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2025年9月10日 更新!

外壁塗装工事の見積のポイントは?依頼方法や現地調査の重要性を解説

2025年9月10日 公開 「外壁塗装工事はいくらくらいの工事費用がかかるのか」 多くの方にとって、外壁塗装工事を検討し始めたら費用については最も気になることの1つではないでしょうか。 外壁塗装工事の費用を知るために見積は欠かせません。しかし、誤った方法で依頼してしまうと、在ってないような見積になってしまいます。 今回は外壁塗装工事の見積について、依頼のポイントや正確な見積に欠かせない現地調査について解説します。 これから見積を考えている方、すでに見積を取り始めている方も是非参考になさってください。 外壁塗装工事の見積に確認することとその目的 外壁塗装工事の見積は、その外壁を塗装するときに必要な概算金額を算出することが目的で行います。 概算であるからといって、適当な見積を行ってもらっても後々トラブルのもとになりかねません。 そのため、次の点を確認することが必要です。 外壁の大きさ 外壁塗装工事ではどんな大きさの外壁を塗装するかが金額を大きく左右します。 一般的は4LDKくらいの住宅と、10部屋もあるようなお家では外壁の総面積は全く違うものになるでしょう。 また、外壁にあるガラス窓やドアなどは外壁塗装では塗装しない場所になりますので、外壁の面積から除いて考えます。 同じくらいの敷地に並んだ戸建て住宅でも、大きな窓がいくつもあるデザインの場合と、ほとんど窓がないデザインでは外壁の総面積は変わってきます。 そのため、見積には「塗装する外壁の面積がどれくらいの大きさなのか」という平米数が必要になります。 外壁の状態 外壁塗装では、単に色を塗り替えるだけではなく、クラックなどの損傷を補修した上で塗装を行います。 クラックをそのままに塗装工事をしても耐久性は補償されませんし、せっかく塗装してもクラックからの雨漏りなどが防げず塗装工事をする意味がなくなってしまうからです。 塗装工事以外に特別な補修が必要になった場合は、費用も掛かります。補修箇所の有無や劣化の状態を確認し、見積に入れることで、より正確な工事費用を算出することができるのです。 お家の立地環境 外壁塗装には、足場の設置が欠かせません。当然足場の設置費用も掛かります。 足場を立てるには、最低でも70cmほど隣家との間にスペースが必要です。 そのため、工事前には足場を設置できるスペースがあるか確認することも重要です。 お隣との間にそんなにスペースがない、どうしても足場を立てることができない場合は、お隣の敷地を借りたり、できる範囲での塗装も検討しなければなりません。また足場を設置するために取り外したり移動しなければならないものがあるとすれば、その費用も見積に入れるべきでしょう。 お家の大きさや状態が分かったうえで、立地環境も確認すれば、実際の工事費用にかなり近い見積金額が算出できます。 外壁塗装工事の見積依頼のポイント 外壁塗装工事の見積を依頼する際には次の点に気をつけましょう。 現地調査を行ってくれる施工店に依頼する 最近ではネットやオンライン商談で見積もりが可能とうたっている施工店も増えています。 確かにまったくの概算であればおおよその金額を伝えることは可能ですが、先に説明した見積時の確認したいポイントは現地を確認しなければ正確な情報を得ることができません。 入口はオンラインであっても、工事前に現地調査に必ず来てくれる施工店に見積依頼をしましょう。 どこまで塗装するか明確に伝える 実際に現地調査をする段階で、外壁塗装の希望を明確に伝えることが大切です。 なぜならお客様の考える外壁と、施工店の考えている外壁が異なっていることがあるからです。 「塗れるところだけ」「見えている部分だけ」といった表現では言った言わないのトラブルになりやすいので、玄関側の1面だけでよいならこの面だけ塗装したいと明確に希望を伝えましょう。 見積では「外壁塗装工事 一式」と言って表現で見積もりをもらうことがありますが、一式にどこまでが含まれているのか明確でないためトラブルになりやすい見積の記載方法です。   外壁塗装工事の見積なら塗り達! 外壁塗装工事の見積は、工事前に算出するためあくまで概算です。 しかし基本的には現地調査で補修の有無などを確認して算出するので、金額が大きく変わることはほとんどないといえます。 工事が始まってから思ってもみなかった補修が必要になるケースもまれにはあります。 しかし初めから必要な補修を入れ細かなったり、塗装面積も適当な計算で見積もりをしていれば、工事後の請求金額は全く違った金額になるかもしれません。 できるだけ正確な見積をもらって比較検討するためにも、きちんと現地調査を行ってくれる施工店を選んで見積依頼をしてくださいね。 外壁塗装のご相談は塗り達まで!お気軽にご連絡ください。

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2025年9月9日 更新!

【重要】屋根の点検商法にご注意ください!!

2025年9月9日 公開 悪質な「屋根の点検商法」について、注意喚起が出されています。 ▶国民生活センター 「屋根工事の点検商法のトラブルが増えています」 ▶警視庁「点検商法」 ▶京都府「点検商法に気を付けて」 被害にあわないために、あらかじめ知っておきたい点をまとめました。ぜひご覧ください。 屋根の点検商法とは? 屋根の点検商法とは、ご自宅の屋根を無料で点検すると突然訪問して、屋根の状態が大変危ないのですぐの修理を!と契約を迫る悪質な訪問販売の手口です。   屋根の点検商法の手口は、 突然訪問してくる 近所で工事をしている業者だと名乗る 屋根の状態がとても危ないことを写真などを使って説明される 必要のない工事の契約をさせられる クーリングオフに必要な書類や説明をしない といっった特徴があります。 全国的にこのような点検商法の被害が拡大しており、相談件数は数年前の4倍にもなるという調査結果も。 屋根の点検商法は、以前からある「シロアリ駆除」などの手口とよく似ています。 お客様に知識がないのをいいことに、もっともらしい理由や写真を見せて不安にさせ、必要のない工事の契約を執拗に迫るというもの。 屋根の点検商法は、不安を仰ぎ、契約を迫るという悪質なものです。 高齢者のお住まいであることも多いと思います。被害にあわないために次項の回避方法をぜひ覚えておきましょう。 屋根の点検商法 被害の回避方法は? 屋根の点検商法の被害にあわないために、次の事を知っておきましょう。 今すぐ補修が必要といわれても2,3日でどうにかなってしまうことはない 「屋根が大変なことになっています!今すぐ補修しないととんでもないことに!」 と不安をあおるのが常套句の点検商法ですが、こんなこと言われても2,3日でどうにかなってしまう屋根はありません。 たまたま通りかかったという業者ならなおさらです。 確かにメンテナンスが必要な屋根の状態もあるかもしれませんが、ほかの施工店に点検を依頼したり、工事をするか検討する時間もないほど切羽詰まった状態というのはないといっていいでしょう。 たとえ台風で屋根が飛んでしまっていたとしても、不便ではありますが補修までの期間をブルーシートをかけてしのぐ例もあります。「今すぐ!」「即刻!」という言葉を信用してはいけません。 屋根の工事をしている業者に、無料で他の家の点検もする時間の余裕はない 「近所の屋根工事をしているものですが」という訪問時の言葉は信用してはいけません。 屋根工事のしている職人や施工店は、工事をしているお家以外を訪問できるほど暇ではありません。 もし実際に屋根工事をしている者が営業をかけてきているなら、そんな暇がある施工店はとても怪しいです。 屋根工事は陽があるうち、天気がよいうちにしか工事できないため、工事を行っている間はとっても忙しいのです。 他のお家を無料で点検する余裕などありません。 見せられた写真や映像は、本当にご自宅のものか疑わしい もし勢いに負けて、屋根の上に業者を上げてしまったとしたら、おそらく劣化した状態の屋根の写真や映像を見せられるはずです。 でも、その写真は本当に「いま、ご自宅の屋根を撮った写真」でしょうか? 屋根材はどこも似たような色や形をしていて、アップになった割れた屋根材の写真が自宅のものかどうかなんてわかりません。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ また、屋根材は人の重みで簡単に踏み抜いて割れてしまいます。 実際に悪徳業者が屋根に上がり踏み抜いた後に撮った写真を見せてくるケースもあるようです。 まずは、屋根に勝手に上がらせないようにしましょう。自宅に知らない人をあげて自由に歩き回らせるのと同じくらい危険です。 写真や映像を見せられても、ご自宅かどうかの真偽はわかりません。どうか鵜のみにしないで下さい。 1人で決めず「家族に相談する」 もし勢いに押され、屋根の上に業者が上がって写真を撮ってきたとしても、契約を迫られてもその場で返事をしないで、いったん帰ってもらいましょう。 単身のお住まいであっても、「家族に相談します」といって絶対にその場で契約を結ばないでください。 相談するのはご家族でもご近所の方でもご友人でもよいです。いったん冷静になって考える時間を持ちましょう。 もちろん塗り達にご相談いただいても大丈夫です。 屋根の点検は施工店に自ら依頼しましょう オレオレ詐欺や振り込め差詐欺など、悪質な手口を考える人はあの手この手で迫ってきます。 「その場で絶対返事をしない」これが最も大切です。 本当に補修を行った方がよいケースも中にはあるかもしれません。 でも訪問業者と契約する前に他の施工店の点検や見積を受ける時間は十分にあります。 屋根のことが心配になったら、ご自身で自ら点検を依頼し、施工店に屋根を見てもらうようにしましょう。 塗り達では、訪問販売や訪問営業は行っておりません。 お電話やメールをいただければ屋根の点検に伺います。 屋根の上には上がらず、ドローンを使って空中から撮影します。 屋根の状態を一緒にご確認いただけますので、踏み抜いたり他の家の映像を見せるということはありません。 屋根のことが心配になったら、いつでも塗り達にご相談ください。

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塗り達 施工事例 
2025年9月8日 更新!

屋根塗装で使うタスペーサー メリットや使えないケースも解説

2025年9月8日 公開 タスペーサーは主にスレート屋根の塗装時に使う部材の1つです。 タスペーサーを使うことにはメリットがたくさんあり、スレート屋根の塗装に欠かすことができないといえるほど。 そんなタスペーサーの特徴から、タスペーサーを使わないケースについても解説します。 タスペーサーの特徴と役割 タスペーサーはスレート屋根の隙間を確保するために塗装時に挿入する部材で、縁切り材とも呼ばれます。 手のひらに乗る大きさで、軽量で頑丈です。 役割 タスペーサーは、スレート屋根を塗装する際に、塗膜で屋根材同士がくっついてしまうことを防ぐ役割があります。 スレート屋根は少しずつ重ねながら葺かれていて、重なり合っている部分には隙間があります。 この隙間は降った雨の通り道となっていて、スレートの下に雨が溜まらないようになっています。 塗装をすると、この隙間が塗膜でふさがってしまい、スレートの下に入り込んだ雨が出られなくなってしまうため、隙間を確保する必要があります。 そこで使うのがこのタスペーサーです。 塗装時に挿入することによって隙間を確保して、雨の通り道を確保することができるのです。 タスペーサーを使うメリット タスペーサーが重宝される理由は、次の通りです。 縁切り作業の手間がない タスペーサーが使われる前までは、塗装後にカッターで塗膜を切り裂いて、隙間を確保する作業を行っていました。 この作業は「縁切り」と呼ばれるため、タスペーサーは「縁切り材」ということもあります。 屋根全体の縁切りを手作業で行うと、大きな屋根であれば1日はかかってしまいます。 タスペーサーを使えば、挿入するだけなので手間はおよそ3分の1になるともいわれます。 塗装後の縁切り作業を行う必要がなく、効率も時間短縮にもつながるため大変メリットがあります。 塗膜を傷つけない 塗装後に塗膜をカッターできるということは塗膜が傷ついてしまうということです。 せっかくきれいに塗装したのに、わざわざ傷をつけるためとってももったいないことに。 あらかじめタスペーサーを入れておけば、塗装後の美しい状態のまま引き渡すことができ、耐久面でも美観性からもメリットが大きいといえます。 タスペーサーを使わないケース 最後にタスペーサーを使わないケースをご紹介します。 それは、勾配が6寸以上あるスレート屋根の場合です。 実際にタスペーサーを販売している会社に問い合わせたところ、 急勾配のためタスペーサーが必要ない、また抜けてしまう恐れがあるため使わないことを推奨しているということでした。 ケースバイケースではありますが、縁切りを行う屋根の場合は、タスペーサーを使う方がメリットも大きいため、スレート屋根の施工の場合は確認してみるとよいでしょう。 屋根塗装のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!

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2025年9月7日 更新!

外壁塗装と一緒に施工が◎ お家のメンテナンスはまるごと行うのがおすすめな理由

2025年9月7日 公開 お家は外壁のほかにも屋根や付帯部、ベランダやバルコニーの防水工事など、様々な場所で経年劣化が起こります。 「外壁塗装の見積を取ったら、屋根や防水工事もおすすめされた」 「一緒に行うメリットはあるの?」 「一度に工事しても大丈夫?」 お家の外装のメンテナンスが必要な場所は多岐にわたりますが、一度に工事を行うとなると費用面でも心配がありますよね。しかしお家をまるごとメンテナンスすることにはメリットがたくさんあります! 今回は、外壁塗装と一緒にメンテナンスがおすすめな部位や、メリットについて解説します。 これから初めて外壁塗装や外装メンテナンスを計画されている方は是非参考になさってください。 外壁塗装と一緒に行うのがおすすめな部位・工事 外壁塗装工事と一緒に行うのがおすすめな部位や工事をご紹介します。 屋根 屋根がスレートや金属、アスファルトシングルなどの場合、塗膜が劣化しますので、塗装工事がおすすめです。 日本瓦の場合は塗装は必要ありませんが、瓦を留めている漆喰の補修をします。 default ベランダやバルコニー ベランダやバルコニー、屋上はあるお家では床面に防水施工がされていることが多いでしょう。防水層も紫外線によって経年劣化し、徐々に防水機能が薄くなるためメンテナンスの必要があります。 雨戸や樋などの付帯部 雨戸や樋、軒天、幕板、破風といった付帯部と呼ばれる部分も、様々な素材に合わせたメンテナンスが必要です。 外壁の塗装をすると、付帯部の劣化が思った以上に目立ちます。 一緒に塗装を行うことで、お家全体の美観性がアップします! #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 外壁塗装と一緒にメンテナンスがおすすめな理由 先ほど紹介した部位や工事が外壁塗装と一緒にメンテナンスするのがおすすめな理由は次の通りです。 足場組みが1回で済む 美観性がアップする メンテナンス計画が立てやすい 外壁塗装などお家まるごとメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁塗装をはじめお家回りのメンテナンスは多岐にわたります。 それぞれ別々の施工業者に任せるとやりとりも2倍、3倍と大変になってしまいます。 塗り達なら、外壁塗装・屋根塗装はじめ、屋根工事・付帯部工事・防水工事まで一括で承ることができます! お家まるごとメンテナンスは、ぜひ塗り達にご用命ください!

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2025年9月6日 更新!

防水工事の下地処理とは?行う理由や施工方法を解説

2025年9月6日 公開 防水工事を行う際には、下地となる床面の事前処理を行います。下地処理をしておくことで耐久性の高い防水工事ができます。 本記事では防水工事の下地処理について、 どんなことをするのか なぜするのか どうやって行うのか について解説します。 防水工事の下地処理 なぜ行う? 防水工事は防水層を形成し、下地に水が吸い込まれないようにすることが目的です。 この下地とは、ベランダであれば床面となりますが、コンクリートの場合や合板のような木の板を使っている場合もあります。 下地の上に防水層を作るとき凹凸があったり、穴が開いていたりすると防水層をうまく形成できなかったり、施工後に不具合が生じます。また古い防水層が残っている場合もはがしてから新たに防水層を作り密着力を高めます。 そのため、あらかじめ補修を行ってから防水工事を行います。 防水工事の下地処理 こんなことをします 防水工事の下地処理を呼ばれる作業には次のようなものがあります。 ケレン ケレンとは研磨のことで、スクレーパーや電動グラインダーやサンダーを使ってはがれた塗膜や凸凹になった下地をきれいにします。 清掃 ほうきでの清掃など、汚れを落とす作業も含まれます。 ベランダやバルコニーは屋外のため、枯葉や洗濯の糸くずなどが床にくっついていたり、砂や泥が溜まっていたりしていることが多いでしょう。   アセトン拭き ケレン(研磨)してスクレーパーなどを使って落とすほか、アセトン拭きという溶剤を使った塗膜のふき取り作業も下地処理に含まれます。 ▶アセトン拭きについて詳しくはこちらの記事をご覧下さい。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へアセトン拭きとは?目的と必要性を解説 l塗り達https://nuritatsu.com/blog/455062024年1月9日 公開この記事では、アセトン拭きについて解説しています。アセトン拭きとは、アセトン(シンナーの一種)をウェスなどに含ませてパラフィンをふき取る工程のことを言います。防水工事で表面の油膜をふき取る際に行います。アセトンの特徴アセトンは有機溶剤の1つで、油脂を溶かす性質があります。防水工事のトップコートの塗りなおし工事では、表面の塗膜を削ってアセトンでふき取りを行ってから新しいトップコートを付けます。防水工事でアセトン拭きが必要な理由FRP防水では、FRP樹脂(繊維強化プラスチック)を敷... 下地の貼り直し 防水層の劣化により雨漏りが進行して下地が痛んでいたり、勾配が正常でなくなっている場合は、下地の貼り直しなども行うことがあります。 防水工事のご相談は塗り達まで! 防水工事は、現在の状態を見極めて適切な補修や施工方法を選択する必要があります。 雨漏りしている場合は補修も含めて防水工事を計画する必要があるため、まずは現状を把握して計画的に進めていきましょう。 防水工事のご相談は塗り達まで!お気軽にご相談ください!

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2025年9月5日 更新!

屋根塗装の時期の目安は?塗料の耐久性や劣化症状のサイン

2025年9月5日 公開 屋根のメンテナンスとして塗装工事を行うべき時期の目安を知っていますか? 屋根は地上からはみえにくいため、傷んでいてもわかりづらい箇所です。 今回は屋根塗装の目安となる時期について、塗料の耐久性や劣化症状から解説します。 屋根塗装の時期の目安は築後10年 塗装工事が必要な屋根材は、およそ10年経ったら一度メンテナンスを考える必要があります。 塗装工事が必要な屋根材は、日本瓦以外のスレートや、金属屋根、アスファルトシングル等です。 戸建て住宅に多いスレート屋根は、およそ10年で表面の塗膜がはがれて劣化してきます。 これは使われている塗料の耐久性がおよそ10年のものだからですが、もっと耐久性の高い屋根材の場合10年では早すぎることもあります。 しかし、まだ大丈夫と放置していると、どんどん劣化が進み、塗装できないほど傷んでしまっていた、雨漏りしていたりすることもあります。 屋根の状態を把握しておくためにも、10年に一度は屋根点検を行うようにしましょう。 屋根の劣化症状 屋根点検の結果、次のような劣化症状が見られたら塗装時期のサインです。 塗膜の退色 屋根の表面の塗膜が劣化すると、色落ち(退色)が見られます。塗膜がかなり薄くなっていて、雨をはじくことができなくなっているので、雨が降ると色が濃くなり元に戻ったように見えます。 しかし屋根の表面ではじかれるはずの雨水が屋根材にしみこんでしまっているだけなので、塗膜をつけなおす工事が必要になります。 屋根材の割れ・欠け 塗膜が劣化して雨を吸い込み始めると、だんだんと屋根材自体がもろくなってきます。ちょっとした衝撃で割れたりかけたりするため、割れている部分が残っているうちに補修の上塗装を行います。   サビの発生 金属屋根の場合、塗膜の劣化によって金属がむき出しの状態になり、空気や水と触れ合ってサビを発生させます。 金属のサビは穴あきなど重大な損傷につながるため、錆止め塗装の上塗装工事を行います。 使用している塗料による耐久性の違い 前項で屋根の塗装は築後10年で一度点検するべきとお伝えしました。 一度塗装工事を行ったあとのメンテナンスについては、使用した塗料の耐久性が大きくかかわってきます。 例えば、 シリコン塗料:8~10年 フッ素塗料:10~13年 無機塗料:13~15年 とグレードによって耐久年数が異なります。 シリコンを使用して塗装工事をした場合、次回のメンテナンス目安は8~10年後ということになりますので、忘れず点検を行いましょう。 塗装時期がまだでも異変に気づいたら早期補修を 使用する塗料によっても耐久性は異なりますが、あくまで目安です。 「無機塗料を使ったから15年は持つ」とはいっても、台風や偶発的な損害で屋根にダメージが起こることもあります。 そのような場合は、耐久年数を待たず点検と早期補修を行いましょう。 塗り達では屋根の無料点検を実施中!ドローンで細部まで点検し、お客様ご自身にも屋根の状態を写真や映像でご確認いただけます。 屋根のメンテナンスなら塗り達にご相談ください!

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2025年9月4日 更新!

せまい敷地で外壁塗装はできる?足場が立てられない場合は?

2025年9月4日 公開 外壁塗装の足場を設置したいけど、お隣との距離が近すぎて建てる場所がない・・・ 自分の家の敷地が狭くて足場を立てるのが難しそう・・・ 狭小地の住宅ではしばしばお隣の外壁と距離が近いということがあります。 そんな場合でも外壁塗装はできるのでしょうか? 今回は足場が立てられない場合について、いくつかのケースをご紹介します。 外壁塗装の足場設置にはどれくらいの広さが必要? そもそも足場の設置にはどれくらいの広さが必要なのでしょうか? 基本的に足場の設置には外壁とお隣の外壁の間に約70cmの距離が必要とされています。 足場は支柱で足場の踏み板を支えます。 そのため、一般的なビケ足場の踏み板の横幅が40cmほど、それに柱の幅を加味すると、およそ70cmあれば足場は組める計算になります。 外壁塗装の足場が立てられない場合の対処法 では、足場が立てられない場合の対処法について、ケース別にご紹介します。 自分の家の敷地には足場が立てられない ご自分の家の敷地で足場を立てるのが難しい場合は、お隣の敷地に足場を設置させていただく方法が1つあります。 外壁から敷地の境まで30cm未満の場合は、お隣の敷地に設置させていただけるようご相談をします。 足場は建てられるが、作業スペースが確保できない 足場はご自分の敷地ギリギリに建てて、空中で作業スペースだけ隣家の敷地を越境する方法を、「空中越境」と言います。 空中越境の場合も必ず隣家の方の許可が必要になります。 隣の家の外壁と接している 外壁を共有しているわけではないが、ほぼ接している場合もあります。 そのようなケースでは、隣家の建て替え時期を狙って塗装工事を行うこともあります。 こちらの施工事例では、隣家が建て直しのために解体を行って新しい住宅が建つまでの期間に、接していた外壁面の塗装を行いました。 接していた外壁面のため窓がなく一面すべてを塗装しました。 狭小地の外壁塗装のポイント 狭小地の外壁塗装を行う場合、隣家に許可をもらったり、建て替え時期に行うためにピンポイントで工事日程を決めなければいけなかったりと、足場の設置に制約がない住宅に比べると、いろいろと大変な面もあります。 狭小地の外壁塗装を行う場合の1つのポイントは、「できるだけ長持ちする塗料を使う」ことです。 例えばシリコン塗料の耐久年数10年に対し、無機塗料であれば倍以上の22年の耐久年数があります。 予算との兼ね合いもありますが、足場の設置がなかなか難しいケースの場合は、また10年後に塗装しなければいけないシリコンよりも、20年くらいは再塗装しなくてよい無機塗料を選ぶ方が安心かもしれません。 狭小地の外壁塗装もお任せください! 足場の設置が難しいケースでも、様々な方法でできるだけ対応します。 もし足場の設置が難しそうと思ったら、まずは下記までご相談ください。        

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防水工事
2025年9月3日 更新!

一軒家の防水工事 費用相場はいくら?施工方法による違いも解説

2025年9月3日 公開 一軒家はマンション等の集合住宅とは違い、外壁塗装や防水工事のメンテナンスも、すべて自分で手配する必要があります。 そこで気になるのが、費用ですよね。 防水工事はベランダやバルコニーがある住宅であれば、外壁塗装と同じくメンテナンスが必要になります。 今回は一軒家の防水工事について、施工方法別の費用相場をご紹介します。 一軒家の防水工事 施工方法と費用相場 一軒家の防水工事には、次のような方法があります。それぞれの費用相場と一緒に特徴を解説します。 ウレタン塗膜防水 液状ウレタンを使って防水層を作る方法です。塗装のように塗っていくので、シームレスな防水層を作ることができ、複雑な形状や狭い場所でも施工しやすい方法です。 下地に直接施工する密着工法と、雨漏りで下地からの水蒸気を逃がす必要がある場合に施工する通気緩衝工法があります。 費用相場は、4,000~7,000円/㎡で、一般的な大きさの一軒家のバルコニーを施工の場合は20万円前後が費用相場となっています。 下地処理や雨漏り補修があれば費用が高くなる傾向にあります。詳しい金額については見積をご依頼ください。 FRP防水 ガラス繊維強化プラスチックを使って防水層を作る方法です。軽量で強靭な防水層が作れます。新築の戸建て住宅でよく採用される防水工事の方法です。 施工費用は、5,000~8,000円/㎡、一般的な一軒家の大きさでFRP防水を行うと、25万円~30万円前後の費用相場となっています。 シート防水   アスファルト防水 アスファルトを使った防水工事は、最も古くから使われている方法です。耐久性が抜群で高層ビルやマンションなど頻繁にメンテナンスができない場所でも使われます。戸建て住宅は木造住宅が多いので、重量による負荷が大きすぎるためあまり施工されることはありません。まれに鉄筋造の一軒家で屋上防水などに採用されることがあります。 費用は6,500~8,500円/㎡ と他の施工方法に比べると高めですが、その分耐久性はよい方法です。 一軒家の防水工事は20万円前後~ 一軒家の防水工事は20万円前後~が相場となっています。 ベランダやバルコニーの面積、またその数、雨漏りの有無や下地処理が必要かどうかによっても費用が異なりますので、個別の金額についてはぜひ見積依頼をしてくださいね。

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2025年9月2日 更新!

雨漏りでのリフォームは火災保険が適用できる?適用できないケースや注意点を解説

2025年9月2日 公開 雨漏りは木造住宅にとっては大変な脅威です。躯体を弱らせ、お家の耐久性に影響を与えます。 もし雨漏りが起こってリフォームを行うとなった場合、火災保険は適用されるのでしょうか? 今回は雨漏りによるリフォーム工事で火災保険が適用されるケースや注意点について解説します。 雨漏りによるリフォームで火災保険が適用されるケースとは 火災保険とは、建物や家財の損害について保証する保険です。 「損害を被った原因が火災である」ケースのほかに、 風災 雹(ひょう)災 雪災 等が原因の損害についても保証されます。 雨漏りという損害の原因が、火災保険の補償範囲内であれば火災保険を適用してリフォームすることが可能です。 例えば、火災保険が適用できる雨漏りとしては 台風で屋根が飛ばされ、雨漏りが発生した 雹で屋根に穴が開き、雨漏りした 等のケースがあるでしょう。 逆に、施工不良やメンテナンス不足といった自然災害以外の原因で雨漏りが発生した場合の補修については火災保険は適用できません。 ※火災保険については個別の契約で補償範囲が異なります。必ずご契約内容をご確認ください。 雨漏り補修のリフォームで火災保険を適用する場合の注意点 火災保険は火災のほかに風災や雹災など自然災害による損害が補償の対象となっています。 しかし、火災保険が適用できるかどうかを決めるのは保険会社なので、いくら 「この前の台風の強風で屋根が飛ばされたから雨漏りした」と主張しても、 「この前の台風の前からかなり劣化していた。そのため台風が来ていなくても雨漏りしていた」と判断されてしまうと火災保険は適用できなくなってしまいます。 経年劣化による雨漏りでリフォームを行ったばあいは火災保険の適用外となるので、日ごろからメンテナンスは欠かさないようにしましょう。 またたとえ補償対象のリフォームであっても、事後報告では火災保険を適用できないケースが多いでしょう。工事前に保険会社に連絡する必要があるため、雨漏り補修でリフォームする場合は必ず施工店に「火災保険を使うことを考えている」旨を伝えるようにしましょう。 雨漏り補修なら塗り達にお任せください! 雨漏り補修のリフォームで火災保険を適用する場合は、保険会社と施工店、お客様の3者で連携して工事を進める必要があります。補修を前提とした火災保険適用のための資料作成なども、塗り達にご相談ください。    

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