、すべて取り払い葺き替え工事を行う(またはカバー工法)を選択していただく必要があります。 ③アスベストが含まれているスレート 使用禁止になる前はアスベストが多くの建材に使われていました。 健康被害が問題となったアスベストですが、耐久性の高い建材を作ることができたため重宝されていました。 アスベストが含まれている屋根材は、総じて耐久性が高く、現役で屋根に乗っていることも多くあります。アスベストが含まれていても塗装は可能ですが、あまりに傷みが激しい場合、塗装前の高圧洗浄でアスベストが飛散する恐れがあり、メンテナンスのタイミングで取り換えてしまいたいというお客様もいらっしゃいます。   ④メンテナンス期間を長くするため葺き替えを希望される場合 代々受け継がれているお家など、建て替えではなく家自体の耐久性を維持したいとお考えの場合、躯体はそのままで屋根などのリフォームをご希望されるケースもあります。 スレート屋根は塗料にもよりますがおよそ10年で塗り替えが必要になりますが、ガルバリウムなどメンテナンス頻度の低い屋根材に葺き替えることで、何度も塗装を行う必要がなくなります。 一度に大きな費用が掛かってもいいから、頻繁にメンテナンスをしたくないという場合は、スレートより耐久性の高い屋根材への葺き替えを選択される場合もあります。 スレート屋根の葺き替え工事も塗り達まで! スレート屋根の葺き替え工事について解説しました。 スレート屋根は塗装ができる場合、できない場合があり、できない場合は屋根工事を選択しなければいけません。 また、塗装できる場合もライフスタイルやご希望に合わせて葺き替え工事を行うことは可能です。 スレート屋根のメンテナンスで迷ったらぜひ塗り達にご相談ください! 現在の劣化状態や屋根材をお調べし、施工方法をご提案いたします。 お問い合わせは下記からどうぞ♪

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2023年12月18日 更新!

断熱材とは?役割や特徴を解説! l塗り達

2023年12月18日 公開 この記事では、断熱材について解説しています。 断熱材は、熱の移動を遮断するための建築資材です。 壁や天井、床下に入れることで、室外の熱が室内に入るのを遅らせたり、室内の暖かい空気が屋外へ逃げるのを防ぐ効果があります。 #gallery-5 { margin: auto; } #gallery-5 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-5 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-5 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 断熱材の効果 断熱材の効果には次のようなものがあります。 床や壁、屋根など、外部と接する部位に入れると、冷気や熱の移動を遅らせ、暑さや寒さが和らぐ 隙間を埋めることで気密性が高まる 熱を断つと書きますが、室外からの熱気(夏)、室内の温められた空気(冬)が移動することを経つため、部屋の中の温度が上がりすぎたり下がりすぎたりすることを防ぎます。 新築の住宅はほとんどが断熱材を入れており、気密性が高い住宅になっています。   断熱材の素材 断熱材として使われる素材には次のようなものがあります。 無機繊維系 グラスウール ロックウールなど 安い 断熱性・不燃性・吸音性あり 湿気に弱い 木質繊維系 セルロースファイバー 高い 防音効果あり 結露の防止 天然素材系 羊毛 炭化コルク 高い 調湿効果あり 防虫効果も高い 発泡スチロール系 フェノールフォーム ポリスチレンフォーム 非常に高い 断熱性・耐久性・不燃性が高い 燃焼時、有毒ガスが出ない   断熱材は、熱の遮断のほか、防音性のあるもの、不燃性のものなど、種類によって様々な特徴があります。 外壁と室内の壁の間に入れ込むもの、ウレタンを吹き付けるものなど施工方法もいろいろあります。 予算や臨む断熱効果によって、最適なものを選びましょう。 断熱材のメリット・デメリット 断熱材を入れていると次のようなメリットがあります。 断熱性能がある 防音性がある 結露が発生しにくくなる   断熱材を使うことのデメリットには次のようなものがあげられます。 コストがかかる 施工技術によって効果が変わる   外壁塗装でも遮熱効果をつけられます! 断熱材は、壁の内側にいれて熱の伝導を抑えるものですが、外壁塗装で遮熱効果のある塗料もあります! こちらは塗装工事の際に、遮熱効果のある塗料を使うだけでOKなので壁をはがすなどと大規模な工事はありません! →遮熱塗料について、くわしくはこちらをご覧下さい 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ遮熱塗料とはhttps://nuritatsu.com/blog/427512023年3月15日 公開 この記事では、遮熱塗料について解説しています。 遮熱塗料とは、太陽光によって外壁や屋根の温度が上昇するのを防ぐ効果(=遮熱効果)のある塗料。住宅用の塗装の場合、外壁用・屋根用がそれぞれ発売されている。 遮熱の仕組み遮熱塗料は、太陽光を高反射させ、表面温度の上昇を抑えることができる。 (出典:エスケー化研 クールテクト工法 カタログ) 太陽光を高反射させることによって、表面の温度上昇を抑え、室内の温度の上昇も抑える効果がある。(出典:エスケー化研 クー... 遮熱塗装のご相談は塗り達まで!  

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