塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

現場ブログの記事一覧

2023年5月24日 更新!

外壁塗装は2度回塗り?3回塗り?手抜き工事にあわないために l塗り達

2023年5月24日 公開 外壁塗装では、塗料を何度か重ねて塗ることをご存知ですか? 塗る回数にも、それぞれの塗る工程にも意味があります! 今回は、外壁塗装のよく言われる2回塗り・3回塗りについての正しい知識をまとめました。 これから外壁塗装を検討される方はぜひ最後までご覧ください。   外壁塗装は何回塗りが正しいの? 外壁塗装には、塗料を塗ることを含めて、いくつかの工程に分かれています。 実際の施工事例を見ながら、塗装の回数を確認していきましょう。 ①高圧洗浄 圧力の高い水で、外壁の汚れや、古い塗膜を落としていきます。   ②下塗り 下塗りは、下塗り材を使って外壁を補強したり、この上に塗る上塗り材との密着性を高めたりする働きがあります。 下塗りが塗りの「1回目」です。 ③中塗り(上塗り1回目) 中塗りは、上塗り1回目とも呼ばれます。ここから上塗り材(トップコート)を使って塗装をしていきます。 お客様が選んだグレードの塗料で、お好きな色を塗っていきます。 中塗りが塗装の「2回目」となります。 ④上塗り(上塗り2回目) ⑤施工完了! 最後に中塗りと同じ塗料を重ねて、上塗り2回目です。 2回重ねて塗ることで、均一な塗膜を作り、色むらをなくします。 ここまでで塗装は「3回」となりました。 施工完了です。きれいに仕上がりましたね。   以上で、外壁塗装の工程は完了です。 塗装は3回塗りでした。 外壁塗装においては、上記のような工程で3回塗りが一般的です。   すべての工事で3回塗りが正しいわけではない しかし、外壁の傷み具合や、仕上がり、特別な補修が必要な場合など、 4回塗り・5回塗り となることもあります。 上塗りは基本的に2回重ね塗りを行いますが、目地だけ色を変えたいなどの場合は2色を2回ずつ塗るので、上塗りだけで4回塗りとなります。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ また、下地調整が必要な場合やマスチック仕上等の場合は、下塗りの工程が増えます。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ また、最近塗料の性能も進化しており、下塗り材不要のものや、上塗りが1度塗りでいいなどのものも発売されているようです。 塗料の性能は向こう数十年の経過を経て初めて本当のところが変わるので、安易に飛びつかず耐久性が保証されている塗料を選びましょう。詳しくはスタッフにご相談ください。   3回塗りを減らしてはダメ? 標準で3回塗りが基本ですが、減らすとどうなるのでしょうか? ①密着が悪くなる。すぐ剥がれる(施工不良) 例えば下塗りの工程を省いてしまうと、上塗り材が外壁にうまく密着せず1~2年ではがれてきてしまうということが起きます。 ②耐久性が下がる 上塗り材に関しては、2回塗りが推奨されている塗料を1回しか塗っていない場合、塗膜が十分に形成されず耐久性が下がる恐れがあります。10年持つといわれて工事したのに、半分しかもたなかったといった施工不良につながってしまいます。 必要な工程を省くと、施工不良の原因となります。外壁工事の耐久性や品質を守るためにも、既定の塗装回数は必ず守必要があるでしょう。 施工不良にならないために 外壁塗装工事においては、守らなくてはいけない工程がいくつかあります。それらにはすべて意味があり、正しい塗装をすることで耐久性が保証されます。 優良な業者であれば、プロとして、塗装回数に関する知識や耐久性を保証するために守らなくてはいけないことが十分にわかっています。 それでは施工不良にならないためにはどうすればよいのでしょうか? 塗装回数を減らす業者に注意 塗装工事には、手間賃のほかに塗料代金もかかります。 安価な工事を提供するために、必要な工程を省く、本来塗らなくてはいけない塗料を塗らないなど、塗装の回数を減らしてしまう業者も残念ながら存在します。 工事が終わってしまえば、きれいに色も仕上がっており、下塗りや中塗りが省かれていてもほとんど気づくことができません。 そのため、必要な工程がきちんと守られているかどうかは、工事中にしか確認ができないのです。 相場よりも安い工事金額を提示している業者は、何か理由があるはずと疑い、何回塗りをするのか確認してみましょう。 またこれまでの施工実績などの口コミが確認できる場合は、事前にリサーチしておくのもよいでしょう。   塗り達では工事写真をお渡ししています 塗り達では、各工程を写真に収め、工事写真帳として完了後にお渡ししています。 必要な工程を行っていることをご確認いただけるほか、塗装前のご自宅の写真も残しているので良い記念になると大変ご好評をいただいています。 正しい塗装工事で、満足の仕上がりをご希望なら、ぜひ塗り達へご相談ください。    

MORE

ガルバリウム
2023年5月23日 更新!

ガルバリウム鋼板 耐久性 l塗り達

2023年5月23日 公開   この記事では、ガルバリウム鋼板について解説しています。 ガルバリウム鋼板とは、ガルバリウムという合金でメッキ加工された鉄の板のこと。 JIS規格のおいては、55%アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板がガルバリウム鋼板の正式名称となっている。   特徴 戸建て建築においては、屋根材・外壁材として用いられることが多く、金属屋根・金属外壁の1つに分類される。 トタンに比べて耐久性が高く、耐用年数はおよそ20年~25年。 内部が鉄(金属)なので、サビで穴があくことがなければ40年以上耐久するといわれている。 各社いろいろなガルバリウム鋼板を販売しており、金属ながら断熱性がありカラーバリエーションも豊富。   2017年のは新築住宅でスレートよりも多く使われる屋根材となっている。   関連記事 ・ガルバリウムに塗装は必要? 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へガルバリウムに塗装は必要? l塗り達https://nuritatsu.com/blog/428562023年4月9日 公開ガルバリウムは、金属でできた建材で、正式名称は「ガルバリウム鋼板」といいます。耐久性が高くスタイリッシュで、外壁材や屋根材として普及しています。「『とっても長持ちしますよ!』と新築時も言われたし、見た目も劣化もせず塗装もいらないように見えるけど・・・本当に塗装しなくちゃいけない?」そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではガルバリウム鋼板の特徴や塗装について解説しています。 ガルバリウム鋼板とはガルバリウム鋼板は、金属鋼板を、亜鉛・アルミ・シリコンでメッキ加工し...

MORE

高い
2023年5月22日 更新!

屋根塗装で足場なしはNG! 足場が必須な理由と費用について解説 l塗り達

2023年5月22日 公開 屋根塗装の見積をもらったら「足場代」という項目が。 見積金額も思っていたより高額です。 「足場なしではしごでできないの?」 屋根塗装や外壁塗装は、高額な工事のためできるだけ安く済ませたいと考える方も多いでしょう。 しかし、塗装工事において足場の設置は必須です!!   本記事では、屋根工事に足場が必要な理由や費用について解説していきます。   足場の必要性 屋根塗装の際に、足場の設置は必要です。 厚生労働省の労働安全衛生規則では、次のように明記されています。 事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の幅、開口部等を除く。)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない (労働安全衛生規則 第二編 第九章 墜落、飛来崩壊等による危険の防止 518条) 事業者とは、労働者つまり塗装工事においては職人を雇用している会社の事です。高さ2メートル以上の高所作業の場合は足場などを設置し安全確保するように規定されています。 屋根の高さは、2階建てで平均して7.5m~9mほど、1階建て(平屋)の屋根でも地上から2m以上のところにあります。建築基準法では、居室の天井の高さが2.1m以上と決まっているため、それより上の屋根は地上から2m以上であることが一般的です。 つまり、平屋でも2階建て以上であっても、足場の設置は業者の義務であり、設置は必須なのです。   足場がないと工事に影響も 仮に、2m以下の屋根の工事だとしても、職人がよい仕事をするため、お客様にご迷惑をかけないためにも足場は必要です。 作業効率 塗装工事の場合は、塗料に加えて刷毛やローラー、ガンなどの道具、タスペーサーや研磨道具なども工事中に必要です。 これらを両手いっぱいに持ち、高所に上がって作業するため身動きが取りにくく、作業効率も上がりません。 また軒先など屋根の上からでは塗装しにくい部分など、足場に乗って外側から塗ることもあります。   高圧洗浄の水しぶきの飛散・落下物の危険 屋根も塗装前に高圧洗浄を行います。 高所で水圧の高い水を噴射して洗浄するため、ベランダの洗濯物だけではなく、近隣住宅が隣接している場合など水しぶきが飛散する恐れがあります。 足場にはシートをかけ、水の飛散を防ぐように養生を行いますので、ご近隣へご迷惑をお掛けしないためにも足場の設置は欠かせないものになります。 職人の安全確保 工事において、お客様はもちろん職人の安全確保は第一優先事項です。 特に屋根のような高所の場合、熟練の職人であっても転落の可能性は常にあり、よい仕事を集中して行うためにも、足場の確保は必須です。 とくに勾配のきつい屋根の場合、屋根足場といって、屋根と並行に単管を組み安全性を高める方法をとることもあります。ハーネスなどを付ける場所もない戸建て住宅の塗装の場合、足もとの安全性の確保のためにも足場の設置は必須です。 足場の費用 足場の必要性はお分かりいただけましたでしょうか。 とはいっても、足場の費用はやはり高額になるため、なんとかできないものだろうか?と考える方もいらっしゃるかもしれません。 戸建て住宅の場合、20万円~という費用が足場の設置に必要です。 そのため、仮に屋根塗装が20万円ほどだとすると、およそ40万円ほどの工事費用となります。 屋根の塗装が終われば外してしまうものなので、工事期間中のためだけに高額な・・・ と思ってしまいますが、足場の費用は必要経費だと考えましょう。足場なくしては安全な工事は実現しません。 屋根工事のためだけに・・・と思ってしまう方は、外壁塗装工事や付帯部工事など、そのほかの足場が必要な工事も同時に行うことがおすすめです。 外壁塗装の場合も、2階や3階の外壁などははしごで作業することができないため、必ず足場が必要になります。 また軒天や2階の雨戸、シーリングなどもメンテナンスの際には足場が必要です。 これらの工事を1回1回別々に行うと、そのたび足場を設置する必要があり、費用もそれだけ掛かります。 それならば、1つの工事で建てた足場をフル活用し、お家まるごとメンテナンスがおすすめです。 費用も工期も短縮でき、結果的にコストダウンにつながります。   まずは無料の診断・お見積り☎ 塗り達では、屋根塗装のほか、外壁塗装、付帯部塗装などお家回りのメンテナンスを総合的に行うことができる塗装会社です。 お客様と職人の安全確保を第一優先にしていますので、足場はもちろん設置いたしますが、仕上がりにご満足のお声を多数いただいております。 外壁塗装工事なら、足場代コミコミ価格で、シリコンプラン49.6万円(税別)~ご用意しています。 外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、ぜひ一度塗り達までご相談ください    

MORE

嘘?本当?
2023年5月21日 更新!

外壁の塗り替えが10年って嘘? 最適な塗り替え時期や見逃せない劣化症状とは l塗り達

2023年5月21日 公開 外壁塗装は一般的に「10年に一度塗り替えを」言われますが、その理由はご存知でしょうか? 塗り替えの時期になったけど、何の異常も見当たらないし、 「もっと後でもいいのに、10年で塗り替えというのは嘘なんじゃない?」 と疑われる方もいらっしゃるかもしれません。 今回は、外壁塗装が10年に一度といわれる理由や、塗り替えの最適な時期についてまとめています。 気になる劣化症状を見逃さないためにも、ぜひ最後までお読みください。   「外壁塗装は10年に一度」は嘘?本当?その理由とは 一般的に外壁塗装は10年に一度といわれますが、これには外壁に使われている塗料の耐久年数が関係しています。 新築の場合、基礎から躯体、外壁や屋根の工事、内装まで建物全体に費用が掛かるため、予算内で納めるために外壁に使われる塗料は安価なシリコンなどが使われるケースが多いのです。 シリコン塗料の耐久年数がおよそ10年であることから、一般的に外壁塗装は10年に一度といわれており、実際にその時期が塗り替え時期の住宅が多いということなのです。 しかし、すべての新築住宅で、シリコン塗料が使われているわけではありません。 中には耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料、また塗装の必要がない全面タイル貼りの外壁の住宅もあるでしょう。 そのような住宅では、塗り替え時期が10年では早すぎることもあるため、 「外壁塗装は10年に一度というのは、本当の場合もあれば、当てはまらない場合もある」 というのが正しい答えになるでしょう。   外壁塗装のタイミングと劣化症状 外壁の塗料の耐久年数が10年ということは、経年劣化でおよそ10年ほどたつと塗膜が外壁を保護できなくなってくるよという時期になります。その時期に外壁塗装を行えば、大きな劣化が進行することなく、長くお家に住むことができます。 では、10年経つまでは絶対に外壁塗装をしなくてもいいのかというと、そうではない場合があります。 外壁の見逃してはいけない劣化症状を確認しておきましょう。 ①クラック 外壁にひび割れ(クラック)ができることは経年劣化の1つで、特にモルタル外壁の場合多く見られます。 カビ・コケ カビやコケが発生している場合も塗膜が弱ってきています。カビ・コケは湿気を好み、北側や植物が近くになるなどの場合に発生しやすいですが、塗膜が水をはじかなくなって外壁にとどまって湿度が高くなっていることも原因の1つです。 チョーキング チョーキングとは、塗膜が劣化しチョークの粉のように外壁にのっかっているだけの状態で、手でこすると白くつきます。 すでに塗膜の密着性はなくなっている状態なので塗装が必要なサインです。 膨れ 外壁の一部が膨れている場合は、どこからか水が侵入して雨漏りが起きている可能性があります。このまま放置していると塗膜がはがれて外壁材がむき出しの状態になってしまいます。   これらの劣化症状がみられるのが、耐久年数を過ぎたあたりになり、そろそろ塗装の時期がきているサインになります。 10年を待たずにこのような症状が見られた場合は、何らかの原因で劣化のスピードが速くなっていることが考えられるため、一度外壁診断などで状態を確認しておきましょう。   早急に補修が必要なケース 割れ 外壁が大きく割れている場合、経年劣化ではなく物理的に何か物が当たった等の場合が多いですが、躯体への雨水のしみこみなどが懸念されます。雨漏りや躯体が腐る原因となるため早急に補修が必要です。 外壁塗装ではなく、左官工事や外壁の張替工事など補修を行ったうえで塗装をします。 このようなケースでは10年まで待っているうちにどんどん劣化が進んでしまうため、早急に補修が必要です。   およそ10年で一度外壁診断を 「劣化症状の有無など専門的なことはわからない」 「そろそろ10年経つけど塗装した方がいいの?」 そんな方には、まずは無料の外壁診断をお勧めいたします! 外壁だけではなく屋根や付帯部といったお家全体を丁寧に診断しますので、劣化状態や補修箇所を確認することができます。 写真付きの施工提案書と見積書作成まで、すべて無料で行っておりますので、 是非お気軽にお問い合わせください。            

MORE

高圧洗浄
2023年5月20日 更新!

高圧洗浄 l塗り達

2023年5月20日 公開 この記事では、高圧洗浄について解説しています。   高圧洗浄とは、洗浄機から出る圧力の高い水で、汚れを洗浄すること、またその作業。 外壁塗装・屋根塗装など住宅の塗装においては、塗装前の工程の1つで、古い塗膜や汚れ・カビ・コケなどの高圧洗浄機を使って洗い流す作業を指す。   高圧洗浄機の水圧の強さは「Mpa(メガパスカル)」という単位であらわされ、数字が大きいほど高圧となる。 一般家庭用として使用する高圧洗浄機は「6Mpa~12Mpa」程度、 業務用で使用する高圧洗浄機は「15Mpa以上」となっている。 たとえば洗車などの用途で高圧洗浄機を使う場合は、6Mpa程度で使用しないとボディの塗装がはがれてしまう恐れがある。 外壁塗装工事の場合は、古い塗膜をはがすことが目的のため、強い水圧で洗い流す業務用を使用する。 一般的な工事内容の場合に使われる高圧洗浄機のほか、ノズルを変えると渦巻状の水が噴射されるトルネード洗浄もある。 モニエル瓦の塗装の場合は、スラリー層と呼ばれる強力な塗膜をはがす必要があり、トルネードが使用される。 このほか、カビやコケなど普通の水では落ちにくい汚れには、薬剤を混ぜた「バイオ洗浄」が使われるケースもある。   関連記事 ▼モニエル瓦に高圧洗浄についてはこちら https://nuritatsu.com/blog/42855/ ▼バイオ洗浄についてはこちら https://nuritatsu.com/blog/42715/    

MORE

くさい
2023年5月19日 更新!

屋根塗装は匂う? その理由と対策とは l塗り達

2023年5月19日 公開 屋根塗装はにおいがすごいといわれることがあります。 においの正体は、塗料に使われるシンナーです。 屋根は外壁よりも劣化が早く、塗装する場合もしっかりと下塗りし、強力な塗膜を作る必要があります。 そこで推奨される塗料が「溶剤系の塗料」です。   水性塗料と油性塗料 塗料には、水性のものと油性のものがあります。 希釈する際に水を使うか溶剤(シンナー)を使うかで、水性・油性と呼ばれます。 水性塗料 油性塗料 におい 少ない 強い 耐久性 やや低い 高い コスト 比較的安い 水性に比べると高くなる傾向がある 水性塗料は、においが少なく環境にも優しい塗料ですが、油性塗料に比べると耐久性が劣ります。 ちょうど水性ペンと油性ペンのような関係ですね。 またそれぞれの塗料の中にも、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの種類があり、どのような成分が入っているかで耐久性が変わってきます。そのため、どんな油性塗料でも水性塗料より耐久性が高いとは言えない場合があるのです。 ▼水性塗料・油性塗料についてはこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ塗料は水性と油性どっちがいいの? l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装...https://nuritatsu.com/blog/422562022年12月1日 公開 塗料の種類は色々あるけど、そもそも水性と油性と何が違うの?と思ったり、水性より油性の方が長持ちしそうなイメージはありませんか?今回は塗料の水性と油性の違いをご紹介していきます。 まず単純に一番の違いは、水性は「塗料を水で薄めて使う」油性は「塗料をシンナー(有機溶剤)で薄めて使う」字のごとくですね。 1液・2液型の違い水性・油性の他に、さらに、それぞれ1液型と2液型があります。1液型は、「水か油で薄めたものを使う」2液型は、「1液型に硬化剤を追加して使う...   屋根塗装にはどちらがよいか? 冒頭で述べたように、屋根は外壁よりも劣化のスピードが速い傾向にあります。 原因は紫外線と雨です。 地面に対して垂直に立っている外壁よりも、勾配はあれど空に向かっている屋根では紫外線や雨の影響は段違いなのです。 そのため、より高い耐久性を求めると、屋根の塗装には油性塗料が使われることが多い、ということになります。 屋根塗装がにおう といわれる理由は使用する塗料が油性でシンナーのにおいがつよいから です。   屋根に水性塗料はだめ? しかし、屋根用の塗料に水性塗料がないわけではありません。 屋根の状態や、2回目以降の塗装の場合は前回使用した塗料などによっては、水性塗料でもよい場合、また水性塗料のほうが良い場合があります。 こちらについてはご希望通りの塗料が使えるかどうかが現地調査をしてからになりますが、気になる方は相談してみましょう。   屋根塗装のにおい対策 では、屋根塗装の際のにおい対策とはどのようなものがあるのでしょうか。 ①換気を控える 屋根塗装をしている間は、室内ににおいが入らないよう、換気を控える方法です。 外壁塗装も一緒に行っている場合では、工期中ずっとにおいがあるわけではありません。屋根塗装をする時期をあらかじめ確認しておき、その間だけ換気を控えるようにしましょう。   ②塗装中だけ別の場所に移動する たとえば、ご実家が近いなどの場合、塗装工事中だけ別の場所で過ごす方法もあります。 小さいお子様やペットなどにおいが強いと体調が心配な場合などは、塗装中だけ別の場所で過ごす方法を検討してみましょう。 ③水性塗料を使う 前項で述べたように、屋根用の水性塗料もあります。 劣化状態によっては使えないこともありますが、使用できないか相談してみるのも1つの方法です。   ご近所への配慮も忘れずに 屋根の塗装でにおいが強い場合、ご自宅はもちろんですが、近隣住宅へもにおいが流れている可能性が高くなります。 とくに風下に位置している場合は、工事中ずっとにおいが流れて行ってしまうことも考えられるため、あらかじめ工事の期間や、においがすることがあることを伝えておきましょう。 ▼近隣へのあいさつについてはこちらもご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ外壁塗装の際に、近隣挨拶は必要? l塗り達https://nuritatsu.com/blog/425552023年2月3日 公開  外壁塗装工事は、いつもと違う音やにおい、工事車両の出入りなど、近隣への影響少なからずあります。工事期間中も、工事がおわったあとも、ご近所の方と良好な関係でいられるように、やはり近隣挨拶は欠かせません。  そこで今回は、外壁塗装工事をするときの近隣挨拶について解説します。 近隣挨拶は、いつ行う?外壁塗装工事の近隣挨拶に行くのは、10日~1週間前までが目安です。工事が決まったからといってあまりに早く行っても、変更があったり忘れてしまうことも考えられ... まずは屋根の状態を確認してみましょう 屋根の塗装は、屋根材や劣化状況によって使える塗料や推奨する塗料が異なります。 水性塗料を使いたい場合もまずは屋根の状態を確認してみましょう。   塗り達では、現地調査・見積作成まですべて無料! お気軽にご連絡ください☎      

MORE

2023年5月18日 更新!

屋根のメンテナンスは塗装とカバー工法どちらがいい? l塗り達

2023年5月18日 公開 屋根は、紫外線や雨風の影響を受けやすく外壁よりも劣化スピードが速く傷みやすい部分といわれています。 屋根のメンテナンスといえば「屋根塗装」が一般的ですが、このほか、「カバー工法」「葺き替え」などの屋根工事もあります。 屋根のメンテナンスを考えたとき、塗装か屋根塗装か、どちらが最適なのでしょうか? 今回の記事では、屋根塗装とカバー工法の違いや、特徴・費用などについてまとめています。 屋根のメンテナンスをお考えの方はぜひ参考になさってください。   屋根の種類と劣化 屋根のメンテナンス方法として、最もリーズナブルで一般的なのが塗装です。 屋根材には ・日本瓦 ・カラーベスト ・洋瓦 ・金属瓦 などがありますが、この中で塗装によるメンテナンスが不要なものは「日本瓦」だけです。 日本瓦はお茶碗などと同じような陶器であるため、表面の塗膜は劣化せず基本的に瓦自体のメンテナンスは不要な屋根材です。瓦が割れたり、瓦をとめている漆喰などはメンテナンスの必要があります。 カラーベストや洋瓦、金属瓦は、経年劣化で表面の塗膜が劣化します。塗膜が劣化すると雨を吸い込みやすくなり、水が浸透→乾く→浸透→乾く を繰り返してそりや割れの原因となります。 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 屋根の劣化を放置していると、雨漏りの原因になるなど躯体や室内への影響が出るため、新築後およそ10年でメンテナンスが必要です。   屋根塗装によるメンテナンス 表面の塗膜が劣化したら、塗装によるメンテナンスがおすすめです。 外壁塗装と同じように、新しい塗膜を作り屋根材を保護します。 #gallery-4 { margin: auto; } #gallery-4 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 20%; } #gallery-4 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-4 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 高圧洗浄→下塗り(2回)→上塗り(2回)の工程で、合計4回塗りを行います。 天候や、下地の状態にもよりますが、屋根塗装の工期はおよそ2週間です。   カバー工法によるメンテナンス 屋根塗装は、屋根材の状態によってはできなかったり、塗装によるメンテナンスでは手遅れになっていることもあります。 そのような場合は、屋根材自体を新しくする屋根工事を検討することになります。 屋根工事の1つ「カバー工法」は、いま葺いてある屋根材はそのままにして上から新しい屋根材で覆う(カバーする)工法です。 旧屋根材も新しい屋根材も軽量の場合に工事が可能です。 #gallery-5 { margin: auto; } #gallery-5 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-5 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-5 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ カバー工法の場合、今葺いてある屋根材は撤去しませんが、防水シートを張るところから始めて新しい屋根材を葺きます。 そのため塗装より工期が長くなりおよそ2週間~3週間程度かかります。   屋根塗装のメリットデメリット 塗装による屋根のメンテナンスには下記のようなメリットがあります。 ・屋根工事に比べて費用が安く済む ・工期が短い ・塗料の色が豊富で仕上がりをいろいろな色から選べる 逆にデメリットとして ・劣化がひどい場合は、塗装によるメンテナンスができない ・塗装と相性の悪い屋根材は塗装できない 等が挙げられます。 屋根塗装によるメンテナンスは ・屋根の劣化が激しくなく、欠けや割れなどが少ない場合 ・塗装できない屋根材でない場合 等の場合に推奨できる方法です。   カバー工法のメリットデメリット 屋根工事のカバー工法では、 ・塗装ができないほど劣化している ・塗装ができない屋根材 の場合でも新しい屋根をかぶせるためメンテナンスが可能になります。 デメリットとして ・費用や工期が塗装に比べるとかかる ・重量が重くなりやすい(耐震性) 等が挙げられます。   塗装を行いたくても行えない場合はカバー工法を検討いただくことになりますが、新しい屋根材にするため今後のメンテナンス計画を立てやすくなり雨漏り等の心配もいらないため、費用をかけてもよい状態にしたいという場合にはおすすめの方法です。   塗装ができない屋根材については、こちらの記事もご参照ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ【知っておいていただきたいこと】塗装できる屋根材・できない屋根材があります l...https://nuritatsu.com/blog/35087皆様、こんにちは京都に地域密着20年、施工実績3000棟超の外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修専門店【塗り達】です^^京都市、宇治市、八幡市を中心とする、京都府全域に向け外壁塗装、屋根塗装、雨漏り補修の工事をご提供いたします。いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます! 「石綿」という素材をご存知でしょうか?別名:アスベスト というこの素材は、長期間体内へ取り込むことによって健康に悪影響があるということがわかり、2004年には石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止、2006年には同含有率が0.1%と... 屋根のメンテナンス まずは劣化診断を 屋根のメンテナンスには塗装や屋根工事がありますが、屋根の状態によっても最適な方法がかわります。 メンテナンスの時期になったら、まずは屋根の劣化診断をして屋根の状態や屋根材を確認してみましょう。 塗り達の屋根メンテナンスは、塗装も屋根工事もおまかせ! ドローンによる診断で、屋根の隅々まで調査します。 屋根の劣化状態や、ご家族様のライフプランによって最適なメンテナンス方法をご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。   <塗り達の施工事例はこちら>        

MORE

2023年5月17日 更新!

朝顔 l塗り達

2023年5月17日 公開   この記事では、朝顔について解説しています。 朝顔は、足場に設置する上向きに傾斜した防護棚のこと。 植物の朝顔に形状が似ていることから建設業界では朝顔とよばれる。 目的 役割 道路に面した建築現場などで、通行している人を落下物から守る目的でつけられる。 法令により設置が義務付けられている。 労働安全衛生規則(抄) (物体の落下による危険の防止) 第537条 事業者は、作業のため物体が落下することにより、労働者に危険 を及ぼすおそれのあるときは、防網の設備を設け、立入区域を設定する等当 該危険を防止するための措置を講じなければならない。 (厚生労働省 労働安全衛生規則(抄)より引用)   塗装工事においても、通行量の多い駅前の通路付近などの場合に設置することがある。

MORE

どちらがいい?
2023年5月16日 更新!

屋根塗装は、ウレタンとシリコンどちらが向いてる? l塗り達

2023年5月16日 公開 外壁塗装や屋根塗装で使う塗料には、さまざまな種類があります。 そして、塗料によって耐久年数や効果が違い、価格も変わってきます。 その中でもウレタン塗料とシリコン塗料はよく比較される塗料ですが、 屋根塗装をする場合、どちらの方が向いているのでしょうか?   ウレタン塗料とシリコン塗料 ウレタン塗料、シリコン塗料は、塗料の成分によって種類分けされた名称です。 塗料は、 ・樹脂 ・顔料 ・添加物 などから構成されており、樹脂の部分がポリウレタンのものを「ウレタン塗料」、シリコンが使われているものを「シリコン塗料」と呼んでいます。 ウレタン塗料は、 ・塗膜に高級感がある ・扱いやすい ・ひび割れしにくい ・安価である 等の特徴があります。身近なものでは、机や家具の表面などにウレタン塗装が施されている場合があり、一度は目にしたことがあるかと思います。 しかし、 ・対候性が低い ・汚れが付着しやすい などのデメリットもあり、屋外で使用する場合はあまり長持ちしません。 シリコン塗料も安価ですが、ウレタン塗料に比べると対候性が高く、屋外(屋根の塗装など)にも耐えられるものがあり、コストパフォーマンスの良い塗料といえます。 ▼塗料の種類については下記リンクもご覧ください。 塗料の種類、特徴と選び方   屋根の劣化状態で気を付けておきたい点 屋根塗装と外壁塗装は、同時に施工がおすすめと言われたり、セットで説明されることが多い工事です。 しかし、屋根と外壁では劣化するスピードが違っているということを知っておかなくてはいけません。 外壁に比べて屋根のほうが、紫外線や雨風の影響を受けやすく、同じグレードの塗料を使った場合には屋根のほうが劣化が早く進むといわれています。 塗膜が劣化した状態の屋根 そのため、同時に塗装工事をする場合でも、屋根のほうが耐久性の良い塗料をオススメされることが多いのです。   屋根塗装にはシリコン塗料のほうがおすすめ ウレタン塗料とシリコン塗料しか選択肢がないとすれば、屋根塗装におすすめなのは「シリコン塗料」です。 理由は、劣化の早い屋根である程度の対候性を確保するためには、ウレタン塗料では不十分だからです。 シリコン塗料の中でも、遮熱効果のあるものなど対候性がに優れているものもあります。次回のお手入れまで約10年ほどもつメンテナンスをご希望される場合は、シリコン塗料を選択しましょう。 ▼シリコン塗料 塗装メニューはこちら https://nuritatsu.com/menu/roof01/ ▼遮熱効果のあるシリコン塗料 塗料メニューはこちら https://nuritatsu.com/menu/roof02/   もっと対候年数を長くしたいなら 塗装工事はおよそ10年に一度といわれますが、これは使用している塗料の対候年数が10年であるため言われることで、もっと長い間もつ塗料を使えば、次回のメンテナンスまでの期間を長くすることもできます。 シリコン塗料より対候年数が高い塗料には、 ・フッ素塗料 ・無機塗料 などがあり、ご希望や予算に応じて選んでいただけます。 また、外壁塗装とメンテナンスの時期が合うように塗料を選択すれば、次回も同時期に工事ができ、足場組の費用が1度で済むなどコストを抑えることができます。 計画的なメンテナンスで、長くお家をきれいに保ちましょう。      

MORE