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外壁・屋根材の記事一覧

外壁塗装 スプレーガン 吹付け工法
2023年2月12日 更新!

吹付け塗装とは? 工法や特徴を解説 l塗り達

2023年2月12日 公開   吹付け塗装は、スプレーやガンなどを使って塗料を吹き付けながら行う塗装のことです。   意匠性のある壁が作れるため、モルタルの住宅で、使われることも多い塗装方法です。 今回は吹付け塗装について解説していきます。   吹付け塗装とは 塗装は、刷毛やローラーなどを用いて塗る場合もありますが、エアスプレーやガンなどをつかって塗料を霧状にして塗装する吹付け塗装もあります。 吹付塗装は、モルタルなどで模様をつけ意匠性を持たせるために行ったり、金属製の雨戸などローラーや刷毛では塗りにくい箇所を塗ったりする場合も行われます。     吹付け塗装の特徴 吹付け塗装では、塗料が細かい粒子となってしっかり密着するので、表面が滑らかに仕上げることができます。 また、スタッコや吹付タイルといった意匠性の高い外壁も、吹付け塗装で作ることができます。     吹付け塗装は高い技術力が必要です。 スタッコ仕上げなどの場合、職人の技量やセンスによって仕上がりの良しあしが変わるため、そもそも吹付け塗装は行っていないという業者も存在します。 吹付け塗装を希望する場合は、行える職人がいるかどうかも確認しておきましょう。   関連 施工事例 ▼雨戸を吹付塗装で施工しています 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ八幡市 N様邸 |京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗...https://nuritatsu.com/works/32559八幡市で 外壁と屋根の塗替え工事をさせて頂きました。 屋根材はカラーベストでした。塗装がはがれ、撥水性がなくなってしまっていましたが、割れなどはなく、塗装でメンテナンスできる状態でした。高圧洗浄で汚れや旧塗膜をしっかりと落とした後(①)下塗りを丁寧に行いました。(②) 下塗りをしっかり丁寧に行うことで、下地である屋根材が強くなり、新しい塗膜との密着もよくなります。上塗りには、遮熱シリコン塗料のクールタイトSiを使用。遮熱効果のある塗料です。今回は、サックスブルー(CLR-115)をお選びいただきまし...   ▼柄のはいったサイディングボードを吹付塗装しています 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ京都市山科区 S様 |京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店...https://nuritatsu.com/works/35043今回、京都市山科区で屋根塗装・外壁塗装・付帯塗装工事のその他防水工事をさせて頂きました。 防水工事を行うことで、建物の内部に雨水が侵入することがなくなり雨水による建物の劣化を防ぐことができます。 S様、この度は誠にありがとうございました。                

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レンガ
2023年2月4日 更新!

レンガ l塗り達

2023年2月4日 公開 この記事では、レンガについて解説しています。   レンガとは、粘度に砂・砂利などを入れて混ぜ、型に入れて固めたもの。 圧縮・乾燥して固める「日干しレンガ」と、焼き固める「焼成レンガ」がある。 耐久性が高く、古くから建材として使われており、外壁材としても用いられる。   レンガを外壁に使う場合は、成形した形のまま積み上げて間をモルタルで固めていく方法と、スライスしたレンガを外壁に貼っていく方法があります。 積み上げレンガの場合、コストがかかる、工期が長くなる、技術がある業者が限られているなどのデメリットもあるが、基本的にメンテナンスフリーな素材のためメリットも大きいといえる。 スライスレンガの場合は、積み上げる方法よりも重量が少なくなるため耐久性もアップするが、貼り方が不十分の場合は落下の危険性がある。   いずれの場合も、地震が多い日本では耐震性を高める工事が必要になり、外壁でも一部アクセントのみの使用や、屋内や柱の一部などに用いられることが多い。                

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鎧壁の画像
2023年2月1日 更新!

鎧壁 l塗り達

2023年2月1日 公開   この記事では、鎧壁(よろいかべ)について解説しています。     鎧壁とは、左官仕上げの一種で、壁の表面を平らにせず、 斜めになっている板をずらしなが段々に重ねて張っている壁のこと。   木造民家の外壁に用いられることの多い伝統的な壁である。   板をずらしながら重ねて張ることで、板の隙間から風が吹き込むことがない。 雨も全て下へと流れ落ちるようになっている。   昔からあるお蔵などは鎧壁であることが多いため、 傷みがある場合、全面張替えで改修することもあるそう。      

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屋根塗装 瓦棒
2023年1月19日 更新!

板金部分の塗装で注意したいこと l塗り達

2023年1月19日 公開 「板金(ばんきん)」とは、板状にした金属のことです。 住宅であれば、庇や屋根、外壁材として使われていることもあります。 板金の部分を塗装する場合は、いくつか気をつけなければいけないことがあります。 板金塗装で気をつけること 板金は、金属なのでサビの発生に最も気をつけなければいけません。 塗膜の劣化は板金部分も同じように進みますが、金属部分がむき出しになれば素材がサビ、耐久性に問題がでることもあります。 板金の塗装ではサビの発生を抑制する、素材を保護することが求められるため、次の点に注意して塗装を行います。 ①下地処理 住宅のメンテナンスの場合、すでにサビが発生している可能性があります。 サビは、金属が空気と水に触れたときに化学反応が起きてできる腐食物です。 放っておくと、金属に穴があき、使い物にならなくなってしまいますので、取り除き新たなサビを発生させないようにする必要があります。 塗装の前には、他の部分と同じように高圧洗浄を行い、その後下地処理(ケレン)を行います。 ケレンとは、研磨作業のことで、サンドペーパーやスクレイパーなどを使って、手作業でサビを落としていきます。 表面似できたサビを取り除き下地をきれいにした状態で塗装工程に入らないと、塗膜の密着が悪くなるばかりか、残っているサビから新たにサビが発生してしまい、施工不良となってしまいます。 板金塗装に置いて、下地処理、特にケレンはとても重要な工程です。   ②下塗りに錆止めを使う 板金部分の塗装には、下塗りに錆止めを使います。 塗膜によって外部からの空気や水とは触れないようにできますが、塗膜の下の金属部分に防錆処理をしているのとしていないのでは、耐久性が大きく変わってきます。 そのため、板金部分の下塗りには、錆止めが鉄則です。   サビが進むと、金属部分が薄くなり最終的には穴が空いてしまいます。 穴が空いている箇所は、塗装で補修することはできないので、板金工事が必要になり、大掛かりな工事をすることになってしまいます。 板金部分にサビを見つけたら、そろそろ塗装工事のサインです。 早めのメンテナンスで、住宅を長持ちさせましょう。      

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左官仕上げ(パターン付け)
2023年1月11日 更新!

モルタル l塗り達

2023年1月11日 公開 この記事では、モルタルについて解説しています。   モルタルは、建築材料の1つで、セメントに水と砂を混ぜて作られるもの。 特徴 ・柔軟性があり、外壁材として使ったり、レンガやブロックの接着剤として使ったりする。 ・装飾性が高く、仕上げ材としても使われる。 ・強度は強くないため、基礎や構造体には使用できない   モルタルは、外壁の仕上材としてもよく使われ、左官仕上げで装飾性が高い外観を演出することができる。     コンクリートとの違い モルタルとよく似た素材にコンクリートがある。 コンクリートの材料は、セメント+水+砂+砂利 で、 混ぜられる砂や砂利のことを骨材という。  砂のように粒が細かいものを「細骨材」、砂利のような大きい粒のものを「粗骨材」と呼ぶ。 コンクリートは、セメントに2種類の骨材が混ざり合うことで強度が生まれ、基礎や構造体に使用することができる。 一方、粘度が高いため、加工しにくく、装飾などには不向きな素材である。   関連 施工事例 モルタルの施工事例はこちら    

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板壁の画像
2023年1月8日 更新!

板壁 l塗り達

2023年1月8日 公開 この記事では、板壁について解説しています。     「板壁」とは、木の板を張り合わせた壁のこと。   特徴 昔から、多くの建築物では、一般的に板壁が使われていたが、 徐々に、「塗り壁」へと移り変わっていった。   板壁は自然素材を用いているため、常に一定の枠から人気がある。   しかし、板壁にはすきま風が入りやすく、また火も回りやすいという欠点があるが、   仕上げや下地の際に、水を使用することが無い為、乾燥時間がかからないというメリットがある。 また、建物を燃えにくくするために、耐火性の加工を施した上で使用することもある。     用途 <外壁として使用する場合> 土壁を保護する目的で設置される   <内壁として使用する場合> 目に見える仕上がりの部分に用いられる(化粧材という)   近年ではほとんど採用されていないが、和風の建築などがお好みの方におすすめ。     種類 板の張り合わせた方によって変わる。   <縦羽目板> ジョイント部分に隙間ができないよう凸凹に加工されている。   <横羽目板> 長さ方向を水平に連続して張った板のこと。 または、その張り方のこと。   <下見板> 壁の横板張りのことで、少しずつ重なり合うように取り付けられている。  

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金属系サイディングの画像
2023年1月2日 更新!

金属系サイディング l塗り達

2023年1月2日 公開 この記事では、金属系サイディングについて解説しています。     金属系サイディングとは、柄の付いた金属板と断熱効果がある板によって構成された外壁材。   工場の一貫した製造ラインで生産されているため、均一な仕上がり、 他の外壁材に比べて軽量のため、張り替えが簡単で施工がしやすい。   そのため金属系サイディングの外壁材を使用することで、 工期を大幅に短縮し、工事費用も抑えることが可能。       種類 表面には以下の4種類の材料のうちいずれかの塗装金属板が使用されている。 ・ガルバリウム鋼板 ・塗装溶融亜鉛めっき鋼板 ・アルミニウム合金塗装板 ・塗装ステンレス鋼板     特徴 施工がしやすい軽量な材質に加え、断熱性と省エネ効果があるため環境にも優しい。 人気の高い外壁材のひとつ。   他の外壁材ではひび割れ・凍害の心配があるが、 金属系サイディングだとその心配は無用。   一方で、金属製の外壁材なので、水に当たるとサビやすくなる。 サビの発生や悪化を防ぐためには、定期的な塗装メンテナンスが必要。     耐用年数 耐用年数は約30~40年といわれている。    

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サイディングボード
2022年12月22日 更新!

窯業系サイディング l塗り達

2022年12月22日 公開 この記事では、窯業系サイディングについて解説しています。   窯業系サイディングは、セメントに繊維質や添加物を混ぜ、板状に形成した外壁材。 形成の際に高窯で高圧・高温をかけ、乾燥させて作ることから窯業系と呼ばれる。  機能性、デザイン性に優れ、色やデザインのバリエーションが豊富。   種類 厚さ:14mm~26mm 長さ:現在は、3,030mmまたは、1,820mmのものが多い 幅 :450mm、910mm、1,000mmのものが主流 表面の塗装:アクリル系塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、無機系塗料などを使用して、予め工場で塗装してあるものと、無塗装のものがある。無塗装のものは、現場で塗装を行う。   用途 主に、建築物の外壁材として使われる。 現在、日本の新築戸建て住宅の約75%で使われており、住宅の外壁材の主流となっている。   特徴 軽量かつ丈夫で、耐火性や断熱性能にも優れている。 デザインや色のバリエーションが豊富で、レンガ調やタイル調などのデザインで好みの外観にすることができる。 初期費用が安価で、軽量のため施工期間が短いために、新築住宅の施工で多く使われる。 一方、熱が蓄積しやすい、素材自体に防水性能がないので、劣化症状が出たらメンテナンスが必要。  

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