屋根塗装の塗料 種類別の特徴やメリットを紹介
2025年11月25日 公開
屋根塗装に使える塗料、種類の豊富さに戸惑ってしまうかもしれません。
屋根塗装は、屋根の塗膜を新しくし、屋根全体やお家の耐久性を高めてくれますので、上手に選んでメンテナンスをしたいですよね。

今回は屋根塗装の塗料について、その種類や各塗料の特徴・メリットをご紹介します。
屋根塗装の塗料
塗料には種類の分け方にいくつかの方法があります。ここでは成分での分類別に塗料の特徴やメリットをご紹介します。
ウレタン塗料
最も手軽で安価な屋根塗装塗料。DIYでは扱いやすく種類も豊富。屋根塗装を専門とする施工店ではあまり使用されない。
シリコン塗料
屋根塗装ではポピュラーな塗料。各メーカーから販売されている種類も豊富。価格と耐久性のバランスがよい。
フッ素塗料
色褪せに強く、太陽光の影響を受けやすい屋根での使用に向いている。シリコンより費用は高くなるが耐久性が高くメンテナンス頻度を減らしたい方におススメ。
無機塗料
鉱物などの無機物が配合された塗料。無機塗料と名前がついていても、無機物のみで構成されているわけではなく耐久年数は塗料によって幅がある。価格が高く初期費用は掛かるがおよそ20年以上もつため、メンテナンス頻度を極限まで抑えたい方にはおすすめ。
| 屋根塗装 | 耐用年数 | 特徴 | メリット |
| ウレタン塗料 | 7~10年 | 光沢のある仕上がり | 安価 |
| シリコン塗料 | 10~12年 | 耐熱性・防汚性がある 種類が豊富 | コスパがよい |
| フッ素塗料 | 13~15年 | 色褪せに強い 耐熱性・防汚性・防カビ性・防藻性が高い | シリコンより耐久性がある メンテナンス頻度を減らせる |
| 無機塗料 | 20年以上 | 耐久性・耐熱性が非常に高い | 塗膜の耐久性が非常に長く、メンテナンス頻度を減らせる |
屋根塗装 そのほかの分類
成分別の分類のほか、希釈剤やプラスアルファの機能によって名前を付けて分類する方法もあります。
水性塗料と油性塗料
塗料は屋根に塗る際に塗りやすいように希釈(薄める)して使います。
塗料を希釈(薄める)際に、水を使うものが水性塗料、シンナー(溶剤)を使うものが油性塗料です。
塗料は屋根に塗布され、乾燥によって水分または溶剤が抜けることで密着し塗膜となります。
水性塗料よりも油性塗料のほうが性能がよい時代もありましたが、最近は耐久性の高い水性塗料もたくさん出てきています。水性塗料は油性塗料に独特のシンナー臭がないことから、環境面や人への健康面で人気が高まっている塗料です。
油性塗料の上から水性塗料を塗ってもはじいてしまい上手く密着しません。そのため、下地や前回の塗料との相性で選ぶ必要があります。
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遮熱塗料
シリコン塗料やフッ素塗料をベースに、遮熱効果を加えたものが遮熱塗料と呼ばれるものです。
遮熱塗料は太陽光を高反射し、屋根表面の温度上昇を抑えてくれる効果があります。
熱によるダメージや、室内温度の上昇を抑制する効果が期待でき、外壁よりも屋根で使う方が多いです。
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屋根の塗料選びは塗り達にお任せください!
屋根塗装の見積を依頼すると、塗料別にたくさんの見積を見ることになるかもしれません。
塗料の大まかな特徴や耐久年数を知っていると、見積が見やすくなり選びやすくなります。
とはいっても、やはり種類や特徴が多く、どうえらべばいいのかわからない・・・という方は塗り達にお任せ下さい!
屋根の状態やライフプラン、ご予算に合わせてご提案させていただきますので、ぜひお客様のご希望をお聞かせください。
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