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火災保険
2023年1月4日 更新!

外壁塗装は火災保険が適用できる? l塗り達

2023年1月4日 公開   外壁塗装は10年~15年に一度必要と言われています。 しかし、1回の工事で約100万円ほどかかるため、できれば負担を少なくして行いたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。 戸建住宅の火災保険には、外壁塗装工事の費用にあたる補償があり、工事内容によっては火災保険の適用を受けることができる場合があります。 今回の記事では、火災保険と外壁塗装が適用されるケースについて解説します。     1 火災保険とは 火災保険は、すまいの保険の1つで、 火災、風災、水災、盗難、損傷などにより、建物や家財が損害を受けた場合に補償する損害保険です。 すまいの保険にはもう一つ地震保険があります。こちらは、地震による倒壊や損傷、地震を原因とする火災などにより損害を受けた場合に補償するもので、火災保険とは補償範囲が異なります。     2 外壁塗装が火災保険の適用となる場合 火災保険は、自然災害や人災を受けた場合に修繕などの費用を補償します。下記のケースでは火災保険の適用を受けられる場合があります。 ※保険の適用に関しては、個別のケースで対応が異なるため、実際に火災保険の適用を受けられるかどうかは内容によって異なります。詳しくは、ご加入の保険会社へお問い合わせください。   ケース①台風で飛んできたもので外壁に傷がついた 元々はなかった傷が、台風通過直後についていた場合、台風の被害による損傷と認められる火災保険の適用となる場合があります。これらの修繕をするために外壁の補修+塗装を行う費用を保険でまかなうことができます。   ケース②台風で屋根が飛ばされて雨漏りしている 台風の強風で屋根が飛ばされ、雨漏りした場合も自然災害と認められれば保険適用になる場合があります。雨樋などの付帯部が損傷を受けた場合も同様です。   火災保険の適用になるかどうかは、実際に現場を見て慎重に審査が行われます。 被害直後であれば、罹災したことを証明しやすいため、破損に気づいたら早めに保険会社へ相談しましょう。     3 火災保険の適用にならないケース 外壁塗装にかかる費用のうち、火災保険の適用にならない主な場合は、次の通りです。   ①経年劣化 建物の老朽化や、経年劣化による破損や傷などを修繕するための外壁塗装は、適用対象外です。 コケやカビ、クラックなども自然災害に起因すると判断されない場合は、適用対象となりません。   ②足場の設置費用 火災保険では、損害の修繕費用のみ補償するため、外壁塗装をすることに伴うその他の費用は保険の適用とならない場合があります。 例えば、足場の設置費用などがこれにあたります。保険を申請する際に、保険会社に確認しておきましょう。   ③免責金額を下回る工事費用 保険の適用とは少し違いますが、契約内容に免責金額が設定されている場合は、工事費が免責金額を下回っている場合は、保険金を受け取ることはできません。 免責金額とは、保険会社が責任を免れる金額という意味なので、たとえば30万円の設定をしていた場合は、30万までは自己負担する(保険会社は支払わない)という意味になります。 免責金額を設定することにより、保険料を抑えることができるため、設定している方も少なからずいます。保険適用かどうか確認する際に、ご自身の契約内容も確認しておきましょう。     火災保険を利用するときのポイント 外壁塗装で火災保険の適用を受けたい場合のポイントについて解説します。   ①いつの災害で受けた損害なのか記録しておく 火災保険は、被害を受けてから3年以内に申請しないと、適用除外となってしまいます。 台風や自然災害の直後は、自宅に変わった様子がないか確認し、損傷が確認できる場所を写真で記録しておきましょう。前述のように、経年劣化と判断されると保険適用ができなくなる可能性があります。   ②火災保険での施工実績がある塗装業者に相談する 地域で長く工事をしている業者なら、火災保険で被害を受けた物件の工事をしている可能性があります。 手続きや申請のポイントなどにも詳しいことが多いので、一度現状を確認してもらうとよいでしょう。   ③災害後に突然訪問してくる業者には注意 災害が起こった直後は誰もが不安になっているもの。 そんな時を狙って、突然訪問してくる業者には注意が必要です。 「外から見させてもらいましたが、屋根が破損してますよ」 「外壁に被害があるので、いまなら火災保険で無料で直せます」等、言葉巧みに工事を勧めてきます。 本当に補修が必要な場合もありますが、1社の話だけで判断して契約してしまわないように注意しましょう。     外壁塗装は無料診断から 気になる損傷を見つけたり、訪問してきた会社から修繕が必要と言われたら、まずは塗り達の無料外壁診断をお試しください。 外壁や屋根の状態を細かく確認し、診断書をお作りします。 無意味な工事や、必要のない工事はご提案しません。診断書や見積書に疑問な点があれば、何でもお気軽にお問い合わせください。   <無料外壁診断・見積依頼はこちらから>          

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