塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

外壁塗装・屋根塗装のいろはの記事一覧

外壁塗装
2025年9月24日 更新!

外壁塗装の吹付塗装は3種類! 種類別の特徴を解説

2025年9月24日 公開 外壁の塗装方法の1つ吹付塗装は、個性的な仕上がりで昔も今も人気があります。 吹付塗装と一口に言ってもいろいろな種類があり、特徴も様々です。 今回は外壁の吹付塗装について、その種類や特徴をご紹介します。 外壁の吹付塗装 外壁の吹付塗装は大きく次の3種類に分けられます。 リシン仕上げ 石や砂などの小さな粒が入った塗料を吹き付けるリシン仕上は、凹凸が細かく落ち着いた雰囲気に仕上がります。 和風住宅との相性がよく、人気のある施工方法です。 リシン仕上 スタッコ仕上げ スタッコ仕上げは、セメントなどを混ぜた塗料を吹き付ける方法で、重厚感のある仕上がりになるのが特徴です。 凹凸がはっきりとでるので、自然な陰影があり、のっぺりした雰囲気は避けたい方にお勧めです。 凹凸部分に汚れが溜まりやすいのでこまめなお手入れを行いましょう。 吹付タイル 複層仕上塗材をスプレーガンを使って吹き付ける方法は吹付タイルやボンタイルと呼ばれます。 リシンやスタッコと違い、表面が滑らかな凹凸模様になるのが特徴です。 耐久性が高くひび割れや汚れに強いので、外壁の仕上げ方法として人気があります。 吹付塗装のメリット 吹付塗装のメリットには次のようなものがあります。 短時間で広範囲を施工できる 吹付塗装は、ローラーや刷毛での塗装に比べて施工時間が早く、短時間で広範囲を塗装できるため工期短縮につながります。 補修跡をうまく隠せる 外壁のクラックの補修跡などをきれいに隠すことができるので、仕上がりがワンランク上がります。 自然な凹凸や陰影で雰囲気のある仕上がりになる ローラーで塗装すると、下地に凹凸がない限りのっぺりした印象になってしまいますが、吹付塗装であれば自然に凹凸ができ陰影が生まれます。 また吹付でできる凹凸は不規則で予測ができないので、画一的な模様がついているサイディングなどでは得られない独特の雰囲気に仕上げることができます。 吹付塗装のデメリット 吹付塗装のデメリットとしては、仕上がりが職人の腕に左右されることでしょう。 ローラー塗装と違い、熟練の技術やカンが必要な施工方法なので、吹付塗装を希望するならできる職人がいるかどうか、施工店に相談しましょう。 吹付塗装のご相談は塗り達まで リシン仕上、スタッコ仕上げ、吹付タイルのいずれの吹付塗装方法も外壁や外塀の仕上げに人気があり、新築はもとより塗り替え工事でもご希望の多い施工方法です。 塗り達では1級塗装技能士をはじめ熟練の職人が多数在籍し、吹付塗装や左官仕上げなどさまざまな塗装方法に対応しています。 外壁塗装・吹付塗装のご相談なら塗り達までお気軽にお問い合わせください!    

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塗り達 施工事例
2025年9月21日 更新!

屋根塗装に迷ったらグレーがおすすめ!メリットや施工事例を紹介

2025年9月21日 公開 屋根塗装の色に迷ったら、プロがおすすめするのは「グレー」です! グレーの屋根の魅力やメリットを、施工事例と一緒にご紹介します。 グレーの屋根のメリット グレーの屋根には、美観性と機能性の2つのメリットがあります。 色褪せ・汚れが目立ちにくい 一度塗り替えてしまうと、そう簡単には塗りなおせない屋根。汚れても自分では掃除しづらい場所でもありますよね。 グレーは、塗膜の劣化による色褪せが目立ちにくく、汚れもあまり気にならない色です。 赤や青などの原色に比べて退色がわかりづらいので、お家の美観性を長期間保ってくれます。 遮熱塗料でも効果が期待できる 遮熱塗料を使う場合、真っ黒を選んでしまうと効果があまり期待できないといわれています。その点グレーなら黒っぽくはありますが真っ黒ではないため、ある程度遮熱効果が期待でき、使う意味がある選択になります。 どんな外壁の色でもマッチする グレーは他のどんな色とも相性がよく、外壁色とのカラーコーディネーションを考えるのも楽しくなります。 また屋根塗装のグレーも何色もあるため、外壁とマッチする色を見つけやすい点もメリットといえるでしょう。 和風・洋風さまざまなデザインの住宅にマッチする 和風・洋風問わずいろいろなデザインの住宅にマッチするのもグレーの良いところです。 日本瓦を思わせるグレーは和風住宅でスレートや金属屋根の塗装でも違和感なくなじみます。 またシンプルでモダンなデザインの住宅でも落ち着いたおしゃれな雰囲気になるので人気があります。 屋根塗装の色はカラーシミュレーションで 屋根塗装の色決めはカラーシミュレーションがおすすめです。 ご自宅の写真を使ってデジタルで色を入れていくので、塗装前にイメージがしやすく、いろいろなパターンをお試しいただけます。 カラーシミュレーションのほか、色カタログや色見本板などを使ってじっくりお気に入りの色を見つけてくださいね。 屋根塗装の事なら塗り達にご相談ください!      

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2025年9月20日 更新!

外壁塗装の工期はどれくらい?日数の目安や長くなる原因も解説

2025年9月20日 公開 「外壁塗装工事はどれくらいに日数がかかるのか知りたい」 「予定より長くなることはないの?」 「工期はどうやって決まるの?」 外壁塗装工事を検討するときに気なることの1つが、「工事日数」かと思います。 工事前にだいたいの工期目安がわかっていれば、いつ工事をするのか計画が立てやすくなりますよね。 そこで今回は外壁塗装工事の工期について、目安日数や予定より長くなってしまうケースなどをご紹介します。 外壁塗装工事の工期目安はおよそ5日~10日前後 外壁塗装工事の平均工期はおよそ5日~10日前後となっています。 外壁塗装工事にはたくさんの工程があり、正しく作業を行うと最低でもこれくらいの日数がかかります。 作業工程を確認しておきましょう。 足場組立 最初に足場を組み立てます。 足場組みは半日~長くても1日ほどで終わります。 養生 塗料の飛散防止のため、養生を行います。 玄関付近は足元にも、また足場の単管でけがをされないようにスポンジをまいたり、トラテープを貼ったりします。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 高圧洗浄 外壁の汚れや古い塗膜を洗い流すために高圧洗浄機で洗浄を行います。 お家の大きさにもよりますが、大体1日のうちに終わります。 下地処理 ひび割れ(クラック)などがある場合は塗装前に補修を行います。 サイディングの場合はシーリングの打ち替えなども行います。 補修箇所の有無や量にもよりますが、だいたい1日~2日で終わります。 下塗り 塗装工程は下塗り剤を使った下塗りから始めます。 高圧洗浄の水が完全に乾いていることを確認し塗装に入ります。 この後下塗りの乾燥時間を設けます。気候にもよりますが、完全に乾くまで半日~1日かけて乾かします。 中塗り 下塗りが完全に乾いたら中塗り(上塗り1回目)を行います。 ここでもしっかり乾燥時間をおいて、塗料を密着させます。 上塗り 最後にもう一度同じ色の上塗り材を使って上塗り2回目を行います。 上塗り2回目が乾いたら、塗装工程は完了です。 この後、塗り残しや塗りムラ、境い目の仕上げなどを修正し、完了検査をもって工事完了となります。 足場解体 隅々まで完了検査を行ったら足場を解体します。 足場の解体もおよそ半日で終わります。   外壁塗装工事の工期は長くなっても短くはならない 外壁塗装工事の作業工程はたくさんあります。 特に塗装においては、塗った後の乾燥時間がとても重要で、しっかり乾燥させることで密着するので、この時間は短縮することはできません。 そのためほかの工程がどんなに早く終わっても、どんなに小さな面積の塗装であっても、最低でも5日ほどはかかってしまいます。 「たった1日で終わるなんで、なんて手の早い職人さんだ」と感心できません。生乾きの状態で次の塗装を行うと数年ではがれてくる施工不良になってしまいます。 あまりに早く工事が終わっている場合は注意しましょう。 工期が長くなる理由 逆に工期が予定より長くなってしまうこともあります。主な原因は「天候」です。 塗装工程は雨の日は行うことができません。 そのため、途中で雨が続くと作業が中断し、工期が予定より長くなってしまうことがあります。 雨でも作業が可能なのは、足場の組み立て解体と、高圧洗浄作業ですが、これらも台風など悪天候の中では職人の安全確保ができないため作業できません。 あらかじめ台風がきそうとわかっているときは、工事開始日をずらして対応することがあります。足場を組んでから台風が来ると危険なためです。 その他、予定外の補修必要箇所が見つかった等の場合は作業工程が増えるため工期が長くなることがあります。 外壁塗装工事なら塗り達! 外壁塗装工事の工期について解説しました。 屋外の工事のため、どうしても天候に左右されます。長くなることはあっても極端に短縮して終わることはないことを知っておきましょう。 外壁塗装工事なら塗り達にご相談ください!

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2025年9月19日 更新!

一軒家の外壁塗装ってどんなことをするの? 工事の流れとポイントを解説

マイホームを長持ちさせるために欠かせない「外壁塗装」 でも、「一軒家の塗装って具体的にどんな作業をするの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 今回は、外壁塗装工事の基本的な流れと知っておきたいポイントをわかりやすくご紹介させていただきます。 1. 点検・現地調査 外壁塗装の第一歩は「点検・現地調査」です。 専門スタッフがご自宅に伺い、以下のようなポイントを丁寧に確認します。 調査で行う主なチェック内容 ・外壁の劣化:ひび割れ、チョーキング(手に白い粉が付く現象)、塗膜のはがれ ・屋根の状態:瓦やスレートの割れ・欠け、板金の浮き、雨漏れの痕跡 ・付帯部の確認:雨どい、破風板、窓枠など細かい部分の劣化 ・周辺環境:日当たり・風通し・湿気の多さなど、劣化を早める要因の有無 調査の流れ 1.まず外観を目視で確認 2.必要に応じて脚立やドローンを使って屋根もチェック 3.劣化箇所を写真撮影し、後日報告書を作成 4.お住まいの状況に合わせた塗料や工法を提案し、見積もりを提示 事前に準備しておくといいこと ・建築図面や過去の塗装履歴があれば用意:塗料の種類や前回施工時期が分かると診断がスムーズ ・立ち会いの時間を確保:1〜2時間程度が目安。質問や要望を直接伝えられます ・家の周りを整理:通路や庭木まわりの荷物を簡単に片づけておくと、外壁を細かく点検しやすくなります 知っておきたいポイント ・点検・見積もりは無料で行う業者が一般的。しつこい営業をする業者は避けましょう。 ・調査後は、撮影写真や診断内容をまとめた報告書の提出があるかを確認。書面があれば他社との比較もしやすくなります。 ・不安な箇所や「雨漏れが心配」「色を変えたい」などの希望は、この時点でしっかり伝えることが大切です。 2. 足場設置と養生 外壁・屋根塗装を安全かつ高品質に仕上げるためには、まず足場の設置と養生(ようじょう)が欠かせません。 この工程は工事全体の土台となり、仕上がりを左右する非常に重要なステップです。 足場設置の目的と流れ 1.作業の安全確保 高所作業を行う塗装工事では、安定した足場が職人の命綱。 転落や道具の落下を防ぐため、強度や高さを確認しながら組み立てます。 2.仕上がりの精度向上 均一に塗装するには、職人が壁から一定距離を保ちながら作業できる環境が必要です。 足場があることで塗りムラや塗り残しを防げます。 3.組み立て手順 専門の足場業者が半日~1日かけて組立。 設置後は防護ネットを張り、塗料の飛散や工具の落下を防ぎます。 ※設置時には金属パイプを打ち込む音が出ます。  ご近所への挨拶や工事のお知らせは、着工前に業者が行うのが一般的です。 養生(保護シート)とは… 塗料が付いてはいけない場所をビニールやテープで覆う作業を養生と呼びます。 ・対象箇所:窓・玄関ドア・雨どい・エアコン室外機・植木・車など ・目的:塗料の飛び散りや汚れを防ぎ、塗り分けのラインを美しく仕上げる ・施工のコツ:テープの貼り方ひとつで仕上がりが変わるため、丁寧さが求められます。 事前にしておくと安心なこと ・駐車スペースを確保:足場資材を運ぶため、トラックが停められる場所を空けておくとスムーズです。 ・貴重品・割れ物の移動:庭やベランダの鉢植え、物干し竿などは事前に片付けておくと安心。 ・近隣への声かけ:足場組立は金属音が出るため、事前に近隣への説明があるか確認しておきましょう。 足場設置と養生は、単なる準備ではなく安全・品質・美観を守るための基礎作業。 ここがしっかりしているかどうかで、塗装の仕上がりや耐久性に大きな差が出ます。 3. 高圧洗浄 塗装前には高圧洗浄で外壁や屋根を徹底的に洗い上げます。 この工程は、塗料の密着力と耐久性を左右する“下地づくり”として非常に重要です。 高圧洗浄の目的 ・汚れやホコリの除去:砂ぼこり・排気ガスの汚れ・花粉などを落とします。 ・カビ・コケ・藻の除去:湿気の多い面に繁殖したカビやコケは、塗膜を弱らせる原因になります。 ・古い塗膜やチョーキングの除去:手で触ると白い粉がつくチョーキング現象も、塗料の密着を妨げます。 これらを残したまま塗装すると、新しい塗料がしっかり接着せず、早期の剥がれやひび割れにつながります。 施工の流れ 1.下準備 電気設備や窓周りはビニールで養生。雨どいや庭木も必要に応じて保護します。 2.高圧洗浄機で洗浄 専用の高圧洗浄機を使い、外壁・屋根・付帯部を上から下へとムラなく洗い流します。 圧力は素材に応じて調整(約10〜15MPaが一般的)し、劣化した壁を傷めないよう配慮します。 3.乾燥 洗浄後は1日以上乾燥させ、完全に水分を飛ばします。 乾燥不足は塗料の密着不良や膨れの原因になるため、とても重要です。 事前にしておくと安心なこと ・窓をしっかり施錠:水圧で水が入り込む可能性があるため、窓や換気口はすべて閉めておきましょう。 ・ベランダ・庭の片付け:洗浄水が飛び散ることがあるため、洗濯物や小物は屋内へ。 ・給湯器や外コンセントの使用を控える:作業中は水がかかる場合があるため、使用は避けた方が安心です。 知っておきたいポイント ・洗浄時はモーター音や水しぶきの音が出るため、近隣には事前に案内をしてもらうのが一般的です。 ・業者によっては「バイオ洗浄」と呼ばれる洗剤を併用する場合があり、カビ・コケの根まで除去できます。 ・洗浄だけで1日かかることもあり、十分な乾燥時間を確保しているか確認すると安心です。 高圧洗浄は一見地味ですが、塗装の持ちを大きく左右する仕上がりの決め手。 きれいな下地づくりができて初めて、美しく耐久性のある塗装が可能になります。 4. 下地処理(補修) 塗装前の下地処理は、家を長持ちさせるための“土台づくり”です。 いくら高級な塗料を使っても、下地が不十分だと早期の剥がれやひび割れの原因になります。 ここでしっかり補修することで、塗装の耐久性と仕上がりの美しさが大きく変わります。 主な補修・下地調整の内容 ・ひび割れ(クラック)の補修 幅に応じて、コーキング材や専用パテで埋め、再び同じ箇所が割れないよう補強します。 大きな亀裂の場合は、V字にカットしてからシーリング材を充填する「Vカット工法」などを行うことも。 ・目地(シーリング)の打ち替え・打ち増し サイディング外壁の継ぎ目や窓枠のゴム状の部分が劣化している場合、古いシーリングを撤去し、新しいコーキング材を充填。 ここを怠ると雨漏りや断熱性低下につながります。 ・金属部分のケレン作業とサビ止め 雨どいや鉄部の手すりなどは、ワイヤーブラシやサンドペーパーでサビや古い塗膜を削る「ケレン作業」を実施。 その後、防錆プライマーを塗布してから塗装します。 ・浮きや剥がれの補修 モルタルの浮きや塗膜の剥がれは削り落として平滑に整え、パテで平らに仕上げます。 施工の流れ 1.劣化箇所を細かく確認し、写真撮影 2.ひび割れ補修、シーリング打ち替え、金属部のケレン 3.必要に応じて下塗りの前に再点検し、平滑かつ乾いた状態を確認 事前にしておくと良いこと ・気になる症状のメモ 例えば「雨が降ったあと窓周りにシミが出る」など、気づいている不具合をメモしておくと見落とし防止になります。 ・周囲の片付け 補修場所周辺の植木鉢や小物を動かしておくと作業がスムーズです。 ・雨天時のスケジュール確認 下地処理は乾燥が重要。雨が多い時期は予定がずれることがあるため、事前に余裕をもった工期を相談しておくと安心です。 知っておきたいポイント ・下地処理は見えにくい工程ですが、塗装の耐久性に直結するため手抜きが許されない部分です。 ・見積書に「シーリング打ち替え」「ケレン作業」などの記載があるか必ずチェック。 ・工事中は実際の補修箇所を写真で残してもらうと、後から確認できて安心です。 下地処理は、いわば塗装の“基礎工事” この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさはもちろん、塗膜の寿命も大きく延びます。 5. 下塗り・中塗り・上塗り 塗装の仕上がりと耐久性を決める最も大切な工程が、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです。 「同じ塗料を何度も塗るだけ」と思われがちですが、各工程には明確な役割と目的があります。 下塗り(プライマー・シーラー) ・目的:下地と塗料をしっかり密着させる“接着剤”の役割。 ・工程:素材に応じて、プライマー(サイディングやモルタル)やシーラー(吸い込み防止タイプ)を使い分けます。 ・ポイント:下塗りが不十分だと、塗膜が剥がれたり、色ムラが出やすくなります。 中塗り(ベースコート) ・目的:色と厚みをつけ、防水性と耐久性を高める。 ・工程:下塗りが完全に乾いてから、仕上げ塗料を1回目として塗布。 ・ポイント:実際に仕上がりに近い色がここで確認できるため、色味やムラを見ながら調整します。 上塗り(トップコート) ・目的:美観を整え、紫外線・雨風から外壁を守る最終仕上げ。 ・工程:中塗り後にしっかり乾燥させ、同じ仕上げ塗料をもう1回塗布。 ・ポイント:塗膜の厚みが均一になり、光沢や色が鮮やかに出ます。 乾燥時間と品質管理 各塗り工程の間には**十分な乾燥時間(通常4〜24時間程度)**が必要です。 乾燥が不十分だと塗膜の膨れやひび割れが起きやすくなるため、天候や気温に合わせて工期を調整します。 色選びのコツ ・カラーシミュレーション:実際の家の写真を使ったシミュレーションで、昼・夕方など時間帯別の見え方も確認。 ・景観との調和:近隣の建物や屋根の色も考慮して選ぶと失敗しにくいです。 ・塗料の種類:シリコン・フッ素・無機など、耐久年数や光沢の有無によって印象が変わります。 事前にしておくと安心なこと ・希望の色サンプルを共有:雑誌や写真を見せるとイメージが伝わりやすいです。 ・塗料の仕様確認:見積書に「下塗り1回・中塗り1回・上塗り1回」と明記されているかをチェック。 ・天候の確認:雨が多い季節は乾燥時間が長くなり、工期が延びる場合があります。 3回塗りは見た目を美しくするだけでなく、塗膜の強さと長持ちを保証するために不可欠。 「下塗り→中塗り→上塗り」の丁寧な積み重ねが、10年以上家を守る塗装の秘訣です。 6. 最終確認・足場解体 塗装工事の仕上げとして行うのが、最終確認と足場解体です。 工事の品質を確かめ、周囲をきれいに片付けて初めて「完了」となります。 最終確認(完了検査) 【 施工業者による自主検査 】 ・外壁や屋根の塗りムラ・塗り残しがないか ・色の均一性、光沢、塗膜の厚み ・雨どいや付帯部、サッシ周りなど細部の仕上がり ・コーキングの打ち忘れやひび割れの有無 などを細かくチェックします。 【 施主(お客様)との立ち会い確認 】 ・職人や現場監督と一緒に家の周囲を歩き、気になる点があればその場で指摘します。 ・塗料の品番や色番号が契約通りか、報告書や写真で確認すると安心です。 ・雨戸やエアコン室外機など、一時的に取り外していたものが元に戻っているかも確認します。 足場の解体 ・手順:最終確認で問題がなければ、職人が安全に配慮しながら足場を解体。 ・所要時間:一般的な住宅で半日~1日ほど。金属パイプを外す際に多少の音が出ます。 ・注意点:足場解体後に「塗り忘れが見つかった」とならないよう、足場撤去前の立ち会い確認が必須です。 清掃・後片付け ・周辺の庭やベランダに落ちた塗料片やホコリを掃き清めます。 ・養生シートや防護ネット、工具類もすべて撤去。 ・最後に雨どいの詰まりや、窓ガラスの汚れがないかを点検する業者もあります。 事前にしておくと安心なこと ・立ち会いの時間を確保:30分〜1時間ほど、チェックリストを用意するとスムーズ。 ・最終支払い前の確認:保証書や施工写真、完了報告書が揃っているか必ず受け取りましょう。 ・近隣への挨拶:足場解体時も金属音が出るため、事前に近隣への連絡があるか確認しておくと安心です。 最終確認と足場解体は、塗装工事を締めくくる品質保証の最終ステップ 立ち会い時に気になる点は遠慮なく伝え、納得の仕上がりを確認してから完了にすると、後々も安心です。 一軒家塗装の工期目安 一軒家の外壁塗装にかかる期間は、一般的な30坪前後の住宅でおよそ2〜3週間が目安です。 ただし、家の大きさや劣化状況、季節や天候によって前後することがあります。 以下は、各工程ごとの標準的な日数の目安です。 工期の流れと目安 工程 目安日数 主な内容 足場の設置 半日〜1日 作業用の足場を組み、メッシュシートを張ります。 高圧洗浄 1日 外壁・屋根の汚れや古い塗膜をしっかり洗い流します。 下地処理(補修) 1〜3日 ひび割れや目地のコーキング補修、金属部分のサビ止めなど。 養生作業 半日〜1日 窓・玄関・植栽などをビニールで保護します。 下塗り・中塗り・上塗り 4〜7日 乾燥時間をしっかり確保しながら、3回塗りで仕上げます。 最終確認・足場解体 1〜2日 仕上がりの検査・補修後、足場を撤去して清掃。 ※天候による延長 ・雨天・強風が続くと、塗料が乾燥しにくく作業が中断されるため、1〜3日程度の延長はよくあります。 ・特に梅雨時期や真冬は、工期が3〜4週間に伸びる場合も想定しておきましょう。 補足:屋根塗装・バルコニー防水工事の目安 外壁塗装と同時に行うことが多い屋根塗装やバルコニー防水工事も、工期の計画に影響します。 工事内容 目安日数 ポイント 屋根塗装 約4〜7日 高圧洗浄→下地処理→下塗り・中塗り・上塗り。外壁と同時施工なら足場を共有でき効率的。 バルコニー防水工事 約2〜4日 既存防水層の補修や下地調整後、防水材を複数回塗布し乾燥。ウレタン防水・FRP防水など工法により変動。 外壁塗装と並行して進めれば、全体工期は外壁単体より+数日程度で収まることが多いです。 【まとめ】 ・標準的な一軒家(外壁のみ):約2〜3週間 ・外壁+屋根塗装:2.5〜3.5週間 ・外壁+屋根塗装+バルコニー防水:3〜4週間程度 スケジュールには余裕を持ち、多少延びても品質を優先することが長持ちする塗装への近道です。 塗装を長持ちさせるためのポイント 外壁塗装は一度仕上げれば終わりではなく、その後のメンテナンスが耐久性を大きく左右します。 長持ちさせるための具体的なポイントを詳しく見ていきましょう。 1. 10年ごとの定期点検を目安に 一般的に外壁塗装の耐用年数は10〜15年といわれますが、環境や塗料の種類によって差があります。 5年目、10年目など節目ごとに点検を受けると、小さな劣化を早めに発見できます。 定期点検では以下をチェック ・外壁や屋根の色あせ ・塗膜の剥がれ・浮き ・コーキング(目地)のひび割れや痩せ ・雨漏りの兆候 2. 色あせ・ひび割れは早期対処 ・色あせは紫外線による塗膜劣化のサイン。放置すると防水機能が低下します。 ・ヘアクラック(細かいひび割れ)でも、雨水が入り込むと下地の腐食や雨漏りにつながる危険があります。 ・小さな補修を早めに行うことで、大規模な再塗装や下地修理を防ぎ、結果的にコストを抑えられます。 3. 実績のある業者を選び、複数社で見積もりを比較 長持ちする塗装には確かな施工技術とアフターサポートが不可欠です。 業者選びのポイント ・施工実績:同じ地域での豊富な施工例があるか ・資格・保証:塗装技能士などの資格、施工後の保証内容 ・口コミ・評判:利用者のレビューや紹介実績を確認 ・必ず2〜3社以上に見積もりを依頼して、使用塗料・工期・保証の内容を比較しましょう。 価格だけでなく、塗料のグレードや工事内容の詳細をチェックすることが大切です。 【 まとめ 】一軒家塗装で住まいを長く美しく守るために 一軒家の外壁・屋根塗装は、住まいを紫外線や雨風から守り、建物の寿命を延ばすための大切なメンテナンス工事です。 工事は次のような流れで進みます。 1.点検・現地調査 劣化状況を詳細に確認し、塗装の必要性や最適な塗料・工法を見極めます。 2.足場設置と養生 安全確保と美しい仕上がりのため、足場を組み立て、窓や植栽などを丁寧に保護します。 3.高圧洗浄 汚れや古い塗膜、カビ・コケを強力な水圧で除去し、塗料が密着しやすい下地を作ります。 4.下地処理(補修) ひび割れ補修やサビ止めなどを行い、塗装面をしっかり整えます。 5.下塗り・中塗り・上塗り(3回塗り) 接着力・耐久性・美観を高めるため、塗料を重ねて塗り、均一で強い塗膜を形成します。 6.最終確認・足場解体 仕上がりを細かく検査し、問題がなければ足場を解体。周辺清掃まできっちり仕上げて完工です。            塗装は「家を守る投資」 塗装は単に外観を整えるだけではありません。 ・雨水の侵入を防ぎ、構造材の腐食を防止 ・断熱・遮熱性能を保ち、快適な室内環境を維持 ・資産価値の維持・向上にも貢献 適切な時期に塗装を行うことで、将来的な大規模修繕を避け、トータルコストを抑えることにもつながります。 次の一歩は「相談」から 「外壁の色がくすんできた」「ひび割れが気になる」と感じたら、まずは信頼できる専門業者への相談や点検がおすすめです。 複数社で見積もりや提案を比較することで、最適な塗装プランと費用感が明確になります。 住まいを長く美しく保つために、定期的な塗装は欠かせません。 早めの点検と計画的な塗装で、大切なご自宅をこれから先も安心して守り続けましょう。  

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2025年9月19日 更新!

外壁塗装はやっぱり白を使いたい!おしゃれに見せるポイントや施工事例を紹介

2025年9月19日 公開 外壁塗装工事を行う方は、新しい外壁の色は何にしようとワクワクしますよね。 最近ではダークカラーの住宅が増えており、塗り替えでも選ばれる方が増えていますが、やっぱり永遠のあこがれ「白いお家にしたい!」とご希望の方も。   外壁塗装工事では、外壁のほかに屋根屋や付帯部の塗り替えもできるので、ポイント押さえればおしゃれな白にすることができます! 今回は外壁塗装で白を使った施工事例のご紹介や、おしゃれに見せるポイントを解説します。 外壁塗装で白を使った施工事例 百聞は一見にしかず!ということで、白を使った施工事例を写真でご紹介します。   ▶白を使った外壁塗装の施工事例 はこちら   外壁塗装でおしゃれに白を使うポイント 外壁塗装で白をおしゃれに使うポイントを確認しておきましょう。 真っ白から少し色味の入った白までさまざまある中から選ぶ 白という色は、真っ白もあれば少し黄色が入ったような白や赤や青が入った白などいろいろな白があります。 真っ白なら、明るく開放的に、アイボリーなどは優しい雰囲気に仕上げてくれるので、様々な白から仕上がりの雰囲気に合わせて理想的な白を見つけましょう。 実際の施工事例を見に行ったり、カラーサンプルやカラーシミュレーションなどで確認するのもおすすめです。 ツートンカラーなど塗り分けをする お家全体を真っ白にぬるとなんだか明るすぎて落ち着かない・・・ という場合は1階と2階で塗り分けたり、アクセントとなる色を入れてみたりするとぐっと印象が変わります。 白はどんな色とも相性が良いので、同色系や反対色でもなじみます。 屋根の色との相性を考える 屋根塗装を一緒に行う場合は、屋根の色との相性も考えて決めるとよいでしょう。 白い外壁に赤い屋根のお家、またブラウンで落ち着かせたカラーデザインなど・・・ サッシや玄関ドアとの相性も考えるとトータルでコーディネートできます。 外壁塗装の色のご相談はカラーシミュレーションがある塗り達へ! 外壁塗装の色決めは十数年に1度あるくらいの頻度なので、難しい!なかなか決められない!という方も多いでしょう。 できるだけいろいろな施工事例やデザインを見て、こんな雰囲気とご希望だけでも固めておくと、スムーズに色決めができるのでお勧めです。 塗り達では各店舗にカラーシミュレーションをご用意。実際のご自宅写真にデジタルで色を入れてシミュレーションしますので、イメージしやすいとご好評いただいています。 ぜひ打合せにはご家族様でお越しください。 外壁塗装なら塗り達にご相談ください。

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屋根の種類によって異なる寿命 l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2025年9月18日 更新!

屋根工事でよく使われる屋根材4選 特徴やメリットも解説

2025年9月18日 公開 屋根の葺き替えやカバー工法など、屋根のメンテナンス工事でよく使われる屋根材をご紹介します。これから屋根のリフォームをお考えの方は参考になさってください。 化粧スレート 化粧スレートとは、セメントと繊維材料で作られた薄い板状の屋根材です。表面に塗装がしてありカラーバリエーションが豊富なので、様々なデザインの住宅に使いやすい屋根材です。 シンプルで軽量、リーズナブルなので、日本の住宅に最もよく採用されている屋根材となっています。 ちなみに「スレート」は粘板岩のことで、化粧スレートは人工的に作られた粘板岩を意味します。 耐久年数は20~30年ほどで、塗装でメンテナンスしながら使用します。 ヨーロッパなどで使われている天然スレートと呼ばれる天然の岩盤から薄い板状にした高耐久な屋根材もありますが、高価なため日本の一般住宅では普及していません。 ガルバリウム鋼板 アルミニウムと合金でメッキされた金属であるガルバリウム鋼板を使った屋根材です。金属屋根の1つに分類されますが、耐久性が高く葺き替え工事やカバー工法でよく採用される屋根材です。 軽量なので、日本瓦からの葺き替えでは耐震性アップも期待できます。 耐久年スは30~40年、金属なのでサビを抑制する塗装工事で寿命が延びます。 アスファルトシングル アスファルトシングルは、ガラス基材にアスファルトを含侵させて石粒を吹き付けた北米生まれの屋根材です。 軽量で傷がつきにくく、耐久性・耐震性・防水性にも優れています。耐久年数は10~20年ほど。塗装によるメンテナンスも可能です。 施工しやすいため、どんな場所にでも葺くことができ、カラーバリエーションも豊富で洋風・和風問わずマッチする屋根材です。 粘土瓦 日本瓦など粘土を焼成して作る日本瓦は、和風住宅の屋根工事ではやはりよく使われる屋根材です。 釉薬瓦の場合、塗膜がないため塗装の必要がなく、耐久年数は50年超ともいわれます。 美しいいぶし銀の瓦でしか作り出せない雰囲気は、日本住宅になくてはならない存在です。 屋根材を選ぶときのポイント 屋根のリフォームで屋根材を選ぶときのポイントをご紹介します。 耐久性 新しい屋根材にした場合の耐久年数は、屋根工事に際にはもっとも考えておかなければいけないことの1つでしょう。 もし数年で建て替えるような計画があるなら、高耐久な屋根材よりも一時的に葺くことを前提にした屋根材選びが必要になります。 重さ 地震の多い日本では、耐震性の面から屋根工事を検討する方も増えています。屋根が軽量だと揺れに強く倒壊のリスクが下がるといわれています。日本瓦に雰囲気のよく似た屋根材もあるので、軽量化を希望するなら検討してみましょう。 防音性 日本瓦は厚みがあり防音性に優れているので、雨の音がほとんど聞こえないといわれます。 日本瓦からガルバリウムなどへ葺き替えると今まで聞こえてなかった雨の音が気になって落ち着かないという方もおられるため、防音性を重視する方は各製品で比較検討してみましょう。 メンテナンス性 スレートやアスファルトシングルなどは塗装工事でメンテナンスが可能です。日本瓦は塗装工事は必要ない屋根材ですが、漆喰補修など必要です。 メンテナンスをすれば耐久年数まで長く使うことができますので、どのようなメンテナンス方法が必要か、メンテナンスは行いやすいかも比較しましょう。 カラーバリエーション・デザイン 性能やメンテナンス性よりも、カラーバリエーションやデザインで屋根材を選ぶのも1つの方法です。今回ご紹介した4つの屋根材はそれぞれ独自のスタイル・デザインがあり、唯一無二の雰囲気を作ってくれる屋根材です。住宅のデザインやご希望の雰囲気に合わせて屋根材をチョイスしましょう。 屋根工事・屋根材のご相談とメンテナンスは塗り達! 屋根工事で使われる屋根材には様々な特徴やメリットがあります。 屋根工事を行ったら、メンテナンスも必要になるので、できれば家の事をよくわかってくれている施工店にメンテナンスもお願いしたいですよね。 塗り達なら、地域密着25年の施工実績があり、屋根工事のほか屋根塗装も手掛けています。 葺き替えやカバー工法のご相談のほかその後のメンテナンスについても広く承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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2025年9月17日 更新!

なぜ雨漏りが起こるのか?考えられる原因とよくある事例を紹介

2025年9月17日 公開 突然起こる雨漏り。「なぜ?」「どこから?」「いつから?」とびっくりすると同時に知らないうちに雨漏りしていると心配になってしまいますよね。 なぜ雨漏りは起こるのか、よくあるケースや考えられる原因を知っていると、早めに対処できるかもしれません。 今回は雨漏りがなぜ起こるのか、その原因について解説します。 雨漏りが起こる原因ベスト5 雨漏りが起こる原因で、よくあるケースをご紹介します。 ①台風で屋根の一部がなくなった 台風などで強風が吹き荒れた際に屋根の一部がなくなって隙間が生じ、そこから雨漏りが起こるケースはよくあります。 特に屋根板金は、隙間をカバーするために取り付けられているので、なくなってしまうと隙間が現れ雨が入り込んでしまいます。 ②屋根が傷んでいた 屋根の経年劣化によって、雨漏りが起こるケースもよくあります。 注意したいのは、一番外側に見えている屋根材の劣化ではなく、その下のルーフィングシートの傷みが原因であることが多い点です。 屋根を雨漏りから守っているのは、実は屋根材ではなくこのルーフィングシートなのです。普段は屋根材に隠れていて見えませんが、経年劣化で破れや穴あきなどが生じると雨漏りが起こりやすくなります。 屋根材の塗装をおこなって外観上きれいになっていてもルーフィングシートの傷みがそのままであればいずれ雨漏りが起きてしまいます。 ③外壁にひび割れができていた 外壁からの雨漏りも意外に多く、クラックなどの隙間が生じていることが原因で起こります。クラックは経年劣化の1つで特にモルタル外壁によくみられる症状です。外壁の内部に雨漏りが起こると、室内でクロスがはがれてきたり、カビが生えたりといった症状が見られます。 ④サッシ廻りのシーリングが劣化していた サッシ廻りは隙間が生じやすく、シーリングの劣化で窓からの雨漏りが起こりやすくなります。 横殴りの雨や強風を伴う悪天候の時に窓の内側が濡れていたら、サッシ廻りからの雨漏りを疑いましょう。 ⑤軒が短い、片流れ屋根など雨漏りしやすい形状をしている 最近のデザイン住宅に多い片流れ屋根や、軒下が短いお家の形状は、実は雨漏りが起こりやすくなっています。 屋根に降った雨はそのまま軒まで流れ雨樋を通って地上へ運ばれるのですが、片流れや軒が短い場合外壁のほうへ雨が伝っていってしまい、屋根の外壁の境い目から雨漏りしやすくなっています。 雨漏りがよく起こるのはどんな時? 雨漏りは雨がたくさん降っているときに症状が現れやすくなっています。 また台風などの強風で屋根の一部が飛んでしまうなど、悪天候の際には一気に雨漏りが進んでしまうことがあります。 また、雨漏りはいったん起こってしまうと補修するまで勝手には直りません。 「たま~に雨漏りする」という方も、実際はたまに雨漏りの症状がみられることがあるというだけで、症状が見られないときも雨漏りはひそかに進行しています。 横殴りの雨の時だけ、風が強いときだけ雨漏りしているという場合も、実際にはずっと見えない部分で雨漏りしているので、一度でも雨漏りの症状が見られたら、点検と補修を行いましょう。 雨漏りの点検・補修は塗り達まで! 雨漏りが起こる原因や起こりやすい時期について解説しました。 9月は台風が過ぎた後に雨漏りのお問い合わせが多くなります。 少しでも異常を感じたら、雨漏り点検をご依頼ください。 点検から補修まで一括で承っていますので、下記よりお気軽にお問い合わせください。

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養生の画像
2025年9月16日 更新!

外壁塗装中 窓は養生していても開けられる?

2025年9月16日 公開 外壁塗装工事時には、塗料の飛散を防ぐために養生を行います。 ガラスや雨戸などを保護することが目的ですが、換気のために窓の開閉を行いたい方は心配になってしまうかもしれません。 今回は外壁塗装の養生時の窓の開閉について解説します。 外壁塗装工事時には、基本的に窓の開閉はできない 外壁塗装工事時には基本的に窓の開閉はできません。 養生を行う目的は、冒頭にあったように「塗料の飛散を防ぐため」です。 また塗装工事の工程の「高圧洗浄」で水が室内に入り込まないようにするためにも養生を行っています。 外壁塗装工事時に窓の開閉が自由にできない理由 外壁塗装工事時に窓の開閉を自由にできない理由は、次のようなものがあげられます。 塗装工事を効率的に美しく行うため 塗装工事では、塗料を塗る部分とそうでない部分があります。 特にガラスは飛散するとふき取るのに大変な手間と時間がかかります。 また雨戸など塗り分けが必要な部分も効率的に美しく仕上げるために養生が欠かせません。 塗料は完全に乾くまでしっかりと時間を置く必要があります。 もし勝手にはがしてしまうと塗料も取れてしまい、また作業をやり直さなければなりません。 養生はお客様にとっても施工店にとっても、工事を円滑に美しく進めるために必要なものなのです。 室内環境を守るため 塗装工事の高圧洗浄ではつよい水圧で外壁を一気に洗い流します。 この時窓が少しでもあいていると、室内が水浸しになってしまうため、特に高圧洗浄作業の日は窓を完全に閉めていただくようにお願いしています。 養生をしていると簡単に開けることはできませんので、いつもの通り換気をしていて窓を開けたままにしていた!なんてことも防げます。 防犯上窓を開けっぱなしにしないため 外からは手の届かない2階の窓などいつも換気で開けているというお家も少なくないかもしれません。 しかし外壁塗装で足場を組むと、誰でも簡単に2階の窓に手が届いてしまいます。 また養生シートをかけているので、外部の人間が入り込んでいても外から見つかりづらいため、盗難や住居侵入のリスクがあります。 職人が勝手に室内に入ることは決してありませんが、お互いのためにも戸締りはしっかりと行っておくことが重要です。 養生をしていれば、うっかり開け放っていた!ということも防げるため、防犯上の効果も期待できるでしょう。 換気で窓を開けたいときの対処法 どうしても窓を開けたい、開けなければいけないときもあるかもしれません。 そんな時のために下記の対処法を確認しておきましょう。 あらかじめ開閉したい窓を打ち合わせておく 塗装工事で窓の養生を行ったら、5~7日間は養生をしたままになります。 どうしても開閉したい窓がある場合は、あらかじめ打合せし養生するタイミングをずらしてもらうなどしましょう。 換気扇などを上手に使う 塗装工事中でも換気扇は使えることが多いので、うまく併用して空気の入れ替えをしましょう。 玄関など出入りが必要なドアは養生を行いますが開閉ができる様にしますので、こちらも合わせて活用しましょう。 外壁塗装工事なら塗り達! 外壁塗装工事中の養生について解説しました。 塗装工事中はいつもと違う匂いや音など、ご不便をおかけすることも多いかと思いますが、工事中お気づきの点は担当者にご連絡ください。 外壁塗装工事なら塗り達にご相談ください!

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2025年9月15日 更新!

屋根塗装前のトルネード洗浄とは?特徴や使用するケースを解説

2025年9月15日 公開 屋根塗装工事の前には、汚れや古い塗膜を落とすために高圧洗浄を行います。 高圧洗浄は高い水圧で屋根材を洗い流す作業ですが、ノズルを変えることでさらに強力な力で洗い流すことができます。 それが「トルネード」と呼ばれる洗浄方法です。 今回は屋根塗装で使われるトルネード洗浄について解説します。 トルネード洗浄とは トルネード洗浄とは、水を台風の渦のように噴射させて洗う洗浄方法です。 高圧洗浄機のノズルを変えることで回転しながら水を噴射し、トルネード洗浄を行うことができます。 ▲こちらは普通の高圧洗浄をしている様子です。 ▼トルネードで洗浄をしている様子です。水が渦を巻いているのが見えますでしょうか? トルネード洗浄は、普通の高圧洗浄よりも洗う力がおよそ1.3倍強い方法です。 かなり強力な洗浄力があるので、古い塗膜やぬめりなども落とすことができます。 トルネードを使うケース トルネードを使うのは、汚れがひどい屋根材や、モニエル瓦です。 モニエル瓦は、スラリー層と呼ばれる着色層があり、塗り替えの場合はスラリー層をしっかりと落としてから塗装することが重要です。スラリー層がきちんと落ちていないと、塗り替えの耐久性が大きく低下します。 【動画】トルネードの洗浄の様子 https://nuritatsu.com/cms/wp-content/uploads/2022/01/b01ec42168c48ba8dbeec6a157b4309f.mp4 トルネードの洗浄の様子です。水がぐるぐると回転しながら噴射されているのがわかります。 トルネード洗浄の注意点 トルネード洗浄は、水の飛散が多く屋根養生などをしっかり行ってから作業する必要があります。 また水の力が大変強いので、劣化の激しい屋根に使用すると水の力で破損の恐れがあります。 人の当たるとケガの恐れもあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。

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