塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

塗り達の職人ブログ 記事一覧

2025年9月30日 更新!

スラリー層とは?特徴やメンテナンスの注意点を解説

2025年9月30日 公開 スラリー層とは、モニエル瓦の表面に吹き付けられた着色層のことで、着色スラリーとも呼ばれます。 スラリー(slurry)とは泥や砂、セメントなどに水がまざりかゆ状になった混合物の事を意味します。 モニエル瓦はセメントと砂でできており、そのままでは防水性がありません。 そのため、着色料を混ぜたセメントを厚さ1mm程度表面に塗り、色を付けると同時に防水性能を持たせてあります。 この1mmの層をスラリー層と呼びます。 特徴 スラリー層の厚みは、スレートの塗膜がおよそ0.06mm~0.1mmであるのに対し、およそ1mm程度とかなり厚くなっています。 またスラリー層は塗膜が密着しづらく、スラリー層の上から塗装をしてもほとんどはがれてしまいます。 メンテナンスの注意点 塗料の密着が悪いスラリー層の上から、メンテナンスの塗装を行っても耐久性がよくありません。 そのため、塗装工事を行う場合は、必ずスラリー層を除去してから行うことが必要です。 モニエル瓦の塗装工事では、高圧洗浄時に通常の洗浄ではなくより威力の高いトルネード洗浄を行い、スラリー層を落とします。   強い水圧でスラリー層を落としてから、モニエル瓦専用の塗料で塗装工事を行います。 ▶そのほかの屋根材について知りたい方:用語集>屋根材  

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屋根 リフォ―ム
2025年9月30日 更新!

一軒家の屋根リフォームってどんなことをするの?

マイホームを長く守るには、屋根のメンテナンスが欠かせません。 屋根リフォームには大きく分けて「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3つの方法があります。 今回は3つの方法について、それぞれの特徴や流れをご紹介いたします。 屋根リフォーム 3つの方法 1. 屋根塗装 目的:既存屋根の保護と美観維持 屋根塗装は、現在の屋根材をそのまま活かしながら、紫外線や雨風による劣化を防ぎ、外観を美しく保つための基本的なメンテナンスです。 屋根は外壁以上に直射日光や風雨の影響を受けるため、塗膜が傷むと雨漏りや屋根材の破損につながります。 定期的に塗装を行うことで、防水性を高め、屋根材そのものの寿命を延ばすことができます。 工事の流れ 現地調査・見積もり ドローンや目視で屋根全体を点検し、ひび割れ・サビ・苔の有無を確認。最適な塗料や補修内容を提案します。 足場設置・養生 高所作業の安全確保のため足場を組み、塗料が外壁や隣家へ飛散しないようメッシュシートで養生します。 高圧洗浄 長年の汚れ・カビ・苔を強力な水圧で洗い落とし、塗料がしっかり密着する下地を作ります。 下地補修・下塗り ひびや釘浮きを補修し、サビ止めや防水下塗りを施します。下塗りは上塗り塗料との密着を高める重要な工程です。 中塗り・上塗り 指定された塗料を2回塗り重ね、色ムラを防ぎながら耐久性・美観を確保します。 目安工期と費用 標準的な30坪前後の一軒家では、天候にもよりますが約1〜2週間が目安です。 費用は使用する塗料や屋根形状によって変わりますが、50万〜100万円程度が一般的な相場です。 ポイントと注意点 ・屋根材が健全で下地に大きな損傷がない場合に最適。 ・定期的な塗り替え(約10〜15年ごと)が、葺き替えなど大規模工事のリスクを減らします。 ・遮熱塗料やフッ素塗料など、耐候性・断熱性を高める塗料を選ぶと、夏の室温上昇を抑える効果も期待できます。 2. カバー工法(重ね葺き) 目的:既存屋根を活かしながら耐久性・断熱性を高める カバー工法は、既存の屋根材を撤去せず、その上に軽量の金属屋根を新しくかぶせるリフォーム方法です。 既存屋根を解体しないため、廃材がほとんど出ず、工期の短縮とコスト削減が可能。 さらに、新しい屋根材と既存屋根の二重構造になることで、遮音性・断熱性も向上し、夏の暑さや冬の冷え込み対策としても効果が期待できます。 特徴とメリット ・既存屋根を剥がさないため廃材処分費を大幅にカット ・工期が短く、居住したままでも施工が可能 ・断熱・防音効果が高まり、冷暖房効率アップ ・さびにくく軽量な金属屋根を使用するため、耐震性も安心 一方で、下地や野地板が大きく傷んでいる場合は、カバー工法では対応できず、葺き替えが必要になることがあります。 工事の流れ 点検・下地確認 既存屋根や下地の劣化状況を調査。雨漏りや腐食がないかをしっかり確認します。 既存屋根の洗浄・補修 高圧洗浄で苔や汚れを除去し、必要に応じて割れや釘浮きなどを補修。 防水シート(ルーフィング)施工 既存屋根の上に防水シートを敷設し、雨水の侵入を二重に防ぎます。 新しい屋根材の取り付け 軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板などを設置。仕上げに棟板金を取り付けて完成です。 目安工期と費用 30坪前後の一軒家で約2〜3週間が目安。 費用は屋根形状や使用する金属屋根によって異なりますが、おおよそ80万〜150万円程度が一般的な相場です。 ポイントと注意点 ・既存屋根がアスベスト含有スレートでも、撤去せず施工できるため安全面でもメリット大。 ・ただし下地が著しく傷んでいる場合は葺き替えが必要。 ・断熱材付き金属屋根を選ぶと、夏の室温上昇を抑える効果がさらに高まります。 3. 葺き替え 目的:屋根を下地から全面リニューアルし、長期的な安心を確保 葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地(野地板など)から新しい屋根材に交換するリフォーム方法です。 屋根を骨組みまで一新できるため、雨漏りや下地の腐食、構造的な劣化への根本的な対策が可能。 「屋根の寿命が来ている」「雨漏りが頻発している」「屋根材を別の種類に変えたい」といったケースで選ばれる最も確実な方法です。 特徴とメリット ・既存の傷んだ下地を補修・交換でき、建物全体の耐久性を大幅に向上 ・瓦から軽量金属屋根への変更など屋根材を自由に選択でき、耐震性アップも期待 ・断熱材を追加することで、冷暖房効率の改善や光熱費削減にもつながる ・将来的に再塗装や部分補修が少なく済むため、長期的なメンテナンスコストを抑えやすい 工事の流れ 既存屋根の撤去 古い瓦やスレート、下葺き材をすべて取り外し、野地板の状態を確認します。 下地(野地板など)補修・交換 劣化や腐食が見られる箇所を補修し、必要に応じて新しい野地板を施工。 防水シート施工 雨水侵入を防ぐ高耐久のルーフィングを敷設し、二重の防水層を確保します。 新しい屋根材を葺く 瓦・金属・ガルバリウム鋼板など、希望に沿った屋根材を丁寧に設置します。 目安工期と費用 標準的な30坪前後の一軒家で約2〜4週間。 費用は屋根材や下地の補修範囲によって変動しますが、150万〜250万円程度が一般的な相場です。 ポイントと注意点 ・既存屋根をすべて撤去するため工期・費用は他工法より大きくなる ・しかし建物寿命を大幅に延ばせるため、長期的には費用対効果が高い ・地震に備えたい場合や雨漏りを完全に解消したい場合に特におすすめ どの屋根工事を選ぶ?判断のポイント 1. まずは「屋根の現状」を把握 屋根工事を検討する際に最初に重要なのは、現在の屋根の状態を正確に知ることです。 築年数や屋根材の種類、地域の気候によって劣化の進み具合は大きく異なるため、目安だけでなく実際の症状をしっかり確認することが必要です。 築年数の目安と屋根材ごとの寿命 10〜15年 スレート屋根や金属屋根はこの頃から塗装の劣化が目立ち始めます。 小さな色あせや軽度のコケなら、塗装による保護で十分対応可能。 15〜25年 塗膜の防水性能が弱まり、屋根材そのものが傷みやすくなる時期。 野地板(下地)に湿気が回っていないか、雨漏りの形跡がないかを点検し、カバー工法か葺き替えを検討するタイミングです。 25年以上 瓦の割れ、下地の腐食など構造的な劣化が進んでいる可能性が高く、葺き替えによる全面リニューアルが有力候補となります。 とくに築30年以上の場合は、屋根材がアスベストを含んでいるケースもあり、専門的な処理が必要です。 症状別チェックポイント ・塗膜の色あせ・チョーキング(手に白い粉)・軽いコケや藻 → 塗装だけで耐久性を回復できる場合が多く、早めの再塗装が効果的。 ・繰り返す雨漏り・天井のシミ・屋根のたわみ → 下地まで腐食している可能性があり、葺き替え工事での根本的な補修が安心。 ・屋根材のひび割れ・反り・釘の浮きが部分的 → 下地が健全ならカバー工法で対応可能。二重構造で断熱性も高まります。 点検のポイント 外から見て分かりにくい不具合も多いため、5〜10年に一度は専門業者による無料点検を受けるのがおすすめです。 ドローン調査やサーモカメラを使えば、高所に登らず安全に確認できます。 このように築年数だけでなく、屋根材の種類・地域の気候・実際の症状を多角的にチェックすることで、 「塗装」「カバー工法」「葺き替え」のいずれが最適かを判断しやすくなります。 2. 予算と将来計画で選ぶ 屋根工事を選ぶ際は、初期費用だけでなく「今後どのくらい住み続けるか」「将来的なメンテナンスコスト」を総合的に考えることが大切です。以下は目安となる費用帯と、それぞれに向いているケースを詳しくまとめました。 ■ 塗装工事 費用の目安:50万〜100万円前後(30坪程度の住宅) 耐久年数:塗料の種類によって8〜15年程度 特徴・向いている人 ・今後10年以内に建て替えや売却を考えている場合 ・屋根材自体に大きな傷みがなく、表面の防水性能だけを回復したい場合 ・施工期間が短く(約1〜2週間)、足場代を含めても比較的低コストで済ませたい方 ■ カバー工法(重ね葺き) 費用の目安:80万〜150万円前後 耐久年数:20〜30年程度 特徴・向いている人 ・既存屋根を撤去しないため廃材処分費が少なく、工期も比較的短い(約2〜3週間) ・遮音・断熱性が向上し、光熱費の節約効果も期待したい場合 ・住みながら工事を進めたい方や、今後20年以上は住み続ける予定がある方 ・既存屋根の下地が大きく傷んでいないことが条件 ■ 葺き替え工事 費用の目安:150万〜250万円前後 耐久年数:30年以上 特徴・向いている人 ・下地まで傷んでいる、または雨漏りが繰り返されている場合 ・住まい全体の寿命を延ばしたい、将来的に世代を超えて住み続けたい方 ・屋根材を瓦から軽量な金属屋根に替えるなど、家の構造を根本的に改善したい場合 ・施工期間は2〜4週間と長めだが、建物の資産価値を大きく維持できる ■ 予算と将来計画の考え方 ・短期的な出費を抑えたい場合:塗装が最有力。ただし10年ごとに再塗装が必要。 ・費用と耐久性のバランスを重視:カバー工法。初期費用は塗装より高いが、長期的に見ればメンテナンス回数が減り、結果的にコストを抑えられる場合も。 ・長期的な安心・資産価値を優先:葺き替え。初期費用はもっとも高額だが、家全体の耐久性を根本から改善できる。 ポイント ・予算に加え、「あと何年この家に住むか」「将来リフォーム予定はあるか」「売却や賃貸予定があるか」を事前に整理しておくと、後悔のない選択ができます。 ・不安な場合は、複数の施工会社から見積もりを取り、工事内容と保証期間を比較することが重要です。 3. 住まいの条件も重要 屋根工事を成功させるには、家の形状や立地、気候などの「住まい特有の条件」を考慮することが不可欠です。条件に合わない工法を選ぶと、追加費用や早期劣化につながることもあります。以下のポイントを確認しましょう。 ■ 屋根の形状・勾配 影響ポイント ・屋根が急勾配(傾斜30度以上)だと足場や安全対策が増え、作業効率が下がるため工期が長くなり、費用も上がる傾向があります。 ・谷が多い、入母屋(いりもや)屋根、複雑な寄棟(よせむね)屋根などは、板金加工や雨仕舞い(あまじまい)処理が増え、材料費と施工手間がかさみます。 選び方の目安 ・シンプルな切妻(きりづま)や片流れ屋根は、塗装・カバー工法・葺き替えいずれも施工しやすく費用を抑えやすいです。 ・複雑な形状は、雨漏り防止のため下地補修を伴う葺き替えを選んだほうが安心な場合があります。 ■ 地域の気候・自然条件 積雪地域 ・雪の重みに耐えるため、下地補強や耐荷重の高い屋根材(ガルバリウム鋼板など軽量金属)を選ぶことが重要。 ・雪止め金具の設置も必須で、その分コストや工期が増えます。 沿岸部(海沿い) ・塩害によるサビ対策が必要。塩害に強い塗料や金属屋根材(フッ素塗装鋼板など)を検討。 台風・豪雨が多い地域 ・強風で屋根材が飛ばされるリスクがあるため、下地強化や防水シートの高耐久仕様を選ぶのが安心。 ■ 断熱・遮音性能 断熱 ・夏の暑さや冬の寒さが気になる場合は、遮熱塗料や断熱材付き金属屋根を選ぶと冷暖房費の節約につながります。 ・屋根裏断熱材の追加施工や、通気層を確保するカバー工法も有効。 遮音 ・金属屋根は雨音が響きやすいため、下地補強や防音シートを併用することで快適性を高められます。 ■ 周辺環境と将来計画 ・近隣住宅が密集している地域では、足場の設置や資材搬入のスペース確保も費用・工期に影響します。 ・将来的に太陽光パネル設置を考えている場合は、対応可能な屋根材・下地補強を事前に相談すると安心です。 まとめ|屋根工事を成功させるために 屋根工事には大きく3つの方法があります。 それぞれの特徴を理解し、自宅の状態とライフプランに合った方法を選ぶことが大切です。 塗装:屋根材が健全で、コストを抑えて耐久性を延ばしたい方におすすめ。 カバー工法(重ね葺き):既存屋根を撤去せず、断熱・遮音性を高めながら工期短縮も可能。費用と耐久性のバランスを重視する方に。 葺き替え:屋根を一新し、下地から構造補強まで対応できるため、長期的な安心を求める方に最適。 初めての工事で気をつけたいこと 信頼できる業者選び ・訪問営業での即決は避け、複数社から見積もりを取得。 ・建設業許可や屋根施工管理士などの資格・施工実績を確認しましょう。 詳細な見積もりをチェック ・足場代、廃材処分費、保証内容などが明記されているか要確認。 ・極端に安い見積もりは手抜き工事のリスクがあるため注意。 メンテナンス計画を立てる ・塗装は10〜15年ごとの再塗装が目安。 ・カバー工法・葺き替えは20年以上持つ場合も、定期点検は欠かせません。 まずは「現状把握」と「複数見積もり」から 「とりあえず塗装で…」と安易に決めてしまうと、数年後に大規模修理が必要になるケースもあります。 まずは専門店による無料点検や診断を受け、屋根の状態・予算・将来計画を総合的に見極めてください。 屋根は住まいを守る大切な要です。 現状に合った工法を選び、長く安心できる住まいづくりを実現しましょう。

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2025年9月29日 更新!

【外壁塗装プラン】施工内容とおすすめポイントを解説!

2025年9月29日 公開 塗り達では、外壁塗装工事プランをご用意しています。 工事パックには、外壁塗装工事に必要な工程や費用が含まれたわかりやすい商品です。 お客様には上塗り塗料を選んでいただくだけで、耐久性の高いメンテナンスを実感いただけます。 今回は、塗り達の外壁塗装工事パックの施工内容やおすすめのポイントについてご紹介します。 ▶おすすめ塗料はこちらの記事もご覧ください。 外壁塗装におすすめの塗料はコレ! 塗り達の人気ベスト3をご紹介 l塗り達   塗り達 外壁塗装工事パック 施工内容 塗り達の外壁塗装工事パックは、次の内容が含まれています。 ①塗料 工事パックには、「シリコン塗装プラン」や「フッ素塗装プラン」などの名称がついており、上塗り材のグレードとなっています。 例えば、シリコン塗装プランの場合は、上塗り材にエスケー化研の水性セラミシリコン塗料を使用し、下記②~⑧をすべて含んで49.6万円(税込み54.56万円)です。 ▶塗り達 シリコン塗装プラン ②足場代 外壁塗装工事に欠かせない足場費用も、パック内容に含まれています。 ③高圧洗浄 塗装前の高圧洗浄作業も必須作業のため、パックの施工内容に含まれています。 ④下塗り 下塗りは、下塗り剤を使った塗装です。下地に合わせてチョイスしますので、下塗り剤の選定は塗り達にお任せください。 金属サイディングなどの場合は、錆止め塗料を使用します。 ⑤中塗り パック商品の名前になっている上塗り材を使った塗装工程です。上塗り材は2回同じものを塗り重ねて必要な塗膜の厚みを確保します。 ⑥上塗り 上塗り2回目を行い、きれいに仕上げます。 ここまで、お客様に選んでいただいたのは、上塗り材の塗料のグレードのみです。 ⑦工事保証 塗り達のパック工事には最大10年の塗膜保証がついています。パック工事の施工内容に沿って正しく工事すれば高い耐久性が期待できます。 ⑧アフターフォロー 施工後は定期的にアフターフォローに伺います。工事後の外壁の様子や、不具合などがないかプロの目線でチェックし、何かあれば対応できます。 塗り達 外壁塗装工事パックのおすすめポイント 外壁塗装工事パックのメリットには次のようなものがあります。 わかりやすい 外壁塗装工事は工事内容がわかりにくく、塗料の種類もたくさんあるため「よくわからない」というお声が多くあります。 そんな方でも、塗り達の工事パックは必要最低限の施工内容を1つにまとめたシンプルでわかりやすくい商品になっています。 選びやすい 塗装工事をするうえで、足場の設置や高圧洗浄、下塗りは必要不可欠なものです。 選んでいただくのは、耐久年数や費用にかかわる「塗料のグレード」のみ。 ライフプランや予算に合わせて、塗料のグレードを決めていただくだけなので、選びやすくなっています。 質の高い工事が期待できる 塗り達の工事パックは、正しい外壁塗装工事の工程を含んでおり、質の高い工事ができます。 足場を設置しなかったり、下塗りを抜かしてしまうなど、施工不良の原因となる工事は行いませんので、ご安心ください。 詳しくはお見積りで 塗り達の外壁塗装工事パックは、えらびやすくわかりやすい、さらに外壁塗装工事をする方が、皆様質の高い工事を実感いただけるよう開発しました。 お家の状態や外壁の大きさを確認しお見積りしますので、お気軽にご相談ください。      

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2025年9月28日 更新!

防水工事は排水のメンテナンスも一緒に行うのがおすすめな理由

2025年9月28日 公開 防水工事のメンテナンスを行うなら、床面だけではなく排水(ドレン)も一緒に行うのがおすすめです! 今回は、その理由やメンテナンス方法について解説します。防水工事のメンテナンスをお考えの方はご一読ください。 防水工事の排水の重要性 防水工事を施工するべレンダやバルコニーは必ず排水機能を持たせます。 きちんと排水できるようにするには、勾配と排水(ドレン)が必要です。排水できないとベランダがプールのようになってしまいます。 防水工事を行うと、水はしみ込むことなく表面に残ります。この水分を床面の傾斜を使って一か所に集め、排水させます。 排水がきちんとできていないと、防水施工した床に水が溜まり、カビやコケなどが発生して表面を傷めることになってしまいます。 排水のメンテナンス方法 排水(ドレン)は、防水工事施工時に取り換えたり、ドレンの周りの防水層を施工しなおして雨漏りしないようにします。 既存のドレンをと新しいドレンを取り替えて、ドレンの上から防水施工をします。こうして隙間からの雨漏りを防ぎます。 排水が詰まらないようにカバーなどをかぶせることもありますが、普段生活する中では、葉っぱや洗濯くずで排水が詰まらないよう、こまめに掃除を行うとよいでしょう。 通常防水工事の見積にドレン改修が含まれます 防水工事の見積を依頼すれば、通常ドレンの改修も含まれてきます。 防水工事の一緒のタイミングで行うことが望ましいので、もし見積書にドレン改修がない場合は施工店に一度確認してみましょう。 防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!      

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2025年9月27日 更新!

雨漏り発生のサインはここにでる!早期発見のためのポイントも解説

2025年9月27日 公開 雨漏りは、早期発見・早期補修が大切です。 しかし雨漏りは、起こっているのがわかりづらいことが特徴でもあります。 雨漏りが起こったら、すぐにわかる場合と、わかりづらいサインしか出ない場合があります。注意したいのはわかりづらいサインで刻々と進行する雨漏りです。 そこで今回は雨漏り発生のサインについて、場所や症状を解説します。早期発見のためのポイントも合わせてご紹介するので最後までぜひご覧ください。 雨漏り発生のサイン 雨漏りの発生サインは次のような場所に現れます。 天井 室内の天井に水のシミが現れたら雨漏りのサインです。水が落ちてくるところまではいかなくても、確実に水がしみてきているのがわかります。 壁紙 室内の壁紙(クロス)の異変も見逃せません。ヨレやはがれ、カビの発生などは外壁の中で雨漏りが起こっているときのサインです。 床板 躯体にまで水が回ると、腐食によって床板が傾いたり軋みが激しくなるなどのサインが現れます。 サッシ廻り 台風や強風の雨の時だけサッシの内側が濡れるという場合も、雨漏りの可能性があります。天気に関係なくサッシの内側に水滴がつく「結露」とよく似ていますので、見逃さないようにしましょう。 外壁 実は外壁の剥がれも雨漏りサインであるケースがあります。経年劣化によるシーリングの隙間からの雨漏りなどで外壁の内側に水が回ると、塗膜がはがれることがあります。室内のクロスにも異変が起きますが、外側の外壁にも目を配りましょう。 室内の空気・覚えのない水音 目に見えるサインではありませんが、いつも生乾きのようなにおいがする、かび臭い、覚えのない水音などの場合も見えない部分で雨漏りが進行しているサインであることがあります。 思い当たる水音やにおいの発生源がないのに続くようであれば、外壁や天井裏の雨漏りを疑ってみましょう。 雨漏りの早期発見が重要な理由 雨漏り発生のサインは、わかりづらくても確実に表れてきます。しかしサインを見逃していると、どんどん雨漏りは進行していきます。 症状が一時的に収まったように思えても、修理をしない限りはお家をむしばんでいきますので、おかしいな?と思ったら雨漏り調査を依頼しましょう。 雨漏りサイン早期発見のポイント 雨漏りサインのいち早く気付くためには次のポイントに気をつけましょう。 室内の異常に目を配る 普段生活している空間で、なんとなく気になっていたけど見ないふりをしていた、というようなクロスのヨレなども定期的にチェックできるよう、こまめなお掃除やお片づけを行いましょう。 お家の外観に異常がないか定期的に観察する 毎日見るお家の外観に、「ん?」と思う違和感がないかチェックします。毎日念入りにというのは難しいかもしれませんが、半年に1度など定点観測を行います。古くなったから仕方がないとスルーせず、外壁のはがれ等が集中している場所があれば雨漏り点検を依頼してみましょう。 台風や悪天候後も念入りにチェック 台風や悪天候後には、屋根の一部が飛んだりして雨漏りが発生しやすくなります。 庭に見たことのないものが落ちていたり、大きな音を聞いたり、いつもと違うことがあれば念のため屋根点検を依頼してみましょう。 写真のような板金が台風で飛ばされると、現れた隙間から雨漏りが起こります。屋根の上は高所で危険なため、ご自分では上がらずに必ずプロのご依頼ください。 雨漏り点検・屋根点検は塗り達! 見逃しやすい雨漏りサインについて解説しました。 こんなサインがあるんだ~と知っているだけで、早期発見に一歩近づけます。 おかしいな?雨漏りかな?と思ったら、お早めに点検依頼をしましょう。 ご相談はお気軽に、塗り達までご連絡ください!                

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2025年9月26日 更新!

屋根塗装や屋根工事を行う理由とは? デメリットも知って賢く選択しましょう

2025年9月26日 公開 屋根塗装や屋根工事は、何のために行うのか知っていますか? 塗装工事や葺き替え工事によって、屋根にどんなメリットがあるのか、また逆に工事をすることによるデメリットについても知っておくと、賢い選択ができます。 今回は屋根塗装や屋根工事を行う理由や、それぞれのメリットデメリットをまとめて解説します。 屋根塗装や屋根工事を行う理由 屋根塗装や屋根工事を行う理由・メリットには次のようなものがあります。 屋根の耐久性を維持する スレートや瓦など、屋根材には使用に耐えうる年数の「耐久年数」があります。 塗装などのメンテナンスを繰り返しながら使えば、耐久年数まで屋根材を使い切ることができます。 耐久年数が来て、メンテナンスしても使えない状態になったら、葺き替え工事やカバー工法などの屋根工事を検討します。 雨漏りを防ぐ・補修する 屋根のメンテナンスによって、お家の天敵ともいえる雨漏りを防ぐことができます。 もし雨漏りが起こってしまった場合は、屋根工事を行うことで雨漏り補修が可能です。 屋根の性能をアップさせる 屋根塗装で遮熱効果のある塗料を使えば、屋根表面や室内の温度上昇を抑制することができ、屋根を葺き替えなくても性能をアップさせることができます。 お家の耐久性をアップさせる 雨漏りを防止し、屋根の劣化を抑制することで、お家全体の耐久性がアップします。 また屋根工事で軽量な屋根材に葺き替えると、耐震性アップも期待できます。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 美観性がよくなる 塗装工事ではまるで新築になったような屋根の変化に驚くでしょう。 屋根の色を変えるだけで雰囲気もガラッと変わります。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */   屋根塗装・屋根工事のデメリットは? 屋根塗装や屋根工事にはメリットがたくさんありますが、デメリットについても知っておきましょう。 屋根塗装のデメリット 屋根塗装のデメリットには次のようなものがあります。 屋根の状態によっては塗装できない 欠けなどの補修はできない 雨漏りを直すことはできない 屋根材によっては塗装できないものがある(スレート) 塗装工事とは、塗膜を新しくつけなおす工事です。 そのため、塗膜の劣化を一新することはできますが、あまりにも屋根材そのものが痛んでいる場合は塗装をしても意味がないケースもあります。 また欠けてなくなってしまった屋根を塗装工事で復旧することはできないため、差し替えなどの補修工事が必要になります。 すでに雨漏りしているケースでは、屋根材の下のルーフィングシートが痛んでいることがあるため、塗装工事ではなく屋根工事が必要になります。 ノンアスベストのスレート屋根の中には塗装によるメンテナンスができない者が存在します。 ▶詳しくはこちらをご覧ください。 屋根工事のデメリット 屋根工事には大きく分けて葺き替え工事とカバー工法の2つがありますが、両方のデメリットとしては、塗装工事に比べて費用が高額であることがあげられます。 ままた、葺き替え工事のデメリットとしては工期が長くなりやすいこと、カバー工法のデメリットは屋根2枚分の重みで耐震性に影響がある可能性があることがあげられるでしょう。 屋根工事の場合、およそ3週間~1カ月くらいの工期がかかり、費用も200万超になるケースもあるなどかなり大規模な工事といえます。 屋根塗装と屋根工事、どちらを選択するか 屋根塗装と屋根工事のメリットやデメリットについて解説しました。 どちらを選択するかは、ライフスタイルやご希望に沿って検討なさるのがよいでしょう。 しかし、屋根の状態や、屋根材の種類によっては塗装工事が選べなかったり、カバー工法がしたくても元々が日本瓦の場合は葺き替え工事しかできないなど、ケースによっては選択肢が限られることも少なくありません。 屋根の劣化が著しく、塗装工事をしたくてもできない状態ですと屋根工事一択となってしまいますので、適切な時期にメンテナンス計画を立てられると、ご希望に応じたメンテナンスを行うことが可能になります。 まずは屋根の劣化状態を確認して、メンテナンスの計画を立てましょう。 ご相談はお気軽に塗り達までご連絡ください!      

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外壁汚れがスッキリ!簡単お掃除方法と汚れを防止するポイントpart② l 京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2025年9月25日 更新!

お家の外壁 お手入れ方法をご存知ですか?

2025年9月25日 公開 「お家の外壁が汚れてきた」 「コケやカビをなんとかしたい」 「掃除方法はどうしたらいいの?」 外壁の汚れについて、掃除方法やお手入れについてどうすればいいのかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。 今回はお家の外壁の正しいお手入れ方法について解説します。 外壁のお手入れ方法 ご自分で行う外壁のお手入れは次のような方法で行います。 水で洗い流す ホースの水で流します。基本的に空気中の砂ほこりなどは雨の日に洗い流されますが、地面からの跳ね返り等でこびりついてしまった砂やほこりなどの汚れはホースの水だけで十分に落ちます。 柔らかいスポンジでこする 水だけで落ちない場合は、洗車などで使う柔らかいスポンジでこすり洗いします。 中性洗剤を使ってブラシで落とす スポンジでも取れない場合は、中性洗剤を薄めたものを用意し、柔らかめのブラシで汚れた部分をこすり洗いします。 中性洗剤は台所の食器洗剤で十分です。その後水洗いします。 外壁のNGお手入れ 外壁の清掃といえば、高圧洗浄機が思いつくかもしれません。高圧洗浄機は強い水圧で一気に洗い流すことができ、外構やお庭の汚れをきれいにするための使用例をよく見かけるかもしれません。 しかし高圧洗浄機による外壁の洗浄は行わない方がよいお手入れ方法です。 外壁塗装の際には塗装前に高圧洗浄機を使って洗浄を行いますが、あくまで塗装が前提のお掃除です。 強い水圧で洗うと、劣化状態が進行している場合は汚れと一緒に塗膜まではがれてしまう恐れがあります。 工事前の洗浄では古い塗膜を落とすことが目的で行い、その後新しい塗膜を付けるので問題ありませんが、ご自宅で掃除のために高圧洗浄機を使う場合は、塗装工事が前提ではないため塗膜剥離のリスクがある以上避けた方がよいでしょう。 とはいえ、家庭用の高圧洗浄機と塗装工事で使う業務用の高圧洗浄機は水圧が全然違います。家庭用の高圧洗浄機で塗膜が全部はがれてしまうことはほぼないと思いますが、ホースの水で十分に落ちますので正しいお手入れ方法を参考に日々の掃除を行いましょう。 また、金たわしなど研磨ができる掃除用具も外壁の清掃ではNGです。塗膜がはがれないようにやさしいスポンジを使いましょう。 それでも落ちないよごれ・・・それは外壁塗装のサインです 日々のお手入れを行っていても塗膜の劣化が進行すると、カビやコケが発生し中性洗剤を使ってスポンジで洗っても落知にくくなってきます。正しいお手入れ方法で落ちない場合は、塗膜の劣化が進行しているサインです。 日々のお手入れからステップアップして外壁塗装を時期にきていますので、施工店に調査を依頼しましょう。 外壁塗装のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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外壁塗装
2025年9月24日 更新!

外壁塗装の吹付塗装は3種類! 種類別の特徴を解説

2025年9月24日 公開 外壁の塗装方法の1つ吹付塗装は、個性的な仕上がりで昔も今も人気があります。 吹付塗装と一口に言ってもいろいろな種類があり、特徴も様々です。 今回は外壁の吹付塗装について、その種類や特徴をご紹介します。 外壁の吹付塗装 外壁の吹付塗装は大きく次の3種類に分けられます。 リシン仕上げ 石や砂などの小さな粒が入った塗料を吹き付けるリシン仕上は、凹凸が細かく落ち着いた雰囲気に仕上がります。 和風住宅との相性がよく、人気のある施工方法です。 リシン仕上 スタッコ仕上げ スタッコ仕上げは、セメントなどを混ぜた塗料を吹き付ける方法で、重厚感のある仕上がりになるのが特徴です。 凹凸がはっきりとでるので、自然な陰影があり、のっぺりした雰囲気は避けたい方にお勧めです。 凹凸部分に汚れが溜まりやすいのでこまめなお手入れを行いましょう。 吹付タイル 複層仕上塗材をスプレーガンを使って吹き付ける方法は吹付タイルやボンタイルと呼ばれます。 リシンやスタッコと違い、表面が滑らかな凹凸模様になるのが特徴です。 耐久性が高くひび割れや汚れに強いので、外壁の仕上げ方法として人気があります。 吹付塗装のメリット 吹付塗装のメリットには次のようなものがあります。 短時間で広範囲を施工できる 吹付塗装は、ローラーや刷毛での塗装に比べて施工時間が早く、短時間で広範囲を塗装できるため工期短縮につながります。 補修跡をうまく隠せる 外壁のクラックの補修跡などをきれいに隠すことができるので、仕上がりがワンランク上がります。 自然な凹凸や陰影で雰囲気のある仕上がりになる ローラーで塗装すると、下地に凹凸がない限りのっぺりした印象になってしまいますが、吹付塗装であれば自然に凹凸ができ陰影が生まれます。 また吹付でできる凹凸は不規則で予測ができないので、画一的な模様がついているサイディングなどでは得られない独特の雰囲気に仕上げることができます。 吹付塗装のデメリット 吹付塗装のデメリットとしては、仕上がりが職人の腕に左右されることでしょう。 ローラー塗装と違い、熟練の技術やカンが必要な施工方法なので、吹付塗装を希望するならできる職人がいるかどうか、施工店に相談しましょう。 吹付塗装のご相談は塗り達まで リシン仕上、スタッコ仕上げ、吹付タイルのいずれの吹付塗装方法も外壁や外塀の仕上げに人気があり、新築はもとより塗り替え工事でもご希望の多い施工方法です。 塗り達では1級塗装技能士をはじめ熟練の職人が多数在籍し、吹付塗装や左官仕上げなどさまざまな塗装方法に対応しています。 外壁塗装・吹付塗装のご相談なら塗り達までお気軽にお問い合わせください!    

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防水工事
2025年9月23日 更新!

防水工事の絶縁工法とは?特徴やメリット、密着工法との違いも解説

2025年9月23日 公開 防水工事の絶縁工法を知っていますか? 防水工事は雨の侵入を防いでくれる防水層を作る工事ですが、状態によって施工方法を変える必要があります。 なぜ変える必要があるのか、またそれはどんな方法なのか?疑問に思う方もいらっしゃると思います。 今回は防水工事の絶縁工法について解説します。 絶縁工法とは 防水工事の絶縁工法とは、下地と防水層が直接干渉しないように絶縁シートなどを間に入れて施工する方法です。 絶縁工法では、下地から防水層が浮いた状態で作られます。工事によっては通気緩衝工法と呼ばれることもあります。 下地に直接防水層を付ける密着工法と区別されます。防水工事は大きく密着工法と絶縁工法の2つに分けられます。 ▲密着工法で施工しているウレタン塗膜防水 絶縁工法の施工方法 絶縁工法の施工方法は次ぎん通りです。ここではウレタン塗膜防水の絶縁工法で解説します。 下地処理 最初に既存防水層をはがしたり、清掃したりして下地処理を行います。 絶縁シート敷設 次に絶縁シートを敷設します。 ウレタン1層目 シートの上から液状ウレタンを塗装します。液状ウレタンが乾いて硬化すると防水層になります。 ウレタン2層目 ウレタン塗装2層目です。 トップコート ウレタン防水層は紫外線に弱いためトップコートを塗ります。 完成 完成しました。 絶縁工法では、このような脱気筒と呼ばれる湿気を逃がす装置を付けます。 防水層の下にたまった湿気を逃がし、膨れやはがれを防止する機能があります。 脱気筒の設置は次項から解説する絶縁工法のメリットと深いかかわりがあります。 ▶脱気筒について詳しい解説はこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ防水工事の脱気筒とは?特徴や使用目的を解説https://nuritatsu.com/blog/504902025年1月22日 公開 屋上やルーフバルコニーで見かけるこの金属の棒のようなもの、なんだかわかりますか?これは防水工事で使う脱気筒といって、雨漏りしている場所への防水工事に欠かせないものです。今回は、防水工事で使われる脱気筒について解説します。脱気筒の役割と特徴脱気筒とは、その名の通り水蒸気を外へ脱出させるための筒です。形は丸い土台に円柱がついているようなもので、片手で持てるくらいのサイズ感です。ステンレス製やアルミ製があり、一定の面積毎に設置します。防水工事では、防水層を作って上か... 絶縁工法のメリット 絶縁工法は、下地に直接防水層を作る密着工法に比べると、絶縁シートを敷いたり脱気筒を取り付けたりと手間のかかる施工方法です。しかし、それだけのことを行うメリットが絶縁工法にはあります。 下地の干渉を受けない 絶縁シートの上に防水層が作られているため、万が一下地にひびなどが入っても防水層には響きません。 下地がコンクリートなど場合亀裂が入りやすく、直接防水層を作っていると、もろとも傷が入ってしまいそこから雨漏りする原因になります。 絶縁シートががあるおかげで、下地の干渉を受けず、防水層を安定した状態で保つことができます。 下地からの湿気を逃がす 絶縁工法で施工すると、下地から上がってくる湿気を防水層の外へ逃がすことができるようになります。 この時に湿気を逃がす役割を担っているのが脱気筒です。 防水層は上から降ってくる雨を防ぐことができ、またそれが目的で施工するものですが、同時に下地からの湿気を逃がすこともできません。下地からの湿気とは既存の防水層の劣化によって吸い込まれていた雨水の事です。時間が経つといずれ蒸発していくわけですが、新しい防水層で上からがっちり蓋をしているような状態ですと、蒸発した湿気が逃げられなくなり、防水層を押しあげて膨れ等の原因になってしまいます。 防水層が膨れると、その部分から破れて劣化しやすくなり補修も必要になります。 あらかじめ絶縁工法で脱気筒を設置していると、下地から水蒸気が上がってきても逃がすことができるため、膨れが起こりにくくなるのです。 雨漏りしている下地でも施工できる 下地に雨水が吸い込まれているということは、雨漏りを起こしている状態ということです。 そのため、雨漏りしている場所への防水工事は絶縁工法が用いられます。 雨漏りしているのに密着工法でぴったり下地に防水層をくっつけて作ってしまうと、膨れ等施工不良の原因となります。 防水工事のご相談は塗り達! 防水工事は施工自体も大切ですが、下地の状態を見極めて適切な施工方法を選ぶことがまずは重要です。 雨漏りしている状態なら密着工法では施工不良となってしまうため、絶縁工法を選択し施工する必要があります。 まずは現在の状態を正確に把握し、施工が可能なプロの施工店にご相談ください。 防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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