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防水工事の記事一覧

2024年8月17日 更新!

リフォーム時の防水工事 種類と選び方は? 

2024年8月17日 公開   自宅のリフォームを考えるとき、内装だけではなく外壁や屋根など外装もメンテナンスする必要があります。 そして外装だけではなくお家自体を守るために、防水工事は欠かせません。 本記事では、リフォーム時に考えたい防水工事について、種類や選び方について解説します。 リフォーム時に防水工事が必要な場所 防水工事は、バルコニーやベランダ、陸屋根や屋上、玄関庇の上など、雨がかかる場所で勾配が少ない平らな場所です。 下地に雨がしみ込むことを防ぐために、防水層を作ります。 平らな場所であっても、例えば地上にある駐車スペース部分などは、しみ込んだ雨が地面に排水されていくため防水工事をしなくても大丈夫です。しかし、同じ駐車場でも掘り込み式などの場合、屋根の部分は防水工事をしておかないと雨もりしてしまいます。 ベランダやバルコニーも同様に、雨がしみ込んで雨漏りしてしまうと、野地板が雨漏りして階下に影響があるため防水工事が必要です。 リフォーム時の防水工事の種類 防水工事にはいくつかの種類があります。下記の防水工事は戸建て住宅のリフォーム時によく採用される方法です。 塗膜防水 液状のウレタンを塗って硬化させ防水層を作る方法です。シームレスな防水層を作ることができ、狭い場所や複雑な形状の場所でも施工しやすい方法です。 FRP防水 繊維強化ガラス(FRP)を敷いて防水層を作ります。強固な防水層を作ることができます。   シート防水 あらかじめ作られた防水性のあるシートを敷き詰めて防水層を作ります。 施工のムラなく均一な防水層を作ることができ、広い場所に施工しやすい方法です。 リフォーム時の防水工事の選び方 リフォーム時には数ある防水工事の中から、お家の状態にあった方法を選択することが大切です。 最適の方法を選ぶことによって、防水層もお家も長持ちするので、よいメンテナンスになります。 リフォーム時の防水工事の選び方のポイントは次の通りです。 雨漏りしていないか リフォーム時は、築後何年もたっているため、雨漏りしていないか確認する必要があります。 もし雨漏りしていれば補修を行う必要もありますし、雨漏りしている場所への防水工事には注意が必要です。 雨漏りしていると、下地が水を含んだ状態になっています。この上から水を通さない防水工事をしてしまうと、下地の水分が蒸発してきたときに出口がなくなって防水層を突き破ろうとして膨れてきてしまうことがあるからです。 雨漏りしている場合は。通気緩衝工法など下地の湿気を逃がすことができる方法を選択する必要があります。 人の出入りがある場所か 防水工事の施工方法によっては人の重みに強くない方法があります。そのため、人が出入りする場所かどうかでも施工方法を考える必要があります。 FRP防水は強度が強く人の出入りがあるベランダyバルコニーなどでも施工が多い方法です。   広さや大きさ 例えば、三角形のベランダや四角くない複雑な形状のバルコニーなどは、シート防水でも施工はできますが、端材がたくさん出たり、つなぎ目から雨漏りするリスクがあるため不向きです。 塗膜防水ならどんな形状の場所でもつなぎ目のない防水層を形成できるので、場所の形によって施工方法を選ぶことも1つのポイントといえるでしょう。 広く四角い屋上などはシート防水が最適なこともあります。 リフォーム時の防水工事に迷ったら塗り達にご相談ください! リフォーム時の防水工事について、施工方法や選ぶポイントについて解説しました。 「とはいっても、うちに合う方法がわからない」 「雨漏りしているかどうかも見てほしい」 そんな時は塗り達にご相談ください! 雨漏り補修から防水工事の施工まで一括してお引き受けしています。 リフォーム時の防水工事は下記よりお問い合わせください♪

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2024年8月13日 更新!

防水工事の通気緩衝工法は雨漏りベランダに最適 特徴やメリットとは l塗り達

2024年8月13日 公開 通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)とは、防水工事の施工方法の1つで、雨漏りしているベランダやバルコニーに最適の方法です。 防水工事にもいろいろな施工方法があり、中でも通気緩衝工法は雨漏り補修時によく使われる方法です。 本記事では、防水工事の施工方法の1つ通気緩衝工法について、特徴や施工するメリットを解説します。 通気緩衝工法とは 通気緩衝工法とは、防水工事を行う際に下地と防水層の間に通気の取れるシートを入れて、下地から上がってくる水蒸気をうまく逃がすことができる施工方法です。 防水工事は、雨水が下地に入り込まないように完全にシャットアウトできる防水層を作ります。 降ってくる雨を通さないことはもちろん、下地から上がってくる水蒸気も通さないため、万が一下地が水を吸っている状態だとまずいことになるのです。 通気緩衝工法が雨漏りしている下地に最適な理由 下地が水を吸っている状態=雨漏りしているケースでは、降ってくる雨を防ぐことに加えて、下地からの蒸発してくる水分を逃がさなければいけません。完全に密封してしまうと、上がってきた水蒸気で防水層が膨れたり破れたりするからです。 防水層を完全に下地にくっつけてしまう密着工法では下地からの水蒸気を逃がすことができません。そのため、雨漏りして水分が蒸発してくる下地には通気緩衝工法を用いて、水分を逃がし、かつ降ってくる雨から下地を守る施工方法をとるのです。 通気緩衝工法を行うメリット 通気緩衝工法を行うメリットには次のようなものがあげられます。 下地から上がってくる水分を逃すことができる 下地の劣化に防水層が影響されにくい 雨漏り下地に最適な理由でも述べたように、防水層が完全に密着していないため、水分を逃がすことができる点が最大のメリットです。雨漏りしている場合は通気緩衝工法による施工が必須ともいえます。 また、コンクリート床などに防水工事をしたい場合、密着していないので下地の割れに影響されにくく、ひび割れを抑制する効果もあります。   通気緩衝工法の施工事例 それでは通気緩衝工法を具体的に確認してみましょう。今回は雨漏りしていたベランダ床への施工事例をご紹介します。 施工前のベランダの様子です。こちらに通気緩衝工法にて防水工事をしていきます。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 下地をきれいに清掃し、プライマー(下塗り)を塗ります。 通気の取れるシートを敷きます。 脱気筒の取り付けです。下地から上がってくる水蒸気を逃がす煙突のような働きをします。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ シートの上から液状ウレタンを塗ります。ウレタンが乾くと防水層になります。   最後に防水層を保護するためにトップコートを塗ります。 通気緩衝工法による防水工事が完了しました。 防水工事は現状によって最適な方法を選択 通気緩衝工法や密着工法をはじめ、防水工事にはたくさんの施工方法があります。 大切なことは、下地の状態や現在の劣化状況を見極めて最適な施工方法を選択することです。 雨漏りしていることを見抜けずに、密着工法で施工してしまうと防水層の膨れにつながります。 防水工事では施工はもちろん、施工前の調査がとっても大切です。 防水工事をお考えなら、経験豊富な塗り達におまかせください!

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2024年8月8日 更新!

ポリウレタン系シーリング材とは?特徴や耐久性について解説

2024年8月8日 公開   この記事では、ポリウレタン系シーリング材について解説しています。 ポリウレタン系シーリング材とは、耐久性に優れたシーリング材でモルタル下地のクラック補修やALCの目地などに使われています。   特徴 比較的安価 シリコン系のシーリング材とは真逆の性質を持つ(シリコン系は上からの塗装は不可) シーリング材上から塗装性が良好 ポリウレタン系シーリング材は、シーリング材の分類の中では、二成分型の混合反応硬化型(主剤と硬化剤を混ぜて化学反応させて硬化させる)と呼ばれる分類に入ります。 シーリング材の上から塗装ができるので、外壁材の目地充填や、クラック補修などに使いやすいシーリング材です。   上から塗装ができる点がメリットですが、塗装なしでは対候性が低いため、シーリングのみで屋外での使用は推奨されていません。塗膜で保護をして対候性を維持します。    

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2024年8月7日 更新!

雨漏り修理はプロにお任せ!悪徳業者に騙されないためには l塗り達

2024年8月7日 公開 雨漏りは室内環境が悪くなり、住みづらさを感じたり、不安が続いたりする厄介なものです。 そんな気持ちを巧みに利用して不安をあおる雨漏り補修をうたう悪徳業者が横行しています。 雨漏りは、きちんと補修できなければ意味がありません。 無駄な費用がかかるほか、余計にお家を痛めることにもなりかねません。 そのためには、雨漏りについて知り、知識を持っておくことが大切です。本記事では雨漏りについての基礎知識や雨漏り補修で大切なことをまとめています。ぜひ最後までご覧ください。 雨漏りが起こる場所 雨漏りは、 屋根 外壁 笠木などの付帯部 サッシ廻り など、住宅のあらゆるところから起こる可能性があります。 雨漏りとは、本来雨が入ってこないようにふさがれている部が、何らかの理由で隙間ができてしまい雨が入ってきてしまうものです。 そのため、部材と部材の接着部分や、部材の劣化・損傷・逸失などによって隙間ができる可能性があるところはすべて雨漏りが起こりうる可能性があります。 雨漏り補修に必要なこと 雨漏り補修では、雨漏りしている場所を確実に突き止めることが何より大切です。 的外れな場所をいくら補修しても雨漏りは止まらないからです。 雨漏りはいろいろなところから起こる可能性があります。 しかし、実際に雨漏りしていると確認できる場所と、雨が入ってきている場所が必ずしも一致しないことがあります。 例えば 壁紙にカビが発生している 1階の部屋の天井がシミになっている など室内で雨漏りが確認できても、どこから雨漏りしているのか?がわかりにくいのです。 雨漏り補修で最も重要で、もっとも難しいのが、「どこからどのように雨漏りしているのか?」の特定であるといえるでしょう。 そのため、雨漏りしている場所を見つけ出す技術が補修業者には求められます。 悪徳業者に雨漏り補修を頼んでしまうと・・・ 悪徳業者は、突然訪問してきて雨漏りしていることをお客様に知らせます。 しかし、雨漏りを補修するつもりはないため、適当な場所を適当に工事し、あたかも補修ができたようなふりをして費用を請求してきます。 お客様の不安な気持ちと、雨漏りに関する知識があまりないことを利用する悪質な手口ですね。   的外れな工事を行っても雨漏りが止まるどころか、もっとひどくなることも想定されます。 不安をあおられてもすぐに契約せずに、他の業者にも調査を依頼してみましょう。   雨漏りに気づいたら専門店へ相談 突然雨漏りしていることを知らされると不安になってしまいますよね。 ご自分で気づいたときも、まずは現状を知ることが大切です。 できるだけ早急に雨漏り専門のプロに調査を依頼しましょう。 塗り達は雨漏り補修も専門店として行っています。 外壁や屋根を知り尽くした担当者が丁寧に調査しますので、お気軽にご連絡ください。    

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2024年8月1日 更新!

防水工事で重要なのは排水?勾配について l塗り達

2024年8月1日 公開 ベランダやバルコニーの床に防水施工をしているお家も多いでしょう。 防水工事を行うと水をはじくようになり、床に水がしみ込まないようにしてくれます。 しかし、排水溝が詰まっていたり、床に勾配がないとプールのように水たまりになってしまうことも。 そこで今回は、防水施工で大切な排水と勾配について解説します。 防水工事に欠かせない排水(ドレン) 防水工事をするときに一緒にメンテナンスしておきたい部分が排水(ドレン)です。 床についているドレンや、立ちがり部分についているドレンなどさまざまなタイプがあります。 ベランダやバルコニーに洗濯物を干していたり、植物を置いていたりすると、ゴミくずや枯葉などが詰まって排水がうまくいかなくなることがあるため、定期的にお掃除をしましょう。 また、ドレン周りの劣化で雨漏りすることもあるため防水層のメンテナンス時に付け替えを行うこともあります。   防水工事の施工時に気を付けたい勾配 排水がきちんと機能するためにもう一つ大切なことが床の勾配です。 勾配とは床の傾斜のことで、水がドレンに向かって流れていくようにつけます。 新築時にはベランダやバルコニーの排水を考え勾配を付けて建て、防水工事を行います。 しかし防水層が劣化し、雨漏りして下地が痛むと勾配が変わってしまうことがあります。 防水層の下は野地板が貼られていますが、木材のため雨に弱く雨漏りによって偏見したり腐食したりすることがあります。 そのため、排水がうまくいっていない場合は勾配が変化していることが予想され、防水層よりさらに下の下地が痛んでいる可能性があるのです。 防水工事のメンテナンス 防水工事のメンテナンスは、段階があり 一番最初に傷むトップコートのみの塗り替え 防水層から施工しなおし 下地から張り直し の順に大掛かりな工事となり、費用も期間もかかります。 下地まで傷んでしまうほどの雨漏りを放置していると大掛かりな張り直しの工事になるため、できるだけ定期的にメンテナンスをするようにしましょう。 トップコートのみの場合、5~7年が塗り替え時期とされています。 防水層の施工方法にもよりますが、およそ10年以内にはメンテナンスが必要と考えておきましょう。 防水工事のメンテナンスも塗り達にお任せください!  

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2024年7月31日 更新!

雨漏り防止に防水塗料は役に立つ?防水機能を高めたい場合の工事について l塗り達

2024年7月31日 公開 雨漏りに備えて防水機能を高めたい場合、防水工事を行うのが一般的です。 ネットで検索していると「防水塗料」というものがヒットするかもしれませんが、果たしてどれくらい役に立つものなのでしょうか? 本記事では雨漏りを防止できる防水施工について、防水塗料を含めて解説していきます。 塗装では防水できない? 外壁や屋根に塗装する場合に使う塗料には、防水機能はありません。 防水機能を持った塗料を「防水塗料」と呼ぶことがあるようですが、実際のところ外壁塗装や屋根塗装で使える防水塗料はありません。 木造の建物は建物自体が呼吸をしているため、外壁や屋根に防水機能のある塗料は使わない方がよい、といった方がわかりやすいでしょうか。   例えば、防水性のある閉め切ったビニールテントの中でお湯を沸かし続けることを想像してみてください。 テントの中の湿度がどんどん上がります。湿気を逃がすためには入口を開放するほかありません。 同じように、外壁や屋根を防水機能ばっちりの塗料で覆ってしまうと、お家の中の湿気や木材から出てくる湿気が逃げられず、たちまちカビだらけになってしまうことが想像できます。 外壁や屋根の劣化の原因 劣化の原因には太陽光や雨風、排気ガスなど外側からの力だけではなく、お家の中から出てくる湿気もその1つと考えられます。 木造の建物の外側にまったく水を通さない塗料を塗ってしまうと、お家の中で発生する湿気を外に逃がすことができなくなり、室内にカビが生えたり躯体の腐食の原因になってしまいます。 確かに外壁塗装や屋根塗装の目的は外壁材や屋根材の保護と、お家全体の耐久性を高めることですが、外からも内側からの水も完全にシャットアウトすることは、お家の劣化を早めることになってしまいます。 そのため外壁や屋根には防水機能のある塗料は使わないのです。 塗装はまったく水を防がない、というわけではない 外壁塗装や屋根塗装を行っても、まったく意味がないというわけではありません。 もちろん塗装していれば雨が外壁に吸い込まれないように膜を作ることができます。しかし完全な防水ではないため、いわゆる雨漏りを防ぐ防水工事とは異なってくるのです。 雨漏りを防ぐ防水工事とは 防水工事とはその名の通り、水を防ぐ工事です。 例えば、屋外にあるバルコニーの床や、お風呂の床など、下に水が入ってはいけない部分で使います。 防水工事の施工方法にはいくつかありますが、そのうち塗装をするように塗膜を付けることで防水機能を持たせる方法があります。それが塗膜防水です。 塗膜防水とは 塗膜防水とは一般的にウレタン防水のことを言います。 ウレタンといえば、スポンジなどを思い浮かべるかもしれませんが、防水工事で使うウレタンは液状ウレタンです。 この施工ではバルコニーの床に液状ウレタンを塗り、防水層を作っています。 液状ウレタンは塗装すると硬化し、水を防ぐ塗膜になります。 液状なので細かい部分まで施工することができ、水を完全に通さない膜を作ることができます。 防水機能のある塗装というと、塗装している施工業者ではウレタン塗膜防水のことをイメージするでしょう。 防水機能がしっかりある防水層を作ることで、雨漏りを防ぎます。 防水工事のご相談も塗り達まで! 防水機能を高める工事について解説しました。 施工場所や現在の状況により、最適な施工方法は異なります。 現状確認後に施工のご提案が可能ですので、 メンテナンスしたいけど方法がわからない・・・ という方もお気軽に塗り達までご相談ください!    

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2024年7月25日 更新!

雨漏り調査の散水試験とは?確実な補修のために l塗り達

2024年7月25日 公開 雨漏り補修は、どこからどのように雨もりしているのか、場所と原因を突き止めることが何より重要です。 やみくもに補修を行っても、雨漏りが直らないどころかどんどん進行してしまうこともあります。 そんな雨漏り調査に有効な方法の1つが「散水試験」です。 散水試験とは、雨の代わりに水を撒いて雨漏りの侵入経路を突き止める方法です。 本記事では、雨漏り調査の散水試験について解説します。 散水試験とは   散水試験はその名の通り、散水して(水を撒いて)行う調査方法です。 ホースなどで水をまき、人工的に雨漏りを起こします。 雨漏りしていることがわかっていれば、雨染みなど何らかの症状が起こりますが、その原因となっている雨の侵入経路を見つけ出して補修することが必要です。 そこで、雨漏りの症状があるところから、いくつかあたりを付けて雨漏り箇所を探していきます。 雨漏りが起こりやすい箇所 住宅の雨漏りは発生するかもしれない箇所が大変多くあります。 特に、 ベランダ・バルコニー 屋根 外壁 雨樋 は雨漏りが発生しやすい箇所です。 雨漏りを見つけたら、発生箇所から近く雨漏りが起こる可能性が高い場所をあたります。 明かなクラック、部材がなくなっているなど目視できる場合はよいのですが、どこから雨が入っているのかわからないという場合は補修のしようがないため、水を撒いて雨漏りの状態を作り出します。 散水試験の方法 散水試験では、雨漏りしていると思われる箇所に水をかけます。 人工的に雨が降っている状態にして、雨漏りが見られる場所から確実に雨漏りしているかを確認します。 散水試験に必要なものは、ホースと水だけです。 但し、散水試験後に確実に補修をしなければ意味がありません。 散水試験は雨漏り補修をする前提で行います。 散水試験後の雨漏り補修 散水試験で雨漏りしている箇所を見つけたら、雨漏り補修を行います。 ただ雨漏りを止めるだけではなく、傷んでいる部材は交換したり張り替えたりします。 確実に雨漏りを止めておかないと、見えない部分で腐食が進みお家全体の強度が下がります。 散水試験は、確実に雨漏りを止めるために雨の入り口を見つけることができる調査方法なのです。 塗り達では、雨漏り調査から補修まで一括でお引き受けしています。 雨漏りに気づいたら早めにご相談ください。    

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2024年7月23日 更新!

防水工事後のベランダに水たまり!?原因と対策 l塗り達

2024年7月23日 公開 古くなったベランダの床。 「防水工事でメンテナンス!と思ったのに、工事したあとに水たまりができるようになった!」 そんなお悩みはありませんか? 今回は、防水工事後に水たまりができる原因や理由について解説します。防水工事後の水たまりでお悩みの方は是非参考になさってください。 防水工事後に水たまりができる理由 防水工事後に水たまりができる理由にはいくつか原因が考えられます。 ①水はじきがよくなったため 防水工事を行うと、表面がつるつるになり水はじきがよくなります。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 防水層が劣化して防水機能が低下すると、雨をはじかず下地に染み込んでいくようになります。そのため、劣化した状態の下地では水をはじいていなかったものが防水工事後によく水をはじくようになり、結果的に雨のあとに水たまりを見かけるようになるというものです。 防水層がきちんと機能しているからこその水たまりなので、心配の要らないケースですね。 ②排水ができていない等の不具合 防水工事後に水たまりができるもう1つの要因は、排水ができていないなど問題があるケースです。 先ほどもあったように防水機能が低下すると下地に雨がしみ込んでいき、雨漏りや腐食の原因になります。 ベランダやバルコニーは、排水のために緩やかに傾斜を付けてありますが、雨漏りで下地が劣化することによって傾斜が変わり、排水がうまくできなくなっていることが考えられます。 下地自体がゆがんで排水ができていない場合は、雨漏りの補修とともに、下地の張替などから防水工事を行う必要があります。 ドレンの劣化・汚れ ドレン(排水溝)が劣化している場合もうまく排水できないことがあります。枯葉やごみが詰まっていないかも一度確認してみましょう。   防水工事後に水たまりができたときに行う対策 防水工事後に水たまりができている場合、防水機能がよくなった水はじきの場合は、気になるようならワイパーなどで吐き出しましょう。 雨漏り等で床の勾配が変化したことによる水たまりなら、防水工事のやり直しになる可能性があります。 また下地に雨漏りの影響がある場合、表面がいくらきれいでも雨漏りが進行している可能性があるため、きちんと補修を行った方がよいでしょう。 気になる症状があれば、雨漏り専門店に相談してください。 ベランダの防水に関することなら塗り達まで! 塗り達では、外壁屋根塗装のほかに、防水工事や雨漏り補修などお家回りのご相談を受け付けています。 防水工事は施工前の調査と、雨漏りの補修も大切です。何かおかしいな?と思ったら早めにご連絡ください。

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2024年7月11日 更新!

マンションの屋上防水の費用相場は?施工方法についても解説 l塗り達

2024年7月12日 公開 マンションの屋上は屋根を葺かずに防水施工を行っていることが多いですよね。 マンションの屋上に施工されている防水は、降った雨が階下の部屋にしみこんで雨漏りしてしまわないように守っています。 防水層は紫外線によって劣化するため、オーナー様や管理組合の方は屋上の防水工事もメンテナンスの1つとして考えておく必要があるでしょう。 マンションの防水工事といっても施工方法もいろいろあり。費用相場も異なります。またマンションの防水工事は戸建て住宅とは違った特徴もあります。ぜひ最後までお読みください。 マンションの屋上防水の特徴 防水工事は一般の住宅でも、バルコニーや屋上で行われます。比較しながらマンションの屋上防水の特徴を確認しておきましょう。 面積が大きい マンションの防水工事が戸建て住宅と異なる点は、「面積が大きい」ことです。 マンションの場合、ワンフロアに何部屋もあり床面積は戸建て住宅とは日にならないくらい大きいことが想像できます。 長方形など規則的な形 またたいていの場合、マンションの屋上は長方形など規則的な形をしており、複雑な形になっていることもある戸建て住宅のバルコニーなどに比べると広いスペースに施工することになるでしょう。 躯体がしっかりしている 日本の戸建て住宅はほとんどが木造ですが、マンションの場合RC構造など鉄筋が入った造りになっていることが多いです。 階数が多くなったり面積が広くなるとそれだけ重量もかかるため、耐えうる設計になっています。 屋上防水も施工方法によっては重さがあり、躯体への影響が考えられます。戸建て住宅には不向きな重量がある防水工事でも、マンションの屋上であれば問題なく施工できることがあります。 足場を組むのが大変 マンションの改修工事は、とにかく大掛かりで費用がかかる点も特徴です。 大規模改修で15~20年に一度と戸建て住宅の10年サイクルに比べると長い期間メンテナンスしなくても済むように施工しています。 その理由は足場を組むのが大変であり、一度に工事してしまわないと費用もそれだけ掛かってしまうからです。 外壁のメンテナンスを行うなら、ガラスや屋上防水も一緒に行う方が、費用面でも住人の生活にとっても、数年ごとに何度も足場に囲まれるよりよいでしょう。 そのため、屋上防水も頻繁に行わなくてもいいように耐久性の高い施工方法を選ぶ傾向にあります。   マンションの屋上防水の工事の種類と費用相場 マンションの屋上防水でよく用いられる施工方法をご紹介します。 シート防水 シート防水は、防水機能のあるシートを敷いて防水層とする工事です。 広く規則的な形をしているマンションの屋上では施工しやすい方法です。 また雨漏りに備えて、通気緩衝工法をとり、万が一の際にもシートが膨れたり破れたりすることを抑制できます。 アスファルト防水 高層マンションなどでよくみられる施工方法はアスファルト防水です。アスファルト防水は防水工事の中でも最も歴史が古く、かつ耐久性が高いことで知られています。 アスファルトを屋上に敷くため重量がありますが、 マンションほどの躯体の強度があれば屋上に施工することが可能です。 一般住宅の木造ではまず施工しない方法です。   マンションの屋上防水も塗り達にお任せ! マンションの屋上防水について施工方法などをご紹介しました。 大規模改修で防水施工を行うことが多いですが、雨漏りや補修が必要な場合は緊急で補修を行うこともあります。 塗り達ではマンション等の集合住宅のメンテナンスも承っています。 オーナー様や管理会社様からのお問い合わせもお気軽にどうぞ

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