
2024年8月23日 更新!
雨漏りの応急処置にコーキングを使うときの注意点 l塗り達
2024年8月23日 公開 大雨や台風など、たくさんの雨が降ったときに雨漏りしていることに気づいたら、どうしますか? 「とにかくなおさなきゃ!」「雨が入ってくるから補修しないと!」 ホームセンターに行ってみると雨漏り補修用のパテやシーリング材などたくさん売っていますよね。 しかし雨漏り補修にシーリング材を使うときは注意して使わないと雨漏りを悪化させてしまうことも。 今回は、雨漏りの応急処置でコーキング材を使うときに知っておきたい注意点をご紹介します。 雨漏り補修で大切なこと 雨漏りの補修で大切なことは、雨が入ってきている場所を見極めることです。 「そんな簡単なこと!」と思うかもしれませんが、雨漏りに気づくときは、雨の入り口ではなく出口を見つけることがほとんどでしょう。 例えば、 天井から水滴が落ちてきた 壁紙にシミができた などの症状です。 雨漏りの症状が出てきている場所と、雨漏りの原因となっている場所が必ずしも近いとは限りません。 水はわずかな隙間の間を自由に動き回ります。そのため、雨の入り口を突き止めることがとっても大切です。 雨漏り補修でシーリング材を使うと 雨漏りの症状が出ているところを見つけたら、雨が落ちてこないようにと出口をシーリング材で固めてしまうケースがあります。 しかし、大切なのは雨の入り口をふさぐこと。出口をいくらふさいだところで水は別のところから出ようとさらに移動します。 そのため、雨漏りしている場所をシーリング材でふさいでしまうことは、雨漏り症状をさらに悪化させることになるのです。 また、雨の降り口を見つけてもガチガチにシーリング材を打つことはおすすめしません。 雨漏りがきちんと止まればよいのですが、シーリングを打っても止まらない。雨漏り補修をプロにお願いしようとなったときに、応急処置で打ったシーリング材を撤去する必要が出てくるためです。 シーリングを打つ費用に加えて、撤去の費用も掛かってしまうため、コストもかさみます。 雨漏りの応急処置で推奨されること 雨漏りの応急処置では出口をふさがないことが大切です。 たらいで受ける ぬれている箇所をふく 防水シートをかける など、簡易ですぐに取り外せる状態にしておきましょう。 あくまで一時的な処置です。できるだけ早急に雨漏りを補修できるプロに調査してもらいましょう。 雨漏り補修は専門店にお任せください 雨漏りの応急処置でシーリング材を使うときの注意点についてご紹介しました。 雨漏りは時間がたつほど進行し、お家の劣化がひどくなっていきます。木造の建物には雨や湿気が大敵です。 雨漏りの症状があらわれていたら、できるだけ早めに雨漏りを補修できる専門店にご相談ください。 塗り達では、外壁塗装・屋根工事に加えて雨漏り補修も専門に行っています。お家回りのことなら何でもご相談ください。MORE