シート防水の特徴とは?耐久性や施工の注意点も解説
2026年1月3日 公開
シート防水は、防水工事の中でも耐久性が高く信頼できる工法です。
他の防水工事にはない特徴もあり、上手に選べば高い防水性能が期待できます。
今回はシート防水について、特徴や耐久性、施工の注意点などを解説します。
目次
シート防水とは
シート防水とは、あらかじめ作られた防水性のあるシートを床面など下地と一体化させることによって、水の侵入を防ぐ防水工事です。防水層をシートで作るためシート防水と呼ばれます。
耐久性
シート防水の耐久性は、10~18年ほどで防水工事の中でも比較的耐久年数が長い工法です。
後述する施工に使うシートの種類によって耐久年数が異なります。
その他の防水工事との違い
防水工事にはシート防水のほかに、塗膜防水やFRP防水があります。
塗膜防水は、液状ウレタンを塗装し硬化させることで防水層を作る方法です。FRP防水はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使って防水層を作ります。防水層の作り方にいろいろな種類があり、使う材料によって分類しています。
2つの工法について、詳しくは下記の記事もご覧ください。
▶ウレタン塗膜防水
▶FRP防水
シート防水はこんな場所におすすめ
シート防水は、長尺のシートを下地に敷設して施工します。
そのため、広くて四角い場所の施工に向いています。

屋上や陸屋根、ルーフバルコニーなどの防水工事にはシート防水がおすすめです。
シート防水に使うシートの種類
シート防水に使われるシートにはいくつかの種類があります。特徴や耐久性とともに確認しておきましょう。
塩ビシート防水
現在最もよく使われる塩ビシート防水は
・柔軟で施工しやすい
・カラーバリエーションあり
・紫外線・熱に強い
等の特徴があり、耐久年数は10~20年。
費用は比較的かかりますが、品質の高いシートでコスパのよい方法です。
ゴムシート防水
塩ビシート防水より安価で施工できるゴムシート防水は、
・伸縮性が高く建物の動きに追従
・軽量
・接着剤で施工するため下地を選ばない
等の特徴があり、耐久年数10~12年くらいとなっています。
加硫ゴムシート防水
ゴムシートを改良した加硫ゴムシートを使った防水工事は
・ゴムシートよりさらに強靭
・耐候性・耐薬品性に優れる
等の特徴があり、耐久年数は10~15年くらいとなっています。
ビルやマンションなど大きな建物に向いています。
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シート防水の施工方法
シート防水の施工方法には、密着工法と機械的固定工法があります。
密着工法
下地に直接シートを貼る方法です。材料が少なく手間もかからないため、短期間で工事が完了します。
機械的固定工法
シートと下地の間に通気緩衝材を入れ、ディスクを使って固定する方法です。亀裂や振動があってもシートに影響が少ないですが、人の出入りがある場所には不向きです。
下地からの湿気を逃がすことができるため、雨漏りしている場所でも施工できます。

防水工事なら塗り達にご相談ください
シート防水の特徴を解説しました。
防水工事は施工場所や状態によって適切な工事方法が異なります。ご自宅の防水工事をお考えなら塗り達にご相談ください!施工場所の状態を確認し、最適な施工方法をご提案いたします。














