
2024年9月21日 更新!
ウレタン塗膜防水とは?FRP防水との違いも解説 l塗り達
2024年9月21日 公開 防水工事の1つウレタン塗膜防水は、戸建て住宅のベランダやバルコニーでも施工しやすいメリットの多い防水工事の方法です。 ウレタン塗膜防水のほかにも、防水工事にはいくつかの施工方法があります。 今回は、ウレタン塗膜防水について、特徴や施工方法、メリットから、同じく戸建て住宅で採用されているFRP防水との違いなどを解説します。 ウレタン塗膜防水の特徴 ウレタン塗膜防水とは、液状のウレタンを塗って硬化させ防水層を作る方法です。 液状なのでどんな形状でも施工でき、つなぎ目のないシームレスな防水層を作ることができます。 ウレタン塗膜防水とFRP防水の違い 施工後の見た目がよく似ている防水工事にFRP防水があります。 この写真はFRP防水工事の施工後の様子です。 FRP防水は、防水層をFRP(繊維強化プラスチック)を使って形成します。 下地にFRPのマットを敷いてその上からトップコートを塗ります。 2つの防水工事の違いは防水層の素材。またFRP防水のほうが強固で強い防水層ができます。 ウレタン塗膜防水のメリット・デメリット ウレタン塗膜防水のメリット・デメリットを確認しておきましょう。 メリット 工期が短い 比較的費用が安い つなぎ目のない防水層が作れる 複雑な形状でも対応可能 廃材が少ない 補修がしやすい デメリット 職人の腕によって防水層が均一にならないことがある 施工品質が防水性にかかわる メンテナンスはこまめに必要(およそ5年ごとにトップコートの塗り替えが必要) シート防水に比べると耐久性が低い 塗膜防水は比較的安価で手軽な防水工事です。反面、トップコートは5年ごとに塗り替えが必要など、メンテナンスはこまめに行う必要があり、シート防水に比べると耐久性は高くないといえます。 また、現場で職人がウレタンを塗って硬化させるため、均一に塗ることができない質の低い工事の場合は、防水層も劣化しやすいムラのある仕上がりになってしまいます。 ウレタン塗膜防水を発注する場合は、口コミや施工実績を確認し、腕のある会社でお願いしましょう。 ウレタン塗膜防水の施工事例 ウレタン塗膜防水の施工事例をご紹介します。今回は、雨漏り等がないバルコニーだったので密着工法という施工方法で工事をしています。 施工前 バルコニーの防水工事です。施工前の写真では防水層がところどころはがれたり劣化している部分が見られます。 清掃 ケレン 下地をきれいにするために、ケレン(研磨)を行います。はがれている部分はすべてはがしてしまい、素地の状態に戻します。 下塗り(プライマー) 液状ウレタンを塗るまえに下塗りします。 ウレタン1層目 ウレタンの防水層は2回重ね塗りします。まずは1層目です。 ウレタン2層目 硬化したら同じ液状ウレタンを重ねて塗ります。 トップコート ウレタン防水層を保護するためにトップコートを塗ります。 施工完了 施工完了。バルコンーの床がきれいによみがえりました。 ウレタン塗膜防水のご相談は塗り達まで! ウレタン塗膜防水についてご紹介しました。 デメリットの項でお話ししたように、簡単な工事だからこそ職人の腕が光る施工方法です。 ウレタン塗膜防水について見積や施工のご相談は、熟練職人が多数在籍する塗り達まで! 下記よりお気軽にご連絡ください。MORE














