塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

現場ブログの記事一覧

2022年3月16日 更新!

瓦屋根からガルテクト屋根へのリフォ-ム l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

      現代とは違い、昔の屋根材は瓦屋根かトタン屋根の2種類しかありませんでした、、   なので、お家を作る際は自然と瓦屋根を使う事が多かったのです。   近年では色んな屋根材が普及し、瓦屋根といったら昔のお家のイメ-ジをもたれるのではないでしょうか?   瓦屋根は、地震に弱い屋根が重いため倒壊の危険性があるという事で   塗り達でも、瓦屋根からガルテクト屋根へのリフォ-ムのご依頼を頂くことがあります。       ガルテクト屋根へのリフォ-ム事例         長年、雨風や紫外線にさらされた屋根は色褪せ瓦の割れなど劣化してしまっていたため   全て撤去し新しい屋根を貼りお直す必要がありました。     今回リフォ-ムさせて頂きました、ガルテクト屋根とは?     ガルテクトはガルバリウム鋼板にマグネシウム2%を加えて作られており   屋根材と断熱材が一緒になった屋根材となっています。   そして、ガルテクト屋根は高寿命で屋根材の端から端までみっちりと断熱材が貼られているので   夏は涼しく、冬はあたたかく金属製のため地震時の割れの心配がありません。   その他にもガルテクト屋根にはメリットがありますのでご紹介いたします。                 メリット①:非常に軽量で耐震性に優れている   軽量で断熱性や耐久性にも優れた屋根材です。   重量があると言われている瓦屋根と比較すると約1/10、その次に軽量なスレ-ト屋根と比較しても   約1/4程度の軽さを誇ります。   そのため地震があった時でも屋根の重みが負担にならないので、地震被害に備えたい方にオススメです。     メリット②:高い遮熱と断熱性   夏は涼しく、冬はあたたかく断熱性に優れていることがわかります。   冬に熱を逃がさないための断熱が、夏には熱を入れないための遮熱に効果を発揮し   高気密高断熱で健康的に暮らすことができるのです。         本日はガルテクト屋根についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか?   近年ではたくさんの屋根材があるのでどの屋根材にしようか迷いますよね、、   屋根材を選ぶ際に見るべきポイントを考え選んでいく事をおすすめ致します‼     ◎屋根材を選ぶポイント◎   ・重さ ・価格 ・デザイン ・耐用年数     屋根材を決める場合は、「重さ」から順番に考えると良いです‼       新築やリフォームを検討される際には、それぞれの屋根材のメリット・デメリットを知り   そして専門業者からしっかりと意見を聞き、ご希望に沿う屋根材を探してみてください♪      

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外壁 バイオハクリの画像
2022年3月15日 更新!

バイオ洗浄・バイオハクリについて l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

    今回は、バイオ洗浄とバイオハクリについてお話ししたいと思います。   塗装工事をする前に「清掃」や「洗浄」といった塗装面を綺麗にする目的の工程が入るのですが、 これらの工程を行う理由をご存知でしょうか??   まずは、バイオ洗浄からみていきたいと思います。       バイオ洗浄とは??   バイオ洗浄剤という薬品を使用して洗浄することです。   外壁には、砂や泥、雨だれ、排気ガスなど様々な種類の汚れが付着しており、 汚れの多くはカビやコケなどの菌類によるものです。   菌の繁殖が著しい箇所だと、高圧洗浄だけでは落としきれずに残ってしまい カビやコケなどが再度発生する場合があります。   そのようなときにバイオ洗浄は、 目に見えないカビやコケなどの菌類までしっかり死滅させてくれるので、 塗り替えをしなくても見違える様に綺麗になるのでおすすめですよ✨       なぜ塗装工事の前にバイオ洗浄を行うの??   外壁には砂やコケなどの目に見える汚れと、目に見えない菌による汚れが付着しています。   これらの汚れが付いた状態のまま塗装をしてしまうと、 塗料の付きが悪く、塗膜が形成されてもすぐに剥がれてしまったり、 仕上がりの表面が汚くなってしまうのです。   そのようなことにならない為にも! 塗装を施す前にはバイオ洗浄を行って表面を綺麗にしています       バイオハクリについて       バイオハクリとは、塗膜表面に塗布するだけで塗膜を浮き上がらせ、 躯体を傷つけることなく、簡単に剥がすことのできる画期的な塗膜剥離剤です。   毒性が高いとされている「メチレンクロライド」を含んでいないため、 環境安全性、作業者安全性などに優れた技術として注目されています。   これまで使用されていた剥離剤は、 反応時間が早く、塗布した箇所をその日のうちに除去しなければいけませんでした。   しかし、バイオハクリは、塗布後12時間以上経てば剥離が可能な状態を2~3日間維持することが可能です。   なので、工事をするにあたってスケジュールの融通が利きやすくなります。   また、浸透性が高いので、 約12時間以上で一番奥の塗装まで浸透し、下地との境い目を軟らかくすることが可能です。 さらには塗膜が飛散する心配がないので、一度で確実に剥離したものを回収することが出来ます!   作業の効率も大幅にアップしますので、おすすめですよ       バイオ洗浄やバイオハクリは、カビや苔の繁殖を根こそぎやっつけてくれる優れものです!!   塗装面をしっかりと洗浄することで、塗料との密着度も高まり より満足度の高い仕上がりが期待できると思います    

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2022年3月14日 更新!

現地調査は必ず必要?l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

  現地調査とは・・・   お家の塗装の御見積をさせて頂くにあたって、まずお家の状況や大きさなどを見なければなりません。   体の具合が悪い時はお医者さんに診断してもらったりするのと同じように、お家の劣化具合も実際に見ないと判断するのが難しいのです。いわばお家のお医者さんです。       お問い合わせいただいたときにだいたいいくらくらい?と仰る方もおられます。 塗り達では塗料ごとにパック商品としてわかりやすいように値段が設定されていますが、これは30坪(150㎡)までの設定です。(また、樋や庇、雨戸などの付帯部は含まれていませんのでそれぞれのお家ごとで変わってきます。)       お家の現状を把握することによってはじめて御見積を作成することができます。   何をするの? 実際に何をするの?家の中まで入るの?といったことも聞かれます。   塗装する面積、また、塗装しない面積を測ったり、劣化状況を調べたりします。(図面をお持ちのお客様にはご用意していただけるとありがたいです)     劣化状況も詳しくみていきます。 (劣化例:チョーキング…塗膜の劣化により粉が付く)     (劣化例:外壁の汚れ…雨水の跡や苔、藻などの汚れ)   ひび割れや剥げ、浮いている場所、雨漏りの箇所、などもお伝えください。丁寧にみていきます。   また、雨漏りが家の中までしているということでなければお家の中に入ることはめったにありません。   屋根の調査には 下から見えない屋根の調査にはドローンを使用し調査します。   (ドローン撮影の例)   屋根の劣化の様子は普段見えにくいので、普段はなかなか把握できません。 しかし、屋根は常に紫外線、雨風など直接受けますのでダメージが大きくなる場所でもあります。 よって、ドローンで上から見て、劣化状況を調べます。下から見ている状況とはまた違うことが分かるかもしれません 初めて見て驚かれる方もいらっしゃいます。     どのくらいの時間かかる? 多少の時間の差はあるかと思いますが、1時間前後だと思っていてください。 丁寧に調べさせていただきます。また聞きたいこと、気になる点もお話しください   お客様もご一緒に立ち会っていただけると、家のことで悩んでおられることなどをお聞きしながら  調べていくことができるので、有難いです!!!     現地調査のあとは しっかりと、お客様のお家ごとのプランを作成していきます✏✏✏   劣化状況、屋根材、外壁材などによっても施工の方法や塗料なども変わってきます。   御見積を作成しお客様に提出させていただきます💁‍♂️💁‍♀️   もちろん相見積でも大丈夫です!内容の違いについてもご相談くださいませ。 内容にわからない点がありましたら、どのようなことでもお聞きくださいね。    

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塗り達 施工事例 
2022年3月13日 更新!

“ケレン”の重要性 l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

  ケレンとは   塗装の工程の中で、[ケレン]という作業があります。言葉だけ聞いても聞きなれない方はイメージがわかないかもしれません。   意外と知られていないことですが、重要な工程の一つになります!この作業を丁寧にやっているかどうかで塗装の見た目が大きく変わってくるといっても過言ではありません   役割 塗装工程におけるケレンとは、鉄部に付着したサビや汚れ、塗膜などを取り除き、塗装面を整える作業です。 (鉄部以外にも木部にも行うこともあります)   浮いた部分があったり、古くなった塗膜が残っていたり、錆、汚れなどが付着したままでは、 どんなに丁寧に塗装をしていっても、見た目はもちろんのこと、すぐに剥がれたり浮いてきたりします       主に鉄部(雨戸、シャッターボックス、庇、金属屋根など)のサビ汚れを落として                                     塗膜がしっかり被塗面に密着するように素地を整えます。   鉄部は比較的、塗料の密着性が低いと言われていますのでここでしっかりケレンしておかないと、数年のうちに剥離する可能性があります     その上に下塗り材を塗っていきます。(鉄部の下塗り材は錆止め用のものを使います。写真では赤い色のものです。) 下塗り材も、上塗り材を密着させる効果もありますので、ケレン+下塗りのW効果でより密着性を高める効果が期待できます   作業には専用の工具やヤスリを使います。意外かもしれませんが、塗装面に細かい傷(凸凹)をつけることで、塗料の密着性をよくするという面もあります。(=目荒らし) たとえば・・・何かを書いたり色を塗ったりする際、ツルツルの面、もしくはザラザラ(小さい凹凸)した面のどちらが落ちにくいか考えてみたときにザラザラの面に書いたほうが落ちにくいですよね。     まとめ 塗装の前における重要な下地処理としてイメージできましたか?   このように  ケレン作業をしっかり丁寧にすることで、 仕上がりも綺麗に✨また塗膜の寿命も長持ちさせることもできます✨   見えにくい作業ではありますが、この工程をきっちり丁寧にしてくれる業者を選びましょう  

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付帯部塗装 
2022年3月12日 更新!

手抜き業者には要注意!!付帯部塗装は何回塗り? l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】

  手抜き業者には要注意!!付帯部塗装は何回塗り?   外壁塗装をご検討の方は特に読んでいただきたい、知っておいて損はない付帯部の塗装回数 そもそも付帯部とはどこかと言いますと【軒天・破風・庇・樋・雨戸・水切り】などの事をいい これらをまとめて付帯部と呼びます。   詳しい付帯部についてはこちら☟☟ 外壁塗装でよく聞く付帯部ってどこ??そぞれの役割は??   1.塗装回数 外壁塗装は最低3回塗りが基本ですが、その中でも付帯部は外壁とは違い最低2回が基本となります。 業者によって付帯部を1回塗りで提案される場合がありますがそういった業者には注意が必要です❗❗   2.付帯部の塗装工程 【雨戸編】  (1)ケレン作業   まず初めに旧塗膜を落とし、表面を整えるために「ケレン」を行ないます。 研磨と呼ばれることもあります。   (2)錆止め   次に水などからの腐食を防ぐため錆止めをしていきます。   (3)塗装1回目   錆止めの次に上塗り1回目になります。   (4)塗装2回目   1回塗りだけではムラができたり塗膜の耐久性がおちるので しっかりと2回塗りし施工完了となります。   【水切り編】 (1)ケレン作業  雨戸と同じように水切り部分にもケレンを行ないます。 付帯部のほとんどは同じ工程になります。   (2)錆止め  赤色の部分が錆止めした箇所になります。           (3)上塗り1回目  上塗りをしていきます。   (4)上塗り2回目 綺麗にムラなく上塗りをしていきます。 施工完了   3. まとめ ・付帯部は最低でも2回塗り ・1回塗りの業者は要注意 ・付帯部は何処の箇所でも工程がほとんど同じ  

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鉄部塗装の画像
2022年3月11日 更新!

サビが発生する前に鉄部塗装をおすすめします! l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

  お住まいの中で鉄を使用している部分ってどこだか分かりますか?   多くの方は、ベランダの手すりやトタン屋根を想像されるのではないでしょうか。   モルタルやタイルなどの外壁材にはあまり縁のないモノですが、 鉄部分には「サビの発生」がつきものですよね、、   今回は、そんな「鉄部の塗装」についてお話ししたいと思います。     鉄部の塗装について   鉄部の塗装は、外壁材に比べて耐久性が短いといわれています。 サビは一度発生してしまうと、一気に広がり、広範囲に渡って腐食していきます。 そうなると鉄自体の強度が弱まってしまうので注意しなければなりません。   通常、鉄部は塗装による塗膜で覆われている為サビの発生はありません。   しかし、年月が経ちますと経年劣化や地震などで 塗装に「ひび割れ」が出来てしまいます。   ひび割れた箇所から鉄部が剥き出しの状態になった場合、 雨や湿気による酸素を含んだ「水分と塩分」が鉄部に触れてしまい「酸化鉄」となります。   そうすると「サビ」が発生してしまうのです。   こうして繁殖力のあるサビが増えていくと 広範囲に渡って繁殖が広がり、鉄の内部にも進行してしまいます   内部にまで腐食が進むと、 まだ塗装されている鉄部の塗料まで剥がれ落ちてしまったり、 長く放置し続けた場合には、指で押すだけで躯体部分が曲がってしまうといった恐れがあるのです。       鉄部塗装の工程   鉄部の塗装はどのようにして行われるのか、みていきたいと思います。     ①劣化した塗膜とサビを除去 まずは、劣化している旧塗膜を取り除いていきます。 (サビがある場合は同時に取り除きます)   発生しているサビの面積が30%以上と広範囲の場合は、 ディスクサンダーやワイヤーホイールといった強力な電動工具を使用して除去していきます。   また、発生しているサビの面積が5~30%未満と狭い場合、 サンドペーパーやワイヤーブラシなどの手工具を使用して除去していきます。   最も軽度なサビの状態の場合は目荒らしを行います。 主な目的は、塗料の密着性を高めること。 鉄部の表面に細かい傷を付けて、塗料の接触面積を広げる作業です。     ②下塗り 下塗りでは、主にサビ止め用の塗料を塗布します。 噴射式のスプレーガンではなく、刷毛やローラーを使用して塗装を施します。     ③中塗り(上塗り1回目)&上塗り(上塗り2回目) 下地を保護する塗料を使用し、中塗りと上塗り共に同じ塗料を使います。 耐久性が期待できる「シリコン塗料」や「フッ素系塗料」が人気です。       鉄部塗装の劣化状態を確認する方法   塗料が劣化していく進行には段階があります。   紫外線や雨風によって常にダメージを受け続ける箇所には、 塗料を塗布することで「塗膜」を形成し、素材の表面を保護しています。   しかし、長い年月が経つと保護効果が薄れ、 塗膜の艶が無くなったり、色褪せなどの症状が出てきます。   「サビ」は鉄部が最も悪化したレベルの劣化症状です。   なので、サビが発生する前に塗り替え塗装をするのがベストなんですよ!   塗装された部分の塗膜の状態を確認する方法は、 色褪せが起こった後に発生するチョーキングと呼ばれる現象です。   劣化した部分を触るだけで手にチョークの様な粉が付着します。   鉄部の塗装が色褪せてきたなと感じたら、 その部分を触ってみて塗り替えの判断を行うと良いと思います  

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モニエル瓦の塗装完了後の写真です
2022年3月10日 更新!

モニエル瓦とは?メンテナンスの注意点について l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

宇治市の皆様こんにちは! 宇治市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店塗り達です。 いつも塗り達の職人ブログをご覧いただきありがとうございます♪ ブログでは、外壁塗装に関する豆知識やお家まわりの情報を発信しています。 ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!   宇治市の施工事例を見てみる ★塗り達 ってどんな会社?  <会社案内>はこちら★ ★<塗り達が選ばれる理由>  専門店の強みはこちら★ ★わたしたちにお任せください! <スタッフ紹介>はこちら★ 宇治市にお住まいの皆様!こんにちは! 3月8日の折込チラシはご覧いただけましたでしょうか? 3月11日~13日まで 本店・伏見店にてイベント開催です! 続々とご来店予約のご連絡を頂いております! ご来店予定の方はぜひ、ご予約ください!お待ちしております!   モニエル瓦という屋根材をご存じでしょうか? 別名:洋式乾瓦や乾式コンクリート瓦 とも呼ばれます。 日本瓦に比べて軽量である事とデザイン性の高さから今も人気の屋根材です(※2022年現在生産中止) 耐久年数も約30年ほどと、とても長持ちするよい屋根材ですが、メンテナンスはどうすればよいのでしょうか? 本日は、モニエル瓦の特徴やメンテナンスの注意点などをまとめます。   モニエル瓦とは?   モニエル瓦は乾式コンクリート瓦とも呼ばれているように、コンクリートを固めて成型し、着色している瓦です。 コンクリートといえば、耐久性の高さから建築の現場では欠かすことのできない建材ですよね。 瓦になってもコンクリートの耐久性は高く、防音性・断熱性・耐火性などの高い性能も持ち合わせています。 現在主流のスレート屋根や金属屋根などよりも、高性能な瓦材です。   メンテナンスフリー? 瓦といえば、日本には古くから日本瓦(陶器瓦)があります。 日本瓦は、お茶碗などの焼き物と一緒で陶器なので、割れたり欠けたりしない限りは塗装不要です。 (※瓦をとめている漆喰などの補修は定期的に必要です) モニエル瓦は、コンクリートでできていることから、塗装されていないと防水性はありません、 そのため、表面に塗装が施してあり、この塗装面が経年劣化します。 塗装面が経年劣化することで、防水性が下がり、瓦自体が水を吸い込み始めてしまいます。 そこから、雨漏りやカビの発生などにつながり、瓦材自体の劣化が進行します。 瓦が水を吸い込むと、乾燥→吸い込みの繰り返しで、それに伴い瓦自体が膨張・伸縮をします。 膨張・伸縮を繰り返す過程で割れや反りといった劣化症状が起こります。 そのため、塗装が劣化してくる10年ごろからメンテナンスの時期になります。   塗装するときの注意点 モニエル瓦の塗装にはいくつか注意するべき点があります。   ①高圧洗浄はしっかり 塗装における高圧洗浄は非常に重要ですが、特にモニエル瓦の塗装をする場合はしっかりと行う必要があります。 その理由は、モニエル瓦の着色スラリーと呼ばれる表面の層に関係します。 コンクリートを固めて着色した瓦材とお話ししたように、表面にスラリー層という特殊な塗膜を付けています。 簡単に言うと、セメントでできた着色料を塗っているのです。   メンテナンス塗装の際には、マイティシリコンというモニエル瓦のメンテナンスに最適な塗料を用います。 しかし、このスラリー層とマイティシリコンは密着性が悪く、古くなったスラリー層の上から塗装をしても、スラリー層ごと剥がれ落ちる可能性が非常に高くなります。 塗装前の高圧洗浄では、表面の汚れだけでなく、このスラリー層をしっかりと除去する必要があります。 そのため、特に洗浄力の高いトルネードと呼ばれる高圧洗浄機を使って、しっかりと洗浄する必要があります。   ②専用の塗料を使う カラーベストや金属屋根と比べて、塗料の吸い込みが激しいのがモニエル瓦の特徴です。 よく言われるのが、小麦粉の上に塗料を塗っていくような吸水性です。 塗っても塗っても吸い込まれていくため、カラーベストなどに使われる塗料は合わないのです。 先ほど出てきたマイティシリコンは、モニエル瓦のメンテナンス用に、瓦製造メーカーからも塗り替え推奨塗料として認定を受けた実績ある商品です。 オリエンタル塗料工業 マイティシリコンについてはこちら     下地によって使う塗料も最適なものを選ぶ必要があります。 瓦材が何なのかを確認することはとても重要です。   まずは現地調査を ご自宅の屋根材がモニエル瓦かな?メンテナンスの時期かな?と思ったら、まずは塗り達で現地調査を! 建物の劣化診断・またメンテナンスに費用についての見積まで無料でお作りしています。   屋根の診断には、ドローンを使用しますので、写真付きで詳しくご案内できます。   現地調査のご依頼は WEBまたはフリーダイヤルからどうぞ   3月11日~13日 春の塗装祭開催 また3月11日~13日のイベント期間中は、工事のことや見積のことをお気軽にご相談できる相談会も同時開催します。 他社様で見積をもらったけれど、この内容ってどういうこと? 本当に必要な工事なの? といったご質問にもお答えできます。 ぜひ、お気軽に塗り達<本店><伏見店>に遊びに来て下さい♪   またイベント期間中はWEBからの来店ご予約でQUOカード最大3000円分進呈中! ご来店には、便利なWEB予約をどうぞ 来店予約<WEB>はこちらから   宇治市で外壁塗装をお考えの方はこちら ~塗り達 は宇治市・京都市・八幡市 に地域密着~ 外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなど住まいのお困りごとやメンテナンスは塗り達へ   施工実績3400軒以上!!  塗り達の施工事例はこちら     <お客様の声>は私たちの宝物です。 たくさんの激励のメッセージ・ご意見をありがとうございます!   外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達  ショールームへぜひお越しください! <来店予約>はこちらから ご相談・現地調査・劣化診断・見積はすべて無料にて行っております 0120-503-439またはメールフォームよりお問合せくださいませ 京都市内に2店舗!塗装ショールームに遊びに来てください!! 塗装のことがよくわかるブース・塗り板のサンプル・体験コーナーなど京都市最大級のショールームに お気軽にご相談にお越しください♪   営業時間:9:00~18:00  毎日元気に営業中!! (年末年始を除く)    お問い合わせは、 0120-503-439  メール問い合わせも受付中   【本店】 淀ショールーム 〒613-0915 京都市伏見区淀際目町226-2 来店予約する   【伏見店】 深草ショールーム   〒612-0829 京都市伏見区深草谷口町55-1 来店予約する   ★<宇治市>で外壁塗装をお考えの方はこちら★ ★<八幡市>で外壁塗装をお考えの方はこちら★ ★塗り達 ってどんな会社? <会社案内>はこちら★ ★<塗り達が選ばれる理由>  専門店の強みはこちら★ ★わたしたちにお任せください! <スタッフ紹介>はこちら★  

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屋根 上塗りの画像
2022年3月9日 更新!

屋根塗装で使用する塗料の種類をみてみよう~上塗り塗料~

  前回の続きです☆   前回のブログ↓ 京都・滋賀の外壁塗装・屋根塗装・雨漏りなら塗り達へ屋根塗装で使用する塗料の種類をみてみよう~下塗り塗料~ l京都市、宇治市、八幡...https://nuritatsu.com/blog/39250  今回は屋根の塗装についてお話ししたいと思います。 屋根塗装を行う際は、屋根材の種類や求める機能性によって塗料を選びます。これは、外壁塗装を行う際にもいえることで、みなさんとても悩まれると思います。 屋根塗装は外壁塗装と同じように、常に外的要因にさらされていますので、劣化のスピードはおのずと早く、長期間の耐久性が求められます。 そして、人の目線よりも高いところにあり面積も広いため、頻繁に塗りなおすことができるものではありません。 だからこそ塗料選びは難しいですよね。...   前回、下塗り用の塗料についてご紹介させていただきました。 今回は、屋根のイメージを大きく左右する上塗り用の塗料についてご紹介したいと思います。           塗料の種類(上塗り用)   塗料によって耐用年数や機能が異なるので、ぜひ!塗料を選ぶ際、参考にして頂けると幸いです。   アクリル塗料   アクリル樹脂を主成分としている塗料で、高い耐候性と透明性を持っている。 日用品など身近な製品(標識や車輪用品など)で使用されている塗料。 耐用年数は短いが費用が安く抑えられるので、新築の住宅での使用が多い。     ウレタン塗料   ウレタン樹脂を成分とし、バランスのとれた性能でアクリル樹脂より耐久性が高い塗料。 弾性があるので塗膜に動きがあり、ひび割れを防いでくれる。 耐用年数は長くない為、次回の塗装は早めに予定を組むか、 早めに塗装をする予定がある場合などにおすすめ。     シリコン塗料   汚れがつきにくく自然環境への対候性が高いことから、お客様からの要望が多い塗料。 耐用年数は10~12年。 水性塗料と油性塗料に分けられ、それぞれ1液型と2液型に分けられる。 油性の2液型は品質や耐久性に優れているが、その分費用や手間がかかってしまう。 お客様の希望に合わせて品質と耐久性、費用のバランスをチェックする必要がある     ラジカル塗料   2010年代に登場した最新鋭のハイテク塗料。 ラジカルという物質は、塗料が紫外線を吸収することで発生し、塗料の劣化を引き起こしてしまう。 しかし、高耐候酸化チタンと光安定剤という成分を含めた結果、 “ラジカル”の発生を防ぐことができ、「ラジカル塗料」として塗装業界に広く知れ渡った。 施工場所を問わず汎用性に優れている。 耐用年数は12~15年。 性能が高いにもも関わらず価格が安い。コストパフォーマンスに優れている。     遮熱塗料   紫外線を反射し、効率よく逃がしてくれる。 そのため、家の中に熱がこもったり、室内の温度が上昇するのを防いでくれる。 夏には冷房費の節約、節電効果をもたらしヒートアイランド現象の対策にも貢献。 耐用年数は12~15年。 汚れに強い。     フッ素塗料   主成分は合成樹脂で、樹脂にフッ素が含まれている。 耐用年数は12~15年 シリコンより結合力が強く太陽光や紫外線に強い(断熱性とは異なる) 水と密着する性質があり、汚れが付着しても落ちやすいといった特徴がある 防カビ性、防藻性に優れている     無機塗料   セラミックやレンガ、鉱物などの炭素を含まない無機物が主成分。 雨や紫外線によるダメージを受けにくいので劣化しにくく、長期間にわたって保護できる。 耐用年数は18~20年。 カビやこけの発生を抑えてくれる。 価格は高くなるが、有機塗料と比べると火事のとき燃えにくい     塗料を選ぶ際のポイント   屋根は、人の目線よりも高い位置にあるため、全貌を見ることはなかなかできません。 しかし、せっかく塗装を考えているのであれば、家のことを第一に選びたいものです。   まずは、屋根材や外壁材の種類を確認した上で、素材に合った塗料を選んでください。   その上で、家の周辺環境や住宅街の景観なども考慮しつつ、 耐久性と予算のバランスが取れた塗料を探してみると良いでしょう。   そして、イメージに合った見た目に仕上げるために、 カラーサンプルやカラーシュミレーションを使いながら、 お住まいにぴったりの塗料を見つけてみてくださいね      

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屋根 下塗りの画像
2022年3月8日 更新!

屋根塗装で使用する塗料の種類をみてみよう~下塗り塗料~ l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】 

    今回は屋根の塗装についてお話ししたいと思います。   屋根塗装を行う際は、屋根材の種類や求める機能性によって塗料を選びます。 これは、外壁塗装を行う際にもいえることで、みなさんとても悩まれると思います。   屋根塗装は外壁塗装と同じように、常に外的要因にさらされていますので、 劣化のスピードはおのずと早く、長期間の耐久性が求められます。   そして、人の目線よりも高いところにあり面積も広いため、 頻繁に塗りなおすことができるものではありません。   だからこそ塗料選びは難しいですよね。。。   これから屋根塗装で使用される塗料の種類や選び方についてご紹介しますので、 少しでも参考にして頂けると幸いです     屋根塗装で使用する塗料   屋根塗装では、大きく分けて2種類(下塗り用・上塗り用)の塗料があります。   塗装の工程でみると、 下塗り→中塗り(上塗り1回目)→上塗り(上塗り2回目)の3段階に分けられます。     ①下塗り用塗料 【目的】 上塗り塗料をしっかり密着させることです。   外壁材と上塗りに使用する塗料との密着度を高めることは、 耐久性を高くすることに繋がります。   多くの方々は、色やデザインに目がいくと思いますが、 下塗り塗料をしっかりと塗装しておくことが重要なポイントです!   もし下塗りをせずに、 直接外壁材に中塗り(上塗り1回目)や上塗り(上塗り2回目)を塗装してしまうと 気泡が入ったり、塗料が外壁材に染み込んでしまう恐れがあります   また様々な要因から外壁材を傷めてしまう原因にもなりますので、 下塗り塗料は適切に使用することが求められているのです。     ②上塗り用塗料 【目的】 上塗り用の塗料は、機能性を付加し家を保護すること、 そして美観を守ることを目的としています。   必ず下塗り塗料の上から使用し、塗りムラの無いよう塗膜に厚みを付けながら 中塗り(上塗り1回目)→上塗り(上塗り2回目)と仕上げていきます。       塗料の種類(下塗り用)   下塗り用の塗料は3種類ありますので、それぞれの特徴をみていきましょう!     シーラー   外壁材と上塗り用塗料を密着させる機能を持つ。 外壁材に塗料が染み込むのを防ぐ。 塗装面にシミやひび割れなどの症状がなければ、 シーラーを塗布することで表面が平らになり、上塗りの工程がキレイに仕上がる。 水性と油性の2種類ある。 水性→モルタル、コンクリート、石膏ボード 油性→上記以外の外壁材  ※油性のシーラーは水性のシーラーよりも接着度が高いので、外壁自体の強度も高めることができる     プライマー   機能性はシーラーと同じ。 鉄、ステンレス、アルミなどの金属系サイディングボートやパネルに使用される。 外壁材のサビを落とすことはできない。 プライマーを塗布する前にはサビなどを取り除く下地処理を行う必要がある。     フィラー   シーラーやプライマーの機能に加えて、パテ機能が付いている。 外壁にシミやひび割れ、凸凹があると、そのまま上塗り塗料を塗布するのは困難なので、表面をならすためにフィラーがよく使用されている。 屋根材の状態によって、フィラーを用いられることがある。       次回に続きます☆ おたのしみに!!    

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