塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

外壁・屋根材の記事一覧

2025年9月11日 更新!

屋根塗装の4回塗り どんな内訳で塗るの?

2025年9月11日 公開 屋根塗装は4回塗りを標準施工としている施工店も多いですが、いったいなぜ4回も塗るのでしょうか? 「4回も同じところを塗ってデメリットはないの?」 「使う塗料の量が増えるだけでは?」 「どんな理由で4回も塗るの?」と 4回塗りに疑問をお持ちの方もいるかもしれません。 今回は、屋根塗装の4回塗りについて、その内訳や行う理由、メリットを解説します。施工店の4回塗りに疑問をお持ちの方は参考になさってください。 屋根塗装の4回塗りの内訳 屋根塗装の作業工程には、下地処理や塗装などいくつもの工程があります。 その中で「塗装」を行う回数が4回あることが4回塗りといわれる所以です。 具体的に屋根塗装の作業工程を確認していきましょう。 ①足場組み 屋根塗装の作業効率と職人の安全確保のために足場を組みます。 施工前の屋根は、塗膜が劣化し板金部分もチョーキングが起こっている状態です。   ②高圧洗浄 古くなった塗膜や汚れを高圧洗浄機で洗い流します。 ③下地処理 屋根材の欠けや割れの補修、板金部分のケレン(研磨)などの下地処理を行います。 ④下塗り1回目 ここから「塗装」の工程です。 塗装の1回目は下塗り剤の塗布です。 下塗り材は、下地を強固にし、塗装の耐久性を高めるために重要な役割を果たします。 屋根は劣化状態によって、塗料の大半が屋根に吸い込まれ表面に塗膜として残らないような状態になっていることも少なくありません。上塗り材で吸い込みがおきないように下塗り剤をしっかり入れて下地を作ります。 下塗り1回目のあとは完全に乾燥させてから次の工程に移ります。 ⑤下塗り2回目 屋根は外壁と比べると紫外線の影響が大きい場所です。外壁でも下塗りを行ってから上塗りをしますが、同じ年数が経っていても屋根の劣化のほうが進行していることが多いので、下地強化のために下塗りを2回塗ります。 これで「塗装」工程の2回目が完了です。ここでも乾燥時間をしっかりととり、完全に乾いた状態で上塗りを始めます。 ⑥上塗り1回目(中塗り) ここからは上塗り材を使って塗装していきます。 上塗の1回目は中塗りとも呼ばれ、下塗りを行った下地に上塗り材を丁寧に塗っていきます。 上塗り材はお客様が選んだ色とグレードの塗料で、一番外側に見える色になります。 上塗1回目も完全に乾燥させることで密着力が高まっていきます。 ⑦上塗り2回目 上塗塗料を使った2回目の塗装です。塗膜の厚さを均一にし、塗り残しやムラが出ないように仕上げていきます。 これで「塗装」の工程4回が終わりました。完全に乾かして工事完了です。 ⑧完成 塗膜がよみがえりつやつやとした仕上がりになりました。 屋根塗装で4回塗りを行う理由とメリット 屋根塗装で4回塗りを行うメリットは屋根材と塗装工事の耐久性アップが期待できることです。 先述のように、屋根の劣化は外壁よりも早く進行している場合が多く、外壁塗装を行うときに一緒に屋根も行おうとしたらかなり劣化が進んでいて塗膜ばかりか屋根材の寿命が近づいているというケースも少なくありません。 塗装を行う場合は、屋根材がまだ使える状態であることが最低限の条件ですが、そのまま塗膜だけ付けても長く持たないと推測されることもあります。 屋根塗装で4回塗りつまり下塗りを2回入れることは、屋根材を強固にし、少しでも耐久性を高めることが狙いです。 密着力を高める役割もありますが、主に屋根材を強くするために下塗り2回を行い、計4回塗りが推奨されるということになります。 屋根塗装は適切な時期に適切な方法で行いましょう 屋根塗装で下塗り2回・上塗り2回の計4回塗りを行う理由やメリットをご紹介しました。 しかし、あまりに屋根が傷んでいる場合は、下塗りを2回入れても耐久性は期待できないことがあります。 屋根の塗装は築後10年~15年の間に行うことがおすすめです。メンテナンスせず長期間放置していると塗装できない状態になるため、適切な時期に工事を行うようにしましょう。 また同じ4回塗りでも 上塗り塗料1種類で4回塗る まったく乾燥させず4回塗り重ねる といった誤った方法での塗装は、意味のない工事になってしまいます。 正しい施工方法で4回塗りをしてこそ耐久性が期待できますので、正しい施工を行える施工店に工事を依頼してくださいね。 屋根塗装のご相談は塗り達まで!お気軽にご連絡ください。  

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2025年9月10日 更新!

外壁塗装工事の見積のポイントは?依頼方法や現地調査の重要性を解説

2025年9月10日 公開 「外壁塗装工事はいくらくらいの工事費用がかかるのか」 多くの方にとって、外壁塗装工事を検討し始めたら費用については最も気になることの1つではないでしょうか。 外壁塗装工事の費用を知るために見積は欠かせません。しかし、誤った方法で依頼してしまうと、在ってないような見積になってしまいます。 今回は外壁塗装工事の見積について、依頼のポイントや正確な見積に欠かせない現地調査について解説します。 これから見積を考えている方、すでに見積を取り始めている方も是非参考になさってください。 外壁塗装工事の見積に確認することとその目的 外壁塗装工事の見積は、その外壁を塗装するときに必要な概算金額を算出することが目的で行います。 概算であるからといって、適当な見積を行ってもらっても後々トラブルのもとになりかねません。 そのため、次の点を確認することが必要です。 外壁の大きさ 外壁塗装工事ではどんな大きさの外壁を塗装するかが金額を大きく左右します。 一般的は4LDKくらいの住宅と、10部屋もあるようなお家では外壁の総面積は全く違うものになるでしょう。 また、外壁にあるガラス窓やドアなどは外壁塗装では塗装しない場所になりますので、外壁の面積から除いて考えます。 同じくらいの敷地に並んだ戸建て住宅でも、大きな窓がいくつもあるデザインの場合と、ほとんど窓がないデザインでは外壁の総面積は変わってきます。 そのため、見積には「塗装する外壁の面積がどれくらいの大きさなのか」という平米数が必要になります。 外壁の状態 外壁塗装では、単に色を塗り替えるだけではなく、クラックなどの損傷を補修した上で塗装を行います。 クラックをそのままに塗装工事をしても耐久性は補償されませんし、せっかく塗装してもクラックからの雨漏りなどが防げず塗装工事をする意味がなくなってしまうからです。 塗装工事以外に特別な補修が必要になった場合は、費用も掛かります。補修箇所の有無や劣化の状態を確認し、見積に入れることで、より正確な工事費用を算出することができるのです。 お家の立地環境 外壁塗装には、足場の設置が欠かせません。当然足場の設置費用も掛かります。 足場を立てるには、最低でも70cmほど隣家との間にスペースが必要です。 そのため、工事前には足場を設置できるスペースがあるか確認することも重要です。 お隣との間にそんなにスペースがない、どうしても足場を立てることができない場合は、お隣の敷地を借りたり、できる範囲での塗装も検討しなければなりません。また足場を設置するために取り外したり移動しなければならないものがあるとすれば、その費用も見積に入れるべきでしょう。 お家の大きさや状態が分かったうえで、立地環境も確認すれば、実際の工事費用にかなり近い見積金額が算出できます。 外壁塗装工事の見積依頼のポイント 外壁塗装工事の見積を依頼する際には次の点に気をつけましょう。 現地調査を行ってくれる施工店に依頼する 最近ではネットやオンライン商談で見積もりが可能とうたっている施工店も増えています。 確かにまったくの概算であればおおよその金額を伝えることは可能ですが、先に説明した見積時の確認したいポイントは現地を確認しなければ正確な情報を得ることができません。 入口はオンラインであっても、工事前に現地調査に必ず来てくれる施工店に見積依頼をしましょう。 どこまで塗装するか明確に伝える 実際に現地調査をする段階で、外壁塗装の希望を明確に伝えることが大切です。 なぜならお客様の考える外壁と、施工店の考えている外壁が異なっていることがあるからです。 「塗れるところだけ」「見えている部分だけ」といった表現では言った言わないのトラブルになりやすいので、玄関側の1面だけでよいならこの面だけ塗装したいと明確に希望を伝えましょう。 見積では「外壁塗装工事 一式」と言って表現で見積もりをもらうことがありますが、一式にどこまでが含まれているのか明確でないためトラブルになりやすい見積の記載方法です。   外壁塗装工事の見積なら塗り達! 外壁塗装工事の見積は、工事前に算出するためあくまで概算です。 しかし基本的には現地調査で補修の有無などを確認して算出するので、金額が大きく変わることはほとんどないといえます。 工事が始まってから思ってもみなかった補修が必要になるケースもまれにはあります。 しかし初めから必要な補修を入れ細かなったり、塗装面積も適当な計算で見積もりをしていれば、工事後の請求金額は全く違った金額になるかもしれません。 できるだけ正確な見積をもらって比較検討するためにも、きちんと現地調査を行ってくれる施工店を選んで見積依頼をしてくださいね。 外壁塗装のご相談は塗り達まで!お気軽にご連絡ください。

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塗り達 施工事例 
2025年9月8日 更新!

屋根塗装で使うタスペーサー メリットや使えないケースも解説

2025年9月8日 公開 タスペーサーは主にスレート屋根の塗装時に使う部材の1つです。 タスペーサーを使うことにはメリットがたくさんあり、スレート屋根の塗装に欠かすことができないといえるほど。 そんなタスペーサーの特徴から、タスペーサーを使わないケースについても解説します。 タスペーサーの特徴と役割 タスペーサーはスレート屋根の隙間を確保するために塗装時に挿入する部材で、縁切り材とも呼ばれます。 手のひらに乗る大きさで、軽量で頑丈です。 役割 タスペーサーは、スレート屋根を塗装する際に、塗膜で屋根材同士がくっついてしまうことを防ぐ役割があります。 スレート屋根は少しずつ重ねながら葺かれていて、重なり合っている部分には隙間があります。 この隙間は降った雨の通り道となっていて、スレートの下に雨が溜まらないようになっています。 塗装をすると、この隙間が塗膜でふさがってしまい、スレートの下に入り込んだ雨が出られなくなってしまうため、隙間を確保する必要があります。 そこで使うのがこのタスペーサーです。 塗装時に挿入することによって隙間を確保して、雨の通り道を確保することができるのです。 タスペーサーを使うメリット タスペーサーが重宝される理由は、次の通りです。 縁切り作業の手間がない タスペーサーが使われる前までは、塗装後にカッターで塗膜を切り裂いて、隙間を確保する作業を行っていました。 この作業は「縁切り」と呼ばれるため、タスペーサーは「縁切り材」ということもあります。 屋根全体の縁切りを手作業で行うと、大きな屋根であれば1日はかかってしまいます。 タスペーサーを使えば、挿入するだけなので手間はおよそ3分の1になるともいわれます。 塗装後の縁切り作業を行う必要がなく、効率も時間短縮にもつながるため大変メリットがあります。 塗膜を傷つけない 塗装後に塗膜をカッターできるということは塗膜が傷ついてしまうということです。 せっかくきれいに塗装したのに、わざわざ傷をつけるためとってももったいないことに。 あらかじめタスペーサーを入れておけば、塗装後の美しい状態のまま引き渡すことができ、耐久面でも美観性からもメリットが大きいといえます。 タスペーサーを使わないケース 最後にタスペーサーを使わないケースをご紹介します。 それは、勾配が6寸以上あるスレート屋根の場合です。 実際にタスペーサーを販売している会社に問い合わせたところ、 急勾配のためタスペーサーが必要ない、また抜けてしまう恐れがあるため使わないことを推奨しているということでした。 ケースバイケースではありますが、縁切りを行う屋根の場合は、タスペーサーを使う方がメリットも大きいため、スレート屋根の施工の場合は確認してみるとよいでしょう。 屋根塗装のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!

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2025年9月7日 更新!

外壁塗装と一緒に施工が◎ お家のメンテナンスはまるごと行うのがおすすめな理由

2025年9月7日 公開 お家は外壁のほかにも屋根や付帯部、ベランダやバルコニーの防水工事など、様々な場所で経年劣化が起こります。 「外壁塗装の見積を取ったら、屋根や防水工事もおすすめされた」 「一緒に行うメリットはあるの?」 「一度に工事しても大丈夫?」 お家の外装のメンテナンスが必要な場所は多岐にわたりますが、一度に工事を行うとなると費用面でも心配がありますよね。しかしお家をまるごとメンテナンスすることにはメリットがたくさんあります! 今回は、外壁塗装と一緒にメンテナンスがおすすめな部位や、メリットについて解説します。 これから初めて外壁塗装や外装メンテナンスを計画されている方は是非参考になさってください。 外壁塗装と一緒に行うのがおすすめな部位・工事 外壁塗装工事と一緒に行うのがおすすめな部位や工事をご紹介します。 屋根 屋根がスレートや金属、アスファルトシングルなどの場合、塗膜が劣化しますので、塗装工事がおすすめです。 日本瓦の場合は塗装は必要ありませんが、瓦を留めている漆喰の補修をします。 default ベランダやバルコニー ベランダやバルコニー、屋上はあるお家では床面に防水施工がされていることが多いでしょう。防水層も紫外線によって経年劣化し、徐々に防水機能が薄くなるためメンテナンスの必要があります。 雨戸や樋などの付帯部 雨戸や樋、軒天、幕板、破風といった付帯部と呼ばれる部分も、様々な素材に合わせたメンテナンスが必要です。 外壁の塗装をすると、付帯部の劣化が思った以上に目立ちます。 一緒に塗装を行うことで、お家全体の美観性がアップします! #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 外壁塗装と一緒にメンテナンスがおすすめな理由 先ほど紹介した部位や工事が外壁塗装と一緒にメンテナンスするのがおすすめな理由は次の通りです。 足場組みが1回で済む 美観性がアップする メンテナンス計画が立てやすい 外壁塗装などお家まるごとメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁塗装をはじめお家回りのメンテナンスは多岐にわたります。 それぞれ別々の施工業者に任せるとやりとりも2倍、3倍と大変になってしまいます。 塗り達なら、外壁塗装・屋根塗装はじめ、屋根工事・付帯部工事・防水工事まで一括で承ることができます! お家まるごとメンテナンスは、ぜひ塗り達にご用命ください!

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2025年9月5日 更新!

屋根塗装の時期の目安は?塗料の耐久性や劣化症状のサイン

2025年9月5日 公開 屋根のメンテナンスとして塗装工事を行うべき時期の目安を知っていますか? 屋根は地上からはみえにくいため、傷んでいてもわかりづらい箇所です。 今回は屋根塗装の目安となる時期について、塗料の耐久性や劣化症状から解説します。 屋根塗装の時期の目安は築後10年 塗装工事が必要な屋根材は、およそ10年経ったら一度メンテナンスを考える必要があります。 塗装工事が必要な屋根材は、日本瓦以外のスレートや、金属屋根、アスファルトシングル等です。 戸建て住宅に多いスレート屋根は、およそ10年で表面の塗膜がはがれて劣化してきます。 これは使われている塗料の耐久性がおよそ10年のものだからですが、もっと耐久性の高い屋根材の場合10年では早すぎることもあります。 しかし、まだ大丈夫と放置していると、どんどん劣化が進み、塗装できないほど傷んでしまっていた、雨漏りしていたりすることもあります。 屋根の状態を把握しておくためにも、10年に一度は屋根点検を行うようにしましょう。 屋根の劣化症状 屋根点検の結果、次のような劣化症状が見られたら塗装時期のサインです。 塗膜の退色 屋根の表面の塗膜が劣化すると、色落ち(退色)が見られます。塗膜がかなり薄くなっていて、雨をはじくことができなくなっているので、雨が降ると色が濃くなり元に戻ったように見えます。 しかし屋根の表面ではじかれるはずの雨水が屋根材にしみこんでしまっているだけなので、塗膜をつけなおす工事が必要になります。 屋根材の割れ・欠け 塗膜が劣化して雨を吸い込み始めると、だんだんと屋根材自体がもろくなってきます。ちょっとした衝撃で割れたりかけたりするため、割れている部分が残っているうちに補修の上塗装を行います。   サビの発生 金属屋根の場合、塗膜の劣化によって金属がむき出しの状態になり、空気や水と触れ合ってサビを発生させます。 金属のサビは穴あきなど重大な損傷につながるため、錆止め塗装の上塗装工事を行います。 使用している塗料による耐久性の違い 前項で屋根の塗装は築後10年で一度点検するべきとお伝えしました。 一度塗装工事を行ったあとのメンテナンスについては、使用した塗料の耐久性が大きくかかわってきます。 例えば、 シリコン塗料:8~10年 フッ素塗料:10~13年 無機塗料:13~15年 とグレードによって耐久年数が異なります。 シリコンを使用して塗装工事をした場合、次回のメンテナンス目安は8~10年後ということになりますので、忘れず点検を行いましょう。 塗装時期がまだでも異変に気づいたら早期補修を 使用する塗料によっても耐久性は異なりますが、あくまで目安です。 「無機塗料を使ったから15年は持つ」とはいっても、台風や偶発的な損害で屋根にダメージが起こることもあります。 そのような場合は、耐久年数を待たず点検と早期補修を行いましょう。 塗り達では屋根の無料点検を実施中!ドローンで細部まで点検し、お客様ご自身にも屋根の状態を写真や映像でご確認いただけます。 屋根のメンテナンスなら塗り達にご相談ください!

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2025年9月2日 更新!

雨漏りでのリフォームは火災保険が適用できる?適用できないケースや注意点を解説

2025年9月2日 公開 雨漏りは木造住宅にとっては大変な脅威です。躯体を弱らせ、お家の耐久性に影響を与えます。 もし雨漏りが起こってリフォームを行うとなった場合、火災保険は適用されるのでしょうか? 今回は雨漏りによるリフォーム工事で火災保険が適用されるケースや注意点について解説します。 雨漏りによるリフォームで火災保険が適用されるケースとは 火災保険とは、建物や家財の損害について保証する保険です。 「損害を被った原因が火災である」ケースのほかに、 風災 雹(ひょう)災 雪災 等が原因の損害についても保証されます。 雨漏りという損害の原因が、火災保険の補償範囲内であれば火災保険を適用してリフォームすることが可能です。 例えば、火災保険が適用できる雨漏りとしては 台風で屋根が飛ばされ、雨漏りが発生した 雹で屋根に穴が開き、雨漏りした 等のケースがあるでしょう。 逆に、施工不良やメンテナンス不足といった自然災害以外の原因で雨漏りが発生した場合の補修については火災保険は適用できません。 ※火災保険については個別の契約で補償範囲が異なります。必ずご契約内容をご確認ください。 雨漏り補修のリフォームで火災保険を適用する場合の注意点 火災保険は火災のほかに風災や雹災など自然災害による損害が補償の対象となっています。 しかし、火災保険が適用できるかどうかを決めるのは保険会社なので、いくら 「この前の台風の強風で屋根が飛ばされたから雨漏りした」と主張しても、 「この前の台風の前からかなり劣化していた。そのため台風が来ていなくても雨漏りしていた」と判断されてしまうと火災保険は適用できなくなってしまいます。 経年劣化による雨漏りでリフォームを行ったばあいは火災保険の適用外となるので、日ごろからメンテナンスは欠かさないようにしましょう。 またたとえ補償対象のリフォームであっても、事後報告では火災保険を適用できないケースが多いでしょう。工事前に保険会社に連絡する必要があるため、雨漏り補修でリフォームする場合は必ず施工店に「火災保険を使うことを考えている」旨を伝えるようにしましょう。 雨漏り補修なら塗り達にお任せください! 雨漏り補修のリフォームで火災保険を適用する場合は、保険会社と施工店、お客様の3者で連携して工事を進める必要があります。補修を前提とした火災保険適用のための資料作成なども、塗り達にご相談ください。    

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外壁塗装業者に注意!l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達
2025年9月1日 更新!

屋根の点検商法に注意!被害に遭わないためのポイント

2025年9月1日 公開 先日ニュースにも取り上げられていた、屋根の点検商法による違法な工事が後を絶ちません。 直近では、宇治市で「市からの依頼で屋根の点検をしている」と偽って訪問し、必要のない工事を行って代金をだまし取ったとして業者が逮捕される事件が報道されました。 ▶屋根工事代金だまし取ったか 会社役員ら4人再逮捕 京都府警 京都府警だけでなく、国や各自治体も繰り返し注意喚起を行っています。それでも被害は後を絶たないため、改めて屋根点検商法の手口と対策を整理しておきましょう。 自治体からの依頼で施工店が屋根点検に来ることはない まず覚えておきたいのは、「施工店が自治体の依頼で各家庭を訪問することはない」という事実です。 補助金制度があったとしても、施工会社が「市の委託を受けています」と言って家庭を回ることはありません。 国や自治体が個別に訪問するケースは、せいぜい国勢調査や一部の行政調査程度です。 したがって「◯◯市の依頼で来ました」と説明されたら、その時点で疑ってかかるべきです。契約や点検の依頼はせず、必ず自治体へ確認を取りましょう。 知らない人を屋根に登らせない 「屋根を点検させてください」と突然訪問されると、「家の中ではないから」と軽く考えてしまいがちです。 しかし悪質業者の中には、点検と称して屋根に上り、わざと瓦を割ったり部材を外したりして「こんなに傷んでいます」と写真を見せる手口があり、大変危険です。 屋根の上はお客様自身では確認できないため、言われるがまま信じてしまうケースが後を絶ちません。見知らぬ業者に屋根へ上がらせるのは、家の中を自由に歩き回らせるのと同じくらい危険だと考えましょう。 悪質業者が使うよくあるセリフ 点検商法の業者は決まって似たような言葉を使います。 たとえば、 「近所で工事をしていて気づいた」 「瓦がずれて雨漏りしそう」 「今なら補助金が使える」 といったフレーズです。 急がせたり、不安をあおるような言い回しが特徴で、冷静に考える暇を与えません。もし突然このようなセリフを言われたら、その場では絶対に契約しないことが鉄則です。 実際の被害事例 報道されているように、宇治市では「市から依頼された」と偽った業者が不正に工事代金を請求する事件が起きました。 他の地域でも「瓦が落ちそう」「雨漏りしている」と虚偽の説明を受け、高額な修理代を払わされたという相談が後を絶ちません。共通するのは「突然訪問してきた見知らぬ業者」という点です。 実際に体験した事例では「近所で工事がありごあいさつに」という訪問です。 「近所で工事するからあいさつ回りかな?」と話を聞いていると、「〇〇市の委託業者で、この辺の住宅の工事をご案内している」と訪問営業でした。嘘ではなくても、言い回しによって誤解を与えるような言い方をわざとしてくるので、注意しましょう。 正しい点検・工事の依頼方法 屋根の状態が気になるときは、必ず自分から、信頼できる業者へ連絡しましょう。 地域で実績がある施工店や、建設業許可を取得している会社、口コミや紹介で信頼できる会社に依頼することが大切です。見積もりは複数社に依頼し、工事内容や金額を比較検討することで不正な請求を避けやすくなります。また、定期的に自宅の屋根や外壁を点検してもらうことで、「いつも見てもらっているから」と伝えることもできますし、不安に付け込まれるリスクを減らせます。 点検商法の被害に遭ったときの相談先 万一、強引に契約させられたり、不安をあおられて工事を依頼してしまった場合は、すぐに自治体の消費生活センターへ相談してください。 国民生活センターの「188(いやや!)」の電話番号でも最寄りの相談窓口につながります。泣き寝入りせず、専門機関へ相談することが解決への第一歩です。 国民生活センター 万が一契約してしまった場合の対応 訪問販売での契約にはクーリングオフ制度が適用される場合があります。 契約から8日以内であれば理由を問わず解除できるため、焦って工事を依頼してしまったときもすぐに対応しましょう。書面で通知することが必要になるため、できるだけ早く行動することが大切です。 「契約してしまった・・・」と相談することをためらっている時間はありません。もし強引に契約させられても、すぐに家族や市消費センターなどに相談しましょう。 塗り達はご依頼があれば屋根の点検を承っています 屋根点検商法は「突然の訪問」「不安をあおるセリフ」「自治体を名乗る」など、いくつかの共通点があります。最も大切なのは、見知らぬ業者を屋根に登らせないこと。そして、屋根や外壁に不安があるときは、自分から信頼できる施工店へ依頼することです。正しい知識を持つことで、悪質商法の被害を防ぎ、大切なお住まいを守ることができます。 塗り達では、お客様からご依頼を受けて屋根の点検や施工提案を行っています。 京都市内、京都府近郊で屋根についてご相談があればお気軽にご連絡ください!

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2025年8月31日 更新!

外壁塗装のゆず肌模様とは?特徴や施工方法を解説

2025年8月31日公開 「ゆず肌仕上げ」って知っていますか? 外壁塗装の塗り方の1つで、表面に細かい凹凸ができる塗装方法です。 果実のゆずの皮の表面にあるような凹凸なので「ゆず肌仕上げ」と呼ばれています。 ゆず肌仕上げには様々なメリットがあり、今も人気の高い施工方法です。 同時にとても技術が必要な施工方法なので注意点もあります。 今回はゆず肌仕上げについて、メリットや特徴、注意点を解説します。 ゆず肌仕上げの特徴と効果 ゆず肌仕上げは、塗装面が凹凸になる塗装方法です。 スプレーで噴射して作る方法と、粘度の高い塗料を鎖骨ローラーに含ませて手作業で凹凸をつけていくローラー塗装の方法があります。 防水性や耐久性の優れており、平らな印象になりがちなモルタル外壁でも美しく仕上がります。 ゆず肌仕上げのメリット ゆず肌仕上げのメリットは次の通りです。 凹凸で自然な陰影ができ意匠性がある 平面でのっぺらな印象になってしまいがちなモルタル外壁に自然な陰影が付き、建物全体に立体感が出ます。 耐久性が高い 粘度の高い塗料で若干厚付けの塗膜になるため、耐久性の高い塗装になります。 汚れが目立ちにくい 汚れが目立ちにくいので、お手入れが楽です。 ゆず肌仕上げの注意点 ゆず肌仕上げは、職人の技量が必要な塗装方法です。 とくにローラー仕上げの場合熟練の技が試されます。 あまり得意ではない施工店に無理にお願いすると、残念な仕上がりになってしまう可能性があるので、ゆず肌仕上げを希望される場合は、施工可能な職人がいるか事前に確認しましょう。 また、濃い色でゆず肌仕上げをすると、凹凸が目立ちにくい点にも注意が必要です。ゆず肌仕上げの美しさを最大限生かしたい場合は、淡い色をチョイスしましょう。   ゆず肌仕上げは塗り達にお任せください! ゆず肌仕上げは、外壁の仕上げ方法の中でも人気の高い施工方法です。サイディングや金属外壁にはない独特の意匠性がありますが、理想通りの仕上がりを求めるなら、熟練の職人が在籍する施工店を選びましょう。 塗り達は1級塗装技能士をはじめ外壁塗装のプロである職人が多数在籍。 塗り替え工事だけではなく新築の外壁仕上も手掛けているので、熟練度が一味ちがいます! ゆず肌仕上げのご相談は塗り達まで お気軽にご連絡ください。      

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2025年8月30日 更新!

外壁塗装の疑問を解決!よくある質問まとめ【工事中・施工方法編】

2025年8月30 日 公開   外壁塗装に関する疑問について、よくある質問をまとめました。 工事中・施工に関する質問 工事前にあいさつ回りはしたほうがいいの? 塗装工事を行う場合は、ご近所様へのあいさつ回りを行いましょう。だいたい10日~1週間前くらい前に終えておけると安心です。 どんな工事を行うのか、工事の予定期間、施工店の連絡先を伝え、生活道路を工事車両が通る場合などはあらかじめ伝えておきましょう。 雨の日は工事できるの? 雨の日は塗装工程は行うことができません。 安全が確保できるくらいの雨であれば、足場の組み立て・高圧洗浄作業は行うことができます。 下塗りや上塗りなど塗装の工程では、雨水が混ざると施工不良の原因になるため作業をお休みします。 洗濯物は外に干しても大丈夫? 基本的に塗装工事中は洗濯物は室内干しをお願いいたします。特に高圧洗浄時には洗濯物は濡れてしまいますので、外に干さないようお願いいたします。 足場なしで、はしごで工事できる? 外壁塗装・屋根塗装工事では足場の設置は必須のため、はしごでの施工はできません。 頼んでいない赤い塗料で塗られているんだけど!? 金属部分の塗装は、さび止め塗料を下塗りとして使用します。さび止め効果のある塗料は赤いものがあり、下塗りで赤いさび止め塗料を使っている可能性があります。 金属部分の塗装ではない、下塗りではない場合は、施工店が色を間違えている可能性が高いので、すぐに担当者に連絡しましょう。 その他疑問や不明点があればお気軽にご連絡ください!

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