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雨漏り修理の記事一覧

アルミテープ
2025年10月15日 更新!

雨漏りはDIYで直せる?できる範囲や注意点を解説

2025年10月15日 公開 雨漏りしたらプロの施工店に早期補修を依頼するのが一番ですが、中には自分で何とかできないかなぁと考える方もいらっしゃるでしょう。 DIYでの雨漏り補修は、失敗してしまうと雨漏りが拡大したりけがをしたりと取り返しがつかなくなってしまいます。むやみやたらに行うのではなくできる範囲・できない範囲や注意点を知ることが大切です。 今回は、DIYで雨漏りを補修する際の注意点や、補修できる範囲を解説します。 DIYで補修できる雨漏り DIYで補修可能な雨漏りとは、「大雨や強風を伴う雨の時だけ起こる雨漏り」かつ「雨の侵入経路が1階である」ケースです。 例えば、1階の窓の雨が吹き込んでくる場合に雨漏りする、土砂降りの時だけ樋がオーバーフローするといった場合です。2階や屋根など高所で発生している雨漏りの場合は、危険なので絶対にご自分で補修を試みないようにしてください。 DIYでの補修はおすすめしない雨漏り DIYでの補修をおすすめしない雨漏りは、常時起こっている雨漏りや屋根など高所が発生源の雨漏りです。 前述のように屋根の上などは滑りやすく大変危険なので登らないようにしましょう。 また通常の雨や、小雨でも雨漏りが起こっている場合かなり進行していることが考えられます。 躯体が腐食してたり、耐久性に影響が出ていることも考えられるため、目に見えている部分の補修だけではなくお家の内部の補修を要するケースがあります。DIYでの補修は難しい範囲になってきますので、プロの施工店に依頼しましょう。 DIYでの雨漏り補修の方法 DIYで補修できる雨漏りの場合の補修方法と注意点をご紹介します。 防水テープやアルミテープでふさぐ サッシ廻りからの雨漏りの場合、テープを使って隙間をふさぐ方法が最もポピュラーです。 台風の前だけサッシ廻りを補強するように使うと、雨漏りを防ぐことができます。 樋の掃除を行う オーバーフローしている場合は、枯葉やごみなどの詰まりを取り除きましょう。水の力は大変強いのでオーバーフローが続くと樋が破損することがあります。 大雨や台風予報の前には、点検を兼ねて掃除するとよいでしょう。 DIYでの雨漏り補修は簡易措置にとどめる DIYでの雨漏り補修は、簡易的な処置にとどめておくことが大切です。あくまで一時的に雨漏りしないように処置するだけで、本格的な補修はプロの施工店に任せましょう。 雨漏りの補修は雨漏りの症状をとめるだけではなく、腐食している下地を補修したり、劣化が進行している部材を補修したりしながら、確実に雨の入り口を突き止めてふさぐ必要があります。 シーリングを打ったり、板を打ち付けたりして一時的に雨漏り症状が止まったとしても、完全に補修できていなければ引き続き雨漏りが進行します。時間がたてばたつほどひどくなるので、できれば一回で直し切りたいところです。 シーリングでガチガチに固めたり、板を打ち付けてしまうと、補修に入る際にそれらの撤去から始めなければいけません。 撤去費用も余計にかかってしまうため、むやみにシーリングを打ったりせず、簡易的な処置にとどめて施工店を呼びましょう。 雨漏り補修は塗り達まで DIYでの雨漏り補修は、大雨など一時的に起こる雨漏りに対して、隙間をカバーするなどの応急処置を行うことができます。 雨漏り自体は止まらなくても部屋の中に雨が入るのを防ぐことができるので、何もしないよりは効果があるでしょう。 本格的な雨漏り補修ならプロの施工店にお任せください! お問い合わせは下記よりお気軽にどうぞ            

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2025年10月11日 更新!

屋根工事を行うべき劣化症状とは?お家の耐久性維持のためのポイント

2025年10月11日 公開 屋根のメンテナンスを行うための方法にはいくつかの種類がありますが、その中でも大規模改修と呼ぶ屋根リフォームが屋根工事です。 屋根工事ほどの大きなリフォーム工事を行うべき劣化症状について知って、上手にメンテナンス計画を立てましょう。 屋根工事とは 屋根工事とは、屋根を葺くことに関する工事です。 リフォームやメンテナンスに関する屋根工事では、例えば、 屋根を取り替える(葺き替え) 今ある屋根の上からあたしい屋根を葺く(カバー工法) 板金などの破損を補修する工事 等の工事があります。 屋根工事には分類されないことが多いメンテナンス方法としては、屋根塗装工事があります。 こちらは屋根材の塗膜を新しくする工事であり、屋根を葺く作業は含まれません(屋根の一部差し換えなどを行うことはあります) 屋根工事を行うべき屋根の劣化症状 屋根のメンテナンスを考えたとき、塗装工事ではなく屋根工事を行うべき時があります。 下記に様な劣化症状が見られたら塗装工事ではなく、屋根工事を検討します。 割れや欠けが多い スレートなど薄い屋根材の場合、あまりに劣化すると内側からもろくなり割れたり欠けたりすることがあります。 多少の割れや欠けは、差し替えやシーリングの補修で直せることもありますが、あまりの損傷が激しい場合は、塗装工事を行っても意味がないことがあります。屋根材にも耐久年数がありますので、劣化状態によっては屋根材を新しくすることを検討する必要が出てきます。 さびによる穴あきが発生している 金属屋根の劣化症状で最も警戒するべきなのがサビです。 サビは金属の腐食といわれ、塗膜が正常に機能していれば金属と空気や水が触れ合うことなくサビの発生を抑制できます。 しかしサビた状態で長期間放置していると、浸食がどんどん広がり穴あきなど深刻なダメージにつながります。 このような状態まで劣化していれば、次項の雨漏りもしている可能性があるため、葺き替え等の検討します。 雨漏りしている 屋根材がどんなにきれいに見えても、その下で雨漏りが起こっていることがあります。 実は屋根材自体に防水性能はなく、屋根材の下のルーフィングシートと呼ばれる防水性のあるシートが雨を防いでいます。 ルーフィングシートの劣化によって雨漏りが起こっている場合は、いくら屋根材をメンテナンスしても雨漏りは止まりません。屋根材をめくってその下にあるルーフィングシートの敷きなおしを行います。 下地が痛んでいる 雨漏りが進行していると、ルーフィングシートのさらに下の野地板や梁まで傷んでいることがあります。 このような場合も屋根材だけきれいにしてもそのうち重みに耐えきれなくなってしまい、崩落のリスクもあるため、屋根をめくって下地の補修を行います。 板金がなくなっている 台風などの強風の影響を受けやすい袖板金や棟板金は、屋根の隙間をカバーするために取り付けられている部材です。 板金が飛んで行ってしまうと、たちまち隙間が現れ雨漏りを起こします。 なくなってしまった板金は新しいものを取り付ける必要があるため、早期補修が必要です。 屋根のメンテナンスのご相談は塗り達! 屋根工事が必要になる劣化症状についてご紹介しました。 葺き替えやカバー工法などは、塗装工事に比べると費用も高額な大規模修繕になります。 雨漏りや使えなくなるほど屋根材が痛む前であれば、塗装工事でメンテナンスできることも多いので、定期的に点検し計画的なメンテナンスを心掛けましょう。 まずは屋根の状態を知ることから始めてみてください。 屋根点検・メンテナンスのご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!  

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2025年10月10日 更新!

モルタル防水とは? 防水モルタルとの違いも解説

2025年10月10日 公開 「モルタル防水」や「防水モルタル」という言葉を聞いたことがありますか? モルタル防水と防水モルタルはとても似ている言葉ですが、指す内容は別物です。 今回はモルタル防水について、また混同されやすい防水モルタルとの違いも解説します。 モルタル防水は防水工事の施工方法の1つ モルタル防水とは、モルタルを使った防水工事の施工方法の1つです。 ウレタン塗膜防水や、FRP防止など、防水層を作る方法が名前に入っています。 モルタル防水は、塗膜防水の1つともいえる方法で、一昔前まではベランダなどの防水工事に使用されていました。 しかし現在では、防水性の低さから戸建て住宅やマンションなどの防水工事では施工されることがなくなりました。 階下に部屋などのない庇の上部など、一部ではまだ施工されることがありますので、もしかすると見積書などで目にする機会もあるかもしれません。 モルタル防水の特徴は、防水層がひび割れしやすいことです。そのため、一度ひびが入ってしまうと簡単に雨漏りし、耐久性においては個体差がありすぎて何年くらいともいえない施工方法となっています。 防水モルタルとの違い モルタル防水が防水工事の施工方法なのに対し、よく似た名称の「防水モルタル」とは「防水機能を付加したモルタル」建材を指す言葉です。 汎用のモルタルはセメントに水と砂を混ぜ練ったもので、「セメントモルタル」とも呼ばれます。セメントモルタルは硬化すると水を通しにくくはなりますが、完全に防水なわけではないのです。そのため防水性が必要な場所への施工には「防水モルタル」が使われます。防水モルタルを使うシーンは、たとえばモルタル外壁の補修などがあります。 防水モルタルを使って防水層を作る方法が「モルタル防水」というわけです。 防水工事のご相談は塗り達 モルタル防水や防水モルタルについて解説しました。施工場所によってはまだまだ現役で使われているモルタル防水ですが、ベランダやバルコニーにはウレタン塗膜防止やFRP防水、シート防水などの施工を行います。 防水工事は施工場所や下地の状態によって最適な施工方法が異なります。 防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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2025年10月3日 更新!

突然の雨漏り「どうすればいい?」 雨漏りに関するよくある質問まとめ

2025年10月3日 公開 突然起こる雨漏り、困ってしまいますよね。 雨漏りについて「こんなときどうしたらいい?」というよくある質問をまとめました。参考になさってください。 天井から水がポタポタ・・・まずはなにをするべき? 天井から水がポタポタ落ちてきたら、まずは上階で水が出ていないか確かめましょう。 お風呂や洗面所から水があふれているなら、雨漏りではなく漏水です。水を止めることができなければ水道屋さんに連絡しましょう。 水の出所がわからない場合は雨漏りの可能性があります。点検や補修ができる業者へ連絡してみてもらいましょう。 業者をよんだけど、来るまでのあいだ天井からの水はどうすればいい? バケツなどで落ちてくる水を受けましょう。タオルや防水シートがあればそれも使用できます。 DIYでつかったコーキング材が残っていた!水が落ちてきてるところをとめてもいい? 雨漏りしている場合、水の出口をふさがない方がよいので、コーキング材は使わないでおきましょう。 雨漏りの補修は出口ではなく、入り口をとめる必要があります。水の出口をふさいでしまうと別の場所から出ようとして水が移動し被害が拡大します。 この前屋根の塗装をしたばかりだから、屋根からの雨漏りは考えられないですよね? 屋根塗装はあくまで屋根材の塗膜をつけなおす作業です。屋根からの雨漏りを防いでいるのは、屋根材の下のルーフィングシートと呼ばれる防水性のあるシートなので、このシートが痛んでいて補修できていない場合は塗装後でも雨漏りの可能性があります。塗装工事を行った施工店に相談しましょう。 この前の大雨で雨漏りしていたけど、天気のいい日は直っているみたい!様子見でいいよね? 一度起こってしまった雨漏りは補修するまで直りません。天気のいい日は一時的に症状がなくなっているだけで直ったわけではないので、雨漏りかもしれないということなら、一度点検を依頼しましょう。 このほか、雨漏りについてのご質問・ご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。

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2025年10月2日 更新!

大和ハウスの防水工事 特徴やメンテナンスの注意点を解説!

2025年10月2日 公開 大和ハウスは鉄骨系のプレハブ工法で建てられる耐久性の高さが特徴です。 鉄骨系の住宅の場合、防水工事の劣化による雨漏りは躯体のサビなど深刻なダメージを与えかねないため、メンテンナンスが必要です。 大和ハウスの防水工事 大和ハウスのベランダやバルコニーは、塩ビシート防水を施工しているケースが多く、シート防水のメンテナンスを行う必要があります。 またシートの上から床材を敷いていることが多く、めくってみるとかなり劣化していたというケースもあります。 シート防水の耐久性は、10~20年と比較的長く、外壁や屋根の劣化に比べて放置してしまいがちです。 しかし、シート防水の劣化を放置していると、雨漏りや下地の損傷などの影響が出るため、およそ10年経つ頃に一度点検を行いましょう。 シート防水の劣化症状 シート防水の劣化症状には次のようなものがあります。 色褪せ ひび割れ 破れ 膨れ 剥がれ シート破れやひび割れによって防水層の下に水が入り込んでしまうと、下地が雨漏りの状態になってしまいます。 そこから水分が蒸発する過程で膨れが生じ、シートの破損など劣化症状につながります。 シート防水のメンテナンスはどこに依頼する? シート防水のメンテナンス費用の相場は、6,000~7,500円/㎡くらいとなっています。 大和ハウスの定期点検でも、防水工事のメンテナンスを提案されるようですので、ハウスメーカーの点検・補修を依頼することはもちろん可能です。 また、防水工事を専門に行っている施工店でもダイワハウスの防水工事メンテナンスは可能なので、お近くの施工店で見積もり依頼してみるとよいでしょう。 防水施工専門店に依頼するメリット ハウスメーカーの防水工事メンテナンスを依頼するメリットは、ケースによっては延長保証などがあることです。 しかし実際に施工に来るのはハウスメーカーから依頼された下請けの職人なので、費用が高くなりがちです。 防水工事を専門に行っている施工店に依頼するメリットは、中間マージンがないためハウスメーカーに比べて費用が割安になる傾向にあること。 また防水工事を専門に行っているプロなので、様々な住宅の防水工事のケースを把握しており、腕のいい職人が施工してくれる可能性が高くなります。 ぜひ見積を取って比較してみましょう。 防水工事のご相談は塗り達まで! 大和ハウスの防水工事は、ハウスメーカーのほか防水工事を専門に行っている施工店でも可能です。 塗り達では大和ハウスをはじめ大手ハウスメーカー施工の住宅のメンテナンスも承っています。 点検や見積依頼は下記よりお気軽にお問い合わせください。  

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2025年9月28日 更新!

防水工事は排水のメンテナンスも一緒に行うのがおすすめな理由

2025年9月28日 公開 防水工事のメンテナンスを行うなら、床面だけではなく排水(ドレン)も一緒に行うのがおすすめです! 今回は、その理由やメンテナンス方法について解説します。防水工事のメンテナンスをお考えの方はご一読ください。 防水工事の排水の重要性 防水工事を施工するべレンダやバルコニーは必ず排水機能を持たせます。 きちんと排水できるようにするには、勾配と排水(ドレン)が必要です。排水できないとベランダがプールのようになってしまいます。 防水工事を行うと、水はしみ込むことなく表面に残ります。この水分を床面の傾斜を使って一か所に集め、排水させます。 排水がきちんとできていないと、防水施工した床に水が溜まり、カビやコケなどが発生して表面を傷めることになってしまいます。 排水のメンテナンス方法 排水(ドレン)は、防水工事施工時に取り換えたり、ドレンの周りの防水層を施工しなおして雨漏りしないようにします。 既存のドレンをと新しいドレンを取り替えて、ドレンの上から防水施工をします。こうして隙間からの雨漏りを防ぎます。 排水が詰まらないようにカバーなどをかぶせることもありますが、普段生活する中では、葉っぱや洗濯くずで排水が詰まらないよう、こまめに掃除を行うとよいでしょう。 通常防水工事の見積にドレン改修が含まれます 防水工事の見積を依頼すれば、通常ドレンの改修も含まれてきます。 防水工事の一緒のタイミングで行うことが望ましいので、もし見積書にドレン改修がない場合は施工店に一度確認してみましょう。 防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください!      

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2025年9月27日 更新!

雨漏り発生のサインはここにでる!早期発見のためのポイントも解説

2025年9月27日 公開 雨漏りは、早期発見・早期補修が大切です。 しかし雨漏りは、起こっているのがわかりづらいことが特徴でもあります。 雨漏りが起こったら、すぐにわかる場合と、わかりづらいサインしか出ない場合があります。注意したいのはわかりづらいサインで刻々と進行する雨漏りです。 そこで今回は雨漏り発生のサインについて、場所や症状を解説します。早期発見のためのポイントも合わせてご紹介するので最後までぜひご覧ください。 雨漏り発生のサイン 雨漏りの発生サインは次のような場所に現れます。 天井 室内の天井に水のシミが現れたら雨漏りのサインです。水が落ちてくるところまではいかなくても、確実に水がしみてきているのがわかります。 壁紙 室内の壁紙(クロス)の異変も見逃せません。ヨレやはがれ、カビの発生などは外壁の中で雨漏りが起こっているときのサインです。 床板 躯体にまで水が回ると、腐食によって床板が傾いたり軋みが激しくなるなどのサインが現れます。 サッシ廻り 台風や強風の雨の時だけサッシの内側が濡れるという場合も、雨漏りの可能性があります。天気に関係なくサッシの内側に水滴がつく「結露」とよく似ていますので、見逃さないようにしましょう。 外壁 実は外壁の剥がれも雨漏りサインであるケースがあります。経年劣化によるシーリングの隙間からの雨漏りなどで外壁の内側に水が回ると、塗膜がはがれることがあります。室内のクロスにも異変が起きますが、外側の外壁にも目を配りましょう。 室内の空気・覚えのない水音 目に見えるサインではありませんが、いつも生乾きのようなにおいがする、かび臭い、覚えのない水音などの場合も見えない部分で雨漏りが進行しているサインであることがあります。 思い当たる水音やにおいの発生源がないのに続くようであれば、外壁や天井裏の雨漏りを疑ってみましょう。 雨漏りの早期発見が重要な理由 雨漏り発生のサインは、わかりづらくても確実に表れてきます。しかしサインを見逃していると、どんどん雨漏りは進行していきます。 症状が一時的に収まったように思えても、修理をしない限りはお家をむしばんでいきますので、おかしいな?と思ったら雨漏り調査を依頼しましょう。 雨漏りサイン早期発見のポイント 雨漏りサインのいち早く気付くためには次のポイントに気をつけましょう。 室内の異常に目を配る 普段生活している空間で、なんとなく気になっていたけど見ないふりをしていた、というようなクロスのヨレなども定期的にチェックできるよう、こまめなお掃除やお片づけを行いましょう。 お家の外観に異常がないか定期的に観察する 毎日見るお家の外観に、「ん?」と思う違和感がないかチェックします。毎日念入りにというのは難しいかもしれませんが、半年に1度など定点観測を行います。古くなったから仕方がないとスルーせず、外壁のはがれ等が集中している場所があれば雨漏り点検を依頼してみましょう。 台風や悪天候後も念入りにチェック 台風や悪天候後には、屋根の一部が飛んだりして雨漏りが発生しやすくなります。 庭に見たことのないものが落ちていたり、大きな音を聞いたり、いつもと違うことがあれば念のため屋根点検を依頼してみましょう。 写真のような板金が台風で飛ばされると、現れた隙間から雨漏りが起こります。屋根の上は高所で危険なため、ご自分では上がらずに必ずプロのご依頼ください。 雨漏り点検・屋根点検は塗り達! 見逃しやすい雨漏りサインについて解説しました。 こんなサインがあるんだ~と知っているだけで、早期発見に一歩近づけます。 おかしいな?雨漏りかな?と思ったら、お早めに点検依頼をしましょう。 ご相談はお気軽に、塗り達までご連絡ください!                

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防水工事
2025年9月23日 更新!

防水工事の絶縁工法とは?特徴やメリット、密着工法との違いも解説

2025年9月23日 公開 防水工事の絶縁工法を知っていますか? 防水工事は雨の侵入を防いでくれる防水層を作る工事ですが、状態によって施工方法を変える必要があります。 なぜ変える必要があるのか、またそれはどんな方法なのか?疑問に思う方もいらっしゃると思います。 今回は防水工事の絶縁工法について解説します。 絶縁工法とは 防水工事の絶縁工法とは、下地と防水層が直接干渉しないように絶縁シートなどを間に入れて施工する方法です。 絶縁工法では、下地から防水層が浮いた状態で作られます。工事によっては通気緩衝工法と呼ばれることもあります。 下地に直接防水層を付ける密着工法と区別されます。防水工事は大きく密着工法と絶縁工法の2つに分けられます。 ▲密着工法で施工しているウレタン塗膜防水 絶縁工法の施工方法 絶縁工法の施工方法は次ぎん通りです。ここではウレタン塗膜防水の絶縁工法で解説します。 下地処理 最初に既存防水層をはがしたり、清掃したりして下地処理を行います。 絶縁シート敷設 次に絶縁シートを敷設します。 ウレタン1層目 シートの上から液状ウレタンを塗装します。液状ウレタンが乾いて硬化すると防水層になります。 ウレタン2層目 ウレタン塗装2層目です。 トップコート ウレタン防水層は紫外線に弱いためトップコートを塗ります。 完成 完成しました。 絶縁工法では、このような脱気筒と呼ばれる湿気を逃がす装置を付けます。 防水層の下にたまった湿気を逃がし、膨れやはがれを防止する機能があります。 脱気筒の設置は次項から解説する絶縁工法のメリットと深いかかわりがあります。 ▶脱気筒について詳しい解説はこちらの記事もご覧ください。 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ防水工事の脱気筒とは?特徴や使用目的を解説https://nuritatsu.com/blog/504902025年1月22日 公開 屋上やルーフバルコニーで見かけるこの金属の棒のようなもの、なんだかわかりますか?これは防水工事で使う脱気筒といって、雨漏りしている場所への防水工事に欠かせないものです。今回は、防水工事で使われる脱気筒について解説します。脱気筒の役割と特徴脱気筒とは、その名の通り水蒸気を外へ脱出させるための筒です。形は丸い土台に円柱がついているようなもので、片手で持てるくらいのサイズ感です。ステンレス製やアルミ製があり、一定の面積毎に設置します。防水工事では、防水層を作って上か... 絶縁工法のメリット 絶縁工法は、下地に直接防水層を作る密着工法に比べると、絶縁シートを敷いたり脱気筒を取り付けたりと手間のかかる施工方法です。しかし、それだけのことを行うメリットが絶縁工法にはあります。 下地の干渉を受けない 絶縁シートの上に防水層が作られているため、万が一下地にひびなどが入っても防水層には響きません。 下地がコンクリートなど場合亀裂が入りやすく、直接防水層を作っていると、もろとも傷が入ってしまいそこから雨漏りする原因になります。 絶縁シートががあるおかげで、下地の干渉を受けず、防水層を安定した状態で保つことができます。 下地からの湿気を逃がす 絶縁工法で施工すると、下地から上がってくる湿気を防水層の外へ逃がすことができるようになります。 この時に湿気を逃がす役割を担っているのが脱気筒です。 防水層は上から降ってくる雨を防ぐことができ、またそれが目的で施工するものですが、同時に下地からの湿気を逃がすこともできません。下地からの湿気とは既存の防水層の劣化によって吸い込まれていた雨水の事です。時間が経つといずれ蒸発していくわけですが、新しい防水層で上からがっちり蓋をしているような状態ですと、蒸発した湿気が逃げられなくなり、防水層を押しあげて膨れ等の原因になってしまいます。 防水層が膨れると、その部分から破れて劣化しやすくなり補修も必要になります。 あらかじめ絶縁工法で脱気筒を設置していると、下地から水蒸気が上がってきても逃がすことができるため、膨れが起こりにくくなるのです。 雨漏りしている下地でも施工できる 下地に雨水が吸い込まれているということは、雨漏りを起こしている状態ということです。 そのため、雨漏りしている場所への防水工事は絶縁工法が用いられます。 雨漏りしているのに密着工法でぴったり下地に防水層をくっつけて作ってしまうと、膨れ等施工不良の原因となります。 防水工事のご相談は塗り達! 防水工事は施工自体も大切ですが、下地の状態を見極めて適切な施工方法を選ぶことがまずは重要です。 雨漏りしている状態なら密着工法では施工不良となってしまうため、絶縁工法を選択し施工する必要があります。 まずは現在の状態を正確に把握し、施工が可能なプロの施工店にご相談ください。 防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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2025年9月22日 更新!

木造住宅の雨漏りはここが怖い!リスクや雨漏りの原因を解説 

2025年9月22日 公開 どんな場所でも起こると厄介なのが雨漏りですが、特に木造住宅では雨漏りによる様々なリスクがあり注意しなければいけません。 今回は木造住宅の雨漏りによるリスクや原因について解説します。 木造住宅の雨漏りはここが怖い リスクについて 木造住宅とは、柱や壁など主要部分に木材が使われている住宅の事です。 鉄筋造やコンクリート造に比べて費用が安価であること、吸湿性・調湿性に優れているため日本の気候に適していることなどがメリットで、日本の戸建て住宅の8割ほどが木造住宅となっています。 木造住宅は吸湿性があり、室内の湿度を調整し快適な空間を保つことができますが、水にぬれることには弱いため雨漏りは天敵ともいえます。 雨漏りが起こり、躯体や壁の木材が水にぬれると、 腐食 シロアリ 耐久性の低下 が起こるため、木造住宅にとって雨漏りは大変リスクが高い現象です。 雨漏りが起こって住人が困るのは、雨が落ちてくる、かび臭い、クロスがはがれてくるなど目に見える様々なことと思いがちですが、実は見えない部分で起こる躯体の腐食などが家の耐久性を下げ資産価値を下げるもっとも怖いところなのです。 クロスのはがれやカビくささは雨漏りの症状です。気づいたらすぐに点検・補修を行い躯体への影響が出る前に食い止めることが大切です。 木造住宅の雨漏りの原因 木造住宅で起こる雨漏りのほとんどは、経年劣化です。 屋根の劣化 外壁のシーリングの劣化 外壁のクラック 防水工事の劣化 など10年くらいで徐々に劣化してくるこれらの場所を定期的にメンテナンスすることで雨漏りは防ぐことができます。 また、台風による屋根や外壁の損傷など、外的な要因による雨漏りもあります。お家の異変に気づいたら見過ごさずに早めに点検を依頼しましょう。 木造住宅の雨漏り点検・補修は塗り達へ! 木造住宅で雨漏りが起こったら、即躯体が腐ったり、シロアリが発生したりするわけではありません。 時間が経つにつれて徐々に進行していくので、初期の症状で気づいて補修すればお家を守ることができます。 雨漏りの症状に気づいたらまずは無料の雨漏り点検をご依頼ください! 雨漏りの点検・補修のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。

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