
2024年1月16日 更新!
太陽光パネルがあったら屋根工事は高い? l塗り達
2024年1月16日 公開 蓄電したり補助金が活用できる太陽光パネルを設置されているお家もよく見かけますよね。 昨今電気代が高騰し、設置を検討されている方も多いのではないでしょうか? 太陽光パネルは屋根の上に設置しているため、屋根のメンテナンス時期が来た時にどうなるのか?というご質問もよくいただきます。また、太陽光パネルがない屋根に比べると工事費用が高い傾向にありますが、その理由についても知っておきたいですよね。 今回の記事では、太陽光パネルがある場合の屋根工事について解説します。 太陽光パネルとは 歴史と普及 太陽光パネルは、太陽光を電気エネルギーに変える太陽電池で、ソーラーパネルとも呼ばれます。 太陽電池は意外にも歴史が古く、1839年にさかのぼります。 その後、1950年代にアメリカで初めて実用化され、日本には1973年に上陸。そのころの日本はオイルショックでエネルギーや資源について人々の関心が高い時代でした。 そして、1993年に住宅用の太陽光発電が発売されました。当時も補助金などの制度はありましたが、価格が高く一般家庭に普及するのは、コストダウンが実現した2000年以降になってからといわれています。 2009年には余剰電力の買い取り制度が始まり急速に普及しました。また2011年の東日本大震災もエネルギーについて考えるきっかけになりさらに普及することになりました。 2022年に発表された環境省の「令和2年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査」によると、戸建て住宅では全体数の12.3%が太陽光パネルを搭載しているとされています。 自家発電や収益などのメリットを感じつつも、初期導入費用が高い、投資がうまくできるかわからないといった理由で採用を見送っている住宅も多いようです。 太陽光パネルがある場合の屋根工事 太陽光パネルが設置されている場合でも、屋根のメンテナンス時期は必ず来ます。 パネルがある部分と、ない部分では劣化の進行状態が異なることが多く、パネルを避けて屋根が見えている部分だけ塗装するといった方法をとることもあります。 しかし、太陽光パネル自体に重量があるため、いずれ屋根が耐えられなくなり全面的なメンテナンスが必要になります。 そこで、塗装や葺き替えを行う際に、いったんパネルを外して工事を行い、またつけなおすといった手順を踏むこともあります。 太陽光パネルがある場合の工事費用が高くなる理由 太陽光パネルがある屋根とない屋根で工事費用に差が出る理由は「脱着費用」です。 前述のように、太陽光パネルをいったん取り外す場合、脱着費用が発生します。 この費用は、通常の屋根塗装などではかからないものですが、メンテナンスに脱着が必要な場合は、お客様の負担となります。 脱着には1枚あたり、およそ3~5万円ほど必要だといわれています。また、パネルをのせている台座が特別なものだった場合、それらの制作費用などや、工事期間中のパネルの保管費用などが掛かることもあります。 仮に8枚設置されている場合、脱着費用だけで20万円~費用が掛かります。 屋根が大きく全面にパネルを設置しているなどの場合は、さらに費用が掛かります。 太陽光パネルの設置を検討するなら屋根のメンテナンスも一度考えてみましょう 太陽光パネルの設置業者は、設置するまではいろいろと費用面でのメリットなどを説明してくれますが、メンテナンスの時にどうするかというのは感知していません。 脱着費用がお客様負担になることはもちろん、設置業者以外の業者が脱着した場合、保証がなくなることもあるため、それらを踏まえて設置するかを検討する必要があるでしょう。 もし新築と同時の設置でない場合は、太陽光パネルの設置前に一度屋根のメンテナンスをおすすめします。 理由は先ほどの脱着費用です。設置前なら全面塗装や葺き替えも工事費用だけで済みますし、次回のメンテナンス計画も立てやすくなります。 太陽光パネルの設置を検討されているなら、まずは屋根の劣化状態を診断してお手入れについてご検討ください! お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ♪MORE












