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屋根リフォームの記事一覧

2025年1月31日 更新!

雨漏りしやすい屋根の形状がある?形状別の特徴や注意点とは

2025年1月31日 公開 日本の住宅の屋根には様々な形状のものがあります。 屋根は雨からお家を守ってくれる重要なものですが、屋根の形状によって雨漏りしにくいものや、雨漏りのリスクが高い形状があることを知っていますか? 今回は雨漏りしにくい屋根の形状や、形状別の傷みやすいポイントなどをお伝えします。 雨漏りが起こりやすい屋根の形状 すべての屋根の形状で雨漏りする可能性がありますが、雨漏りしやすい屋根には決まった形状や特徴があります。 接合部が多い #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 屋根は片流れでない場合、棟から勾配が各方向についています。そのため、1枚物の屋根ではなく接合部分ができます。 接合部分は隙間が空いているので板金でカバーしていますが、雨漏りが起こりやすい場所です。 接合部分が多いほど隙間がある部分も多いので、接合部分が少ない屋根の比べると、雨漏りリスクが高くなります。 勾配が緩やか 屋根は勾配を付けて雨が屋根の上にとどまらないようにしています。 勾配が緩やかな場合、屋根の上に雨がとどまる時間が長く雨漏りリスクが高くなります。 勾配のない屋根(陸屋根)の場合は、防水工事を行います。 谷樋板金がある形状 屋根の勾配が下がっている部分が集まって樋のような働きをする谷樋板金がある屋根の形状も、雨漏りリスクが高くなります。 接合部分が多いことに加えて、谷樋の板金が痛みやすく隙間もできやすいからです。 軒が短い 軒が短い屋根の形状は、屋根から落ちる雨水が外壁のほうへ伝い、取り合い部分から屋根裏へ入り込みやすくなっています。 片流れ屋根も軒先が短い屋根で、同様に伝い水が外壁と屋根の取り合い部分から侵入しやすくなっています。 雨漏りリスクを回避する屋根のメンテナンス方法 雨漏りしやすい屋根の形状である場合、定期的な屋根点検と異常があった際の早急な補修対応が必要です。 屋根のメンテナンス方法には次のようなものがあります。 屋根塗装工事 屋根材の表面の塗膜を新しくつけなおし、屋根材を保護するメンテナンス方法です。 およそ10年に一度塗装工事を行うことで、屋根材を長く使うことができ、屋根材の下の防水シートや野地板、室内環境を守ることができます。 屋根板金工事・板金部分の塗装工事 雨漏りリスクの高い谷板金は、サビ止め塗装がおすすめです。 サビは美観性を損なうばかりか、穴あきなど機能性にダメージを与える損傷を引き起こします。   袖板金や棟板金は、風で飛ばされたり外れたりしやすい部材です。もしなくなっていることに気づいたら、隙間から雨漏りする前に早急に板金工事を行って設置しましょう。 屋根葺き替え工事 屋根からの雨漏りが進行していたり、屋根材の耐久性がない場合、新しく葺き替える工事がおすすめです。 屋根材の下の野地板や、防水性能のあるルーフィングシートも同じように経年劣化するので葺き替え工事ですべて貼り換えて、雨漏り前に屋根を一新する方法がおすすめです。 屋根カバー工法 葺き替え工事と同じく屋根材を新しくしますが、こちらはもともと使っていた屋根材は残したまま、その上から新しい屋根材を葺きます。 既存の屋根が塗装できない、劣化が激しいなどの場合で、かつ軽量の場合はカバー工法が施工できます。 葺き替えよりも手軽な方法で、条件に合えばおすすめできるメンテナンス方法です。 どんな形状でもメンテナンスは定期的に! 屋根の形状によって雨漏りリスクが高くなることやメンテナンス方法について解説しました。 形状別に雨漏りのしやすさはあっても、やはりすべての屋根の形状で経年劣化は起きてしまいます。 雨漏りが起こってから補修を行うよりも、雨漏りする前に定期的なメンテナンスを行うことがおすすめです。 築後およそ10年くらいから雨漏りリスクが高くなってきます。 そろそろメンテナンス時期が来ているという方は、一度屋根の現状を確認してみませんか? 屋根の無料点検・施工提案は塗り達までご依頼ください!!    

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2025年1月27日 更新!

屋根工事は何日かかる?工事内容別の日数めやすについて

2025年1月26日 公開 お家の工事をするにあたっては、価格のほかにも「どのくらいに日にちがかかるのか?」という工事期間も気になりますよね。 1日で終わるとは思っていないけど、大体どれくらいかかるのかあらかじめ知って予定を立てたい!という方は少なくないのではないでしょうか。 今回は屋根工事の工事日数めやすについて、工事内容別にまとめました。ぜひご覧ください。   部分工事 屋根の部分工事というと、 板金の補修 屋根材の差し込み 屋根漆喰補修 等があります。 板金の補修 屋根の板金は棟板金や袖板金など、屋根材の隙間をカバーするために取り付けられます。 屋根板金の工事では、これらの板金が破損や欠損で機能しなくなっている場合は新しいものに交換したり、新たにつけたりする工事です。 部分的な工事ならおよそ1日、長い部位でも2日間見れば工事が終わります。 屋根材の差し込み 部分的にかけたりなくなったりしている屋根材を差し込む場合は、差し込み作業はおよそ1~2日で完了します。 但し、劣化によって差し込み部分以外の塗装工事も必要な場合があり、全体でおよそ10~2週間ほどかかるでしょう。 屋根漆喰補修 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 日本瓦は塗装の必要はありませんが漆喰補修を行うメンテナンスがあります。 漆喰補修は屋根の一部分だけの場合は、2~3日、屋根全体の漆喰補修の場合はおよそ5日が工事期間の目安となっています。 全体工事 屋根全体を葺き替えるなど大掛かりな工事には 屋根葺き替え カバー工法 葺きなおし 等があります。 屋根葺き替え 屋根の葺き替え工事は、既存の屋根をすべて取り払い、新しい屋根材に葺き替えかえる工事です。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 日本瓦からガルバリウムなど、軽量化できたり、塗装ではメンテナンスできない劣化状態でも葺き替え工事で屋根が生まれ変わります。 屋根工事の中でももっとも大規模で、およそ2週間ほどかかります。 カバー工法 既存の屋根はそのままにして、上から新し屋根材をかぶせる方法です。 #gallery-4 { margin: auto; } #gallery-4 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-4 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-4 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 既存屋根を下ろす作業がないため、比較的短期間で終わることができ、工事期間はおよそ1週間~10日ほどとなっています。 葺きなおし 日本瓦の場合、漆喰の補修とともに瓦を一度屋根から降ろして葺きなおす方法があります。 葺きなおしは、瓦の上げ下ろしがあるためおよそ2週間ほどかかります。   工事日数のめやすについて 今回ご紹介すした日数のめやすは天候などの影響を受けずに作業ができた場合の目安になっています。 屋根工事をはじめ屋外の工事は、どうしても工程が天候に左右されます。 工事中のお天気によっては、大幅に長くなってしまうこともあることを知っておきましょう。 屋根工事のご検討なら、早めの計画が◎です! 屋根工事のご相談は塗り達までお寄せ下さい!      

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塗り達 施工事例
2025年1月18日 更新!

屋根塗装は何日かかる?正しい工程と日数について

2025年1月18日 公開   屋根塗装にかかる日数はおよそ10~14日くらいです。 たとえ小さな屋根であっても1日で終わることはありません。 今回は屋根塗装にかかる日数と一緒に、正しい工程についてもご紹介します。 屋根塗装の工程と日数 屋根塗装の工程を確認していきましょう。 足場組立 屋根塗装の際には最初に足場を組み、ネットをはります。 およそ半日~1日かかります。 養生 屋根の場合、次の工程の高圧洗浄時に高所で水を使いますので、できるだけ飛散しないように屋根養生を行います。 高圧洗浄 板金部分の下地処理 棟板金や袖板金など、板金部分は金属特有のサビの発生を抑えるために下地処理としてケレンを行います。 板金部分の下塗り ケレンを行った後、錆止め塗料を使って下塗りを行います。 板金部分は、金属屋根の場合は一緒にさび止め塗装を行いますが、スレートなどの場合は屋根材部分とは別の下塗り作業を行っています。 下塗り1回目 1回目の下塗りを行います。 およそ1日かけて塗装し、半日~1日しっかりと乾燥させます。 塗装では、塗った後の乾燥時間が特に大切です。乾燥して塗料が硬化し、屋根に密着するので、生乾きの状態で次の工程に進むと施工不良になってしまいます。 ここからさきの下塗り2回目・上塗りの工程でも塗装後にしっかり時間をかけて完全に乾かします。 下塗り2回目 屋根は紫外線や雨の影響で、外壁よりも劣化が進行しやすく屋根材も傷みやすいので、下塗りを2回行います。 タスペーサー挿入(スレート屋根の場合) スレート屋根の場合は、屋根材の隙間を確保し雨が流れるようにするために、下塗りの後にタスペーサーと呼ばれる縁切り材を挿入します。 タスペーサーの挿入なら職人一人でもおよそ2時間くらいで作業が終わります。カッターで隙間を開ける縁切り工法の場合は、職人2人係で行ってもおよそ1日かかります。 上塗り1回目 下塗りがしっかり乾いたら、上塗り材を塗っていきます。 上塗り材も2回同じものを重ねますが、一回ずつしっかりと乾燥させて、塗膜を積み重ねていくイメージです。 板金部分も同じ上塗り材を使って塗装します。 上塗り2回目 2回目の上塗りを行っていきます。 4回塗り重ねていますが、せっかくきれいに仕上がっても乾燥時間が足りていなければ中の層からはがれてきて施工不良の原因となります。 焦らず、しっかり乾燥させて塗り重ねていきます。 足場解体 最後にしっかり乾燥させて塗り残し・タスペーサーの挿入忘れがないが確認して完成です。 すべての作業が終わったら足場を解体します。 足場の解体もおよそ半日程度で終わります。 屋根塗装にかかる日数が伸びてしまう原因 屋根塗装の工程についてご紹介しました。 10日~14日はあくまで目安ですが、この日数よりも工期が伸びてしまう原因としては次のようなものがあります。 天候不良 塗装工事は雨の日は行うことができません。 また晴れの日に塗装を行っても、雨が降ったり湿度が高かったりすると乾燥に時間がかかることもあります。 塗装工事は乾燥時間が命なので、天候に左右されて工期が伸びてしまうことはよくあります。 塗装以外の補修箇所見つかった 本来は、屋根点検の間に塗装以外の補修箇所を確認し施工計画を立てるのですが、実際に作業を行ってみると見つかる破損などがあるケースもあります。 塗装以外の補修が必要になった場合、放置して作業を進めることはできないので作業が予定よりプラスになります。 中には、部材を発注して届くまで時間がかかる場合もあるので、その分工期が伸びしまうことがあります。 屋根塗装は適正な日数で行うべき理由 屋根塗装にかかる日数や正しい工程について解説しました。 屋根塗装で大切なことは、速さではなく仕上がりや耐久性ですよね。 そのため、「すごい!」「さすがプロは仕事が早い!」と感心しても、正しい工程を踏んでいない場合は手抜き工事で施工不良になる可能性が非常に高くなってしまいます。 施工品質を守って作業を行えば必ず10~14日はかかります。天候によってはもっとかかってしまうこともあります。 乾燥させるためには時間が絶対に必要です。屋根塗装は早く終わることがよいことではないので、工期の目安を知って適正な日数で行っているか確認しましょう。 高品質な屋根塗装なら塗り達まで!  

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2025年1月13日 更新!

新しい屋根の色にオレンジはいかが?メリットや注意点も解説 l塗り達

2025年1月13日 公開 新しい屋根の色にオレンジはいかがですか? オレンジの屋根はあまり多くはないかもしれませんが、いろいろなメリットもあります。 屋根のお色選びに迷っていたら、ぜひご一読ください! 屋根をオレンジにするメリット 屋根のオレンジにするメリットには次のようなものがあります。 目立つ 屋根の色はグレーや黒が主流ですが、だからこそオレンジ色の屋根は目を引きます。 周りと違うお色でおしゃれに目立ちましょう。 緑が映える 庭木や植栽があるお家なら、オレンジ屋根にはグリーンがとっても映えます! 屋根のオレンジとグリーンの色のコントラストを楽しんでください。 日陰でも明るく見える オレンジ屋根のビタミンカラーはたとえ日陰になる部分があっても明るく見える点もメリットです。 お家の印象を明るくしたいなら、オレンジ屋根はおすすめです! オレンジ屋根を選ぶときの注意点 オレンジの屋根にする場合の注意点として、 色見本はできるだけ大きなもので確認する 原色に近いオレンジは避ける 等があります。 色見本はできるだけ大きなもので確認する 色には面積効果といって、大きくなるほど明るく見えたりきつく見えたりする効果があります。 小さいカタログで確認しているオレンジと、目の前の大きな屋根に塗られた時のオレンジでは印象が変わってしまうこともあるので、見本板などできるだけ大きなサンプルを確認するとよいでしょう。 施工店で実際に施工したオレンジ屋根が確認できるなら、紹介してもらうのも一つの手です。 原色に近いオレンジは避ける オレンジと一口に言ってもいろいろなオレンジがあります。赤や青などを含め原色カラーは退色が目立ちやすいというデメリットがあります。 オレンジの中でも比較的落ち着いた色味を選ぶと、劣化が目立ちにくいでしょう。 地域の景観条例などを確認する お住まいの地域によっては、景観条例などによって外壁や屋根に使える色が制限されていることがあります。 いくらオレンジ屋根にしたくても、禁止されている色での塗装はできないので、施工前に確認するようにしましょう。 オレンジ屋根のご相談も塗り達まで! オレンジ屋根の魅力についてご紹介しました。 オレンジの屋根は奇抜な印象があるかもしれませんが、意外にすんなりはまり、近所にはない色だからオリジナリティが出ると好評をいただくお声もたくさんあります。 「塗装するならオレンジにしようかな」 「おしゃれで目を引く家の屋根がオレンジだった」 「うちの屋根をオレンジにしたらどんなかんじかな?」 そんな屋根のカラーに関するご相談は塗り達までお気軽にどうぞ! 店舗完備のショールームでカラーシミュレーションをお試しいただけます。 (カラーシミュレーションはご契約後の打合せにて行います) 屋根塗装のご相談なら塗り達まで!

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2025年1月5日 更新!

袖板金とは? 特徴やメンテナンス方法、雨漏りリスクを解説 l塗り達

2025年1月5日 公開 屋根の袖板金とは、屋根の端の部分に付けられる板金の事です。 屋根の面のうち、樋がないほうの屋根の端を袖またはケラバと言い、屋根材の端を処理するために板金を付けます。 今回はこの袖板金について、特徴やメンテナンス方法、雨漏りリスクを解説します。 袖板金の特徴 袖板金は板金と名前についているように、金属製のものが多く、ケラバ板金などとも呼ばれます。 屋根の端は隙間が空いているため、カバーするように取り付けられます。 袖板金の雨漏りリスク 袖板金が劣化すると隙間が空いて、そこから雨漏りする可能性が高まります。 また、台風などによる強風や突風などで、飛んでしまうことが多くある部材なので、天候が回復したら袖板金が外れていないか確認しましょう。 袖板金のメンテナンス方法 袖板金が外れてしまったら、雨漏りすることは避けて通れないため、早急に取り付ける工事が必要になります。 また、外れていなくてもビスが緩んでくることがあるため、飛ばされないように占め直すメンテナンスも必要です。 雨漏りに気づいたら、袖板金を確認する、屋根塗装の際に袖板金のメンテナンスも行うなど屋根材以外の板金部分も点検を行いましょう。

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2025年1月4日 更新!

屋根の融雪工事とは?雪おろし軽減に役立つシステムについて l塗り達

2025年1月4日 公開 屋根の融雪工事を知っていますか? 京都や滋賀でも数年に一度大雪が降ることがありますが、冬の間ずっと雪が積もっているような地域の場合、大変なのが除雪作業です。 屋根の上の雪は、その重みで屋根が変形してしまったり、落雪による事故があったりと、積もったままにはしておけない危険なものです。 今回は屋根の融雪工事についてご紹介します。 融雪工事とは 融雪工事とは、雪を解かす設備を設置する工事の事です。 屋根のほかにも道路などに設置されているところもあります。 屋根の雪を早くおろすために、雪を溶かして積もり続けないようにするのが目的です。 融雪方法 屋根の融雪工事は、屋根のヒーターや温水パイプ、散水装置を設置し、温水やガスなどを使って雪を解かす方法です。 屋根の一部または全部に設置することができ、後付けも可能です。 雪が深い東北などの豪雪地帯のほかにも、屋根の形状や地域によって取り入れていることがあります。 メリット 雪が積もりすぎない 雪下ろしが楽になる デメリット 電力や灯油代がかかる 設置費用が必要 雪下ろしの手間や危険性を考えれば、費用面のデメリットは小さいかもしれません。雪が深く、冬中降っているような地域ではコスパの高い方法ともいえるでしょう。 部分的デカンタ南アパイプなどの設置であれば、35万円くらいから施工できます。 大掛かりで施工面積も広くなると200万円~300万円ほど必要になることもあります。              

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2025年1月3日 更新!

突然の雨漏りはどうしたらいい?やることまとめ l塗り達

2025年1月3日 公開 当然起こった雨漏り。 これどうすればいいの?!とパニックになってしまうかもしれません。 そこで今回は、突然雨漏りが起こったら何をすればいいのか、簡単な方法をまとめました。 まだ雨漏りしてなくても知っておいて損はなので、ぜひ参考になさってください。 突然の雨漏り やること①写真・記録をのこす 雨漏りに気づいたら、まずは水が出ていることが確認できる場所(雨の出口)の写真を撮っておきましょう。 雨漏りの中には、雨が降った後、風が強い雨のときだけ、など特定の条件下で発生するものがあります。 できれば当日や前日の天候も一緒に記録しておきましょう。 突然の雨漏り やること②雨を受ける 雨漏りしている場所を確認したら、タオルやバケツなどで雨を受けます。 大切なことは、出てくる雨をとめてしまわないこと。 どこから入ってきているか、まだわかりませんが、家の中の見えないところへ雨が流れて行ってしまうより出てきている方が安心です。 ブルーシートやペットシートなどでも構わないので、簡単に水を受けるだけにします。 突然の雨漏り やること③外壁や屋根に異常がないか目視する 雨漏りが起こる場所いろいろありますが、少なくとも屋根や外壁といった外回りのどこかであることは確かです。 (風呂場や水栓から水が漏れているなら、雨漏りではなく水漏れです) 外壁や屋根、ベランダに変わったところはないか、簡単に目視しておきましょう。 #gallery-5 { margin: auto; } #gallery-5 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-5 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-5 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 例えば、 外壁にひびが入っている 外壁のついていた部材がなくなっている 地上から見る限り屋根が一部なくなっているようだ ベランダの床が水浸しのままになっている など、いつも目にしているご自宅に変わった様子がないか確認しておきます。 屋根からの雨漏りは多いですが危険なので、原因を突き止めようと屋根の上に上がってはいけません。   突然の雨漏り やること④雨漏り修理ができる業者へ連絡 雨漏りの厄介なところは、虫歯といっしょで一度なってしまうと直すまで自然にはよくならないことです。 お天気が続いているときはなおったのかな?と感じるかもしれませんが、雨が入ってきていないだけで雨漏りはおさまっていません。 ご自身でできる①~③を行ったら、必ず雨漏り修理ができる業者へ調査を依頼しましょう。 突然の雨漏り やること⑤火災保険が適用できるか確認する 雨漏り補修ができる業者に診てもらって、やはり雨漏りしているとなれば必ず補修を行いましょう。 繰り返しますが、雨漏りは直すまでなおりません。時間がたつほどどんどんひどくなるので、早めの補修が重要です。 雨漏りは原因によっては火災保険が適用できることがあります。 火災保険は個々の契約により条件も違いますので、必ず契約している保険会社へ確認をしましょう。 雨漏り補修後の申請は認められない場合があるので注意します。 また、火災保険が適用できるから雨漏り補修を行うのではなく、雨漏り補修は必ず行うようにしてください。 雨漏りを自分で修理しない方がいい理由 DIYを行っている方や、ちょっとした修理なら自分でやってきたという方でも、雨漏り補修はご自身では行わないことおすすめします。雨漏りに気づいてもタオルやバケツで受けるだけで修理は行わない方がよいのです。 その理由は、 雨漏り補修には専門的な知識と技術が必要 自分で行った修理で雨漏りがひどくなることがある 専門店の補修の際に、自分で行った修理の後を撤去しなければならない(別途費用が必要) からです。 雨漏りは、雨の入り口を突き止めて、そこを補修することが一番大切です。 雨の出口をいくらふさいでも入口が空いていれば、雨はどんどん入ってきます。 板を張り付けたり、コーキングを打ったりしてしまうと、雨の通り道が変わり、いろんな場所から雨漏りするようになってしまいます。補修を行う際にも、板やコーキングははがして一から補修を行う必要があるので、せっかく打ったものをはがす費用が別途かかってしまいます。 雨漏りは応急処置のみ行って、後は専門の業者に任せましょう。  

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2024年12月30日 更新!

経年劣化で雨漏りが起こる?築年数と雨漏りリスクについて l塗り達

2024年12月30日 公開 雨漏りは、台風などで屋根が破損することで起こるものを考えてしまうかもしれませんが、一番多いのは経年劣化によるものです。 経年劣化とは時間の経過とともに自然と劣化していく症状のこと。外壁や屋根などの経年劣化は、ただ見た目が古くなったと感じるばかりではなく、雨漏りにつながることが少なくありません。 今回は経年劣化と雨漏りリスクについて解説します。まだ一度もメンテナンスをしたことがない!という戸建て住宅の家主様は是非参考になさってください。 経年劣化と雨漏り 経年劣化で起こる雨漏りについて発生場所別に原因を見てみましょう。 外壁 外壁は外壁材がどんなものであっても経年劣化で外壁が弱くなります。 日本の戸建て住宅に多い、モルタル・サイディング・ALC・金属サイディングなどは雨や紫外線で塗膜が劣化し雨を吸収するようになります。 およそ10~15年くらいで塗り替え工事が必要とされ、それ以上放置していると外壁からの雨漏りが起こりやすくなります。 屋根 屋根からの雨漏りも、突発的な損傷のほかは経年劣化によるものが多いです。 瓦やスレートなど屋根材の下に防水シートが貼られていて、このシートが雨の侵入を防いでくれています。 しかし屋根材の劣化とともにシートの劣化も進みます。穴が開いたり破れたりすることで雨漏りが発生します。 サッシ廻り サッシ廻りには隙間を埋めるためにシーリング材を打っていることがほとんどです。シーリングはゴムのような性質をもち新しいうちは弾力がありしっかりと密着して隙間を埋めていますが、経年劣化で縮んだりはがれたりして隙間から雨漏りが生じます。 シーリング サイディングやALCなど既製品のボードで外壁を覆っている場合、隙間に緩衝材の役割を果たすシーリングを打ちます。 このシーリングもサッシ廻りのシーリングと同様に経年劣化ではがれやちぎれがみられ、外壁の隙間からの雨漏りにつながります。 ベランダやバルコニー ベランダやバルコニー、また陸屋根など、雨がかかる平らな場所は水がたまりやすいので雨漏りが多い場所です。 これらの場所には防水施工を行っていることがほとんどですが、防水層は紫外線による経年劣化で薄くなり雨水を防止する機能が弱くなります。 防水層の下は野地板などが貼られているため、雨に濡れると浸透して階下へ雨漏りします。 防水層の劣化は外壁や屋根よりはやくトップコートの塗り替えはおよそ5~7年に一度必要といわれています。 築年数と雨漏りのリスク 経年劣化で雨漏りが起こるということは、築年数が経つほど雨漏りするリスクも高くなるといえます。 しかし築後10年くらいで外壁塗装や屋根塗装、シーリングの打ち替えなどメンテナンスを行えば、築年数が古いからと言って必ずしも雨漏りが起こることはありません。 逆に築年数が浅くても、シーリングの劣化や外壁の割れなどを放置していると雨漏りリスクは高まります。 一度雨漏りしてしまうと、一気にお家の耐久性が落ち、資産価値も下がってしまうため、雨漏りする前にメンテナンスすることがおすすめです。 お家の定期点検は塗り達まで! 経年劣化と雨漏りについて解説しました。 雨漏りはメンテナンスを行えば防ぐことが可能ですが、外壁や屋根の傷みを放置していると雨漏りにつながるリスクが高くなります。 雨漏りは一度起こってしまうと、雨漏り補修をおこなわないかぎり直りません。定期的なお家メンテナンスで大掛かりな補修になる前に雨漏りを防止しましょう。    

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2024年12月27日 更新!

屋根工事はいつから行えばいい?必要性や緊急性の高いケースについて l塗り達

2024年12月27日 公開 屋根には耐久年数があり、塗装工事などのメンテナンスを行っていても永久に使えるわけではありません。 耐久年数が来たら新しいものへ取り換える屋根工事を行うことになりますが、一体いつから行えばいいのでしょうか? 今回は屋根工事に必要性や行うべきタイミング、緊急性の高いケースまで屋根工事をいつ行うかについて解説します。 屋根工事とは 屋根工事とは、葺き替え工事やカバー工法といった屋根材を新しくするための工事です。 屋根のメンテナンス方法といえば、屋根塗装があります。塗装工事を行うことで寿命(耐久性)を延ばすことが可能ですが、ずっと使えるわけではないのが現状です。 屋根工事もメンテナンスの1つといえますが、塗装工事よりは大掛かりで費用も掛かる大規模修繕の部類に入ります。 屋根工事の必要性 屋根工事は、屋根の機能が失われる前に行う必要があります。 屋根の機能とは、家の雨漏りを防ぐ、風や雨から室内の環境を守るなどがありますね。 それらの役目を果たせなくなる前に屋根工事をして、屋根の機能を取り戻してあげることが大切です。 屋根工事はいつ行う? このことから屋根工事は屋根が使い物にならなくなってからでいいのではと考えてしまうかもしれません。 たしかに家電製品のように壊れるまで使い、使えなくなってから新しいものに変えるという考え方もあるでしょう。 しかし屋根は完全に使い物にならなくなる前に、雨漏りや破損といった劣化症状がみられるようになります。 特に雨漏りは、放置していると屋根だけではなく躯体が弱くなったり、室内環境が悪くなったりと二次被害がたくさんあります。 屋根の劣化は屋根だけの問題ではなくお家全体の強度にまで影響するため、耐久年数が来る前に早めに補修計画を立てることがおすすめです。 屋根工事を行うべき緊急性の高いケース 耐久年数が来ていなくても、屋根工事を行った方がよいケースや、希求性の高いケースには次のようなものがあります。 雨漏りがひどい すでに雨漏りがひどいケースでは、屋根材の下の防水紙や野地板が劣化していることが考えられます。 塗装工事を行っても雨漏りは直らないため、あまりに状態がひどい場合は屋根工事を行って補修をすることをおすすめします。 塗装できない屋根材である スレート屋根の中には、初期のノンアスベストスレートで塗装ができないものが存在します。 耐久性が低く、メンテナンス方法として塗装ができないため、劣化が進行している場合は葺き替えかカバー工法を選択することになります。   台風などで屋根が破損した 台風や強風で屋根が飛んだり、一部が破損したりすることがあります。 あまりに損傷がひどい場合は葺き替えを行った方がよいケースがあります。 自然災害の場合は火災保険が適用できる場合があるので、施工店に相談してみましょう。 ▶▶屋根工事と火災保険の適用についてはこちらもご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ火災保険が適用される屋根工事とは? l塗り達https://nuritatsu.com/blog/474802024年5月14日 公開突然、屋根の一部が壊れた・・・!そんなときは屋根工事で火災保険が適用できるケースがあります。しかしすべての屋根工事で火災保険が使えるわけではないため、注意が必要です。本記事では、火災保険が適用できる屋根工事について解説していきます。そもそも火災保険とは火災保険とは、火災によって建物が損害を受けた際の補償する保険です。火災のほか、 落雷 風災 ひょう災 爆発 盗難等による損害も補償されるものが多いです。建物そのものだけではなく、家財道具などにも補償範囲が広がっている契約もあ... 屋根工事のご相談は塗り達まで! 屋根工事の必要性や行う時期について解説しました。 屋根工事は耐久年数が来る前に計画的に進める方がよいでしょう。 そのためにはまず屋根の現状を知るところから始めましょう。 塗り達では屋根の無料点検を行っています。 屋根の状態を知っておくと、塗装工事か屋根工事にするか検討の余地が広がります。 早めの計画でご希望通りの工事も可能になります。屋根工事をお考えなら塗り達までご相談ください!

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