
2024年7月21日 更新!
外壁塗装の色ムラは何が原因?対策や補修方法を解説 l塗り達
2024年7月21日 公開 せっかく外壁塗装工事をしたのに、色ムラができてしまった! 塗装直後に色ムラができると、施工不良かなと不安になってしまいますよね。 見た目だけではなく、機能性が低下していることもある色ムラ。今回は外壁塗装後の色ムラの原因と補修方法などについて解説します。 外壁塗装の色ムラの原因 外壁塗装の色ムラの原因には次のようなことが考えられます。 下塗りを十分に行っていなかった 上塗りの前に使う下塗り材には、密着力を高める役割と、上塗り材が下地(外壁)に吸い込まれるのを防ぐ役割があります。 この塗料の吸い込みが起こると、同じ厚さに塗膜を付けているはずが、吸い込まれて薄くなってしまうところができてしまい、それが色ムラとなって現れます。 下塗り材が全面にきちんと塗られていなかった場合など、塗料の吸い込みが原因で色むらが起こることがあります。 しっかり乾燥させていなかった 塗料は乾燥させることで密着します。耐久性のためにも大変重要な乾燥時間ですが、生乾きのまま次の工程に移ったり、雨天で水分を含んだ状態で塗装したりすると、色むらになってしまうことがあります。 塗料の希釈率など正しい扱いをしていなかった 塗料は使う前に水か溶剤で薄めて(希釈して)使います。 この時希釈率を守っていなかったり、十分に撹拌できていなかったりすると、塗料が本来の性能を発揮できない状態となり、施工不良の原因になります。 中塗りと上塗りで色を変えてしまった 基本的に中塗りと上塗りは、同じ上塗り材を使って二回重ねて塗ります。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 同じ色を重ねることで、塗りムラのないきれいな仕上がりになるのですが、中にはほかの現場で使っていた塗料を使って中塗りを行い、塗料代をケチってしまう現場があります。 違う色で重ねて塗ると、同じ色で2回塗るよりも色ムラが目立ちます。またお客様から塗料代をいただいているのにもかかわらず別の塗料を使って利益を得ようとしているよくない事例です。 これらの事に注意して施工すれば、色ムラを防ぐことができます。 外壁塗装の色ムラの補修 外壁塗装の色ムラができてしまったら、再塗装を行います。 この時も正しい施工方法で再塗装を行うことが大切です。 中には塗装直後ではなく、数年たって急に色ムラが出てきたというケースもあります。 色ムラに気づいたら、施工店に相談してみましょう。 色ムラは劣化症状の1つでもある 色ムラは工事後すぐに起きる場合は施工不良の可能性が高いですが、10年前後など耐久年数を超えて起こっている場合は、劣化症状と考えられます。 塗膜が薄くなっている部分とそうでもない部分でムラに見えることがあります。メンテナンスのサインですので、外壁塗装工事を検討しましょう。 色ムラのご相談も塗り達まで 外壁塗装の色ムラについて解説しました。 色ムラの原因は施工不良の場合もありますが、様々な条件が重なって起こることもあります。また劣化症状として色ムラが現れてくることもあるため、外壁に何らかの異変が起きているととらえ、専門店などに相談しましょう。MORE