防水工事のトップコートとは?特徴や役割を解説
2025年9月12日 公開
防水工事では防水層を形成し、雨が侵入しないようにします。

屋外の床に施工する防水層は、耐久性を高めるために防水層を守る保護膜を付けます。
それが防水工事のトップコートです。
今回は防水工事のトップコートについて、特徴や役割を解説します。
防水工事のトップコートとは?
防水工事のトップコートとは、防水施工した床の表面に塗られている保護剤です。

上の写真では、水色の部分が防水層、グレーで塗られている部分はトップコートを塗布した部分です。

仕上がりは全体がグレーになります。
防水工事のトップコートには防水機能はありません。あくまで防水層を午後することが目的で塗布するものになります。
防水工事のトップコートの役割
防水工事のトップコートは、防水層を紫外線から守る役割があります。
防水工事にはいろいろな施工方法がありますが、中でも戸建て住宅のベランダやバルコニーでよく使われるウレタン塗膜防水は、紫外線にとても弱くトップコートがなかったら耐久性がガクッと落ちます。
トップコート自体の耐久性は、5~7年ほどですが、防水層はトップコートがあるおかげでおよそ10年近く持ちます。
防水工事のトップコートはメンテナンスが必要
防水工事のトップコートは経年劣化を起こします。
- チョーキング
- 剥がれ
- 割れ
などが現れたら、防水層が痛む前にメンテナンスを行いましょう。

防水層の機能が失われていなければトップコートの塗り替えのみでメンテナンスを行うことも可能です。お気軽にご相談ください。









