
2023年8月20日 更新!
外壁塗装の金額は、建坪・延べ床面積では決まりません! 工事金額の算出方法とは l塗り達
2023年8月20日 公開 お家の大きさを表す言葉や単位はいろいろありますよね。 「うちは30坪くらいの2階建てなんだけど」 「延べ床面積は100㎡くらいかな」 「「外壁塗装、いくらくらいになる?」」 実は、このようにご自宅の大きさをお伺いしても、外壁塗装の金額は算出できない、正確にはすごく幅のある見積金額の提示になってしまうのです。 では、何をお伺いすれば外壁塗装の見積が正確に出せるのでしょうか? 外壁塗装の工事金額は外壁の大きさで決まる 外壁塗装で金額を算出する主な要素は、2つ。 ①塗装する大きさ(外壁の面積) ②使う塗料 です。 つまり、 「いくらくらいの塗料を使って、どれくらいの面積を塗装するのか」 が、見積で一番最初に必要な要素です。 (もっと細かく言えば、必要な補修や足場の料金、人件費などが工事金額の内訳です) 塗料の金額は業者が把握しているので、お客様に希望を伺うだけですが、実際に塗る外壁の面積がわからないと、どれくらい塗料を使うのか?が算出できないため、必ず外壁の面積が必要になります。 外壁塗装の金額は、延べ床面積や建坪では算出できない?? 冒頭に出てきた 「30坪2階建て」の住宅。 といっても、いろいろなデザインのお家がありますよね。 総2階のものから、1階部分と2階部分の面積が違うタイプ、大きな窓がある、窓が少ない箱のようなデザインなど・・・ 建坪が同じでも、外壁の面積が全然違うことをイメージできますでしょうか? 外壁塗装では、窓や雨戸といった部分は塗装しないので、塗装面積にはカウントしません。 例えば、 南面がほぼ大きな掃き出し窓のお家 と 窓がほとんどない四角い家 では、同じ建坪であっても、塗装する面積が全然違ってくるということです。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ これと同じように、家の作り方によって同じ建坪でも延べ床面積は同じではないので、延べ床面積だけを伺っても外壁の面積はいくらなのか?を正確に把握することはできません。 とはいえ、30坪に建てられる2階建ての住宅の大きさはある程度決まってはいますので、まったく金額が出せないわけではなく 「平均でいくらくらい」とか 「○円~○○円くらい」 といった幅のある見積になってしまうというわけです。 見積は外壁の面積を正確に知るところから ただ、上の写真でもわかるように窓の大きさや開口部分によって塗装面積はかなり変わってきます。 これくらいだろうと概算見積を出しても、実際にご自宅を拝見すると 「思っていたよりずっと塗装面積が広い・・・」 ということもあり、その場合概算見積よりも大幅に金額があがった正式な見積を提示することになってしまうのです。 概算の見積よりも安くなればうれしいかもしれませんが、大幅に高くなった見積を見て喜ぶお客様は・・・おられませんよね。 できるだけ正確に、1度の見積で提示できるよう、塗装する外壁の面積を正確に把握することがとても重要なのです。 見積依頼時に現地調査を必ず行う理由 塗り達では、外壁塗装の見積依頼をいただいたら必ず現地調査に伺います。 この時に ・外壁の面積 ・外壁の劣化状態 ・必要な補修の箇所や数 などを確認しています。 これらはすべて見積金額に関係することなので、その時のリアルな劣化状況を正確に把握しておく必要があります。 つまり、「塗装面積×使う塗料」に「必要な劣化補修の金額」をプラスしたものが工事金額の内訳ということです。 ※見積してから1年、2年と経ってから工事をする場合、塗装面積に変わりはなくても劣化状況が進行している可能性があるので、再度見積もりが必要になります。 現地調査時には、このほか ・窓や雨戸の大きさや数 ・足場が建てられる広さがあるか なども確認します。 必要な補修をしっかりと行い、必要のない工事はお勧めしません。 後から上乗せ金額が出るようなことがないよう、適正な工事金額を見積できるように努めています。 見積・現地調査は無料!お気軽にご相談ください!MORE