塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

屋根リフォームの記事一覧

雨漏り
2023年9月19日 更新!

雨漏りの放置で家が傾く?早めの補修が必要な理由とは l塗り達

2023年9月19日 公開 「雨が降ったときにちょっと雨漏りするくらいだから大丈夫」 「雨漏りしてるけど、住むことはできているよ」 しかし、実は雨漏りは放置すると、様々な弊害が生まれ、最悪の場合家が危険の状態になってしまいます! 雨漏りを放置することによって起こるデメリットを知って、早期の補修を検討しましょう! 雨漏りの原因 雨漏りが起こる原因には次のようなものがあります。 外壁のひび割れ 外壁の起こったひび割れ(クラック)から内側へ雨が侵入します。 クラックはモルタルの外壁に起こりやすい劣化症状ですが、サイディングボードでもクラックが起きることがあります。 屋根の劣化 屋根が劣化し、放置していると、屋根材の下の防水シートが痛んで雨漏りの原因となります。 シーリングの劣化 サイディングの隙間を埋めているシーリングや、サッシ廻りのシーリングは、ゴムと同じで劣化します。 隙間がきちんと埋まっていないと、間から雨が侵入し雨漏りとなってしまいます。 防水層の劣化 ベランダや屋上にに施工している防水層の劣化も雨漏りの原因となります。 防水工事には、塗膜防水やシート防水などさまざまな方法がありますが、いずれも永久に耐久するものではなく劣化すると水を防ぐ力がなくなります。 雨漏りを放置しているとおこるデメリット これらの原因で起こる雨漏りは、水がぽたぽたと落ちている等のわかりやすい症状がないと、 「まあ大丈夫かな」と放置してしまいがちです。 しかし、雨漏りを放置していると見えないところから徐々に劣化が進行してしまいます。 雨漏りを補修せずに放置してることが原因で、二次被害となるお家の症状についてみておきましょう。 ①躯体の腐食 木造建築の場合、雨は躯体の木材にとって天敵ともいえるもの。 外壁や屋根で守られている躯体に、雨がしみこむと素地の木材は腐ってしまいます。 躯体が痛むと、住宅の寿命を縮めることになり、強度に不安が出てしまいます。 台風や地震も多い日本では、住宅の強度は重要視されるもの。雨漏りによって自然災害に弱くなってしまわないように注意が必要です。 ②シロアリの発生 水分が多い木材が大好きなのが、シロアリです。 昔から木造建築ではシロアリの大量発生は、躯体が痛んで家が傾く原因となるため様々な対策を行ってきました。 雨漏りを放置することによって、シロアリが好む環境を作ってしまうので、早急に手を打つ必要があるでしょう。 ③カビなどのよる健康被害 外壁や屋根裏にたまった湿気が原因で、なぜか水分がないはずの天井や壁紙にカビが生えるということも。 長年カビの生えている場所で生活していると、健康被害があることもあります。 また、壁紙のはがれやにおいなど生活の質も大きく下げてしまうため、補修して快適な室内環境を取り戻しましょう。 雨漏りしているかな?と思ったらまずは専門業者へ相談を 雨漏りかな?と異変を感じたら、まずは専門業者へ調査を依頼しましょう。 雨漏りは、出口よりも入口となる雨の侵入口を見つけ確実に補修することが不可欠です。 侵入口を補修していないと、いくら壁紙を貼り換えても同じことの繰り返しになってしまいます! おかしいな?と思ったらまずは無料診断をお試しください。 ご相談は下記フリーダイヤルかメールでも承っております。 お気軽にご相談ください。

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暑い 家
2023年9月18日 更新!

屋根の温度を下げられる?遮熱塗料クールタイトについて l塗り達

2023年9月18日 公開 年々過酷になる、日本の夏。 真夏の外気温は40度に迫り、なんと屋根の上は50~70度にもなるといわれます。 屋根の表面は塗膜でおおわれていますが、紫外線や熱で劣化が進み、はがれや色褪せします。 また屋根の表面温度が上がることによって、2階や屋根裏など室内の温度上昇も。 そこでおすすめなのが、遮熱効果のあるクールタイトです。 遮熱塗料 クールタイトとは ] エスケー化研のクールタイトシリーズは、屋根用の遮熱塗料です。 ▼公式サイト:https://www.sk-kaken.co.jp/product/roof-paint/cooltight/ 太陽光の中でも、放射熱エネルギーの高い近赤外線領域の光を高反射し、屋根表面の温度上昇を軽減、優れた遮熱効果を発揮します。 (出典:エスケー化研 クールタイトシリーズ カタログ) 従来の塗料より屋根表面の温度上昇が少なくなるので、熱による劣化を抑え、耐久性が高まります。 また、室内温度の上昇にも貢献。工場など金属屋根でも高い効果を発揮します。 クールタイトを屋根塗装に使用することにより、エアコンなどの空調機器の使用を抑えることも可能です! 性能は、環境省の「ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)」 に平成21年に実証済技術として認められています。 詳しくはこちら ▲環境省 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術) 屋根塗装にクールタイトシリーズはおすすめの塗料です。 塗り達のクールタイトシリーズ 塗り達では、クールタイトシリーズの中から ・クールタイトSi ・クールタイトF での施工を行っております。 遮熱効果があり、耐久性はシリコン塗料とフッ素塗料の2種類をご用意しています。 屋根は外壁よりも紫外線の影響を受けやすく、劣化が早いといわれています。 そのため、屋根の塗料は外壁よりワンランク上の遮熱塗料を選ばれるお客様も多くいらっしゃいます。 ご予算やライフプランに合わせて、お気軽にご相談ください。 \見積は無料/ 屋根塗装の関するお問い合わせはこちらまで      

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2023年9月13日 更新!

屋根塗装で乾燥にかかる時間はどれくらい?工程と仕上がりを左右する乾燥時間とは l塗り達

2023年9月13日 公開 塗装工事において、乾燥期間は仕上がりや耐久性などを左右する重要なものです。 塗料の乾燥時間は気温や湿度によってある程度の目安がありますが、どのくらい必要なのでしょうか? この記事では、屋根塗装の乾燥時間と、工程について解説していきます。 屋根塗装の乾燥時間 塗装工事の乾燥期間は、塗料の密着力を高めるために大変重要です。 十分に乾いていないまま次の工程に移ってしまうと、早期はがれやめくれなど施工不良の原因となります。 気温と天候による目安 塗料の乾燥時間は、気温や天候によってある程度の目安があり、下記のようになっています。 (晴天の場合) 5~10℃:8時間以上 23℃くらい:3~4時間 30℃以上:2時間程度 但し、気温のほかに天候や湿度などによっても乾燥期間には若干の誤差があります。 次の工程に移る前には必ず塗膜を直接確認し、乾燥が十分かどうか見極める必要があります。 塗料の種類による目安 また塗料の種類によっても乾燥期間に差があります。 水性塗料:3~4時間 油性塗料:6時間以上 となっており、耐久性の高い油性塗料のほうが乾燥に時間がかかることがわかります。 いずれの場合も、天候や気温に左右されるため、一応の目安と理解しておきましょう。   乾燥期間と工程 これらのことから、気温や天候条件によっては半日かけて塗装を行い、残りの時間で十分に乾燥できれば、翌日には次の工程に移ることが可能という計算になります。 そうして、季節や天候を読みながら、塗装と乾燥に必要な時間を計算しながら工程を組んでいきます。 予定通りにいかないこともある しかし、これらの乾燥時間の目安は、晴れ間が続いていることが条件になります。 天候はある程度予測できても本当にその通りになるかどうか当日になってみないとわかりません。そのため、天候によっては塗装と乾燥期間にさらに時間を要し、工程が大幅にずれてしまうこともあり得るのです。 工程を優先すると施工不良の原因に 中には乾燥が不十分であるにもかかわらず、工程を遵守しようと次の工程に移ってしまう業者も残念ながら存在します。 乾燥期間は塗料の密着のかなめですから、乾燥期間を守らないといくら早く工事が終わっても耐久性は保証できません。 工程はあくまで予定です。天候の事は誰にもどうすることもできないため、良い状態で全工程を終えられるように見守りましょう。 工程などの確認は工事中いつでもご連絡ください 基本的には工程通りで工事を行いますが、突発的な天候不良などで工程を延期することもあります。 元々工事をしない予定であれば問題ありませんが、「今日は工事するのかな?」と心配になったら施工業者に確認を入れましょう。 塗り達は、地元企業ならではのフットワークの軽さで、工事中の小さな疑問やお困りごとにもすぐに対応できる体制を整えています。会社とお客様のご自宅が近いからこそできるフォロー体制で安心して工事をお任せください。 まずは無料の現地調査から!お気軽にご連絡ください!

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2023年9月11日 更新!

塗れない屋根材(スレート)をご紹介!こんな屋根には塗らないで! l塗り達

みなさまこんにちは 営業の田口です。 本日は塗れない屋根材(スレート)のご紹介をさせていただきます!   スレート屋根とは? スレートとはセメントを薄く板状に加工した屋根材の総称を指し、「カラーベスト」と呼ばれることが多い屋根材ですが、ちなみにカラーベストとはケイミュー様が販売している商品名のことを指します。 比較的安価でデザインやカラーバリエーションが豊富で新築時に施工されることが多いため、日本での普及率が高く、補修やリフォームに対応している業者様も増えてきています。 そんなスレートの中から本日は、塗れない屋根材を3選をご紹介させていただきます。 塗れない屋根材3選 塗れない・塗装できないと言っていますが、物理的に塗装ができないわけではございません。 しかし特定の屋根材に関しては塗装しても強度を維持できないほど傷みやすかったり、剥離などの劣化が起こってしまうほど弱い素材のため、塗装をする意味がなかったり塗装しても数年のうちに再度補修が必要になってきます。 そのため一般的には「塗装できない屋根(塗装に向かない・しても意味のない屋根)」と言われています。   ①パミール 1つ目はパミールという屋根材です。 パミールは4本のスリット、等間隔の凹凸が5か所ある特徴的な見た目のため判断がしやすいかと思われます。 この屋根材には「層状剥離」と言う屋根材がミルフィーユのように1層ずつ剥がれていく劣化症状が見られ、この症状は塗装をしても抑えることができません。 築8~10年ほどで写真のような剥がれやひび割れが起こってきます。   ②レサス 2つ目はレサスという屋根材です。 2本のスリットと等間隔の凹凸が3か所あるのが特徴です。   この屋根材は非常に脆く、築10~13年でひび割れや欠け落ちなどの劣化症状が現れます。 また塗装前の高圧洗浄の勢いで割れてしまったり、職人さんが踏んだところが割れて滑ることで落下事故につながる恐れもあります。 また塗装をしても塗装前同様に割れやすいため、施工後に屋根材が落下してくる可能性があります。 ③コロニアルNEO 最後3つ目はコロニアルNEOです。 「コロニアル」とは冒頭にご紹介した「カラーベスト」のように商品名の一つですが、スレート屋根を呼ぶ際によく聞く名前になっております。 この屋根材はコロニアルシリーズと呼ばれ、似ている屋根材が多いため最初の内は判断が難しいものになっております。 コロニアルNEOは上記のパミール・レサスに比べると劣化の報告は少ないと言われていますが、築12~15年ほどで反り返り、そこからひび割れなどの劣化症状が発生します。 実際に塗装後の割れがメンテナンス時に発覚することもあります。 この場合、部分的な補修に別途費用が掛かってしまいます。   塗れない屋根材はまだまだあります、、、 シルバス・セキスイかわらU・スぺリアルなどなど、、、 今回ご紹介させていただいた3種類の屋根材以外にも塗れない屋根材というものはでまだまだ存在します。 しかしそれらの屋根材以外であっても劣化の進行状況がひどければ塗装することはできず、カバー工法や葺き替え工法をする必要がありますのでしっかりとした判断をしてくれる業者様をお選びいただければと思います。   最後に 普段屋根を見上げる機会は少ないかとは思いますが、玄関上などの下屋根部分は比較的見ていただきやすい箇所かと思いますので、この記事を読んでいただいた方は一度ご確認してみてはいかがでしょうか? しかし屋根材のご判断は難しいかとは思いますので「うちの屋根に使っている屋根材は何て名前なの?」「うちの屋根は塗れるの?」など気になることがございましたらお気軽に弊社にお問合わせいただけましたら幸いです。   ドローンによる現地調査・施工提案は無料で行っております。

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屋根塗装
2023年9月7日 更新!

折板屋根のメンテナンスは塗装が有効! 工程や注意点を解説 l塗り達

2023年9月7日 公開 折板屋根(せっぱんやね)とは、金属の板を折り曲げた形状の屋根材です。   梁に直接葺くことができるため野地板などの下地が不要で、工期が短縮でき工場などの大きな建物に採用されることが多い屋根材です。 その他にも様々な特徴やメリットがありますが、経年劣化もあるためメンテナンスが必要です。 この記事では、折板屋根の特徴やメンテナンスについて解説していきます。 折板屋根の特徴・メリット 折板屋根は、強度があり、風などに強い屋根です。 また先述の通り、下地が不要で梁に直接葺くことができるため、工期が短く、安価で仕上げることができます。 一枚物の大きな板をを葺くことが多く、つなぎ目がないため防水性にも優れています。 折板屋根のデメリット 金属製のため、遮熱性と遮音性がほかの屋根に比べると劣る点がデメリットです。 金属の素材自体の開発も進み、かなり改善はされていますが、それでも真夏は室内の温度が相当上がります。 折板屋根の劣化症状 折板屋根は、金属製のためサビに気を付けなければいけません。 屋根自体のサビと、ボルトなどの部品も10年くらいでメンテナンスが必要です。 さびが進むと、穴があき、下地がない折板屋根は雨漏りに直結します。またさびが原因で破損し屋根が落ちる、飛ばされるというように被害が拡大する恐れがあります。   折板屋根のメンテナンス方法 折板屋根はさびの抑制を行い、塗装によるメンテナンスが有効です。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 14%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ さびの進行を抑えるために、下塗りにさび止めを使います。写真の赤い塗料がさび止めです。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 部品のボルトも同じように錆びます。ボルト自体を交換したり、シールを打ったりしてメンテナンスを行います。   折板屋根のメンテナンスも塗り達にお任せ! 折板屋根のメンテナンスも塗り達におまかせください! 大きな工場のほか、個人で営む店舗の屋根など、施工実績も多数ございます。 折板屋根のメンテナンスは下記までお気軽にご相談ください!  

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スレート 割れ 屋根
2023年8月27日 更新!

スレート屋根の割れは放置すると危険!補修方法は? l塗り達

2023年8月27日 公開 スレート屋根は薄く軽量で、カラーバリエーションが豊富なため多くの戸建て住宅で採用されている屋根材です。 1枚1枚を屋根に重ねて葺いていくスレートは、割れが発生することも! 1枚だからと甘く見ていては大変なことになってしまいます。 スレート屋根の割れは、放置せずに補修すればながくお家を守ってくれます。 スレート屋根の割れの補修についてまとめましたので、屋根の状態が心配な方は是非参考になさってください。 スレート屋根の割れの原因   スレート屋根の割れの原因には、次のようなものがあります。 ①経年劣化 スレートは、経年劣化で表面の塗膜がはがれて水をはじく力が弱まります。その結果、スレート自体が雨を吸い込んで、太陽光で乾く を繰り返して割れてしまうことがあります。 ②飛来物 例えば強風で近所の家のアンテナが飛んできた、台風で巻き上げられた枝が当たった、など物理的な衝撃で割れてしまうこともあります。 ③踏み抜いてしまった スレートは経年劣化でもろくなると、作業で人が歩いたときにパリッと割れてしまうことがあります。 ④屋根工事 アンテナ工事や、太陽光をのせる工事など、屋根の上で行う作業で部材が当たったり、重さで割れてしまうことがあります。   いずれも、経年劣化でもろくなっていると割れやすいので、放置していると割れはどんどん広がってしまう可能性があります。 スレート屋根のひび割れ補修の方法 スレート屋根のひび割れは、当たり前ですが放っておいても勝手には直りません! 人の手で補修の必要があります。 割れているが、屋根材自体はまだある場合 まだ屋根材自体が残っている場合は、欠けている部分をつなぎ合わせて、シーリングで補修します。 下地補修が終わってから塗装に移ります。 割れた屋根がもうない場合 ひび割れた部分がなくなってしまっている場合は、その部分だけ差し替えを行うこともあります。 まずは屋根の点検から スレート屋根の割れと補修について解説しました。 屋根の塗装メンテナンスは7~10年に1度といわれますが、経年劣化で自然に割れが起こる可能性もあるため、補修の時期を逃さないようにしましょう。 そろそろメンテナンスの時期を迎える場合は、現在の屋根の様子を知ることから始めましょう。 塗り達の屋根調査はドローンを使用して、上空からの全体を撮影して行います。 調査の段階で、屋根の上に上がることはないので、踏み抜いてしまう心配もありません。 ズームで見ると、屋根一枚一枚がしっかり確認でき、お客様にも一緒に見ていただけるのでより状態を詳しくをお伝えすることができます。 現地調査は無料です。ぜひ一度塗り達までご連絡ください!        

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塗り達 施工事例
2023年8月26日 更新!

屋根塗装でさび止めを使うのはどんなとき?役割や特徴を解説 l塗り達

2023年8月26日 公開 「え!屋根が赤く塗られている!!」 お願いした屋根の色はたしか黒だったはずなのに・・・! いきなり真っ赤になっていたらびっくりしてしまいますよね。   それ、さび止めかもしれません! 屋根塗装では、下塗りにさび止め塗料を使うことがあります。   さび止めは何のために使うのか、さび止めの役割や使うシーンを確認しておきましょう。 さび止めの役割 さび止め塗料は、その名の通り、さびをとめる効果のある塗料の事です。 金属は、空気と水に触れると化学反応を起こして錆びるという性質があります。 金属にさびが発生すると、 ・表面がはがれる ・強度が落ちる ・穴が開く といった劣化が見られ、最悪の場合朽ちてボロボロになってしまいます。 屋根が金属の場合、 ・屋根自体が使い物ならなくなる ・雨漏りの原因になる など、さびの発生で起こるデメリットは深刻です。 そのため、さび止めを使ってさびが発生しないようにします。 屋根塗装でさび止めを使うケース 屋根塗装でも、すべての屋根でさび止めを使うわけではありません。使う場所を確認しておきましょう。 トタン屋根(金属屋根) 屋根材が金属(トタン屋根)の場合は、下塗りにさび止めを使用します。 スレート屋根の場合は、シーラーというさび止め効果はないもので下塗りします。 屋根の板金 スレート屋根であっても、板金でできた部分はさび止めを使います。 棟板金や袖板金はさび止め、屋根材の部分は材にあった下塗り材を使用します。 上塗り材は、板金部分も同じものを使用しますよ。     さび止めの使い方 さび止めは、下塗り材として使用します。 ①下地処理(ケレン) もし、いますでにさびが発生していたら、塗膜の下でさらに劣化が進む可能性があるため、下地処理(ケレン)をしてサビをしっかりと落とします。 ②さび止め 下地のサビをしっかりと落としたら、上塗り材の前に下塗り材としてさび止めを使います。 写真では赤い部分がさび止め塗料を塗ったところです。 さび止めは全部赤い?? さび止めは、実は赤だけではなく、白やグレーもあります。 上塗り材の下に隠れてしまいますが、上塗り材の色によってできるだけ目立たない色をチョイスして使っています。 昔は、さび止めの成分として用いていた鉛が赤茶系の色だったため、さび止めといえば赤というイメージがあります。 現在は、公害問題などから鉛以外の成分で作られるものもあり、赤だけというわけではなくなりました。   金属を塗装でメンテナンスできる場合・できない場合 取り合えず塗装しておけばOK!というわけでもありません。 塗装によってできるのは、表面に塗膜を付けることなので、 ・屋根材が欠けている ・穴が開いている といった修復はできないのです。 塗装でメンテナンスできるケース 金属屋根の場合、塗装でメンテナンスできるのは、 ・表面にさびが発生している ・サビは発生していないが塗膜が劣化している などです。 さびてるけど、まだ屋根材がダメになるほどではないな という場合は塗装でメンテナンスが可能です。 下塗りにさび止めを使って、新たなサビの発生を抑制します。 塗装ではメンテナンスできないケース 逆に塗装できない場合は、 ・さびて穴が開いている ・すでに雨漏りしている ・朽ちてボロボロになっている など、屋根材自体が深刻なダメージを受けている場合です。 塗装ができない場合は、葺き替えやカバー工法など、屋根工事を検討することになります。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 20%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ こちらは厨房の板金屋根で、板金をはがすと野地板までボロボロになっていたため、葺き替えを行いました。 さびにくい金属屋根 ガルバリウム鋼板 トタンや瓦棒屋根から葺き替えるのであれば、同じ金属でもガルバリウム鋼板の屋根がおすすめです。 金属ですが、さびにくく耐久性が高いため、最近新築でも多く採用されています。   屋根の種類 耐用年数(メンテナンス頻度の目安) トタン 10~20年(7~10年) 瓦棒 20~30年(8~10年) ガルバリウム鋼板 30~35年(15年) ガルバリウム鋼板の場合も、少しずつですがサビが発生してきます。早めの塗装メンテナンスがおすすめです。 金属屋根の塗装も塗り達におまかせ! 塗り達では、スレート屋根から金属屋根、洋瓦などあらゆる屋根材の塗装を手掛けています。 「うちの屋根はなにでできているの?」 「まだ塗装しなくていいかな?」 「どんなお手入れが必要?」 そんな屋根に関するお悩みも、塗り達までご相談ください! 現地調査は無料!ドローンで上空から安全に屋根を調査いたします! お気軽にお問い合わせください♪

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アスベスト
2023年8月6日 更新!

アスベストを含む屋根は塗装できる? 危険性や注意点について解説 l塗り達

2023年8月6日 公開 「アスベスト」と聞くと、健康被害や危険なものというイメージがあるかもしれません。 平成18年(2006年)に使用が全面禁止されるまでは、安価で耐久性が高い材料として広く建築業界で使われてきました。 現在でも屋根材にアスベストが含まれているものが使われている住宅も少なくありません。 もし、自宅の屋根がアスベストを含む屋根材だとしたら、塗装は可能なのでしょうか? 本日は、アスベストと屋根塗装について解説してきます。 アスベストとは アスベストは「石綿」とも呼ばれ、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物のことで、非常に繊維が細かいことが特徴です。 研磨や切断の際に飛び散り、吸引すると肺繊維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因となるため、健康被害が問題になり使用が禁止されました。 厚生労働省 アスベスト全面禁止 人体には悪影響があるアスベストですが、建築資材としては、安価で耐久性が高く大変優秀でした。 そのため、長年たくさんのアスベストが材料として使われてきており、現在使用は禁止されているものの、現存している建物に使われているアスベストに撤去の義務がないため、現役で屋根材として使われている住宅もまだまだたくさんあります。   アスベストを含む屋根は塗装可能 撤去の義務がないため、基本的に塗装工事は可能です。 ただし、塗装工事によって飛散し吸引の危険がある場合もあり、工事は慎重に行う必要があります。   アスベストを含む屋根が危険な理由 アスベストは、吸引しなければ特に問題は大きくなりません。 しかし、塗装工事においては、アスベストが飛散する可能性のある工程があります。 それが高圧洗浄です。 高圧洗浄の水圧は大変強く、洗浄によってアスベストが飛散する恐れがあります。 そうなると、作業している職員はもちろん、近隣住宅への飛散も考えられるため注意が必要です。 塗装工事は可能ではありますが、飛散する可能性を考えると、葺き替え工事やカバー工法のほうが安全性は高く推奨できる方法といえるでしょう。 アスベストを含む屋根の工事を行う場合 アスベストを含む屋根のメンテナンスに塗装ではなく屋根工事を選ぶ場合も、飛散については最新の注意を払う必要があります。 カバー工法 今ある屋根を撤去せず、その上から新しい屋根でカバーしてしまう方法です。 軽量な屋根しか使えないこと、アスベストは屋根の下に残り続けることなどのデメリットがありますが、 塗装工事に比べると工事中に飛散する可能性は低く、安全であるといえるでしょう。   葺き替え工事 アスベストを含む屋根材を撤去し、屋根を新しく葺く方法です。 葺き替え工事を行えば、アスベストは撤去されるため、気持ちの面ではすっきりするかもしれません。 しかし、カバー工法に比べて高額な工事費になること、さらにアスベストの撤去には特殊な工事が必要になり、撤去費用が別途必要になります。大掛かりな工事なので工期も費用も掛かる点がデメリットといえるでしょう。   アスベストが含まれている屋根かどうかの確認方法 アスベストが含まれている屋根かどうか、見た目では大変判断しにくくなっています。 基本的に2006年以降に建築されている場合、すでにアスベストの使用が禁止されているため使われていない場合が多いでしょう。 ただし、すでにアスベスト含有の屋根材が製造され在庫で残っていたものを使用している可能性もあるため、2006年前後の建築の場合、設計図などで使用材料を確認してみると判明します。 見た目でも設計図でもわからない場合は、専門業者に調査を依頼する方法もあります。 業者も瓦の特徴や築年数から屋根材を特定する方法をとるので、調査に時間がかかりますが、その後のメンテナンスについても相談できるため、屋根についてお困りの場合は、専門業者に相談する方法がよいでしょう。 アスベスト含有の屋根材は耐久性が非常に高いため、まだまだ現役で使われています。 うちの屋根はどうかな?と思ったら、専門業者に依頼しましょう。 塗り達では、屋根の調査も承っています。どんなことでもお気軽にご相談ください。   ・    

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ケラバ
2023年8月5日 更新!

ケラバとは?役割や特徴を解説 l塗り達

2023年8月5日 公開 屋根の工事を検討して調べていると「ケラバ」という聞きなれない言葉が。 これはいったい何? 何かの名前? と、気になる方のため、本日はケラバについて解説していきます。 ケラバとは ケラバとは、部品の名前でも、屋根材の名前でもなく、屋根のある場所を指す言葉です。 下の写真の赤く囲った場所をケラバと言います。 切り妻屋根などで外壁から外側へ出ている部分のうち、軒樋がついていない方がケラバです。   ケラバの役割 ケラバには3つの役割があります。 ①日当たりを調整する 夏は太陽光が直接窓から室内に入るのを防いでくれます。 ②外壁を紫外線から守る 直射日光により紫外線は、外壁の劣化を早めます。ケラバがあると太陽の光をうまく遮り、外壁の劣化スピードを少し抑制することができます。 ③雨や風が吹き込むのを防ぐ 窓を開けたときにケラバがあるのとないのでは、雨の吹き込み方が違います。屋根からの水切りの役割を果たし、直接外壁や窓に雨風が当たるのを防いでくれます。 ケラバの補修 ケラバは、破風板や水切り板金などでおおわれています。 破風板や水切り板金は、台風や強風で飛ばされることも多く、損傷したり無くなってしまった場合は補修工事が必要になります。 風災による被害の場合は、火災保険で修繕が可能な場合があります。 台風通過直後など、なにかいつもと様子が違うと思ったらケラバの板金がなくなっていた!ということも。 ケラバはお家を太陽光や雨風から守る大事な部分ですので、損傷に気づいたら早めに調査を依頼し修繕してしまいましょう。 屋根工事も塗り達にお任せください!  

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