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劣化症状の記事一覧

防水層の劣化症状~膨れ~ l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2025年8月9日 更新!

防水工事でできてしまう膨れ 原因や対策を解説!

2025年8月9日 公開 防水工事をした後に、つるんとした床が膨れてきた・・・一体何が起こっているのでしょうか? せっかく工事をしてもらったのに、よくわからない膨れを見つけたら不安になってしまいますよね。 今回は防水工事の膨れについて原因や対策を解説します。 防水工事で膨れができる原因 防水工事で膨れを起こすのは、下地から上がってくる湿気です。湿気が膨れになってしまう原因には次のようなことが考えられます。 雨漏りしていた 防水工事の劣化ですでに雨漏りが起こっていた場合には湿気を逃がすことができる方法で施工する必要があります。もし雨漏りに気づかず密着工法などで施工してしまうと、下地から上がってくる湿気に逃げ場がなく、塗膜を押しあげて膨れとなってしまいます。 雨天に施工した 下地が雨漏りしていない場合でも、雨の日や湿度が非常に高い日に施工すると、水分が入り込み膨れの原因になることがあります。防水工事は基本的に雨天時は施工ができませんので、施工条件を正しく守る必要があります。 下地が完全に乾いていなかった 例えば水を使って清掃したり、ウレタン塗膜防水で1層目と2層目の間に十分に乾いていなかった場合、やはり水分が抜けようとして膨れを起こすことがあります。 防水工事の膨れ対策 防水工事で膨れが出ないようにするためには、 下地の状態を見極める 下地の状態にあった施工方法を選ぶ 但し施工条件・施工方法を守る といった基本的なことが大変重要です。 防水工事にはいくつかの施工方法があり、下地の状態や雨漏りの有無などにより最適な工法が異なります。 現地調査では現状を見極めて、単純に防水工事を繰り返すのではなく、最適な工法を選ぶ必要があります。 そのため、DIYなどで防水工事を行うことはおすすめしていません。雨漏りしている可能性がある場合は、補修も一緒に行いますので、プロの施工店にご相談ください。 防水工事の施工はプロにお任せください! 防水工事は正しい知識と施工の技術が必要です。下地や雨漏り等の状態を見極めて適切な工事ができるプロの施工店に任せて、おうちの防水工事を耐久性の高いものにしましょう。 防水工事のご相談は塗り達まで!お気軽にご相談ください  

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2025年8月8日 更新!

外壁塗装のマスチック工法のメリット 特徴や施工事例も紹介

2025年8月8日 公開 モルタル外壁の塗装で用いられることが多いマスチック工法には、たくさんのメリットがあります! 今回は、マスチック工法のメリットのほか、マスチック工法の特徴や施工事例もご紹介します。 マスチック工法とは? マスチック工法とは、マスチックローラーと呼ばれる穴がたくさん開いているローラーを使って塗料を厚塗りする工法です。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ ヘチマのようなローラーにたくさん塗料を含ませて、塗膜を厚付けします。 通常の塗装よりも塗膜が厚くなり、独特の凹凸が生まれます。 マスチック工法のメリット マスチック工法のメリットを見てみましょう。 耐久性が高い 塗膜が厚いので、外壁をしっかり守り耐久性が高い点がメリットの1つ目です。 塗膜自体の耐久性が上がるので、外壁の耐久年数もアップします。 クラックに追従しひび割れを防止する 弾性塗料を使うことでモルタル外壁に多いクラック(ひび割れ)に追従し、ひび割れが広がることを防止する働きがあります。 塗料の飛散が少ない 粘度の高い塗料を使うため飛散が少なく、塗料のロスが少ない点もメリットといえます。養生も必要最低限で済みます。 仕上がりにデザイン性がある 表面に凹凸ができ、自然な陰影のデザイン性のある仕上がりになります。 マスチック仕上   マスチック工法の施工事例 マスチック工法の施工事例をご紹介します。 こちらは、モルタル外壁でクラックが見られた外壁の塗装事例です。 1枚目の写真の白くなっている部分が、クラックの補修跡です。シーリングで補修しています。 このままだとクラックがあったことも目立ちますし、外壁の劣化も進んでいたため塗装工事を行います。 スプレーのようにして噴射しているのはカチオンシーラーと呼ばれる下塗り剤で、その後マスチック工法でクラックの補修跡を含めた外壁の塗りを行っていきます。 #gallery-2 { margin: auto; } #gallery-2 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-2 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-2 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ マスチック塗装ができたら、上塗り材を使って2回重ね塗ります。 完成です。クラックの後がわからないほど美しく仕上がりました。 見た目がきれいになる以上に、マスチック工法の厚付けされた塗膜で新たにクラックが入ることも抑制し、外壁の耐久性がアップします。 ▶こちらの施工事例について詳しくはこちら 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ京都府向日市にて 築年数20年でそろそろ塗装したいとのことでご依頼いただきました!https://nuritatsu.com/works/46841現調路では外壁のチョーキング、色あせがひどく防水状態が著しく低下している状態でした。下塗りで一度固めてから下塗り2回、上塗り2回の計4回塗りさせていただきました!屋根は屋根用遮熱塗料のクールタイトSIで塗装しております。S様、この度は誠にありがとうございました!!  マスチック工法のご相談も塗り達まで! マスチック工法には、クラック補修の跡をきれいに見せることができる点、耐久性アップもできる点などメリットが多数あります。モルタル外壁の方はぜひメンテナンスにマスチック工法をご検討ください。 ご相談は塗り達までお気軽のご連絡ください!  

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2025年8月7日 更新!

防水工事を夏場に行うときの注意点とは?気温や天気が施工に及ぼす影響

2025年8月7日 公開 防水工事を行う予定の方は、 「夏場でも工事は大丈夫?」 「暑すぎてできないということはない?」 「防水工事には適した季節があるの?」 と気温や天候の影響が心配かもしれません。 防水工事を夏場に行う際の注意点をまとめました。これから工事の方、工事時期にお悩みの方は参考になさってください。 夏場に防水工事を行うときの注意点 防水工事を行う際には、施工できる条件があります。施工条件と照らし合わせながら夏場の防水工事について確認していきましょう。 気温5度上が必要 防水工事では液状ウレタンを使う塗膜防水のほか、FRP防水やシート防水など様々な方法があります。 ウレタン塗膜防水の場合、液状ウレタンを塗布して防水層を形成しますが、硬化させるために5度以上の気温が必要です。 日本の夏場では5度を下回ることはまずありえないため、気温面は問題ありません。 逆に高温になりすぎると、シート防水の場合はシートが変形しきれいに貼れないことがあります。シート防水は一般的な戸建て住宅ではあまり施工しない方法ですので、ウレタン塗膜防水やFRP防水の場合は気温については心配しなくてもよいでしょう。 高湿度の時は施工を避ける 気温のほかに湿度も施工に深くかかわってきます。公共工事の仕様書などでは高湿の場合は施工を避けるとされているため、雨の直後などで湿度が高い場合は工事をお休みすることがあります。 高湿の場合、空気中の水蒸気が防水層に混ざり、気泡や膨れの原因になることがあるからです。 雨の時は施工しない 防水工事は雨の際には施工できません。湿度の項でも少し触れましたが、防水層を作る際に水が混ざると、気泡や膨れ、剥がれなどの原因になり、施工不良となるリスクがあるからです。 日本は1年を通して雨が降りますが、夏場は夕立や台風など雨が続くこともあります。雨の時は施工できないため予定していた工期よりも長くなることがあることをしておきましょう。 防水工事に適した季節は? 以上のことから、気温や湿度、雨天などの条件をクリアすれば、1年中施工は可能で、夏場でも十分に施工できるといえます。気温面では真冬に5度を下回る可能性があることから、冬季は防水工事のご依頼が少ない地域が多いでしょう。   防水工事は夏場でも可能!劣化症状が進行する前に補修計画を! 防水工事は1年中可能ではあるので、傷みに気づいたら早めに補修を計画することが大切です。 「ベランダの床がすごく傷んでいるけど、工事しやすい春まで待とう・・・」と思って先延ばしにしてしまうと防水層の劣化だけでなく、下地が痛んだり雨漏りしたりと劣化症状が広がってしまいます。 劣化が進行する前に補修!が肝心です。早めに計画して、ご希望の季節で工事ができるようにしましょう。 防水工事のご相談は塗り達まで!

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塗膜の剥がれ
2025年8月6日 更新!

外壁塗装の剥がれは放置しないで!補修が必要な理由や原因とは

2025年8月6日 公開 外壁塗装の剥がれは劣化症状の1つです。 この剥がれは、放置しているとどんどんひどくなり、はがれ以外の劣化症状を引き起こす原因にもなってしまいます。 今回は外壁塗装の剥がれが起こる原因や補修が必要な理由について解説します。 外壁塗装の剥がれが起こる原因 外壁塗装の剥がれは、次のような原因によって起こります。 経年劣化 塗装工事でつけられた塗膜は、何もしなくても時間の経過とともに経年劣化が起こります。 塗膜の密着力が時間とともに低下し、下地からはがれてくることが原因です。 雨漏り 外壁の雨漏りでもはがれが起こることがあります。外壁の雨漏りの多くは、シーリング材の劣化やサッシ廻り・付帯部のつなぎ目からの雨の侵入で、外壁の内側に水が回ることによってはがれが生じます。 施工不良 耐久年数よりも早くはがれが起こった場合、施工不良の可能性があります。 下地処理が不十分、下塗りをしていない、重ね塗りの際の乾燥時間が足りないなど、正しい施工手順を踏んでいない工事で施工不良が発生します。 外壁塗装の剥がれを補修するべき理由 外壁塗装がはがれてくると、その部分の塗膜がなくなってしまい下地がむき出しの状態になってしまいます。 紫外線や雨から外壁を保護する機能が低下し、新たな劣化症状を招くリスクが高まります。 また、塗膜の隙間から雨が入り込むと雨漏りが拡大し、躯体への影響が出てきます。 剥がれを放置してもよくなることはありませんので、おかしいな?と思ったら補修を依頼しましょう。 外壁塗装の剥がれは早期補修を! 外壁塗装の剥がれは早めに補修することで二次的な被害を防ぐことができます。 はがれてしまった塗膜をきれいにはがして、下塗りから塗装をやり直すときれいに補修できます! 雨漏りが起こっている場合は、塗装工事に加えて雨漏り補修も必要です。 ぜひお早目にご相談ください。            

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2025年8月5日 更新!

ベランダのメンテナンスは外壁塗装だけじゃだめ?

2025年8月5日 公開 ベランダやバルコニーがあるお家では、メンテナンスはどんなことをすればよいの?と悩んでおられるかもしれません。 「外壁塗装はよく聞くがベランダ塗装ってあるの??」 「ベランダは掃除だけすればいいと思っていた」 「ベランダの床がいっつも水たまりになってるけど、これは大丈夫なの?」 そんなベランダやバルコニーのメンテナンスについて、どんな方法があるのか解説します。 ベランダのメンテナンス方法 ベランダやバルコニーで考えられるメンテナンスには次のようなものがあります。 ベランダの外壁の外側と内側の塗装 ベランダやバルコニーの腰壁が外壁と同じ材でできている場合は、外壁塗装と同じように塗装ができます。 外側だけではなく、ベランダに立った時に見える内側の壁も塗装します。 金属のパンチングボードや、柵の場合も塗装でメンテナンスが可能です。 ベランダの床の防水工事 #gallery-3 { margin: auto; } #gallery-3 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-3 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-3 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ ベランダやバルコニーなど、屋外にある勾配の少ない床面は、防水施工をしてあることが多いので、床面のメンテナンスは防水工事のメンテナンスを行いましょう。 床の形状や雨漏りの有無などによって防水工事の方法が変わります。詳しくはお問い合わせください。 ベランダの上の屋根のメンテナンス ベランダにある屋根部分もメンテナンスが必要な場所です。外壁と同じ素材の場合、塗装によるメンテナンスが可能です。 バルコニーの場合、元々屋根はありませんが後付けでポリカを設置していることがあります。部分的に塗装したり、ポリカ板を交換することもできます。 ベランダにある笠木や手摺のメンテナンス 笠木は腰壁の上に取り付けられる部材で、隙間をカバーして雨漏りを防ぐ役割があります。 つなぎ目などから劣化し腰壁の内側に雨漏りが起こることがあるので、塗装や取り換えなどメンテナンスしましょう。 金属の場合、さび止め塗装がおすすめです。 ベランダは塗装工事で一緒にメンテナンスできる? ベランダの腰壁部分は外壁塗装で塗装する場所に含めることが一般的です。 #gallery-4 { margin: auto; } #gallery-4 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-4 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-4 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 見積の際は、ベランダ部分については外壁の面積が表と裏の2枚分になるように計算します。 色分けもできるので、アクセントを付けたい方にはおすすめです。 #gallery-5 { margin: auto; } #gallery-5 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-5 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-5 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ ベランダのメンテナンスは塗り達まで! ベランダのメンテナンスについてご紹介しました。 外壁塗装の際に足場を組むので、一緒に床面や笠木、天井部分のメンテナンスも行うのがおすすめです。 ベランダのメンテナンスに関するご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!

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2025年8月2日 更新!

車庫(ガレージ)の屋根は防水工事するべき?施工事例を紹介

2025年8月2日 公開 掘り込み式の車庫(ガレージ)は、車を停めている場所の上の空間も使うことができ、スペースの有効活用をしたい方に人気があります。 但しコンクリート打ちっぱなしなどで作られる場合、水がしみ込みガレージ内の天井から雨漏りするケースも。 車庫の天井部分を物干しスペースなどで使用したい場合は防水工事がおすすめです。 今回は車庫の屋根の防水施工について行うメリットや、施工事例をご紹介します。 ガレージの屋根の防水施工 ガレージの屋根部分は平らで屋根材も載っていないことが多いので、陸屋根や屋上のように防水工事を施工することがおすすめです。 こちらの施工事例では、車庫の上の屋根の部分を新しく防水施工しました。 コンクリートがむき出しの状態で、雨水を吸い込んでいました。 お庭として植栽なども楽しまれていたため、水はけのよい防水工事を行います。 今回は下地が水を含んでいる状態であったため、下地の湿気を逃がせるようウレタン塗膜防水の通気緩衝工法で施工しました。 #gallery-6 { margin: auto; } #gallery-6 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-6 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-6 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 防水工事ではどのような場所でも防水層形成の前に下地処理と下塗りが欠かせません。 また防水層の耐久性は排水がうまくいくかも鍵となります。 ドレンの改修も行い、通気の取れるシートを引いて液状ウレタンで防水層を作りました。 ▶車庫の屋根 防水工事の施工事例 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ京都市伏見区 N様 |京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店...https://nuritatsu.com/works/38402京都市伏見区のN様邸で、駐車場上のスペースの防水工事をさせていただきました。シートを使った通気緩衝工法という施工方法でご提案させていただきました。防水層をしっかりと作ったので、下の駐車スペースへの雨漏りの心配がなくなります。 この度は誠にありがとうございました!   ガレージの屋根を防水施工するメリット ガレージの屋根を防水施工すると次のようなメリットがあります。 屋上やベランダのように使用できる 防水施工することで、屋上やベランダのように物干し場として使用したり、ガーデニングをしたりする場所として使用できます。 車庫の雨漏りを防ぐことができる 車庫の中には大切なお車を停めています。またアウトドア用品やガーデニンググッズを収納されている場合や照明をつけていることもあるでしょう。 防水工事を行うことで車庫内の雨漏りを防ぎ、中においてある車やものを痛ませることなく保管できます。 車庫の耐久性がアップする 雨や紫外線は長い時間をかけて劣化を進行させます。防水工事をしていることで雨がしみ込むことによる劣化を抑制し、車庫自体の耐久性をアップさせることができます。 防水工事の事なら塗り達にご相談ください 車庫の防水工事は、現在の状態や現在の防水工事の有無によって、施工方法が異なります。 こんな場所は防水工事できるかな?したほうがいい?どんな方法がある?など防水工事に関することなら塗り達にご相談ください!    

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2025年7月31日 更新!

雨漏り修理で行う屋根工事とは?施工内容やメリットを解説

2025年7月31日 公開 屋根からの雨漏りでは早急な補修が必要です。原因を見極めて確実に補修することで雨漏りを止めることができます。 雨漏り修理で行う屋根工事にはどのようなものがあるのでしょうか?今回は施工内容や屋根工事を行うメリットについて解説します。 雨漏り修理で行う屋根工事 雨漏りは様々な場所や理由で発生しますが、雨漏りといえば屋根からというイメージの方も多いかもしれません。 実際、屋根からの雨漏りは多く、雨漏り箇所によって補修方法にもいくつかの種類が確立されています。 雨漏り補修で行う屋根工事には次のようなものがあります。 ルーフィングシートの新設 屋根から雨が入り込まないようにしているのが防水性のあるルーフィングシートと呼ばれるシートです。 普段はこの上にスレートや金属屋根が乗っているので目にすることはほとんどありませんよね。 外から見て特に異常がないのに雨漏りしている場合は屋根材の下のルーフィングシートが痛んでいる可能性が高いといえます。 スレートのメンテナンスをいくら頑張ってもルーフィングシートが破れていたら雨漏りしてしまうため、ルーフィングシートを貼り換える工事が必要になります。   屋根の葺き替え ルーフィングシートの耐久年数は、材質によって15年~30年くらいといわれています。 30年経つとシートの上の屋根材もかなり使い込んでおり、ルーフィングシートを敷きなおすために屋根材を下ろすことをきっかけに屋根全体を葺き替えることもあります。 #gallery-7 { margin: auto; } #gallery-7 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-7 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-7 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 天窓(トップライト)の撤去と屋根の新設 屋根の雨漏りはつなぎ目や隙間から発生します。つなぎ目が多く雨漏りが起きやすいのが天窓です。 デザイン性や採光などの目的で設けられることがありますが、雨漏りしやすい場所の1つなのです。 もし天窓から雨漏りしていたら残して補修する方法のほかに、取り潰して屋根を平らにする工事もできます。 #gallery-8 { margin: auto; } #gallery-8 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-8 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-8 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */   欠損した板金の新設 屋根材同士が集まる場所では隙間をカバーするために板金が取り付けられています。 棟板金や袖板金などは、強風で飛ばされやすく、台風の後になくなっていたというケースも多々あります。 板金でカバーしていた部分がなくなるため、隙間が現れそこから雨漏りしてしまいます。 欠損している板金は、板金工事で新設することで補修します。 雨漏り修理で屋根工事を行う理由とメリット 雨漏りしていると、シーリングや板を打ち付けるといった方法を思い浮かべるかもしれません。 しかし一時的に症状を抑えることができても雨漏り補修までは至らないことが多く、根本的に解決するなら傷んでいる部材や部位の工事を行う必要があります。 雨漏りは起こってすぐに気づきにくいこともあります。見えにくい症状で徐々に進行し、雨漏りしている!と気づいたときにはかなり傷んでしまっている問うこともあります。 上の写真は瓦屋根で雨漏りが発生しめくってみると、下地がボロボロになっていた事例です。 腐食した木材を修理しても長く持ちませんし、お家全体の耐久性にも関わってきます。 このようなケースでも梁や下地の新設を行い、新たに屋根を葺きなおすことで確実に雨漏りを止めます。 #gallery-9 { margin: auto; } #gallery-9 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 25%; } #gallery-9 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-9 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 塗装では雨漏り補修はできない 屋根のメンテナンス方法の1つ塗装工事は、雨漏りを防止することができますが、雨漏りしてしまった屋根を補修する力はありません。 雨漏りは起こる前に防止していくことが重要ですが、もし起こってしまったら屋根工事などで確実に補修することがカギとなります。

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2025年7月30日 更新!

屋根塗装で使うプライマーとは?特徴や役割を解説 

2025年7月30日 公開 屋根塗装では、上塗り塗料のほかに下塗り剤を使った下塗り工程があります。 下塗り剤には様々な種類のものがありますが、屋根塗装で使われるプライマーとはいったいどのようなものなのでしょうか? 今回は下塗りで使われるプライマーの役割や特徴を解説します。 プライマーとは? プライマーとは、最初にを意味する「Primary」が語源の言葉です。 最初に塗る、つまり上塗り材より前に一番最初に塗る塗料の総称をプライマーと呼んでいます。 屋根塗装に限らず、外壁や付帯部、シーリング工事や防水施工でも下塗りを行いますが、総じて下塗りのことをプライマーと呼ぶことがあります。 #gallery-10 { margin: auto; } #gallery-10 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-10 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-10 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ その他の下塗り剤 実は下塗り剤にはプライマーと呼ばれるもののほかにもいくつかの種類があり、呼び方や使い分けがあります。 プライマー 最初に塗る塗料の総称で、下塗り剤先般を指す言葉です。 外壁や屋根の塗装以外にもシーリング材充填前や防水層の工事の一番最初に塗る下塗り剤の事など幅広い使い方をします。 シーラー 「Seal」が語源のシーラーは、「蓋をする、密閉する」という役割があります。下地に蓋をして次に塗る上塗り材が吸い込まれないようにするイメージです。 屋根塗装では、屋根の劣化によって吸い込みが激しくなるため、シーラーと呼ばれる塗料をよく使います。 ▶シーラーについてはこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ屋根塗装で使うシーラーとは? 役割や目的を解説 l塗り達https://nuritatsu.com/blog/436552023年8月17日 公開主にカラーベスト(スレート)屋根の塗装で使われる下塗り材に、シーラーがあります。 下塗り材にはほかにも、プライマーやフィラーと呼ばれるものもありますが、屋根塗装でシーラーを使う目的はなんなのでしょうか?今回は屋根塗装で使うシーラーについて特徴や、ほかの下塗り材との違いについて解説します。 そもそも下塗り材ってなに?そもそも外壁塗装における下塗り材とは、中塗りや上塗りの前に、素地に最初にぬる塗料の事です。色を付けたり、トップコートとしての役割があるのが上塗り材... フィラー 「filler」「詰めもの、充填するもの」という言葉が語源のフィラーは、下地の表面をの凸凹を埋めるような役割があります。 クラックができやすいモルタル外壁などでは微弾性フィラーを使います。 ▶微弾性フィラーについてはこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ外壁塗装の下塗り材「微弾性フィラー」とは?特徴やメリットを解説 l塗り達https://nuritatsu.com/blog/458732024年2月15日 公開微弾性フィラーという言葉を聞いたことがありますか?微弾性フィラーとは、下塗り材の1種で、外壁の下地調整などに使われます。その名の通り、少し弾性の下塗り材なのですが、使い方や下地によっては微弾性フィラーが大きな効果を発揮します。本記事では、微弾性フィラーについて特徴やメリットを解説しています。微弾性フィラーとは微弾性フィラーとは、塗膜に弾性を持たせる効果のある下塗り材です。下塗り材には、プライマーやシーラーと呼ばれるものがあり、フィラーもその1つです。それぞれ下地とし... さび止め塗料 金属のサビを抑制する効果のあるさび止め塗料も下塗り剤の1つです。 金属屋根の場合はさび止め塗料を入れることで劣化症状を抑制します。 スレートなど金属ではない屋根材でも棟板金や袖板金の下塗りにはさび止め塗料が使われます。 屋根塗装における下塗りの役割 屋根塗装で行われる下塗りの役割には次のようなものがあります。 屋根の強固にする 屋根に下塗り剤を使うことで、屋根材が強化され、耐久性がアップします。 上塗材の密着を高める 下地にいきなり上塗り材を塗ると早期はがれの原因になることがあります。下塗り剤を入れた方が密着力がアップします。 上塗り塗料の吸い込みを防ぐ 屋根の劣化が進行すると、水分を吸い込みやすくなります。 特にスレートは天気のいい日と雨の日で全然色が違って見えるというような状態の場合、かなり劣化が進行しており、そのまま上塗り材を塗ると雨を吸い込むように塗料をどんどん吸い込んで塗膜として表面に残らないほどになります。 下塗り剤を入れることで吸い込みを防ぎ、適切な量の塗料で施工ができます。この役割を果たすのがシーラ―と呼ばれる下塗り剤です。 下塗り剤の選定はプロの施工店にお任せ! 屋根塗装でつかうプライマーとその他の下塗り剤について解説しました。 DIYで塗装を行おうと思ったら、塗料の選定から行う必要がありますが、ホームセンターなどに行くとその種類の多さにびっくりしてしまうでしょう。 塗装専門の施工店なら、屋根の状態や下地に合わせた最適な下塗り剤の選定、無駄のない塗装もすべて任せることができます! 屋根塗装の事なら塗り達にお任せください!    

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2025年7月27日 更新!

雨漏りに強い屋根とは?屋根の形状によって雨漏りリスクが違う理由

2025年7月27日 公開 屋根の形は、よく絵に描かれる本をさかさまにしてかぶせたような三角形の屋根が主流でしたが、近年はデザインの多様化や空間を広く使うためなどさまざまな理由でいろいろな屋根の形状の住宅があります。 実は屋根の形状によって雨漏りのリスクが違うことを知っていますか? 今回は雨漏りに強い屋根の形状や、形状によって雨漏りリスクが違う理由について解説します。 雨漏りに強い屋根の形状 雨漏りに強いといわれる屋根は切妻屋根と呼ばれる屋根の形状です。 シンプルな三角屋根の形状で、軒が出ていることが特徴です。 軒天が長く、屋根に降った雨が直接外壁にはかかりづらくなっているため、屋根と外壁との隙間からの雨漏りのリスクが低い形状です。 軒があるメリット 切妻屋根のような軒が出ている形状の屋根は、外壁へ直接雨が当たりづらく、雨漏りのリスク低下のほかに外壁の劣化進行も抑制できます。軒が全くない屋根に比べて雨や紫外線の影響が少ないことが理由です。 形状によって雨漏りリスクが異なる理由 雨漏りの原因となるのは、屋根や外壁の劣化のほか、屋根と外壁との境い目など異なる部材のつなぎ目からの雨の侵入です。 例えば、片流れの屋根の場合、雨が流れる方向の軒が短く雨漏りのリスクが高く、高くなっている方の屋根と外壁の隙間からの雨漏りも多い形状です。 また屋根と屋根が谷を作っているような形状の屋根も、雨が集約し谷の部分が雨樋の役割も果たすので、すこしの劣化でも雨漏りが起こりやすくなっています。 このように、つなぎ目が多い形状の屋根は雨漏りのリスクが高くなっています。 雨漏りは早期補修が大切です 屋根の形状によって雨漏りリスクが異なることを解説しました。 とはいえ、すでにある屋根を違う形状にするのは大変です。 メンテナンスはもちろん、雨漏りが起こってしまったら早期に補修することでお家を長く守ることができます。 屋根のメンテナンスは現状を知ることから始めましょう。 屋根点検・補修のご依頼・雨漏り診断は下記よりお気軽に塗り達までご相談ください!      

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