防水工事は何年ごとに行う?状態を知るための定期点検の時期も解説
2025年12月8日 公開
防水工事の耐久性は、雨漏りの直結するため、破損や経年劣化を見逃さないようにすることが大切です。

雨漏りや大規模修繕が必要になる前にメンテナンス工事をするためにも、定期的な点検・チェックが不可欠です。
今回は、防水工事のメンテナンスについて、点検や工事を行う時期の目安を解説します。
防水工事のメンテナンスは5~10年に一度
防水工事のメンテナンスは、5~10年に一度、最低でも10年で1回は行うべきとされています。
防水工事にはいくつかの施工方法があり、耐用年数も異なります。
- 塗膜防水:耐久年数はおよそ10~15年 トップコートの塗り替えは、5~7年ごとが推奨年数です。
- FRP:耐久年数はおよそ10年 トップコートの塗り替えは、5~7年ごとがおすすめ
- シート防水:耐久年数はおよそ10~15年
となっています。
▶防水工事の耐用年数について、さらに詳しくはこちら
お住まいの防水工事がどんな種類の方法なのか、シート防水であれば、シートの素材によっても耐久年数が異なります。
よくわからないという方は、ご相談ください。
防水工事の点検は5年に一度が理想
防水工事が劣化すると雨漏りに直結します。
雨漏りしてから補修となると、防水工事のメンテナンスだけでなく、防水層の下の野地板や躯体の補修と、メンテナンスが必要な箇所がどんどん増え、費用も掛かってしまいます。

そのため、耐用年数まで何もせずにいるのではなく、できれば5年に一度くらいは、防水工事の点検ができる業者による定期点検を実施しましょう。
その段階でメンテナンスをした方がいいとなれば工事をし、まだ様子を見ても大丈夫であれば、何年後かにメンテナンスをするつもりで計画しておきましょう。
いずれにしても雨漏り前にメンテナンスを行うことがとっても重要です。
時期が来ていなくても異常を見つけたら早期点検・補修を
5年や10年に一度といっても、それは絶対ではありません。
何らかの原因でもっと早く防水工事のメンテナンスが必要になることもあります。
- 防水の床がめくれている、はがれている
- 水たまりがいつもできている
- 排水がうまくいかない
- カビやコケが生えている
- 亀裂がある
これらの症状は防水工事の異常を知らせるサインです。
正常に機能している防水工事では、水たまりができたりカビやコケが床に生えることはありません。
まためくれやはがれが生じている場合、すでに雨漏りが発生している可能性もあります。
メンテナンス時期が来ていないからと放置せず、異常があれば点検・補修を依頼しましょう。
防水工事のメンテナンス・点検も塗り達にお任せ!
防水工事は定期的な点検で、大規模修繕に至る前に補修が可能になります。
まだ一度も点検したことがない、実は結構前から床に水たまりができている
など、お気づきのことやお困りごとがあればお気軽にご相談ください。















