塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

外壁・屋根材の記事一覧

2023年3月2日 更新!

外壁がモルタルの場合のメンテナンスとは? l塗り達

2023年3月2日 公開   1970年代ごろまで、日本の住宅の外壁はルタルが主流でした。 一軒一軒職人が手作業で、つなぎ目のない美しい壁が作れるのが特徴で、現在でも外構などでモルタルを採用する新築住宅も少なくありません。   しかし、現代はローコストでなるべく早く仕上がるようにと、サイディングボードが主流となっています。   モルタル外壁の住宅は、現在では築30年前後経過しているものも少なくありません。 一度も外壁塗装をされたことがない方、2度目のメンテナンスをご検討中の方も、今回の記事を参考になさってください。   モルタル外壁の特徴 外壁がモルタルの場合の、特徴は、なんといってもつなぎ目のない美しい壁です。 サイディングボードの場合は、ボードをつなぎ合わせているため、どうしても継ぎ目ができますが、モルタルの場合はつなぎ目がありません。 またいろいろな模様やパターンを付けることができるのも、モルタルの特徴です。   モルタル外壁の劣化症状 ①クラック モルタルの外壁には、材料や工程から、どうしてもひび割れ(クラック)が起きやすくなっています。 ヘアークラックと呼ばれるごく微細なものから、構造クラックとよばれる大きな亀裂まであり、隙間からの水分の侵入によって、雨漏れしたり、さらにクラックが大きくなったりすることがあるため、補修が必要になります。   ②カビやコケ モルタルの外壁は、凸凹していたりざらざらしている仕上げが多いため、どうしても凸凹に水が溜まりやすく、カビやコケが発生しやすくなっています。 本来であれば、塗膜が水分をはじくので、カビやコケが生える前に乾くのですが、塗膜が古くなり防水性が失われてくると、カビやコケが生えやすくなります。   モルタル外壁の補修 クラックがある場合は、コーキングや左官などで補修を行った後、塗装を行います。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ モルタルの外壁塗装 費用は? 塗り達では、モルタルでもサイディングでも、49.6万円~(シリコン塗料プランの場合)で、どんな外壁材でも値段は一律となっています。 ただし、上記のようなクラックがあって特殊な下地補修が必要な場合や、普通の高圧洗浄では落とせないようなカビ・コケなどの洗浄(バイオ洗浄など)をする場合は、別途補修料金がかかることがあります。 現地調査で外壁の状態をしっかり確認し、見積の時点でプラスアルファの補修が必要な場合は、工程と料金をご説明しています。詳しくは、現地担当者へお尋ねください。   無料外壁診断・見積は塗り達へ 外壁塗装の最初の一歩は、外壁の状態を知ることから始めましょう。 劣化状態や補修が必要な部分をしっかり調査し、後から追加料金が発生しないように、見積内容に組み込みます。 まずは、無料で外壁診断から!

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塗装
2023年2月26日 更新!

サイディングに外壁塗装は必要?理由や時期を解説 l塗り達

2023年2月26日 公開   現在、日本の戸建て住宅の外壁材で最も多いのがサイディングボード。 新築住宅では、実に9割もの住宅でサイディングボードが採用されています。 うちも建ててからそろそろ10年くらいたつけど、サイディングって外壁塗装は必要なのかな?とぼんやり考えている方も多いのではないでしょうか? ズバリ サイディングは外壁塗装が不可欠です!! この記事では、サイデイングに外壁塗装が不可欠な理由を解説しています。   サイディングボードに外壁塗装が欠かせない理由 サイディングボードは、外壁材の1つで、いわば一番外側でおうちを守ってくれている防御壁です。 例えば ・紫外線 ・雨風 ・飛来物 など、屋外では過酷な環境の中で一年中体を張っています。 これらから、躯体や、室内の環境を守っているのが外壁材なのです。   サイディングボードは、工場で作られ、出来上がった状態で現場に運び込まれて組み立てます。 そして、骨組みや、断熱材を入れた家の躯体を守るように、一番外側に貼ります。   サイディングボードは、永久的に使える素材ではなく、紫外線や、雨風によって徐々に劣化していきます。 そのため、家の躯体を守るために外壁材をメンテナンスしてあげる必要があるのです。 外壁塗装は、最もポピュラーで有効なメンテナンス方法の1つです。   サイディングボードが劣化してきたら 見逃してはいけないサイン サイディングボードは、いきなり劣化がひどくなるわけではありません。少しずつ少しずつ劣化が進行し、サインが出てきます。 ①チョーキング   ↑チョーキング 劣化した塗料が、粉のようになり、手で触るとチョークの粉のように手につくことから、チョーキング現象と呼ばれます。チョーキングが起きると、塗膜は水をはじく力がなく、雨水は外壁へ吸い込まれている状態になっています。 吸い込まれた水分が乾き、また吸い込みを繰り返していると、サイディング自体にひびが入って割れる原因になります。 また水が出られなくなると、雨漏りの原因になります。   ②ひび割れ チョーキングから水分を吸い込むことによって、内側から割れてくるケースと、物理的に何かがぶつかってひびが入るケースもあります。台風で飛んできたものや、車が当たってひび割れなどが起きると、その隙間からの雨水の侵入でサイディングはもとより、躯体部分も傷んでしまいます。 ③シーリングのひび割れ、欠け サイディングボードの劣化症状として気を付けておきたいのが、シーリングの劣化です。 サイディングボードは、大きなボードを何枚もつなげて外壁にしていますが、当然つなぎ目があるので、その部分はシーリング材で埋めています。 このシーリング材はゴムのようなものなので、紫外線や雨で劣化します。 シーリング自体はサイディングではありませんが、シーリングの劣化によって、ボードとボードの隙間が開き、この部分からの水の侵入を許してしまうことになります。当然外壁材の内側の雨漏りの原因になるので、外壁材は大丈夫!と思ってもシーリング材の劣化も確認が必要です。 劣化したシーリング ④塗膜の剥がれ 塗膜がはがれているところも、下地がむき出しになっているので、注意が必要です。   ⑤カビ、コケ カビやコケは、湿気を好むため、北側の外壁や、隣との距離が近く太陽が当たらない場所、また近くに植木などがある場合におこりやすい劣化現象です。 通常は、塗膜が水分をはじいているはずですが、水分が蒸発せずにたまってしまっているため、塗膜の劣化が進んでいるサインになります。   ⑥色褪せ 色褪せも、塗膜の劣化が原因で起こる劣化症状の1つです。特に紫外線がよくあたる西側や、一日中日が当たる高い場所など、特定の部分で起こりやすいサインです。 塗膜が薄くなっているので、メンテナンスが必要です。   劣化症状に気づいたら サイディングの場合、これらの劣化症状はおよそ新築後10年くらいから目立ってきます。 しかし、いきなり劣化するわけではなく、年々すこしずつ進行しているので、サインに気づいたら、早めに外壁のメンテナンスを検討する時期です。 ここで注意したいのが、劣化症状が出ている場所だけメンテナンスをすればよいのではないということです。 カビや色褪せのように、ある特定の部分にだけ出やすい劣化症状は確かにあります。 しかし、そのほかの部分がまったく傷んでないわけではなく、程度の差はあっても少しずつ塗膜は弱くなっています。 サイディングの劣化症状を見つけたら、一度、外壁診断をしてもらい劣化状態を確認してみましょう。 外壁の無料診断はこちらからどうぞ  

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外壁 上塗り1回目の画像
2023年2月20日 更新!

外壁(石彫調)施工の様子 l塗り達

2023年2月20日 公開   京都府で外壁の塗装工事を行いました。 今回は、塗り替えの様子をご紹介したいと思います。     ①施工前 石彫調の外壁です。 劣化により色褪せていたり汚れが目立ちますね。       ②高圧洗浄 まずは、高圧洗浄機を使って、 外壁に付着している汚れやホコリなどを洗い流していきます。       ③下塗り 続いて下塗りです。 下地固めを目的として、下塗り材を塗装します。     次にマスチックローラを使用し、 白色の下塗り材をたっぷり塗っていきます。 これでしっかりした下地が完成しました。       ④上塗り 続いて、上塗り塗装です。 プレミアムシリコンの藍色と鉄色が混ざった色を使用しました。   艶ありタイプをお選びいただきましたので、シックでスタイリッシュな印象の仕上がり感が得られます。         ⑤施工完了 施工完了です✨ 施工前はベージュ系のお色味でしたので、ガラリと雰囲気が変わりました       いかがでしたか?? お住まいが綺麗に生まれ変わるとなんだか気分が上がりますね。   同じ色で塗り替えるのも素敵ですが、 今回のお住まいのように、雰囲気の違うお色で塗り替えてみるのはいかかでしょうか   外壁塗装を検討中のみなさま!   お住まいの塗装に関してのご相談は無料です💡 ぜひお気軽にお問合せくださいませ  

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樹脂系サイディングの画像
2023年2月19日 更新!

樹脂系サイディング l塗り達

2022年2月19日 公開 この記事では、樹脂系サイディングについて解説しています。   樹脂系サイディングとは プラスチックの一種である「塩化ビニル樹脂」を主原料とした薄い板状の外壁材。 北米で広く普及されているが、日本のシェアは、外壁塗装の中で1%~2%。   特徴 他のサイディング材と比べて非常に耐久性が高い。 腐食やひび割れが起きにくく、凍害、塩害に強く、燃えにくい性質がある。 軽量でシーリングを使用しないので、メンテナンスの手間が少ない。 ただし、デザインや色のバリエーションが少なく、日本での取り扱いが少ない。   耐久性 耐久性が高く、約30年程度メンテナンスが不要なものも多い          

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おしゃれな外見
2023年2月14日 更新!

おしゃれな外壁にしたい!のっぺりした外観にならないための5つのポイント l塗り達

2023年2月14日公開 外壁塗装工事をして、せっかくきれいにしたのに、なんか見た目がおしゃれじゃない・・・のっぺりしてる・・・ そうならないための5つにポイントを、塗装専門店のプロが教えます!   おしゃれな外観に共通すること 近年の住宅の外壁は色も素材も様々ですが、「おしゃれだな~」と目に留まる外壁の共通点は何でしょうか? ズバリ、色と素材の組み合わせ です。   新築の場合は、外壁材や色に加えて、窓の形や位置、玄関ドアなど細かいところまでデザインしておしゃれな外観を演出しています。最近では、箱型の住宅や窓が少ない住宅、ダークトーンの外壁などが流行していますよね。   塗り替え工事の場合は、大々的なリフォームを行うことを除けば、変えることができるのは、色ですが、どういった色を選べばおしゃれになるのでしょうか? のっぺりした印象にならない方法とは?   のっぺりした印象にならないおしゃれな外観のためのポイント5つ ①ツートンカラー #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 左)施工前 右)施工後 のお写真を並べています。 外壁塗装をしてきれいになったのはもちろんですが、1階部分をダークトーンにしたツートンカラーにすることによって、ぐっと締まり、おしゃれな印象になりました。 単色で塗ってしまうと、どうしてもベターとした印象になり、のっぺりしてしまいがちです。 窓が少なかったり、開口部がない壁一面などが見えている場合は、単色ではなく二色以上を使ってアクセントを入れた方がいいでしょう。   ②雰囲気を統一する たとえば、ナチュラルな感じや、スタイリッシュな雰囲気など、お好みの外観があると思います。 ナチュラルテイストですと、白やブラウン、ベージュなどの色を組み合わせてみるのがおすすめです。 また、スタイリッシュな感じがお好みであれば、白と黒の正反対の色でツートンにするなどで雰囲気がでます。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */   窓の形や、サッシの色などとの調和も考えると、より統一した雰囲気になりますよ。 ③アクセントカラー 全体の雰囲気を統一しても、同系色ばかり使っているとやはりのっぺりした印象になることも。 ファッションや、髪色と同じように、アクセントとなるポイント、目が行きやすい部分を作ると、ぐっとおしゃれな印象になります。   こちらは1階の一部分にダークカラーを使い、ベージュ一色で塗るより引き締まった印象になっています。 ④艶加減や仕上がり 外壁の塗料で色以外に選べることといえば、艶加減です。 塗料は、基本的につやつやで、いわゆる艶加減をまったく調整していないものを基準としたときに、半艶、三部艶、艶消しなどがあります。 艶をまったく調整していない基準の塗料だと、いわゆるペンキ塗りたてのような、テカテカピカピカの仕上がりになってしまいます。 あまり凹凸のない外壁の場合は、艶ありの塗料で塗装すると、太陽光でまぶしいほどにピカピカすることもあります。 公園の遊具や郵便ポストのような感じといえば想像ができるでしょうか?   特に住宅の外壁は面積を広いので、艶加減はおしゃれな外壁にするためには重要なポイントです。 おしゃれだな~と感じる外壁を街中で見かけたら、ぜひ艶加減もチェックしてみて下さい。   ⑤タイルやレンガ もし、外壁の塗り替えだけで満足できない場合は、一部にタイルやレンガなどを使ってアクセントを入れる方法もおすすめです。 タイルやレンガは、外壁すべてに使ってしまうと大変高額になるので、新築の場合でも玄関回りだけや、バルコニーの一部に飾りとして使っている例が多くあります。   凸凹が少ない外壁材の場合、すこしタイルなどの異素材を入れるだけで、ぐっとおしゃれな感じになります。 塗装工事ではありませんが、実際にタイルを一部に貼る工事を行う例もありますので、気になる方はご相談ください。   おしゃれなだけじゃない!外壁塗装のすごいところ 外観をおしゃれにするためのポイントはいかがでしたか? 外壁塗装は、色や艶を変えることで雰囲気を一新するだけではなく、外壁材を守ってお家の長持ちに貢献します!   ぜひ、外壁のメンテナンス時には、塗装で補修しながらお好みの外観にチェンジしてみてくださいね。              

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外壁塗装 スプレーガン 吹付け工法
2023年2月12日 更新!

吹付け塗装とは? 工法や特徴を解説 l塗り達

2023年2月12日 公開   吹付け塗装は、スプレーやガンなどを使って塗料を吹き付けながら行う塗装のことです。   意匠性のある壁が作れるため、モルタルの住宅で、使われることも多い塗装方法です。 今回は吹付け塗装について解説していきます。   吹付け塗装とは 塗装は、刷毛やローラーなどを用いて塗る場合もありますが、エアスプレーやガンなどをつかって塗料を霧状にして塗装する吹付け塗装もあります。 吹付塗装は、モルタルなどで模様をつけ意匠性を持たせるために行ったり、金属製の雨戸などローラーや刷毛では塗りにくい箇所を塗ったりする場合も行われます。     吹付け塗装の特徴 吹付け塗装では、塗料が細かい粒子となってしっかり密着するので、表面が滑らかに仕上げることができます。 また、スタッコや吹付タイルといった意匠性の高い外壁も、吹付け塗装で作ることができます。     吹付け塗装は高い技術力が必要です。 スタッコ仕上げなどの場合、職人の技量やセンスによって仕上がりの良しあしが変わるため、そもそも吹付け塗装は行っていないという業者も存在します。 吹付け塗装を希望する場合は、行える職人がいるかどうかも確認しておきましょう。   関連 施工事例 ▼雨戸を吹付塗装で施工しています 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ八幡市 N様邸 |京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗...https://nuritatsu.com/works/32559八幡市で 外壁と屋根の塗替え工事をさせて頂きました。 屋根材はカラーベストでした。塗装がはがれ、撥水性がなくなってしまっていましたが、割れなどはなく、塗装でメンテナンスできる状態でした。高圧洗浄で汚れや旧塗膜をしっかりと落とした後(①)下塗りを丁寧に行いました。(②) 下塗りをしっかり丁寧に行うことで、下地である屋根材が強くなり、新しい塗膜との密着もよくなります。上塗りには、遮熱シリコン塗料のクールタイトSiを使用。遮熱効果のある塗料です。今回は、サックスブルー(CLR-115)をお選びいただきまし...   ▼柄のはいったサイディングボードを吹付塗装しています 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ京都市山科区 S様 |京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店...https://nuritatsu.com/works/35043今回、京都市山科区で屋根塗装・外壁塗装・付帯塗装工事のその他防水工事をさせて頂きました。 防水工事を行うことで、建物の内部に雨水が侵入することがなくなり雨水による建物の劣化を防ぐことができます。 S様、この度は誠にありがとうございました。                

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レンガ
2023年2月4日 更新!

レンガ l塗り達

2023年2月4日 公開 この記事では、レンガについて解説しています。   レンガとは、粘度に砂・砂利などを入れて混ぜ、型に入れて固めたもの。 圧縮・乾燥して固める「日干しレンガ」と、焼き固める「焼成レンガ」がある。 耐久性が高く、古くから建材として使われており、外壁材としても用いられる。   レンガを外壁に使う場合は、成形した形のまま積み上げて間をモルタルで固めていく方法と、スライスしたレンガを外壁に貼っていく方法があります。 積み上げレンガの場合、コストがかかる、工期が長くなる、技術がある業者が限られているなどのデメリットもあるが、基本的にメンテナンスフリーな素材のためメリットも大きいといえる。 スライスレンガの場合は、積み上げる方法よりも重量が少なくなるため耐久性もアップするが、貼り方が不十分の場合は落下の危険性がある。   いずれの場合も、地震が多い日本では耐震性を高める工事が必要になり、外壁でも一部アクセントのみの使用や、屋内や柱の一部などに用いられることが多い。                

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鎧壁の画像
2023年2月1日 更新!

鎧壁 l塗り達

2023年2月1日 公開   この記事では、鎧壁(よろいかべ)について解説しています。     鎧壁とは、左官仕上げの一種で、壁の表面を平らにせず、 斜めになっている板をずらしなが段々に重ねて張っている壁のこと。   木造民家の外壁に用いられることの多い伝統的な壁である。   板をずらしながら重ねて張ることで、板の隙間から風が吹き込むことがない。 雨も全て下へと流れ落ちるようになっている。   昔からあるお蔵などは鎧壁であることが多いため、 傷みがある場合、全面張替えで改修することもあるそう。      

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屋根塗装 瓦棒
2023年1月19日 更新!

板金部分の塗装で注意したいこと l塗り達

2023年1月19日 公開 「板金(ばんきん)」とは、板状にした金属のことです。 住宅であれば、庇や屋根、外壁材として使われていることもあります。 板金の部分を塗装する場合は、いくつか気をつけなければいけないことがあります。 板金塗装で気をつけること 板金は、金属なのでサビの発生に最も気をつけなければいけません。 塗膜の劣化は板金部分も同じように進みますが、金属部分がむき出しになれば素材がサビ、耐久性に問題がでることもあります。 板金の塗装ではサビの発生を抑制する、素材を保護することが求められるため、次の点に注意して塗装を行います。 ①下地処理 住宅のメンテナンスの場合、すでにサビが発生している可能性があります。 サビは、金属が空気と水に触れたときに化学反応が起きてできる腐食物です。 放っておくと、金属に穴があき、使い物にならなくなってしまいますので、取り除き新たなサビを発生させないようにする必要があります。 塗装の前には、他の部分と同じように高圧洗浄を行い、その後下地処理(ケレン)を行います。 ケレンとは、研磨作業のことで、サンドペーパーやスクレイパーなどを使って、手作業でサビを落としていきます。 表面似できたサビを取り除き下地をきれいにした状態で塗装工程に入らないと、塗膜の密着が悪くなるばかりか、残っているサビから新たにサビが発生してしまい、施工不良となってしまいます。 板金塗装に置いて、下地処理、特にケレンはとても重要な工程です。   ②下塗りに錆止めを使う 板金部分の塗装には、下塗りに錆止めを使います。 塗膜によって外部からの空気や水とは触れないようにできますが、塗膜の下の金属部分に防錆処理をしているのとしていないのでは、耐久性が大きく変わってきます。 そのため、板金部分の下塗りには、錆止めが鉄則です。   サビが進むと、金属部分が薄くなり最終的には穴が空いてしまいます。 穴が空いている箇所は、塗装で補修することはできないので、板金工事が必要になり、大掛かりな工事をすることになってしまいます。 板金部分にサビを見つけたら、そろそろ塗装工事のサインです。 早めのメンテナンスで、住宅を長持ちさせましょう。      

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