塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

用語集の記事一覧

2024年2月22日 更新!

シーリングの破断とは?劣化の症状とメンテナンスの目安について l塗り達

2024年2月22日 公開 この記事では、シーリングの破断について解説しています。 シーリングの破断は、シーリングに亀裂が生じたり、切れたりして機能しなくなることで劣化症状の1つです。   シーリング材は、外壁のジョイント部分の目地を埋めるために使われます。 隙間を埋めて雨水が侵入するのを防いだり、衝撃で外壁材同士が干渉することを防ぐクッションの役割を果たします。 シーリング材には、 シリコン系 変性シリコン系 アクリル系 ポリウレタン系 ポリサルファイド系 などがあります。いずれのシーリング材も劣化症状がありますので、メンテナンスが必要です。 シーリング材は、ボンドのように絞り出しながら使います。 https://nuritatsu.com/cms/wp-content/uploads/2022/06/676455229.101684.mp4 目地に糊(プライマー)を塗った後、コーキングガンから絞り出して目地を埋めたあと硬化させて密着させます。ゴムのように弾力がありますが、きちんと密着していれば勝手にはがれてくることはありません。 シーリングの耐久年数は一般的なもので10年くらいといわれています。特に何もしていなくても劣化が進行します。 施工後直後は密着していたシーリング材も、経年劣化で破断し目地から外れてきます。 シーリング材自体も痩せていて、ちぎれたりはがれたりするのです。 耐久年数の10年がメンテナンスの目安ではありますが、あくまで目安なので建物の環境や施工状況によってはもっと早くメンテナンスが必要になることもあります。 剥がれやちぎれなどが見られたら、はがれた部分から雨が入ってしまうので、早めにメンテナンスを行いましょう。

MORE

2024年2月19日 更新!

プレマテックスとは?企業の特徴や主力商品について l塗り達

2024年2月19日 公開 この記事では、プレマテックスについて解説しています。 プレマテックス株式会社(PREMATEX)は、日本の建築用塗料メーカーで、開発・製造および販売までを行っている東京の会社です。1999年創業の比較的新しい会社ですが、上塗り材や下塗り材のほかシーリング材の製造販売も行っており、オンラインショップも展開しています。 プレマテックス 公式サイト プレマテックス オンラインショップ   塗り達では、プレマテックスの高耐久シーリング材「オートンイクシード」を使用しており、無機塗料など耐久年数が長い外壁塗料を使用する際におススメしています。 外壁のメンテナンスを行う際、サイディングやALC外壁の場合は目地のシーリング材も一緒にメンテナンスすることが不可欠です。なぜなら、外壁にいくら良い塗料を使っていても目地の劣化を放置しているとそこから雨漏りが進行してしまい、新しく塗膜を付けた外壁がすぐに傷んでしまうからです。 通常、同じタイミングでメンテナンスを行うことで外壁が痛んでしまう事態を防げますが一般的なシーリング材の耐久年数はおよそ10年くらいしかありません。 対して耐久性の高い無機塗料などの場合20年ほど持つものもあり、一般的なシーリング材を使うとシーリングだけ先に傷んでしまい、メンテナンスの計画が立てづらくなることがあります。 そこで、耐久年数の長いオートンイクシードを使います。 オートンイクシードで目地を打ち直せば、次回の外壁メンテナンスとシーリングのメンテナンス時期を合わせることが可能です! 塗り達では次回・次々回と先のメンテナンスのことも考えて、施工のご提案をしています。 お客様のライフプランに合わせて塗料や施工方法をご提案いたしますので、 外壁塗装で迷ってられる方 外壁のメンテナンスが初めての方 もお気軽にご相談ください。        

MORE

塗り達 保証 メンテナンス
2024年2月16日 更新!

寄棟屋根(よせむねやね)とは?特徴やメンテナンス方法を解説 l塗り達

2024年2月16日 公開 この記事では、寄棟屋根について解説しています。 寄棟屋根(よせむねやね)とは、屋根の形状の1つで、屋根の一番高いところ(頂上)から4方向に向かって屋根の面が伸びている形状の屋根のことです。 日本国内の住宅において、非常に多く採用されている屋根の形状の1つでありメリットがたくさんあります。 寄棟屋根のメリット 寄棟屋根のメリットを確認しておきましょう。 建物の方向を気にせずに設置できる 外壁に対して均等に屋根が伸びるため、方向を気にせず採用できます。   高さ制限をクリアできる 建蔽率から建物の高さが制限されることがあります。これは他の住宅への日照に影響するための規制ですが、寄棟屋根の場合は高さ制限があっても他の屋根形状よりもクリアしやすい点がメリットといえます。 耐久性が高い 4方向に屋根が出ているので、強風などに対して強く、屋根が飛びにくい耐久性の高さがあります。 外壁が劣化しにくい 外壁は紫外線や雨風によって劣化しますが、屋根がなく軒がないまたは極端に短い場合とそうでない場合では劣化のスピードが異なります。4方向に屋根があるので、片流れ屋根などに比べて4面すべての外壁が劣化しにくい点もメリットといえるでしょう。 寄棟屋根のデメリット メリットのほかにデメリットもあります。 雨漏りのリスク 片流れ屋根などに比べると接合部分が多く、雨漏りのリスクが高くなる形状です。 施工費用が若干高い 一面だけの屋根に比べると少し複雑な作りをしているため、施工費用が若干高くなります。 太陽光パネルの設置には不向き 太陽光パネルは太陽光が当たりやすい南面に集中して設置します。屋根が4面に分割されているため、南面の面積が小さくなりやすく、たくさんのパネルを設置することはできません。そのため、太陽光パネルの設置にはあまり向いていない屋根形状といえます。   寄棟屋根のメンテナンス 寄棟屋根のメンテナンスでは、屋根材のメンテナンスと板金部分のメンテナンスが必要です。 屋根材は、素材によって異なりますが、スレートや洋瓦の場合は、塗膜が劣化するため塗り替えが必要です。 また接合部分が多いので、板金部分も多くなります。サビを抑制する塗装や、損傷・欠損がある場合は取り換えたり修繕を行う必要があります。

MORE

2024年2月13日 更新!

シリコン系シーリングの特徴 耐久年数やメリットは? l塗り達

2024年2月13日 公開 この記事では、シリコン系のシーリング材について解説しています。 シリコン系シーリングは、対候性に優れコスパのよいシーリング材です。 耐水性・耐熱性もあり、比較的価格も安いので、 ・接着剤として ・雨漏りの補修材として ・サイディングや瓦のひび割れ補修として ・台所や洗面所の目地埋めとして など、様々な用途で使われます。 シリコン系シーリング材の特徴 シリコン系のシーリング材は、耐久性・耐水性・耐熱性に優れています。 コーキング材との違いは明確にはなく、同じものを指していることがほとんどです。 ホームセンターなどでも安価で売られているため、DIYで使われる方も多いでしょう。 水回りでつかっわれていることから、撥水性にも優れていますが、塗料もはじいてしまうためシーリング材の上から塗装ができません。外壁塗装前に打つシーリング材としては不向きなので、その場合変性シリコンのシーリング材を使用しましょう。 変性シリコンについてはこちらもご覧下さい。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ変性シリコンとは? 普通のシリコンと何が違う? l塗り達https://nuritatsu.com/blog/437602023年9月8日 公開この記事では、変性シリコンについて解説しています。変性シリコンは、変性シリコン樹脂が主成分のゴム状の接着剤です。建築業界ではシーリング材、コーキング材などと呼ばれ、弾性に優れているのが特徴です。外壁塗装工事では、サイディングボードの目地の打ち替えなどに使用します。シリコンと変性シリコンの違い変性シリコンのほかに、シリコンも存在します。2つは構造が大きく異なり、シリコンは上から塗装ができない、変性シリコンは上から塗装ができるところが違います。外壁塗装工事では、塗装の前に...      

MORE

2024年2月10日 更新!

片流れ屋根は雨漏りが多い?特徴やメンテナンス方法を解説 l塗り達

2024年2月10日 公開 この記事では、片流れ屋根について解説しています。 片流れ屋根(かたながれやね)とは、全面的に片方に傾斜している屋根の形で、屋根形状の1つです。 片流れ屋根のメリット 片流れ屋根のメリットは、接合部がないため雨漏りが起こりにくい点です。 いわゆる三角屋根の場合、一番高い部分(棟)で結合されているためどうしても隙間ができやすくなります。 片流れ屋根の場合は、片方に向かって傾斜しているため、棟板金はありません。 また、作りが簡単であるため施工費用も安くなります。雨樋の設置も片方のみでよくなります。 簡単な作りほど劣化したときにメンテナンスが簡単になるため、長い目で見てもコストを抑えることができる屋根の形状といえます。 片流れ屋根のデメリット 片流れ屋根のデメリットを上げるとすれば、下記の点です。 軒が短い、またはないため外壁の劣化が早く進行する 外壁の劣化によって、外壁からの雨漏りのリスクが増える 棟換気ができない 外壁の劣化の主な原因は紫外線です。片流れ屋根の場合、片方は軒がないまたはとても短いため、太陽光が直接外壁にあたります。そのため、屋根で影できる形状のお家よりも、外壁の劣化が進行しやすいことが知られています。 また外壁の劣化は雨漏りにつながります。屋根からの雨漏りリスクが少ない分、外壁からの雨漏りに注意が必要です。 屋根裏の湿気を逃がす棟換気ができない点もデメリットといえます。 雨漏りが起こる前にメンテナンスをしましょう 屋根や外壁の劣化を放置していると、雨漏りにつながります。このことは、片流れ屋根に限らずです。 雨漏りが起こってからメンテナンスを行うと大掛かりな工事になり費用も掛かるので、早め早めにメンテナンスの計画を立てましょう。  

MORE

2024年2月8日 更新!

外壁が剥離する理由とは?原因と対処法を解説 l塗り達

2024年2月8日 公開 ある日、家の壁がはがれているのを発見したら、何事かと心配になってしまいますよね。   お家の外壁が剥離していたら、メンテナンスや補修が必要なサインです! 本記事では、外壁が剥離する原因や対処法について解説しています。 外壁が剥離する理由 外壁がはがれる状態とは、どんな症状か想像がつきますでしょうか? モルタルやサイディングなど外壁材を守っている塗膜が、ぺりぺりとはがれてきている写真です。 外壁の塗膜が剥離する原因は、塗膜の密着不足です。また密着していないことによって雨漏りが起こり、内側からはがれてきていることもあります。 塗膜の密着が弱くなる原因 塗膜は、液状の塗料を塗って乾かし、外壁であれば垂直な面にピタリとくっついています。   このくっつく力を密着力と呼んでいます。 密着力は塗装の工程や、塗料の使用方法によって差が出やすく、誤った使い方や作業を行うとすぐにはがれてしまいます。 密着力は 下地の処理をきちんと行ったか 塗料の希釈率は守っているか 塗料は十分に乾燥させてから次の工程に移っているか 下地に合った下塗り材を使っているか がカギとなります。 そのため、密着力が悪い場合は、上記が守られていない施工不良のが原因となっているケースが考えられます。   また、外壁が雨漏りしている場合も、内側からの水分で外壁がはがれてくることがあります。 外壁の剥離を防ぐ方法 外壁の剥離を防ぐ方法は、まずは施工不良を起こさないよう適切な工事をすることです。 塗料の希釈率を守る 乾燥時間を守る 下地処理をしっかりと行う 塗装工事は、下地処理や下塗りを経て上塗りをし完成させます。完成した直後は上塗りより前の工程がきちんと行われていなくてもそれなりにきれいに見えてしまうので、注意が必要です。 外壁の剥がれが施工不良である場合は、耐用年数に比べて極端に早くはがれが始まってしまいます。 工事後1~2年ではがれてきた等の場合は施工不良の可能性が高いので、施工店へ連絡しましょう。 その他、施工不良でなくても 外壁の劣化による雨漏り シーリングの劣化による雨漏り など、劣化を放置したことによって雨漏りが生じた場合に塗膜がはがれてくることがあります。 カビやコケの発生 チョーキング クラック シーリングの剥がれ、破断 など、劣化症状が見られたら早急にメンテナンスを検討しましょう。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */      

MORE

2024年2月5日 更新!

万能刷毛とは?特徴やメリットを解説 l塗り達

2024年2月5日 公開 この記事では、万能刷毛について解説しています。 万能刷毛とは、その名の通り、広くいろいろな使い方ができる刷毛で、昔ながらの職人に愛用者が多い刷毛の1つです。多用途刷毛ともよばれます。 (出典:アサヒハケ 刷毛カタログ) 筋交い刷毛と呼ばれる形状で、刷毛の幅にも種類があります。 ※筋交い刷毛:2つに割られた柄の先で毛を挟んでいて、毛の方向が柄に対して45度になっている刷毛 刷毛は、水性塗料用と油性塗料用に分けて作られているのが通常ですが、万能刷毛はどちらの塗料にも対応しています。 また柄の部分、毛の材質、毛幅、毛束の量にも様々なタイプがあり、使用感が異なるため使いやすいものを選ぶことができるバリエーションの豊富さが特徴です。  

MORE

2024年2月2日 更新!

ガラリとは?劣化症状やメンテナンス方法を解説 l塗り達

2024年2月2日 公開 この記事では、ガラリについて解説しています。 ガラリとは、窓や開口部に取り付けてドアの役割を果たしつつ通気性も確保する換気口の1つです。 ガラリを取り付ける目的 ガラリは視線を遮りながら、通風を確保することができます。 そのため、外から見られたくない洗面所や浴室の窓、クローゼットの扉などに取り付けられます。 ガラリとルーバーの違い ガラリと同じく通気性を確保する目的でつけるものにルーバーがあります ルーバーは細長い破板状のものを平行に並べて、通気性や日照性を調整します。 ガラリとルーバーはよく似ているため、厳密に区別せずに用語を使っていることもありますが、ガラリは部位の1つを表す言葉、ルーバーは建築手法の1つとして使う例が多いようです。使用箇所や目的によって使い分けていることもあります。 ガラリのメンテナンス ガラリ自体は、基本的に屋外に設置するものなので耐久性が高いアルミかステンレス製が主流です。 ガラリは通気性がよいために、ほこりがたまりやすくなっています。そのため、定期的なお手入れで長く使うことができます。 またキッチンの通気のために取り付けられているガラリは、空気と一緒に調理ででる油も排出するため、外壁に油汚れが付きやすく劣化しやすい箇所といえます。 長期間にわたって油分を含む空気が出てくる場所は特に塗膜の劣化が激しくなるため、メンテナンスの際には注意したいところです。      

MORE

2024年1月30日 更新!

中塗り・上塗りとは?塗装工事で重要な工程について解説 l塗り達

2024年1月30日 公開 本記事では、中塗り・上塗りについて解説しています。 下塗りや上塗りなど、塗装工事にはいくつかの塗りの工程があります。 中でも中塗り・上塗りと呼ばれる工程は、表面に近い仕上げ材を塗る際の工程のことをいい、出来上がりの美しさを左右するといっても過言ではありません。   本記事では中塗り・上塗りについての重要性や塗装の工程について解説していきます。 中塗り・上塗りとは 外壁塗装における中塗り・上塗りとは、塗装工程のうち上塗り材を塗る工程のことを言います。 外壁塗装の場合、同じ上塗り材を2回重ねて塗ることから 1回目の上塗り材塗布を「中塗り」または「上塗り1回目」 2回目の上塗り材塗布を「上塗り」または「上塗り2回目」といったりします。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 上の写真では、上塗り1回目(中塗り)の下に塗られている白い部分は「下塗り材」です。 下塗り→上塗り1回目→上塗り2回目と3回塗りを標準とし、この3回塗りによって強靭な塗膜を形成します。 上塗り材を2回重ねると、十分な塗膜の厚さを確保できると同時に、塗りムラのないきれいな仕上がりになります。 そのため、基本的に上塗りは同じ塗料で2回重ねて行います。 中塗り・上塗りに使う塗料 中塗り・上塗りに使う塗料は、「上塗り材」と呼ばれる種類の塗料です。 シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料・遮熱塗料などさまざまな種類があり、色味も標準色から調色してつくお好きな色まで、たくさんの中からお好みで選べます。 また、ツヤ加減を選べるものもあり、外壁の仕上げ方は無限です!   下塗り材との関係 塗料同士、また下地と塗料には相性があります。 下地に合わない下塗り材をつかってしまったり、下塗り材と上塗り材の相性が悪かったりすると、塗膜のはがれの原因になります。 また特定の上塗り材にはこの下塗り材というように専用の塗料があるものもあります。 塗装の技術だけではなく、塗料に関する知識も塗装工事には重要です。  

MORE