塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

外壁・屋根材の記事一覧

2025年10月30日 更新!

外壁の隙間は塗装で埋める?サイディングボードの施工について

2025年10月30日 公開 サイディングボードはデザインが豊富で人気のある外壁材です。 決まった大きさのボードを貼り合わせて施工するので、ボードとボードの間には隙間があり目地はシーリング材で埋めています。 このボードの隙間の縦のラインと、もう1つ横のライン隙間があるのをご存知ですか? 実は、横ラインの細い隙間は、塗装では埋めない、開けたままにしておくべき隙間なんです。 隙間を塗装しない理由 サイディングボードは気密性が高く隙間を埋めてしまうと、通気が取れなくなり内部で湿気が溜まります。 内側に湿気が溜まり続けると、雨漏りしているような湿度の高い状態になり、塗膜が内側からはがれたり、外壁材が膨張して浮いてきてしまったりする原因になります。 塗り忘れているようにもみえるこの隙間は、実はあけておいて正解な隙間なんです。 また構造上、この隙間からは雨が入り込まないようになっていますのでご安心ください。 シーリングを打っている縦のラインは幅が広く、劣化で隙間生じたままになると雨漏りの原因となりますのでメンテンナンスが必要です。 サイディングボードの塗装工事なら塗り達にお任せ下さい!      

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塗り達 施工事例
2025年10月25日 更新!

外壁のひび割れに強い?弾性塗料の特徴やメリットを解説

2025年10月25日 公開 弾性塗料という塗料を知っていますか? 弾性とは「弾力性がある」と言い換えることができ、弾性塗料とは伸縮することができる塗料です。 弾性塗料の特徴を知って上手に使えば、たくさんのメリットがあります。 今回は弾性塗料の特徴やメリットを解説します。 弾性塗料の特徴とメリット 弾性塗料は伸縮性のある塗料で、ひび割れに強い塗料です。 汎用の塗料は塗膜が硬く、弾性はありません。そのため下地にひび割れが起こったときには密着している塗膜ごとひび割れてしまいます。 モルタルの外壁はひび割れ(クラック)が起きやすいという特徴があります。 汎用の塗料で塗装を行うと、クラックができたときに塗膜に覆われていても、できた隙間によって水が入り込み雨漏りの原因となってしまいます。 弾性塗料を使うと、ひび割れに追従し雨漏りを防ぐことができるのです。 弾性塗料を使う際の注意点 弾性塗料はモルタル外壁に最適な塗料です。 しかしサイディングに使う場合には注意が必要です。 サイディングはモルタルより蓄熱性が高く外壁自体が熱くなりやすくなっています。その熱によって弾性塗料が柔らかくなりやすくなり、膨れやはがれの原因となります。 弾性塗料はクラックに追従し雨漏りを防いでくれる優秀な塗料ですが、万能ではないため注意しましょう。 外壁に最適な塗料の選定は、プロの施工店にお任せ 外壁の材質や下地の状態に合わせて最適な塗料を使うことは、外壁塗装の耐久性をアップさせるためにの第一歩です。 塗料の選定やご提案は、たくさんある塗料の特徴や使用方法を熟知しているプロの施工店にぜひお任せください! 外壁塗装・塗料の事なら塗り達まで!    

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2025年10月24日 更新!

金属屋根のサビ・腐食は屋根工事でメンテナンス!施工事例を紹介

2025年10月24日 公開 金属の劣化症状の1つにサビがあります。 サビは金属の腐食とも呼ばれ、進行すると穴あきなど重大な損傷となって雨漏りの原因ともなります。 金属屋根でサビや穴あきが発生してしまった場合は、葺き替え工事など屋根工事が適切です。 こちらは、下屋根の板金屋根部分です。 劣化が進行し雨漏りも発生していました。 庇ではなく、屋根の下に作業スペースがあり雨漏りに困っておられたため葺き替え工事を行うことになりました。 板金を外した状態です。下地の木材も腐食しており、かなり長い時間水にさらされていたことがわかります。 このまま屋根材だけ取り換えても、耐久性は保証できないため、下地を貼るところからスタートします。 下地を貼ったら、防水性のあるルーフィングシートを貼ります。金属屋根でもスレートでも、雨漏りから屋根やお家を守っているのはこのルーフィングシートなのです。 ルーフィングシートの上から、新しい板金屋根を葺きます。 外壁との取り合い(接合部分)もしっかりと処置し、雨漏り補修プラス屋根のメンテナンス工事を行うことができました。 大屋根だけではなく、下屋根や庇など、一部分の屋根工事も対応可能です。 屋根のことならどんなことでも塗り達にご相談ください!

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2025年10月23日 更新!

陸屋根は雨漏りしやすい?その理由と対策 補修方法も解説!

2025年10月23日 公開 陸屋根のお家は雨漏りが多いことを知っていますか? 陸屋根は住宅やビル、工場などいろいろな建物で採用されています。一般的な三角形との大きな違いは勾配がないことですが、どうして雨漏りしやすのでしょうか? 今回は陸屋根が雨漏りしやすい理由や対策・補修方法を解説します。 陸屋根とは 陸屋根とは、勾配がほとんどない平らな屋根の事で、平屋根とも呼ばれます。 屋上やバルコニーのように使ったり、室内の空間も無駄なく広く使えるため人気があります。 また屋根がないため下からの風の影響が少なく、台風などの強い形状とされています。 陸屋根が雨漏りしやすい原因 陸屋根が雨漏りしやすい原因は、特徴でもある「勾配が少ないこと」です。 切妻屋根などいわゆる三角屋根は頂点から軒へ向かって勾配があり、降った雨は自然と地面へ流れていきます。 これに対し、陸屋根の場合は勾配がほとんどないため降った雨がとどまりやすく、劣化した防水層やシーリングの隙間から雨漏りが起こりやすくなっているのです。 陸屋根の雨漏り対策と補修方法 陸屋根の雨漏り対策と補修方法についてみていきましょう。 経年劣化したらメンテナンス 陸屋根がある場合、通常は防水施工がしてあります。 しかし、紫外線に弱い防水層は経年劣化で防水機能が低下しやすいため、メンテナンスを行う必要があります。 元々防水工事がされていない また一昔前の陸屋根では、コンクリートで仕上げられて防水工事を行っていないこともあります。コンクリートはひび割れしやすく、現在では防水工事を行ったような防水機能はほとんどないことが知られています。 すでに雨漏りしている場合は、通気緩衝工法など下地の湿気を逃がすことができる方法での防水工事を行います。 シーリングの劣化 目地のシーリング材も劣化によってはがれや破談が生じると、隙間から雨が入り込みやすくなっていますので、打ち直しなどを行う必要があります。 排水の詰まり 陸屋根にも全く勾配がないわけではなく、排水のため少し勾配がついています。勾配を利用して一か所に集められた水は排水(ドレン)を通じて排水されますがドレンが詰まっていると長時間水が陸屋根の床にたまり、コケやカビの発生によって劣化が進行してしまいます。 こまめに清掃し詰まりをなくすほか、防水工事のメンテナンスをする際にはドレンの改修も一緒に行いましょう。 陸屋根の防水工事のご相談は塗り達まで! 陸屋根の雨漏り原因や対策について解説しました。 防水工事を行う際には、下地の状態を見極めて適切な方法で施工する必要があります。 陸屋根の防水工事屋メンテナンスのご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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2025年10月22日 更新!

寒い季節の外壁塗装はできる?施工の注意点を解説!

2025年10月22日 公開 そろそろ11月が近づき、朝晩にヒヤッとした空気を感じることも増えてきました。 寒い季節の外壁塗装について、「冬は工事しない方がいいって聞いた」「工事はできないんでしょ?」といったお問い合わせをいただくことがあります。 外壁塗装工事には工事ができる条件などが決まっています。今回は寒い季節の外壁塗装工事について解説します。 寒い季節の外壁塗装工事は気温5度以上が必要 外壁塗装工事の施工には、気温5度以上が必要です。 塗装工事では、液体状の塗料を使って塗装を行います。塗料は乾燥する過程で下地に密着し耐久性を発揮しますので、乾燥のためにはある程度の外気温が必要になるのです。 国土交通省の公共建築工事標準仕様書では、安全や品質確保のための施工の条件や基準を定めており、その中に塗装工事に関する記載もあります。 国土交通省 公共建築工事標準仕様書 より抜粋 18.1.6 施工管理 (1) 気温が5℃以下、湿度が 85%以上、結露等で塗料の乾燥に不適当な場合は、塗装を行わない。 ただし、採暖、換気等を適切に行う場合は、この限りでない。 (2) 外部の塗装は、降雨のおそれのある場合又は強風時は、原則として、行わない。 (出典 国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 一般の戸建て住宅は公共建築には該当しませんが、塗装工事を行う場合は上記の施工条件を守って作業するのが基本となっています。 抜粋にあるように、 気温5度以下 湿度85%以上 結露 降雨 の場合は、塗料の乾燥に影響が出るため工事を行いません 冬の場合、気温のほかに湿度や結露などにも注意を払っておく必要がありますが、天気が良く気温も5度以上あれば寒い季節でも外壁塗装工事は可能です。 また冬でも夏でも、雨が降っているときや雨の直後で湿度が高いときなども、工事を行いません。 寒い季節にかぎらず、工期が天候に左右される 外壁塗装工事は屋外に工事のため、気温や天候に影響を受けやすい工事です。 そのため、天候によっては工期が大幅に伸びてしまうケースがあることを知っておきましょう。 京都や京都近郊でも寒い季節は氷点下を下回る日が続いたり、結露が発生する期間が長く続くことがあります。 施工品質を守るために、塗料の乾燥に影響がでる天候の場合は作業ができないため、寒い季節の工事は地域により工期が伸びることを考慮して工事の計画を入れましょう。  

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2025年10月21日 更新!

屋根塗装でできる水ぶくれの原因とは?

2025年10月21日 公開 塗装工事では、施工の手順やルールに気を付けて行うことが大切です。 知識不足や手抜き工事のため、施工不良になることもあるからです。 今回は屋根塗装後にできる水ぶくれについて、原因や対処法を解説します。 屋根塗装で水ぶくれができる原因 塗装工事後に水ぶくれのようなものができることがあります。 実は施工不良のケースも多く、施工方法やルールを順守することで回避できます。 施工不良を含め、水ぶくれができる原因には次のようなことが考えられます。 下地に水分蒸発によるもの 屋根材が水分を含んでいる状態で塗装をすると、密閉した状態となり、下地の水分が蒸発する際に塗膜を押しあげて水ぶくれのようになることがあります。 乾燥時間の不足 下地の含まれる水分のほか、下塗りや中塗りなど塗装工程の途中で十分に乾燥できていない場合、塗料の水分が抜けられず水ぶくれを起こすことがあります。 塗料の取り扱いに不備があった 塗料は使う前に希釈(薄めて)します。 希釈率を誤ってしまった場合、施工不良となり水ぶくれの原因となることがあります。 また雨の日や湿気の多い日に塗装してしまった場合、塗料に余分な水分が混ざり水ぶくれとなってしまうケースがあります。 水ぶくれができてしまったら もし水ぶくれを発見したら、どうすればよいでしょうか? 塗装直後(1、2年)で水ぶくれが発生してしまったら、施工不良が考えられます。 塗膜に閉じ込められた水分や空気を抜いて、補修を行う必要があるためまずは施工店に連絡しましょう。    

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2025年10月19日 更新!

屋根塗装は不要って本当?その理由や真偽とは?

2025年10月19日 公開 屋根の塗装工事はメンテナンス方法としておすすめですが、「屋根塗装が不要」といわれるケースがあります。 果たして本当なのでしょうか? 屋根塗装が不要といわれる理由や、その真偽について解説します。 屋根塗装が不要といわれる理由 屋根塗装が不要といわれる理由には、次のようなものがあります。 「塗装が不要」な屋根材もある 塗装工事とは、塗膜を新しくつけなおす作業を行います。 そのため、元々塗膜がない屋根材では「塗装が不要」といわれます。 塗膜がない屋根材とは、日本瓦など釉薬がかけられた陶器の瓦です。 お茶碗などと同様に、塗装されているわけではないので塗膜の劣化がなく塗装が不要なのです。 塗装できないほど傷んでいる 先ほど出てきたように、塗膜をつけなおす作業を行い屋根材を保護することが目的で塗装工事を行いますが、「塗装は不要」なほど屋根材自体が痛んでしまっているケースがあります。 塗膜の劣化を放置していると、屋根材の劣化が進行し、欠けや割れなど塗膜を付けても意味がないほど傷んでしまうのです。 塗装ができない屋根材である スレートの中には、塗装ができない屋根材が存在します。 初期のノンアスベストスレートと呼ばれる屋根材は、塗装工事によってさらに傷みが増すため、塗装が不要(塗装できない)屋根材として知られています。 ▶詳しくはこちらの記事をご覧ください 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ塗装NGの屋根材がある? 塗ってはいけない屋根材について l塗り達https://nuritatsu.com/blog/497982024年10月12日 公開屋根塗装は、塗料で塗膜を付け屋根材を保護するメンテナンス工事です。しかし、屋根塗装を行えない屋根材があるのをご存知ですか?屋根材すべてが塗装ができるわけではないのが現状です。今回は塗装NGの屋根材についてお伝えします。塗装ができない屋根材今回取り上げる塗装ができない屋根材とは、「本来ならメンテナンスとして塗装が有効だが、塗装ができないほど劣化がひどい、塗装によってもっと状態がひどくなる屋根材」を指します。塗装工事は塗料を新しくつけなおすことで新しい塗膜になり、屋根材... 「塗装は不要」は屋根材により本当のことといえる 屋根塗装が不要かどうかの判断は、難しいケースがあります。 特に劣化状態やノンアスベストスレートかどうかの判別は、施工店でも念入りに調査し判断しますので、難しいケースが多いでしょう。 今回ご紹介した以外のスレートや金属屋根、アスファルトシングル、モニエルなどの屋根材は、10年目くらいからメンテナンスが必要です。 「塗装が不要ときたけどうちはどうかな?」 そんなときは屋根塗装の施工店にご相談ください。 塗り達は、屋根の点検・メンテナンスのご相談・見積・施工提案など幅広く承っております。 お気軽にご連絡ください!    

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2025年10月16日 更新!

こんな外壁塗装をする施工店には注意! 上手い・下手の見分け方

2025年10月16日 公開 外壁塗装工事は衣料品店で洋服を買うのとは違い、完成した商品を買うわけではないので、契約前に施工店の良し悪しを判断しづらいのが難点です。 塗装工事にも技能士資格があり、職人の腕の良し悪しはもちろんありますが、プラスして「この店は上手だなぁ」と感じることもあります。 今回は外壁塗装工事の施工店選びに役立つ上手い・下手の見分け方についてご紹介します。 外壁塗装工事の上手い・下手を見分けるポイント 外壁塗装工事は、足場の組み立てから始まって高圧洗浄・下塗り・上塗りとたくさんの工程を経て完成します。 技術はもちろんですが、次のようなポイントに気を付けて施工店選びをすると、質の高い工事が期待できます。 報・連・相や時間を守ること 当たり前のことですが、施工店も仕事で工事を行っています。 連絡するといった時間に連絡があるか、疑問点の解答期日は守られているか、お客様に相談せずに様々なことを決めて進めてしまっていないか、といった基本的なことがきちんと徹底してできている施工店は、工事に関しても高品質を期待できます。 天候などの左右される工事ですので、イレギュラーなことが起こるケースもありますが、連絡や挨拶などビジネスマナーができているかどうかは、結構大きなポイントです。 ざっくりした見積ではないこと 外壁塗装工事を考え始めたら、まずはだいたいいくらくらいでできるのか見積してもらいます。 しかし契約に進む場合にはざっくりした見積で進めてしまわないように注意が必要です。 「概算見積もりだったので」と工事完了後に請求額が大幅に上がってしまうことがあります。 外壁塗装では外壁面の大きさや補修の有無が金額を大きく左右します。この大きさに対して使用する塗料の量を見積もって金額を出しますが、ここがざっくりな場合は、きちんと計算できていない等の場合、工事に対する知識が乏しいなどの原因が考えられます。 施工の手順や、補修方法の説明 外壁塗装工事は、前述の通り様々な工程を経て完成します。 なぜこの工程が必要なのか、お客様の外壁はどんな状態でどんな補修が必要なのか、担当者から説明を受けて納得できましたか? 担当者がわかっておらず職人に丸投げの現場もあると聞きます。なんかあったときに責任の押し付け合いになってトラブルに発展することがあるため、施工手の手順や補修方法の説明がきちんと受けられたかも確認しておきましょう。 不明点を訪ねたときの反応 説明や提案があっても、外壁塗装工事に関してまったく知らない方には疑問点も残ると思います。 携帯電話を契約する場面を想像してみてください。 よくわからないプラン内容であるにもかかわらず、高額な金額での契約に何も不安はないでしょうか? 不明点の説明を求めても「大丈夫です、任せてください」など説明を飛ばして契約を進める会社と契約しようとは思わないはずです。 不明点を訪ねたとき親身になって説明をしてくれるか、わからないことは持ち帰ってでも解答をくれるかは外壁塗装工事に限らずとっても大切な見極めポイントです。 契約前の見極めが大切な理由 外壁塗装工事は工事が始待ってしまうと、途中でなかなか中断して別の会社に変えることが難しいです。 そのため、工事が終わってから失敗したなぁと後悔するケースが多く、契約前の施工店の見極めが大切になってきます。 今回説明した見極めポイントに加えて、 口コミ 近所の評判 過去の施工事例 なども参考にしていろいろな施工店で見積もりを取ってみましょう。 外壁塗装工事なら塗り達! 外壁塗装工事の上手い・下手は塗装や補修の技術はもちろん、担当者や職人のお家を大切に美しく仕上げたいという気持ちがとても大きな要素です。 外壁塗装専門店の塗り達は、店長はじめ担当者や職人など、全員が外壁塗装のプロです。豊富な知識はもちろん、大切なご自宅を任せていただいた!という気持ちと責任感を持って毎日施工を行っております。 外壁塗装工事のことなら塗り達にぜひお任せください!    

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屋根 上塗り
2025年10月14日 更新!

屋根塗装の手順はこれ!質の高い工事にするためにポイントとは

2025年10月14日 公開 正しい屋根塗装の手順を知っていますか? 正しい施工手順を踏むことで質の高い、耐久性の高い工事になります! 今回は、高品質な屋根塗装にするための施工手順やそのポイントについて解説します。 屋根塗装の施工手順(スレート屋根) スレート屋根の塗装工事での手順を順に見ていきましょう。 ①足場組立 屋根塗装には、足場の設置が欠かせません。 職人の安全と作業効率を確保することによって、質の高い塗装工事が実現します。 ②養生 屋根の上から塗料などが飛散しないように、足場にを使って養生も行います。 急勾配の屋根の場合は、屋根の上にも足場を設置します。   ③高圧洗浄 高い水圧を使って屋根の汚れや、古い塗膜、コケなどを洗い流します。 ★この後の塗装工程に移る前に、しっかりと水を乾燥させることがポイントです。   ④下塗り1回目 下塗り1回目で初めてスレートに塗料がのります。痛みが激しいとほとんど表面に残らず吸い込まれてしまうこともありますが、状態を見極めながら全体に下塗りを行います。 ★下塗り1回目の後にもしっかり塗料を乾燥させます。生乾きの状態で次の塗装に移ると、早期はがれの原因になります! ⑤下塗り2回目 下塗り2回目も同じようにまんべんなく塗っていきます。 先ほどよりも吸い込みも少なくなりスレートを強固にできてきています。 板金部分は金属なので、スレートに塗る下塗り剤とは別に、さび止め効果のある下塗り剤を使います。赤く塗られている部分が錆止め塗装を行ったところです。 ★下塗り2回目の後もしっかり乾燥させます! ⑥タスペーサー 挿入 スレート屋根の塗装では、屋根材の隙間を確保するために縁切り材(タスペーサー)を使用します。 下塗りの後にスレートの下に差し込むことで、雨水の通り道を確保します。 ★タスペーサーなどで縁切りしていないと、スレートの下を雨が抜けられず早期傷みの原因になります。 ⑦上塗り1回目 お客様に選んだいただいた色の上塗り材を塗っていきます。 下塗りをしっかりと入れているので、塗料の吸い込みも少なく、ムラなく均一な塗膜がつくように全体を見ながら塗っていきます。 ★ここでもしつこく乾燥時間を設けます!塗装工事は乾燥する時間が大切です。 ⑧上塗り2回目 最後にもう一度同じ色で塗装して上塗り2回目完了。屋根塗装の全工程が終了です。 完了検査では、塗り残しやタスペーサーの挿入漏れがないかなどをチェックし、お客様へ引き渡します。 高耐久な屋根塗装のポイント 高品質で高耐久な屋根塗装のためには、上記の正しい手順をしっかり理解して1つ1つ丁寧に作業を行うことが大切です。 いくら仕上がりがきれいでも、下塗りを抜かしている、タスペーサーを入れ忘れている、板金部分もスレートの下塗り材で塗っているなどを行っていると、早期はがれやサビ発生など施工不良を引き起こします。 また手順でも出てきたように、乾燥させることがとても大切です。 大きな屋根であれば、半日~1日は乾燥時間にあて、塗装工程の1つ1つの間はしっかりと時間を取ります。 下塗りや乾燥時間など、仕上がった状態では確認がしにくいことも丁寧に正しく行ってこそ、塗料の性能が十分に発揮される高品質・高耐久な塗装工事になります。 屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装の全工程について解説しました。 とはいっても、屋根の上の作業をずっと見はっているわけにもいかないので、品質の高い工事になるかどうかは、施工店のプロ意識にかかっているといっても過言ではありませんよね。 塗り達では、1級塗装技能士はじめ現場経験が豊富な熟練の職人が多数在籍しています。 新築の工事から公共工事の塗装も手掛けており、手順や施工方法には全員が高いプロ意識を持っています。 美しく仕上げることはもちろん、耐久性の高い屋根塗装をご希望なら、塗り達にお任せください!      

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