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防水工事 バルコニー 屋上
2025年10月2日 更新!

一軒家の防水工事ってどんなことをするの?

マイホームを長持ちさせるために欠かせないのが防水工事です。 屋上・ベランダ・バルコニー・外壁などは常に雨風や紫外線にさらされ、経年劣化によってひび割れや防水層の剥がれが進むと、雨漏りや構造材の腐食の原因に。 今回は、防水工事の目的や工事の種類、流れ、費用の目安までわかりやすく紹介します。 1. 防水工事の目的 一軒家における防水工事は、建物を長く安心して使い続けるために欠かせないメンテナンスです。 屋根・屋上・ベランダ・バルコニー・外壁などは一年中、雨・風・紫外線にさらされており、時間の経過とともに必ず劣化が進みます。 ここでは防水工事が果たす主な役割を、より詳しく見ていきましょう。 雨水の侵入を防ぎ、構造体を守る 最大の目的は「雨水から家を守ること」 ひび割れや防水層の剥がれがあると、わずかな隙間から雨水が侵入し、屋根下地や外壁内部の木材・鉄骨を腐食させます。 腐食やサビが進むと… 柱や梁など建物の構造体が弱くなり、耐震性の低下や白アリ被害の誘発など重大なトラブルにつながります。 早期対策がコストを抑える 小さなクラック(ひび)の段階で防水補修を行えば数万円〜数十万円で済むこともありますが、内部腐食まで進行すると下地交換や大規模な補強が必要となり、数百万円規模の修繕費になるケースもあります。 断熱・遮音の補助効果 断熱性能 屋上やバルコニーに施工する防水層は、雨を防ぐだけでなく“薄い断熱材”としても機能します。 特に遮熱性・断熱性の高いトップコートや断熱材入り防水工法を選べば、夏は室内温度の上昇を抑え、冬は暖房効率を高める効果が期待できます。 遮音性能 防水層が雨音や外部の騒音をやわらげるクッションの役割を果たし、屋根裏や2階の生活音を快適に保つのにも役立ちます。 資産価値を守り、売却時にも有利 長期的な資産価値の維持 雨漏りや構造腐食がある住宅は、売却時の評価額が大きく下がります。 定期的な防水工事で屋根・外壁の状態を良好に保てば、資産価値を維持できるだけでなく、将来リフォームや売却を検討する際にも好条件で取引しやすくなります。 保険適用にも有利 火災保険や地震保険の水害補償では、事前のメンテナンス状況がチェックされることもあり、防水工事を定期的に実施していると万一の際にスムーズに保険適用されるケースがあります。 2. 主な防水工法と特徴 主な防水工法と特徴 ウレタン防水(密着工法・通気工法) 液体状のウレタン樹脂を下地に塗布し、乾燥後に弾力のあるゴム状の防水層をつくる工法です。 密着工法は下地に直接密着させ、通気工法は下地との間に通気シートを挟み、湿気を逃がしながら仕上げます。 メリット ・液体を塗り重ねるため、複雑な形状や段差の多い屋根・バルコニーにも継ぎ目なく施工可能。 ・施工後の補修も比較的容易で、部分的なメンテナンスがしやすい。 耐用年数:おおよそ10〜12年。定期的なトップコートの塗り替えを行えばさらに長持ち。 向いている場所:ベランダ・陸屋根・バルコニー・屋上など、複雑な形状のある箇所。 FRP防水 ガラス繊維でできたマットにポリエステル樹脂を染み込ませ、硬化させて強靭な防水層をつくります。 メリット ・非常に軽量で高い強度があり、歩行や家具の移動があるベランダやバルコニーに最適。 ・硬化が早く、施工後すぐに歩行可能なので工期が短い。 耐用年数:約10〜15年。トップコートの塗り替えを5〜7年ごとに行うと耐久性が維持できる。 向いている場所:木造住宅のベランダやバルコニーなど、比較的小面積で歩行するスペース。 シート防水(塩ビシート・ゴムシート) あらかじめ工場で成形された防水シートを屋上全体に敷き詰め、接着や熱融着で仕上げます。 メリット ・施工の均一性が高く、広い屋上や商業施設のフラット屋根など大面積に向いている。 ・紫外線や風雨への耐候性が高く、比較的メンテナンス頻度も少なく済む。 耐用年数:約12〜20年と長寿命。定期点検や部分補修をすればさらに延命可能。 向いている場所:マンションやビルなどの大規模屋上、勾配が少ない広い平面の屋根。 どんな人におすすめ? ウレタン防水 ベランダや陸屋根など、形が複雑だったり段差が多い場所がある家。 将来、部分的に補修しながら長く使いたい人。 FRP防水 ベランダやバルコニーをよく歩いたり、植物や家具を置くなど荷重がかかる使い方をしている人。 工事期間を短くしたい人。 シート防水 屋上が広い家や、フラットな大きい屋根を持つ住宅。 メンテナンスの回数をできるだけ減らしたい人。 3. 防水工事の流れ ウレタン防水(密着工法・通気工法)の工事の流れ 現地調査・見積もり 既存防水層の劣化度合いや下地の浮き、ひび割れを丁寧に診断。通気工法の場合は、下地の湿気量もチェックします。 足場設置・養生 必要に応じて足場を設置し、周囲の壁や床をシートで保護します。 高圧洗浄・下地補修 コケ・汚れ・旧塗膜を高圧洗浄で除去。ひび割れや段差はモルタルや樹脂で補修し、平滑に整えます。 プライマー塗布 下地とウレタン樹脂の密着を高める下塗り。通気工法では通気シートも敷設します。 防水層施工 液状のウレタン樹脂を2〜3回に分けて塗布し、厚みのある弾性防水層を形成。継ぎ目のない仕上がりになります。 トップコート仕上げ 紫外線や摩耗から防水層を保護する仕上げ塗装を行います。 検査・引き渡し 厚み・密着度を確認後、保証書を発行して完了。 工期目安:ベランダやバルコニーで約3〜5日、屋上全体で1〜2週間。 FRP防水の工事の流れ 現地調査・見積もり 下地の損傷や雨漏り箇所をチェック。木下地の場合は含水率も測定します。 足場設置・養生 必要に応じて足場を組み、粉塵や樹脂臭対策の養生を実施。 高圧洗浄・下地補修 表面の汚れ・油分を落とし、段差やひび割れをパテで補修します。 プライマー塗布 下地とガラスマットを密着させるための下塗りを均一に。 防水層施工 ガラス繊維マットを敷き、ポリエステル樹脂を含浸させて硬化。必要に応じて2層仕上げで強度を高めます。 トップコート仕上げ 紫外線・摩耗を防ぐ専用塗料で保護。色付きで意匠性を持たせることも可能。 検査・引き渡し 硬化状態や仕上がりを確認し、保証書を発行。 工期目安:ベランダ・バルコニーで約2〜4日。硬化が早く、施工後すぐ歩行可能な点が特徴です。 シート防水(塩ビシート・ゴムシート)の工事の流れ 現地調査・見積もり 屋上全体の勾配・排水状況・既存防水層を詳細に診断。シートを張る下地の平滑性が重要です。 足場設置・養生 大面積の屋上では安全のため足場と落下防止ネットを設置。周囲への粉塵飛散を防ぎます。 高圧洗浄・下地補修 コンクリート面の浮きやクラックを補修し、シートが密着しやすい状態に整えます。 プライマー塗布 接着剤やプライマーを塗布してシートの密着度を高めます。 防水層施工 塩ビまたはゴムシートを敷き詰め、継ぎ目を熱融着や接着で固定。広い屋上でも均一な防水層が得られます。 トップコート仕上げ(必要に応じて) シート表面の耐候性をさらに高めるため、保護塗装を行うことも。 検査・引き渡し シートの継ぎ目や端部を入念に検査し、保証書を発行。 工期目安:中規模屋上で約1〜2週間。広い面積でも仕上がりが均一で、長寿命が期待できます。 4. 費用の目安 ウレタン防水(密着工法・通気工法) ・ベランダ(約10㎡):約10〜20万円 ・屋上(約30㎡):約40〜80万円 液状の樹脂を塗り重ねる工法で、複雑な形状にも対応可能。 通気工法は下地の湿気を逃がすため、密着工法よりやや高め(+10〜20%程度)になる場合があります。 費用が変わる要因 ・下地のひび割れ・浮き補修の規模 ・通気シートや脱気筒の追加 ・トップコートの種類(耐候性や色の指定) FRP防水 ・ベランダ(約10㎡):約12〜25万円 ・屋上(約30㎡):約45〜90万円 ガラス繊維シートと樹脂を積層するため、下地がしっかりしていれば短工期で高強度。 歩行頻度が高いバルコニーや屋上に適しています。 費用が変わる要因 ・下地の木部補修や張り替え ・2層仕上げの有無(強度アップ) ・カラー仕上げや防滑仕様 シート防水(塩ビシート・ゴムシート) ・ベランダ(約10㎡):約15〜30万円 ・屋上(約30㎡):約50〜100万円 広い面積の屋上や大規模建物で採用されることが多く、耐久性が高く長寿命。 塩ビシートは耐候性が高く、ゴムシートは柔軟性に優れます。 費用が変わる要因 ・シートの種類(塩ビ>ゴムでやや高価) ・既存防水層の撤去・下地調整 ・継ぎ目処理や立ち上がり部の複雑さ コストを抑えるポイント 早めのメンテナンス:劣化が進むと下地補修費が膨らみます。 複数見積もり:同じ工法でも単価が業者によって異なります。 長期保証の確認:多少高くても保証が長いほうが長期的には安心。 まとめ ベランダは10〜30万円前後、屋上は40〜100万円前後が一つの目安。 下地の状態・面積・選ぶ工法によって費用は大きく変わります。 ウレタンは柔軟で価格バランスが良く、FRPは強度と硬化スピードに優れ、シート防水は広面積で長寿命。 自宅の構造や使用環境、予算に合わせて工法を選ぶことが重要です。 5. 工事を成功させるためのポイント 1. 定期点検を欠かさない 防水層は10年前後から紫外線や風雨の影響で劣化が始まります。 早期補修のメリット 小さなひび割れや膨れを放置すると、雨水が下地へ浸透して木材や鉄骨が腐食し、結果的に大掛かりな補修が必要になります。 おすすめ点検時期 屋上・ベランダは5年に1回の目視点検、異常がなくても10年目を目安に専門業者へ診断を依頼すると安心。 工法別の劣化サイン ・ウレタン:表面の艶消え、細かいクラック ・FRP:白化やガラス繊維の露出 ・シート防水:シートの浮き・継ぎ目の剥がれ 2. 信頼できる業者を選ぶ 防水工事は施工品質で耐用年数が3〜5年以上変わることもあります。 必ず確認したい項目 ・建設業許可や防水技能士などの資格・登録 ・施工実績(同規模のベランダ・屋上など) ・保証内容:10年保証など、工法に合った保証期間 見積もりチェックポイント ・下地補修・廃材処分・足場費などすべて明記されているか ・工法別の材料・施工手順・トップコート仕様が具体的に記載されているか 注意点 極端に安い見積もりは要注意。材料を薄く塗る、乾燥時間を守らないなどの手抜きが後々雨漏りを引き起こします。 3. 将来計画を考慮して選択 防水工事は10〜20年単位で家の資産を守る工事。将来のライフプランも踏まえましょう。 太陽光パネルの設置予定 パネル架台の固定方法によっては、防水層に穴を開ける必要があります。施工前に必ず業者へ相談し、補強や専用金具を提案してもらいましょう。 屋上利用の計画 ルーフバルコニーを庭やテラスとして使いたい場合は、人の歩行に強いFRP防水や、厚膜仕上げのウレタン防水が有利です。 断熱・省エネ対策 断熱材付きシート防水などを選ぶと冷暖房効率が上がり、光熱費の節約につながります。 まとめ ベランダや屋上の防水層は、紫外線や雨風にさらされ10年前後で劣化が始まると言われます。 「まだ大丈夫」と放置すると、雨漏りや木部・鉄骨の腐食が進み、結果的に大規模で高額な修繕が必要になることも。 だからこそ定期点検と早めのメンテナンスが何より重要です。 防水工事には大きく分けて以下の3つの工法があります。 【 ウレタン防水 】液状の樹脂を塗り重ねるため、複雑形状や細部にも対応でき、コストと柔軟性のバランスが良い。 【 FRP防水 】ガラス繊維シートを用いた高強度タイプ。小規模ベランダや歩行頻度の高いバルコニーに最適。 【 シート防水 】塩ビ・ゴムシートを敷設する工法で、広い屋上におすすめ。耐久性が高く、長期メンテナンスの負担を減らせます。 費用や施工期間、下地補修の有無は工法・建物の条件・使用目的によって大きく変わります。 複数社から見積もりを取り、資格や保証内容を確認した信頼できる業者に相談することが、工事成功のカギです。 防水工事を長持ちさせる3つのポイント 定期点検:5年ごとの目視確認と10年目の専門診断。 信頼できる業者選び:施工実績・建設業許可・防水技能士資格・保証を必ずチェック。 将来計画の考慮:太陽光パネルや屋上利用の有無など、ライフプランに合わせて工法を選ぶ。 大切な住まいを守るために、まずは専門店による無料点検や診断、複数見積もりを利用しましょう。 家の現状とライフスタイルに合った工法を選べば、10年以上安心して暮らせる防水性能を維持できます。 早めのメンテナンスが、将来の大きな出費を防ぐ一番の近道です。

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2025年10月1日 更新!

はしごで屋根塗装はできる?安全性のために必要なこととは

2025年10月1日 公開 DIYをしていたり、すこしの補修なら自分でおこなっちゃう!という方は屋根工事もはしごでできるのでは?と思ってしまうかもしれません。 確かに屋根に上がる際にははしごでも上がれないことはありませんが、塗装工事を行う場合は足場が必要です。 今回は屋根塗装の安全性のために必要なことや、はしごでの工事の危険性について解説します。 はしごで屋根塗装はできない 塗装専門店などプロの施工店は、屋根塗装を行う際にははしごは使わず、必ず足場を組みます。 はしごで屋根に上れないことはありませんが、安全性・作業効率性・仕上がりの面においてもはしごでは満足のいく屋根塗装はできません。 安全性 屋根塗装は高所作業です。 2階建ての住宅になると、地上7~9mにもなります。 また急勾配のとんがり屋根では10mを超えることも。 そんな屋根の上を塗料缶や刷毛を持ちながら、全面くまなく塗装することは大変な危険が伴います。 急勾配の場合、屋根足場を設置して体を安定させながら塗装を行うこともあります。 はしごでは両手がふさがった状態での上り下りに加え、屋根足場がないため安全性が確保できません。 作業効率性 職人の安全確保の上で、工期内に作業を完了させるためには、効率も重要になってきます。 屋根の上など自由に歩ける場所のほか、破風などの塗装もあります。破風や軒天などは屋根から降りて外側から見た状態で塗装を行う必要があり、はしごでの作業は上りおり+場所の移動を何度も行うため作業効率が確保できません。   仕上がり 安全で作業効率が確保されるからこそ美しく仕上げることができます。 手が届かない、危ないからと塗り残しがある塗装工事では意味がありませんよね。 足場を設置し、隅から隅まで美しく仕上げるためにもはしごではなく足場で作業を行うことが大切です。   安全に屋根塗装を行うために 安全に屋根塗装を行うためには、足場の設置が必要です。 屋根塗装で足場を設置することで、 職人の安全確保 作業効率の確保 塗料や高圧洗浄の水の飛散防止 などが期待できます。 また高所作業での足場の設置は、事業者に義務付けられています。 労働安全規則 第518条  事業者は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等 を除く。) で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそ れのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。 法律では、高さが2m以上の高所作業になる場合は、足場の設置を義務付けています。 ▶詳しくはこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ屋根塗装に足場は必要?法律がある? l塗り達https://nuritatsu.com/blog/428692023年4月12日 公開外壁と同じく、屋根の塗膜も紫外線で劣化するため、塗装によるメンテナンスが必要になります。「屋根だけなら足場いらないんじゃない?」確かに塗装工事が終われば外してしまうものなので、要らないような気もしますが、高所作業の際には足場を設置することが法律で義務付けられています。屋根塗装での足場設置の必要性労働安全規則 第518条 事業者は、高さが2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等 を除く。) で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそ れのあるときは、足... 屋根塗装のご相談は塗り達まで! 屋根塗装をはしごで行うことは施工店としてはありません。 必ず足場を設置して、正しい方法で工事をさせていただきます。 屋根塗装のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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2025年9月30日 更新!

スラリー層とは?特徴やメンテナンスの注意点を解説

2025年9月30日 公開 スラリー層とは、モニエル瓦の表面に吹き付けられた着色層のことで、着色スラリーとも呼ばれます。 スラリー(slurry)とは泥や砂、セメントなどに水がまざりかゆ状になった混合物の事を意味します。 モニエル瓦はセメントと砂でできており、そのままでは防水性がありません。 そのため、着色料を混ぜたセメントを厚さ1mm程度表面に塗り、色を付けると同時に防水性能を持たせてあります。 この1mmの層をスラリー層と呼びます。 特徴 スラリー層の厚みは、スレートの塗膜がおよそ0.06mm~0.1mmであるのに対し、およそ1mm程度とかなり厚くなっています。 またスラリー層は塗膜が密着しづらく、スラリー層の上から塗装をしてもほとんどはがれてしまいます。 メンテナンスの注意点 塗料の密着が悪いスラリー層の上から、メンテナンスの塗装を行っても耐久性がよくありません。 そのため、塗装工事を行う場合は、必ずスラリー層を除去してから行うことが必要です。 モニエル瓦の塗装工事では、高圧洗浄時に通常の洗浄ではなくより威力の高いトルネード洗浄を行い、スラリー層を落とします。   強い水圧でスラリー層を落としてから、モニエル瓦専用の塗料で塗装工事を行います。 ▶そのほかの屋根材について知りたい方:用語集>屋根材  

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屋根 リフォ―ム
2025年9月30日 更新!

一軒家の屋根リフォームってどんなことをするの?

マイホームを長く守るには、屋根のメンテナンスが欠かせません。 屋根リフォームには大きく分けて「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3つの方法があります。 今回は3つの方法について、それぞれの特徴や流れをご紹介いたします。 屋根リフォーム 3つの方法 1. 屋根塗装 目的:既存屋根の保護と美観維持 屋根塗装は、現在の屋根材をそのまま活かしながら、紫外線や雨風による劣化を防ぎ、外観を美しく保つための基本的なメンテナンスです。 屋根は外壁以上に直射日光や風雨の影響を受けるため、塗膜が傷むと雨漏りや屋根材の破損につながります。 定期的に塗装を行うことで、防水性を高め、屋根材そのものの寿命を延ばすことができます。 工事の流れ 現地調査・見積もり ドローンや目視で屋根全体を点検し、ひび割れ・サビ・苔の有無を確認。最適な塗料や補修内容を提案します。 足場設置・養生 高所作業の安全確保のため足場を組み、塗料が外壁や隣家へ飛散しないようメッシュシートで養生します。 高圧洗浄 長年の汚れ・カビ・苔を強力な水圧で洗い落とし、塗料がしっかり密着する下地を作ります。 下地補修・下塗り ひびや釘浮きを補修し、サビ止めや防水下塗りを施します。下塗りは上塗り塗料との密着を高める重要な工程です。 中塗り・上塗り 指定された塗料を2回塗り重ね、色ムラを防ぎながら耐久性・美観を確保します。 目安工期と費用 標準的な30坪前後の一軒家では、天候にもよりますが約1〜2週間が目安です。 費用は使用する塗料や屋根形状によって変わりますが、50万〜100万円程度が一般的な相場です。 ポイントと注意点 ・屋根材が健全で下地に大きな損傷がない場合に最適。 ・定期的な塗り替え(約10〜15年ごと)が、葺き替えなど大規模工事のリスクを減らします。 ・遮熱塗料やフッ素塗料など、耐候性・断熱性を高める塗料を選ぶと、夏の室温上昇を抑える効果も期待できます。 2. カバー工法(重ね葺き) 目的:既存屋根を活かしながら耐久性・断熱性を高める カバー工法は、既存の屋根材を撤去せず、その上に軽量の金属屋根を新しくかぶせるリフォーム方法です。 既存屋根を解体しないため、廃材がほとんど出ず、工期の短縮とコスト削減が可能。 さらに、新しい屋根材と既存屋根の二重構造になることで、遮音性・断熱性も向上し、夏の暑さや冬の冷え込み対策としても効果が期待できます。 特徴とメリット ・既存屋根を剥がさないため廃材処分費を大幅にカット ・工期が短く、居住したままでも施工が可能 ・断熱・防音効果が高まり、冷暖房効率アップ ・さびにくく軽量な金属屋根を使用するため、耐震性も安心 一方で、下地や野地板が大きく傷んでいる場合は、カバー工法では対応できず、葺き替えが必要になることがあります。 工事の流れ 点検・下地確認 既存屋根や下地の劣化状況を調査。雨漏りや腐食がないかをしっかり確認します。 既存屋根の洗浄・補修 高圧洗浄で苔や汚れを除去し、必要に応じて割れや釘浮きなどを補修。 防水シート(ルーフィング)施工 既存屋根の上に防水シートを敷設し、雨水の侵入を二重に防ぎます。 新しい屋根材の取り付け 軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板などを設置。仕上げに棟板金を取り付けて完成です。 目安工期と費用 30坪前後の一軒家で約2〜3週間が目安。 費用は屋根形状や使用する金属屋根によって異なりますが、おおよそ80万〜150万円程度が一般的な相場です。 ポイントと注意点 ・既存屋根がアスベスト含有スレートでも、撤去せず施工できるため安全面でもメリット大。 ・ただし下地が著しく傷んでいる場合は葺き替えが必要。 ・断熱材付き金属屋根を選ぶと、夏の室温上昇を抑える効果がさらに高まります。 3. 葺き替え 目的:屋根を下地から全面リニューアルし、長期的な安心を確保 葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地(野地板など)から新しい屋根材に交換するリフォーム方法です。 屋根を骨組みまで一新できるため、雨漏りや下地の腐食、構造的な劣化への根本的な対策が可能。 「屋根の寿命が来ている」「雨漏りが頻発している」「屋根材を別の種類に変えたい」といったケースで選ばれる最も確実な方法です。 特徴とメリット ・既存の傷んだ下地を補修・交換でき、建物全体の耐久性を大幅に向上 ・瓦から軽量金属屋根への変更など屋根材を自由に選択でき、耐震性アップも期待 ・断熱材を追加することで、冷暖房効率の改善や光熱費削減にもつながる ・将来的に再塗装や部分補修が少なく済むため、長期的なメンテナンスコストを抑えやすい 工事の流れ 既存屋根の撤去 古い瓦やスレート、下葺き材をすべて取り外し、野地板の状態を確認します。 下地(野地板など)補修・交換 劣化や腐食が見られる箇所を補修し、必要に応じて新しい野地板を施工。 防水シート施工 雨水侵入を防ぐ高耐久のルーフィングを敷設し、二重の防水層を確保します。 新しい屋根材を葺く 瓦・金属・ガルバリウム鋼板など、希望に沿った屋根材を丁寧に設置します。 目安工期と費用 標準的な30坪前後の一軒家で約2〜4週間。 費用は屋根材や下地の補修範囲によって変動しますが、150万〜250万円程度が一般的な相場です。 ポイントと注意点 ・既存屋根をすべて撤去するため工期・費用は他工法より大きくなる ・しかし建物寿命を大幅に延ばせるため、長期的には費用対効果が高い ・地震に備えたい場合や雨漏りを完全に解消したい場合に特におすすめ どの屋根工事を選ぶ?判断のポイント 1. まずは「屋根の現状」を把握 屋根工事を検討する際に最初に重要なのは、現在の屋根の状態を正確に知ることです。 築年数や屋根材の種類、地域の気候によって劣化の進み具合は大きく異なるため、目安だけでなく実際の症状をしっかり確認することが必要です。 築年数の目安と屋根材ごとの寿命 10〜15年 スレート屋根や金属屋根はこの頃から塗装の劣化が目立ち始めます。 小さな色あせや軽度のコケなら、塗装による保護で十分対応可能。 15〜25年 塗膜の防水性能が弱まり、屋根材そのものが傷みやすくなる時期。 野地板(下地)に湿気が回っていないか、雨漏りの形跡がないかを点検し、カバー工法か葺き替えを検討するタイミングです。 25年以上 瓦の割れ、下地の腐食など構造的な劣化が進んでいる可能性が高く、葺き替えによる全面リニューアルが有力候補となります。 とくに築30年以上の場合は、屋根材がアスベストを含んでいるケースもあり、専門的な処理が必要です。 症状別チェックポイント ・塗膜の色あせ・チョーキング(手に白い粉)・軽いコケや藻 → 塗装だけで耐久性を回復できる場合が多く、早めの再塗装が効果的。 ・繰り返す雨漏り・天井のシミ・屋根のたわみ → 下地まで腐食している可能性があり、葺き替え工事での根本的な補修が安心。 ・屋根材のひび割れ・反り・釘の浮きが部分的 → 下地が健全ならカバー工法で対応可能。二重構造で断熱性も高まります。 点検のポイント 外から見て分かりにくい不具合も多いため、5〜10年に一度は専門業者による無料点検を受けるのがおすすめです。 ドローン調査やサーモカメラを使えば、高所に登らず安全に確認できます。 このように築年数だけでなく、屋根材の種類・地域の気候・実際の症状を多角的にチェックすることで、 「塗装」「カバー工法」「葺き替え」のいずれが最適かを判断しやすくなります。 2. 予算と将来計画で選ぶ 屋根工事を選ぶ際は、初期費用だけでなく「今後どのくらい住み続けるか」「将来的なメンテナンスコスト」を総合的に考えることが大切です。以下は目安となる費用帯と、それぞれに向いているケースを詳しくまとめました。 ■ 塗装工事 費用の目安:50万〜100万円前後(30坪程度の住宅) 耐久年数:塗料の種類によって8〜15年程度 特徴・向いている人 ・今後10年以内に建て替えや売却を考えている場合 ・屋根材自体に大きな傷みがなく、表面の防水性能だけを回復したい場合 ・施工期間が短く(約1〜2週間)、足場代を含めても比較的低コストで済ませたい方 ■ カバー工法(重ね葺き) 費用の目安:80万〜150万円前後 耐久年数:20〜30年程度 特徴・向いている人 ・既存屋根を撤去しないため廃材処分費が少なく、工期も比較的短い(約2〜3週間) ・遮音・断熱性が向上し、光熱費の節約効果も期待したい場合 ・住みながら工事を進めたい方や、今後20年以上は住み続ける予定がある方 ・既存屋根の下地が大きく傷んでいないことが条件 ■ 葺き替え工事 費用の目安:150万〜250万円前後 耐久年数:30年以上 特徴・向いている人 ・下地まで傷んでいる、または雨漏りが繰り返されている場合 ・住まい全体の寿命を延ばしたい、将来的に世代を超えて住み続けたい方 ・屋根材を瓦から軽量な金属屋根に替えるなど、家の構造を根本的に改善したい場合 ・施工期間は2〜4週間と長めだが、建物の資産価値を大きく維持できる ■ 予算と将来計画の考え方 ・短期的な出費を抑えたい場合:塗装が最有力。ただし10年ごとに再塗装が必要。 ・費用と耐久性のバランスを重視:カバー工法。初期費用は塗装より高いが、長期的に見ればメンテナンス回数が減り、結果的にコストを抑えられる場合も。 ・長期的な安心・資産価値を優先:葺き替え。初期費用はもっとも高額だが、家全体の耐久性を根本から改善できる。 ポイント ・予算に加え、「あと何年この家に住むか」「将来リフォーム予定はあるか」「売却や賃貸予定があるか」を事前に整理しておくと、後悔のない選択ができます。 ・不安な場合は、複数の施工会社から見積もりを取り、工事内容と保証期間を比較することが重要です。 3. 住まいの条件も重要 屋根工事を成功させるには、家の形状や立地、気候などの「住まい特有の条件」を考慮することが不可欠です。条件に合わない工法を選ぶと、追加費用や早期劣化につながることもあります。以下のポイントを確認しましょう。 ■ 屋根の形状・勾配 影響ポイント ・屋根が急勾配(傾斜30度以上)だと足場や安全対策が増え、作業効率が下がるため工期が長くなり、費用も上がる傾向があります。 ・谷が多い、入母屋(いりもや)屋根、複雑な寄棟(よせむね)屋根などは、板金加工や雨仕舞い(あまじまい)処理が増え、材料費と施工手間がかさみます。 選び方の目安 ・シンプルな切妻(きりづま)や片流れ屋根は、塗装・カバー工法・葺き替えいずれも施工しやすく費用を抑えやすいです。 ・複雑な形状は、雨漏り防止のため下地補修を伴う葺き替えを選んだほうが安心な場合があります。 ■ 地域の気候・自然条件 積雪地域 ・雪の重みに耐えるため、下地補強や耐荷重の高い屋根材(ガルバリウム鋼板など軽量金属)を選ぶことが重要。 ・雪止め金具の設置も必須で、その分コストや工期が増えます。 沿岸部(海沿い) ・塩害によるサビ対策が必要。塩害に強い塗料や金属屋根材(フッ素塗装鋼板など)を検討。 台風・豪雨が多い地域 ・強風で屋根材が飛ばされるリスクがあるため、下地強化や防水シートの高耐久仕様を選ぶのが安心。 ■ 断熱・遮音性能 断熱 ・夏の暑さや冬の寒さが気になる場合は、遮熱塗料や断熱材付き金属屋根を選ぶと冷暖房費の節約につながります。 ・屋根裏断熱材の追加施工や、通気層を確保するカバー工法も有効。 遮音 ・金属屋根は雨音が響きやすいため、下地補強や防音シートを併用することで快適性を高められます。 ■ 周辺環境と将来計画 ・近隣住宅が密集している地域では、足場の設置や資材搬入のスペース確保も費用・工期に影響します。 ・将来的に太陽光パネル設置を考えている場合は、対応可能な屋根材・下地補強を事前に相談すると安心です。 まとめ|屋根工事を成功させるために 屋根工事には大きく3つの方法があります。 それぞれの特徴を理解し、自宅の状態とライフプランに合った方法を選ぶことが大切です。 塗装:屋根材が健全で、コストを抑えて耐久性を延ばしたい方におすすめ。 カバー工法(重ね葺き):既存屋根を撤去せず、断熱・遮音性を高めながら工期短縮も可能。費用と耐久性のバランスを重視する方に。 葺き替え:屋根を一新し、下地から構造補強まで対応できるため、長期的な安心を求める方に最適。 初めての工事で気をつけたいこと 信頼できる業者選び ・訪問営業での即決は避け、複数社から見積もりを取得。 ・建設業許可や屋根施工管理士などの資格・施工実績を確認しましょう。 詳細な見積もりをチェック ・足場代、廃材処分費、保証内容などが明記されているか要確認。 ・極端に安い見積もりは手抜き工事のリスクがあるため注意。 メンテナンス計画を立てる ・塗装は10〜15年ごとの再塗装が目安。 ・カバー工法・葺き替えは20年以上持つ場合も、定期点検は欠かせません。 まずは「現状把握」と「複数見積もり」から 「とりあえず塗装で…」と安易に決めてしまうと、数年後に大規模修理が必要になるケースもあります。 まずは専門店による無料点検や診断を受け、屋根の状態・予算・将来計画を総合的に見極めてください。 屋根は住まいを守る大切な要です。 現状に合った工法を選び、長く安心できる住まいづくりを実現しましょう。

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2025年9月29日 更新!

【外壁塗装プラン】施工内容とおすすめポイントを解説!

2025年9月29日 公開 塗り達では、外壁塗装工事プランをご用意しています。 工事パックには、外壁塗装工事に必要な工程や費用が含まれたわかりやすい商品です。 お客様には上塗り塗料を選んでいただくだけで、耐久性の高いメンテナンスを実感いただけます。 今回は、塗り達の外壁塗装工事パックの施工内容やおすすめのポイントについてご紹介します。 ▶おすすめ塗料はこちらの記事もご覧ください。 外壁塗装におすすめの塗料はコレ! 塗り達の人気ベスト3をご紹介 l塗り達   塗り達 外壁塗装工事パック 施工内容 塗り達の外壁塗装工事パックは、次の内容が含まれています。 ①塗料 工事パックには、「シリコン塗装プラン」や「フッ素塗装プラン」などの名称がついており、上塗り材のグレードとなっています。 例えば、シリコン塗装プランの場合は、上塗り材にエスケー化研の水性セラミシリコン塗料を使用し、下記②~⑧をすべて含んで49.6万円(税込み54.56万円)です。 ▶塗り達 シリコン塗装プラン ②足場代 外壁塗装工事に欠かせない足場費用も、パック内容に含まれています。 ③高圧洗浄 塗装前の高圧洗浄作業も必須作業のため、パックの施工内容に含まれています。 ④下塗り 下塗りは、下塗り剤を使った塗装です。下地に合わせてチョイスしますので、下塗り剤の選定は塗り達にお任せください。 金属サイディングなどの場合は、錆止め塗料を使用します。 ⑤中塗り パック商品の名前になっている上塗り材を使った塗装工程です。上塗り材は2回同じものを塗り重ねて必要な塗膜の厚みを確保します。 ⑥上塗り 上塗り2回目を行い、きれいに仕上げます。 ここまで、お客様に選んでいただいたのは、上塗り材の塗料のグレードのみです。 ⑦工事保証 塗り達のパック工事には最大10年の塗膜保証がついています。パック工事の施工内容に沿って正しく工事すれば高い耐久性が期待できます。 ⑧アフターフォロー 施工後は定期的にアフターフォローに伺います。工事後の外壁の様子や、不具合などがないかプロの目線でチェックし、何かあれば対応できます。 塗り達 外壁塗装工事パックのおすすめポイント 外壁塗装工事パックのメリットには次のようなものがあります。 わかりやすい 外壁塗装工事は工事内容がわかりにくく、塗料の種類もたくさんあるため「よくわからない」というお声が多くあります。 そんな方でも、塗り達の工事パックは必要最低限の施工内容を1つにまとめたシンプルでわかりやすくい商品になっています。 選びやすい 塗装工事をするうえで、足場の設置や高圧洗浄、下塗りは必要不可欠なものです。 選んでいただくのは、耐久年数や費用にかかわる「塗料のグレード」のみ。 ライフプランや予算に合わせて、塗料のグレードを決めていただくだけなので、選びやすくなっています。 質の高い工事が期待できる 塗り達の工事パックは、正しい外壁塗装工事の工程を含んでおり、質の高い工事ができます。 足場を設置しなかったり、下塗りを抜かしてしまうなど、施工不良の原因となる工事は行いませんので、ご安心ください。 詳しくはお見積りで 塗り達の外壁塗装工事パックは、えらびやすくわかりやすい、さらに外壁塗装工事をする方が、皆様質の高い工事を実感いただけるよう開発しました。 お家の状態や外壁の大きさを確認しお見積りしますので、お気軽にご相談ください。      

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2025年9月28日 更新!

防水工事は排水のメンテナンスも一緒に行うのがおすすめな理由

2025年9月28日 公開 防水工事のメンテナンスを行うなら、床面だけではなく排水(ドレン)も一緒に行うのがおすすめです! 今回は、その理由やメンテナンス方法について解説します。防水工事のメンテナンスをお考えの方はご一読ください。 防水工事の排水の重要性 防水工事を施工するべレンダやバルコニーは必ず排水機能を持たせます。 きちんと排水できるようにするには、勾配と排水(ドレン)が必要です。排水できないとベランダがプールのようになってしまいます。 防水工事を行うと、水はしみ込むことなく表面に残ります。この水分を床面の傾斜を使って一か所に集め、排水させます。 排水がきちんとできていないと、防水施工した床に水が溜まり、カビやコケなどが発生して表面を傷めることになってしまいます。 排水のメンテナンス方法 排水(ドレン)は、防水工事施工時に取り換えたり、ドレンの周りの防水層を施工しなおして雨漏りしないようにします。 既存のドレンをと新しいドレンを取り替えて、ドレンの上から防水施工をします。こうして隙間からの雨漏りを防ぎます。 排水が詰まらないようにカバーなどをかぶせることもありますが、普段生活する中では、葉っぱや洗濯くずで排水が詰まらないよう、こまめに掃除を行うとよいでしょう。 通常防水工事の見積にドレン改修が含まれます 防水工事の見積を依頼すれば、通常ドレンの改修も含まれてきます。 防水工事の一緒のタイミングで行うことが望ましいので、もし見積書にドレン改修がない場合は施工店に一度確認してみましょう。 防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!      

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2025年9月27日 更新!

雨漏り発生のサインはここにでる!早期発見のためのポイントも解説

2025年9月27日 公開 雨漏りは、早期発見・早期補修が大切です。 しかし雨漏りは、起こっているのがわかりづらいことが特徴でもあります。 雨漏りが起こったら、すぐにわかる場合と、わかりづらいサインしか出ない場合があります。注意したいのはわかりづらいサインで刻々と進行する雨漏りです。 そこで今回は雨漏り発生のサインについて、場所や症状を解説します。早期発見のためのポイントも合わせてご紹介するので最後までぜひご覧ください。 雨漏り発生のサイン 雨漏りの発生サインは次のような場所に現れます。 天井 室内の天井に水のシミが現れたら雨漏りのサインです。水が落ちてくるところまではいかなくても、確実に水がしみてきているのがわかります。 壁紙 室内の壁紙(クロス)の異変も見逃せません。ヨレやはがれ、カビの発生などは外壁の中で雨漏りが起こっているときのサインです。 床板 躯体にまで水が回ると、腐食によって床板が傾いたり軋みが激しくなるなどのサインが現れます。 サッシ廻り 台風や強風の雨の時だけサッシの内側が濡れるという場合も、雨漏りの可能性があります。天気に関係なくサッシの内側に水滴がつく「結露」とよく似ていますので、見逃さないようにしましょう。 外壁 実は外壁の剥がれも雨漏りサインであるケースがあります。経年劣化によるシーリングの隙間からの雨漏りなどで外壁の内側に水が回ると、塗膜がはがれることがあります。室内のクロスにも異変が起きますが、外側の外壁にも目を配りましょう。 室内の空気・覚えのない水音 目に見えるサインではありませんが、いつも生乾きのようなにおいがする、かび臭い、覚えのない水音などの場合も見えない部分で雨漏りが進行しているサインであることがあります。 思い当たる水音やにおいの発生源がないのに続くようであれば、外壁や天井裏の雨漏りを疑ってみましょう。 雨漏りの早期発見が重要な理由 雨漏り発生のサインは、わかりづらくても確実に表れてきます。しかしサインを見逃していると、どんどん雨漏りは進行していきます。 症状が一時的に収まったように思えても、修理をしない限りはお家をむしばんでいきますので、おかしいな?と思ったら雨漏り調査を依頼しましょう。 雨漏りサイン早期発見のポイント 雨漏りサインのいち早く気付くためには次のポイントに気をつけましょう。 室内の異常に目を配る 普段生活している空間で、なんとなく気になっていたけど見ないふりをしていた、というようなクロスのヨレなども定期的にチェックできるよう、こまめなお掃除やお片づけを行いましょう。 お家の外観に異常がないか定期的に観察する 毎日見るお家の外観に、「ん?」と思う違和感がないかチェックします。毎日念入りにというのは難しいかもしれませんが、半年に1度など定点観測を行います。古くなったから仕方がないとスルーせず、外壁のはがれ等が集中している場所があれば雨漏り点検を依頼してみましょう。 台風や悪天候後も念入りにチェック 台風や悪天候後には、屋根の一部が飛んだりして雨漏りが発生しやすくなります。 庭に見たことのないものが落ちていたり、大きな音を聞いたり、いつもと違うことがあれば念のため屋根点検を依頼してみましょう。 写真のような板金が台風で飛ばされると、現れた隙間から雨漏りが起こります。屋根の上は高所で危険なため、ご自分では上がらずに必ずプロのご依頼ください。 雨漏り点検・屋根点検は塗り達! 見逃しやすい雨漏りサインについて解説しました。 こんなサインがあるんだ~と知っているだけで、早期発見に一歩近づけます。 おかしいな?雨漏りかな?と思ったら、お早めに点検依頼をしましょう。 ご相談はお気軽に、塗り達までご連絡ください!                

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2025年9月26日 更新!

屋根塗装や屋根工事を行う理由とは? デメリットも知って賢く選択しましょう

2025年9月26日 公開 屋根塗装や屋根工事は、何のために行うのか知っていますか? 塗装工事や葺き替え工事によって、屋根にどんなメリットがあるのか、また逆に工事をすることによるデメリットについても知っておくと、賢い選択ができます。 今回は屋根塗装や屋根工事を行う理由や、それぞれのメリットデメリットをまとめて解説します。 屋根塗装や屋根工事を行う理由 屋根塗装や屋根工事を行う理由・メリットには次のようなものがあります。 屋根の耐久性を維持する スレートや瓦など、屋根材には使用に耐えうる年数の「耐久年数」があります。 塗装などのメンテナンスを繰り返しながら使えば、耐久年数まで屋根材を使い切ることができます。 耐久年数が来て、メンテナンスしても使えない状態になったら、葺き替え工事やカバー工法などの屋根工事を検討します。 雨漏りを防ぐ・補修する 屋根のメンテナンスによって、お家の天敵ともいえる雨漏りを防ぐことができます。 もし雨漏りが起こってしまった場合は、屋根工事を行うことで雨漏り補修が可能です。 屋根の性能をアップさせる 屋根塗装で遮熱効果のある塗料を使えば、屋根表面や室内の温度上昇を抑制することができ、屋根を葺き替えなくても性能をアップさせることができます。 お家の耐久性をアップさせる 雨漏りを防止し、屋根の劣化を抑制することで、お家全体の耐久性がアップします。 また屋根工事で軽量な屋根材に葺き替えると、耐震性アップも期待できます。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 美観性がよくなる 塗装工事ではまるで新築になったような屋根の変化に驚くでしょう。 屋根の色を変えるだけで雰囲気もガラッと変わります。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */   屋根塗装・屋根工事のデメリットは? 屋根塗装や屋根工事にはメリットがたくさんありますが、デメリットについても知っておきましょう。 屋根塗装のデメリット 屋根塗装のデメリットには次のようなものがあります。 屋根の状態によっては塗装できない 欠けなどの補修はできない 雨漏りを直すことはできない 屋根材によっては塗装できないものがある(スレート) 塗装工事とは、塗膜を新しくつけなおす工事です。 そのため、塗膜の劣化を一新することはできますが、あまりにも屋根材そのものが痛んでいる場合は塗装をしても意味がないケースもあります。 また欠けてなくなってしまった屋根を塗装工事で復旧することはできないため、差し替えなどの補修工事が必要になります。 すでに雨漏りしているケースでは、屋根材の下のルーフィングシートが痛んでいることがあるため、塗装工事ではなく屋根工事が必要になります。 ノンアスベストのスレート屋根の中には塗装によるメンテナンスができない者が存在します。 ▶詳しくはこちらをご覧ください。 屋根工事のデメリット 屋根工事には大きく分けて葺き替え工事とカバー工法の2つがありますが、両方のデメリットとしては、塗装工事に比べて費用が高額であることがあげられます。 ままた、葺き替え工事のデメリットとしては工期が長くなりやすいこと、カバー工法のデメリットは屋根2枚分の重みで耐震性に影響がある可能性があることがあげられるでしょう。 屋根工事の場合、およそ3週間~1カ月くらいの工期がかかり、費用も200万超になるケースもあるなどかなり大規模な工事といえます。 屋根塗装と屋根工事、どちらを選択するか 屋根塗装と屋根工事のメリットやデメリットについて解説しました。 どちらを選択するかは、ライフスタイルやご希望に沿って検討なさるのがよいでしょう。 しかし、屋根の状態や、屋根材の種類によっては塗装工事が選べなかったり、カバー工法がしたくても元々が日本瓦の場合は葺き替え工事しかできないなど、ケースによっては選択肢が限られることも少なくありません。 屋根の劣化が著しく、塗装工事をしたくてもできない状態ですと屋根工事一択となってしまいますので、適切な時期にメンテナンス計画を立てられると、ご希望に応じたメンテナンスを行うことが可能になります。 まずは屋根の劣化状態を確認して、メンテナンスの計画を立てましょう。 ご相談はお気軽に塗り達までご連絡ください!      

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外壁汚れがスッキリ!簡単お掃除方法と汚れを防止するポイントpart② l 京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2025年9月25日 更新!

お家の外壁 お手入れ方法をご存知ですか?

2025年9月25日 公開 「お家の外壁が汚れてきた」 「コケやカビをなんとかしたい」 「掃除方法はどうしたらいいの?」 外壁の汚れについて、掃除方法やお手入れについてどうすればいいのかお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。 今回はお家の外壁の正しいお手入れ方法について解説します。 外壁のお手入れ方法 ご自分で行う外壁のお手入れは次のような方法で行います。 水で洗い流す ホースの水で流します。基本的に空気中の砂ほこりなどは雨の日に洗い流されますが、地面からの跳ね返り等でこびりついてしまった砂やほこりなどの汚れはホースの水だけで十分に落ちます。 柔らかいスポンジでこする 水だけで落ちない場合は、洗車などで使う柔らかいスポンジでこすり洗いします。 中性洗剤を使ってブラシで落とす スポンジでも取れない場合は、中性洗剤を薄めたものを用意し、柔らかめのブラシで汚れた部分をこすり洗いします。 中性洗剤は台所の食器洗剤で十分です。その後水洗いします。 外壁のNGお手入れ 外壁の清掃といえば、高圧洗浄機が思いつくかもしれません。高圧洗浄機は強い水圧で一気に洗い流すことができ、外構やお庭の汚れをきれいにするための使用例をよく見かけるかもしれません。 しかし高圧洗浄機による外壁の洗浄は行わない方がよいお手入れ方法です。 外壁塗装の際には塗装前に高圧洗浄機を使って洗浄を行いますが、あくまで塗装が前提のお掃除です。 強い水圧で洗うと、劣化状態が進行している場合は汚れと一緒に塗膜まではがれてしまう恐れがあります。 工事前の洗浄では古い塗膜を落とすことが目的で行い、その後新しい塗膜を付けるので問題ありませんが、ご自宅で掃除のために高圧洗浄機を使う場合は、塗装工事が前提ではないため塗膜剥離のリスクがある以上避けた方がよいでしょう。 とはいえ、家庭用の高圧洗浄機と塗装工事で使う業務用の高圧洗浄機は水圧が全然違います。家庭用の高圧洗浄機で塗膜が全部はがれてしまうことはほぼないと思いますが、ホースの水で十分に落ちますので正しいお手入れ方法を参考に日々の掃除を行いましょう。 また、金たわしなど研磨ができる掃除用具も外壁の清掃ではNGです。塗膜がはがれないようにやさしいスポンジを使いましょう。 それでも落ちないよごれ・・・それは外壁塗装のサインです 日々のお手入れを行っていても塗膜の劣化が進行すると、カビやコケが発生し中性洗剤を使ってスポンジで洗っても落知にくくなってきます。正しいお手入れ方法で落ちない場合は、塗膜の劣化が進行しているサインです。 日々のお手入れからステップアップして外壁塗装を時期にきていますので、施工店に調査を依頼しましょう。 外壁塗装のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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