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用語集の記事一覧

2023年5月29日 更新!

チョーキング現象とは? 原因や対策を解説

2023年5月29日 公開   この記事では、チョーキング・チョーキング現象について解説しています。 チョーキング現象は、「白亜化現象」とも呼ばれ、塗料の成分である合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって表面に浮き出てきているものです。塗膜の劣化症状の1つで、手で触れるとチョークの粉のように白く手につきます。 チョーキング現象が起きると、美観が損なわれるほか、塗膜が十分に外壁を守れていない状態となっているため メンテナンスが必要なサインの1つになります。 原因 チョーキング現象の原因は、主に経年劣化ですが、塗装後すぐに起きたり、耐用年数より大幅に早く表れた場合は施工不良の可能性もあります。 ・塗料がきちんと混ざっていなかった ・古い塗膜を高圧洗浄で洗い流さず塗装した などの場合、施工不良の結果としてチョーキング現象が起きることがあります。 対策 現在、永久に耐久する塗料は存在しないため、塗料の耐久年数による差はあれど、経年劣化は必ず起きます。 チョーキング現象は、目に見えてよくわかる劣化症状の1つです。チョーキングが現れていることが確認できたら、塗膜のメンテナンスをする必要があります。 塗装時期のサインとなるので、早めに外壁塗装や屋根塗装を検討しましょう。 チョーキング現象が起きているということは、シーリングや他の部分も劣化症状が現れ始めていると考えていいでしょう。 屋根の上も塗膜が劣化するため、外壁のチョーキング現象に気づいたら、早めに劣化診断を依頼しましょう。

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軒天の画像
2023年5月26日 更新!

軒天 役割 l塗り達

2023年5月26日 公開 この記事では、軒天について解説しています。 軒天は、屋根の外壁よりも外側に出ている部分(=軒先)の天井部分のこと。 軒天井、軒裏天井、 などともいう。 役割 軒天は、野地板や垂木を外から見えないように見栄えよくするほか、下記のような役割がある。 ①防火、延焼防止のため 火災時、窓から火が出た場合に、軒から天井裏へ火が回ることを防ぐ。 ②雨から外壁を守る 軒天がない場合、雨は直接外壁にかかり、塗膜の劣化やシーリングの劣化を引き起こす。軒天が傘の役割を果たし、外壁を雨風から守っている。 ③屋根裏の湿気を逃がす 屋根裏にたまった湿気を逃がし、躯体の腐食を防ぐ。   素材 木材のほか、壁から一体になっている仕上げや、有孔ボードなど軒天ボードが貼られている場合が多い。 現在では耐火性の非常に高いケイカル板や金属板が主流となっている。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ メンテナンス 外壁と同様に、劣化症状が見られたら塗装によるメンテナンスが有効。 雨戸や幕板など、他の付帯部と一緒に塗装することが一般的である。   関連記事 軒天のメンテナンスはどうする?塗装方法や最適な色を解説 付帯部塗装(軒天・破風)施工の様子  

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ガルバリウム
2023年5月23日 更新!

ガルバリウム鋼板 耐久性 l塗り達

2023年5月23日 公開   この記事では、ガルバリウム鋼板について解説しています。 ガルバリウム鋼板とは、ガルバリウムという合金でメッキ加工された鉄の板のこと。 JIS規格のおいては、55%アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板がガルバリウム鋼板の正式名称となっている。   特徴 戸建て建築においては、屋根材・外壁材として用いられることが多く、金属屋根・金属外壁の1つに分類される。 トタンに比べて耐久性が高く、耐用年数はおよそ20年~25年。 内部が鉄(金属)なので、サビで穴があくことがなければ40年以上耐久するといわれている。 各社いろいろなガルバリウム鋼板を販売しており、金属ながら断熱性がありカラーバリエーションも豊富。   2017年のは新築住宅でスレートよりも多く使われる屋根材となっている。   関連記事 ・ガルバリウムに塗装は必要? 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へガルバリウムに塗装は必要? l塗り達https://nuritatsu.com/blog/428562023年4月9日 公開ガルバリウムは、金属でできた建材で、正式名称は「ガルバリウム鋼板」といいます。耐久性が高くスタイリッシュで、外壁材や屋根材として普及しています。「『とっても長持ちしますよ!』と新築時も言われたし、見た目も劣化もせず塗装もいらないように見えるけど・・・本当に塗装しなくちゃいけない?」そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではガルバリウム鋼板の特徴や塗装について解説しています。 ガルバリウム鋼板とはガルバリウム鋼板は、金属鋼板を、亜鉛・アルミ・シリコンでメッキ加工し...

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高圧洗浄
2023年5月20日 更新!

高圧洗浄 l塗り達

2023年5月20日 公開 この記事では、高圧洗浄について解説しています。   高圧洗浄とは、洗浄機から出る圧力の高い水で、汚れを洗浄すること、またその作業。 外壁塗装・屋根塗装など住宅の塗装においては、塗装前の工程の1つで、古い塗膜や汚れ・カビ・コケなどの高圧洗浄機を使って洗い流す作業を指す。   高圧洗浄機の水圧の強さは「Mpa(メガパスカル)」という単位であらわされ、数字が大きいほど高圧となる。 一般家庭用として使用する高圧洗浄機は「6Mpa~12Mpa」程度、 業務用で使用する高圧洗浄機は「15Mpa以上」となっている。 たとえば洗車などの用途で高圧洗浄機を使う場合は、6Mpa程度で使用しないとボディの塗装がはがれてしまう恐れがある。 外壁塗装工事の場合は、古い塗膜をはがすことが目的のため、強い水圧で洗い流す業務用を使用する。 一般的な工事内容の場合に使われる高圧洗浄機のほか、ノズルを変えると渦巻状の水が噴射されるトルネード洗浄もある。 モニエル瓦の塗装の場合は、スラリー層と呼ばれる強力な塗膜をはがす必要があり、トルネードが使用される。 このほか、カビやコケなど普通の水では落ちにくい汚れには、薬剤を混ぜた「バイオ洗浄」が使われるケースもある。   関連記事 ▼モニエル瓦に高圧洗浄についてはこちら https://nuritatsu.com/blog/42855/ ▼バイオ洗浄についてはこちら https://nuritatsu.com/blog/42715/    

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2023年5月17日 更新!

朝顔 l塗り達

2023年5月17日 公開   この記事では、朝顔について解説しています。 朝顔は、足場に設置する上向きに傾斜した防護棚のこと。 植物の朝顔に形状が似ていることから建設業界では朝顔とよばれる。 目的 役割 道路に面した建築現場などで、通行している人を落下物から守る目的でつけられる。 法令により設置が義務付けられている。 労働安全衛生規則(抄) (物体の落下による危険の防止) 第537条 事業者は、作業のため物体が落下することにより、労働者に危険 を及ぼすおそれのあるときは、防網の設備を設け、立入区域を設定する等当 該危険を防止するための措置を講じなければならない。 (厚生労働省 労働安全衛生規則(抄)より引用)   塗装工事においても、通行量の多い駅前の通路付近などの場合に設置することがある。

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ビケ足場
2023年5月14日 更新!

ビケ足場 l塗り達

2023年5月14日 公開 この記事では、ビケ足場について解説しています。   ビケ足場は、株式会社ダイサンが1980年に発売したくさび緊結式足場の商品名。 安全性・耐久性・作業性に優れていることから、住宅建築やメンテナンス工事などの現場で広く普及している。 くさび緊結式足場 現場で使用される足場は、大別して ・組み立て式足場 ・吊り足場 の2種類がある。 組み立て式足場には、丸太足場、単管足場などががあり、くさび緊結式足場は組み立て式足場の1つ。 一定間隔に緊結部を備えた鉄パイプを支柱に、手すり、筋交(すじかい)などをくさびを使って組み立てていく方法をとる足場。   メリット ・ハンマー一本で簡単に組み立てと解体ができる ・複雑な形の建物や狭小地でも、建物に合わせて足場を組むことができる ・コンパクトにまとめることができ、輸送コストを削減できる ・コストパフォーマンスがよい  

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2023年5月11日 更新!

クラック l塗り達

2023年5月11日 公開   この記事では、クラックについて解説しています。   クラックは、裂け目や割れ目を意味する「crack」のことで、建築業界では外壁や屋根、基礎などにできるひび割れのこと。   原因 モルタル、コンクリートは水分が蒸発して乾燥していくときに材が収縮するため、ひび割れができやすい。 また材料に不純物が混ざっているなどの施工不良でも発生する。 物理的に何かがぶつかるなどでも発生し、割れや欠けの原因となる。   クラックの程度 クラックは、ひび割れの大きさによって ・ヘアークラック ・構造クラック(幅0.3mm以上、深さ5mm以上) がある。 ヘアークラックは、表面だけがひび割れている状態だが、構造クラックになると材料そのものがひび割れている状態。 雨漏りや躯体の耐久性が下がる原因となるため、早急に補修が必要。 クラックスケールを使って深さや幅を診断する。     クラックの補修 クラックの補修は、おもにシーリング材を使って行う。 外壁の場合は、その上から下塗り→上塗りと重ね、補修跡が目立たないように仕上げることが多い。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 施工後 ▼詳しい施工事例はこちら 京都市伏見区 H様邸          

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カラーコーディネーター
2023年5月8日 更新!

カラーコーディネーター

2023年5月8日 公開   この記事では、カラーコーディネーターについて解説しています。 カラーコーディネーターは、主に住宅・ホテルなどのインテリア、ファッション、建築、景観などで色彩や配色に関する助言を行う専門家のこと。 カラーコンサルタント、カラーアドバイザーなどとも呼ばれる。 資格はなくてもできる仕事であるが、東京商工会議所が認定している民間の資格試験にカラーコーディネーター検定試験がある。色彩に関する知識のほか、産業に活用する能力を判定する。 このほか関連する試験としては、 ・色彩検定 ・カラーデザイン検定 などがある。  

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トルネード
2023年5月5日 更新!

トルネード洗浄 l塗り達

2023年5月5日 公開 この記事では、トルネード洗浄について解説しています。   トルネード洗浄は、高圧洗浄機のよる高圧洗浄の方法の1つで、水が出るノズルが高速回転しトルネード(渦巻き)のように回転しながら洗浄することができる。 https://nuritatsu.com/cms/wp-content/uploads/2022/01/b01ec42168c48ba8dbeec6a157b4309f.mp4   通常の高圧洗浄に比べておよそ1.3倍水圧が強い。 汚水が回りに飛び散りやすいので、養生や周囲への配慮が必要な方法。 モニエル瓦の塗装前や、土間などの洗浄に使われる。        

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