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防水工事の記事一覧

2023年8月11日 更新!

ベランダの防水工事は10年に一度で大丈夫? 劣化症状やメンテナンスのサインについて解説 l塗り達

2023年8月11日 公開 ベランダの防水層は、一般的に耐用年数が10年といわれます。 しかし、防水工事の種類や環境などによっても左右されるため、絶対に10年に一度とも言い切れないのです。 本記事では、防水工事の耐用年数と、防水層の劣化症状など、雨漏りになる前にメンテナンスを行うための基礎知識をまとめています。 防水工事の耐用年数 防水工事の耐用年数がおよそ10年といわれるわけは、戸建て住宅のベランダによく採用される防水工事の耐用年数が10年~12年のものが多いからです。 具体的には下記の通りとなります。   ウレタン防水 10年~12年 FRP防水 10年~12年 長尺シート 12年~18年 防水工事にはこのほかにもアスファルト防水やビックサン防水などがありますが、それぞれの工法によって得意・不得意があります。 戸建て住宅のベランダは、一般的に面先が小さく複雑な形状をしていることもしばしばです(真四角で大きいというベランダもありますが、建物自体がかなり大きくないと、ベランダにそれだけの面積を割くことが難しいでしょう)。 そのため、液状の防水材を現場で塗って硬化させる、塗膜防水やFRP防水が適しているのです。 ベランダの防水工事の耐用年数がおよそ10年といわれるのはこのためです。 もしアスファルト防水などを施工しているベランダがあるとすれば、耐用年数はもっと長く15年~30年くらいです。 アスファルト防水は、ビルやマンションの屋上など、面積が広い場所で、かつ建物が重量に耐えられるだけの強度が必要です。そのため、戸建て住宅の躯体強度では施工することが難しいのです。 10年経過したら必ず防水工事を行う必要がある? ベランダ防水の耐用年数が10年~12年ということがわかりました。 しかし、実際に10年経過した時点で必ずしも防水工事が必要でない場合もあります。 トップコートのみ、すでに塗り替えている 塗膜防水、FRP防水は、防水層を保護するために一番上の層にトップコートを塗っています。 防水層のトップコートは紫外線に弱く、よく日の当たる場所にあるベランダなどでは劣化も早くなります。 一般的に3年~5年くらいでトップコートが劣化してくるため、この時点でトップコートの塗りなおしを行っていれば、その下の防水層は無傷で済みます。   防水工事のメンテナンス方法 防水工事のメンテナンスでは、 ・下地からすべてやり直す方法 ・防水層から作り直す方法 ・トップコートのみを塗りなおす方法 があり、それぞれ劣化状態によって選択します。 一番大掛かりなのは、防水層がダメになり、その下の床も雨漏りで腐食している等の場合で下地から作り直す方法です。 外壁や屋根と同じく、メンテナンス時期を逸してしまうと劣化が進みすぎて、下地からやり直す大がかりな工事になってしまいます。 防水のメンテナンス時期を見逃さないためにポイント 耐用年数に従って、10年であれば10年で一度点検することがおすすめですが、それまでに下記の症状が見られたら、10年を待たず早急に補修を行った方が安全です。 表面に膨れが見られる 膨れの原因は、どこかからが水が侵入し、その水が蒸発しようとして内側から膜を押し上げているためです。 外壁でも同じような症状がみられることがあります。この場合は、雨に侵入経路をふさぐことと、中に入ってしまった水分を取り除き膜を補修する必要があります。   表面の塗装がはがれている 表面の塗装がはがれてきている場合は、トップコートの劣化です。 トップコートがはがれてなくなると、下の防水層に損傷が起き、防水機能がなくなってしまいます。 シートが破れてきている、めくれている シート防水の場合、シートは1枚ものではなく、何枚かシートをつなぎ合わせています。 シート自体は粘着していたり、機械で固定していたりします。 つなぎ目は雨が入らないようにシーリング材で埋めてありますが、このシールも劣化します。 シートがめくれてたり、シート自体が破れている場合は、その隙間から雨が侵入し防水層が機能しなくなってしまうので、早急に補修が必要です。 植物が生えてきている 本来は防水層で完全に蓋がされている状態なので、施工前に種子が入り込んでいない限り植物は生えてきません。 ベランダの防水層の隙間からもし植物が顔を出していたら、隙間があるということです。 隙間からの雨の侵入で、防水層や下地が痛む可能性がありますので、早めにメンテナンスを行った方がよいでしょう。   定期的なメンテナンスでお家を長持ちさせましょう ベランダ防水にも耐用年数があります。しかし、下地や建物がある環境、使用の仕方によっても劣化スピードは異なります。 補修のサインを見逃さず、劣化症状を放置しないようにすれば、ベランダからの雨漏りを防ぐことができ、躯体の長寿化につながります。 防水も定期的なメンテナンスでお家を長持ちさせましょう!        

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2023年8月8日 更新!

防水工事をする意味とは?目的や方法を紹介 l塗り達

2023年8月8日 公開 木造住宅において、一番厄介なことは、雨水が入り込んで躯体を腐らせることかもしれません。 特に、ベランダやバルコニーなどの平面は、つなぎ目が多い場所でもあり、少しでも隙間が空いているとそこから雨が侵入しやすくなっています。 そこで、水から建物を守る手段として、防水工事を行います。 木材は水に弱く、腐食すると建物の強度自体に影響が出ることもあるため、メンテナンスは欠かせません。 本記事では防水工事をする意味や、その方法などを解説します。防水工事をお考えの方は是非参考になさってください。 防水工事とは 防水工事とは、建物内部へ水が侵入するのを防ぐ工事のことを言います。 防水工事業として、建設業の許可証が必要な業種29種のうちの1つです。 防水工事を行うことによって、建物の耐久性を高めたり、美観性を保つことができます。 防水工事の種類 防水工事に、施工方法や防水層を作る材料によっていろいろな方法があります。主な工法は次の通りです。 アスファルト防水 アスファルト防水は、アスファルトを使った防水工事です。耐久性が高く防水効果も抜群です。ビルの屋上など広い面積の場所で施工されることが多い方法です。 塗膜防水 液状の防水材を塗り、現場で硬化させて防水層を作る方法です。ウレタン防水は戸建て住宅のベランダ等でもよく行われる方法です。 下地にどんな防水工事がしてあっても上から施工できる、複雑な形状でも施工しやすいなどのメリットがありますが、手作業で塗膜を均一に作るのに技量が必要になり、職人の腕によって耐久性が多少異なることがデメリットです。   シート防水 あらかじめ作られた防水性のあるシートを貼り合わせて防水層を作る方法です。接着剤を使って固定する「接着工法」と、機械を使って固定する「機械固定法」があります。 シートの形状を生かした工事にするために、屋上や陸屋根など広くて四角い場所に適しています。 シール工事 シーリング材を使ったシール工事も防水工事の一つといえます。 外壁の目地や、サッシ廻りなどの隙間をシーリング材で埋めて雨水の侵入を防ぎます。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ また、シート防水などで、シートの隙間と隙間を埋める際にもシーリングを使います。   防水工事を行う意味 防水工事は、建物に水が入り込まないようにすることが目的で行う工事です。 防水工事を行う意味は、水が侵入して起こる様々な劣化症状を予防することにあります。 具体的には、防水工事を行うことで下記のようなメリットがあります。 躯体の腐食を防ぎ、建物の強度を守る 躯体に使われている木材が水で腐食すると、建物自体の強度に影響が出ます。 見た目がきれいでも、中の材がボロボロということになれば、地震などで大きな被害が出る可能性もあります。 美観性を保つ 防水層が劣化し機能していないと、雨水がたまり美観性が損なわれるほか、カビやコケなどの発生も促してしまいます。 また防水するだけではなく、降った雨を適切に排水すことも大切です。 カビの発生を抑制する 水を吸い込み放置しているとカビが発生します。 特に壁の内側や天井などに雨漏りが発生した場合、室内がかび臭くなったり、壁紙がカビでだめになったりすることも。 室内環境を健康的に保つためにも、住宅の防水工事は欠かせません! 防水工事のご相談は塗り達まで 外壁や屋根の塗装と同様に、防水施工されているベランダやバルコニーなども紫外線で劣化します。 そのままほおっておくと、雨漏りのほか、躯体の腐食などにもつながりかねません。 メンテナンスの時期は、まとめておくと忘れにくくなります。 外壁塗装の工事のタイミングで防水工事の施工も検討してみてくださいね    

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塗り達 施工事例 
2023年7月27日 更新!

屋上の防水工事にはどんな方法がある?耐用年数や種類について l塗り達

2023年7月27日 公開 マンションやビルの屋上は、雨がしみこむのを防ぐために防水施工がしてあります。 戸建て住宅でも、陸屋根だったり、屋上があったりするお家の場合は防水工事をしてあることと思います。 防水工事にはいろいろな種類がありますが、屋上に適した方法があります。 本日は、屋上の防水工事について種類や耐用年数を解説していきます。 屋上防水のポイント 屋上は、ベランダやバルコニーと比べて、面積が広く、屋根が全くないことがほとんどです。 またビルやマンションなど、人の出入りがない前提で工事を行う場合もあり、防水工事もそれにあった最適なものをチョイスします。 それでは、屋上の施工される防水工事の種類を見ていきましょう。 FRP防水 FRP防水は、ガラス繊維を混ぜて強化したプラスチックを使って強度のある防水層を作る方法です。戸建て住宅のバルコニーなどでも使われます。 比較的リーズナブルで、施工スピードが早いのが特徴です。防水層が固いのでひび割れやすく、揺れに弱いのがデメリットです。 耐用年数は10年~12年 ウレタン防水 液状のウレタンを現場で硬化させて防水層にする方法です。どんな形状でも施工することができ、ひび割れなどがある下地でも工事可能です。 耐用年数は10年~12年。トップコートが紫外線に弱いので、防水層が劣化する前にメンテナンスが必要です。 シート防水 ゴムや塩ビのシートを貼り合わせて防水層を作る方法です。下地に密着させる「密着工法」と「機械固定法」があります。 防水工事 塩ビシート敷 上からシートをかぶせるので、既存の防水層をそのままにして施工できることもありますが、凸凹した下地には施工ができません。広く平らな屋上向きの方法です。 耐用年数は10年~12年。シート自体の劣化や、シートの隙間を埋めているシールが痛むことがあるため、メンテナンスが必要です。 アスファルト防水 屋上防水の方法として古くから使われており、現在も新築マンションの屋上などに採用されているのがアスファルト防水です。 ・熱工法 ・トーチ法 ・常温法 があり、熱工法やトーチ法は、施工中ににおいや煙が発生しますので注意が必要です。 手間がかかる分耐久年数は長く、15年~25年ほど持ちます。 最適な防水工事はどれ? 屋上に施工されることが多い防水工事について解説しました。 それぞれ、耐久年数や下地の状態、得意なこと・不得意なことが違います。 防水工事を行いたい場所の大きさや使い方によって最適な工法が異なりますので、どれがいいのかな と迷ったらぜひご相談ください。 マンションやアパートの施工実績も多数ございます。オーナー様からのお問い合わせも大歓迎!! お問い合わせは塗り達まで  

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うるさい
2023年7月19日 更新!

防水工事はうるさい? 工事中に音がなる工程とは l塗り達

2023年7月19日 公開 防水工事にはたくさんの種類があります。 中には、工事中に大きな音がして「うるさい!」と感じてしまう事も。 今回は、防水工事でうるさいと感じる工事と、工事中に起こりえることを解説していきます。   防水工事中になる音とは 実際に防水の工事中に大きな音がする工程はどんなものがあるか見てみましょう。 いまある防水層の撤去の音 防水工事は、既存の防水層があれば、まずはそれを撤去します。 その際に、サンダーや研磨機などの機械を使って作業することがあり、その音が大きく感じることがあります。 床に直接あてて使うので、躯体に響くと室内まで大きな音になって聞こえることがあります。   材料搬入・荷下ろし 防水工事を行うための材料や機械を搬入する際に、音が響くことがあります。長時間続けて音がしているわけではありませんが、普段とちがう大きな音が聞こえることがあります。   施工時の音 シート防水で機械固定法を行う際に、シートを固定する工程で音がします。 床に直接機械をあてて固定していくので、躯体に響くことがあり室内にいてもズーンと大きな音に聞こえることがあります。 対策 防水工事の施工中に響く音は、残念ながらまったくしないようにすることができません。そうなると工事自体ができ泣きうなってしまうからです。 しかし、いつどのくらいの期間どんな音がするのか、事前に把握しておくことはできます。 音の感じ方は人ぞれぞれなので、 「ちょっといつもと違う音がするなぁ」 と感じる方もいれば 「うるさくて どうしようもない!」と不快に感じる方もおられます。 工事の工程は、お天気で左右されることもありますが、ある程度事前に決まっています。 音が気になる、日中自宅で過ごしているという場合は、いつどれくらいの時間音が鳴るのか、打合せで確認しておくとよいでしょう。

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2023年7月12日 更新!

ベランダに施工する防水工事は主に3種類!自宅に合った方法で賢く工事しよう l塗り達

2023年7月12日 公開 ベランダやバルコニーが防水施工されているお家も少なくありません。 防水層は雨をはじき、下地に水が入り込まないようにする役割があります。 この防水層は、外壁や屋根と同じように紫外線によって劣化してしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。 防水工事にはたくさんの種類がありますが、戸建て住宅のべレンダやバルコニーに採用されている防水工事は主に3種類です。 屋上などと違い、ベランダやバルコニーは ・人の出入りがある ・室外機など重いものを置くことが多い ・複雑な形状をしていることが多い 等の特徴があり、これらをカバーできる工事を採用しています。   本記事では3種類の防水工事の特徴をまとめています。ご自宅の防水工事についてご検討中の方は是非参考になさってください。 ①FRP防水 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 新築時などにベランダに施工されることが多いのがFRP防水です。 FRPとは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称で、強度があり、耐久年数はおよそ10年と耐久性に優れています。 メリット・デメリット FRP防水を採用するメリットは ・耐久性が高いため重量のあるものを置ける ・軽量で躯体に負担がかからない ・塗膜防水のため継ぎ目がなく防水性が高い ・工期が短い などがあげられ、まさに新築時のベランダにぴったりの防水工事です。 しかし、 ・紫外線で劣化するのでメンテナンスが必要 ・下地が鉄部の場合は施工できない などのデメリットもあります。 施工手順 ①下地調整 ②プライマー塗布 ③ガラスマット含侵 ④脱泡 ⑥トップコート #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 20%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ メンテナンス メンテナンスでは ・トップコートのみ塗り替え ・防水層から施工 ・床材の補強からやり直す の3パターンがあります。劣化状況や下地の具合で判断し施工します。   ②ウレタン防水 メンテナンスでよく使われるのがウレタン防水です。 費用は他の防水工事に比べると、比較的安価である程度どんな下地にでも施工できます。 液状のウレタンを現場で塗布して防水層を作る塗膜防水です。 密着工法と通気緩衝工法 ウレタン防水は塗膜防水という工事の種類に分類されますが、その中でも ・密着工法 ・通気緩衝工法 の2つの工法があります。 <密着工法> ・雨漏りしていない ・複雑な形状でもOK ・工期が短く費用が安い 施工前に下地をしっかり乾かす必要がありますので、あまりに広い場所より、比較的面積の狭いベランダなどに向いています。またどんな床材にも幅広く施工できます。 #gallery-4 { margin: auto; } #gallery-4 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-4 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-4 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ ウレタン防水もトップコートが劣化するので、メンテナンスが必要です。 耐久年数は7年~10年。 <通気緩衝工法> 下地と防水層の間に通気の取れるシートを貼ってから施工する方法です。 下地と防水層を密着させる工法では、下地から湿気が上がってくると防水層があって抜けられず、下地と防水層の間で膨れが起こってしまいます。 通気緩衝工法では、通気をよくし下地から上がってくる湿気を逃がすので、雨漏りしている下地にも施工できます。 #gallery-5 { margin: auto; } #gallery-5 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 16%; } #gallery-5 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-5 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ ・どんな下地にも施工できる ・工期が短く安価 ・形状が複雑でも施工できる などのメリットがあります。 密着工法との最大の違いは ・雨漏りしている下地にも施工できる という点です。 同じく紫外線で劣化しますので。定期的なメンテナンスが必要です。耐久年数はおよそ10年~15年です。   ③シート防水 防水層をシートで施工する方法です。 シートには、ゴムシートと塩ビシートがあり、現在はより耐久性の高い塩ビシート防水が主流となっています 防水層となるシート自体はすでに工場で製造されたものなので品質が安定しており、 ・紫外線に強い ・耐久性がある ・均一の厚みを作ることができる などのメリットがあります。 しかし、シートを貼る必要があるため、 ・凸凹の下地には施工できない ・シートの接合部分の施工には技量が必要 ・施工中に音や振動がある などの注意点もあります。主にルーフバルコニーなど広く平らな場所で採用されます。 自宅に合った防水工事を選ぼう 戸建て住宅でよく使われる防水工事3種類を解説しました。 3種類ともそれぞれ特徴が異なることはわかったけど、自宅のベランダやバルコニーに合う方法はどれ?? という疑問をお持ちの方は、ぜひ塗り達までご相談ください。 下地の状態や劣化診断の上、最適な防水工事をご提案・施工いたします。 外壁塗装や屋根塗装と同時期に施工されるお客様も多く、施工実績も多数ございます。   防水工事のご相談は塗り達までお気軽にお問い合わせください。      

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アスファルト防水
2023年6月25日 更新!

アスファルト防水とは? 工法やメンテナンス方法など基礎知識を解説 l塗り達

2023年6月25日 公開 この記事では、アスファルト防水について解説しています。 アスファルト防水とは防水工事の一種で、古くから行われている工法です。 マンションやビルの屋上など、広い面に防水層を作るのに適しており、抑えにコンクリートを使用したり、緑化したり様々な仕上げが可能な工法です。 アスファルト防水は、その名の通り防水層にアスファルトを使用します。   合成繊維不織布にアスファルトを含侵したもの、またはアスファルトでコーティングしたルーフィングシートを敷設し、防水層を形成します。二層以上に重ねて敷くことでより強固な防水層を形成することができます。 アスファルト防水の中にも熱工法・トーチ工法・常温工法などいくつかの工法があります。 工法別 施工手順とメリットデメリット 熱工法 熱で溶かしたアスファルトを使います。2~4枚のルーフィングシートを重ねて使うため耐久性が高く、日本でも古くから行われている信頼度の高い工法です。 デメリットは独特の臭いです。また、200度~270どいう高温で溶かすため火災のリスクや煙が上がることもデメリットといえるでしょう。   トーチ法 トーチバーナーというバーナーを使って、ルーフィングシートの裏面を炙りながら、溶けたシートを張り合わせていく工法です。溶かして貼っていくため隙間ができにくく、防水性能の高い方法となる点がメリットです。 デメリットは火を使うため火災のリスクがある点です。燃えやすいものがそばにある場所での施工は難しいので場所を選ぶ工法といえます。   常温工法(冷工法) ここまで紹介してきた2つの工法とは異なり熱(火)を使わないことが特徴です。 ルーフィングシート自体に粘着面があり、これによって張り合わせていきます。しかし、熱を使って接着する工法に比べると密着性が低く、防水機能はやや劣る点がデメリットです。 しかし、安全面や環境への配慮という点では他の2つより優れており、現在はリスク管理の観点から常温工法が広く採用されています。 メンテナンス 防水工事のメンテナンスは、基本的に元々使われている工法で再度施工するのが一般的です。そのためアスファルト防水がしてある場所のメンテナンスは、再度アスファルト防水で施工するのが基本です。 防水工事にはいくつかの種類がありますが、下地や場所の使用状況、広さや建物の構造などを踏まえて最適な工法を選択し施工します。もともとアスファルト防水が施されているということはこれが最適と判断されたということにはなりますが、メンテナンスの際には再度下地の状態や状況を踏まえて判断することとなります。   メンテンナンスでは、 ①既存の劣化した防水層を撤去 ②下地調整 ③プライマーを塗り、ルーフィングシートを敷く ④防水層保護のトップコートを塗り完成 という手順で行います。   戸建て住宅では施工することはまれかもしれませんが、マンションやビルの屋上ではよく使われる工法です。オーナー様はぜひ本記事を参考になさってください。   防水工事のご相談も塗り達まで♪

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におい
2023年6月20日 更新!

防水工事はにおいがきつい?工事中のにおいについて l塗り達

2023年6月20日 公開 「防水工事を考えているけど、調べていると、においがすごいらしい」 ご自宅の防水工事を検討されていてネットでこんな情報が出てきてご不安になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 防水工事にはいろいろな種類がありますが、中にはいつもと違うにおいのする工事もあります。 今回は、防水工事のにおいをピックアップし解説していきます。   ▼防水工事の種類についてはこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ防水工事とは?工事の種類や特徴まとめ l塗り達https://nuritatsu.com/blog/433112023年6月17日 公開防水工事は、字のごとく「水を防ぐ」工事のことを言います。住宅においては、ベランダやバルコニー、屋上などに防水層を作り、おもに降雨がしみこむのを防ぐ働きがあります。防水工事には、いろいろな種類があり、下地や場所によってそれぞれ適した工事の種類があります。本記事では防水工事の基本や工事の種類・特徴についてまとめています。ぜひ最後までご覧ください。 防水工事とは防水工事は、住宅においては降雨や生活用水などを遮断して、漏水を防ぐ目的があります。降雨の場合、屋外からの雨水の侵... 防水工事中においがするもの 防水工事には様々な種類があり、下地や施工場所によって最適な方法を使い分けています。 その中でも、普段と違うにおいがする工事を見ていきましょう。 ウレタン防水工事 ウレタン防水は、塗膜防水の1つで、液状になったウレタンを現場で硬化させて、防水層を作ります。 この液状ウレタンは溶剤系の防水材で、希釈するときにシンナーを使います。 そのため、トップコートであるウレタンを塗装している工程でシンナーのにおいがします。 室内からすぐ近いベランダやバルコニーといった場所の防水工事の場合、いつもと違うシンナーのにおいをきつく感じることがあるかもしれません。   FRP防水 FRP防水も特有ににおいが発生する防水工事です。 FRPとは繊維強化プラスチックのことで、軽量で耐久性が高く新築の戸建て住宅などでも採用されている防水工事の方法です。 FRP防水の場合、ガラスマットを敷いた上から防水層となる樹脂を塗ります。この樹脂がスチレンという独特の臭気を放つため、施工中はにおいがきつく感じます。スチレン臭は都市ガスのようなにおいと形容されることが多いようです。   防水工事中のにおい対策 防水工事の中には、施工中どうしてもにおいがすることがありますが、事前に対策を知って安心して工事を迎えましょう。 工事期間中はマスクなどで対策する 臭気を完全に防げるわけではありませんが、室内でもマスクをしていれば幾分がにおいを和らげることができるでしょう。   換気するタイミングを打合せしておく 防水工事中はにおいが最もきつくなりますが、長期間にわたって工事が行われるわけではありません。 通常、最もにおいがきついとされるFRP防水の場合でも戸建て住宅なら1~2日で施工が完了します。 そのため、室内へ臭気の流入を防ぐためにも、工事期間中は換気を行わない方がよいですが、工事が始まる前のタイミングで換気する時間が取れるように、あらかじめ施工業者と打合せをしておきましょう。 自宅とは別の場所で過ごす どうしてもにおいが気になる方で、可能であれば工事期間中だけ別の場所で過ごすという方法も検討してみるといいかもしれません。 特に小さなお子様やペットがいる場合は、一時的にご実家などで過ごされる方がよいかもしれません。   防水工事も塗り達へお任せください 防水工事中のにおいについて解説しました。 工事期間中はどうしてもにおいが発生する工程がありますが、事前にしっかりと打合せをしてできるだけ快適に過ごしたいものですね。 塗り達では、外壁塗装・屋根塗装のほか防水工事も承っております。 地元密着の企業だからこそできるきめ細やかな対応で、工事中のご相談もお気軽にご連絡いただけます。 お問い合わせはこちらから  

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2023年6月17日 更新!

防水工事とは?工事の種類や特徴まとめ l塗り達

2023年6月17日 公開 防水工事は、字のごとく「水を防ぐ」工事のことを言います。 住宅においては、ベランダやバルコニー、屋上などに防水層を作り、おもに降雨がしみこむのを防ぐ働きがあります。 防水工事には、いろいろな種類があり、下地や場所によってそれぞれ適した工事の種類があります。 本記事では防水工事の基本や工事の種類・特徴についてまとめています。ぜひ最後までご覧ください。   防水工事とは 防水工事は、住宅においては降雨や生活用水などを遮断して、漏水を防ぐ目的があります。 降雨の場合、屋外からの雨水の侵入を防ぐ目的で防水工事を行います。 生活用水とは、例えばベランダに置かれた洗濯機からの水や、風呂水のことで、それらが床にしみこんで階下に染み出るのを防ぐ目的で施工されます。このほかマンションの場合は受水槽なども防水施工されます。 防水する方法はいろいろあり、 ・塗膜防水(防水層を作る)もの ・シートをはるもの ・シーリングによって水の侵入を防ぐもの などあります。 いずれも形状やその場所の使い方によって、最適な工事の方法が異なるため最適の方法で施工する必要があるでしょう。   防水工事の種類 防水工事にはいろいろな種類があります。建築物に施工される主な防水工事を、施工方法や特徴を中心に見ていきましょう。 アスファルト防水 アスファルト防水は、アスファルト製のルーフィングシート(防水シート)を引く工事方法で、現在施工されている防水工事の方法の中で最も古いものとされています。 防水性・耐水性が高く、橋や道路などの建築物においても使われる方法です。 シート防水 塩化ビニル製の防水シートを使い防水層を作る方法です。 シートを張る方法に種類があり、密着法・機械固定法などがあります。 耐久性が高く、一度に広い面を施工できることからビルやマンションなどの屋上防水としても採用されています。 下地に影響されないことも特徴です。 塗膜防水 施工場所で下地に直接塗り、硬化させて塗膜をつくりそれを防水層とする方法です。 複雑な形状でも施工しやすく密着率も高いため、現在主流になりつつある方法です。 塗膜防水にもいくつかの種類があり 「ウレタン防水」「FRP防水」などがあげられます。 ウレタン防水は、比較的安価で早めのメンテナンスを心掛ければトップコートの塗りなおしのみでOKなど、施工も簡単です。戸建て住宅のバルコニーやベランダで多く採用されています。 FRP防水は、防水層にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使い、耐久性が高いことが特徴です。 人の出入りがある場所はもちろん、屋上駐車場などでも採用されています。 浸透性防水 こちらは、浸透性の高い材料を表面に塗りミクロな隙間を埋めていく防水工事方法です。 おもにコンクリート躯体の防水に使われます。そのほか、エレベーターや地下道、受水槽などでも採用されています。   防水工事は適材適所で ここまで防水工事の種類や施工方法について解説してきました。 戸建て住宅の場合、主にバルコニーや屋上、掘り込み式駐車場の屋上部分などに防水工事が使われていますが、メンテナンスの場合は、 ・現在の防水工事の種類 ・下地の種類 ・施工場所の使用方法 などによって最適な工事方法が変わってきます。 また防水層のメンテナンスだけでなく下地の調整から行わなくてはいけないケースもあります。 防水工事の施工実績も多数ございます。 塗り達の防水工事 施工事例はこちら 防水工事のご相談は塗り達まで

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雨漏り
2023年6月16日 更新!

雨漏りはどこから?お家の中にこんな症状はありませんか? l塗り達

2023年6月16日 公開 あなたは雨漏りときいて、どんなものを想像しますか? 天井からぽたぽたと水が滴り、バケツや桶で水を受ける・・・ よくみるこの光景は、実はかなり雨漏りが進んだ症状です。   一口に雨漏りと言っても、その症状や原因は様々です。 お家の中の違和感を見逃さず、雨漏りを早めに修復しましょう。 雨漏りとは 「雨漏り」とは、雨水が建物のどこかから侵入し、室内に入り込んでくる状態のことです。 冒頭にあった天井から水がぽたぽたは雨の侵入は屋根からと考えられますが、実は外壁や窓など雨水が入ってくる箇所は様々です。 室内で原因のわからない水染みなどを見つけたら雨漏りを疑いますが、実は結露や漏水などのケースもあるため、見極めが困難な場合があります。   雨漏りと漏水の違い 雨漏りとは、雨水が侵入し室内へ入っていることを指しますが、漏水との違いを知っていますか? 「漏水(ろうすい)」とは、雨水ではない水が漏れている状態で、現在では主に水道管などの水回りからの水漏れを指します。 蛇口をひねっていないのにメーターが回っているなどの場合、蛇口ではない途中で水が出ている可能性があります。 結露 結露は、空気中の水蒸気が冷たいもの(外気など)に触れたときに水になってあらわれるものです。 特に冬の寒い時期など、室内でストーブを使っていたり加湿器を使っていたりすると、室内の空気が暖まり水蒸気を多く含むようになりますが、外気が冷たいためこれに触れやすい窓際などで結露が発生しやすくなります。 窓を断熱性の高いものにすると結露を防ぐことができるほか、適度に換気を行うことも結露防止になります。 雨漏りはどこからくる? 雨漏りは雨水が侵入してくることなので、原因は屋外にあります。 住宅の外回りは、外壁や屋根、窓、雨戸、シーリングなどいろいろなものがありますが、いずれも経年劣化で傷み雨漏りを招くことがあります。 屋根 屋根は、スレートなどの屋根材の下に防水シートが貼られてあり、またその下には野地板があります。 そのため、屋根材が1つ割れたくらいでは本来室内に雨水が入ることはないようになっています。 天井から水がぽたぽた落ちてくる状態になっている場合、侵入が屋根からであれば防水シートや野地板まで傷んで、相当損傷が進んでいることになります。 外壁 外壁は、ひび割れなどから雨水が侵入することがあります。 外壁材の内側に水が入りこむと、塗膜がはがれたり中の水が凍ったときに内側から破壊される「凍害」などの原因になることがあります。 また躯体が木材の場合、腐食の原因となり、建物の強度に影響が出たり、シロアリを招く原因となります。 シール サイディングボードの場合、ボードとボードの隙間をシーリング材で埋めています。 これが経年劣化で痩せたりはがれたりすると、ここから雨漏りすることがあります。 サッシ回り 窓や掃き出し窓などのサッシ回りも雨漏りが多い部分です。 外壁材と窓の隙間もシーリングが入っていることが多いのですが、新築ではない場合もあります。 またサイディングの隙間のシールと同様にはがれたり欠落して雨漏りしていることもあります。 普段は何ともないのに、強く雨が降った時だけ窓の内側が濡れるという場合は、サッシ回りから雨漏りしている可能性が高くなります。 ベランダなどの防水層 現在は戸建て住宅でもベランダやバルコニーに防水施工をしているところがほとんどですが、この防水層も経年劣化が起きます。 防水層が痛むと、水を防ぐことができなくなり床にしみこんでいきます。 2階のバルコニーの場合、人が歩く2階の床部分は防水施工していますが、1階からみたときの天井部分は普通防水施工していません。そのため、2階から水がしみこんだ場合1階側では天井から守りしている状態になります。 その他、幕板 笠木、天窓などの付帯部からの雨漏り 幕板や笠木といった付帯部からの雨漏りもあります。 室内に直接水がぽたぽた落ちるようなことはなくても、部分的に塗膜のはがれがひどいなどの場合、内側に水が回っている可能性があります。 また屋根に採光のために取り付けてある天窓も雨漏りが多い箇所の1つです。   雨漏りの原因 雨漏りの原因は、雨水の侵入口によって様々ですが、 ・経年劣化によるもの ・物理的な衝撃による損傷によるもの の2つに大別されます。 経年劣化は、住宅のどの部位でも起こることなので、メンテナンスの時期が来たら放置せず早めの補修で雨漏りを防止しましょう。 また台風や地震などの自然災害、車などの衝突で外壁や屋根が損傷し雨漏りの原因を作ることもあります。そのような場合は火災保険の適用を受けることができる場合があるので、異変に気づいたらすぐにみてもらうようにしましょう。 ▼火災保険についてはこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ外壁塗装は火災保険が適用できる? l塗り達https://nuritatsu.com/blog/424772023年1月4日 公開 外壁塗装は10年~15年に一度必要と言われています。しかし、1回の工事で約100万円ほどかかるため、できれば負担を少なくして行いたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。戸建住宅の火災保険には、外壁塗装工事の費用にあたる補償があり、工事内容によっては火災保険の適用を受けることができる場合があります。今回の記事では、火災保険と外壁塗装が適用されるケースについて解説します。  1 火災保険とは火災保険は、すまいの保険の1つで、火災、風災、水災、盗難、損傷など... 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ火災保険で屋根塗装ができる? 利用方法や注意点を解説 l塗り達https://nuritatsu.com/blog/432182023年5月27日 公開火災保険で屋根塗装ができるケースがあることを知っていますか?「火事になっていないのに、火災保険で屋根塗装?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。 加入している火災保険の種類や、屋根の破損状況によっては、火災保険で屋根塗装ができることがあります。今回の記事では、火災保険と屋根塗装について詳しく解説していきます。※保険契約、補償内容については、個別の契約で補償範囲が異なります。詳しくはご契約の保険会社へご確認ください。 火災保険とは火災保険は、損害保険の1つ... これからの時期、雨が多くなり雨漏りのご相談も増えてきます。 早め早めの対策で、雨漏りを防ぎましょう。 異変に気づいたら塗り達までご相談ください

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