
2023年11月22日 更新!
屋根の葺き替え工事とは?工程やおすすめの屋根材を解説! l塗り達
2023年11月22日 公開 屋根のリフォームを考えていて「葺き替え工事」という方法を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか? 葺き替え工事は、今葺いてある屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材を葺く工事で、屋根リフォームの中でも最も大掛かりなものの1つです。 本記事では、屋根の葺き替え工事について、メリットやおススメの屋根材をご紹介していきます。 葺き替え工事をご検討の方は是非参考になさってください。 葺き替え工事とは 葺き替え工事は屋根工事の1つで、既存の屋根材を撤去し新しい屋根材を葺く工事です。 屋根材の下のルーフィングシート(防水紙)や野地板などの補修も行うことが多く、躯体より上を一新します。 屋根はメンテナンスが必要な部材で、通常は塗装などで補修を行いさらに長く使えるように補強します。 しかし、 劣化が激しい 塗装できない 様々な理由で新しい屋根材にしたい といった場合に屋根の葺き替え工事を検討することになります。 屋根工事には葺き替え工事のほか ・カバー工法 ・葺きなおし工事 があります。 葺き替え工事のメリット 葺き替えを行うと、次のようなメリットがあります。 ①お家の寿命が延びる 屋根材を新しくすることで、長くお家に住まい続けることができるようになります。 ②躯体の耐久性がアップする 例えば日本瓦のような重量のある屋根の場合、躯体にかかる負担も大きくなります。 葺き替え工事で、軽くて丈夫な屋根材に変えることで、躯体への影響を少なくし耐久性をアップさせることができます。 また雨漏りなどが起こっている場合、葺き替え工事と同時にルーフィングシートや野地板を補修することで雨漏りによる躯体の腐食などを抑えることができ、耐久性アップにつながります。 ③外観を変えられる 屋根が変わると、外観の雰囲気も変わります。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 葺き替え工事のデメリット 葺き替え工事のデメリットには次にようなものがあげられます。 ①費用が高額 他の屋根工事と比べても工事が高額になりやすく、30坪くらいの戸建て住宅で150万~200万円くらいが相場といわれています。 屋根塗装の場合、一番安いシリコンプランで18万~25万くらい(足場なし)が相場なので、塗装に比べてもかなり高額な工事であるといえます。 ②工期が長い 屋根材の撤去の時間も必要なため、足場を組んで工事を行う期間が長くなりがちです。 また屋根の上の工事は、天候の影響を受けやすいため悪天が続く場合は工期がさらに伸びることがあります。 葺き替え工事におススメの屋根材 葺き替え工事のおすすめの屋根材は次のようなものがあります。 ガルバリウム鋼板 スレート 立平などの金属屋根 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ いずれも軽量で耐久性に優れているのが特徴です。 葺き替え工事の工程 葺き替え工事の工程について確認しておきましょう。 ①足場を組む 屋根工事には足場は必須です。職人の安全確保と作業効率の安定のため必ず設置します。 ②既存の屋根材を撤去する 既存の屋根を撤去します。この屋根材を再利用する場合は「葺きなおし」と呼ばれる工事になります。 ③野地板とルーフィングシートを貼り換える #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 野地板やルーフィングシートを新しくします。せっかく屋根材をいいものに変えても土台が劣化していると雨漏りしたり早く躯体が痛んだりする原因になってしまいます。 ④新しい屋根を葺く 新しい屋根材を屋根の上にあげて葺いていきます。 棟板金や袖板金なども新しくします。 ⑤完成 キレイに仕上がりました。 葺き替え工事も、塗り達にお任せ! 屋根の葺き替え工事は、塗装をご検討のお客様にご提案することもあります。 前述の通り、 ・屋根材の劣化が激しい ・塗装ができない屋根材(パミールなど) の場合は、塗装をご希望であってもメンテナンスにならないため、葺き替え工事またはカバー工法をご提案します。 また、塗装ができる状態であっても、お子様へ自宅を引き継ぐなどお家として長く住まうことを希望される場合は、外壁のメンテナンスとタイミングを合わせて葺き替え工事をされる場合もあります。 葺き替え工事には足場の設置が必須ですが、外壁塗装工事でも足場を組む必要があるので、同時に2つの工事を行えば足場の組む回数や費用を単純に半分にできるからです。 塗り達では、塗装工事のほか葺き替え工事や防水工事など、お家のメンテナンス全般をワンストップでお任せいただけます。 屋根の葺き替え工事のご相談は塗り達まで!MORE