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色選びのコツの記事一覧

たのしい悩み
2023年7月18日 更新!

つや消し塗料で外壁塗装を行うときに知っておきたいこと l塗り達

2023年7月18日 公開 いざ外壁塗装工事を行うぞとなったときに、お客様が悩まれるのが「色」ですよね。 外壁は面積が大きいので、ちょっとした色の違いでも印象が大きく変わることがあります。 また、色以外に印象を左右するのが「つや」です。 実は塗料はツヤの加減を選ぶことができます。 今回は、つや消し塗料を使う際に知っておきたいことをまとめました。最後までぜひご覧ください。 塗料のツヤ加減とは そもそも外壁塗装で使う塗料は「ツヤあり」です。つまりピカピカの仕上がりになります。 元の状態の塗料のツヤを10としたとき、ツヤ加減はつや消し剤を添加することで調整します。 半艶 3分艶 つや消し と、艶がなくなるほどつや消し剤がたくさん入っていることになります。   つや消し塗料を選ぶときに注意したいこと つや消し塗料を使うと、ピカピカ感が抑えられ、シックな仕上がりになります。 しかし前述のように、つや消し塗料は添加物を入れて作られるため、本来の塗料には必要のないものが入っていることになります。 艶が少ないほど添加物が多く、ツヤゼロの状態にすると、本来持っている塗料の性能が低くなってしまいます。 せっかくお金をかけてよい塗料を使っても、艶なしを選ぶことでワンランク下の塗料と同じくらいしか耐久しない!なんてことにもなるので、ツヤ加減か耐久性か どちらをより優先したいかを視野に入れて塗料のツヤを選ぶ必要があります。 ツヤ加減は自由に選べますが、耐久性に影響があることを覚えておきましょう。 屋根は基本ツヤあり塗料です 外壁は地上からも色や艶加減が目に入りやすく、印象を左右するため性能が落ちても艶なしがいいと選ぶ方もおられます。 対して屋根の塗装の場合は、基本的にツヤあり(つや消し剤なし)の塗料を使うほうがよいでしょう。 屋根は外壁とは違い、太陽光を面で受け取り、同じグレードの塗料であっても外壁より劣化が早いといわれています。 そのため、つや消し剤を入れてしまうと、ますます劣化が早くなり、次回のメンテナンス時期になる前に屋根のほうが先に塗膜がダメになってしまう恐れがあるのです。 屋根は地上からは色や艶加減は見えにくいので、ツヤありを選んで耐久性をとる方がよいでしょう。 塗料のご相談は塗り達まで 塗料のツヤ加減について解説しました。 塗装工事で色を決める際には、ぜひツヤ加減についてもご希望をお聞かせください。 また、カラーシミュレーションを使ってのシミュレーションや、見本板の作成も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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考える
2023年6月24日 更新!

屋根の耐久性に影響? 屋根塗装の色えらびについて l塗り達

2023年6月24日 公開 屋根塗装に使われる塗料は、近年いろいろなものが発売され、高性能なものや付加機能があるものなどさまざまです。 外壁と同じくお色もたくさんの中から選ぶことができ、迷ってしまいますよね。 実は屋根塗装は色によって、塗料の効果が十分に発揮できなかったり、耐久性に影響があることをご存知でしょうか? 本記事では、屋根塗装の色による耐久性の違いなどを中心に、色選びのポイントを解説していきます。   屋根は太陽光の影響が大きい=劣化が早い 地面に対して垂直に立っている外壁とは違い、屋根は水平ではないものの、空に向かっている面が広く大きい部分です。紫外線を面で受け取り、雨風にもさらされているので外壁よりも劣化のスピードが速いといわれています。 そのため、外壁よりも色褪せなどの塗膜の劣化も早くなり、外壁よりワンランク上のグレードの塗料を推奨されることも多いようです。 一般的に赤や青などの原色は退色が早く屋根に使用すると思ったより耐久性が低いと感じるかもしれません。 そこでおすすめなのが、グレー、ブラウンといった退色が目立ちにくい色味です。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ これらの色は、例えば同じグレーでもライトグレー、ダークグレーといろいろなグレーが用意されていたり、サッシの色とも合わせやすいので人気があります。 色褪せしやすい色よりも、上記のような色のほうが長持ちするのでおすすめです。   濃い色=汚れが目立ちにくい? では真っ黒の屋根はどうでしょうか? 黒なら、外壁がどんな色であっても合わせやすく退色もそれほど気にならないかもしれません。 しかし、屋根にはいろいろな汚れが付きます。 退色が始まる前の真っ黒の状態に、鳥の糞やコケなどがついてしまうと思ったよりも汚れが目立ちます。 あまりに濃すぎる色だと、逆に汚れが目立ってしまうかもしれません。 思いついたらすぐ掃除ができる、という場所ではないので濃すぎる色も注意が必要です。   太陽光を吸収しやすい色は熱くなる 洋服や傘と同じように、白よりも黒のほうが太陽光を吸収しやすく、表面温度が上がりやすくなります。 特に屋根は、表面の温度によって室内の温度も影響を受けやすくなっているため、遮熱塗料など熱を遮る効果のある塗料も発売されています。 遮熱塗料も、いろいろな色から選べますが、カタログには色による効果の違いが明記されています。 上記のカタログはエスケーのクールタイトシリーズの色見本の部分です。 色の下についている青いメーターが遮熱効果を表しています。 同じ性能の塗料でも色によって効果が感じやすいものと、あまり効果がでない色があるのです。 遮熱塗料を選ぶ際には、色味によって効果の出方が違うということを覚えておくとよいでしょう。   白い屋根は遮熱効果があるが、汚れが目立つ では、遮熱効果のある塗料を選ぶ際は、白がいいのではないか?という話になりますが、 戸建て住宅向けの遮熱塗料では標準色で白色が発売されていません。 これは、真っ白だと汚れが目立ちやすいからです。薄い色をご希望の場合でもライトグレーなど少し色が入っているものの方が退色も含めた耐久性は高いといえるでしょう。 逆に遮熱効果に重点を置く場合、例えば金属屋根の工場や倉庫など向けの塗料では真っ白のものも販売されています。   戸建て住宅でも使えないことはないですが、汚れが目立ちすぐに掃除できない という意味では白はあまりおすすめできない色といえるでしょう。   まとめ 屋根の色による耐久性の違いを解説しました。 上記のポイントに気を付けてお色を選ばれると、思ったより持たなかったという事態を防ぐことができますので頭の片隅に覚えておいていただくと失敗が少ないかと思います。 しかし逆に耐久性が高ければ何色でもいいかといわれると、そうではありませんよね。 屋根塗装の色を選ぶ場合は、耐久性のほか、 ・塗料の性能を十分に発揮できるか ・外壁やサッシの色とあっているか ・周辺環境から浮いていないか なども考える必要があります。 機能性や耐久性を確保しながら、お好みのイメージに仕上げるためにぜひプロにご相談ください!            

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外壁塗装 カラーシミュレーション
2023年6月23日 更新!

外壁塗装後の完成イメージをシミュレーションしよう l塗り達

2023年6月23日 公開 外壁塗装工事において、費用や工期のほかに気になることといえば、完成後のイメージですよね。 塗装工事は単に色を変えるだけの工事ではありませんが、それでも10年に一度の塗り替えで新しい色にされるのを楽しみにしているお客様が多くいらっしゃいます♪ 色カタログや見本を見ても、いまいちピンとこない・・・ そんなときは、カラーシミュレーションをお試しください★ 塗り達では、現地調査の際に実際のご自宅のお写真を撮らせていただき劣化症状などを診断するほか、 カラーシミュレーションで実際に色をのせてみて完成後のイメージを膨らませていただくことができるソフトを導入しております。 塗り達のカラーシミュレーションについてはこちら 外壁のほか屋根や付帯部など、細かく色分けできますのでいろいろな組み合わせでお好きなイメージを見つけてくださいね。 工事前のお打ち合わせの際にカラーシミュレーションをお試しいただけますので、ぜひご家族でご来店ください。 色選びについての記事は、下記にも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。 塗り達 ブログ 色選びのコツ  

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2023年6月11日 更新!

色で異なる屋根の耐久性 決めるポイントとは? l塗り達

2023年6月11日 公開 現在、屋根の主流となっている化粧スレートは、表面の塗膜が劣化してくるため塗装によるメンテナンスが必要です。 塗装によるメンテナンスを行う場合、耐久年数は使用する塗料のグレードによって決まりますが、同じグレードでも使う色によって耐久性に差があることがあります。 本日の記事では、色と屋根の耐久性について解説していきます。 屋根塗装をお考えの方は色決めの参考になさってください。   塗料のグレードと耐久性 塗料のグレードとは、成分によって分けられ一般的に耐久年数の長さが長いほどグレードが高いといわれます。 屋根の塗装に使う塗料とそれぞれの耐久性は下記のとおりです。 ・アクリル 3年~8年 ・シリコン 8年~10年 ・フッ素  10年~13年 ・無機   15年 この中であれば、無機塗料が一番耐久性が高くグレードが高い塗料ということになります。 これらに、遮熱効果があるものなど性能が追加された塗料が存在します。 色による耐久性の違い 基本的に、そのグレードの中であれば同じような耐久性がありますが、使用する色によって多少違いがあります。 屋根の劣化症状といえば、色褪せやチョーキングなどがありますが、これらの劣化症状が起こる原因は塗料の中の顔料つまり色を付けている成分が紫外線の影響で分解されてしまうことにあります。 顔料によって紫外線への耐久性が違うので、色による違いがあるというわけです。 基本的に、赤や黄色といった原色系の色は色褪せしやすく、黒や青は退色しにくい傾向にあります。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */   耐久性と遮熱性 色による違いは、耐久性のほかにもう1つあります。 それが遮熱性です。 太陽がギラギラの下で、白い服を着ている場合と黒い服を着ている場合の体感温度の差をイメージしてみましょう。 黒い服のほうが熱を吸収しやすく、より暑く感じるという経験がある方も多いのではないでしょうか? これは単純に感じるだけの問題ではなく、実際に暗色のほうが熱を吸収しやすいのです。 逆に白は、黒に比べると熱を反射しやすい(=遮熱性が高い)といえます。   そのため、色褪せが少ない黒や青を選ぶと、熱を吸収しやすく遮熱性は低いということになるのです。   遮熱効果のある塗料 グレードの項でもあったように、成分+性能として遮熱効果のある塗料が存在します。 遮熱塗料は、基本的にシリコンやフッ素などグレードによる耐久性の違いが反映されますが、 色によって遮熱効果が異なるため、たとえば黒よりもグレーなどを選んだ方が遮熱効果をより発揮することができます。 ▼遮熱塗料ついてはこちらもご覧ください 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ遮熱効果が期待できる塗料 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り...https://nuritatsu.com/blog/413172022年8月31日 公開   みなさま、毎日暑いですが、体調など崩されてはいませんでしょうか?こんなに暑いとおうちから出たくないですよねかといって、家の中も暑いですね   太陽光により屋根や外壁、建物全体も温度上昇してしまいます。塗り達で取り扱いのある塗料の中には、遮熱効果が期待できる塗料もあります。 そこで、遮熱効果の期待できる塗料がどんなものなのかこれから説明していきますね   <屋根> 屋根材に塗る塗料で遮熱(高日射反射率)塗料には、【クールタイ... 色決めは仕上がりも考慮しましょう ここまでグレードや色による耐久性の違いについてお話してきました。 しかし、どんなに性能がいいですよと言われても、気にいらない色に塗り替えるのは不本意ですよね。 屋根の塗装はシリコンでもおよそ10年持ちますので、その間ずっと嫌な色のまま過ごすことになってしまいます。 屋根の色決めは、最終的にはお客様のご希望で選べます。 耐久性や色による違いがあることを理解した上で、 「それでもこの色がいい!」と納得してきめるのと、 「せっかく高い塗料を選んだのに、この色にしたからもちがよくなかった~」と後悔するのは全然違いますよね。   色決めに悩んだら、ぜひ塗装のプロ集団塗り達へご相談ください! お客様のご希望をお伺いした上で、最適なご提案、メリットとデメリットを隠さずにお話いたします。 お問い合わせはこちらから  

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ゆず肌仕上げ I 京都市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達
2023年6月7日 更新!

ゆず肌仕上げってなに? l塗り達

2023年6月7日 公開 外壁塗装の仕上げの1つ「ゆず肌仕上げ」をご存知ですか? ゆずの肌(皮)のように、表面が凸凹しているのが特徴の模様に仕上げるこの工法は、現在でも人気が高い外壁の仕上げ方法を1つです。 本日の記事では、ゆず肌仕上げについて解説していきます。 ゆず肌仕上げとは ゆず肌仕上げは、ゆずの表面のような凹凸のある模様を外壁に付ける仕上げ方法のことを言います。 写真のような凸凹をゆずの肌のようだと表現しています。おしゃれですね~! ゆず肌仕上げは、粘度の高い塗料を使いローラーや吹付でつけていきます。   ゆず肌仕上げのメリット ゆず肌仕上げのメリットは、おしゃれな仕上がりになることでしょう。 最近では多彩な模様のついたサイディングボードが人気ですが、 モルタルの仕上げに模様を付ける工法も根強い人気があります。 選ぶ色によっても表情が大きく変わるので、現在も魅せたい外壁や外塀などに採用されています。   ゆず肌仕上げのデメリット ゆず肌仕上げを選択する際に気を付けておきたいことがいくつかあります。 ①濃色では凸凹が目立ちにくい 濃い色や暗色を選ぶと、凸凹によってできた影があまり目立たず、せっかくのゆず肌を生かしきれないことも。 クリーム色など淡い色がおすすめです。 ②汚れが付きやすい 表面が凸凹している分、土埃などの汚れがたまりやすくなっています。 ①で紹介したようにな、ゆず肌模様がより生かせる淡い色の外壁であれば、凸凹に黒い汚れがたまっているのが目立ちやすくなるので、お手入れが欠かせません。 ③職人の技量に仕上がりが左右される 工場で出来上がった祭でサイディングボードを貼り合わせるだけとは違い、現場で壁に直接模様を付けていくので、職人の技量によって仕上がりが大きく左右されます。 ゆず肌模様をはじめとした凹凸のある模様は、普通に色を塗るだけよりも格段に難しく、若い職人さんであればゆず肌仕上げをしたことがない、またはする機会があまりないという場合も。 ゆず肌仕上げを希望する場合は、得意な職人がいるかどうか確認しておきましょう。   ▼ゆず肌仕上げ以外の模様付け(パターン付け)の仕上げ方法はこちらもご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ外壁塗装のパターンとは? いろいろな種類から好みの仕上がりに l塗り達https://nuritatsu.com/blog/428362023年4月4日 公開外壁塗装は、ただ塗るだけではありません!ご希望によっては、パターン(模様)を付けることも可能です。この記事では、外壁塗装のパターンについて解説していきます。 外壁のパターン(模様)とは外壁のパターンを考えるときに、まず外壁材の種類について、代表的なもの2つをおさらいしておきましょう。サイディングボードサイディングボードは外壁材の1つで、あらかじめ色や模様がつけられた製品を、現場で躯体に貼っていきます。表面の模様やもちろん、凹凸や色も種類が豊富です。 モルタルモ...       ゆず肌仕上げなら塗り達へ 塗り達では創業以来新築から塗り替えまであらゆる現場で経験を積んだ職人が数多く在籍しています。 もちろん、ゆず肌仕上げをはじめとしたモルタルのパターン付けもお任せください! 豊富な知識と経験で、ご自宅のメンテナンスをお手伝いさせていただきます。 お問い合わせはこちら

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2023年6月4日 更新!

屋根塗装で色あせ? 原因や防ぐポイントとは l塗り達

2023年6月4日 公開 屋根塗装では、目に見えて起こる劣化症状の1つに「色褪せ」があります。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ そもそも色褪せはなぜ起こるのでしょうか? 本日の記事では、原因や防ぐためのポイントを解説していきます。 そもそも色褪せとは? 色褪せとは、色が薄くなったり古ぼけたりすることを意味する言葉です。 洋服でも色褪せて着古したような見た目になったりすることがありますが、屋根や外壁でも同じように色が退色し、古くなっているような印象を与えます。 色褪せは、 ・紫外線によるもの ・化学変化によるもの が主な原因とされています。   原因1 紫外線 色は「顔料」とよばれる物質によってついています。 顔料は着色に用いられる粉末状の物質で、水や油には溶けません。溶けるものは染料と呼ばれます。 染料は水や油に溶けるので、溶けた液体がしみこんで色を付けますが、顔料は物質の表面にとどまって定着することで色を付けます。 紫外線は太陽光に含まれ、屋根の場合は日中ずっと降り注いでいます。 この紫外線が顔料を構成している原子同士の結合を切断してしまうため、徐々に破壊されていき光の反射が起こらなくなっていきます。これが退色(色褪せ)です。 原因2 化学変化 もう一つ原因といえるのは、化学変化です。例えば酸化なども化学変化の1つですよね。 鉄は酸化すると酸化鉄という別の物質になり赤や黒に変わります。 このような化学変化によって別のものに変わってしまい色が変わってみえるようになることがあります。   色褪せを防ぎたい!ポイントは? 紫外線や化学変化によっておこる色褪せですが、防ぐポイントはあるのでしょうか? ①色褪せしにくい色を選ぶ 色には様々なものがありますが、色褪せしにくいもの、色褪せが目立ちにくいものがあります。 たとえば、白は紫外線の吸収率が低いため色褪せしにくく、白が色褪せても退色自体が目立ちにくい色です。 また、黒や青も退色しにくい色といわれています。 屋根や外壁の場合は、退色のほかにも汚れが目立たないかという点も選ぶポイントになりますので、真っ白や真っ黒が最善の選択であるかといえば、考慮する余地はあります。   逆に原色(赤や緑など)は色褪せが目立ちやすい色です。どうしても好きで塗り替えたいという場合は可能ですが、鮮やかな分色褪せが目立つので、こまめなメンテナンスが必要になります。   ②色もちのよい塗料を使う 2つ目の対策は、色もちのよい塗料を選択するという方法です。 塗料には、色を付けるだけではなく遮熱効果のあるものや汚れが付きにくくなるなどの効果があるものがあります。 色褪せを遅らせることが期待できる塗料には、光触媒やラジカル制御といった塗料があります。 光触媒は、紫外線の力を利用して汚れをつきにくくすることができる塗料です。 ラジカル制御は、塗膜の劣化や破壊を促進させるラジカルという物質の発生を抑え、塗膜の劣化や退色を防ぐ効果があります。 これらの塗料を使う方法も、色褪せを防ぐ1つの対策といえるでしょう。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ光触媒 l塗り達https://nuritatsu.com/blog/428482023年4月5日 公開この記事では、光触媒について解説しています。光触媒は、光を吸収して化学反応を促進する(=触媒作用を示す)物質の総称。代表的な物質に「酸化チタン」が挙げられる。外壁塗装における光触媒とは、酸化チタンの性質を利用し、外壁に光や酸素、水が当たると化学反応が起き、有害な物質を二酸化炭素と水分に分解する性能をもつように塗装された外壁、または塗料のこと。メリット・外壁に光触媒塗料を使うと、日光が当たることで汚れが分解され、雨水で洗い流されるセルフクリーニング効果がある・耐久性が高... 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へラジカル塗料とは?l塗り達https://nuritatsu.com/blog/425502023年1月28日 公開 「ラジカル塗料」をご存知でしょうか?ラジカル塗料とは、「ラジカルを制御する効果を持つ塗料」のことです。ではラジカルとはいったい何なのでしょうか?この記事では、ラジカル塗料について詳しく解説しています。 ラジカルとはラジカル(radical)は、樹脂や顔料などの有機物を劣化させるエネルギーの事を言います。外壁塗装においては、塗料の中に含まれている「酸化チタン」という成分が、紫外線によって化学反応を起こし、ラジカルとなります。酸化チタンは、塗料を朝食する際に使われる顔料に含... 屋根塗装は劣化症状の把握から 屋根塗装の色褪せの原因や対策について解説してきました。 塗膜の劣化は経年劣化と言って、紫外線や雨風を受けている以上は避けて通れないものです。 色褪せは塗膜の劣化を示す1つの目安になるため、色褪せが気になってきたらそろそろ塗装のサインといえるでしょう。 屋根塗装は、まずは屋根の劣化状態を正確に知ることから始めましょう。 塗り達では、屋根診断は無料! ご相談はお気軽に下記フリーダイヤルかメールで受付中です!              

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カラーシミュレーション
2023年5月30日 更新!

外壁塗装のカラーシミュレーションでイメージ通りの仕上がりに

2023年5月30日 公開   外壁塗装や屋根塗装を行うとき、やっぱり気になるのは「色」ですよね。 外壁塗装は一度行うと次のメンテナンスまで約10年ほど期間があるので、希望通りでご自宅を見るたび 「いいなぁ」 と思える仕上がりにしたい!と思う方が多いのではないでしょうか?   塗り達では、ご希望の仕上がりを確認したりイメージを膨らませるため、 カラーシミュレーションをご用意しています。 ご自宅の写真を使って、外壁・屋根・付帯部と細かく色を分けてパソコン上でシミュレーションができるので、よりイメージがしやすいとご好評いただいています。   カラーシミュレーションで、ご自宅写真に色を入れてみたら、実際の塗り板サンプルをご用意することもできます。 画面上での見え方、室内での見え方、自然光の下での見え方ではまた感じ方が変わるので、見本板をご自宅へお持ち帰りいただき、実際に外壁の近くで見てみる ということもできます。 ▼外壁のカラーに関する記事はこちらもご覧ください 色選びのコツ   カラーシミュレーションと、見本板で、お客様だけのお気に入りのカラーを見つけてくださいね。 ▼カラーシミュレーションについてはこちらもご覧ください。 塗り達のカラーシミュレーション   まずは無料のも外壁診断・見積を!お気軽にお問い合わせください

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カラーコーディネーター
2023年5月8日 更新!

カラーコーディネーター

2023年5月8日 公開   この記事では、カラーコーディネーターについて解説しています。 カラーコーディネーターは、主に住宅・ホテルなどのインテリア、ファッション、建築、景観などで色彩や配色に関する助言を行う専門家のこと。 カラーコンサルタント、カラーアドバイザーなどとも呼ばれる。 資格はなくてもできる仕事であるが、東京商工会議所が認定している民間の資格試験にカラーコーディネーター検定試験がある。色彩に関する知識のほか、産業に活用する能力を判定する。 このほか関連する試験としては、 ・色彩検定 ・カラーデザイン検定 などがある。  

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デメリットはない?
2023年5月4日 更新!

塗料のツヤ加減は何を選んでもデメリットなし? ツヤと耐久性の関係 l塗り達

2023年5月4日 公開 塗料を選ぶ際に、「ツヤ加減はどうしますか?」と聞かれることがあります。 「そんなものあるんですか?」「選べるんですか?」 と思った方必見! どんなツヤを選んでもデメリットはないのでしょうか?   本日はツヤ加減と耐久性について解説します。   そもそも塗料はツヤありです 塗料の成分は、 ・顔料(色) ・合成樹脂(アクリル・シリコン など) ・添加物(機能を付加するためのもの) ・溶媒(水/溶剤) となっています。 このうち、添加物は例えばさび止め・液垂れ防止などの機能を補助的に加えるためのものなのです。 塗料のツヤ加減を調整する場合は、「つや消し剤」という添加物を混ぜることになります。 そのため、本来はつや消し剤が入っていないツヤありの状態(10分のツヤ)であり、ここからつや消し剤を足していってツヤ加減を調整しているということになります。 そのため、ツヤが少ないほど添加物が多く入っている ということになるわけです。   ツヤ加減を調整することによるメリット つや消し剤が入っていない塗料を「ツヤあり」とすると、 「半ツヤ(5分艶)」「3分艶」「艶なし(つや消し)の主に3段階から選ぶことができます。 ツヤありは、塗装完了後は光をよく反射するので、つやつやテカテカの仕上がりになります。 いわゆる「ペンキ塗りたて」のような仕上がりです。 身近なところでは公園の遊具によくツヤあり塗料が使われています。   戸建て住宅の場合、2階建てにもなると外壁の面積も大きいので、ツヤありではまぶしく感じたり選んだ塗料の色が白っぽく感じることもあります。 そこで、「半艶」「3分艶」「艶なし」 などを選ぶと、光の反射が抑えられ、本来の塗料の色がきれいに見えるようになります。 こちらはお色は明るいピンクですが、3分艶を選んでいるので白っぽくなくおしゃれな雰囲気になっています。 ツヤ加減を調整することによって、ペンキ塗りたて感を抑えることができ、高級感のある仕上がりになります。 また、広い面積の外壁でもまぶしくない仕上がりになるので、薄い色をチョイスしても光沢がありすぎるといったことになりません。   ツヤ加減を調整することによるデメリット では、どんなツヤ加減を選んでも、デメリットはないのでしょうか。 前述のように、ツヤ加減を調整する際は「つや消し剤」という添加物を入れて塗料を作ります。 そのため、ツヤあり(添加物なし)に比べると、幾分か塗料の性能が落ちるといわれています。 3分艶でおよそ3割ほどに機能が低下するというデータもあるので、対候性や機能性を重視する場合には、あまりツヤを消しすぎない方がいいかもしれません。   実際に、性能の良い塗料の場合は、つや消しを選べない(推奨していない)という場合もあります。 性能の良い塗料はその分高額なので、高い料金を払ってつや消し剤をたくさん入れてしまっては、よい性能が十分に発揮できないからです。 屋根の塗料は基本的にツヤありを推奨しています 屋根は外壁に比べると紫外線や雨風などの影響が大きく、劣化スピードも外壁より早いといわれています。 そのため、つや消しが入った塗料を使ってしまうと、ますます劣化の速度が速くなってしまう恐れがあるのです。   いかがでしたか? これから塗料を選ぶ方、外壁塗装や屋根塗装を検討中の方は、塗料の色だけではなくツヤ加減にも着目して、納得のいく塗料えらびをしてくださいね。   塗り達では見本板をご用意します #gallery-4 { margin: auto; } #gallery-4 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-4 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-4 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ ▲艶あり ▲3分艶 塗り達では、塗料のカラー選びの際に、実際の塗り板をご用意してご確認いただくことができます。 この時にツヤ加減も一緒に確認することができますので、気になる方は担当にお申し出ください。 ★まずは無料の外壁診断・見積★

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