防水工事に火災保険は適用される?申請前に知っておきたいポイント
2026年5月14日 公開
「防水工事に火災保険は使えるの?」「ベランダや屋上の防水工事に保険が適用されるケースって?」
防水工事を行う際に、火災保険が使えるのか疑問を持つ方は少なくありません。
今回は、防水工事に火災保険が適用される条件や注意点について、施工業者の視点からわかりやすく解説します。
火災保険は雨漏りすべてに適用されるわけではない
火災保険の補償対象は「自然災害による突発的な損害」です。
そのため、防水工事を行う理由が経年劣化であったり、施工不良で水が回っていた場合などは原則として火災保険の適用外になります。
一方で、以下のような場合には保険が適用される可能性があります。
台風や暴風雨で屋上の防水層が破損した
雪やひょうでベランダに穴があき、雨漏りした
落下物などにより防水層や排水口が損傷した
火災保険の補償範囲はご自身の契約を必ずご確認ください。
防水工事で火災保険が適用される流れ
火災保険を使って防水工事を行う場合の一般的な流れは以下の通りです。
被害箇所の確認・写真撮影
専門業者が雨漏りの状況や外部からの損傷を調査し、記録を残します。火災保険会社への連絡・申請
加入している保険会社に申請を行い、必要書類を提出します。保険会社の鑑定人による調査
現地調査が行われ、保険金支払いの可否や金額が決まります。保険金支払い後、補修工事を実施
補償内容に応じて、防水工事の内容を調整し施工します。
注意点として、補償されるのはあくまで被災部分の原状回復分であり、すべての防水工事費が保険でまかなえるわけではありません。
また保険が適用できるかどうか判断するのは保険会社になります。施工店の診断書をもとに確認はしてもらえますが、あくまで最終的な判断は保険会社になりますので、注意しましょう。
保険申請の前に施工業者へ相談を
防水工事業者は、雨漏りや劣化の調査の専門に行っているため、保険会社へ提出する写真や劣化状況の診断書などを作成します。
火災保険の申請自体はご自身または保険代理店を通じて行う必要がありますが、業者による調査報告書や写真がスムーズな申請につながることも多いです。
自然災害による被害なら火災保険適用の可能性あり
防水工事に火災保険を使えるかどうかは、「災害による被害かどうか」が判断の基準になります。
経年劣化は補償されませんが、自然災害や事故が原因で防水層が破損した場合は申請の対象となる可能性があります。
火災保険の細かい条件は保険会社によって異なるため、まずは防水工事の施工店に現地調査を依頼し、結果をもって保険会社に相談してみましょう。
防水工事のご相談や劣化診断は塗り達までご連絡ください。









