塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

塗り達の職人ブログ 記事一覧

2025年1月25日 更新!

外壁塗装工事中は外出しても大丈夫?注意点とは 

2025年1月25日 公開   外壁塗装工事は、約2週間の工事期間があるため用事で出かけたりお仕事へ出る日もあるでしょう。 外壁塗装工事中は、基本的に在宅の必要はありませんので自由に外出できます。 今回は外壁塗装工事中の外出について、いくつか気を付けていただきたい点をまとめました。 外壁塗装工事中に気を付けたいこと①戸締りをしっかりする 外壁塗装工事中は、足場を組みお家全体が養生シートで囲まれます。 塗料の飛散や職人の安全確保のための処置ですが、外から見えにくいため、知らない人が入り込んでいても気づきにくいという点に注意が必要です。 また2階や3階部分の作業のために高く足場を組みます。 そのため普段は絶対に手の届かないような2階3階の窓にも簡単に登れてしまいます。 職人さん以外の人が紛れていても、通行している人からはわかりにくいため、玄関だけではなく普段は閉めない上階の窓のカギ等も忘れずに戸締りしましょう。 外壁塗装工事中に気を付けたいこと②洗濯物を中へ入れておく 外壁塗装工事では、高圧洗浄といって水を使って外壁などの汚れを落とす作業があります。 高圧洗浄の水は大変飛散しやすいため、作業日は洗濯物を外干しできません。 事前に工事工程についてはお知らせがありますが、外出の際には念のため洗濯物を中へ入れておきましょう。 外壁塗装工事中に気を付けたいこと③壊れたり汚れては困るものはどけておく ガレージにタイヤや植木、自転車などを置いている場合は、塗料が飛散したり壊れたりしないように作業している場所からは遠ざけておきましょう。 在宅している場合で作業場所確保のために、職人が声をかけて移動させることがありますが、不在の場合勝手に触られて困るものはあらかじめ移動させておくようにしましょう。 外壁塗装工事中に気を付けたいこと④連絡先を伝えておく、また業者の連絡先を把握しておく 半日や1日中外出するという場合は、ご自身の連絡先を担当者へ伝えておくようにしましょう。 また何かトラブルがあった先に連絡が来ることもあるので、連絡先を把握しておくようにしましょう。 外壁塗装工事は地域密着の施工店がおすすめ! 外壁塗装工事中の外出について注意点をご紹介しました。 何事もなく工事が終わることが一番ですが、万が一何かあったときのためにも事前にできることはしておくと安心ですね。 外壁塗装工事は、工事中のトラブルにも迅速に対応できる地域密着の施工店がおすすめです。 これから外壁塗装工事をお考えの方はぜひ塗り達にご相談ください!  

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2025年1月24日 更新!

積水ハウスのバルコニー防水工事のメンテナンスについて

2025年1月24日 公開   ハウスメーカーのバルコニーは、アウトドアリビングを提案していて、床を化粧パネルで仕上げていることがあります。 化粧パネルが設置されていますが、その下の床は防水施工されており、メンテナンスは必要です。 今回は、積水ハウスのバルコニーについて、防水工事のメンテナンスを解説します。 積水ハウスのバルコニー防水のメンテナンスの注意点 積水ハウスのバルコニーは、防水工事をした上に化粧パネルを設置して仕上げていることが多く、様々なパネルが用意されています。 ▲出典 積水化学公式サイト   これらの化粧パネル自体に防水性はなく、パネルを外すと防水施工された床が現れます。 化粧パネルは仕上がりの美しさはもちろんですが、紫外線に弱い防水層を守る働きも期待できます。 しかしパネルがあるからと言って防水層が劣化しないわけではないので、定期的なメンテナンスは必要です。 積水ハウスのバルコニー防水の施工方法 防水施工は、施工場所に合わせて塗膜防水やシート防水が選択されます。 雨漏りの有無についても確認し、補修の上で最適な防水工事の施工方法で施工しましょう。 化粧パネルについては、そのまま外してしまったもよいですが、破損がなければ防水工事後にまたつけて使うことができます。 防水工事は定期的なメンテナンスで雨漏りを防ぐことができます!! 化粧パネルやウッドパネルを敷いていても、防水層は年々劣化するので、8~10年を目安に点検・補修を行いましょう。  

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寒い季節到来!雪の日の外壁塗装☃ ① I 京都市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達
2025年1月23日 更新!

外壁塗装は雪でもできる?仕上がりへの影響について 

2025年1月23日 公開   外壁塗装工事では、天気や天候条件によって作業を進められないことがあります。 雨が降っているときに施工すると乾く前の塗料に水が混じって施工不良を起こす原因になるので、雨天時の施工は行えません。 では雪が降っている、または積もっているときはどうでしょうか? 今回は、冬の工事で気になる雪の日の施工について解説します。 外壁塗装は雪の日は工事できない 結論から言うと、雪の日の外壁塗装は行うことができません。 雪が降っている最中も、雪はやんでいるが積もっている状態のときも、行えないと考えた方がよいでしょう。 その理由は、外壁塗装ができる天候条件にあります。 外壁塗装ができる天候条件 外壁塗装ができる天候条件とは、 「施工不良にならず期待耐久年数までしっかりと効果が持続する塗装工事」を行うために必要な条件の事です。 具体的には 気温5度以上 湿度85%未満 となっています。 塗料は乾く(硬化)前に水が混ざると施工不良となるため、雨が降っているときは施工できません。 雪の場合、雪が降っているのは雨が降っているのと同じなので施工NGです。 また冬であれば、天気が良くても5度を下回ることがあります。 また雨が上がっていても湿度が高い場合は施工はお休みします。 外壁塗装を雪の日に行うデメリット 雪の日に塗装工事を行うデメリットは、施工不良になることです。 具体的には 数年ではがれてきてしまう 膨れができる 色ムラがおきる など、見た目や耐久性に不具合が生じます。 雨が降っていようが雪が降っていようが、塗装すること自体は物理的に不可能ではありません。 しかし施工条件を満たさない状態での工事は、耐久性や仕上がりにも影響が出て施工不良となってしまいます。 高い工事費用を払って施工するのですから、施工不良になる工事は絶対に避けなければいけませんよね。 雪の日は無理して塗装せず、天気の回復を待ちましょう。 冬でも塗装は可能だが、早めの計画が大切です 雪の日の塗装工事について解説しました。 冬でも塗装は可能ですが、工期は予定より長くなる可能性があることを知っておきましょう。 春から初夏にかけては雪の影響はないので、工事がスムーズに進みやすくなります。 塗装のベストシーズンに向けて、工事の計画を早めに立てましょう。 外壁塗装のご相談は塗り達まで!  

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2025年1月22日 更新!

防水工事の脱気筒とは?特徴や使用目的を解説

2025年1月22日 公開   屋上やルーフバルコニーで見かけるこの金属の棒のようなもの、なんだかわかりますか? これは防水工事で使う脱気筒といって、雨漏りしている場所への防水工事に欠かせないものです。 今回は、防水工事で使われる脱気筒について解説します。 脱気筒の役割と特徴 脱気筒とは、その名の通り水蒸気を外へ脱出させるための筒です。 形は丸い土台に円柱がついているようなもので、片手で持てるくらいのサイズ感です。 ステンレス製やアルミ製があり、一定の面積毎に設置します。 防水工事では、防水層を作って上から降ってくる雨が下地にしみこんでいかないようにします。 上からの雨を防ぐのが目的ではありますが、下地が雨漏りで湿っている場合、防水層でフタをすることによって蒸発してくる水蒸気が空気尾中へ出ていけなくなってしまうのです。 出口がない空気は防水層を押しあげて膨れや破れの原因になってしまいます。 そこで、防水層はしっかりと作りつつ、上がってくる水蒸気が空気中へ出ていくための道を脱気筒の設置によってつくっているのです。   脱気筒を取り付ける防水工事の施工手順 脱気筒を取り付ける防水工事施工手順は次のようになっています。 今回は、ウレタン塗膜防水の通気緩衝工法で施工している事例です。 ①施工前 こちらは施工前の様子です。古い防水層はかなり劣化が進んでいて、下地が雨を吸い込んでいます。 このまま、下地にピッタリと防水層をくっつける施工方法をとってしまうと、膨れや破れに原因にるため、今回は通気緩衝工法で工事を行います。 ②下地処理 古い防水層や汚れを取りのぞきます。 ③下塗り 下塗りを行います。 ④通気緩衝シート敷設   防水層が直接下地に触れないように1枚シートを挟みます。 ⑤ウレタン1層目 液状ウレタンを塗布し、防水層を作ります。 ⑥ウレタン2層目 2層重ねてウレタン塗膜で防水層ができました。液状ウレタンは現場ですぐに硬化します。 ⑦トップコート塗布 ウレタンの防水層は紫外線に弱いので、トップコートで保護します。 ⑧脱気筒取り付け シートの下の下地から上がってくる水蒸気を逃がすために穴をあけ、その上に脱気筒を設置します。 脱気筒を使った防水工事は、雨漏りしている床でも施工可能な方法です。 防水工事は下地の状態などによって最適な施工方法が異なるため、 雨漏りしている 防水工事を行いたい 防水工事のメンテナンスをしたい という方は一度施工店にご相談ください。 雨漏り補修や防水工事のことなら塗り達まで!      

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2025年1月21日 更新!

屋根のシリコン塗装は耐用年数は?メンテナンスの注意点や相場も解説 

2025年1月21日 公開   屋根塗装について調べていると、いろいろな塗料や塗装プランが出てきますが、費用もピンキリでどれを選べばいいのかわからない・・・ そんな方のために本記事では、屋根のシリコン塗装について、耐久性やメンテナンスの注意点を解説しています。 屋根の塗装で塗料選びに迷っている方 できるだけリーズナブルに済ませたい方 シリコン塗料をオススメされたけど、屋根塗装でも大丈夫?と心配な方 はぜひ最後までご覧ください。 屋根のシリコン塗装の耐用年数 屋根のシリコン塗装の耐用年数は、およそ8~10年といわれます。 シリコン塗料は、外壁や屋根の塗装用として一般的なグレードのもので、過酷な屋根でも十分に耐久出来る性能があります。 また、同じシリコン塗料でも遮熱性のあるシリコン塗料では、耐用年数はおよそ10~15年くらいで汎用のシリコン塗料より少し長持ちします。 遮熱塗料は太陽光を高反射させることで、屋根表面の温度上昇を抑制する働きのある塗料ですが、屋根の表面の温度が上がりにくいため、熱によるダメージも抑える効果が期待できます。 屋根のシリコン塗装の費用相場 屋根のシリコン塗装の費用相場は、一般的な戸建て住宅の屋根では、 汎用シリコン塗料:45~55万円くらい 遮熱シリコン塗料:50万~75万くらい となっています。 屋根の塗装は、屋根の面積や塗料によって金額が異なります。遮熱塗料は汎用の塗料より少し値段が高いので、施工費用も少し高くなります。 屋根のシリコン塗装のメリット・デメリットと注意点 屋根をシリコン塗装で工事する場合のメリット・デメリットには次のようなものがあります。 メリット 耐久性がよい 汚れが付きにくい 比較的安価 デメリット フッ素や無機に比べると耐久性が劣る ひび割れしやすい シリコン塗料は、耐久性も10年と長く、コスパのよい塗料といえます。 さらにグレードの高いフッ素や無機に比べると、耐久年数はやや落ちますが、メンテナンスサイクルがおよそ10年でやってくるので外壁と合わせて計画も立てやすいでしょう。 弾性が低く、ひび割れしやすいので、屋根材が痛み始めている場合は、しっかりと補修してからの塗装がおすすめです。 屋根のシリコン塗装なら塗り達の屋根塗装プラン! 屋根のシリコン塗装について概要を解説しました。 シリコン塗料はアクリルやウレタンより高耐久で、現在の塗装工事の主流にもなっているコスパの良い塗料です。 塗り達では、シリコン塗装に選びやすい シリコン塗装プラン 遮熱シリコン塗装プラン をご用意しています。 (足場代は別途見積) ▶えらびやすい!塗り達の塗装パックはこちら 屋根のシリコン塗装をお考えなら、ぜひ塗り達にご相談ください!  

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搔き落とし
2025年1月20日 更新!

リシン吹付の外壁は塗り替えできる?メリットや注意点を解説 

2025年1月20日 公開   リシン仕上げは、骨材を混ぜた塗料を吹き付けて作る外壁の仕上げ方法で、モルタル外壁に適した工法のため昔から人気があります。 新築ではサイディングボードなどが主流ではありますが、外壁の一部や外塀、玄関回りなど一部をリシン仕上にするという方もいます。 今回はリシン仕上の塗り替えについて解説します。塗り替えをご検討中の方は是非ご覧ください。 リシン仕上の施工方法 リシン仕上は、塗料に骨材(細かい石や砂)を混ぜて外壁に吹き付ける工法です。 モルタル外壁を塗装する際に、マスチック仕上といって塗膜を厚めに付ける工法があります。こちらも表面は少しデコボコしていますが、骨材は入っていないのでザラザラではなく、塗料の量による凹凸があるというイメージです。 リシン仕上は塗料以外に砂や石が混ざっているので、表面の凸凹がもっと細かく手触りも硬いザラザラがたくさんあるという感じです。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ マスチック仕上 リシン仕上 リシン仕上の塗り替え 既存の外壁がリシン仕上の場合で、同じくリシン仕上で塗り替えを行いたい場合は、普通の塗装工事よりさらに丁寧な作業が必要になります。 まず一度古い塗膜をしっかり流し、表面の凸凹にたまりやすい汚れやカビ・コケなどを落とします。 その上で、適切な下塗り材を使い、同じように上塗りでリシン吹付を行います。 リシン仕上の注意点 リシン仕上は、モルタル外壁でよく用いられる施工方法ですが、クラックができやすい点に注意が必要です。 下地のクラックで一緒に塗膜も割れやすく、塗り替えの際には補修が必要です。 補修を行ってから塗り替えしないと、クラックがどんどん広がりすぐにまた新しいクラックができてしまうからです。 前面塗り替えではなく部分的に補修を行う際も、いったん補修したのちにリシンを再度吹き付けて回りとなじむように仕上げます。 リシン仕上も塗り達まで! リシン仕上の特徴や塗り替えについて解説しました。 サイディングボードを貼っていく外壁とは違い、施工する職人によっても仕上がりが異なり味が出るのがリシン仕上です。 同時に、施工の技量も出てしまうので、リシン仕上を希望するなら質の高い職人が在籍している施工店をに依頼しましょう。 塗り達では、戸建て住宅の塗り替え・新築住宅の塗装・公共建築物のメンテナンスまで年間通じて幅広く対応しています。 大切なお家の外壁塗装なら塗り達にご相談ください!  

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2025年1月19日 更新!

マンションの廊下や階段の防水に使われる長尺シートとは?

2025年1月19日 公開   マンションやアパートの廊下や階段は、外に面していることも多く実はベランダやバルコニーと同様に、防水施工を行った方がよい場所です。  廊下や階段は、防水施工をしていないと雨漏りを引き起こし。建物自体の老朽化にもつながります。 またいろいろな人が出入りするため、安全かつキレイに保っておきたいですよね。 そこで今回はマンションやアパートの廊下や階段の防水施工に使われる長尺シートについて解説します。 長尺シートとは 長尺シートとは、長い巻物になっているシートのことで、防滑性(すべりにくい)のシートです。 表面が凸凹していて厚みがあり、少しクッション性もあります。 塩化ビニル製で、耐久性・防水性に優れ、防音性もあります。   長尺シートのメリット・デメリット 長尺シートのメリット・デメリットを確認しておきましょう。 メリット 防水性・耐久性が高い 紫外線や摩擦にも強い 滑りにくい 防音性がある 見た目がきれい 防音性や美観性は普通の防水工事にはない特徴といえます。 また摩擦に強い点も、様々な人や荷物の出入りがあるマンションやアパートの廊下向きですね。 デメリット 施工費用が高い 施工が難しい ウレタン防水など一般的な防水工事に比べると、施工費用は高い点がデメリットといえます。 またシートの厚みや品質は一定に保たれるものの、施工業者によって正しく扱えていないと、防水効果が半減したり、仕上がりが美しくなかったりします。 厚みがありシートが硬いので、施工には技術と経験が必要になりますので、専門的に扱える業者が少ないといえるでしょう。 長尺シートの施工 長尺シートはシート状になっているため、ウレタン塗膜防のように全面にシームレスな防水層を作ることはできません。 そのため、廊下の端の溝や階段の高低差に合わせて切り貼りすることは難しく、ウレタン塗膜防水とセットで施工することが一般的です。   長尺シートのメンテナンス 長尺シートの耐久性はおよそ15~20年といわれます。 ウレタン塗膜防水も劣化してくるので、定期的なメンテナンスは必要です。   また一部がはがれたり破れたりすることがあります。そのような場合は、部分的に張り替えることも可能です。   長尺シートの施工・メンテナンスもお気軽にご相談ください!

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塗り達 施工事例
2025年1月18日 更新!

屋根塗装は何日かかる?正しい工程と日数について

2025年1月18日 公開   屋根塗装にかかる日数はおよそ10~14日くらいです。 たとえ小さな屋根であっても1日で終わることはありません。 今回は屋根塗装にかかる日数と一緒に、正しい工程についてもご紹介します。 屋根塗装の工程と日数 屋根塗装の工程を確認していきましょう。 足場組立 屋根塗装の際には最初に足場を組み、ネットをはります。 およそ半日~1日かかります。 養生 屋根の場合、次の工程の高圧洗浄時に高所で水を使いますので、できるだけ飛散しないように屋根養生を行います。 高圧洗浄 板金部分の下地処理 棟板金や袖板金など、板金部分は金属特有のサビの発生を抑えるために下地処理としてケレンを行います。 板金部分の下塗り ケレンを行った後、錆止め塗料を使って下塗りを行います。 板金部分は、金属屋根の場合は一緒にさび止め塗装を行いますが、スレートなどの場合は屋根材部分とは別の下塗り作業を行っています。 下塗り1回目 1回目の下塗りを行います。 およそ1日かけて塗装し、半日~1日しっかりと乾燥させます。 塗装では、塗った後の乾燥時間が特に大切です。乾燥して塗料が硬化し、屋根に密着するので、生乾きの状態で次の工程に進むと施工不良になってしまいます。 ここからさきの下塗り2回目・上塗りの工程でも塗装後にしっかり時間をかけて完全に乾かします。 下塗り2回目 屋根は紫外線や雨の影響で、外壁よりも劣化が進行しやすく屋根材も傷みやすいので、下塗りを2回行います。 タスペーサー挿入(スレート屋根の場合) スレート屋根の場合は、屋根材の隙間を確保し雨が流れるようにするために、下塗りの後にタスペーサーと呼ばれる縁切り材を挿入します。 タスペーサーの挿入なら職人一人でもおよそ2時間くらいで作業が終わります。カッターで隙間を開ける縁切り工法の場合は、職人2人係で行ってもおよそ1日かかります。 上塗り1回目 下塗りがしっかり乾いたら、上塗り材を塗っていきます。 上塗り材も2回同じものを重ねますが、一回ずつしっかりと乾燥させて、塗膜を積み重ねていくイメージです。 板金部分も同じ上塗り材を使って塗装します。 上塗り2回目 2回目の上塗りを行っていきます。 4回塗り重ねていますが、せっかくきれいに仕上がっても乾燥時間が足りていなければ中の層からはがれてきて施工不良の原因となります。 焦らず、しっかり乾燥させて塗り重ねていきます。 足場解体 最後にしっかり乾燥させて塗り残し・タスペーサーの挿入忘れがないが確認して完成です。 すべての作業が終わったら足場を解体します。 足場の解体もおよそ半日程度で終わります。 屋根塗装にかかる日数が伸びてしまう原因 屋根塗装の工程についてご紹介しました。 10日~14日はあくまで目安ですが、この日数よりも工期が伸びてしまう原因としては次のようなものがあります。 天候不良 塗装工事は雨の日は行うことができません。 また晴れの日に塗装を行っても、雨が降ったり湿度が高かったりすると乾燥に時間がかかることもあります。 塗装工事は乾燥時間が命なので、天候に左右されて工期が伸びてしまうことはよくあります。 塗装以外の補修箇所見つかった 本来は、屋根点検の間に塗装以外の補修箇所を確認し施工計画を立てるのですが、実際に作業を行ってみると見つかる破損などがあるケースもあります。 塗装以外の補修が必要になった場合、放置して作業を進めることはできないので作業が予定よりプラスになります。 中には、部材を発注して届くまで時間がかかる場合もあるので、その分工期が伸びしまうことがあります。 屋根塗装は適正な日数で行うべき理由 屋根塗装にかかる日数や正しい工程について解説しました。 屋根塗装で大切なことは、速さではなく仕上がりや耐久性ですよね。 そのため、「すごい!」「さすがプロは仕事が早い!」と感心しても、正しい工程を踏んでいない場合は手抜き工事で施工不良になる可能性が非常に高くなってしまいます。 施工品質を守って作業を行えば必ず10~14日はかかります。天候によってはもっとかかってしまうこともあります。 乾燥させるためには時間が絶対に必要です。屋根塗装は早く終わることがよいことではないので、工期の目安を知って適正な日数で行っているか確認しましょう。 高品質な屋根塗装なら塗り達まで!  

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2025年1月17日 更新!

光触媒と外壁塗装について知っておきたいこと

2025年1月17日 公開   外壁塗装や外壁材を調べていると、光触媒という言葉を目にすることがあります。 光触媒は、光(太陽光)によって化学反応を起こす仕掛けのことで、この性質を応用し外壁材のコーティングや塗料に使われています。 今回は、光触媒塗料や光触媒の外壁材と、外壁塗装について知っておきたいことを解説します。 光触媒の特徴・メリット 光触媒の塗料や外壁材には次のような特徴・メリットがあります。 光や雨でセルフクリーニングしてくれるので汚れが付きにくい 太陽光と雨の力で汚れをきれいにしてくれるので、お掃除の手間がいらず汚れが付きにくいのが特徴です。 光触媒の一番のメリットはこの汚れにくいさです。   光触媒の外壁に塗装を行う場合の注意点 光触媒にはメリットもありますが、塗装を行う際には次の点に注意しましょう。 施工が難しい 光触媒の塗料は、粘度が低くさらさらしているため、塗るのが難しく、施工には技量が問われます。 せっかくいい塗料を選んでも塗り方ひとつで性能が半減することもあるので、工事を依頼する際には取り扱える職人がいるか確認してもらうようにしましょう。 雨や光が当たりにくい場所では効果が半減する 雨や光の力でセルフクリーニングを行うので、そもそも雨や太陽光が当たらない場所ではあまり効果は期待できないでしょう。 サビ・ひび割れは弱い 汚れには強い光触媒ですが、ひび割れなどの物理的な破損には弱い点にも注意が必要です。特にモルタル外壁ではクラックが出やすいので、光触媒よりもクラックに強い施工方法のほうが向いている場合もあるでしょう。 また金属の腐食であるサビも光触媒では抑制できません。錆止め塗装を行いましょう。 光触媒は汚れに強い塗料だが塗装が難しい 実は光触媒でコーティングされている外壁の上からは塗料が密着しづらいので、少し前まで塗装店は施工ができないと断わらなくてはいけない外壁として扱われていました。 施工不良になることも多いので、施工をお願いする際は塗装の実績も確認しておきましょう。 コロナ禍で光触媒などの技術は室内のクロスへ施工するなど外壁以外に場所で使われることも増えてきました。 少し高額でも高耐久な外壁塗装を選びたいなら、フッ素や無機塗料など塗り替えの実績がある塗料もたくさんあります。 光触媒で迷われていたら、グレードの高いフッ素や無機も検討されてもいいかもしれません。 外壁塗装のご相談は塗り達まで!

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