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塗り達の職人ブログ 記事一覧

2024年1月28日 更新!

屋根の野地板とは?役割や重要性を解説 l塗り達

2024年1月28日 公開 屋根のリフォームやメンテナンスというと、イメージするのは屋根材を取り替える、葺き替えるといった工事ではないでしょうか? 確かに、屋根材は目につくところにあり、割れや欠けがあるときになってしまいますが、さらに重要な部分が屋根材の下にあります。 本記事では、屋根の重要部分である野地板について、その役割や重要性を解説します。 野地板(のじいた)とは 野地板は屋根の防水紙が敷かれている土台の板のことです。 防水紙は屋根材の下にあり、さらにその下に野地板があり、屋根の垂木に固定されています。 野地板の素材 野地板には、構造用合板やバラ板などが使われます。 構造用合板は耐震性や耐風性が求められる部分に使うための専用の合板で、様々な厚みのものがあります。 野地板に用いる合板は厚さ12mmが一般的で、ホルムアルデヒドの飛散が少ないF☆☆☆☆の製品がよく採用されます。 また、準防火地域、防火地域、屋根不燃区域で使用が義務付けられている耐火用野地板もあります。火災に強く安全性が高一方、普通の構造用合板よりは高価な建材です。   野地板の役割 野地板は、防水紙を貼る土台になります。 屋根は屋根材が雨を防いでいるわけではなく、実は野地板と防水紙が重要な役割を果たします。 屋根材が1枚外れたくらいでは雨漏りは起こりません。 その理由は、屋根材の下の防水紙と野地板が雨が侵入するのを防いでいるからです。 屋根材は、雨が直接屋根の内部にあたって痛まないように、雨をうまく受け流す役割を担っています。   野地板の重要性 野地板は防水紙より下にあります。しかし屋根材も防水紙もずっと劣化しないわけではありません。 万が一防水紙が破れて雨が侵入してくれば、野地板が痛み、屋根に穴が開く可能性も考えられます。 野地板がもろくなると、屋根の重量に耐え切れず、屋根が落ちてしまうことも。 屋根は構造物なので、劣化すれば建物の強度にも関わります。 そのため、屋根材や防水紙を支えている野地板は大変重要な部分なのです。 野地板のメンテナンス 野地板は普段外からは見えません。 そのため、メンテナンスが必要かどうか、どれくらい傷んでいるかもわかりづらい場所といえます。 雨漏りなどがなく、屋根の塗装のみであれば、屋根材の下の野地板がどうなっているのか見当がつきません。 そのため、 雨漏りが起こっている 屋根の葺き替えを行う といったケースでない限りは野地板のメンテナンスを行うことは少ないでしょう。 木造建築の場合、野地板のさらに下の垂木も腐食していることも考えられます。 雨漏りが起こっていればその可能性はさらに高くなるため、まずは雨漏りしないように屋根材の定期的なメンテンナンスを行う必要があるでしょう。 屋根のメンテナンスは塗り達にお任せください! 野地板は、普段目にする機会が少なく、傷んでいても気づきにくくさらに目につかないところで劣化が進行していきやすい部分です。 屋根の定期的なメンテナンスで致命的なダメージを防ぐことができます! 屋根のメンテナンスなら塗り達へお任せ下さい! 無料の屋根診断は下記よりお気軽にお問い合わせ下さい    

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2024年1月27日 更新!

請負契約とは?外壁塗装工事の契約で気を付けておきたいこと l塗り達

2024年1月27日 公開 この記事では、請負契約について解説しています。 請負契約とは、業務を受注した者が業務を完成させることを約束し、発注した者は完成された仕事の結果に対して報酬を支払う という契約のことです。 外壁塗装工事で具体的に解説しましょう。 外壁塗装や屋根塗装工事を発注する場合、契約書には「工事請負契約書」などと書いてあることが多いです。   この場合 仕事を受けた側(外壁塗装をする会社):契約書に書かれた仕事を完成させて納品する義務がある 仕事を発注した側(お客様):契約した内容の仕事が納品されたら、契約書に記載されている通りにお金を払う義務 があります。   簡単にいうと、「外壁塗装工事を完成させるので、工事が終わったら約束の料金を支払ってくださいね」という契約です。 普段、スーパーなどで買い物をするときは、すでに完成されている商品を購入し、お金を支払いますよね。これは売買契約といわれます。 外壁塗装工事は、初めから完成形があるわけではないため、この点が売買契約とは大きく異なります。 完成していない商品に対して、納品されたらお金を出すことを約束しているため、スーパーで野菜やお肉を吟味するように完成品を先に確かめることができません。 工事を依頼し契約を結ぶ前には、本当に任せて大丈夫かをいろいろな角度から見極める必要があります。 契約を結ぶ際に気を付けたいポイント それでは、請負契約を結ぶ際に、気を付けて確認しておきたいポイントを解説します。 契約書の内容が見積内容と一致しているか 見積や提案の段階で聞いていた話が、契約書に同じように記載されているか確認しましょう。 打合せでは話に出ていたけど、結局契約書にはその内容は載っていなかった。となれば、契約内容に含まれていない工事が別途請求されたり、工事自体をしてもらえなかったりするなど、話の食い違いが出てきてしまいます。 サインをする前に、必ず見積内容と一致しているか、もう一度確認しましょう。   約款の内容を確認する 約款(やっかん)とは、「予め事業者によって設定され、顧客に対して一律に適用されることが予定されている契約条件」と定義されます。 請負契約では、工事の内容はお客様によって一つ一つ違いますが、工事完了後いつまでに支払いを完了させる、もし工事が完成させることができない不測の事態が起きた場合は、といった契約の条項がまとめられています。 長く細かい内容なので後で読んでおこうと先に契約だけ済ませてしまいそうですが、一呼吸おいて内容を確認してみてください。 特に、 ・完成後の保証内容について ・損害賠償について は、担当者に口頭でも確認するといいでしょう。 クーリングオフについて クーリングオフとは、一度契約をした内容について8日以内であれば契約を解除できる制度です。請負契約の場合、契約書・約款と一緒に書類になっていることが多いので、最後のページまでよく確認しましょう。 安易に契約書にサインしないようにしましょう 請負契約について解説しました。 塗装業者の中には残念ながら適当な内容や顧客に不利になるような契約書を作成し、サインだけもらって工事をきちんと行わないといった悪徳業者が存在します。 契約の内容を説明せず、「とりあえず急いでサインを!!」といわれても、絶対のその場で契約しないようにしてください。 よく読んでいなかった、聞いていなかった といったことにならないよう、契約を交わす前には必ず内容を確認し、不明点を担当者に問い合わせておきましょう。                

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2024年1月26日 更新!

ガラスマットを使った防水工事とは?FRP防水の特徴やメリットを解説 l塗り達

2024年1月26日 公開 防水工事にはいろいろな種類があります。中でも防水層をガラスマットで作るFRP防水にはメリットがたくさんあります。 本記事では、FRP防水について特徴やメリットをご紹介します。 FRPとは FRPは「Fiberglass又はFiber Reinforced Plastics」の略で、日本語では繊維強化プラスチックといいます。 プラスチックにガラス繊維を混ぜ、強度を高めた素材です。 FRPは耐久性に優れており、貯水槽やバスタブ、船舶、自動車など様々な場所で使われています。 FRP防水の特徴 FRP防水は、耐久性に優れたシームレスな防水層を作れることが特徴です。 ガラスマットは様々な形に簡単に成型できるので、真四角ではない複雑な形の場所でも簡単に施工できます。 耐食性・耐水性耐・耐熱性に優れており、軽くて丈夫な防水層を作れます。   FRP防水のメリット・デメリット FRP防水には次のようなメリットがあります。 防水性が高い 耐久性の高いFRPを使うことに加え、つなぎ目のない防水層を作ることができるため、高い防水性を誇ります。 軽くて丈夫 FRPが非常に軽量なため、築年数の古い住宅などでも重さに耐えることができます。 工期が短い 乾燥待ちの時間が非常に短く、ほかの防水工事に比べても短い工期で施工が完了します。 トップコートは乾燥に数時間要しますが、工事全体で1~2日で終わってしまいます。   逆にデメリットには次のようなものがあげられます。 工事費用がやや高い ウレタン防水に比べると費用がやや高くなります。 広い木造の下地には不向き FRPの防水層は硬く、伸縮性が乏しいため広い場所でかつ木造の場合は不向きです。 下地の伸縮に防水層が対応できず、ひび割れなどが起こりやすいからです。   FRP防水はこんな場所に向いてる! FRPが向いている場所は次の通りです。 ・人の出入りがある場所(ベランダやバルコニーなど) ・重いものを置く場所(室外機など) ・長い工期は困る、よく使う場所 戸建て住宅ではベランダやバルコニーなどによく採用される方法です。   逆に広くて人の出入りがあまりない場所(屋上など)は別の方法のほうが向いているといえます。 防水工事も塗り達にお任せ! FRP防水について解説しました。 防水工事は、施工場所や下地の種類・状態に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。 塗り達では、防水層のメンテナンスや新しい防水層の形成など、防水工事も行っています。 外壁塗装や屋根塗装と一緒にお家まるごとメンテナンスなら塗り達にお任せ下さい!

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2024年1月25日 更新!

外壁塗装の臭いの原因は?体への影響や対策について l塗り達

2024年1月25日 公開 外壁塗装工事の際には、少なからずいつもと違うにおいがします。 臭いの感じ方は人ぞれぞれですが、中には気持ち悪くなったり頭痛がしたりと体の不調を訴えるケースも。 本記事では、外壁塗装の臭いの原因や対策について解説しています。 これから外壁塗装をお考えの方や、現在工事中の方は参考になさってください。 外壁塗装工事の臭いの原因 外壁塗装工事中の臭いの原因は「塗料」です。 基本的に無臭の塗料はなく、どんな塗料を選んだとしても多少の臭いがあります。 中でも「油性塗料」は、希釈に溶剤を使うため、シンナーの臭いが強く、職人でも長時間吸い込み続けると体調が悪くなる原因になります。 外壁塗装工事の臭いで考えられるデメリット 外壁塗装工事の臭いで考えられるデメリットは次の通りです。 体調が悪くなる 前述のように、健康な方でもシンナー臭は体調に影響が出る可能性が高いにおいです。 小さなお子様やご高齢の方、またペットがいる家庭などではにおいが気になってしまうことが考えられます。 換気ができない 塗装工事中、窓を閉め切っていればほとんどにおいがわかりませんが、工事中に換気を行うと部屋の中までにおいが入ってくるため、塗料を使った作業を行っている間は気持ちよく換気ができないでしょう。 工事中は窓を開けることへの制限が多少ありますが、せっかく換気しても臭気が気になってしまい閉めっぱなしということも。 ご近所に迷惑がかかる ご自宅が風上にある場合、風下のお家には臭気がたくさん伝わってしまうことが考えられます。 立地条件はどうしようもないですが、ご自宅だけでなくご近所様への配慮も必要になります。 外壁塗装工事の臭い対策 外壁塗装工事の臭い対策として、次のような方法が考えられます。 マスクの着用 ご自宅にても臭気が気になる場合はマスクの着用が1つの方法です。 においが少ない塗料を選ぶ 溶剤を使う塗料(油性塗料)はにおいがきついですが、水性塗料になると希釈は水を使うため、多少においがましになります。 外壁材や状態によっては水性塗料を選べますので、施工店に相談してみましょう。 塗料を使っている間は換気をできるだけしない 外壁塗装工事は、どうしても塗料を使うため塗装を行っている間だけは換気を我慢する方法です。 冬場で閉め切っていても大丈夫な時期であれば、塗装期間中はご自宅でお過ごしいただけるかもしれません。 工事中は別の場所で過ごす これらのすべての方法ではやはり体調がよくないという場合、塗装工事を行っている間だけご実家など別の場所で過ごされるという方法です。 実際、呼吸器系の疾患があり工事期間中だけウィークリーマンションなどに住まわれる例もあります。 塗装が終わって乾けばにおいは気にならなくなるため、工事の日程を確認しておき、その日だけ外出するなどの方法も有効でしょう。 工事中のご質問や疑問もお気軽に 外壁塗装工事中の臭いについて解説しました。 塗料を使って作業を行うため、どうしても臭気は発生してしまいます。 できるだけ快適に過ごせるように、事前に工事日程や作業内容を教えてもらうなど施工店にもお願いしましょう。 塗り達では、地元京都市に密着した外壁塗装工事を行っています。 地元だからこそ、工事中に何かあってもすぐに対応できます。 外壁塗装工事のことなら下記よりお気軽にお問い合わせください!

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2024年1月24日 更新!

水谷ペイントとは?特徴や主力商品について解説 l塗り達

2024年1月24日 公開 この記事では、水谷ペイントについて解説しています。 水谷ペイントは、大阪府大阪市に本社を置く日本の建築塗料メーカーです。 創業は大正11年(1922年)、創業者は水谷小太郎。 屋根用塗料のほか、内外装用や床用の塗料を製造・販売しています。 屋根用塗料・内外装用塗料 ナノテクシリーズ 屋根用・内外装用のナノテクシリーズは、高性能で高耐久をうたっている塗り替え用の塗料です。 (出典:水谷ペイント 公式サイト) 水谷ペイントのナノテクシリーズは、高性能で高耐久な塗り替え用塗料です。世界で初めてナノテクノロジーを使った塗料を作ったことで有名です。   床用塗料 ボウジンテックスシリーズ (出典:水谷ペイント 公式ページ ボウジンテックスシリーズカタログ) モルタルやコンクリートの床に施工できる床用塗料は、テニスコードやプールサイドなどで使用されています。 また、体育館・工場・駐車場・調理場・などあらゆる床に適した床用塗料がたくさんあります。          

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2024年1月23日 更新!

屋根塗装を行わないとどうなる?想定されるリスクやデメリットを解説 l塗り達

2024年1月23日 公開 家を建てた直後や数年はきれいでも、家は少しずつ劣化しています。 目につきやすい外壁のほかに、見落としがちなのが屋根です。 地上からは全体が見えにくく、雨漏り等がなければ大丈夫だろうと思ってしまいますよね。 しかし、雨漏りが起こってからでは遅く、大規模修繕が必要になるケースも。 本記事では、屋根塗装を行わないと想定されるリスクやデメリットについて解説します。 屋根の種類と劣化症状 一口に屋根と言っても、屋根材にはいろいろなものが使われています。ここでは、屋根の種類と種類別の劣化症状を見ていきます。 日本瓦 日本家屋で古くから使われている日本瓦または和瓦は、お茶碗などとおなじく陶器です。 釉薬をかけて焼成されているため塗膜の劣化はありません。メ ンテナンスが必要な劣化症状としては、ヒビや割れ・欠けなどがあります。 また、瓦を留めている針金や漆喰なども劣化するため、瓦のずれを直したり、落ちたり割れたりした瓦の代わりに新しい瓦をさすといったメンテナンスを行います。 スレート   スレートは、粘板岩を加工して薄い板状にした屋根材です。化粧スレートと呼ばれるものは、表面に塗膜を付けてあり、様々な色のものから選べます。 表面の塗膜によって屋根材自体を保護していますが、経年劣化によって ・塗膜のはがれ ・カビ、コケの発生 ・割れ などの症状が現れます。 塗膜が薄くなってなくなっていくと、雨をはじく力がなくなり、水を吸い込んで劣化が進行します。 金属屋根 金属でできている屋根全般は、サビの発生に注意が必要です。 さびは見た目が悪いだけではなく、金属に穴をあけてしまうこともあります。 穴が開けば屋根としての機能は損なわれてしまうため、塗膜を付けて保護しています。 洋瓦 乾式洋瓦(モニエル瓦)などは、瓦でありながら日本瓦のように釉薬がつけられておらず、塗膜がついています。 スレートや金属屋根と同様に塗膜の劣化によって、カビコケの発生、割れなどにつながります。   屋根のメンテナンスを行わないと起こりうるリスクとデメリット 屋根の劣化症状をご紹介しました。 いずれの屋根材でも永久に劣化しないというものは、今のところ存在しません。 そのため、屋根のメンテナンスを行わなければこれらの劣化症状がどんどん進行することになります。 日本瓦の場合 瓦自体の劣化が少なくても、漆喰や針金の劣化によって瓦がずれたり落下する危険性が高まります。 とくに日本瓦は一枚一枚の重量があるため、台風や地震で飛ばされるとご自宅だけではなく周りのお家にも被害が拡大してしまう恐れも。   スレート・金属屋根・洋瓦などの場合 表面の塗膜は、雨や紫外線から屋根材を守っています。 この保護膜がなくなると、丸裸の状態になり、スレートや洋瓦は雨を吸い込み始めてしまいます。 吸い込んだ雨水は当然日光で蒸発し、乾いていきます。これを繰り返されると屋根材自体がもろくなり、簡単に割れてしまうようになります。 金属屋根の場合、雨水を吸い込むことはありませんが、金属が水と空気に触れることによって化学反応がおき、錆が発生します。 さびは放置しているとどんどん広がっていき、最終的には屋根に穴が開いてしまうこともあります。   このように、屋根の劣化を放置していると、様々なリスクが生じます。 もろくなっている屋根に台風で飛来物があったり、地震が起きたりすると、メンテナンスを行っている屋根材よりもダメージが大きいことが想定されます。 また物理的な衝撃がなくても、雨漏りが発生する危険性が高まります。 雨漏りは躯体の強度に影響するため、早急かつ確実に補修が必要です。 躯体が腐ってしまうと、地震等の際に家ごと崩れてしまう恐れもあるからです。   屋根のメンテナンスは計画的に行いましょう 屋根のメンテナンスは、雨漏りが起こってから、地震で屋根に穴が開いてから では遅いといっていいでしょう。 外壁と同じくおよそ10年くらいで一度点検されることをオススメします。 メンテナンスを計画的に行うことによって、長くお家に住まえるほか、大きなダメージが起こる前に対処できるため、大規模修繕に比べるとコストも下げられます。 まずは屋根の無料点検からはじめてみませんか? お問い合わせは下記よりお気軽にどうぞ♪

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2024年1月22日 更新!

外壁塗装の工事費は確定申告できる?条件や注意点を解説 l塗り達

2024年1月22日 公開 毎年2月~3月は確定申告の季節です。 実は外壁塗装を行った場合に、条件を満たすと確定申告で控除額が増え、所得税が戻ってくる可能性があります。 本日は、外壁塗装で確定申告ができる条件や、確定申告を行うメリットについて解説します。 外壁塗装で確定申告ができる条件 外壁塗装で確定申告をするには、次の条件をすべて満たす必要があります。 ①申告者が実際に住んでいる住居の外壁塗装工事であること ②外壁塗装工事を行った住宅の床面積が50㎡以上であること ③工事金額が100万円以上で、かつリフォームローンを組んでいること ④リフォームローンの借入期間が10年以上であること ⑤申告者の年収が3000万円以下であること もう少し詳しく見ていきましょう。 ①申告者が実際に住んでいる住居の外壁塗装工事であること 申告者とは、確定申告を行っている本人の事です。実際に住んでいてかつ所有している建物であることが条件です。 ご主人名義の家であれば、奥様の確定申告書では外壁塗装について各申告することはできません。 またご自身がオーナーの賃貸物件や、常時住んではいない別荘、両親の家などは対象外です。   また、 工事完了から6ヶ月以内に、申告者が住み始めていること 各年の12月31日まで住んでいること という条件もクリアしなければなりません。   ②外壁塗装工事を行った住宅の床面積が50㎡以上であること 床面積は登記簿に必ず記載されています。適用範囲か確認しておきましょう。 ③工事金額が100万円以上で、かつリフォームローンを組んでいること 工事金額に含まれる工事は、外壁塗装のほか、屋根塗装や付帯部塗装など、対象の建物に付属しているものです。 例えば、離れや物置などは含まれません。 ④リフォームローンの借入期間が10年以上であること ローン期間は10年以上(120回払い以上)が条件です。 ⑤申告者の年収が3000万円以下であること 申告者のみの収入で3000万円以下であることが条件です。ご家族の収入は含みませんが、例えば会社員で不動産収入があるなどの場合は、それらも含んだ金額でみます。 くわしくは国税庁のホームページもご参照ください。 ▶国税庁 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1216.htm   確定申告時の注意 条件に当てはまるみたい!確定申告しよう!となったときの注意点をお伝えします。 確定申告は税理士以外は代行できない 外壁塗装の確定申告は、外壁塗装業者などで代行手続きを行うことはできません。申告はご本人のみ可能です。 どうしても難しい、ややこしいなどの場合は税理士のみ代行できますので、相談してみてもよいでしょう。 必要な書類がたくさんある 確定申告自体はそれほど難しくないかもしれませんが、外壁塗装の費用を申告する場合は提出を求められる書類が非常に多くなります。 下記のような書類が提出必要書類です。 マイナンバーカード 住宅借入金等特別控除額の計算明細書 住宅ローンの年末残高を証明書 増改築等工事証明書 塗装する建物の登記事項証明書(登記簿謄本)   自治体などの補助金を利用した場合は 補助額を証明するもの も合わせて必要です。 外壁塗装は確定申告できるが、費用や手間を考えて検討しましょう 外壁塗装工事で条件や書類がそろえば確定申告し、所得税の還付を受けられます。 実際の手間や、税理士などへ相談した場合の費用を考慮して申告するかどうか検討しましょう。      

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2024年1月21日 更新!

陸屋根とは?特徴やメリット・デメリットを解説

2024年1月21日 公開   この記事では、陸屋根について解説しています。 陸屋根とは、勾配のない屋根のことで、平屋根やフラット屋根とも呼ばれます。   陸屋根の特徴 陸屋根は勾配がないフラットな形状が特徴です。 勾配のある屋根の場合、屋根材を葺いて雨が排水できるようにしていますが、陸屋根の場合は防水施工を行い雨がしみこまないようにしています。 但し、真っ平で全く勾配がないと、排水せずプールのように水たまりになってしまうため、排水のための勾配はわずかについています。 屋上との違いは、手摺があるかないかくらいしかなく、陸屋根を屋上として使用することもあるため同じような意味の言葉として使われてます。   陸屋根のメリット・デメリット 陸屋根のメリットには次のようなものがあります。 スペースを有効活用できる 前述のように、陸屋根の場合は上のスペースを屋上として使えます。 家庭菜園をしたり、趣味のスペースとして使ったり、勾配のある屋根ではできない使い方が広がります。 居室空間が広くなる 三角屋根や片流れ屋根などに比べて、室内の空間を広く取れることもメリットでしょう。 屋根裏部屋は作れませんが、その分最上階の部屋の天井を高くしたり、3階建てにしたりすることも可能です。 メンテナンスが楽 屋根材を葺ている住宅に比べると、屋根塗装の必要がありません。 また勾配がないため、防水施工も足場を組まずに工事を行うことができます。 そのため、塗装箇所が1つ減り、メンテナンスは比較的楽だといわれます。   次にデメリットも確認しておきましょう。 水はけが悪くなり、雨漏りの可能性がある 防水層の劣化が進むと、水はけが悪くなり水たまりができるようになります。 勾配のある屋根に比べると排水機能の劣化は雨漏りにつながりやすく、雨漏りが起こる前にメンテナンスが必要です。 断熱性が下がる 屋根裏がなく居室空間が大きく取れることがメリットですが、反対に屋根裏がないことで最上階の部屋の断熱性が下がることがデメリットといえるでしょう。 陸屋根の住宅では、太陽光が直接室内に伝わってしまうため、しっかりと断熱工事を行っておくことが大切です。   陸屋根のメンテナンス 陸屋根のメンテナンスは、主に防水工事のメンテナンスです。 広く平らな場所なので、FRP防水のほか、シート防水も適しています。 FRP防水の耐久性はおよそ10年~13年 シート防水はの場合は、ゴムシートで10~15年、塩ビシートで10~20年ほどといわれます。 但し、防水施工はいずれも紫外線に弱いため、上に遮るものがない陸屋根の場合、環境によってはもっと早く劣化することもあります。 排水機能のメンテナンスでは、ドレンの改修を行います。 排水機能が低下すると、雨漏りの危険性が高まるため、防水工事とセットで改修を行います。    

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2024年1月20日 更新!

雨漏りは雪でも起こる?? 原因と対策

2024年1月20日 公開   雪が原因で雨漏りが起こってしまうことがあるのをご存知ですか? 例年1月2月は各地で雪が降り、大雪が降るとニュースになりますよね。 本記事では、雪が原因で雨漏りという二次被害がある理由と対策について解説します。 雪で雨漏りが起こる理由 雪の重量 雪は思っているより重く、1㎡あたり2cm積もるとおよそ2kg、 50㎝積もると、1㎡で100kgにもなります! 雪の重量は屋根にかなりダメージを与えます。 屋根の一部が曲がったり、最悪躯体の柱などに影響があることも。 雨はちょっとした隙間からも侵入し雨漏りとなるので、屋根へのダメージは雨漏りの原因の1つといえるのです。 すがもり すがもり という言葉を聞いたことがありますか? すがもりとは、雪や氷が屋根にとどまることで排水が妨げられ、たまった水が屋根材の接合部分から内部に侵入してくる現象です。 勾配のある屋根では、普通屋根に雨水がとどまることはありません。 しかし、雪や氷で軒先から長時間排水できなくなると、接合部分から水が侵入してしまうのです。 雨漏りと違い、屋根表面に損傷がなくても起こってしまうのがすがもりです。 ちなみに、すがは東北の言葉で「氷」を意味します。   雪による雨漏りを防ぐ方法 雪による雨漏りを防ぐためには、屋根のメンテナンスを行っておくことでしょう。 元々弱っている屋根に重量のある雪が積もれば、変形や損傷しやすくなります。 雪の季節が来る前に屋根のメンテナンスをしておくことが大切です。 またすがもりの対策としては、屋根の断熱性を上げる、雪が解ける仕組みを取り入れるなどを行っています。 京都市内ですがもりがおこるほど豪雪になることは、ほとんどないかもしれませんが、屋根の劣化状態は知っておいた方がよいでしょう。   屋根の劣化診断は塗り達にお任せ! 塗り達では、屋根の劣化診断をドローンを使って行っています。 空撮でお家を真上から撮影するため、見逃しがありません。 また高性能カメラでズームを使えば屋根材の1枚1枚まで鮮明に確認できます。 ご相談や調査は無料で行っています。 ぜひこの機会に一度塗り達までお問い合わせ下さい♪          

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