塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

用語集の記事一覧

屋根漆喰 新設
2023年2月10日 更新!

瓦 l塗り達

2023年2月10日 公開   この記事では、瓦について解説しています。 瓦は、粘土を成形し、焼いたもの。主に屋根を葺く材料として用いられる。 陶器瓦は、食器などの陶器と同様に、表面に釉薬が塗られており艶がある。 割れることはあっても、瓦自体の劣化はないのでメンテナンスフリーであるが、瓦を留めている漆喰や鋼線などの調整は必要になる。 ③屋根 漆喰 新設 セメント瓦は、セメントを型に入れて固めた瓦のことで、釉薬は使わず塗装が施されている。   2006年に使用が禁止されるまでは、アスベストを含有したセメント瓦が使われていた。アスベスト自体は人体に有害であるが、瓦の耐久性は大幅にアップする成分だったため、使用禁止後に作られたセメント瓦の一部では、劣化の進行が早く塗装でメンテナンスができないものが存在する。 ※瓦屋根の施工事例を掲載し、リンク付けをお願い致します。  

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ケレン
2023年2月7日 更新!

ケレン l塗り達

2023年2月7日 公開 この記事では、ケレンについて解説しています。   ケレンとは、下地処理の1つで、主に鉄部などの汚れやさびを落とす作業のこと。 下地をきれいにするほか、塗料の密着を高める効果もある。 なめらかな表面の金属版などの場合、塗料がうまく密着せず施工不良となることがあるため、あえて細かい傷をつけて密着性を高めることがある。この工程もケレンと呼ばれる。 鉄部のほかには、木部でもケレンを行うことがある。     外壁塗装におけるケレンでは、サンドペーパーやスクレーパー、サンダーなどの機械を用いる。   関連用語 ・さび        

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レンガ
2023年2月4日 更新!

レンガ l塗り達

2023年2月4日 公開 この記事では、レンガについて解説しています。   レンガとは、粘度に砂・砂利などを入れて混ぜ、型に入れて固めたもの。 圧縮・乾燥して固める「日干しレンガ」と、焼き固める「焼成レンガ」がある。 耐久性が高く、古くから建材として使われており、外壁材としても用いられる。   レンガを外壁に使う場合は、成形した形のまま積み上げて間をモルタルで固めていく方法と、スライスしたレンガを外壁に貼っていく方法があります。 積み上げレンガの場合、コストがかかる、工期が長くなる、技術がある業者が限られているなどのデメリットもあるが、基本的にメンテナンスフリーな素材のためメリットも大きいといえる。 スライスレンガの場合は、積み上げる方法よりも重量が少なくなるため耐久性もアップするが、貼り方が不十分の場合は落下の危険性がある。   いずれの場合も、地震が多い日本では耐震性を高める工事が必要になり、外壁でも一部アクセントのみの使用や、屋内や柱の一部などに用いられることが多い。                

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鎧壁の画像
2023年2月1日 更新!

鎧壁 l塗り達

2023年2月1日 公開   この記事では、鎧壁(よろいかべ)について解説しています。     鎧壁とは、左官仕上げの一種で、壁の表面を平らにせず、 斜めになっている板をずらしなが段々に重ねて張っている壁のこと。   木造民家の外壁に用いられることの多い伝統的な壁である。   板をずらしながら重ねて張ることで、板の隙間から風が吹き込むことがない。 雨も全て下へと流れ落ちるようになっている。   昔からあるお蔵などは鎧壁であることが多いため、 傷みがある場合、全面張替えで改修することもあるそう。      

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塗装職人の画像
2023年1月29日 更新!

塗装技能士 l塗り達

2023年1月29日 公開     この記事では、塗装技能士について解説しています。   塗装技能士は、技能検定の1つで、塗装技術を認定する日本の国家資格。 厚生労働省が認定する。 概要 認定等級は、2級および1級。 受験資格として、実務経験年数と前級の取得後経過年数が設けられている。 試験は、塗装に関する学科試験と、実技試験に分かれており、両方の合格をもって認定される。 実技は、木工塗装作業、建築塗装作業、金属塗装作業、噴霧塗装作業、鋼橋塗装作業の5種類がある。 塗装業は、資格がなくても営むことができるが、塗装技術の公的な証明として有効である。   京都の技能士検定についてはこちらの公式HPをご参考ください。 技能検定総合案内     塗り達の高品質な施工事例をご覧ください 塗り達の施工事例 一覧  

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チョーキング
2023年1月28日 更新!

ラジカル塗料とは?l塗り達

2023年1月28日 公開   「ラジカル塗料」をご存知でしょうか? ラジカル塗料とは、「ラジカルを制御する効果を持つ塗料」のことです。 ではラジカルとはいったい何なのでしょうか? この記事では、ラジカル塗料について詳しく解説しています。   ラジカルとは ラジカル(radical)は、樹脂や顔料などの有機物を劣化させるエネルギーの事を言います。 外壁塗装においては、塗料の中に含まれている「酸化チタン」という成分が、紫外線によって化学反応を起こし、ラジカルとなります。酸化チタンは、塗料を朝食する際に使われる顔料に含まれる成分です。 発生したチタンは、同じく塗料に含まれている樹脂や顔料などにダメージを与えます。そして、塗料が劣化すると、外壁にチョーキング現象が現れるのです。 ラジカルは、塗料にダメージを与え、劣化症状を引き起こす原因となります。   ラジカル塗料のしくみ ラジカル塗料のしくみを確認していきましょう。 ラジカル塗料には、ラジカル制御型酸化チタンと、光安定剤 が含まれています。 これにより、紫外線が当たってラジカルが発生しても、ラジカルが劣化症状を引き起こすのを抑えてくれます。 また、光安定剤とは、塗料の対候性をアップさせるために配合されています。 この2つの成分が配合されることにより、ラジカル塗料は、汎用の塗料よりも対候性に優れ、劣化症状が起きにくくなるのです。   ラジカル塗料の特徴 ラジカル塗料の特徴をまとめます。 ①チョーキング現象に効果がある ラジカル塗料を使用することにより、チョーキング現象の抑制に効果があります。   ※チョーキング現象とは、外壁の表面を触ると手に粉状のモノが付着する現象です。  外壁の経年劣化や施工不良が主な原因といわれています。   ②まだラジカル制御型の塗料は販売数が少ない 現在ラジカル制御型酸化チタン配合の塗料は、まだまだ販売数が少ない現状があります。 一番最初に発売されたのは、2012年で、まだ発展途上の塗料なので、取り扱っていない業者もあります。   ③濃色の塗料の場合は、効果が期待できない 酸化チタンが含まれる顔料は、「白色顔料」といって、淡色に調色するときに使われるものです。濃色の場合は、白色顔料を混ぜてしまうと濃色にはならないため使用しません。そのため、濃色の塗料には、そもそもラジカルが発生しにくく、シリコン・フッ素など樹脂の対候性がそのまま塗料の対候性となります。濃色の塗料にはラジカル塗料はないと考えておくといいでしょう。   ラジカル塗料の価格 ラジカル塗料の価格は、シリコン塗料と比べると少し割高になります。 しかし、対候年数を考えると長い目で見ればコストパフォーマンスはよいといえるかもしれません。 ライフプランや予算に合わせて、上手に塗料を選びましょう。  

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日本ペイント
2023年1月26日 更新!

日本ペイント l塗り達

2023年1月26日 公開   この記事では、日本ペイントについて解説しています。 日本ペイント株式会社は、日本の塗料メーカー。 住宅・ビル・マンションなどの建築物、橋梁・プラント・タンクなどの大型構造用塗料、自動車の補修塗装用塗料の開発・製造および販売を行っている。通称「ニッペ」 本社:東京都品川区 創業:1881年(1973年設立) 代表取締役社長:喜田 益夫 会社HP:http://www.nipponpaint.co.jp/      

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下塗り
2023年1月23日 更新!

下塗りについて

2023年1月23日 公開   この記事では、下塗りについて解説しています。   外壁塗装における下塗りとは、外壁や屋根に一番最初に塗る塗料のこと。 色を選べる上塗り塗料とは違い、透明もしくは白色のものが多い。 役割 ①下地と上塗り材との密着力を高める 下塗りをぬることで、密着力が高まり、塗料の耐久性が向上する。 ②下地を強くする 下塗りは、傷んだ下地に浸透し、内側から固めて下地を強固にする働きもある。下塗りが上塗りの吸い込みを抑える働きもある。   種類 下塗りには種類があり、下地の材質、劣化の状態などにより、最適な下塗り材がある。 ①シーラー 塗料が下地に密着する糊の働きと、上塗り材の吸い込みを防ぎ塗料の性能を維持する働きがある。 水性タイプと溶剤タイプがある。痛みが激しい場合は溶剤タイプを使用することが多い。 ②プライマー シーラーと同じく糊の働きをする。 金属にも使用することができ、シール工事の際にシーリングを充填する前にも使われる。 ③フィラー シーラーやプライマーに比べると粘度があり、割れやヒビなど劣化が激しいときに使用する。 モルタルなど凹凸のある外壁をならしたり、クラックを補修した跡が表面に見えにくくするように使ったりする。 微弾性フィラーは、フィラーの1つで、ヒビ割れに追従し新たにヒビが発生するのを防ぐ。      

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壁つなぎ
2023年1月20日 更新!

壁つなぎ l塗り達

2023年1月20日 公開 この記事では、壁つなぎについて解説しています。   壁つなぎとは、足場を壁に連結させること、または連結させるための道具のこと。 足場が倒れないよう固定する目的で行う。 方法 外壁塗装工事の際には、外壁部分に穴を開けてアンカーを打ち込む方法が一般的に使われる。 シーリングがある場合は、シーリング部分に打つことで、外壁の損傷を少なくすることができる。 シーリングがない場合(モルタルなど)は、穴を開ける事になるが、足場解体後に穴を塞ぎ補修を行う。 法令 労働安全衛生規則570条 に壁つなぎの設置基準に関する規定がある。 一側足場、本足場又は張出し足場であるものにあつては、次に定めるところにより、壁つなぎ又は控えを設けること。 (出典:労働安全衛生規則 第二編 第十章 通路、足場等)

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