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雨漏り修理の記事一覧

2025年6月5日 更新!

雨漏りは塗り替え工事で直せる?補修方法や注意点を解説

2025年6月5日 公開 雨漏りは原因を突き止めて劣化場所の補修工事を行うことで直すことができます。 しかし中には外壁塗装や屋根塗装で補修ができると伝える施工店や訪問業者もあるようです。 今回は雨漏りは塗装工事で直すことができるのかについて解説します。 雨漏り補修の注意点、塗装工事が持つ役割についてもまとめていますので、雨漏りしている方や塗装工事を進められている方は是非参考になさってください。 雨漏り補修は塗装工事だけではできない 結論から言うと、すでに雨漏りしている場合塗装工事だけでは補修はできません。 雨漏りを補修するためには、劣化状況に合わせた補修工事が必要になります。 塗装工事が持つ役割 塗装工事は塗膜を付けたり、古くなった塗膜を新しくつけなおす工事です。塗膜は外壁材や屋根材の表面を保護し、太陽光や雨による劣化の進行を抑制する働きがあります。 塗膜が薄くなると、外壁材や屋根材が傷みはじめ雨漏りにつながりますが、劣化している塗膜を新しくつけなおすだけでは雨漏りは直らないのです。 もし外壁の塗膜が劣化してクラック(ひび割れ)が発生している場合は、クラックを補修した上で塗装工事を行う必要があります。 塗装工事は雨漏りが起こるのを抑制することはできますが、直接補修する機能はないので注意しましょう。 雨漏り補修の方法 雨漏りしている場合は、原因や劣化状態に合わせた補修が必要です。雨漏りが起きやすい場所別に主な補修方法をご紹介します。 屋根 屋根は雨漏りが発生しやすい場所の1つです。 板金の欠損 ルーフィングシートの劣化 などがよくある原因です。 板金は屋根材が合わさる部分にできる隙間をカバーするために付けられますが風で飛びやすく、台風や暴風雨のあとになくなってしまっていることも。無くなってしまった板金は塗装工事ではどうにもならないので新しい板金を付ける工事を行います。 屋根材の下に敷かれているルーフィングシートは、雨を防いでいる防水性のあるシートです。いくら屋根材がきれいに塗装されていても、その下のルーフィングシートが破れていた李めくれていたりする場合雨漏りが起こることは避けられません。 ルーフィングシートも耐久性が20~35年くらいとなっているので、定期的に敷きなおす必要があります。   外壁 外壁はからの雨漏りの原因としてはクラックが発生があげられます。 塗膜の表面にだけひび割れができる場合と、下地から割れてしまう構造クラックがありますが、構造クラックの場合その隙間から外壁の中に雨がしみ込んでしまい、外壁の中で雨漏りが進行します。 クラックはシーリングで埋めたり、左官工事で補修したりしてから塗装工事を行います。クラックがある場所に直接塗装工事をしても補修にはならないので注意が必要です。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ クラックのほか、外壁の割れや欠けによる雨漏りもあります。いずれも塗装工事では補修できないため、左官や外壁材の張り直しなどを行い雨漏り補修します。   シーリング シーリング材は、外壁の目地や軒天との取り合い、幕板、サッシ廻りなど、隙間ができる部分を埋めています。ゴムのような弾力があり隙間を埋めて雨が入り込むのを防いでいますが、紫外線による劣化ではがれたり破断したりします。 シーリングの劣化による雨漏りは、シーリングの打ち直すことで補修できます。外壁目地のシーリング工事は塗装工事と一緒に行うと塗装の耐久性もアップするのでお勧めです。 防水工事 防水工事がしてあるベランダやバルコニーの床は、防水層が劣化することによって雨漏りが起こりやすい場所です。 勾配の少ない床に雨が溜まり、防水層がうまく水を防げていないと床の野地板に雨が吸い込まれ雨漏りします。 この場合は下地が雨漏りしていてもOKな方法で防水工事をやり直すことになります。下地が痛んでしまっている場合は、下地の張り直しから行うこともあります。 雨漏りは起こる前に防ぐことが大切 塗装工事で雨漏りは直せませんが、発生を抑えることはできます。 雨漏りが起こってしまうと補修するまで勝手に良くなることはないので、まずは雨漏りが起こらないように塗膜の劣化や板金の欠損などを放置しないことが大切です。 定期的なお家の劣化診断やメンテナンスで雨漏りを防止しましょう。 無料の外壁診断や屋根診断、雨漏り調査は塗り達にご連絡ください。  

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防水工事
2025年5月27日 更新!

部分的な防水工事は可能?補修できるケースや注意点を解説

2025年5月27日 公開 防水工事のメンテナンスでは、基本的に全面改修を行うことが必要です。 しかし劣化状況によっては部分補修や部分的な工事が可能なケースもあります。 今回は、部分補修が可能な防水工事について、事例や注意点を解説します。 部分的な防水工事が可能なケース 部分的な防水工事の補修が可能なケースを施工方法別にみていきます。 ウレタン塗膜防水 ウレタン塗膜防水の部分補修ができるケースとして、塗膜の膨れの改修があります。 下地に水分が含まれている上から施工してしまったり、施工不良により膨れが発生してしまったりした場合では、膨れている部分だけ切り取りウレタンを塗装して改修する方法をとることがあります。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 膨れ以外の劣化が見られるケースではすべてやり直しの施工を行います。 シート防水 一部分だけシートが破れている、めくれているなどの場合は、シートの部分改修を行うことがあります。 但し隙間が生じるとそこから雨漏りするリスクが高くなります。改修時期に来ている場合は全面施工でメンテナンスしましょう。 FRP防水 FRP防水の場合、トップコートの塗り替えのみ行う方法が部分補修にあたるかもしれません。 防水層にまで劣化が及んでいない場合、トップコートの劣化を回収するトップコート塗り替えでさらに耐久性を高めることができます。FRP防水のメンテナンスはおよそ10~15年に一度、トップコートの塗り替えは5年に一度といわれます。雨漏りしている場合は全面改修が必要ですが、劣化状況によってトップコートの塗りかえのみの改修方法を選択します。 防水工事は全面改修が基本 防水工事で部分改修できるケースをご紹介しました。 とはいえ、防水工事は全面施工が基本です。隙間からの雨漏りに対応するためには施工場所全面を防水層にする必要があるからです。 施工後すぐの不具合などは部分改修ができることがあります。防水工事の改修なら塗り達にご相談ください。

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2025年5月26日 更新!

軒なしの住宅が雨漏りしやすい理由とは?

2025年5月26日 公開   近年、住宅のデザインが変わってきており、一昔前と比べて軒が短いお家・軒がないお家が増えています。 軒がないデザインにすると、室内を大きく取れる、デザインがモダンなどのメリットがありますが、実は雨漏りしやすいというデメリットもあります。 今回は、軒なし住宅が雨漏りしやすい理由や対処法について解説します。 軒なし住宅がとは? 軒なし住宅が雨漏りしやすい理由の解説の前に軒についても確認しておきましょう。 軒とは、屋根が外壁よりも外へ出っ張っている部分のことです。 一昔前の日本の住宅は軒先や軒下で雨宿りができるほどの広さがありました。 しかし、住宅環境も変わり、軒の出を大きくすると隣の家と緩衝してしまうため室内環境を狭くせざるを得ず、軒を小さくすることによってお家自体を大きくするデザインが流行しています。 軒があることで、外壁に直接雨が当たることを防ぎ、劣化を抑制することができていました。 軒なし住宅が雨漏りしやすい理由 軒なし住宅が雨漏りしやすい理由は、ずばり雨が外壁にかかりやすいからです。 軒は外壁に直接太陽光や雨がかかるのを防ぐ役割があります。 屋根に降った雨は軒先まで流れ、地面に落ちます。この時、軒の出が大きいほど外壁から遠い場所へ雨が運ばれます。 軒がない住宅の場合、屋根から落ちてきた雨がそのまま外壁に伝わることになります。 そのため、外壁と屋根の境い目の隙間から雨が入り込みやすくなり、軒がある住宅よりも雨漏りしやすいのです。 外壁に直接太陽光や雨が当たりやすいため、外壁の劣化(クラックや色褪せ)も進行しやすくなっています。   軒なし住宅の雨漏り対策 軒なし住宅では、外壁の劣化の進行も早いケースが多いので、定期的な外壁メンテナンスやシーリングのメンテナンスを行うことが大切です。 どんな住宅でも雨漏りのリスクはありますが、劣化が進行しやすい分雨漏りになる前にメンテナンスを行うように計画しましょう。 軒なし住宅のメンテナンスも塗り達にお任せ! 軒のあるないにかかわらず、どんな住宅でもメンテナンスは必要です。 それぞれのデザインや特徴にあったメンテナンスをすることで、さらに耐久性や美観性をアップさせることができます。 外壁塗装やメンテナンスの事なら塗り達にご相談ください!  

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塗り達 施工事例
2025年5月23日 更新!

防水工事の手抜き工事で雨漏りを招かないために大事な3つのポイント

2025年5月23日 公開   防水工事は雨漏りを防ぐ重要な工事の1つです。 しかしポイントを抑えた正しい防水工事を行わなければ、わずか数年で雨漏りしたり、工事費用を捨てるような結果になってしまうことも。 今回は、防水工事の手抜き工事で雨漏りを招かないための3つのポイントをご紹介します。 防水工事のポイント 防水工事の施工のポイントを確認してみましょう。 ①全体を施工する 防水工事を行う際は、その場所全体を一度に行う必要があります。 例えばベランダであれば、ベランダ全体を、屋上であれば一部分だけではなく全体的に施工する必要があるのです。 床面だけはなく立ち上がりと呼ばれる外壁へと続く部分も工事して防水層を作っておく必要があります。 メンテナンス工事で行う際も、一部分だけではなく全体的にやり直しするのが通常の工事です。 ②下地処理をしっかりと行う 防水工事のメンテナンスでは特に、下地処理が重要です。 既存の防水層をしっかりと取り除いて施工する必要がありますが、下地処理が不十分だと凸凹したり防水層が密着せず施工不良となったりします。   ③雨漏りしている下地には適切な施工方法を選ぶ すでに雨漏りしている下地の場合は、下地が吸い込んでいる水分を逃がしながら、上からの雨を防ぐ施工をする必要があります。なぜなら、下地から上がってくる水分を完全に閉じ込めてしまうと、防水層の膨れやはがれの原因になるからです。 防水工事はいろいろな施工方法や工法がありますが、下地の状態や現在の防水工事の種類によっても最適な方法が異なります。 値段や耐久性で選びたいところですが、まずは現状に合わせた施工が必要です。選択できる場合もありますが、この状態であればこの方法と選択肢が限られることもあります。 雨漏りしている場合は、密着工法(下地に直接防水層を作る方法)は適さないので、通気緩衝工法と呼ばれる方法を使います。 通気緩衝工法について詳しくはこちら 防水工事の手抜き工事 防水工事で手抜き工事があるとすれば次のようなケースが考えられます。 既存の防水層の上にいきなり防水工事を行う 先述の通り、防水工事のメンテナンスでは既存の防水層をすべてはがす必要があります。そのうえで改めて防水工事を行うことが通常の流れなので、何もせずいきなり液状ウレタンを塗るなどの施工は手抜き工事を言わざるを得ません。 雨漏りしているか調査していない 雨漏りしている場合は、施工方法が限られます。 そのため防水工事を行う際は雨漏りがないか確認することが大切です。もし調査を怠って雨漏りしているのに密着工法などを行ってしまうと、施工後に防水層の膨れややぶれなどの施工不良が起きてしまいます。 勾配を付けずに下地を作る 防水工事は水を完全に下地に通さないように施工します。そのため、プールと一緒で降った雨は下地にしみこまず、排水させる必要があります。 広いベランダなどはわかりにくいですが、水が溜まらないように勾配を付けて下地を作ります。 雨漏りなどで下地が痛んでいる場合は下地から作り直すことがありますが、この時勾配をつけずに施工してしまうと降った雨が流れていかずにいつまでも床にたまった状態になってしまいます。 排水(ドレン)に適切なメンテナンスを行っていない 勾配を付けた床から流れていった雨は、ドレンから排水されます。 ドレンもドレンの周りの経年劣化が起こるので防水工事のタイミングの改修工事を行うこともあります。 改修が必要なドレンを見逃してそのままにしていると排水がうまくできず床に水が溜まりっぱなしになったり、ドレン周りから水が回って雨漏りしたチスルケースがあります。 立ち上がりの施工ができていない 立ちがりとは、床と壁の境い目の垂直の部分で、防水工事の場合は、立ちがりにも防水層を形成します。 ベランダの場合、サッシが取り付けられていることも多く、立ち上がりの処理が不十分だと隙間から雨漏りすることがあります。普段あまり目にすることがない場所かもしれませんが、意外に多い雨漏り箇所の1つです。 防水工事は専門店にお任せ 防水工事のポイントについてお話ししました。 一口に防水工事といっても、メンテナンスの場合は現在の状態に合わせた適切な工事が求められます。 防水工事のメンテナンスはぜひ専門店にお任せください。    

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2025年5月16日 更新!

天井裏で起こる雨漏りの原因とは?放置すると深刻なデメリットも

2025年5月16日 公開   天井裏は普段使用されていない方も多く、どんな様子になっているのか把握しづらい場所の1つです。 そんな屋根裏で雨漏りが発生すると、気づかないうちにどんどん進行し、お家に深刻なダメージを与えかねない厄介なものになります。 本記事で屋根裏で起こる雨漏りの原因や症状を知って、進行する前にぜひ点検・補修を行ってください。 屋根裏で起こる雨漏りの原因 屋根裏で雨漏りが起こる原因には次のようなものがあります。 谷板金など板金の劣化による隙間 谷板金とは、屋根のぶつかるところが谷になっている部分に付けられる板金のことで、雨漏りが起こりやすい場所の1つです。 屋根板金は谷板金のほかに、棟板金や袖板金などがありますが、いずれも劣化によって隙間が生じ雨漏りが発生視野sくなっています。 屋根材・外壁材の劣化 屋根材の劣化によって下に敷かれている防水紙がダメージを受けると、雨漏りにつながります。 また天井より高い位置にある外壁の劣化も屋根裏の雨漏りの原因の1つ。まさかこんなところから?という場所からも侵入した水は広がっていきます。 コーキングの劣化 軒天付近のシーリングが劣化していると屋根裏に雨漏りが発生することがあります。 高所のシーリングは劣化状況が把握しづらいですが、軒があまり出ていないデザインのお家や片流れ屋根なども屋根裏に雨が入りやすいので注視しておきましょう。 屋根裏で雨漏りが起こっているときのサイン 屋根裏で雨漏りが起こると次のような症状が見られます。これらの症状があると雨漏りのサインですので、点検や補修を依頼しましょう。 天井の雨染み 屋根裏で雨漏りが起こっていて一番わかりやすいサインは屋根のすぐ下の部屋の天井に雨染みが出ることです。 2階建ての住宅の場合は、2階の天井に雨染みが見られます。 もし2階建てで1階の部屋にも雨染みが出ているようなら、外壁やその他の場所からの雨漏りが疑われます。 異臭 屋根裏で雨漏りが原因でカビのにおいや獣糞などの異臭がすることがあります。 カビの発生 木材や断熱材などが湿ってそのままになるとカビが発生します。 雨音 天井裏で雨が落ちてきている場合、見えないのにポタポタと雨音がすることがあります。 屋根裏の雨漏り補修は早めが◎ 屋根裏の雨漏りは起こってもなかなか気づきにくいものです。 しかし雨漏りを放置していると、 躯体の腐食 シロアリの発生 など、お家全体の強度が低下する深刻なダメージにつながります。 また カビの発生で室内環境が悪くなったり ねずみなどの害獣による被害 も誘発しかねません。 雨漏りかな?と思ったらまずは専門店に点検を依頼しましょう。 雨漏りであれば、早急に補修がおすすめです!

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2025年5月8日 更新!

コンセント近くの雨漏りで漏電の危険 梅雨前に雨漏り補修を!

2025年5月8日 公開   ゴールデンウィークも終わり、そろそろ梅雨対策を行う季節ですが、放置している雨漏りはありませんか? 雨漏りによる二次被害の中でも特に怖いのが、漏電火災です。 雨漏りによって雨が室内に侵入し、電気の通り道を作ってしまうとコンセントからでも漏電します。 今回は、雨漏りによる漏電の危険性や、早期補修の重要性について解説します。 雨漏りによる漏電の危険 雨漏りと聞くと、水がポタポタと落ちてくるようなイメージがあるかもしれませんが、実は目に見えないところでひそかに進行する雨漏りもあります。 壁の内部で進んでしまう雨漏りもその1つです。 外壁と内壁の間には防水紙や断熱材のほかにも電気の線があり、それが壁のコンセントへとつながっています。 雨漏りによる水がコンセント付近に近づくと、漏電し火災や感電事故などの被害が発生するリスクが高まります。   雨漏り補修は早めに 雨漏りは一度起きてしまうと補修するまで勝手には直りません。また激しい雨が降ったときだけ症状が起こる雨漏りもありますが、雨が降っていないときは直っているのかといわれればそうではありません。 目に見える症状がないだけで、雨漏りはひそかに進行しています。 もし過去に雨漏りの症状があり、補修せずに放置しているのであれば、梅雨前に補修することがおすすめです。 梅雨時期になると、雨漏りのご相談も増え即日対応が難しくなるケースもあります。漏電被害などが起こる前に、雨漏りは早期に補修を行っておきましょう。 雨漏り点検や補修のご相談は下記までお気軽にどうぞ!  

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ベランダ防水 施工前
2025年5月4日 更新!

ベランダの防水工事の費用相場はどれくらい?耐久性や特徴も解説

2025年5月4日 公開   ベランダやバルコニーは防水工事が必要な場所の1つです。 マンションやアパートの場合、共有部分となり改修工事で防水工事のメンテナンスを行うことが一般的ですが、戸建て住宅では個人でメンテナンスの依頼や計画をしなくてはいけないため、費用相場や耐久年数などを知りたい方も多いのではないでしょうか。 今回はベランダの防水工事費用について、費用相場や施工方法別の耐久年数・特徴を解説します。 ベランダ防水の施工方法と費用相場 ベランダ防水の施工方法にはいくつかの種類があり、耐久性や費用も異なります。 防水工事 耐久年数 費用相場(㎡あたり) ウレタン塗膜防水 10~13年 5,000~8,000円 FRP防水 10~15年 4,000~7,000円 シート防水 12~15年 3,000~5,000円 アスファルト防水 15~25年 8,000~10,000円 ベランダやバルコニーの大きさは住宅やデザインによって様々ですが、一部分ではなく全体に防水工事を行うため大きさを測って計算してみるとよいでしょう。 ベランダ防水の施工方法の特徴 ベランダの防水工事にはいろいろな施工方法がありますが、特徴や耐久性が異なります。 ウレタン塗膜防水 液状のウレタンを硬化させて防水層を作る方法です。液状のウレタンを塗っていくので、どんな形のベランダでもシームレスな防水層が作れます。 FRP防水 ガラス繊維強化プラスチックを使った防水工事で、軽量で耐久性が高いのが特徴です。ただし防水層が硬いので揺れによるひび割れが起きやすい点がデメリットです。新築の戸建て住宅のベランダはほとんどがFRP防水を採用しています。 シート防水 防水性のあるシートを敷き防水層を作る方法です。 あらかじめ作られたシートを使うので、四角くて大きな場所への施工に向いています。 アスファルト防水 一番古くからある防水工事の方法でアスファルトを使って防水層を作ります。耐久性が非常に高いのが特徴ですが、とても重いので、木造の戸建て住宅には重量の負荷がかかりすぎ施工することはほとんどありません。マンションや高層ビルなどメンテナンスが頻繁にできない建物の屋上などで採用されています。 ベランダ防水の施工方法の選び方 ベランダの防水工事の施工方法を選ぶ際には、雨漏りしているかどうかが1つのポイントになります。 雨漏りしている場合、下地(ベランダの床)が水を含んだ状態なので、その上から密閉するような防水工事をしてしまうとはがれや膨れの原因になります。 そのため、ウレタン塗膜防水の通気緩衝工法など、下地の水分が蒸発した時に逃がすことができる方法で施工します。 劣化状態によっても最適な防水工事の施工方法が異なるため、施工店にご相談ください。 ベランダ防水のご依頼は塗り達まで! ベランダ防水の費用相場を解説しました。 ベランダの大きさや劣化状態によって実際の工事費用は異なりますので、詳しくは見積を取って確認してみましょう。 塗り達では、外壁塗装工事と一緒にベランダの防水工事も承れます。 まずは劣化診断や見積のみのご依頼も大歓迎です。お気軽にご相談ください。

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2025年4月22日 更新!

雨漏りの原因は太陽光パネル?原因や対策を解説

2025年4月22日 公開   太陽光パネルを屋根に設置している住宅で雨漏りが起こると、太陽光パネルが原因では?とご不安になってしまう方がおられます。 太陽光パネルが原因で雨漏りが起こることはあり得ますが、太陽光パネルを設置しているからと言って必ず雨漏りするわけではありません。 今回は太陽光パネルと雨漏りの関係について、雨漏りを引き起こすほかの原因にも触れながら解説します。 太陽光パネルが原因の雨漏りとは 太陽光パネルの屋根で雨漏りしている場合に考えられる原因には次のようなものがあります。 配線を固定するためのビスが屋根に貫通している シーリングが劣化している 太陽光パネルの重みで屋根が割れている 太陽光パネルの配線などを固定しているビスが屋根材の下の野地板まで貫通し、その穴から雨が入り込んでいる場合雨漏りにつながりやすくなります。 また、太陽光パネルは重量があるため、屋根が劣化していると重さに耐え切れずに割れてしまうことも。 設置の際に業者が割ってしまっているケースもあります。 しかし、太陽光パネルを設置している屋根がすべて雨漏りするかといえばそうではありません。 太陽光パネルの設置業者の施工不良がある場合に雨漏りにつながりやすいといえるでしょう。   雨漏りにつながる劣化 太陽光パネルの設置有無にかかわらず、次のような屋根の劣化が原因で雨漏りが起こることがあります。 ルーフィングシートの破れ 屋根材の下に敷かれた防水性のあるシート(ルーフィングシート)は経年劣化で破れたりちぎれたりします。 屋根の防水性を担っている大切なシートなので、劣化すると雨漏りにつながります。 板金の破損・欠損 屋根材の端や合わさる部分の隙間をカバーしている屋根板金は、風などで飛ばされやすく台風の後なくなっていたということも。カバーがなくなり隙間が現れるためそこから雨漏りが発生します。 屋根材自体の劣化 スレートや金属屋根など、劣化によって表面が雨をはじけなくなり水を吸い込み始めると、内側から徐々に劣化が進行します。屋根材のしたにあるルーフィングシートや野地板への負担が大きくなり、雨漏りを招きます。   太陽光パネルの屋根も定期的なメンテナンスを 太陽光パネル設置での雨漏りについて解説しました。 太陽光パネルが原因で起こる雨漏りの場合、設置直後から雨漏りの症状が出ることが多く、施工不良が疑われます。 また元々きれいな屋根に設置しても、パネルの下の劣化状態が把握しづらくなり、長年放置の末に雨漏りが起こることもあります。 太陽光パネルを設置していても、パネルの下の屋根は新品のままというわけではないので、周りの屋根のメンテナンス時に一緒にメンテナンスすることがおすすめです。 太陽光パネル設置の屋根のメンテナンスも塗り達にご相談ください!

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散水試験
2025年4月17日 更新!

雨漏りの検査にはどんな方法がある?確実に修理するためのポイントとは?

2025年4月17日 公開   雨漏りは原因を突き止めて確実の補修することが大切です。 しかし、雨漏りの症状があらわれている部分と、原因となる雨の入り口が離れているなど、特定が難しいのも雨漏り補修の難しさの1つです。今回は確実に雨漏りを補修するための雨漏り検査の方法について解説します。 雨漏り検査の方法①目視 雨漏り調査の初めは目視での確認です。 屋根や外壁は雨漏りが起こりやすい場所ですので、明らかに傷んでいる場所がないかじっくりと確認します。 雨漏り検査の方法②散水試験 雨漏りの原因箇所と疑わしい部分に水をかけて、人工的に雨漏りを起こす方法が散水試験です。 いきなりお家全体に水をかけても原因は特定できませんので、目星をつけてピンポイントで散水します。 ホースと水さえあれば検査できますが、補修が前提で行うことが一般的です。 雨漏り検査の方法③サーモグラフィ 科学的な検査方法としてはサーモグラフィカメラ(赤外線カメラ)を使った検査があります。 雨漏りしている場所は、見えない内部に水が溜まって周りより温度が低くなっているため、温度を感知し映像として映し出せるサーモグラフィを用いて検査を行います。 雨漏り補修は原因の調査+確実な補修がカギ 雨漏り補修だ成功するカギとなるのは、原因を突き止めることです。 さらに、状態に合わせた適切な補修が必要になります。 雨漏りは時間がたてばたつほど進行し、ややこしくなってしまいます。 また、雨漏りが進行するほどお家のダメージは広がっていきます。 雨漏りに気づいたらできるだけ早急に雨漏り補修のできる施工店に調査・補修を依頼しましょう。 雨漏り調査のご相談やご依頼は下記までお気軽にどうぞ!  

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