
2024年7月2日 更新!
マスチック仕上げの特徴 下地を強くする塗装方法とは? l塗り達
2024年7月2日 公開 外壁塗装の施工方法の1つに「マスチック仕上」があります。 マスチック仕上は主にモルタル外壁に使用される方法ですが、普通の塗装とは違う特徴があります。 本記事では、マスチック仕上について特徴やメリットなどをご紹介します。 マスチック仕上とは マスチック仕上とは、マスチックローラーを使って塗料をたっぷりと付け膜厚に仕上げる工法の事です。 下塗りの段階で塗膜を厚付けし、下地の強化を図ります。 マスチック仕上には、弾性フィラーなど硬くなりにくい塗料を使います。 写真のようにぼこぼことした仕上がりになります。 マスチックローラー マスチック仕上に使うマスチックローラーは、ヘチマのように穴がたくさんあり、たっぷりと塗料を含ませることができるローラーです。 さらさらとした塗料には不向きで、粘度のある塗料をたっぷり含ませて使います。 上塗り材など塗るときのウールローラーはこんな感じです。 あまり空洞がなくふわっとしているのがわかりますでしょうか。 マスチック仕上を行うメリット マスチック仕上を行うメリットは、ずばり塗膜を強くできることです。 塗膜の厚さは通常の塗装で、1回あたり0.02ミリ~0.03ミリほどの厚さでつけていきます。 対してマスチックローラーで塗膜を付ける場合は、0.1ミリほどになるので、通常の塗装に比べてかなり厚みが増すことがわかります。 塗膜が厚くなることで、下地をしっかりと補強することができ、強靭な塗膜を形成できます。 また、モルタル外壁に多いクラックの補修跡も、マスチック仕上できれいに隠すことができます。 マスチック仕上の施工例 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ こちらはモルタル外壁のクラックを補修しマスチック仕上を行った施工事例です。 どこに補修跡があったのかわからないくらいキレイに仕上がっていますね。 モルタルはどうしてもクラックが起きやすい外壁材ですが、弾性のある塗料で厚付けすることで、次起こるクラックに塗膜が追随し、大きなひび割れになることを防ぐ効果があります。 モルタル外壁ならマスチック仕上はおすすめの工法です。 マスチック仕上も塗り達にお任せ! マスチック仕上について解説しました。 塗装は色を変えるだけではなく、下地の状態に合わせて塗料や工法を選ぶことで強化したり耐久性をアップさせたりできるメンテナンス方法です。 マスチック仕上は、熟練の職人技術が必要な工法です。マスチック仕上をご希望ならぜひ塗り達にご相談ください。MORE