
2025年3月7日 更新!
屋根塗装はツヤあり塗料がおすすめな理由
2025年3月7日 公開 屋根の塗装を行うと、塗装完了直後はギラギラとしてまぶしい!塗りたて感がすごい!と感じるかもしれません。 黒を選択しても光の反射で白っぽく見えるなど、光沢感が好みではないというお声も。 外壁塗装同様に、屋根塗装でも光沢感を消す「ツヤ消し塗料」がありますが、実は屋根はツヤあり塗料がおすすめです。 今回は、屋根塗装にはツヤあり塗料がおすすめな理由やツヤあり塗料を使うメリットをご紹介します。 屋根塗装で使う塗料のツヤ加減は選べる 屋根塗装で使う塗料は、色のほかにツヤ加減も選べます。 塗料は 顔料 樹脂 添加物 で構成されており、ツヤを消す場合は、添加物として「ツヤ消し剤」を入れることになります。 元々は入っていないツヤ消し剤(添加物)を入れて作られるのがツヤ消し塗料や3分艶・半艶と呼ばれる塗料になります。 屋根塗装でツヤあり塗料がおすすめな理由 屋根塗装ではツヤ加減を選ぶことはできるものの、ツヤあり塗料のほうがおすすめです。 ツヤ消し剤を入れることで塗料の性能が低下するから 屋根は紫外線や太陽の熱による影響を受けやすい場所です。同じグレードの塗料を使っても外壁よりも劣化のスピードが速いといわれています。 ツヤ消し剤を入れると、添加物を入れることになるため、塗料の本来の性能が低下することが知られています。 そのため、外壁と同じグレードの塗料でツヤ消し剤を入れてしまうと、劣化のスピードがますます速まり、屋根の劣化だけが早くなる可能性があります。 つや消し塗料を使うことによって、メンテナンス計画がしづらくなってしまうリスクもあります。 屋根は紫外線の影響が外壁より大きいから 屋根は垂直に立っている外壁に比べ、勾配はあるものの太陽光を大きな面で受け取っています。 そのため紫外線や太陽の熱による影響が大きく、外壁よりも劣化スピードが速いといわれています。 新築のお家でも外壁に比べて屋根の劣化が大きく進んでいる事例がたくさんあり、メンテナンスの際には屋根の塗料のグレードを外壁よりもワンランク上にすることをオススメする場合もあります。 せっかくワンランク上の塗料を使用してもツヤ消し剤を入れることによって、思ったより耐久年数が短くなってしまうことも。せっかくよい塗料を使うなら、余分なものを入れず性能がよいままで使用した方がコスパがよいでしょう。 選べる色や塗料が制限されることも 塗料メーカーによっては、性能が低下することや選択する人の少なさから、屋根塗料にはツヤ消し塗料を販売していなかったり、選べる色が少なかったりすることも。 せっかくの塗装工事でお気に入りの色を見つけてもツヤ消し塗料がない場合もあり得ます。 メリットやデメリットを知ったうえで上手に選びましょう 屋根塗装にはツヤあり塗料がおすすめな理由をご紹介しました。 塗料の事をよく知らない業者は、お客様のご希望通りにつや消し塗料を用意してくれるかもしれません。 しかし性能が低くなってしまうことや屋根の劣化が早くなるなどのデメリットを説明したうえで、お客様に選択していただくことがプロの施工店の仕事です。 「こんな塗料を使いたい」 「仕上がりイメージはこんな感じに思っているが合う塗料はある?」 「この塗料を使ってデメリットはない?」 どんなことでも塗り達にご相談ください!MORE