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外壁塗装・屋根塗装のいろはの記事一覧

塗膜の剥がれ
2025年9月13日 更新!

外壁塗装で起こりうる手抜き工事の事例5選 注意点や対処法は?

2025年9月13日 公開 外壁塗装工事は、専門性の高い工事です。ほとんどの業者は仕事に誇りをもってお客様の大切なご自宅を美しくすることにかけて仕事をしています。 しかし中には手抜き工事を行ってしまう業者も、残念ながら存在しています。手抜き工事を行う施工店で工事後に施工不良になり、ご相談いただくことも少なくありません。 今回は外壁塗装工事で起こりうる手抜き工事の事例についてご紹介します。手抜き工事を行えば必ず後々わかってしまいます。 外壁塗装の手抜き工事事例5選 それでは実際にあった外壁塗装工事の手抜き工事の事例をご紹介します。 養生をしなかった 養生とは、塗装をしない場所をテープやビニールを使って覆い、塗料がつかないようにすることです。また塗装の切り替えのラインをきれいに出すためや、シーリング施工時に隙間にしっかりとシール材を入れるためにマスキングテープを使って養生を行うこともあります。 これらの作業は塗装工事が終われば外してしまうため、省略したり適当に養生したりしてしまうことがあります。 その結果、ガラスや戸に塗料が飛んだり、塗り分けがきれいにできていなかったりと、残念な仕上がりになってしまいます。 塗料が飛散すれば、それをきれいに掃除するにも手間がかかります。飛散した塗料をきれいに掃除してくれればまだよい方かもしれませんが、飛ばしっぱなしということも。 高圧洗浄作業を行わなかった 高圧洗浄は、強い水圧で外壁の汚れや古くなった塗膜を落とす作業です。古い塗膜がついたままの状態でいくら良い塗料で塗装してもすぐにはがれてきてしまうため、洗浄はとっても重要な工程です。 この作業も洗浄自体をまったく行わなかったり、洗浄力がないホースの水でジャバジャバと洗うだけ等の手抜き工事が発生します。 塗装工事の耐久性に大きくかかわるため、施工後早期はがれの原因になります。 下地処理を抜かした 外壁にクラックなどの損傷がある場合は、まず補修を行ってから塗装工事をします。 また金属サイディング等の場合はさびをおとすケレン作業を行ってから塗装する必要があります。 これらの下地処理をせず塗装工事を行うと、クラックからの雨漏りが発生したり、塗装を行った直後でもサビが広がったりと施工不良の原因となります。 下塗りを行っていない 塗装工事では、下塗り塗料を使った下塗り工程と、上塗り塗料を使った上塗の工程に分かれています。 下塗り塗料は上塗り塗料の下に隠れてしまうため、たとえちゃんと塗っていたとしても、見た目には下塗りが入っているかどうか見分けがつきません。下塗りを行っていない場合も同様に、塗っていないことはわかりません。 しかし、下塗りを入れていないと耐久性に大きく関係してきます。上塗り塗料の耐久年数は下塗りを含めた正しい施工を行った場合の年数ですので、下塗りを行っていない手抜き工事の場合は、期待したほど長持ちしない耐久性の悪い塗装工事となってしまいます。 塗料の乾燥時間を守らず次々に塗装作業を行った 塗料は乾燥する際に外壁に密着し高い耐久性を発揮します。 そのため、下塗り・中塗り・上塗りの各手工程ごとに塗料をしっかりと乾燥させてから次の塗装を行う必要があります。 手抜き工事では乾燥時間を取らず生乾きの状態で次々と塗装を進めてしまうことがあります。 乾燥時間を守らない工事でも、完成直後はきれいになったように見えます。 しかし数年でぺりぺりとはがれてくる施工不良となってしまいます。 手抜き工事にあわないための注意点と対処法 手抜き工事を行う業者はおそらく1つの現場だけで手抜き工事をしているわけではないでしょう。いつも同じ方法で工事をしていると思われますので、見積や契約前にはこれまでの施工事例や口コミをしっかりと確認しましょう。 また大きな工事現場では必ず作る工事写真帳と呼ばれる施工の様子を記録したものを作成している施工店もあります。 1つ1つの工程をきちんと行っていないとおさめられない写真となっているので、写真帳の作成有無を聞いてみるのもいいでしょう。 見積や契約時には、施工の手順や作業内容について質問してみるのも1つの方法です。 塗装工事のプロなら乾燥時間が必要なことは常識ですが、もしかすると知らずに手抜き工事になってしまっていることもあるかもしれません。契約前には相見積もりをとり、作業の説明内容などを比較して検討しましょう。 外壁塗装工事なら塗り達にお任せください! 外壁塗装工事で考えられる手抜き工事は、工事完了直後はほとんど気づかない仕上がりになるケースが多いので、工事後数年経って「外壁がはがれてきた!」と発覚することがほとんどです。 そのころには施工店と連絡が取れない、保証がないといったケースのご相談もあるため、契約前に施工店に所在や保証についても調べてみるとよいでしょう。 塗り達は、1級塗装技能士をはじめ熟練の職人が多数在籍し、担当者も日々塗装について勉強を重ねています。 工事写真帳の作成や塗膜保証もついた塗装プランをご用意していますのでご気軽にご相談ください。 外壁塗装なら塗り達にお任せください!

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2025年9月12日 更新!

塗料について解説!!

初めての方へ|外壁・屋根塗装の塗料についてやさしく解説 はじめに 「外壁や屋根の塗装をしたほうがいいと聞いたけれど、塗料っていろいろ種類があってよくわからない…」と感じていませんか? 実は、塗装工事の仕上がりや持ち具合は「どんな塗料を使うか」で大きく変わります このブログでは、初めての方でもわかりやすいように、外壁・屋根塗装に使われる塗料の種類や選び方を解説します。 塗料の役割って何? 外壁や屋根に塗る「塗料」は、単に色を付けて家をきれいに見せるだけのものではありません。 実は、家を長持ちさせるためのとても大事な役割を持っています。大きく分けると次の3つです。 1. 建物を守る(保護機能) 住宅は一年中、雨・風・紫外線にさらされています。 そのままでは外壁や屋根の素材が劣化し、ひび割れや雨漏れの原因になります。 塗料を塗ることで「塗膜(とまく)」と呼ばれる保護の層ができ、建材が直接ダメージを受けるのを防ぎます。 例えば… ・ 雨をはじき、外壁や屋根に水が染み込むのを防ぐ ・ 紫外線による色あせや素材の劣化を遅らせる ・ 錆びや腐食を防止する 👉 イメージすると、塗料は「家に着せる雨合羽」のような存在です。 2. 見た目を整える(美観機能) 外壁や屋根は家の印象を決める大きな要素です。 長年の汚れや色あせをそのままにしておくと、古く見えたり、暗い印象になってしまいます。 塗料を塗り直すことで、まるで新築のような美しさを取り戻せます。 さらに、色を変えることで家の雰囲気を大きく変えることもできます。 例えば: ・ 明るい色にして「清潔感」を出す ・ 落ち着いた色にして「高級感」を演出する ・ 周囲の景観に合わせて「調和」をとる 👉 塗料は「家の化粧品」のような役割を果たし、美しさを長持ちさせてくれるのです。 3. 機能を付ける(快適性・付加価値) 最近の塗料は、ただ守る・色を付けるだけではなく、暮らしを快適にする機能がプラスされています。 例えば: ・ 遮熱塗料:太陽の熱を反射し、夏場の室温上昇を防ぐ ・ 断熱塗料:冬は室内の熱を逃がしにくくし、冷暖房効率をアップ ・ 防カビ・防藻塗料:ジメジメした環境でもカビやコケがつきにくい ・ 低汚染塗料:雨が汚れを洗い流してくれる「セルフクリーニング効果」 👉 これらの機能によって「電気代の節約」や「お掃除の手間を減らす」といった暮らしの快適さにもつながります。 まとめ このように塗料は、 家を守る鎧(よろい) 見た目を整える化粧 暮らしを快適にする機能 この3つの役割を同時に担っている、とても重要な存在です。 だからこそ、塗料選びは「見た目」だけでなく「耐久性」や「機能性」も意識することが大切なのです。 代表的な塗料の種類と特徴 外壁や屋根塗装で使われる塗料には、いくつかの種類があります。 選ぶ塗料によって、持ち具合・見た目・費用が大きく変わってきます。ここでは代表的な塗料を詳しくご紹介します。 1. シリコン塗料  耐久年数:約8〜12年  価格帯:中程度(コストパフォーマンス◎) 特徴 現在もっとも使われている定番塗料です。 価格と耐久性のバランスが良いため、初めての塗装でも安心して選ばれています。 外壁にも屋根にも幅広く対応でき、ツヤも出やすいので見た目も美しく仕上がります。 メリット ・ コストパフォーマンスが良い ・ 多くの施工実績があり安心感がある ・ 選べるカラーバリエーションが豊富 注意点 ・ フッ素や無機と比べると耐久性はやや劣る ・ 10年程度で再塗装が必要になる 👉 初めての塗装で迷ったら「シリコン」を選ぶのが無難、と言われるほど人気のある塗料です。 2. フッ素塗料  耐久年数:約15〜20年  価格帯:高め 特徴 フッ素塗料は紫外線に非常に強く、ツヤが長期間持続するのが特徴です。 耐久性が高いため、橋梁や大型ビルなど公共工事にも使われており、その性能は折り紙つきです。 メリット ・ 高い耐候性で紫外線や雨風に強い ・ 汚れがつきにくく、長期間きれいな状態を維持できる ・ 再塗装のサイクルが長く、長期的に見ればコストを抑えられる 注意点 ・ シリコン塗料より初期費用が高い ・ 職人の施工技術によって仕上がりの差が出やすい 👉 「長い目で見て塗装回数を減らしたい」という方におすすめです。 3. 無機塗料  耐久年数:20年以上(製品によっては25年近いものも)  価格帯:かなり高め 特徴 ガラスや石などの「無機物」を配合しているため、非常に強く劣化しにくいのが特徴です。 紫外線にさらされても分解されにくく、汚れも雨で自然に流れ落ちやすいため、美観を長く保てます。 メリット ・ 業界トップクラスの耐久性 ・ カビやコケが発生しにくい ・ 不燃性があり、火に強い特性もある ・ 再塗装までの期間が長いため、将来的なメンテナンス費用を抑えられる 注意点 ・ 初期費用が非常に高い ・ 柔軟性が低いため、下地のひび割れに追従しにくい場合がある 👉 「一度塗ったら長持ちさせたい」「何度も工事をしたくない」という方に最適です。 4. 遮熱・断熱塗料  耐久年数:10〜15年(製品による)  価格帯:やや高め 特徴 特殊な成分によって太陽光の熱を反射・遮断する効果がある塗料です。 屋根に使用すると室内温度の上昇を抑え、夏場の冷房費を節約できます。 また冬の暖房効率を高めるタイプの「断熱塗料」もあります。 メリット ・ 夏の室温上昇を抑え、冷房代を節約できる ・ 環境に優しい省エネ塗料として注目されている ・ 快適な住環境をつくれる 注意点 ・ 効果を十分に発揮するには、施工時の下地処理が重要 ・ 通常の塗料よりやや高額 ・ 効果の体感には地域や建物環境による差がある 👉 「夏の暑さに困っている」「電気代を抑えたい」というご家庭に人気の塗料です。 🎨 外壁・屋根塗装に使われる塗料 塗り達でよく使用させていただいている塗料をご紹介いたします 【外壁用塗料】 1. 水性セラミシリコン(エスケー化研) 種類: シリコン樹脂塗料 耐久年数: 8〜12年程度 特徴 ・ 水性で環境にやさしく、臭いも少ない ・ 防カビ・防藻性が高く外壁を清潔に維持しやすい ・ コストパフォーマンスが良く、初めての塗装にも人気 👉 バランスのとれた定番の外壁用塗料 2. エスケープレミアムシリコン(エスケー化研) 種類: 高耐候型シリコン樹脂塗料 耐久年数: 約12〜15年 特徴 ・ 紫外線に強い「ラジカル制御技術」を採用 ・ 長期間ツヤを維持し、美観をキープ ・ 耐久性とコストのバランスに優れる 👉 「長持ち」と「コスト」を両立したい方におすすめ 3. 水性クールテクトF(エスケー化研) 種類: 遮熱フッ素塗料 耐久年数: 約15〜20年 特徴 ・ 高い遮熱性能で外壁の温度上昇を防ぐ ・ フッ素樹脂により超高耐久性を実現 ・ 汚れが付きにくく、長期間美観を維持 👉 「長持ち」と「快適さ」を両立したい方におすすめ 4. 水性クールテクトSi(エスケー化研) 種類: 遮熱シリコン塗料 耐久年数: 約10〜14年 特徴 太陽光を反射し、外壁の温度上昇を低減 室内の冷房効率を高め、省エネ効果も期待できる 低汚染性で美観を長持ち シリコン塗料のため、価格と性能のバランスが良い 👉 遮熱性+コストパフォーマンスを重視する方に最適 5. プレミアム無機(エスケー化研) 種類: 無機塗料 耐久年数: 20年以上 特徴 ・ ガラスや鉱物成分を含み、非常に高い耐候性 ・ 紫外線や雨風に強く、色あせしにくい ・ 汚れが付きにくく、外観を長期間キープ 👉 「とにかく長持ちさせたい」方におすすめ 6. WBアートF(スズカファイン) 種類: 多彩模様仕上げ塗料(水性) 耐久年数: 約12〜15年 特徴 ・ 高意匠仕上げ(石材調・タイル調など)の表現が可能 ・ 2色〜4色の塗り重ねで、立体感と奥行きのあるデザインを実現 ・ 水性塗料で環境に優しく、低臭で施工しやすい ・ 高耐候性・低汚染性で美観を長期間保持 ・ デザイン性と機能性を両立 👉 高級感のある外観を演出したい方や、デザイン性を重視する方に最適 7. バイオマス無機GR(エスケー化研) 種類: 環境配慮型 無機塗料 耐久年数: 18〜22年程度 特徴 ・ バイオマス原料を使用し環境にやさしい ・ 高耐候性・低汚染性で外壁を長期に保護 ・ SDGsの観点からも注目されている塗料 👉 環境に配慮しつつ、耐久性も重視する方に最適 【屋根用塗料】 1. エスケープレミアムルーフSi(エスケー化研) 種類: 高耐候型シリコン樹脂塗料 耐久年数: 約12〜15年 特徴 ・ 屋根専用の高耐候シリコン塗料 ・ ラジカル制御技術により、紫外線による塗膜劣化を抑制 ・ 耐候性・耐久性に優れ、ツヤを長期間保持 ・ コストパフォーマンスが高く、バランスの良い選択肢 👉 「コストと耐久性の両立」を重視する方におすすめ 2. エスケープレミアム無機ルーフ(エスケー化研) 種類: 無機塗料 耐久年数: 約18〜22年 特徴 ・ 屋根に特化した超高耐久塗料 ・ 紫外線・熱に非常に強い ・ 長期にわたって色・ツヤを保持 👉 「長期的な安心」と「塗り替え回数を減らしたい方」におすすめ 3. クールタイトSi(エスケー化研) 種類: 遮熱シリコン塗料 耐久年数: 約10〜15年 特徴 ・ 高い遮熱性で屋根の温度上昇を抑える ・ 耐候性・防汚性にも優れる ・ コストパフォーマンスが高い 👉 「コストを抑えつつ遮熱効果を得たい方」におすすめ 4. クールタイトF(エスケー化研) 種類: 遮熱フッ素塗料 耐久年数: 約15〜20年 特徴 ・ 遮熱+フッ素の組み合わせで超高耐久 ・ 屋根の高温化を防ぎ、冷房効率を改善 ・ 汚れが付きにくく、美観を維持 👉 「遮熱効果と美観維持、そして高耐久性をバランス良く求める方」におすすめ 5. プレミアム無機ルーフ遮熱(エスケー化研) 種類: 遮熱無機塗料 耐久年数: 20年以上 特徴 ・ 遮熱効果で屋根の温度上昇を抑制 ・ 無機成分による超耐久性 ・ 美観を長期に保ちつつ、省エネ効果も期待できる 👉 「最高レベルの耐久性と省エネ効果を重視する方」におすすめ 塗料選びのポイント 「どの塗料を選べばいいの?」と迷う方は多いと思います。 塗料は種類ごとに性能や価格、耐久性が異なるため、ご家庭のライフスタイルや住まいの環境に合わせて選ぶことが大切です。 以下の3つの視点をチェックしてみましょう。 1. 予算と耐久性のバランス 短期的コスト重視  できるだけ出費を抑えたい場合は、シリコン塗料が人気。8〜12年程度の耐久性があり、コスパが良い選択肢です。 長期的コスト重視  「一度の工事で長く持たせたい」と考えるなら、フッ素塗料や無機塗料がおすすめ。     初期費用は高くても、20年以上持つ場合もあり、トータルコストを抑えられます。 👉 「10年ごとに塗り替えるのか、それとも20年以上持たせたいのか」を考えると、自ずと選択肢が絞れます。 2. 家の環境(立地・気候条件) 海沿いの住宅  塩害による劣化が早いため、耐久性の高いフッ素・無機塗料が適しています。 日当たりが強い地域  紫外線による色あせや塗膜劣化が進みやすいため、遮熱塗料や高耐候性の塗料を選ぶと安心です。 雪や雨が多い地域  屋根や外壁が常に湿気にさらされるため、防水性・防カビ性・低汚染性に優れた塗料を選びましょう。 👉 立地条件を無視すると、想定より早く塗料が劣化してしまう可能性があります。 3. 機能の必要性(快適性・美観維持) 遮熱・断熱効果  夏の暑さ対策や冷暖房費削減につながるため、室内環境を快適に保ちたい方におすすめ。 低汚染性・セルフクリーニング機能  雨で汚れを洗い流す機能や、ホコリが付きにくい機能があると、美観を長く維持できます。 デザイン性  単色ではなく、天然石調や多彩模様を表現できる塗料(例:WBアートF)を選ぶと、外観の印象を大きく変えることができます。 塗料選びは「予算」「立地環境」「求める機能」の3つを基準にすると失敗が少なくなります。 ご家庭のライフスタイルや住宅の条件に合わせて、最適な塗料を選びましょう。 パターン別おすすめの塗料選び 塗料を選ぶときは、ご家庭の考え方やライフスタイルによって最適な選択肢が変わります。 ここでは代表的なケースごとにおすすめの塗料を紹介します。 ✅ コスパ重視タイプ 「とにかく初期費用を抑えたい」「10年ごとに定期的に塗り替えるのでもOK」という方には… シリコン塗料がおすすめ  → 価格と耐久性のバランスが良く、最も一般的。将来リフォーム計画がある場合にも柔軟に対応できます。 ✅ 長持ち重視タイプ 「できるだけ塗り替え回数を減らしたい」「将来的に建て替え予定はない」という方には… フッ素塗料や無機塗料がおすすめ  → 初期費用は高めですが、耐久性15〜20年以上で、結果的にメンテナンスコストを抑えられます。 ✅ 快適さ重視タイプ 「夏の暑さや冬の寒さを緩和したい」「光熱費を下げたい」という方には… 遮熱塗料・断熱塗料がおすすめ  → 外壁や屋根の温度上昇を抑え、室内環境を改善。特に西日や直射日光が強い家に効果的です。 ✅ デザイン重視タイプ 「外観の印象を変えたい」「ワンランク上の仕上がりにしたい」という方には… 多彩模様塗料(例:WBアートF)がおすすめ  → 高級感のある石調仕上げやデザイン性の高い外観に仕上げられます。 塗料メーカー比較 5選 塗料はメーカーによって性能や特徴が大きく異なり、耐久性やデザイン性、省エネ効果まで幅広いバリエーションがあります。 日本国内で信頼されているおすすめの塗料メーカーを5社ご紹介します。 ぜひ塗料選びの参考にしてください。 1. エスケー化研(SK化研) 特徴  ・ 建築仕上げ塗材の国内シェアNo.1クラス ・ 「エスケープレミアムシリーズ」「クールタイトシリーズ」など人気商品多数 ・ 耐久性・遮熱性に優れ、コストパフォーマンスも高い 👉 「コストと性能のバランスで選びたい方」におすすめの塗料メーカー 2. スズカファイン 特徴 ・ 意匠性の高い塗料が豊富でデザイン重視に最適 ・ 「WB多彩仕上工法」で石材調や高級感ある仕上げが可能 ・ 防水性や耐候性も兼ね備え、美観と機能性を両立 👉 「外壁のデザイン性を重視したい方」におすすめの塗料メーカー 3. アステックペイント 特徴 ・ 遮熱・防水機能に特化した高性能塗料 ・ 「超低汚染リファインシリーズ」は汚れに強く人気 ・ 省エネ効果が期待でき、耐久性も抜群 👉 「長持ちする塗料」や「遮熱・省エネ効果を重視する方」におすすめの塗料メーカー 4. 日本ペイント 特徴 ・ 日本を代表する老舗メーカーで信頼性が高い ・ 100年以上の歴史と世界トップクラスのシェア ・ 「パーフェクトシリーズ」「ファインシリーズ」など高品質な商品が豊富 👉 「信頼性重視」「失敗しない塗料選びをしたい方」におすすめの塗料メーカー 5. オスモアンドエーデル(OSMO & EDEL) 特徴 ・ ドイツ発祥の自然素材塗料メーカー ・ 植物油やワックスをベースにした木部専用塗料 ・ ウッドデッキや木製外壁、自然素材住宅に最適 👉 「自然素材志向」や「木部の仕上げにこだわる方」におすすめの塗料メーカー まとめ 🎨塗料の選び方で家の寿命が変わる! 外壁や屋根の塗装は「家をきれいにするための工事」と思われがちですが、 実際には 住まいを守り、寿命を延ばすための大切なメンテナンス です。 塗料には「シリコン」「フッ素」「無機」「遮熱・断熱」などの種類があり、 それぞれに価格・耐久性・機能の違いがあります。 コスト重視なら → シリコン塗料 長持ちさせたいなら → フッ素塗料・無機塗料 快適性をプラスしたいなら → 遮熱・断熱塗料 外観にこだわるなら → 多彩模様仕上げ塗料 外壁塗装や屋根塗装で使用する塗料は、メーカーごとに強みや特徴が異なります。 バランス重視 → エスケー化研 デザイン性重視 → スズカファイン 耐久性・省エネ重視 → アステックペイント 信頼性重視 → 日本ペイント 自然素材志向 → オスモアンドエーデル 👉ご家庭の暮らし方・住まいの環境・ご予算 に合わせて選ぶことが大切です。 「どれが我が家に合うのか分からない…」という方もご安心ください。 ご相談いただければ、現在のお住まいの状態を確認し、最適な塗料をご提案いたします。 大切なのは、見た目だけでなく 家を長く快適に守るために“暮らしに合った塗料”を選ぶこと。 これが、外壁・屋根塗装を成功させる最大のポイントです。

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2025年9月11日 更新!

屋根塗装の4回塗り どんな内訳で塗るの?

2025年9月11日 公開 屋根塗装は4回塗りを標準施工としている施工店も多いですが、いったいなぜ4回も塗るのでしょうか? 「4回も同じところを塗ってデメリットはないの?」 「使う塗料の量が増えるだけでは?」 「どんな理由で4回も塗るの?」と 4回塗りに疑問をお持ちの方もいるかもしれません。 今回は、屋根塗装の4回塗りについて、その内訳や行う理由、メリットを解説します。施工店の4回塗りに疑問をお持ちの方は参考になさってください。 屋根塗装の4回塗りの内訳 屋根塗装の作業工程には、下地処理や塗装などいくつもの工程があります。 その中で「塗装」を行う回数が4回あることが4回塗りといわれる所以です。 具体的に屋根塗装の作業工程を確認していきましょう。 ①足場組み 屋根塗装の作業効率と職人の安全確保のために足場を組みます。 施工前の屋根は、塗膜が劣化し板金部分もチョーキングが起こっている状態です。   ②高圧洗浄 古くなった塗膜や汚れを高圧洗浄機で洗い流します。 ③下地処理 屋根材の欠けや割れの補修、板金部分のケレン(研磨)などの下地処理を行います。 ④下塗り1回目 ここから「塗装」の工程です。 塗装の1回目は下塗り剤の塗布です。 下塗り材は、下地を強固にし、塗装の耐久性を高めるために重要な役割を果たします。 屋根は劣化状態によって、塗料の大半が屋根に吸い込まれ表面に塗膜として残らないような状態になっていることも少なくありません。上塗り材で吸い込みがおきないように下塗り剤をしっかり入れて下地を作ります。 下塗り1回目のあとは完全に乾燥させてから次の工程に移ります。 ⑤下塗り2回目 屋根は外壁と比べると紫外線の影響が大きい場所です。外壁でも下塗りを行ってから上塗りをしますが、同じ年数が経っていても屋根の劣化のほうが進行していることが多いので、下地強化のために下塗りを2回塗ります。 これで「塗装」工程の2回目が完了です。ここでも乾燥時間をしっかりととり、完全に乾いた状態で上塗りを始めます。 ⑥上塗り1回目(中塗り) ここからは上塗り材を使って塗装していきます。 上塗の1回目は中塗りとも呼ばれ、下塗りを行った下地に上塗り材を丁寧に塗っていきます。 上塗り材はお客様が選んだ色とグレードの塗料で、一番外側に見える色になります。 上塗1回目も完全に乾燥させることで密着力が高まっていきます。 ⑦上塗り2回目 上塗塗料を使った2回目の塗装です。塗膜の厚さを均一にし、塗り残しやムラが出ないように仕上げていきます。 これで「塗装」の工程4回が終わりました。完全に乾かして工事完了です。 ⑧完成 塗膜がよみがえりつやつやとした仕上がりになりました。 屋根塗装で4回塗りを行う理由とメリット 屋根塗装で4回塗りを行うメリットは屋根材と塗装工事の耐久性アップが期待できることです。 先述のように、屋根の劣化は外壁よりも早く進行している場合が多く、外壁塗装を行うときに一緒に屋根も行おうとしたらかなり劣化が進んでいて塗膜ばかりか屋根材の寿命が近づいているというケースも少なくありません。 塗装を行う場合は、屋根材がまだ使える状態であることが最低限の条件ですが、そのまま塗膜だけ付けても長く持たないと推測されることもあります。 屋根塗装で4回塗りつまり下塗りを2回入れることは、屋根材を強固にし、少しでも耐久性を高めることが狙いです。 密着力を高める役割もありますが、主に屋根材を強くするために下塗り2回を行い、計4回塗りが推奨されるということになります。 屋根塗装は適切な時期に適切な方法で行いましょう 屋根塗装で下塗り2回・上塗り2回の計4回塗りを行う理由やメリットをご紹介しました。 しかし、あまりに屋根が傷んでいる場合は、下塗りを2回入れても耐久性は期待できないことがあります。 屋根の塗装は築後10年~15年の間に行うことがおすすめです。メンテナンスせず長期間放置していると塗装できない状態になるため、適切な時期に工事を行うようにしましょう。 また同じ4回塗りでも 上塗り塗料1種類で4回塗る まったく乾燥させず4回塗り重ねる といった誤った方法での塗装は、意味のない工事になってしまいます。 正しい施工方法で4回塗りをしてこそ耐久性が期待できますので、正しい施工を行える施工店に工事を依頼してくださいね。 屋根塗装のご相談は塗り達まで!お気軽にご連絡ください。  

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2025年9月10日 更新!

外壁塗装工事の見積のポイントは?依頼方法や現地調査の重要性を解説

2025年9月10日 公開 「外壁塗装工事はいくらくらいの工事費用がかかるのか」 多くの方にとって、外壁塗装工事を検討し始めたら費用については最も気になることの1つではないでしょうか。 外壁塗装工事の費用を知るために見積は欠かせません。しかし、誤った方法で依頼してしまうと、在ってないような見積になってしまいます。 今回は外壁塗装工事の見積について、依頼のポイントや正確な見積に欠かせない現地調査について解説します。 これから見積を考えている方、すでに見積を取り始めている方も是非参考になさってください。 外壁塗装工事の見積に確認することとその目的 外壁塗装工事の見積は、その外壁を塗装するときに必要な概算金額を算出することが目的で行います。 概算であるからといって、適当な見積を行ってもらっても後々トラブルのもとになりかねません。 そのため、次の点を確認することが必要です。 外壁の大きさ 外壁塗装工事ではどんな大きさの外壁を塗装するかが金額を大きく左右します。 一般的は4LDKくらいの住宅と、10部屋もあるようなお家では外壁の総面積は全く違うものになるでしょう。 また、外壁にあるガラス窓やドアなどは外壁塗装では塗装しない場所になりますので、外壁の面積から除いて考えます。 同じくらいの敷地に並んだ戸建て住宅でも、大きな窓がいくつもあるデザインの場合と、ほとんど窓がないデザインでは外壁の総面積は変わってきます。 そのため、見積には「塗装する外壁の面積がどれくらいの大きさなのか」という平米数が必要になります。 外壁の状態 外壁塗装では、単に色を塗り替えるだけではなく、クラックなどの損傷を補修した上で塗装を行います。 クラックをそのままに塗装工事をしても耐久性は補償されませんし、せっかく塗装してもクラックからの雨漏りなどが防げず塗装工事をする意味がなくなってしまうからです。 塗装工事以外に特別な補修が必要になった場合は、費用も掛かります。補修箇所の有無や劣化の状態を確認し、見積に入れることで、より正確な工事費用を算出することができるのです。 お家の立地環境 外壁塗装には、足場の設置が欠かせません。当然足場の設置費用も掛かります。 足場を立てるには、最低でも70cmほど隣家との間にスペースが必要です。 そのため、工事前には足場を設置できるスペースがあるか確認することも重要です。 お隣との間にそんなにスペースがない、どうしても足場を立てることができない場合は、お隣の敷地を借りたり、できる範囲での塗装も検討しなければなりません。また足場を設置するために取り外したり移動しなければならないものがあるとすれば、その費用も見積に入れるべきでしょう。 お家の大きさや状態が分かったうえで、立地環境も確認すれば、実際の工事費用にかなり近い見積金額が算出できます。 外壁塗装工事の見積依頼のポイント 外壁塗装工事の見積を依頼する際には次の点に気をつけましょう。 現地調査を行ってくれる施工店に依頼する 最近ではネットやオンライン商談で見積もりが可能とうたっている施工店も増えています。 確かにまったくの概算であればおおよその金額を伝えることは可能ですが、先に説明した見積時の確認したいポイントは現地を確認しなければ正確な情報を得ることができません。 入口はオンラインであっても、工事前に現地調査に必ず来てくれる施工店に見積依頼をしましょう。 どこまで塗装するか明確に伝える 実際に現地調査をする段階で、外壁塗装の希望を明確に伝えることが大切です。 なぜならお客様の考える外壁と、施工店の考えている外壁が異なっていることがあるからです。 「塗れるところだけ」「見えている部分だけ」といった表現では言った言わないのトラブルになりやすいので、玄関側の1面だけでよいならこの面だけ塗装したいと明確に希望を伝えましょう。 見積では「外壁塗装工事 一式」と言って表現で見積もりをもらうことがありますが、一式にどこまでが含まれているのか明確でないためトラブルになりやすい見積の記載方法です。   外壁塗装工事の見積なら塗り達! 外壁塗装工事の見積は、工事前に算出するためあくまで概算です。 しかし基本的には現地調査で補修の有無などを確認して算出するので、金額が大きく変わることはほとんどないといえます。 工事が始まってから思ってもみなかった補修が必要になるケースもまれにはあります。 しかし初めから必要な補修を入れ細かなったり、塗装面積も適当な計算で見積もりをしていれば、工事後の請求金額は全く違った金額になるかもしれません。 できるだけ正確な見積をもらって比較検討するためにも、きちんと現地調査を行ってくれる施工店を選んで見積依頼をしてくださいね。 外壁塗装のご相談は塗り達まで!お気軽にご連絡ください。

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2025年9月9日 更新!

【重要】屋根の点検商法にご注意ください!!

2025年9月9日 公開 悪質な「屋根の点検商法」について、注意喚起が出されています。 ▶国民生活センター 「屋根工事の点検商法のトラブルが増えています」 ▶警視庁「点検商法」 ▶京都府「点検商法に気を付けて」 被害にあわないために、あらかじめ知っておきたい点をまとめました。ぜひご覧ください。 屋根の点検商法とは? 屋根の点検商法とは、ご自宅の屋根を無料で点検すると突然訪問して、屋根の状態が大変危ないのですぐの修理を!と契約を迫る悪質な訪問販売の手口です。   屋根の点検商法の手口は、 突然訪問してくる 近所で工事をしている業者だと名乗る 屋根の状態がとても危ないことを写真などを使って説明される 必要のない工事の契約をさせられる クーリングオフに必要な書類や説明をしない といっった特徴があります。 全国的にこのような点検商法の被害が拡大しており、相談件数は数年前の4倍にもなるという調査結果も。 屋根の点検商法は、以前からある「シロアリ駆除」などの手口とよく似ています。 お客様に知識がないのをいいことに、もっともらしい理由や写真を見せて不安にさせ、必要のない工事の契約を執拗に迫るというもの。 屋根の点検商法は、不安を仰ぎ、契約を迫るという悪質なものです。 高齢者のお住まいであることも多いと思います。被害にあわないために次項の回避方法をぜひ覚えておきましょう。 屋根の点検商法 被害の回避方法は? 屋根の点検商法の被害にあわないために、次の事を知っておきましょう。 今すぐ補修が必要といわれても2,3日でどうにかなってしまうことはない 「屋根が大変なことになっています!今すぐ補修しないととんでもないことに!」 と不安をあおるのが常套句の点検商法ですが、こんなこと言われても2,3日でどうにかなってしまう屋根はありません。 たまたま通りかかったという業者ならなおさらです。 確かにメンテナンスが必要な屋根の状態もあるかもしれませんが、ほかの施工店に点検を依頼したり、工事をするか検討する時間もないほど切羽詰まった状態というのはないといっていいでしょう。 たとえ台風で屋根が飛んでしまっていたとしても、不便ではありますが補修までの期間をブルーシートをかけてしのぐ例もあります。「今すぐ!」「即刻!」という言葉を信用してはいけません。 屋根の工事をしている業者に、無料で他の家の点検もする時間の余裕はない 「近所の屋根工事をしているものですが」という訪問時の言葉は信用してはいけません。 屋根工事のしている職人や施工店は、工事をしているお家以外を訪問できるほど暇ではありません。 もし実際に屋根工事をしている者が営業をかけてきているなら、そんな暇がある施工店はとても怪しいです。 屋根工事は陽があるうち、天気がよいうちにしか工事できないため、工事を行っている間はとっても忙しいのです。 他のお家を無料で点検する余裕などありません。 見せられた写真や映像は、本当にご自宅のものか疑わしい もし勢いに負けて、屋根の上に業者を上げてしまったとしたら、おそらく劣化した状態の屋根の写真や映像を見せられるはずです。 でも、その写真は本当に「いま、ご自宅の屋根を撮った写真」でしょうか? 屋根材はどこも似たような色や形をしていて、アップになった割れた屋根材の写真が自宅のものかどうかなんてわかりません。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ また、屋根材は人の重みで簡単に踏み抜いて割れてしまいます。 実際に悪徳業者が屋根に上がり踏み抜いた後に撮った写真を見せてくるケースもあるようです。 まずは、屋根に勝手に上がらせないようにしましょう。自宅に知らない人をあげて自由に歩き回らせるのと同じくらい危険です。 写真や映像を見せられても、ご自宅かどうかの真偽はわかりません。どうか鵜のみにしないで下さい。 1人で決めず「家族に相談する」 もし勢いに押され、屋根の上に業者が上がって写真を撮ってきたとしても、契約を迫られてもその場で返事をしないで、いったん帰ってもらいましょう。 単身のお住まいであっても、「家族に相談します」といって絶対にその場で契約を結ばないでください。 相談するのはご家族でもご近所の方でもご友人でもよいです。いったん冷静になって考える時間を持ちましょう。 もちろん塗り達にご相談いただいても大丈夫です。 屋根の点検は施工店に自ら依頼しましょう オレオレ詐欺や振り込め差詐欺など、悪質な手口を考える人はあの手この手で迫ってきます。 「その場で絶対返事をしない」これが最も大切です。 本当に補修を行った方がよいケースも中にはあるかもしれません。 でも訪問業者と契約する前に他の施工店の点検や見積を受ける時間は十分にあります。 屋根のことが心配になったら、ご自身で自ら点検を依頼し、施工店に屋根を見てもらうようにしましょう。 塗り達では、訪問販売や訪問営業は行っておりません。 お電話やメールをいただければ屋根の点検に伺います。 屋根の上には上がらず、ドローンを使って空中から撮影します。 屋根の状態を一緒にご確認いただけますので、踏み抜いたり他の家の映像を見せるということはありません。 屋根のことが心配になったら、いつでも塗り達にご相談ください。

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塗り達 施工事例 
2025年9月8日 更新!

屋根塗装で使うタスペーサー メリットや使えないケースも解説

2025年9月8日 公開 タスペーサーは主にスレート屋根の塗装時に使う部材の1つです。 タスペーサーを使うことにはメリットがたくさんあり、スレート屋根の塗装に欠かすことができないといえるほど。 そんなタスペーサーの特徴から、タスペーサーを使わないケースについても解説します。 タスペーサーの特徴と役割 タスペーサーはスレート屋根の隙間を確保するために塗装時に挿入する部材で、縁切り材とも呼ばれます。 手のひらに乗る大きさで、軽量で頑丈です。 役割 タスペーサーは、スレート屋根を塗装する際に、塗膜で屋根材同士がくっついてしまうことを防ぐ役割があります。 スレート屋根は少しずつ重ねながら葺かれていて、重なり合っている部分には隙間があります。 この隙間は降った雨の通り道となっていて、スレートの下に雨が溜まらないようになっています。 塗装をすると、この隙間が塗膜でふさがってしまい、スレートの下に入り込んだ雨が出られなくなってしまうため、隙間を確保する必要があります。 そこで使うのがこのタスペーサーです。 塗装時に挿入することによって隙間を確保して、雨の通り道を確保することができるのです。 タスペーサーを使うメリット タスペーサーが重宝される理由は、次の通りです。 縁切り作業の手間がない タスペーサーが使われる前までは、塗装後にカッターで塗膜を切り裂いて、隙間を確保する作業を行っていました。 この作業は「縁切り」と呼ばれるため、タスペーサーは「縁切り材」ということもあります。 屋根全体の縁切りを手作業で行うと、大きな屋根であれば1日はかかってしまいます。 タスペーサーを使えば、挿入するだけなので手間はおよそ3分の1になるともいわれます。 塗装後の縁切り作業を行う必要がなく、効率も時間短縮にもつながるため大変メリットがあります。 塗膜を傷つけない 塗装後に塗膜をカッターできるということは塗膜が傷ついてしまうということです。 せっかくきれいに塗装したのに、わざわざ傷をつけるためとってももったいないことに。 あらかじめタスペーサーを入れておけば、塗装後の美しい状態のまま引き渡すことができ、耐久面でも美観性からもメリットが大きいといえます。 タスペーサーを使わないケース 最後にタスペーサーを使わないケースをご紹介します。 それは、勾配が6寸以上あるスレート屋根の場合です。 実際にタスペーサーを販売している会社に問い合わせたところ、 急勾配のためタスペーサーが必要ない、また抜けてしまう恐れがあるため使わないことを推奨しているということでした。 ケースバイケースではありますが、縁切りを行う屋根の場合は、タスペーサーを使う方がメリットも大きいため、スレート屋根の施工の場合は確認してみるとよいでしょう。 屋根塗装のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!

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2025年9月7日 更新!

外壁塗装と一緒に施工が◎ お家のメンテナンスはまるごと行うのがおすすめな理由

2025年9月7日 公開 お家は外壁のほかにも屋根や付帯部、ベランダやバルコニーの防水工事など、様々な場所で経年劣化が起こります。 「外壁塗装の見積を取ったら、屋根や防水工事もおすすめされた」 「一緒に行うメリットはあるの?」 「一度に工事しても大丈夫?」 お家の外装のメンテナンスが必要な場所は多岐にわたりますが、一度に工事を行うとなると費用面でも心配がありますよね。しかしお家をまるごとメンテナンスすることにはメリットがたくさんあります! 今回は、外壁塗装と一緒にメンテナンスがおすすめな部位や、メリットについて解説します。 これから初めて外壁塗装や外装メンテナンスを計画されている方は是非参考になさってください。 外壁塗装と一緒に行うのがおすすめな部位・工事 外壁塗装工事と一緒に行うのがおすすめな部位や工事をご紹介します。 屋根 屋根がスレートや金属、アスファルトシングルなどの場合、塗膜が劣化しますので、塗装工事がおすすめです。 日本瓦の場合は塗装は必要ありませんが、瓦を留めている漆喰の補修をします。 default ベランダやバルコニー ベランダやバルコニー、屋上はあるお家では床面に防水施工がされていることが多いでしょう。防水層も紫外線によって経年劣化し、徐々に防水機能が薄くなるためメンテナンスの必要があります。 雨戸や樋などの付帯部 雨戸や樋、軒天、幕板、破風といった付帯部と呼ばれる部分も、様々な素材に合わせたメンテナンスが必要です。 外壁の塗装をすると、付帯部の劣化が思った以上に目立ちます。 一緒に塗装を行うことで、お家全体の美観性がアップします! #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 外壁塗装と一緒にメンテナンスがおすすめな理由 先ほど紹介した部位や工事が外壁塗装と一緒にメンテナンスするのがおすすめな理由は次の通りです。 足場組みが1回で済む 美観性がアップする メンテナンス計画が立てやすい 外壁塗装などお家まるごとメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁塗装をはじめお家回りのメンテナンスは多岐にわたります。 それぞれ別々の施工業者に任せるとやりとりも2倍、3倍と大変になってしまいます。 塗り達なら、外壁塗装・屋根塗装はじめ、屋根工事・付帯部工事・防水工事まで一括で承ることができます! お家まるごとメンテナンスは、ぜひ塗り達にご用命ください!

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2025年9月5日 更新!

屋根塗装の時期の目安は?塗料の耐久性や劣化症状のサイン

2025年9月5日 公開 屋根のメンテナンスとして塗装工事を行うべき時期の目安を知っていますか? 屋根は地上からはみえにくいため、傷んでいてもわかりづらい箇所です。 今回は屋根塗装の目安となる時期について、塗料の耐久性や劣化症状から解説します。 屋根塗装の時期の目安は築後10年 塗装工事が必要な屋根材は、およそ10年経ったら一度メンテナンスを考える必要があります。 塗装工事が必要な屋根材は、日本瓦以外のスレートや、金属屋根、アスファルトシングル等です。 戸建て住宅に多いスレート屋根は、およそ10年で表面の塗膜がはがれて劣化してきます。 これは使われている塗料の耐久性がおよそ10年のものだからですが、もっと耐久性の高い屋根材の場合10年では早すぎることもあります。 しかし、まだ大丈夫と放置していると、どんどん劣化が進み、塗装できないほど傷んでしまっていた、雨漏りしていたりすることもあります。 屋根の状態を把握しておくためにも、10年に一度は屋根点検を行うようにしましょう。 屋根の劣化症状 屋根点検の結果、次のような劣化症状が見られたら塗装時期のサインです。 塗膜の退色 屋根の表面の塗膜が劣化すると、色落ち(退色)が見られます。塗膜がかなり薄くなっていて、雨をはじくことができなくなっているので、雨が降ると色が濃くなり元に戻ったように見えます。 しかし屋根の表面ではじかれるはずの雨水が屋根材にしみこんでしまっているだけなので、塗膜をつけなおす工事が必要になります。 屋根材の割れ・欠け 塗膜が劣化して雨を吸い込み始めると、だんだんと屋根材自体がもろくなってきます。ちょっとした衝撃で割れたりかけたりするため、割れている部分が残っているうちに補修の上塗装を行います。   サビの発生 金属屋根の場合、塗膜の劣化によって金属がむき出しの状態になり、空気や水と触れ合ってサビを発生させます。 金属のサビは穴あきなど重大な損傷につながるため、錆止め塗装の上塗装工事を行います。 使用している塗料による耐久性の違い 前項で屋根の塗装は築後10年で一度点検するべきとお伝えしました。 一度塗装工事を行ったあとのメンテナンスについては、使用した塗料の耐久性が大きくかかわってきます。 例えば、 シリコン塗料:8~10年 フッ素塗料:10~13年 無機塗料:13~15年 とグレードによって耐久年数が異なります。 シリコンを使用して塗装工事をした場合、次回のメンテナンス目安は8~10年後ということになりますので、忘れず点検を行いましょう。 塗装時期がまだでも異変に気づいたら早期補修を 使用する塗料によっても耐久性は異なりますが、あくまで目安です。 「無機塗料を使ったから15年は持つ」とはいっても、台風や偶発的な損害で屋根にダメージが起こることもあります。 そのような場合は、耐久年数を待たず点検と早期補修を行いましょう。 塗り達では屋根の無料点検を実施中!ドローンで細部まで点検し、お客様ご自身にも屋根の状態を写真や映像でご確認いただけます。 屋根のメンテナンスなら塗り達にご相談ください!

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2025年9月4日 更新!

せまい敷地で外壁塗装はできる?足場が立てられない場合は?

2025年9月4日 公開 外壁塗装の足場を設置したいけど、お隣との距離が近すぎて建てる場所がない・・・ 自分の家の敷地が狭くて足場を立てるのが難しそう・・・ 狭小地の住宅ではしばしばお隣の外壁と距離が近いということがあります。 そんな場合でも外壁塗装はできるのでしょうか? 今回は足場が立てられない場合について、いくつかのケースをご紹介します。 外壁塗装の足場設置にはどれくらいの広さが必要? そもそも足場の設置にはどれくらいの広さが必要なのでしょうか? 基本的に足場の設置には外壁とお隣の外壁の間に約70cmの距離が必要とされています。 足場は支柱で足場の踏み板を支えます。 そのため、一般的なビケ足場の踏み板の横幅が40cmほど、それに柱の幅を加味すると、およそ70cmあれば足場は組める計算になります。 外壁塗装の足場が立てられない場合の対処法 では、足場が立てられない場合の対処法について、ケース別にご紹介します。 自分の家の敷地には足場が立てられない ご自分の家の敷地で足場を立てるのが難しい場合は、お隣の敷地に足場を設置させていただく方法が1つあります。 外壁から敷地の境まで30cm未満の場合は、お隣の敷地に設置させていただけるようご相談をします。 足場は建てられるが、作業スペースが確保できない 足場はご自分の敷地ギリギリに建てて、空中で作業スペースだけ隣家の敷地を越境する方法を、「空中越境」と言います。 空中越境の場合も必ず隣家の方の許可が必要になります。 隣の家の外壁と接している 外壁を共有しているわけではないが、ほぼ接している場合もあります。 そのようなケースでは、隣家の建て替え時期を狙って塗装工事を行うこともあります。 こちらの施工事例では、隣家が建て直しのために解体を行って新しい住宅が建つまでの期間に、接していた外壁面の塗装を行いました。 接していた外壁面のため窓がなく一面すべてを塗装しました。 狭小地の外壁塗装のポイント 狭小地の外壁塗装を行う場合、隣家に許可をもらったり、建て替え時期に行うためにピンポイントで工事日程を決めなければいけなかったりと、足場の設置に制約がない住宅に比べると、いろいろと大変な面もあります。 狭小地の外壁塗装を行う場合の1つのポイントは、「できるだけ長持ちする塗料を使う」ことです。 例えばシリコン塗料の耐久年数10年に対し、無機塗料であれば倍以上の22年の耐久年数があります。 予算との兼ね合いもありますが、足場の設置がなかなか難しいケースの場合は、また10年後に塗装しなければいけないシリコンよりも、20年くらいは再塗装しなくてよい無機塗料を選ぶ方が安心かもしれません。 狭小地の外壁塗装もお任せください! 足場の設置が難しいケースでも、様々な方法でできるだけ対応します。 もし足場の設置が難しそうと思ったら、まずは下記までご相談ください。        

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