塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

外壁塗装・屋根塗装のいろはの記事一覧

2023年12月18日 更新!

断熱材とは?役割や特徴を解説! l塗り達

2023年12月18日 公開 この記事では、断熱材について解説しています。 断熱材は、熱の移動を遮断するための建築資材です。 壁や天井、床下に入れることで、室外の熱が室内に入るのを遅らせたり、室内の暖かい空気が屋外へ逃げるのを防ぐ効果があります。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 断熱材の効果 断熱材の効果には次のようなものがあります。 床や壁、屋根など、外部と接する部位に入れると、冷気や熱の移動を遅らせ、暑さや寒さが和らぐ 隙間を埋めることで気密性が高まる 熱を断つと書きますが、室外からの熱気(夏)、室内の温められた空気(冬)が移動することを経つため、部屋の中の温度が上がりすぎたり下がりすぎたりすることを防ぎます。 新築の住宅はほとんどが断熱材を入れており、気密性が高い住宅になっています。   断熱材の素材 断熱材として使われる素材には次のようなものがあります。 無機繊維系 グラスウール ロックウールなど 安い 断熱性・不燃性・吸音性あり 湿気に弱い 木質繊維系 セルロースファイバー 高い 防音効果あり 結露の防止 天然素材系 羊毛 炭化コルク 高い 調湿効果あり 防虫効果も高い 発泡スチロール系 フェノールフォーム ポリスチレンフォーム 非常に高い 断熱性・耐久性・不燃性が高い 燃焼時、有毒ガスが出ない   断熱材は、熱の遮断のほか、防音性のあるもの、不燃性のものなど、種類によって様々な特徴があります。 外壁と室内の壁の間に入れ込むもの、ウレタンを吹き付けるものなど施工方法もいろいろあります。 予算や臨む断熱効果によって、最適なものを選びましょう。 断熱材のメリット・デメリット 断熱材を入れていると次のようなメリットがあります。 断熱性能がある 防音性がある 結露が発生しにくくなる   断熱材を使うことのデメリットには次のようなものがあげられます。 コストがかかる 施工技術によって効果が変わる   外壁塗装でも遮熱効果をつけられます! 断熱材は、壁の内側にいれて熱の伝導を抑えるものですが、外壁塗装で遮熱効果のある塗料もあります! こちらは塗装工事の際に、遮熱効果のある塗料を使うだけでOKなので壁をはがすなどと大規模な工事はありません! →遮熱塗料について、くわしくはこちらをご覧下さい 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ遮熱塗料とはhttps://nuritatsu.com/blog/427512023年3月15日 公開 この記事では、遮熱塗料について解説しています。 遮熱塗料とは、太陽光によって外壁や屋根の温度が上昇するのを防ぐ効果(=遮熱効果)のある塗料。住宅用の塗装の場合、外壁用・屋根用がそれぞれ発売されている。 遮熱の仕組み遮熱塗料は、太陽光を高反射させ、表面温度の上昇を抑えることができる。 (出典:エスケー化研 クールテクト工法 カタログ) 太陽光を高反射させることによって、表面の温度上昇を抑え、室内の温度の上昇も抑える効果がある。(出典:エスケー化研 クー... 遮熱塗装のご相談は塗り達まで!  

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2023年12月17日 更新!

外壁塗装工事中に車のトラブル?予防策や対処法を解説 l塗り達

2023年12月17日 公開 外壁塗装工事は足場を組んだり、工事車両が出入りしたりするため、施主様やご近隣様への十分な配慮が必要です。 しかし、気を付けていても知らず知らずのうちにご迷惑をお掛けしていたり、中にはトラブルになってしまうケースもあります。 本記事では、外壁塗装工事中に起こりうる車のトラブルを、予防策や対処法などといっしょに解説します。 ケース1:車に塗料が飛散した 2階部分などで塗装工事をしていると、足場を組んでシートをかけていても塗料が飛散してしまうことがあります。 駐車スペースが近い場合、お車のご移動が難しい場合は、車用の養生カバーを付けて作業を行います。 ご近隣様の車も同様に、駐車スペースが近い場合はお声をかけさせていただきカーシートの設置をお願いすることがあります。 ケース2:工事車両で車の出入りができない 住宅街で敷地前の道にあまり幅がない場合、1台でも路駐してしまうと車の出入りができないことがあります。 敷地内に駐車スペースをお借りできない場合は、近隣駐車場に停めて作業に伺います。 施工管理のための車両で、どうしても敷地前に駐車させていただく場合は、何かあればすぐに移動できるように連絡先カードを設置し車を離れます。   ケース3:足場に車が当たった いつもはない足場が建物からはみ出していると、駐車した際や歩行の際に障害になってしまうこともあります。 できるだけ、生活のご迷惑にならないように組みますが、職人が作業するスペースの確保はどうしても必要なので、外壁より少し外へはみ出します。 駐車スペースなどに足場を建てる場合は、足場の単管に弾力性のあるシートを巻き、万が一ぶつかってもできるだけ衝撃を抑えるよう配慮します。 お気づきの点はすぐにご連絡ください 工事中の車トラブルについて事例をご紹介しました。 施主様やご近隣様にはおかれましては、工事中のご協力ありがとうございます。 担当者・職人ともに安全には最大限の配慮を行っていますが、工事中にお気づきの点がございましたらいつでもご連絡ください。  

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2023年12月16日 更新!

庇とは?屋根との違いや、屋根工事での施工事例を紹介 l塗り達

2023年12月16日 公開 庇は、窓や玄関サッシなど開口部にある小型の屋根の事です。 日よけ、雨よけなどの目的でつけられ、様々な素材が採用されます。   本記事では、庇と屋根の違いや、庇の工事・メンテナンスについて解説します。 庇の特徴 庇は、日よけや雨よけの目的で、開口部に付けられる小型の屋根です。 外壁から張り出すように作られているもの、付帯部として外壁とは違う素材でつくられているものなどさまざまです。 素材 庇の素材には次のようなものがあります。 アルミ ポリカ 木材と金属 ガラス   アルミやポリカは軽量でいろいろな開口部に取り付け可能です。 木材と金属を使う場合は、大工さんが木材で庇の形を作り、その周りを金属板などで覆う造作の工事が必要になります。   また外観がおしゃれになり採光もできるガラスも、庇に用いられる素材の1つです。   庇と屋根・軒の違い 庇と最もよく似ている屋根との違いは、構造物か否かです。 庇は付帯部と呼ばれるのに対し、屋根は構造物です。 構造物は 目的とする機能を持ち、作用に対して抵抗することを意図として人為的に構築されるもの (国土交通省 「土木・建築にかかる設計の基本」) と定義されており、地震や風、雨などが建物に作用しても形状を維持する機能および目的をもって作られるものです。 住宅で言うと、屋根をはじめ、柱、外壁なども構造物にあたります。 雨などをしのぐという意味では、軒天も屋根や庇に近いものがあります。軒天は屋根が外壁から外側に出た部分の裏側で、垂木などを隠すためにベニヤ板などが貼られます。 庇の劣化症状 庇は、素材によって劣化症状が異なります。 鉄部 鉄部の場合は、劣化によってサビが発生します。 木材+板金 板金もさびの発生が一番注意したいれかっか症状です。 板金の劣化でめくれる+下地の木材が腐ると、表面の張替だけではメンテナンスができないケースがあります。   庇のメンテナンス方法 庇のメンテナンス方法は、劣化の状態により異なります。 塗装 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ さびが出ている状態で、まだ庇自体の損傷がなければ塗装によるメンテナンスが可能です。 ケレン+錆止め塗装の下地処理を行った上で塗膜を付けて保護します。 工事 下地が腐食しているなどの場合や、鉄部がさびで穴が開いている等の場合、葺き替えなどの工事を行います。 塗装より費用と時間はかかりますが、新しくなるのでその後長く使用できます。   庇のほか付帯部のメンテナンスも塗り達にお任せ! 塗り達では、庇はもちろん、雨戸や樋などほかの付帯部のメンテナンスも行っています。 外壁や屋根の塗装と一緒に行うことで、美観性アップはもちろん、足場組みが一度で済みコスト面でもお得です。 庇や付帯部のメンテナンスなら、塗り達にご相談ください!

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2023年12月15日 更新!

オートンイクシードとは?超耐用のシーリング材の秘密を解説 l塗り達

2023年12月15日 公開 この記事では、オートンイクシードについて解説しています。 オートンイクシードは、とオート化学工業(本社:東京)が開発・製造している超高耐久のシーリング材です。 (出典:オート化学工業株式会社 公式サイト) 特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」が配合された、高耐久のシーリング材です。 なぜシーリングも高耐久がよいのか シーリング材は、外壁塗装においてはサイディングボードやALCの目地に使われます。塗装工事でよく使われるシール材は耐久年数が10年くらいです。 外壁塗装では、塗装工事と一緒に目地の打ち替えを行うことにより、塗膜の耐久性をアップさせ、シーリング劣化による雨漏りを防ぎます。 しかし、外壁塗装の塗料の耐久性は10年から、長いものでは20年以上持つものもあります。 塗装と同時期にシーリングの打ち替えを行うとなると、20年耐久する塗料を使った場合、シーリングだけ途中で打ち替える必要が出てくるのです。 対候年数が高いオートンイクシードを使えば、外壁の塗り替え時期とシーリングの打ち替え時期を同じにすることができ、足場を組む手間や費用などを抑えることができます。 外壁塗装なら、無機塗料の場合、耐用年数がおよそ22年あるため、普通のシーリング材では10年くらいで打ち替えが必要ですが、オートンイクシードを使えばメンテナンス時期を一緒にできます。

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2023年12月12日 更新!

ケイカル板とは?特徴やメリットを解説 l塗り達

2023年12月12日 公開 この記事では、ケイカル板について解説しています。 ケイカル板とは、「ケイ酸カルシウム板」の略称で、建築資材の1つです。 ケイ酸カルシウムは耐火性・断熱性があり、外壁材や軒天ボードなどに採用されています。 石膏ボードに比べて防水性が高いため、トイレや水回りの天井・壁などにも使われることがおおい資材です。 ケイ酸カルシウムの特徴 けい酸カルシウムは、軽く保温性、断熱性に優れているため、外壁材や室内の壁などに広く採用されています。 不燃性、耐火性などの特徴もあり、軒天ボードにも多く使われています。 また、食品品添加物として、ベーキングパウダーや食塩に添加して使用されているなど安全性も高い点が特徴です。 ケイカル板の劣化症状とメンテナンス 軒天や破風などによく使われるケイカル板は塗装され塗膜で保護されていることがほとんどです。 軒天は、外壁や地面からの湿度が上がってくる場所なので、通期の取れる塗料でメンテナンスを行うことが必要です。 外壁と同じ色で塗ると、一体感が出ますがまったく違った色で色合わせを楽しむのもよいでしょう。 まったく腐らない素材ではないため、塗膜による保護は必要です。外壁や屋根の塗装と同時期でメンテナンスを行えば、長くお家に住まうことができますので、見えない部分と手を抜かず計画的な補修を心掛けましょう。    

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防水層の劣化症状~膨れ~ l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2023年12月11日 更新!

防水工事の空気抜きとは?膨れ防止のために重要な理由 l塗り達

2023年12月11日 公開 バルコニーやベランダの防水施工がしてあるところで、このような膨れを見たことはありませんか? 実はこれ、防水層の劣化症状の1つで、下地から空気が上がってきて膨らんでいるものなんです。 施工の際や、下地の状態を見極めた施工を行わないと、このような膨れが生じることがあります。 今回は、防水層の膨れを抑える空気抜きについて解説します。 防水層の空気抜きとは 防水層の空気抜きとは、下地から上がってくる空気を防水層の外へ逃がすことを言います。 小さい膨れから、ドームのように大きく膨れるものまでさまざまあり、放置していると防水層が破れて雨漏りする原因になります。 防水層の膨れの原因 防水層が膨れる原因は、主に下地に含まれている湿気が蒸発するときにでる空気です。 防水工事を行う際に、下地が完全に乾いていなかったり、雨漏りして下地が湿気を含んでいる状態であれば、十分に乾燥させるか、空気抜きのための脱気筒を設置しないと、膨れが生じます。 下地の見極めが甘かったり、施工の際の乾燥不足などの施工不良が原因で膨れることが多いようです。 防水層の空気抜きをする重要性 防水層の空気抜きは、耐久性に大きく影響します。 防水層は、下地に水が侵入しないようにするために密閉するように施工します。 そのため、下地から上がってきた空気は密閉された防水層から出ることができず、次第に下から防水層を押し上げる形になり、これが膨れとなって現れます。 膨れている部分は防水層が膨らんでいて薄くなっているため、衝撃で塗膜が割れるとその部分から下地へ雨漏りしてしまいます。一か所の劣化から、防水層の下全体へ雨漏りが進行するため、もはや防水層の意味はなく、下地の耐久性にも悪影響しかありません。 防水層の空気抜きの方法 すでに雨漏りしている下地に防水施工を行う場合は、適した施工方法を選択することが重要です。 ウレタン防水やシート防水の場合、防水層を下地に密着させず、通気緩衝工法など換気の取れるシートを1枚挟むことによって下地から上がってくる空気を逃がすことができます。 また、脱気筒と呼ばれる空気を抜くための筒を設置することで、空気抜きを行う方法も有効です。 防水層の施工も塗り達におまかせ! 防水工事にはいろいろな施工方法があります。下地の状態や劣化状態をよく吟味して工事を選択しないと、膨れやはがれの原因となりかねません。また現在施工されている方法によっても、メンテナンス方法が異なりますので、うちはどんなメンテナンスがいいの?と疑問をお持ちの方は、ぜひ塗り達にご相談ください。

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2023年12月10日 更新!

外壁塗装の重要工程「下塗り」行う意味や効果とは l塗り達

2023年12月10日 公開 外壁塗装の各工程は、仕上がりや耐久性のためどれも重要ですが、中でも「下塗り」は最重要といわれます。 本記事では、外壁塗装における下塗りの重要性やその役割について詳しく解説します。   外壁塗装の下塗りとは 外壁塗装における下塗りとは、下地処理のあとに最初に塗る塗料で、トップコート(上塗り材)の下地になるものです。 下塗りの役割 下塗りには次のような役割があります。 下地を強固にする 劣化によってもろくなった外壁を、下塗り剤で固め補強します。 下地と上塗り材との密着力を高める 下地に直接上塗り材を塗ってもうまく密着せずはがれの原因となります。下塗りがもつ糊の働きで上塗り材を密着させ、耐久性をアップさせます。 下地の元の色を隠す 外壁塗装時には、元の色からまったく違う色に変えることも可能です。 しかし、例えば濃色から薄い色に変えたい場合、下地が透けてしまいきれいに仕上がらないことも。 下塗りで元の外壁の色を消して、真っ白の状態にすれば上塗り材がきれいに発色し、満足の仕上がりになります。 下地への上塗り材の吸い込みを抑える 塗料は、外壁の表面に塗膜を作って密着しますが、塗った量すべてが表面にとどまるわけではなく、いくらか外壁に吸い込まれてしまいます。この吸い込みは下塗りがないと量が多くなり、塗っても塗っても塗膜がうまく形成されない原因に。結果的に想定よりも多くの塗料が必要になり、塗料代が高くなってしまうため、下塗りで吸い込みを防ぎます。 さび止め・防カビなどの機能を付加する 鉄部への塗装の場合、サビの発生を抑制することが塗装に求められる役割になります。 上塗り塗料は外部から水や空気が鉄部に触れないように守りますが、下地に直接塗ると内側からサビが発生してきてしまうため、下塗りにさび止め効果のある下塗り剤を使います。 また下塗りの種類によっては、防カビや防藻などの機能を付加できるものもあります。   下塗り剤の種類 下塗り剤と1口にいっても様々な種類や機能があり、使い方によって呼び名が異なります。 プライマー 語源は「prime」(第一の)で、一番最初に塗る塗料を意味します。 一般的に外壁塗装の下塗り剤としてはプライマーと呼ばれる種類の下塗り剤が使われます。 シーラー 「seal」(密閉、機密)などの意味から、下地に蓋をして密閉する→吸い込みを防ぐ目的で使う下塗り剤をシーラーと呼んでいます。 フィラー プライマーやシーラーよりも粘度が高く、補修や補強が必要な下地に使われます。 微弾性フィラーなどは、モルタルのひび割れに追従し、クラックが大きくなるのを防ぎます。 下塗り工程を丁寧に行って耐久性アップ! 下塗りは、上塗りを終えると塗っていたかどうかも分からなくなります。 そのため、下塗りを飛ばして工事を終えても、仕上がりがきれいであれば問題がないように思えます。 しかし、下塗りの役割でも述べたように耐久性や密着力を高めるためにも必要不可欠な工程です。 10年持つといわれていたのに、数年ではがれてきてしまった・・・などの場合は下塗りが不十分だったり、下地に合わない下塗り剤を使っているなどが原因の施工不良が考えられます。 せっかくの外壁塗装工事を無駄な工事にしないため、工程を遵守した工事をするプロの塗装業者にお任せください。 塗り達では、各工程ごとに写真を撮影し、工事後にお客様にもご確認いただけるよう写真帳としてお渡ししています。 また下請け業者に丸投げなどということもありません。工事完了まで、施工管理の担当者が責任をもって工事の進捗を管理しています。 外壁塗装なら、塗り達まで!お気軽にご相談ください。    

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2023年12月9日 更新!

シックハウス症候群とは?原因や対策について解説 l塗り達

2023年12月9日 公開 この記事では、シックハウス症候群について解説しています。 シックハウス症候群とは、人工建材や日用品から揮発する化学物質が室内に充満し、人体に取り込むことが原因で起こる眼、鼻、喉、皮膚の刺激症状、頭痛、倦怠感などの症状のことを言います。 シックハウス症候群の原因 シックハウス症候群が起こる原因の1つに、住宅の気密性があげられます。 建材や日用品に含まれる化学物質は昔からありましたが、近年、省エネや高断熱化の住宅が増え、通気が悪くなったことが、室内に化学物質が充満・濃い濃度を保ち続けることの原因とされています。 換気が悪く、室内の湿度や温度が上がりやすい状態だと、化学物質のほかにダニや細菌などの増殖も招きます。 また同じ室内にいても、症状が出る人と出ない人がおり、アレルギー反応のように敏感に反応してしまう体質の方もおられます。 シックハウス症候群の主な症状 シックハウス症候群の症状として、次のようなものがあります。 目がチカチカする 鼻水、涙、咳が出る。 頭痛、めまい、吐き気 鼻や喉の乾燥、痛み 疲れやすい、常に眠い 皮膚の乾燥やかゆみ、赤み ・ シックハウス症候群への対策 シックハウス症候群への対策として、原因の1つである化学物質「ホルムアルデヒド」をなるべく使わない、また吸収するような製品の開発が進んでいます。ホルムアルデヒドは、室内の壁などに使われる合板の接着剤などに含まれるもので、現在使用は禁止されていませんが、できるだけ少ない含有量の製品を使うことなどが義務付けられています。 また、2003年7月の建築基準法改正では、全ての建造物に24時間換気システムを設置することが原則として義務付けられました。 シックハウス症候群の原因の1つである空気の質を改善するために、窓などとは別に吸気口と排気口を設けて、室内の空気を24時間入れ替え続けるというものです。 国土交通省 建築基準法改正   日本国内においては、シックハウス症候群への対策を上記のように行っていますが、海外から輸入された家具などはホルムアルデヒドの量を測定しない(規制されていない)など、対策にばらつきがあります。製品を購入する際には、シックハウス症候群への対策を行っているのか、また24時間換気を止めないなどの日常的な対策を行う必要があります。 京都府ではシックハウス症候群についての情報開示や健康相談窓口などを設けています。 京都府 シックハウス症候群について

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2023年12月8日 更新!

パナホームの外壁塗装の注意点はこれ!失敗しないためのコツとは l塗り達

2023年12月8日 公開 パナホームでお家を建て方の中には、外壁のメンテナンスはどうしようか?とお悩みの方も多いのではないでしょうか? 外壁の劣化は塗装工事で補修可能ですが、パナホームの場合注意しなくてはいけない点も。 本記事では、パナホームの外壁メンテナンスについて注意点やコツを紹介します。   パナホームとは パナホーム(現:パナソニックホームズ株式会社)は大阪府豊中市に本社がある住宅総合メーカーです。 1963年、旧松下電工から住宅事業が独立し、ナショナル住宅建材建材株式会社としてスタートしました。 1977年には、「パナホーム」というブランド名称を使用開始。2018年に「パナソニックホームズ株式会社」に社名変更するまで使用されたパナホームという名称は現在も浸透しています。 超高層ビルなどで用いられる住宅のゆがみを抑える「座屈拘束技術(ざくつこうそくぎじゅつ)」を戸建て住宅用にサイズダウンして採用。 また工業化住宅で初めて、PM2.5などの有害物質を除去する超高性能フィルターを換気システムに使用するなど、 革新的な技術で多様なニーズにこたえる住宅を製造・販売しています。 パナホームの外壁 パナホームの外壁は、タイルに光触媒で焼き付け処理を行った「キラテック」という独自の外壁を使用しています。 光触媒は、太陽光で汚れを分解し、雨で洗い流す技術で、長くきれいな状態が続くといわれています。   (出典:パナソニックホームズ 公式サイト) パナホームの外壁塗装 タイル外壁の場合、焼き物と同じなので表面に塗膜はなく、塗装の必要はありません。 しかし、タイル用の撥水剤などはあるので、施工することは可能です。 目地のシーリングの劣化、タイル自体の劣化などはあるので、打診調査やシーリングの打ち替えなど定期的なメンテナンスは必要です。   パナホームの外壁塗装で注意したいこと パナホームのタイル外壁で気を付けたい点は、光触媒で加工されているということです。 光触媒で加工されている外壁は、普通の外壁塗装で使う塗料と相性が悪く、塗装が困難です。 塗装工事は、塗膜が外壁にしっかりと密着することで効果を発揮しますが、光触媒が施されている外壁には密着しないため、基本的に塗装NGなのです。 そのため、光触媒が施されている外壁に塗装したい場合は、 ・光触媒を再度施工する ・光触媒専用の下塗り剤を使って塗装を行う の方法を選択する必要があります。 しかし、業者によってはノウハウがない、光触媒の上から塗れる塗料が少ないなどのデメリットもあります。     パナホームの外壁塗装も塗り達におまかせ! 塗り達は、大手のハウスメーカー施工の住宅メンテナンスも数多く手がけています。 現場経験が豊富だからこそ、外壁に最適な下塗り材や上塗り塗料、施工方法をご提案できます。 うちの外壁はどうかな?と思ったら、まずは塗り達にご相談ください

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