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塗り達の職人ブログ 記事一覧

付帯部ってどこ?
2023年7月5日 更新!

破風板とは? 役割や塗装でメンテナンスを行う理由を解説

2023年7月5日 公開   この記事では破風板(破風)について解説しています。 破風とは、屋根の妻側の端の部分の事を指します。 「妻」とは端の方の意で使われていて、建築物においては古くからの日本家屋の屋根の形状「切妻屋根」と呼ばれる三角形の端の部分を意味します。 この屋根の短編の部分を破風といい、ここに取り付けられる板を破風板をいいます。 破風の役割 破風は建築物においては付帯部に分類されます。しかし、建物の正面から目立つ位置にあることも多く、装飾を施したり材質にこだわったりしている建築物も見られます。 実質的な破風の役割は下記のとおりです。 雨風をふせぐ 破風の最大の役割は、雨風を防ぐことです。 屋根は上からの雨には強くできていますが、横からや下からの雨風には弱く簡単に吹き飛ばされたり破損したりしてしまいます。 破風板があることによって横からや下からの雨が屋根裏に入りづらくなり、躯体を守っているのです。 防火 破風は雨風だけなく、下から上がってくる炎、つまり火事の際に防火装置の役割を果たします。 窓から出た火が屋根から屋根裏に延焼を阻止し、屋根が落ちるのを防ぐ働きがあるのです。   破風板の材質 破風にはいろいろな材料が使われます。 主なものとして ・木材 ・窯業系の材料 ・金属 があります。 古くからの日本家屋では、家の建築材料として外壁や破風板にも木材を使うことが主流でした。 しかし、外壁や屋根に比べると破風板は劣化が早く、木材でできていると腐食が進んでしまうため、現在では窯業系や金属系の破風板を採用する建物が多いようです。 木材に比べると、窯業系や金属系は耐久性・防火性が高く、見栄えもいいので使いやすい材質といえるでしょう。 いずれの場合も、経年劣化はおこりますので、定期的なメンテナンスが必要です。   破風のメンテナンス 破風板のメンテナンスは、その材料によって異なりますが、基本的に塗装によるメンテナンスがおすすめです。 木材の場合 木材でできている場合は、木部用の塗料を使って腐食を防ぐことが大切です。木材が朽ちている場合は、新しいものに取り換えることも視野に入れます。 窯業系・金属系の場合 窯業系の場合は、塗膜の劣化を補修する必要があります。金属系の場合はそれに加えてサビの発生を抑制することが大切です。下地処理でケレンをしっかり行い、下塗りに錆止めを使うなど、サビを抑えるメンテナンスを行いましょう。   破風板をメンテナンスする理由 破風板は劣化するとただ見た目が汚くなるだけではなく、看過できない様々な問題が出てきます。 落下してしまう 破風板は付帯部なので、躯体に何らかの方法で取り付けられている部分になります。劣化が進むと見た目が悪くなるだけではなく、強度が落ち、破風板自体が落下してしまう危険性があります。 破風板は屋根に付属しているので、仮に2階建てであれば5m以上上から重量のあるものが落下してくることになり大変危険です。 雨漏りの原因になる 破風板の役割でも出てきたように、横や下からの雨が屋根裏にはいるのを防いでいるのが破風板です。 劣化が進み、欠けや割れが多くなると隙間から雨風は簡単に侵入してしまいます。 建物内部に入り込んだ水分は雨漏りの原因となり、室内の天井に染みができたり、カビが多くなる原因に。 躯体が損傷する 雨漏りだけではなく、木造建築において水分は腐食の原因となり大変危険です。 躯体の強度にかかわる問題になってきますので、劣化が手遅れにならないうちにメンテナンスを行いましょう。   破風板のメンテナンスも塗り達へお任せ 外壁塗装・屋根塗装専門店の塗り達は、付帯部のメンテナンスも得意です! 破風板、軒天、雨戸、水切りなど、住宅のあらゆる付帯部のメンテナンスもお任せください。

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2023年7月4日 更新!

壁の塗替えおすすめの季節

2023年6月5日 公開     夏場の外壁塗装のいいところ 今日は夏場に外壁塗装を行うメリット3つをご紹介したいと思います   【まずはじめに外壁塗装ができる条件について】 ①気温が5℃より高いこと ②湿度85%未満であること   雨が降ってしまうと湿度が85%を上回るため塗装工事ができません。 このように塗装工事を行うにあたり、外壁塗装ができる気象条件は決められています。   メリット① ご希望の日に外壁塗装工事が行える可能性が高い 一般的には塗装工事の人気は夏場よりは、春と秋になります。 ですが人気の時期ではないから、お勧めできない時期というわけではありません。 夏場は人気のある春や秋に比べ、スケジュールが空いている塗装業者が多く、 希望のスケジュールで塗装工事を行える可能性が高くなります。     メリット② 夏場は日照時間が長く、作業時間を十分確保できる 夏場は日照時間が長く塗装作業の時間を十分に確保することができます。 冬場に比べ作業時間も長く確保できる為、作業を中断せざる得ないことも少なく 予定していた作業をしっかりとその日中に終了させることができます。 結果、工事予定が後ろにずれるということがなくなります。 ※もちろん雨など気候変動によってはスケジュール通りにいかないこともございます     メリット③ 塗料の乾燥が早い 他の季節に比べ夏場は気温も高く、塗装後の塗料の乾きが早く、工事期間の短縮につながります 外壁塗装の塗料は下塗り・中塗り・上塗りと通常3回塗るのが基本です。 1回塗るごとに半日から1日乾燥させます。 乾燥時間が早いと、施工時間の短縮につながり、その日の工事時間を早く終了することができます。 塗装工事は一般的に2~3週間かかることが多いですが、工事中は職人さんが常にお家の敷地にいることになりますので 信頼できる職人さんが工事を行っていたとしてもやはり落ち着かなかいこともあるかと思います そんな中での作業時間短縮はとっても重要です。     以上、夏場の外壁塗装のいいところでした 少しでも気になることがあれば、ぜひご相談ください      

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2023年7月3日 更新!

屋根工事と板金工事の違いとは? l塗り達

2023年7月3日 公開 塗装工事(業)という名称は、建築業で定められた29の専門業種のうちの1つです。 工事内容によって屋根工事(業)、板金工事(業)などと呼ばれていて、専門性が高く建設業の許可証も区分ごとに発行されます。 塗装工事と並んで、住宅のメンテナンス工事として行われることが多いのが屋根工事です。 本記事では、屋根工事と、混同されがちな板金工事の違いについて解説していきます。 屋根工事とは 屋根工事とは、瓦やスレートなどを使って屋根を葺く工事のことを言います。 新築時に屋根を葺く工事はもちろん、外壁塗装と一緒に行われるカバー工法や葺き替え工事なども屋根工事にあたります。 瓦やスレートのほかに、板金屋根とよばれるような金属製の屋根も存在します。 このほかにも屋根材として使われる素材は、アスファルトシングルや陶板などさまざまなものがあるため、素材の別にかかわらず屋根を葺く工事はすべて屋根工事といわれます。 板金で屋根を葺く場合も屋根工事であり、板金工事の区分には入れません。 板金工事とは 板金工事は、金属の薄い板を加工して取り付けたり、作物に金属製等の付属物を取付ける工事の事をさします。 外装・内装とも板金工事と呼ばれるものがあり、例えば ・水切り板金を取り付ける ・厨房の天井にステンレスの板を取り付ける などのことをいいます。 専門性の高い工事は専門業に依頼しましょう 建築業で定められた業種は、いずれも専門性が高く知識と経験が必要です。 そのため、一定以上の工事規模である場合建築業の許可証がないと仕事ができないなどの決まりがあります。 塗装工事においても同様で、塗装のついでにここも補修というケースであっても、塗装職人がほかの業種にあたる工事を行うことはありません。 他の業種に相当する工事は、資格や経験のある専門性の高い職人が行います。 しかし、家のメンテナンスにどんな工事が必要なのか、どの業者に頼めばいいのかということはわかりづらく、一つ一つ別の業者に頼んでいたのでは大変です。 塗り達では、塗装工事のほか、屋根工事・板金工事・防水工事などもすべて一括で工事を請け負うことができます。 もちろん専門業者に丸投げすることなく施工の管理も行っています。 塗装だけなく、ここもちょっと気になる、ここもなおしてほしい等、お家回りの幅広いご要望にお応えします。 お家回りのメンテナンスは、下記よりお気軽にお問い合わせください。        

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2023年7月2日 更新!

外壁塗装は1日で終わる?? 施工不良にならないために重要なこと l塗り達

2023年7月2日 公開 外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本といわれます。 中塗り・上塗りはトップコートとも呼ばれ、お客様が選んだお色を塗る工程です。 「このくらいの面積だったら一日で終われます」 工事期間が短いに越したことはありませんが、本当に大丈夫でしょうか?   塗装において大切なこと まず、外壁塗装において重要なことを確認しておきましょう。 ①希釈を守る 塗料は塗る前に水か溶剤で希釈し、適切な濃度で塗る必要があります。 原液に対して何パーセントと希釈率が決まっているのですが、これを守らず規定より薄くしてしまうと、施工不良となります。 本来なら2缶必要な面積なのに、薄く希釈すれば1缶で済むかもしれません。 安く上げるために(利益を上げるために)このような施工をしてしまう業者も残念ながらいます。 施工不良にならないためにまずは希釈率を守る必要があります。 ②下地処理を確実に行う 下地処理とは、これから新しい塗膜を付ける材をきれいにする作業です。 具体的には ・高圧洗浄で汚れを落とす ・古い塗膜、はがれた塗膜は研磨する(ケレン) ・鉄部の場合は錆を落とす などの作業があります。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 下地がきれいになっていないと、いくらいい塗料を使って塗装しても、数年ではがれてくるなど耐久しません。 ③塗装回数(工程)を守る 外壁塗装は、基本的に3回塗りです。 しかし、仕上がりだけ見ると、色がきれいに乗っていれば、下塗りや中塗りは行っていたかどうか判断しにくくなっています。 そのため、下塗りや中塗りを省いてしまっていることも。 この場合も。密着が悪くなりはがれの原因になったり、塗膜の暑さが十分でないためすぐに劣化してしまったりと施工不良になります。 ④乾燥時間を守る 下塗り・中塗り・上塗りの3回の塗りが確実に外壁に密着するためには、各工程で塗料をしっかり乾燥させる必要があります。 気象条件や気温にもよりますが、一般的に乾燥には4時間以上かかります。 仮にその場所を塗装するのに半日かかるとして、そのあと乾燥に4時間をあてようとすれば、1日の作業で3回塗りすることは不可能です。 塗装においては、塗料をしっかり塗ることに加えて、塗った塗料をしっかり乾燥させて下地に密着させることがとても重要です。 そのため、いくら急いでいたとしてもよく乾燥していない状態で次の工程に移ることはNGです。   外壁塗装は1日で終わらない 外壁塗装においては、下塗りに1日、中塗りに1日、上塗りに1日と工程を組みますので、どんなに小さな面積であっても3回塗りをしようとすれば3日はかかります。 さらに、下地を洗浄したあとも乾燥することが必要です。いろいろな工程を鑑みても、最低1週間~10日程度はかかります。 1日で終わってしまった場合、工程を省いているか、よく乾燥させていないかのどちらかが疑われます。 10年持つといわれたのに、数年で劣化が始まったという場合は、上記のような手抜き工事が原因の明らかな施工不良です。 施工不良にならないために 塗装工事が終わってしまったら、色がきれいにのっていれば、手塗り工事であったかどうか判断するのは至難の業です。 塗装工事で重要なことがきちんと守られているか確認しておくにはどうすればよいでしょうか。   ①見積時に作業内容を確認する 見積時には、金額だけではなくその内訳を確認しましょう。 見積書の書き方に決まりはないので 「塗装工事 一式」 などという表示の場合もあります。 しかし、これでは何が含まれていて何が含まれていないのかわかりませんよね。 表記上このような書き方をしていても、質問すれば細かく説明してくれる場合は大丈夫ですが、担当者も工程についてわかっていないというような場合は注意が必要です。 わからないことは契約前に質問しておくのがよいでしょう。 ②工事工程の詳細を確認しておく 工事が始まる前の打合せで、工事期間はいつからいつまでと説明があります。 屋外での工事ですから、天気によって工程通りに進まないこともありますが、基本的な工事工程を確認しておくとよいでしょう。 外壁塗装にかかる時間が囲繞に短いなど、なぜ?と思うことは工事前に解消しておきましょう。 ③工程ごとに写真を撮ってもらう 工程を確認していても工事期間中、毎日在宅し作業を確認できない場合もあるでしょう。 次の工程に移ってしまうと、ちゃんと作業していたのか確認できないので、工程ごとに写真に撮っておいてもらうという方法もあります。 大規模なマンションなどの工事現場では、工程ごとに写真を撮り記録したり確認したりすることを行います。 戸建て住宅の塗装であっても、工程写真を撮っておくことは、業者自身の確認のためにもお客様に客観的な資料を提示するためにも良い方法でしょう。 お願いしなくても、写真帳を作って提出してくれる業者もあります。契約時にそのようなことが可能が確認してみるのもいいでしょう。 正しい工事をしてくれる業者を選びましょう 外壁塗装はただ色を塗り替えるだけではなく、お家のメンテナンスです。 守らなくてはいけない決まりがたくさんあり、知識と経験も必要な工事です。 数年ではがれてもいいからという場合は別ですが、高い工事費用をかけてまで塗装するのであれば正しい工事を行ってくれる業者に依頼することをオススメします。 塗り達は現場の職人はもちろん、担当者も塗装の知識が豊富です。 契約前でもご不明点はなんでもご質問ください。        

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塗り達 施工事例
2023年7月1日 更新!

外壁塗装は目地のメンテナンスもご一緒に! l塗り達

2023年7月1日 公開 この記事では目地について解説しています。 外壁における目地とは、サイディングボードやALCのつなぎ目の部分のことを言います。   現在の日本の戸建て住宅は、木造住宅が主流です。 外壁の仕上げには乾式工法・湿式工法とよばれる2種類があり、サイディングボードやALCパネルを使う方は乾式工法と呼ばれます。工場で生産されたパネルを持ち込んで外壁にはめていきます。 湿式工法とは、モルタルなど現場で作り仕上げる外壁のことを言います。   目地の役割 乾式工法における目地の役割は緩衝材としての働きです。 前述のサイディングボードやALCパネルは、すでに工場で出来上がった板状のものを現場に運び入れて外壁として使います。一枚ものでは貼れないため、何枚も組み合わせて使います。 サイディングボードもALCもそれ自体に耐久性があり固いため、ボードとボードの隙間になにも入れていないと地震の衝撃やゆがみでボード自体が衝突し欠けや割れの原因になってしまうのです。 そこで、わざとボード同士に隙間を作り、その隙間をシーリング材で埋めています。これが目地です。 シーリング材はゴムのような材質で弾力性があります。 そのため、ボードの何らかの衝撃が加わっても目地のシーリング材が緩衝材となってボード同士の衝突を防いでくれるのです。   目地にシーリングを使う理由 では、緩衝材にシーリング材が使われている理由は何でしょうか。 1つは、伸び縮と適度な弾力があるので、緩衝材として衝撃を吸収しやすいからです。   そしてもう1つは、ゴムの性質を生かし目地にピッタリと収まるため、隙間ができない=雨が入らないからです。 外壁は住宅の一番外側で、その下には防水シートや断熱材、躯体が隠れています。 ボードの隙間が埋まっていないと、目地から内側に入り込んで雨漏りの原因となるのです。   外壁塗装と目地のメンテナンスを一緒に行った方がよい理由 シーリング材はゴムのような性質だと説明しました。 ゴムと同じようによく伸びよく縮ますが、劣化すると同じようにぷちっと断裂します。 外壁塗装の際には、塗膜を新しくするため外壁材自体の耐久性はアップします。 しかし、外壁に新しい塗膜が乗っていても、目地のシーリングが劣化していると、その隙間から雨が入り込み結果的に雨漏りを招いてしまいます。 水が内側に入り込むと、雨漏りで塗膜がはがれてくる症状が見られます。 そのため、せっかく外壁塗装をしたのに、耐久性が思っていたよりなかった という結果になってしまいます。 外壁塗装の際には、目地がある場合はシーリングのメンテナンスも一緒に行うことが必須です。 シーリングのメンテナンスをしない場合は、外壁塗装の保証もできないという業者もいますので、必要なメンテナンスと認識しておきましょう。   目地のシーリングの耐用年数 新築の住宅の目地に使われるシーリング材は、耐久性はおよそ10年といわれます。 これは、使用しているシーリング材の種類にもよりますので一概には言えませんが、基礎や躯体にお金がかかる新築の場合シーリングは比較的安価なものを使うことが多いようです。 目地のメンテナンスの際は 外壁塗装と一緒にメンテナンスを行うことが大切ですので、外壁と目地のシーリング材の耐久性はおよそ同じくらいのものを選ぶ方がよいでしょう。 外壁塗装の塗料では、フッ素や無機などは耐久性が高く15年以上もつものもあります。 塗り替えの際には、塗装の耐久年数に合わせて、耐久年数のたかいシーリング材を選択すれば、次回のお手入れもどちらも無駄にならず同じ時期にできます。   外壁よりも劣化が進んでいたらまずは現地調査を 外壁も目地も同じように劣化していきますが、明らかに目地だけ劣化が進行している、はがれている、ちぎれている等の場合、施工不良も考えられます。放置していると雨漏りの原因になり、まだまだ使える外壁も痛めてしまうことになるため、まずは目地の劣化診断を依頼しましょう。 原因がわかって必要があれば、目地だけ新しくすることもできます。 まずは無料の劣化診断をお試しください  

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アルミテープ
2023年6月30日 更新!

雨漏りの応急処置にアルミテープを使う方法 l塗り達

2023年6月30日 公開 突然の雨漏り・・・困りますよね。   そんなときに応急処置としてアルミテープが使えることをご存知ですか? 今回は、急な雨漏り時にアルミテープで応急処置をする方法について解説していきます。 アルミテープとは アルミテープは、アルミニウムを圧力をかけて薄く延ばしたアルミ箔のテープです。一般的に裏に接着面がついているものを指すことが多く、ホームセンターなどで購入できます。 (出典:ニトムズ 公式ホームページ https://www.nitoms.com/products/proself_tape_alumi_wp/) アルミテープのアルミ箔は、食品用のアルミホイルなどよりも厚くなっていて、耐久性に優れています。 ガムテープなどほかの粘着テープでは、屋外で使用する際に紫外線や水が透過し、接着力が失われていきますが、アルミテープの場合透過性が低く劣化に強いので屋外での使用、シーリングとしての使用、水回りや屋外工事の補修材として幅広く利用されています。 防湿効果、高温耐久などの機能があり、厚さや幅、長さもラインナップが豊富です。 アルミテープで雨漏りの応急処置をする手順 次に具体的な手順を確認していきましょう。 ①雨漏り箇所を特定する ②下地をきれいにし乾燥させる ③アルミテープを貼る 詳しく解説していきます。 ①雨漏り箇所を特定する 雨漏りは、水の入り口と出口が必ず存在しています。 まずは、雨が入ってきている入口を見つけましょう。 探す方法は、目視になりますが、雨漏りしているところ(出口)から考えておおよその場所のあたりを付けておきます。 雨が侵入しているということはわずかでも隙間があいているはずです。 外壁なら、 ・シーリング(目地) ・ひび割れ(クラック) 等から侵入しているケースが多く見られます。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ その他、 ・サッシ廻り ・笠木 ・幕板 ・屋根(天窓など) ・防水層 などの劣化が雨漏りの原因になっていることが多いようです。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 20%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */   ②下地をきれいにし乾燥させる 入口を特定したら、アルミテープを貼るところをきれいに掃除し乾燥させます。 汚れや水分がついたままだと、テープがうまく接着しません。 ③アルミテープを貼る 最後にアルミテープを貼って入口をふさぎます。 しわや隙間ができないように注意して貼っていきましょう。 貼ってみても雨漏りが止まらないようなら、別の場所に入り口があるか、内部にたくさん雨水がたまっているかのどちらかです。様子を見ながら貼っていきましょう。   あくまで応急処置です 雨漏りは、いつもはしていなくても、雨が続いたり吹きすさぶような強い雨が降った時だけという建物もあります。 そのため、梅雨や台風シーズンになると雨漏りのご相談が急増し、即刻対応ということが難しい状況があります。 そのようなすぐに業者が来てくれないときの応急処置としてアルミテープを貼ることをお考え下さい。 アルミテープでは修理まではできていないので、やはり専門業者に診てもらう方が安心です。 日本の住宅は木造が多く、雨漏りは躯体の腐食につながる重大な損傷です。 手遅れになる前に、専門業者に診てもらいましょう。 塗り達では雨漏り診断・補修も行っています。 下記よりお気軽にお問い合わせください。  

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春夏秋冬
2023年6月29日 更新!

屋根塗装におすすめの季節はいつ? l塗り達

2023年6月29日 公開 屋根塗装は、屋根材の塗膜を新しくして耐久性を高めるメンテナンス方法です。 屋根は雨風からお家を守り、雨漏りなどすることなく快適に過ごすために重要な役割を担っています。 そろそろ屋根塗装をする時期になってきたけど、1年中できるのでしょうか? 本記事では、屋根塗装におすすめの季節について解説していきます。   屋根塗装を行うのに最適な季節 屋根の塗装を行うのに最適な季節はいつか。 ズバリ結論から言うと「春・秋」が最適の季節です♪ 屋根塗装を行うのに春・秋が最適な理由 それでは、春・秋が屋根塗装を行うのに最適な時期である理由を見ていきましょう。 比較的気候が安定している 春・秋は、夏や冬に比べると気候が安定しています。 そのため屋根塗装に限らず様々な行事ごとなども春・秋にはさかんに行われますよね。 塗装工事には「工事工程」という工事の詳細な予定を決めたものがあり、工事前にあらかじめ作成しておきます。 これにより、いつ頃どのような工程が入るのか、最終的にいつ頃終わるのかといった見通しを立てることが可能になります。  しかし、屋外での工事のため工程は天候に左右されるため、雨や台風がといった悪天候が続くと予定より大幅に工期が伸びてしまうことがあります。 そのため、気候が安定している春・秋は塗装のベストシーズンといえます。 気温が高くなりすぎない 屋根の上は、地上より暑くなりやすく、猛暑日だと屋根の上で目玉焼きが焼けるといわれるほど高温になることもあります。 塗装を行うためには、気温や湿度などの条件がありこれを守らずに施工すると、はがれ等施工不良の原因をなってしまいます。 具体的には外気温5度以上、湿度85%未満である場合に塗装可能となっていて、冬はこの条件をクリアできないこともあります。 逆に夏は、気温が高くなりやすく45度以上ともなると塗料が揮発し塗装面に気泡ができやすくなり、仕上がりが悪くなることもあります。 塗装は、塗ることも大切ですが乾燥させ硬化させることが最も大切であるため、気温や湿度との兼ね合いを見極めることが重要です。 春・秋は、寒くなく熱くなりすぎず、塗料が乾燥するのにちょうどよい条件がそろっているのです。そのため塗装のベストシーズンといわれます。 秋の塗装は早めに準備を 秋は、台風シーズンを除けば塗装に最も適した季節であるといえます。 屋根塗装をお考えの方は、早めにご相談を♪ 最短で即日現地調査が可能です。ぜひ下記よりお問い合わせください。        

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2023年6月28日 更新!

コーキングの増し打ちとは?打ち替えとの違い l塗り達

2023年6月28日 公開 この記事では、コーキングの増し打ちについて解説しています。 コーキングの増し打ちとは コーキングの増し打ちとは、古いコーキング材を撤去せずその上から新しいコーキングを打つことを意味します。 コーキングの役割 コーキングとは、目地やボードのジョイント部分など、隙間を埋め雨漏り等を防ぐ目的でつけるものです。 シーリングなどとも呼ばれます。 コーキング(シーリング)はゴムのような性質を持っていて、弾力があり隙間をぴったり埋めるとともに、地震などの振動から隣り合っている外壁材同士を守る緩衝材の役割も果たしています。   コーキングの劣化 ゴムの性質と申し上げたように、紫外線による劣化でちぎれたりはがれたりします。 劣化すると、隙間が空いてそこから雨漏りしたり、緩衝材としての役割を果たせなくなってしまいますので、メンテナンスを行います。 打ち替え コーキング材のメンテナンスは、基本的に「打ち替え」と呼ばれる方法で行われます。 #gallery-4 { margin: auto; } #gallery-4 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-4 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-4 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 打ち替えとは、既存の古くなったコーキング材をはがして、再度下塗り→コーキング材充填と行う方法です。 コーキング自体が新しくなります。 増し打ちを行う場合 増し打ちは、主にサッシ廻りなどのコーキングのメンテナンスで行われる方法です。 サッシ廻りには防水紙などが入っており、既存のコーキング材を撤去するためにカッターを当てるとその防水紙を傷つけてしまう恐れがあります。 万が一傷が入った場合そこから雨漏りする原因にもなるため、サッシ廻りでは打ち替えせず、増し打ちを行うことが多いのです。 また新築の際には、サッシ廻りにコーキングが施されていない場合もあります。この場合、外壁塗装の時に一緒にメンテナンスを行い、増し打ちとしてコーキングを施工します。 #gallery-5 { margin: auto; } #gallery-5 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-5 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-5 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */      

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2023年6月27日 更新!

屋根塗装でケレンは必要? 重要性やその理由を解説 l塗り達

2023年6月27日 公開 塗装における大事な工程の1つにケレンがあります。 ケレンとは下地調整の一種で、研磨や目荒らしなどを指します。 屋根塗装においても、ケレンを行うか行わないかで仕上がりや耐久性に差が出てくることをご存知でしょうか? 本記事では、屋根塗装におけるケレンの重要性や行う理由について解説していきます。 ケレンとは ケレンは、金属や木部などの下地の表面を研磨したり、目荒らし(細かい傷をつけること)したりする下地調整の1つです。 #gallery-6 { margin: auto; } #gallery-6 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 20%; } #gallery-6 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-6 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ ケレンを行う理由 ケレンは下地調整を行うことですが、行う理由は下記のとおりです。 ①古い塗膜やさび、汚れを取り除き、塗料を密着しやすくするため 塗装には、色を塗り替えることのほかに、塗膜を付けて素材を守る目的があります。 劣化が進んだ外壁や鉄部などは古い塗膜がめくれていたり、錆が発生していたりするので、そのまま新しい塗料を塗ってもそこからはがれてきたり、サビが止まらず耐久性が落ちることが考えられます。 お化粧をする前に洗顔をするように、まずは下地を整えて塗料がしっかりと密着する素地を作ります。   ②つるつる過ぎる表面に微細な傷をつけて塗料がのりやすくする 鉄部の場合、表面がつるつるできれいすぎるため、逆に塗料の密着性がよくない場合があります。 そのため、サンドペーパーなどで表面に微細な傷をつけて塗料が密着するようにすることがあります。 これを目荒らしといい、鉄部や木部でよく行われます。 屋根塗装の際のケレン 屋根塗装でケレンを行うパターンは、 ・金属屋根である ・棟板金など、金属でできた板金部分の塗装を行う などがあります。 金属屋根   トタンなどの金属屋根の場合は、塗膜がはがれていたり、はがれた部分からサビが発生していることがよくあります。 そのため、まずはサビを落とし、はがれている部分を取り除きます。   板金部分 屋根材が金属でなくても、棟板金や袖板金など金属でできた板金部分はケレンを行います。 ケレンを行った後、下塗りに錆止めを使い、上塗り塗料を重ねていきますので、金属屋根の塗装と同じ工程を行います。   ケレンに使う道具 ケレンには様々な道具が用いられます。 例えば ・サンドペーパー ・金属たわし ・サンダー ・スクレイパー などがあり、施工場所や下地の状態に合わせて使い分けています。     ケレンが不十分だと施工不良になります 上記のような場合にケレンを行いますが、万が一この作業をさぼったり、十分にケレンを行っていないと、塗装直後から塗膜がはがれたり、サビが出てきたりと施工不良を起こします。 完成後はケレンを行っていたかどうかわからない隠れた工程ではありますが、大変重要度の高い工程です。 塗り達では、塗装の工程を写真に収め、完了後に工事写真帳としてお客様にお渡ししています。 必要な工程を省いていないか、職人や現場担当はもちろん、お客様にも確認いただけます。 屋根塗装を失敗なく終わらせたい!確実に工事を行ってほしい!とお考えのお客様はnぜひ下記までご相談ください。  

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